オタモイ・幸地区

2024年6月26日 (水)

霧が立ち込めたオタモイ海岸が幻想的だった(オタモイの駐車場から)

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先日6月22日(土)に、久しぶりにオタモイの海岸近くにある駐車場に行って、オタモイ海岸を眺めてきました。

現在、オタモイ海岸への遊歩道は立ち入り禁止で、海岸には下りることはできないので、駐車場から眺めることになります。

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実はこの日、オタモイの駐車場広場で令和6年度(2024年度)オタモイ地蔵尊例祭が13時から行われるということで、参加してきたんです。
※その様子についてはこちらの記事でどうぞ:令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題

(例祭の様子です)
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この日の天気は曇り空で、ぎりぎり雨は降らなかったものの、霧が立ち込めるあいにくの天気でったのですが、なんだかそのおかげといいますか、幻想的な風景になっていました。

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もちろん、天気の良い日は絶景となるのですが、これはこれで味わい深い眺めですね。

オタモイ地蔵尊が安置される海岸沿いの地蔵堂へ向かう遊歩道は落石が相次ぎ、2006年(平成18年)の土砂崩れによって閉鎖されて、以来現在も立ち入り禁止で通行止めになっています。

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オタモイ海岸といえば、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」があったことでも知られていますが、その代表的な施設で、断崖絶壁に建つ姿がとても印象的な料亭「龍宮閣」が昭和27年に焼失し、その後、遊園地は閉鎖しました。

(駐車場にはオタモイ遊園地の説明パネルがあります)
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この地にそのような遊園地や建物ががあったというのは、今となってはまるで幻だったかのようにさえ思えるのですが、近年、ここオタモイ海岸の観光スポットとしての再開発の話が進んでいますね。

どのような形で話が進んでいくのか気になっているのですが、先日の例祭の記事にも書いたのですが、個人的にはこの素晴らしい景観のオタモイが、オタモイらしいままで整備されていくといいのにな、と簡単ことではないないでしょうがそんなふうに思っています。

こちらはオタモイ海岸の駐車場に設置されている、写真撮影用の「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」です。Otaru_r20240622-135300

このフォトフレームは、ここオタモイ海岸の駐車場など、市内の眺望地点5か所にそれぞれ違うデザインで設置されています。
SNS映えスポット「Otaru Photo Frame」が誕生しました。 | 小樽市

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ということで、霧が立ち込めた幻想的だった、オタモイ海岸の様子でした。

オタモイ海岸オタモイ地蔵尊までの遊歩道の立入禁止について | 小樽市

【関連記事】
令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題
夕日に染まるオタモイ海岸を眺めてきました
ニュースより/「オタモイ遊園地」跡の再開発の可能性を検討する小樽商工会議所が初の現地視察

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2024年6月23日 (日)

令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題

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令和6年度(2024年度)オタモイ地蔵尊例祭が、6月22日(土)にオタモイの駐車場の広場で行われました。

時間は13時からで、主催はオタモイ地蔵尊例祭実行委員会です。

駐車場に祭壇を設けての例祭は昨年に続いての開催で、今年は三十数名が参加されていました。

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ご存知の通り、オタモイ地蔵尊が安置される海岸沿いの地蔵堂へ向かう遊歩道は落石が相次ぎ、2006年(平成18年)の土砂崩れによって遊歩道は閉鎖されて、以来現在も立ち入り禁止で通行止めになっています。

それで、オタモイの駐車場の広場で臨時祭壇を設けての開催となっています。

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もともと明治から昭和にかけて子宝地蔵として全国から信仰を集めていたオタモイ地蔵尊は、堂守の村上洋一さんが現地に住んで維持管理を行っていたのですが、その村上さんが2022年に亡くなり、以来管理者が不在となり、その維持管理が課題となっています。

ここオタモイ地蔵尊については、小樽商科大学客員研究員の高野宏康先生が周辺の地蔵尊と合わせ研究対象としていて、各新聞紙上などでその状況について語られているのをいつも興味深く拝見しているのですが、管理者がいなくなり、冬の雪の影響などで老朽化した地蔵堂があと何年もつか、といった状況だそうです。

