市立小樽文学館・美術館

2025年10月30日 (木)

市立小樽文学館の「おたるBook Art Week 2025」(無料展示スペースで11月3日まで)〜回想・工藤書店

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小樽市内の店舗や公共施設などを会場に、本や本に関連する様々なアート作品・資料などを展示する、秋恒例の「おたるBook Art Week(ブックアートウィーク)2025」は、イベント公式開催期間をすでに終了しているのですが、実はこのイベントは例年、各会場によって開催期間が若干違っているんですよね。

今年は9会場で開催され、イベント公式開催期間としては2025年10月12日(日)〜10月25日(土)だったのですが、その後もまだ展示を続けている会場がいくつかあります。

市立小樽文学館の「おたるBook Art Week 2025」も開催期間が10月12日(日)~11月3日(月・祝)となっていて、まだ展示が続いています。

文学館の開館時間は9:30~17:00(入館は16:30まで)で、展示場所は文学館(2階)の受付から入って右側の無料展示スペースです(そこから先の常設展示コーナーや企画展示コーナーの見学には入館料が必要となります)。

今回の小樽文学館では「回想・工藤書店」と題して、1903年の創業から2016年の閉店まで小樽で113年にわたり営業した工藤書店の歴史を、写真など残された資料によってたどってます(フライヤーより)。

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(訪れたのは10月16日です)
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あの花園銀座商店街にあった、老舗の工藤書店についてということで、なかなか興味深い展示ですね。

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こちらは花園銀座商店街で営業中の工藤書店(2016年6月撮影。当ブログより)Otaru_20160621-150015r

そういえば、ちょっと前にずっと空き店舗だった花園銀座商店街の工藤書店跡で、なにやら工事が行われていたんだけど、なんの工事でどうなっただろう。今度見てこないと(関連記事:花園銀座商店街の旧だるま湯の建物の向かって左側でなにやら工事中!?【状況詳細未確認】

ということで、公式開催期間は終了していますが、11月3日(月・祝)まで展示を続けている市立小樽文学館の「おたるBook Art Week 2025」の様子でした。

【市立小樽文学館のイベント情報】
開催期間:10月12日(日)~11月3日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:基本月曜(10/13・11/3は開館)、10/14.15
【無料展示スペース】おたるBook Art Week2025 | 小樽市
小樽文学館

※この展示は無料で見学できますが、企画展示コーナーや常設展示コーナーの見学には入館料が必要となります。
・小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【無料展示スペース】おたるBook Art Week2025 | 小樽市

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おたるBookArtWeek
※Facebookページ:おたるBookArtWeek

【関連記事】
秋恒例「おたるBook Art Week(ブックアートウィーク)2025」が市内9会場で開催中(公式開催期間:10月12日〜25日)
小樽の老舗の本屋さん「工藤書店」が6月末で閉店(2016年の記事です)

※これまで行った今年の各会場の様子。
小樽図書館の「おたるBook Art Week 2025」(10月25日まで)〜千葉茂樹さんが訳した本展
Bar琥珀-OTARU-の「おたるBook Art Week 2025」(10月25日まで)〜NaNa.さんによる絵画・写真・立体作品などが展示
塩谷の「がたんごとん」の「おたるBook Art Week 2025」(10月24日まで)〜木平千尋「風のうた」展
Jeans Shop LOKKI(ジーンズショップロッキ)の「おたるBook Art Week 2025」(10月25日まで)〜「2019」by saru1/「オタルル」by ホリイヒトシ
小樽市総合博物館運河館の「おたるBook Art Week 2025」(10月27日まで)〜展覧会の記録―図録の楽しみ方

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2025年10月 4日 (土)

令和7年度第76回小樽市文化祭が今年も市立小樽美術館などを会場に9月25日〜11月3日の期間で開催されています

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令和7年度(2025年度)の第76回小樽市文化祭が、今年も市立小樽美術館などを会場に、9月25日(木)〜11月3日(月・祝)の期間で開催されています。芸術の秋ですね。

令和7年度第76回小樽市文化祭 | 小樽市

小樽市では毎年秋に小樽市文化祭を開催していて、今年も市立小樽美術館を主会場に、生涯学習プラザ・小樽市民会館・小樽市民センター(マリンホール)の4会場で、様々な種目の展示会や発表会が期間中に順次開催されていきます。

