小樽市街地を流れて運河に注ぐ於古発(おこばち)川は、市民には馴染みのある川ですが(普通だと漢字が読めませんよね)、どこからどこを通って流れているのかとなると、なんとなく分かっていても、なかなかそれをたどることはないですよね。
実は、昨年(2019年)秋に於古発川を上流部の最上町をスタート地点として終点となる運河まで、小樽市内のどこを流れているのか、橋などをたどって歩き、【於古発川を下る】シリーズとして数記事を投稿しました。
そこで、それらの記事をまとめておきたいと思います(この投稿はまとめ記事になります)。
それぞれに記事へのリンクを貼ってあるので、気になる橋や場所の記事があったら、読んでみてください。ちなみに、於古発川は準用河川に指定されいてる小樽市管理の川です。
それでは、於古発川散歩、スタートです。
上流部の北照高校近くの様子
今回、スタート地点としたのが、於古発川の上流部の北照高校の近くです。
この辺りから住宅があって、合間を川が流れていくのですが、川は住宅の裏を流れていくので近づくことはできませんでした。記事では少し下流側にあった橋(名前はないようでした)まで下ってます。
※掲載記事はこちら:於古発川の上流部、北照高校近くの様子【於古発川を下る】
※歩いた坂道の記事がこちら:北照高校へ続く最上町のまっすぐで急な坂道
最上橋とその周辺の様子
しばらく近づけなかった川は、塩谷方面に抜ける道道956号小樽環状線沿いで、その流れを見ることができました。
そして、その少し先に架かるのが、赤い欄干が目に止まる道道956号の最上橋です。記事ではその先の中央墓地へ向かう道路の下を流れるところまでたどっています。
※掲載記事はこちら:於古発川にかかる最上橋とその周辺の様子【於古発川を下る】
睦橋
於古発川は一旦、民家や道路を離れて、次に川の様子を見るのは、少し先の睦橋になります。最上町と緑町の住宅街をつなぐ道路に架かる、本当に小さな橋で、睦橋から下流に少しだけ川沿いを歩くことができました。
※掲載記事はこちら:睦橋〜最上町と緑町の住宅街をつなぐ道路の小さな橋【於古発川を下る】
安楽橋
また、川から一旦離れて、次に川の様子が見られたのは、最上線のバス通りでもある緑第二大通りの安楽橋でした。ここからは川の流れを見ながら歩くことができました。
※掲載記事はこちら:安楽橋〜緑第二大通りの最上町と緑町の境にかかる橋【於古発川を下る】
後楽橋
安楽橋の次の橋が、道道956号小樽環状線の最上1丁目交差点のすぐ下に架かる後楽橋です(ここの道路は次の洗心橋から上ってくる道路ですね)。
※掲載記事はこちら:後楽橋〜道道956号小樽環状線の最上1丁目交差点のすぐ下にかかる橋【於古発川を下る】
洗心橋
後楽橋から、於古発川は道道沿いを並行して流れていき、次の橋が三叉路の交差点で、松ヶ枝町方面に向かう道路に架かる洗心橋です。
※掲載記事はこちら:洗心橋〜緑町、最上町、入船町(松ヶ枝町方面)に分かれる三叉路の交差点横に架かる橋【於古発川を下る】
千歳橋〜ラルズマートおたる山の手店横
洗心橋を過ぎると、於古発川は緑第一大通りの方向に流れていき、川からはまた一旦離れて、次の橋がその先のラルズマートおたる山の手店横に架かる千歳橋です。
千歳橋を過ぎると、於古発川は山の手小学校の裏手を流れていきます。ちなみに、ここからしばらくは、於古発川が緑町と花園町の境になります。
※掲載記事はこちら:千歳橋〜ラルズマートおたる山の手店のすぐ横に架かる小さな橋【於古発川を下る】
山の手小から旧緑小の裏手の様子
ここから於古発川は、山の手小から旧緑小の裏手を流れていきます。また川沿いから離れるのですが、途中から旧緑小学校の裏手にかけての川沿いを歩くことができました。
※掲載記事はこちら:山の手小から旧緑小の裏手を流れる於古発川の様子【於古発川を下る】:
