銭函地区

2020年4月 5日 (日)

ニュースより/銭函駅前の一原有徳さんデザインのモニュメント「炎」が老朽化で一時撤去

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日本を代表する版画家で小樽を拠点に活動を続けた、故・一原有徳さんがデザインしたJR銭函駅前のモニュメントが、老朽化して倒壊の恐れがあるということで、3月に取り外されたというニュースがありました。

※参照ニュース:2020年3月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

冒頭の写真がその銭函駅前のモニュメントですが、すいません、なかなか銭函には行く機会がなくて、撤去後の様子は見に行ってないのですが、現在は取り外されたあとの台座だけが残っているそうです(各写真は2019年4月撮影のものです)。

ニュースによると、モニュメントは1984年(昭和59年)制作の「炎」という作品で、小樽のタクシー会社こだま交通が、銭函地区で事業展開するにあたり、一原有徳さんにデザインを依頼して、市に寄贈したものなんですね。

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銭函駅はすぐ前が海といった立地というのもあり、潮風で腐食が進んでいたそうで、一時撤去という形で「炎」は現在、近くの市有地に保管されているとのこと。

補修には最低でも1500万円が必要とみられ、所有する小樽市が費用を賄えなければ、廃棄される可能性もあるとのことで、保存を求める地元の声を受けて、小樽市はクラウドファンディングの検討もしているそうです。

なんとか保存できる方向に進むといいですね。

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※参照:小樽市 :市立小樽美術館 一原有徳記念ホール

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2019年5月21日 (火)

小樽の東の端「銭函駅」の様子【銭函特集】

4月に銭函方面に行ったのですが、その際、JR銭函駅を利用しました。

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小樽の東の端に位置して、札幌市(手稲区)と隣接している銭函は、海があるという点では小樽のイメージ通りですが、札幌圏に近く工業地帯があったりすることもあって、小樽とは違った独自色も感じますよね。

銭函駅には、小樽駅から普通列車で乗車時間18分、片道360円(2019年4月現在)です。個人的にはなかなか行く機会がないのですが、今回は、久しぶりに行ったので、銭函駅の様子をお伝えしますね。

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銭函の地名の由来

駅の様子の前に、銭函という地名の由来についてなんですが、次のような諸説あるそうです。

・昔この地はニシンの豊漁に沸き、お金がザクザクと箱に入れられたため。
・ニシンの大漁により親方や漁師の家に実際に銭箱があったため。
・この地はアイヌ語で「シェニボコ」(「シェニ」皮の固い木・カシワの木、「ボコ」「ハコ」ホッキ貝を指す)と呼ばれたため。

※参照
・銭函駅スタンプ
・雑誌「HO」2017年10月号Vol.119
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
銭函 - Wikipedia

ちなみに、こちらは以前は吊られていた千両箱ですね。今はホームに置かれてます。

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銭函駅スタンプ。用紙には駅の歴史と地名の由来について書かれてます。
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銭函駅の歴史について

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銭函駅の歴史についてですが、銭函駅は1880年(明治13年)に開業していて、北海道で最初の幌内鉄道の開業当初からある駅(停車場)ということで、歴史のある駅なんですね。

現在の駅舎は、1931年(昭和6年)竣工とのことです。

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ちなみに、銭函駅は2017年秋にバリアフリー化が実施されているんですよね。

2016年(平成28年)6月から、国と小樽市の協力で、銭函駅のバリアフリー化の整備が行われて、2017年10月に完成して、完成式典が行われました。

※参考
銭函駅バリアフリー化完成!地域住民長年の要望 (小樽ジャーナル)
JR銭函駅 – 小樽バリアフリーガイド

銭函駅の様子

それでは、バリアフリー対応状況を含めて、現在の銭函駅の様子を写真中心に掲載していきますね。

(駅前広場)
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まず、入り口横にはスロープがあって、入り口は自動ドアですね。

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駅舎に入って、改札口はこんな感じ。

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点字表記
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多機能トイレ(入らなかったのですが、車椅子での利用に対応できるようになってるんですね)。