まずは最初に美術市展(公募)が市立小樽美術館にて9月25日(木)〜10月5日(日)の期間で開催されています。

場所は美術館1階奥の多目的・市民ギャラリーと2階展示室で、開催時間は午前10時〜午後5時(最終日午後4時まで)で、入場は無料です。

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今後、各種目の展示が順次開催されていきます。それぞれの日程などについては、小樽市HPやチラシに掲載されているので、見学の際に参考にするといいと思います。
令和7年度第76回小樽市文化祭 | 小樽市

参考までに、ここにも会場と各日程をざっと書いておきますね。

市立小樽美術館

※基本開催時間午前10時〜午後5時
美術市展(公募):9月25日(木)〜10月5日(日) 
書道市展(公募):10月9日(木)~10月12日(日)
写真市展(公募):10月16日(木)〜10月19日(日) 
盆栽展 :10月17日(金)〜10月19日(日)
お茶会(表千家):10月18日(土)~10月19日(日)※なくなり次第終了
書遊展:10月22日(水)〜10月26日(日)
合同華展:10月24日(金)〜10月26日(日)
小樽ユース展(市内の高校生、公募):10月29日(水)〜11月3日(月・祝)
押し花アート展:10月29日(水)〜11月3日(月・祝) 

※最終日の終了時刻は基本午後4時まで(書道市展、小樽ユース展は午後3時まで)。
※お茶会は両日とも午後3時まで。

※展示ごとに、美術館内の1階の多目的・市民ギャラリーや2階展示室などと、会場が異なります。
※美術館の基本開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)です。
※休館日は基本月曜日・祝日の翌日(土・日・祝の場合は休まず翌平日に振替)。

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生涯学習プラザ「レピオ」

俳句大会(公募):10月26日(日)午後0時30分から
短歌大会(公募):10月26日(日)午後0時30分から
川柳大会(公募):10月26日(日)午後1時から

※ 俳句・短歌・川柳大会の入賞作品は、大会終了後に市立小樽美術館にて展示予定(10月29日(水)~11月3日(月・祝))

小樽市民会館(ステージ)

日本舞踊の集い
11月3日(月・祝)午後1時30分~午後3時30分終了予定(開場:午後1時)
【実施団体】藤間流扇玉会、正派若柳流若力会、吉松派若柳流旭甫会

小樽市民センター(マリンホール)(ステージ)

もう一つの合唱祭~心と体を癒すひととき~
11月3日(月・祝)午後1時30分~午後5時終了予定(開場:午後1時) 
【実施団体】小樽合唱連盟、だいどうファミリーコール

おわりに

ということで、第76回小樽市文化祭が今年も9月25日(木)〜11月3日(月・祝)の期間で開催されています。

いずれも入場無料となっているので、近くに立ち寄った際には、会場に出向いて作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

※美術館では文化祭以外の展示は有料になります。
※市立小樽美術館利用案内はこちら。
利用案内(開館時間・休館日・アクセス) | 小樽市

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※参考
令和7年度 第76回小樽市文化祭 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
美術市展皮切りに第76回小樽市文化祭開幕!(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年の記事です。
令和6年度第75回小樽市文化祭が小樽美術館などで9月26日〜11月3日の期間で開催してます

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2025年9月14日 (日)

小樽美術館で小樽のガラス造形作家・浅原千代治さんの特別展「浅原千代治展」が開催(9月15日まで)

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市立小樽美術館で現在、小樽のガラス造形作家、浅原千代治さんの特別展「浅原千代治展」が開催されています。

で、実は会期が2025年7月5日(土)〜9月15日(月・祝)ということで、この記事を書いている時点でもう最終盤なんです。

美術館の開館時間は9:30〜17:00(最終入館は16:30)です。

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浅原千代治さんは、1979年(昭和54年)に大阪から小樽に移住して「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」を設立し、今ではガラスの街としても知られる小樽でその先駆けとして知られる方で、日本を代表するガラス造形作家のひとりなんですね。