その高野先生やオタモイ地区の住民、塩谷桃内まちづくり推進委員会などが、昨年(2023年)6月にコロナ禍で中断していた例祭を駐車場で開いたんですね。

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コロナ禍前の2019年までは、6月と9月の2回、堂守によって例祭が開かれていたそうです。なので昨年の例祭は4年ぶりだったんですね。

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オタモイといえば、昭和初期に龍宮閣などで知られるオタモイ遊園地が道内有数の観光施設として賑わったことはよく知られていますが、遊園地をこの場に作った理由の一つが、オタモイ地蔵尊だったといわれているんですね。

現在、ここオタモイ海岸の観光スポットとしての再開発の話が進んでいますが、地蔵堂の維持管理についてはそれとはまた別で、というかより急を要する課題でもあるかもしれません。

今後あと何年もつかといった状況の堂守のいなくなったオタモイの地蔵堂については、移転を含めた今後の対応を考えていかないといけないようです。

この日は例祭の後、高野先生による講演会、そして情報交換会が14時半〜16時で塩谷サービスセンターを会場に行われたのですが、すいません、残念ながらそちらは参加できませんでした。

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ということで、令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました。

個人的にはこの素晴らしい景観の中にオタモイ地蔵尊がその地に残され、その上でオタモイがオタモイらしいままで整備されていくといいのにな、と思っているのですが、それはなかなか簡単ことではないですよね。

※この日は天気が曇りでガスってましたが、なんだかオタモイ海岸がより神秘的な景観を見せてくれていました。Otaru_20240622-130107

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令和5年度オタモイ地蔵尊例祭公式FB | Facebook

※関連ニュース
全国から信仰を集めた小樽の「子宝地蔵」、存亡の危機…断崖中腹で堂守も不在 : 読売新聞
・2024年5月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(傷みが進むオタモイ地蔵尊)
・2024年1月30日・31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(どうなるオタモイ地蔵尊 上・下)
※昨年の例祭のニュース
小樽・オタモイ地蔵尊で堂守なき例祭 4年ぶり参加者募り、全道から40人 管理者の村上さん22年死去:北海道新聞デジタル

オタモイ海岸オタモイ地蔵尊までの遊歩道の立入禁止について | 小樽市

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2021年11月19日 (金)

オタモイ1丁目の「やまぶき公園」〜ここは児童公園No.48

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オタモイ1丁目を歩いていたら、小さな公園がありました。ということで、小樽の児童公園シリーズです。

その公園は「やまぶき公園」です(写真は2021年9月17日撮影です)。

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看板にいつもの公園番号は記されてなかったのですが、小樽市HP内の公園一覧を見ると、児童公園No.48でした。
※児童公園(街区公園)については、小樽市HPに公園一覧表があります。
都市計画公園・緑地一覧 | 小樽市

やまぶき公園の場所ですが(地図を最後に掲載しています)、今回は塩谷街道から行ったのですが、街道をオタモイ方面まで進んで行った時に、右手に高台の住宅街へと上っていく分かれ道があって、そこを上ったところの左側にありました。

(塩谷街道から住宅街へと入る右の坂道を上っていく)
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(坂を上った左にやまぶき公園が)
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遊具がいくつか設置されていました。

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また、旧国道のオタモイ入口からオタモイ町内に入っていくバス通り(おたもい線)からだと、バス通りに入って右手の塩谷街道を過ぎて、すぐの急な上り坂の途中に公園へ入っていく小さな階段がありました。

(バス停「おたもい入口」からすぐ右手に見える坂道を上る)
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(この坂道の途中右手に階段がある)
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(この階段の先にやまぶき公園が)
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(階段を上って公園へ)
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住宅街は先ほどの坂の上の向こうに広がっているので、通常、公園にはそちらの住宅街側からくるんでしょうね。