初音橋
旧緑小の裏手を流れる於古発川の次に架かる橋が、2018年3月で閉校した旧緑小学校の正門すぐ手前の初音(はつね)橋です。
※掲載記事はこちら:初音橋〜旧緑小の正門手前に架かる橋【於古発川を下る】
紅葉橋
初音橋からまたしばらくは川に近づくことができず、一旦離れることになり、次に様子を見ることができるのが、緑町の緑第一大通りから花園町に通じる道の途中に架かる紅葉橋です。ここから市民会館や公会堂に向かっての上り坂は、紅葉橋の坂としても知られていますね。
紅葉橋から下流側で、所々で川の流れを見ることのできる場所があるのですですが、この辺りから、於古発川は緑第一大通り沿いから離れて港方面へと流れの向きを変えていきます。
※掲載記事はこちら:紅葉橋〜昭和10年竣工の趣のある橋。その下流の川沿いの様子も少しだけ【於古発川を下る】
図書館横からの様子
また川を離れて、次に様子を見られるのは市立小樽図書館横でした。
於古発川は図書館横から前の道路の下に入り、道路の反対側の結構下ったところから顔を出し、そこから旧妙見市場に向かって真っ直ぐに流れていきます。
※掲載記事はこちら:市立小樽図書館横から前の道路をくぐって流れていく於古発川の様子【於古発川を下る】
旧妙見市場から国道5号線の下へ
真っ直ぐに流れてきた於古発川は、旧妙見市場(2020年3月末で閉鎖)の下へと流れ込み、そこからさらに真っ直ぐと進んで、国号5号線に架かる稲穂横断歩道橋のところから、国道の下へと流れ込んでいきます。
※掲載記事はこちら:妙見市場の下へと流れ、その先で国道5号線の下へと流れ込む於古発川の様子【於古発川を下る】
妙見橋〜ここから再び於古発川が顔を出す
国号5号線の下に流れ込んだ於古発川は、寿司屋通り方面に向かうもののしばらくは暗渠になって、次に顔を出すのが、寿司屋通りの政寿司のさらに下にある妙見橋です。
※掲載記事はこちら:妙見橋〜ここから再び於古発川が顔を出す、片側が暗渠の橋【於古発川を下る】
高島橋
妙見橋から顔を出した於古発川は、ここから真っ直ぐに運河へと向かいます。そして、次の橋がとても風情のある高島橋です。記事では高島橋の次の名前のない橋まで下っています。
※掲載記事はこちら:高島橋〜もとは大正時代から架かっていたという風情ある橋【於古発川を下る】
堺橋
そして於古発川は、観光スポットでもある堺町通り入り口に架かる堺橋の下を流れていきます。
※掲載記事はこちら:堺橋〜観光で人気の堺町通り入り口に架かる橋【於古発川を下る】
堺浜橋〜そして小樽運河へ
於古発川は堺橋の先で臨港線の下を流れて小樽運河へと流れていくのですが、その臨港線に架かる橋が堺浜橋です。
堺浜橋を過ぎると、左に曲がって小樽運河へと続くので(※運河の浅草橋にも於古発川の表示がありました)、一連の【於古発川を下る】シリーズは、この時の記事が最終回となりました。
※掲載記事はこちら:堺浜橋〜そして於古発川は臨港線をくぐって小樽運河へ【於古発川を下る】
おわりに
ということで、長くなりましたが、於古発川を最上町の上流から小樽運河まで、小樽市内のどこを流れているのか、主に橋をたどって歩いてきて書いた【於古発川を下る】シリーズの記事をまとめてみました。
於古発川といっても、こうやって市内のあちこちを流れていくので、最上町や緑町、花園町、図書館、妙見市場、観光スポットの運河近くなどなど、きっとその場所に関わりにある人によって於古発川の風景は違うでしょうね。
於古発川って、こんな場所を流れていて、こんな橋があるんだ、などといった、ちょっとした再発見があれば嬉しいです。
【関連記事】
・小樽の勝納川散歩〜勝納川に架かる橋を巡る【まとめ記事】※改訂版
※於古発川(妙見川)関連の記事は、カテゴリー於古発川(妙見川)にまとめてます。
最近のコメント