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ホームに出るところにICカードチャージ機。
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こちらはホームから見た小樽方面。
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こちらが札幌方面。
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上りと下りのホームは跨線橋で繋がっていますが、もちろん、エレベーターで行き来できます。

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エレベーター
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跨線橋内
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エレベーターでホームへ。
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これは手すりに点字シート。
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こんな感じで、銭函駅はバリアフリー化の整備が行われて、とても使いやすくなってますね。

ちなみに、こちらはその前の2015年9月撮影の駅舎の写真なんですが、入り口部分はやはり随分と変わったようですね。

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正面の時計がなくなったんですね。

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跨線橋からの眺めと駅の裏からの眺め

先ほどの跨線橋ですが、個人的に跨線橋があったらそこからの風景を眺めずにはいられません(笑)

ということで、跨線橋を上ります。

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そして、こちらが跨線橋から見た札幌方面
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こちらが小樽方面。
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やっぱり、跨線橋からの風景はいい眺めです。

おまけで、こちらは、駅の裏にある通りから見た銭函駅。

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おわりに

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電車に乗っていると、小樽築港駅を出て、トンネルを抜けてからこの銭函駅までは、電車は小樽の海岸線を走るんですが、ここ銭函からは海を離れて札幌の内陸部に入っていくので、小樽の街はここまでなんだとしみじみ思ってしまう場所が、この銭函駅です。

反対に札幌方面から小樽に向かうと、銭函に着くと、そこから海が見えてくるので、あ~!小樽に帰ってきた〜!!って心踊ったりするんですよね。久しぶりの小樽だったりすると、なおさらではないでしょうか。

そういう点では、銭函駅は、小樽の入口の駅であり、出口の駅ですね。

ということで、以上、現在の銭函駅の様子でした。

【関連記事】
趣きある銭函駅の駅舎と札幌寄りの銭函東部踏切
※銭函関連の記事は、カテゴリー「銭函地区」にまとめてます。

小樽の車窓から〜冬の海岸線と張碓の恵比須島【動画あり】
【動画】冬のちょっとした風景〜小樽の車窓から:札幌方面から小樽に向かう際の張碓・恵比須島周辺の海岸線


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2019年5月17日 (金)

旧星置川河口付近と東橋の様子【銭函特集】

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4月に銭函方面に行ってきたのですが、銭函駅から東側(札幌方面)に少し歩くと道路はYの字に分かれ、それを海沿いに左手に進むと川が流れていて、小さいな橋が架かっていました、

今回は、その橋と川の様子なんですが、川の名前が、え〜と、旧星置川

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ん?旧ということは、あれ?現在は…

この時は分からなかったのですが、ここは現在は谷地川になるようですね(銭函出身の方、あってますか!?)。ちなみに、駅を挟んで反対側には銭函川流れてますね。

で、ここに架かっている橋の名前は東(あずま)橋です。

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川下は、すぐに銭函の海ですね。銭函駅は海のすぐ近くにあるので、この川も橋からすぐ先は海に注いでいます。

こちらが川上。
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現在の橋は昭和36年竣工。

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ところで、ちょっと話はそれるんですが、銭函にも運河があったそうですね。

その「銭函運河」は、明治30年という古い時代の完成で、先ほどの東橋の川上に見える橋が伍生橋という名で、そのあたりが運河の船入場だったそうです。そこから札幌方面に繋がる、かなり長い運河だったそうですね。

ただし、実質的に利用されたのは7年ほどという短い期間だったとのこと。

銭函運河の名残として、この近くに銭函運河線という名前のついた道路が札幌方面に伸びています。また、その銭函運河線の道路に並行して、かつての運河の一部がコンクリートで固められた排水路となって残っているそうです。

今回は銭函運河線は歩かなかったのですが、機会があったら、その銭函運河の名残も見てみたいですね。

もうひとつ余談ですが、途中の写真でちらっと写っていた石蔵は、「ストアハウス大坂屋」というカフェですが、時々メディアで目にする人気のお店ですよね。

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渋い!!