ということで、児童公園シリーズ、オタモイ1丁目の「やまぶき公園」の様子でした。

ちなみに、地図で見ると、やまぶき公園の場所はここになります。

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塩谷街道の幸・長橋からオタモイ方面へと曲がりながら下っていく気になる坂道
手宮方面へのバス停「色内川下」から通りに入ってすぐの石垣跡がなんだか気になったので

※児童公園の記事はカテゴリー「児童公園(街区公園)」にまとめてます。

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2021年11月18日 (木)

塩谷街道から高台のオタモイ・幸の住宅街に上る階段

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塩谷街道を市の中心部から長橋、さらに幸・オタモイ方面まで進んでいくと、道路は幸町からオタモイ町へ入るあたりから、大きくS字に曲がりながら下っていきます。

その途中の右手に塩谷街道から高台の住宅街へと上っていく分かれ道があって、さらにその曲がり部分には、その高台へと直接上っていく階段がありました(写真は2021年9月17日撮影です)。

(写真右の分かれ道のさらに、手前右奥に階段があります)
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(まっすぐが塩谷街道)

(この階段です)
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いや〜、こういう階段は気になるんですよね。

この辺りの塩谷街道沿いには住宅はないのですが、この高台の向こうは住宅街になっていて、住所でいうとオタモイ1丁目で、さらには幸町の住宅街も広がっていて、この時も学校帰りの生徒たち(長橋中かな?)が、階段を上っていくのが見えました。

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ということで、私も上ってみました。

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結構な長さの階段でしたが、上るとそこには綺麗な住宅が広がっていました。

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なんか、下からは住宅街は見えなくて、高台に上ると住宅街が広がってるのって、ちょっと面白いかも

階段を振り返った風景は、ちょっと木々で隠れてしまい、周囲は見渡せませんでした。

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ただ、少し階段の位置から歩いたら、住宅の間から、下の旧国道を周辺を見渡すことができました。

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帰りは、ぐるっと回って、先ほど塩谷街道から見た、分かれ道を下って、また塩谷街道に戻ってきました。

(先ほど、塩谷街道から見た分かれ道を下ります)
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(そして、塩谷街道に戻ります)
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ちなみに、今回の階段の場所はここです。

ということで、塩谷街道から高台のオタモイ・幸の住宅街に上る階段の様子でした。

【補足】
9月に塩谷街道を歩いてきて、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている小樽チャンネルマガジン2021年10月号(Vol.71)で、「塩谷街道を歩く」という記事を書いたのですが、今回の階段については書いてなかったので、補足で書いておきました。

ちなみに、塩谷街道がどこからどこまでかというのは、厳密にはよく分からないのですが、一般には旧色内小学校の下を通って長橋方面に向かい、長橋大通り(旧国道)と並行して高台の途中を通ってオタモイまで続く道路を指し、市道の名称としては「塩谷線」になります。

【関連記事】
塩谷街道の幸・長橋からオタモイ方面へと曲がりながら下っていく気になる坂道
手宮方面へのバス停「色内川下」から通りに入ってすぐの石垣跡がなんだか気になったので

※階段関連の記事は。カテゴリー「小樽の階段のある風景」にまとめています。

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2021年10月 8日 (金)

オタモイ海岸駐車場に設置されている撮影用「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」

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オタモイ海岸の駐車場に、写真撮影用の「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」が設置されています。

そこには龍宮閣が。

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オタモイ海岸といえば、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」があったことでも知られていますよね。

フォトフレームに描かれているのは、その代表的な施設で、断崖絶壁に建つ姿が印象的な料亭「龍宮閣」です。

龍宮閣は昭和27年に焼失し、その後に遊園地は閉鎖。今となっては、この地にそのような遊園地があったというのさえも、忘れられているかもしれませんね。

フォトフレームのイラストは、背景となる実際の景色と重ね合わせられるそうですが、なかなかうまく合わないかな(汗)

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この日、訪れたのは夕方で、景色も夕日の沈むオタモイ海岸で、これはこれでとても素敵な眺めだったのですが、ことフォトフレームに関しては、よく見えなかったので、次回は日中に行ってみたいと思います。