浅原千代治さんはそれまでデザインと制作が分業だったのを一人で両方を担う技術をもった、現代ガラスアートの先駆け的存在とのことなんです。

現在の工房は1986年に新築移転した天狗山の麓にありますが、工房で市民や観光客に制作過程を公開するのも当時は珍しかったそうです。

小樽市HP内に展示の趣旨についての記載があるので引用しますね(チラシの内容と同じです)。

 ガラス作家淺原千代治は大阪のガラス製造会社の長男として生まれ、少年期からガラスづくりの現場を肌で感じながら育ちました。大学卒業後は実家で職人としての技術を身に付けるとともに強い作家意識に根ざしたオブジェ作品を各地の展覧会に発表。1970年代、草創期の日本のガラスアート界に頭角を現します。
 1979年には大阪から小樽に移住し「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」を設立。オープンな姿勢で市民や観光客にガラスの魅力を伝え、また親方として多くの後進を育てました。小樽では1980年代以降ガラスショップや工房、美術館が相次いで誕生し、「ガラスの街」として全国的に知られるようになりますが、その重要な牽引役を担ったのです。
 ガラスの流動性と小樽の風土を感じさせる伸びやかなオブジェ、日本の伝統的な美意識を込めた「源氏物語」シリーズ、さらに使い勝手にも配慮した少量制作の日用品・・・。その制作は多彩かつ独創的です。作品は皇室をはじめ、京都国立近代美術館、アメリカのコーニング・ガラス美術館など国内外の美術館に収蔵されています。
 本展は、日本を代表するガラス作家の一人であり、小樽の文化・観光振興における功労者でもある淺原千代治の足跡を一望しようとするものです。
淺原千代治展 | 小樽市

ということで、小樽のガラス造形作家、浅原千代治さんの特別展「浅原千代治展」が9月15日まで開催されています。

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この記事を書いている時点で、残り2日間なんですが、展示を見るとガラスのオブジェに対するイメージが変わるかもしれません。タイミングが合えば見に行ってみてはいかがでしょうか。

※この展示の入館料は、一般700円・高校生・市内高齢者(70歳以上)350円、中学生以下無料。
※その他、文学館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:淺原千代治展 | 小樽市

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※こちらが天狗山の麓の「ザ・グラス・スタジオ イン オタル」(2019年撮影)。
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※関連ニュース
・2025年7月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・浅原千代治・ガラスの世界①②③④⑤/2025年8月5日・6日・7日・8日・9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

ザ・グラス・スタジオ イン オタル - Wikipedia

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2025年8月30日 (土)

小樽文学館で企画展「小樽文学今昔物語1」が開催中(9月7日まで)

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 市立小樽文学館で現在、企画展「小樽文学今昔物語1」が開催されています。

会期は2025年6月28日(土)~9月7日(日)までとすでに期間の終盤ですね。

文学館の開館時間は9:30〜17:00(最終入館は16:30)で、休館日は基本月曜日です。

今回の企画展では、小樽の文学史を明治、大正時代にスポットを当てて振り返り、小樽ゆかりの詩人、歌人などの文学者を紹介しているほか、作品集などの資料も展示されています。

石川啄木や小林多喜二、伊藤整といった皆が知っている人物からほぼ無名の方まで、とても多くの方が紹介されているのですが、私も知らない方がたくさんいました。

小樽市HP内に展示についての記載があるので引用しますね(チラシの内容と同じです)。

港が開かれ、商業が発展し、人口も増えて文化の交流が盛んになるにつれ、小樽の文学もさまざまに花開いていきました。本展は小樽の文学史を振り返る企画の第一弾として、明治、大正時代にスポットを当てます。
大竹元一、青木郭公、小田観蛍、石川啄木ら江戸後期から明治に生まれ歌や俳句を詠んだ人々。啄木に憧れた、高田紅果、藤田南洋。庁立小樽中学校の学生が中心になった同人誌に作品を発表した、中津川俊六、林容一郎、戸塚新太郎、笠間良助。小樽高等商業学校に学んだ比良暮雪、松原地蔵尊、小林多喜二、伊藤整。誰もが一度は聞いたことがある人物や作品から、無名のまま早逝した文学青年まで、仲間とともに高い志のもと発行した同人誌、当時の日記などの資料から、小樽に過ごし文学に親しんだ人々の足跡をご紹介します。明治大正期を中心とした小樽文学史全体の流れを俯瞰するとともに、展示を通して新たな人物や作品と出会う機会になれば幸いです。
【企画展】小樽文学今昔物語1 | 小樽市

今回は企画の第一弾ということで、タイトルにも「1」がついているので、「2」があるのでしょうね。

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それにしても、本当にたくさんの方が小樽にゆかりがあったんですね。まさに“展示を通して新たな人物や作品と出会う機会”になりそうです。

ということで、市立小樽文学館で企画展「小樽文学今昔物語1」が開催されています。9月7日(日)までですので、気になっている方はお忘れなく。

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※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【企画展】小樽文学今昔物語1 | 小樽市