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まだ入ったことがないので、こちらも機会があったら入ってみたいです。

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ということで、以上、旧星置川河口付近と東橋の様子でした。


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2019年5月14日 (火)

銭函川河口付近の様子〜銭函下の橋と銭函橋【銭函特集】

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4月に銭函を少し巡ってきたのですが、海の近くにある銭函駅のすぐ西側(小樽駅方面)には、銭函川が流れていて、そのすぐ先で海に注いでいます。

今回は、その銭函川の河口付近の様子です(写真は2019年4月10日撮影)。

ちなみに、銭函川に渡る線路を挟むように、橋が2つ架かっています。

川上側の橋は「銭函下の橋」という名前で、ここの道路は、銭函駅のすぐ裏手(山側)を通っている道ですね。

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ここからは、ここに流れてくる銭函川の様子がよく見えます。

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段々になってるんですね。

川下側を見ると、線路とその向こうにもう1つの橋が見えます。

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で、線路の川下側に架かる橋が「銭函橋」で、銭函駅前から続くこの道路は、道道225号小樽石狩線になります(銭函橋という名前ですが、銭函川に架かる国道5号線の橋も同じ名前なんですね)。

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川上側を見ると線路と、その向こうに「銭函下の橋」が架かってます。

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海側を見ると、もうすぐに銭函の海になるので、まさにここが河口付近になります。

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そうそう、この時はちょうど、小樽沿岸にカモメの大群がやってきた時期でした。
※こちらの記事をどうぞ:小樽沿岸にカモメの大群がやってきているというので見に行ってきた

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あっ、電車が来た!!

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ということで、銭函川の河口付近と銭函下の橋と銭函橋の様子でした。

※参考:銭函川 - Wikipedia


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2019年5月11日 (土)

銭函駅の裏の高台にある豊足神社〜これがまた眺めのいいこと【銭函特集】

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銭函駅の裏の高台に神社があります。

銭函で代表的な「豊足(とよたり)神社」です。

4月に銭函に行ったのですが、ここ豊足神社に初めて足を運びました。

銭函駅の札幌側にある銭函東部踏切を渡ってすぐ、右に道を曲がると坂道になっていて、その先に鳥居が見えます。

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鳥居のとこまでいくと、その先が境内になっています。

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社殿は奥です。

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豊足神社についての詳細は分からなかったのですが、かなり古い歴史をもつ神社のようで、現在地に移転したのは大正6年(1917年)とのことです。
※参照:豊足神社(北海道神社庁)

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で、ここが高台になっているので、線路側がいい眺めなんですよね。

銭函駅と線路は海沿いにあるので、この高台からは向こうに海も眺められます。

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札幌方面は、線路がここから内陸に入っていきますね。

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そうそう、境内には日清・日露戦争の戦没者を慰霊する忠魂碑が建っているんですが、目に止まるのは、その碑の脇に置かれている、壊れている錆びた球体です。

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横に説明書きがあって、それによると、これは明治40年(1907年)頃に銭函の浜に漂流していたものを軍が爆破処理した機雷で、日露戦争時のロシア軍のものだそうです。

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永らく発見者が保管していたものの、その方の移転に際して、昭和52年(1977年)にここに移設したそうです。


豊足神社では、6月下旬に例大祭があるのですが、私は行ったことがないんですよね(参考:小樽市 :お祭り日程)。

それに、豊足神社は冬の小樽雪あかりの路の時には、あかりの路会場の1つとなっているんですが、そちらもまだ、見に行ったことがないんです。

どちらも機会を作って見にいってみたいですね。

(神社の裏側)
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※参考:小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)


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2019年5月 3日 (金)

【踏切のある風景】銭函駅を挟んで東西にある踏切〜銭函西部踏切と銭函東部踏切【銭函特集】

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先日、銭函駅に行ったのですが、駅といえば線路、線路といえば踏切、ということで当ブログおなじみの“踏切のある風景”シリーズです。

このブログでは、“踏切のある風景”として、小樽市内の踏切の写真を時々掲載しているのですが、踏切って名前が付いているんですよね。

さて、銭函駅では、それまで海岸線を走っていた札幌方面に向かう電車が、ここから内陸に入っていくんですが、その銭函駅の小樽駅方面側、札幌方面側それぞれに踏切があるんです。