フォトフレーム(Otaru Photo Frame)が設置されているのは、ここオタモイ海岸駐車場のほか、天狗山山頂、毛無山展望所、旭展望台、祝津パノラマ展望台の5か所となっています。

SNS映えスポット「Otaru Photo Frame」が誕生しました。 | 小樽市

※かつて龍宮閣などがあった場所を通る遊歩道は、落石が相次ぎ2006年から閉鎖され、現在も立ち入り禁止になっています。現在、「オタモイ遊園地」跡の再開発について、小樽商工会議所がその可能性について検討しています。美しいオタモイ海岸をまた近くで、そして、断崖沿いの遊歩道から眺められるようになるといいですね。

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夕日に染まるオタモイ海岸を眺めてきました
天狗山山頂の第1展望台に設置されている撮影用「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」
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2021年9月30日 (木)

夕日に染まるオタモイ海岸を眺めてきました

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先日、夕日に染まるオタモイ海岸を眺めてきました。

現在、オタモイ海岸には下りることはできないので、駐車場から眺めることになります。

(2021年9月21日17:20頃撮影)
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いや〜、とても静かで、とても綺麗でしたよ。

(これが17:22頃)
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(これが17:23頃)
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オタモイ海岸といえば、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」があったことでも知られていますが、代表的な施設で、断崖絶壁に建つ姿が印象的な料亭「龍宮閣」が昭和27年に焼失し、その後、遊園地は閉鎖し、この地にそのような遊園地があったというのは、まるで幻だったかのようにさえ思えるものとなっていました。

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ただ、かつて龍宮閣などがあった場所を通る遊歩道は整備されていて、その後も、美しいオタモイ海岸を断崖絶壁から眺めることがきたんですよね。

しかし、その断崖沿いの遊歩道も落石が相次いで、2006年から閉鎖されて、現在も立ち入り禁止になっています。

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そこに、今年2月に「オタモイ遊園地」跡の再開発について、小樽商工会議所がその可能性について検討しているというニュースがあり、先日9月21日には、初の現地視察が行われたというニュースもありました。
※関連記事:ニュースより/「オタモイ遊園地」跡の再開発の可能性を検討する小樽商工会議所が初の現地視察

この美しいオタモイ海岸をまた近くで、そして、断崖沿いの遊歩道から眺められるようになるといいですね。

そうそう、オタモイ海岸の駐車場には、写真撮影用の「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」が設置されています。

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このフォトフレームは、ここオタモイ海岸の駐車場など、市内の眺望地点5か所にそれぞれ違うデザインで設置されています。
SNS映えスポット「Otaru Photo Frame」が誕生しました。 | 小樽市

ということで、今回は夕方に行って、夕日の沈むオタモイ海岸の眺めでしたが、そのため海岸の様子ははっきりと見えなかったので、次は日中に訪れてみたいですね。

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八区八景 オタモイ・赤岩地区 | 小樽市
オタモイ海岸オタモイ地蔵尊までの遊歩道の立入禁止について | 小樽市

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小樽図書館で「図書館の図鑑」第2巻「オタモイ遊園地」開催中!!(8月26日まで)【追記:8月14日で終了しました】
昭和初期のオタモイ遊園地の映像が小樽市総合博物館運河館で公開
観光船のオタモイ航路で祝津、赤岩、オタモイの絶景を見てきました
※その他のオタモイ地区の記事
オタモイ入口から町内へと入っていくバス通り沿いの様子〜市道「オタモイ通線」を歩く
オタモイ1丁目から幸4丁目へと上る勾配13%の坂道

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2021年9月23日 (木)

ニュースより/「オタモイ遊園地」跡の再開発の可能性を検討する小樽商工会議所が初の現地視察

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今年の2月に、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」跡の再開発について、小樽商工会議所が、その可能性について検討しているというニュースがありました。

これには、小樽で小樽芸術村などを展開する家具・インテリア製造小売り最大手のニトリが、専門的な地質調査などを行うための寄付(5千万円)をしたというニュースもあり、多くの方が事業の実現に期待を寄せていると思います。

その後、小樽商工会議所の設置した特別委員会による議論も始まっているようですが、先日、2021年9月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に、小樽商工会議所による初の現地視察が行われたというニュースがありました。

ニュースによると、初の現地視察は9月21日に海上と陸上から行われたそうで、海上からのオタモイ 海岸の見学及び、現在は立ち入り禁止になっている断崖沿いの遊歩道の視察を行ったそうです。

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(いや〜、視察に連れてってもらいたいです!!)