市立小樽文学館トップ | 小樽市

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2025年8月10日 (日)

小樽文学館無料展示スペースで「小樽の40年をたどる写真展」開催中(8月11日まで)

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市立小樽文学館無料展示スペースで、ジャズ喫茶フリーランスの40周年にちなんた「小樽の40年をたどる写真展」が開催されています。

開催期間は2025年7月12日(土)〜8月11日(月・祝)で、すいません、期間はもうすぐ終了です。

文学館の開館時間は9:30〜17:00となっています。

展示場所の無料展示スペースは、文学館(2階)の受付入ってから右側の小さなスペースです(そこから先の常設展示コーナーや企画展示コーナーの見学には入館料が必要となります)。

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この写真展は、ジャズ喫茶フリーランスが7月で開店40周年を迎え、それを記念して6月末に開かれた、小樽の40年をたどる記念写真展を再構築した展示とのことで、1985年から2025年までの小樽を、写真愛好家の作品でたどっているとのことです。

よく名前を知る写真家の名前が並ぶその写真たちは、ジャンルは様々ですが、馴染み深いものや懐かしいものも多く、小さな展示ながら見応えがあります。

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以下、小樽市HPからの紹介分の引用です。

1985年ポートフェスティバルの頃、JAZZと写真の店フリーランスが小樽色内に生まれました。
その40周年を記念し、2025年6月末にフリーランスで開催された展示「Photo Exhibition "40×40×40 Triple 40th"」を再構成した展示です。
1985年から2025年までの小樽を、写真愛好家の作品で辿ります。
【無料展示スペース】小樽の40年をたどる写真展 | 小樽市

ということで、小樽文学館無料展示スペースで「小樽の40年をたどる写真展」が開催中です。開催期間が8月11日(月・祝)までと、もうすぐ終了ですので、気になっている方はお忘れなく。

※この展示は無料で見学できますが、企画展示コーナーや常設展示コーナーの見学には入館料が必要となります。
・小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【無料展示スペース】小樽の40年をたどる写真展 | 小樽市

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※現在、文学館の企画展示コーナーでは、企画展「小樽文学今昔物語1」が開催しています。
【企画展】小樽文学今昔物語1 | 小樽市

※参考ニュース:2025年6月24日・7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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2025年7月27日 (日)

小樽美術館市民ギャラリーで帆布バッグの展示会「Bags 4 the Real U」が開催(7月25日~27日の3日間)

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市立小樽美術館1階奥の市民ギャラリーで、帆布バッグの展示会Bags 4 the Real U」が開催中です。

展示期間が2025年7月25日(金)~7月27日(日)の3日間なので、すいません、この記事を書いている時点で残すところ最終日のみです。

開催時間は10:00〜16:00で、会場の市民ギャラリーは、1階奥の入って右側の展示スペースです(ちなみに、奥入って正面は「おたる鏡色アート写真展」が開催しています)。入場は無料です。

ちょっと気になっていたこの帆布バッグの展示会は、中央市場ビル1棟の帆布バッグのお店「BASE-C96」の店主(Jammed with Possibility)の作品を集めた個展なんですね。

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店主は市内の雑貨イベントも手がけたりしてるんですよね。

展示会では可愛くて素敵な帆布バッグが並んでますが、これらは実際にお客様にオーダーで作られたもので、それらを今回展示させてもらったものだそうで、これは作品展ですね。

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いや〜、見ていると、オーダーしてみたくなりますね。

現在、おたる潮まつりと旧手宮線では小樽がらす市が開催中なので、一緒に見に行ってみるといいかもしれませんね。

ということで、市立小樽美術館1階奥の市民ギャラリーで、帆布バッグの展示会「Bags 4 the Real U」が7月25日(金)~7月27日(日)の3日間で開催中です。

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※X(旧Twitter):マッキー (jam)
※Instagram:jammed_with_possibility

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2025年6月 4日 (水)

小樽文学館で企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催中(6月22日まで)

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市立小樽文学館で現在、企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催されています。

会期は2025年4月5日(土)~6月22日(日)までで、文学館の開館時間は9:30〜17:00(最終入館は16:30)となっています。基本月曜が休館日です。

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現在、文学館では同日程で「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」という企画展が同時開催されていて、企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」は、展示室の奥のほうで展示されています。

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今年で没後20年となる小樽出身の詩人で小樽文学館設立期成会のメンバーでもあった木ノ内洋ニさん(2005年に死去)のことは、私は詳しくは存じ上げないのですが、膨大な知識と広い交友関係で小樽の文化を支え、小樽のカルチャーシーンに助言者、評論者として積極的に関わった方だったそうです。

小樽市HP内に展示趣旨について記載されているので、一部引用しますね。

稲垣足穂や澁澤龍彦に師事し、詩画集などをのこした詩人としての側面、一原有徳や萩原貢らと交友し、話好きで酒の席に現れては語り明かした側面、膨大な知識と広い交友関係から北方舞踏派やジャズ愛好家たちの相談役となった側面、そして文学館創立準備時期から調査研究・展示の基礎作りをした側面など、小樽の地に根を張り、小樽の文化を支えた一人の詩人の足跡を没後20年の節目に辿ります。

あわせて、若者を中心とした前衛的な舞踏や美術が活発に行われた1980年前後の小樽のカルチャーシーンについて、助言者、評論社として積極的に関わった木ノ内氏の言葉を通して考察します。

【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽 | 小樽市

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木ノ内さんが所蔵していたブルースなどのレコードや当時の新聞記事などの資料が展示されています。

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ということで、市立小樽文学館で企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催されていますので、興味のある方がお忘れなく。6月22日までです。

※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽 | 小樽市

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市立小樽文学館トップ | 小樽市

※参考
・2025年5月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
企画展 没後20年「詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」(4/5~6/22)[市立小樽文学館] | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※小樽文学館で現在同時開催中
小樽文学館で企画展「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」が開催中(6月22日まで)
※小樽文学館で現在開催中(6月15日まで)
小樽文学館無料展示スペースでミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催中(6月15日まで)

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2025年5月31日 (土)

小樽文学館で企画展「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」が開催中(6月22日まで)

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市立小樽文学館では現在、ちょっと面白い企画展「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」が開催されています。

会期は2025年4月5日(土)~6月22日(日)までで、文学館の開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)となっています。基本月曜が休館日です。

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文学館の企画展などを見に行くと、いつもとてもよくできた模型が展示されていますが、この展示模型は小樽文学館の自前で、技術を持った職員や協力者が制作を行っているそうです。模型クリエイターとはその展示模型などの作り手のことですね。

展示のより具体的な理解を深めるため、楽しめるための模型ですが、今回の企画展ではこれまで制作・活用されてきた模型などのコレクションを制作過程とともに展示してるんですね。

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これが本当によくできているんですよね。間近でみると、かなり精巧です。

こちらは、小熊秀雄と池袋モンパルナス展での芸術家たちが集まるアトリエ村。Otaru_20250408-153801

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梅ヶ枝町の高台にある「あとりゑ・クレール」。
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小樽高等商業学校(小樽商大の前身)の模型。
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これらは風景も再現したいわゆるジオラマ作品ですね。

他にも色々展示されてます。
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カッパ!!
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いや〜、どれもなかなか見事な模型ですね。

小樽市HP内に展示趣旨について記載されているので引用しますね。

「模型クリエイター」は展示模型などの作り手をさします。

専門に制作する業者も存在しますが、小樽文学館ではこれまで技術を持った職員や協力者が制作をおこなってきました。その出来栄えは専門業者にも引けを取らないものばかりです。

開館47年目を迎え、これまで制作・活用されてきた模型などのコレクションを制作過程とともに展示します。

何気なく展示されている模型ですが、よりリアルに効果的に作るため様々な工夫と凝縮しています。

影に隠れてしまう仕事にスポットライトを当て、普段は目にできない文学館展示の「裏側」をご紹介します。

【企画展】小樽文学館と模型クリエイター | 小樽市

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ということで、市立小樽文学館で企画展「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」が開催されています。

なかなか興味深い、そして見ていて面白い企画展ですので、興味のある方はお忘れなく。6月22日までです。

※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【企画展】小樽文学館と模型クリエイター | 小樽市

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※企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が同日程で同時開催しています。
※詳しくはこちら:【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽 | 小樽市

※無料展示スペースではミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催中です。
※関連記事:小樽文学館無料展示スペースでミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催中(6月15日まで)

市立小樽文学館トップ | 小樽市

※関連ニュース
・2025年4月5日・14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
模型クリエイターのすごさ!小樽文学館展示の舞台裏(小樽ジャーナル)

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2025年5月30日 (金)

小樽文学館無料展示スペースでミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催中(6月15日まで)

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市立小樽文学館無料展示スペースで「レトロスペース・坂会館30年史展」という、ちょっと気になるミニ企画展が開催中です。