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いや〜、この再開発計画が実現するといいですね。というか、是非、実現してもらいたいです。

なにより、落石が相次いで2006年から閉鎖されて立ち入り禁止になっている、断崖沿いの遊歩道。ここの遊歩道はかつて龍宮閣などがあった場所などの海沿いの崖を通っているので、眺めが絶景なんですよね。

なのでまずは、この遊歩道が整備されて、また通れるようになるといいですね。

※関連ニュース
・2021年7月8日付北海道新聞朝刊第3社会欄そら散歩(復活待たれる「夢の跡」)
・2021年3月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(商工会議所が初の特別委)
・2021年3月27日付北海道新聞朝刊総合欄(再開発について、ニトリ会長)
・2021年2月25日付北海道新聞朝刊総合欄、27日付小樽・後志欄

【関連記事】
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2021年9月19日 (日)

コープさっぽろオタモイ店が2021年9月30日(木)午後6時をもって閉店するとのことです【情報提供】

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コープさっぽろオタモイ店が、2021年9月30日(木)午後6時をもって閉店するとのことです。

コープさっぽろオタモイ店は、長橋から続く旧国道沿いのオタモイ入口の交差点のすぐ先にあります。

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閉店を前に、店頭には丁寧な閉店のお知らせのが掲示されていました。

(クリックすると拡大します)
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実は、コープさっぽろオタモイ店が9月30日に閉店するという情報は、7月上旬に読者さんからいただいていたんですが、ちょっと掲載のタイミングを逃してしまいました(せっかく情報をいただいたのに、掲載遅れてごめんなさい)。

その後、Twitterなどでも、閉店に関してのツイートを目にしましたが、地域の食卓を支えるスーパーだったので、閉店の影響は大きそうですね。

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※情報提供、ありがとうございました。

《追記 2021.9.25》 
コープさっぽろオタモイ店は、1987年にオープンして以来34年となるそうです。
※参照:小樽オタモイ地区の人口減響く、「コープさっぽろオタモイ店」34年で閉店 | 北海道リアルエコノミー | 地域経済ニュースサイト

【関連記事】
【踏切のある風景】稲荷踏切〜長橋から続く旧国道沿いのコープさっぽろオタモイ店の裏にある踏切
旧国道のオタモイ入口の交差点から

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2021年8月12日 (木)

小樽図書館で「図書館の図鑑」第2巻「オタモイ遊園地」開催中!!(8月26日まで)【追記:8月14日で終了しました】

市立小樽図書館で、とっても興味深い、市民がコレクションする資料を"図鑑”に見立てて発表・紹介する展示会のシリーズ第2弾が開催中です。

「図書館の図鑑」第2巻「オタモイ遊園地」です。

※小樽市に8月14日〜8月31日の期間でまん延防止等重点措置が適用され、市立小樽図書館も8月15日(日) ~8月31日(火)の期間は図書の予約貸出しと図書の返却のみとなり、入館はできなくなってます。そのため、当展示会は残念ながら8月14日(土)で終了となりました(追記 2021.8.16)。

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ちなみに、第1巻は今年2~3月に開催された「大相撲」でした。

今回の第2巻「オタモイ遊園地」の開催期間は7月31日(土)~8月26日(木)ということで、図書館の階段を上がったところの2階ギャラリーにて開催中です。

※写真は許可をもらって撮影しました。

まず、階段前には手作りの立派な唐門(からもん)が!!

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階段横の壁面にも写真が展示されてました。

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そして、こちらが2階ギャラリーの様子です。

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今回のコレクターは、元小樽市職員の佃信雄さんという方で、とにかくその資料の豊富さに驚きます。

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オタモイ遊園地の絵はがきやパンフレットなどの資料もあり、これが本当に貴重な資料のオンパレードで、昔の絵はがきの風景と同じ場所から撮影した写真なども興味深かったです。

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漫画ゴールデンカムイ5巻の中に出てくる、オタモイ海岸の実際の写真も。

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昭和初期にあったオタモイ遊園地は、断崖絶壁に建つ姿がよく知られている料亭「龍宮閣」をはじめとした施設が集まる人気の遊園地だったのですが、昭和27年(1952年)にその目玉の龍宮閣が焼失し、その後、遊園地は閉鎖されます。

オタモイ 海岸の龍宮閣などがあった場所は、かつては遊歩道が整備されていたものの落石が相次ぎ、2006年から遊歩道は閉鎖され、以来、現在まで立ち入り禁止区域となっています。

が、そのオタモイ遊園地跡の再開発検討のニュースが今年(2021年)の2月にあったんですよね。そういった点でもタイムリーな話題ですよね。

実は見に行った日はとても暑い日で、他に所用もあってあまりゆっくり見られなかったので、これは期間中にもう一回見に行きたいです。

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【図書館の開館時間】
火曜日~金曜日:午前9時30分~午後7時
土・日曜日、祝日:午前9時30分~午後5時
【図書館の基本の休館日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の時は開館)/毎月最終金曜日
ホーム - 市立小樽図書館
イベント - 市立小樽図書館

※関連ニュース:小樽図書館 図鑑第2巻「オタモイ遊園地」(小樽ジャーナル)

※市立小樽図書館Facebookページより。

※参考:市立小樽図書館…図書館の図鑑第2巻「小樽オタモイ遊園地」開催は8月14日まで | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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2021年2月26日 (金)

ニュースより/オタモイ遊園地跡の再開発を小樽商工会議所が検討中〜ニトリの寄付を受けて調査へ

とっても気になるニュースがありました。

それは、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」跡の再開発を、小樽商工会議所が検討しているというニュースです。

2021年2月25日付北海道新聞朝刊総合欄に掲載されていました。

ニュースによると、小樽商工会議所は、遊園地跡の再開発に向けた勉強会を開催し、宿泊施設や歴史資料館を建設し、海岸に桟橋を設けてマリンレジャーにも生かすといった素案を作成したそうです。

そこに、小樽市内で小樽芸術村などを展開する家具・インテリア製造小売り最大手のニトリが案に同意し、専門的な地質調査などを行うための寄付(5千万円)をしたとのことで、3月にも地質や採算性の調査が始まるようです。

ちなみに、かつてあったオタモイ遊園地について、正式な開園時期は不明のようですが、昭和9年(1934年)にできた断崖絶壁に建つ姿がよく知られている料亭「龍宮閣」をはじめとした施設が集まる、人気の遊園地だったんですよね。

ただ、昭和27年(1952年)に龍宮閣が焼失してしまい、その後、遊園地は閉鎖されます。

オタモイ 海岸の龍宮閣などがあった場所は、かつては遊歩道が整備されていたものの落石が相次ぎ、2006年から遊歩道は閉鎖され、以来、現在まで立ち入り禁止区域となっています。

(2013年10月、観光船から撮影)
Otaru_img_0922_201310

もともと景観の素晴らしいところなので、ずっと立ち入り禁止のままなのはもったいないなと、なんとかならないものかと思っていたので、これはとても楽しみなニュースで、実現するといいですね。

※こちらは道新関連のアカウントによる、このニュースのツイートです。


※小樽市総合博物館のオタモイ遊園地開園当初の貴重な映像がありました。OtarujournalTV(小樽ジャーナル)のYouTubeチャンネルからです。

※こちらは龍宮閣跡の写真です(撮影時期は不明)。
Otaru_scn_0010t

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