開催期間は2025年4月29日(火・祝)~6月15日(日)までで、文学館の開館時間は9:30〜17:00となっています。月曜が休館日です。

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展示場所の無料展示スペースは、文学館(2階)の受付入ってから右側の小さなスペースなんですが、もう受付の手前から、そのなんとも気になる展示の様子が目に入ってきます。

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札幌市西区にある「レトロスペース・坂会館」といえば、私は行ったことはないのですが、ディープな私設設博物館として知られてますよね。

で、その坂会館を紹介する今回の展示もまた、なかなかにディープにディスプレイされてます。

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※以下は小樽市HP内の当イベント紹介からの引用です。

札幌市西区にある私設博物館「レトロスペース・坂会館」は1995年に開館しました。

コレクションの大半を占めるのは日常生活で無用となった道具類であり、学術的裏付けや鑑定書などとは無縁の懐かしいおもちゃ、怪しい看板、戦争の記憶を伝える品々などです。

雑多で猥雑にもみえるコレクション蒐集の根底には、館長である坂一敬氏の「世の中から無用となり、打ち捨てられていったものたちに惹かれ、可能な限りこの世に留めておきたいと思い始めた」という想いがあります。

独特の存在感を放ち、書籍化もされたレトロスペース・坂会館を、その歴史とコレクションによって紹介します。それは”昭和100年”も展望する試みです。

協力:レトロスペース・坂会館

後援:小樽文學舎
【無料展示スペース】レトロスペース・坂会館30年史展 | 小樽市

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レトロなグッズが所狭しと並んでいて、なんとも興味を惹かれます。

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ということで、小樽文学館無料展示スペースでミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催されています。期間は6月15日(日)までですので、気になる方は要チェックですね。

※この展示は無料で見学できますが、企画展示コーナーや常設展示コーナーの見学には入館料が必要となります。
・小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【無料展示スペース】レトロスペース・坂会館30年史展 | 小樽市
※またはこちら:市立小樽文学館トップ | 小樽市

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※参考:小樽文学館

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2025年4月19日 (土)

小樽文学館無料展示スペースで企画展「おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう」が開催されてます(4月23日まで)

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市立小樽文学館無料展示スペースで、「おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう」という企画展が開催されています。

開催期間は2025年4月5日(土)~4月23日(水)までとなっています。

展示場所は文学館(2階)の受付入ってからの右側の無料展示スペースで、文学館の開館時間は9:30〜17:00となっています(月曜休館。最終日の入場は16:30まで)。

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これ、長崎屋の裏の通り沿いで駐車場の横にあるレコード屋さん「音とこだま」では、毎月テーマを決めて音楽を聴いたりその解説をする「おとだま音盤アワー」というイベントを開催しているんですね。

このイベントが、2025年5月で20回の節目を迎えるということで、それを記念して今回の企画展となったんですね。

展示では、これまでのチラシや流した曲名、解説資料のほか、実際の貴重なレコードも展示しています(アナログレードですね)。

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ということで、市立小樽文学館の無料展示スペースで企画展「おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう」が開催されています。

期間は4月23日(水)までですので気になっていた方はお忘れなく。

※以下は小樽市HP内の当イベント紹介からの引用です。

小樽駅前、長崎屋の裏にあるレコード屋「音とこだま」では、毎月テーマを定めレコードや歌手について音楽を楽しみながら解説するイベント「おとだま音盤アワー」が開催されています。第一回は2023年12月26日に行われた「URC(アングラレコードクラブ) Record Enjoy」。第二回は2024年1月21日「ベルウッド Record」。第三回は2月17日の「ボブ・ディランー日本ではどのように聴かれてきたか」と、回を重ね、2025年5月に20回の節目を迎えます。
2016年にボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞するなど、文学とも関わりの深い音楽の世界を「おとだま音盤アワー」のこれまでの資料とともに辿ります。
【無料展示スペース】おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう | 小樽市

※こちらが長崎屋の裏の通り沿いにあるレコード屋さん「音とこだま」。
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※参考
・2025年4月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※この展示は無料で見学できますが、企画展示コーナーや常設展示コーナーの見学には入館料が必要となります。
・小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【無料展示スペース】おとだま音盤アワー20回記念 君の一日に音楽を加えよう | 小樽市

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【関連記事】
長崎屋の裏の通り沿いに小樽レコード屋「音とこだま」が4月12日にオープンしてます

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