で、それぞれの踏切には、特別な名前ではなくて、分かりやすい銭函西部踏切銭函東部踏切という名前が付いていました(これ、朝里駅と同じパターンですね→【踏切のある風景】朝里駅の前後にある踏切〜朝里東部踏切と朝里西部踏切)。

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銭函駅のすぐ目の前は海なんですが、改札口がその海側にあって、銭函の市街地は反対側の内陸部になるので、駅の利用者などの多くの人や車が踏切を渡っているようです。

銭函西部踏切

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銭函駅の西側(小樽駅方面側)にある踏切が「銭函西部踏切」です。

銭函駅の改札を出て左側(西側)に道路を進むと、銭函川があって、ここに架かる銭函橋を渡ると、左に踏切があります。

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これが銭函西部踏切で、銭函市街地方面となる内陸部に渡ることになりますね。

(踏切を渡って銭函駅方面を見たところ)
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(こちらは小樽市街地方面)
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(渡ってから見た踏切。建物の向こうは銭函の海)
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ちなみに、銭函駅前から続くこの道路は、道道225号小樽石狩線になります。

銭函東部踏切

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銭函駅を出て、先ほどとは反対に右側(東側)に道路を進むと、道路はYの字に分かれていて、これを内陸方面の右手に曲がって(ここから道路は道道1126号銭函停車場線)、少し進むと踏切があります。

これが「銭函東部踏切」になります。

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(銭函駅方面)
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(札幌方面)
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(渡ってから振り返って見たところ)
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踏切を渡ってすぐに、右に曲がって上る道路があるのですが(上の写真では左手)、この先には銭函郵便局、豊足神社などがあります。

おわりに

ということで、今回の“踏切のある風景”は、銭函駅を挟むようにあった踏切、銭函西部踏切と銭函東部踏切の様子でした。

※銭函駅周辺の地図はこちら。

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※踏切のある風景の記事は、カテゴリー「踏切・線路のある風景」にまとめています。


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2019年4月30日 (火)

銭函2丁目の「しらゆり公園」〜ここは児童公園No.19【銭函特集】

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先日、銭函方面に行ってきたのですが、国道5号線を銭函中や銭函小を過ぎた先で、その国道から戻るように曲がって銭函駅方面に入っていく道路(北海道道1126号銭函停車場線)があります。

その道路に曲がってすぐに目に入ったのが、小さな公園です。

(国道から入ってすぐ左)
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名前は「しらゆり公園」です。住所は銭函2丁目になります。

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ということで、久しぶりの小樽の公園シリーズですが、実は最初すぐには名前が分からなかったんです。

というのも、いつも目にする市の児童公園の看板がなかったので、公園名が分からず、ひょっとして市の公園ではないのかな、とも思ったのですが、まずはこちらの子供の像の下に掲示された看板で「しらゆり公園」の名前が分かりました。

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で、あとから小樽市HPに公園一覧表があるので見てみたら、銭函のしらゆり公園が街区公園(児童公園)として記載されてました(参考:小樽市 :都市計画施設(公園一覧表))。

さらに、公園シリーズとして気になる番号は(街区公園には番号がついてるんです)、No.19でした。

つまり、他の街区公園にならうと、児童公園No.19ということですね。

公園は、砂場やちょっとした遊具が見えますが、訪れたのが4月10日で、まだブルーシートに覆われてるものもありますね。

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横の建物は、小樽市銭函市民センターです。

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ということで、国道から入ってきてすぐにあった、銭函2丁目の「しらゆり公園」の様子でした。

 

 

※参考:小樽市 :小樽の公園(銭函方面)


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2019年4月28日 (日)

【踏切のある風景】銭函の御膳水踏切【銭函特集】

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国道5号線で銭函地区に入り銭函市街地も過ぎると、国道337号線との分岐の手前の信号機のある交差点に、「御膳水」という標識が掲げられています。近くには、JR北海道バスの「御膳水」というバス停もあります。

さらに、この交差点を曲がってすぐに線路の踏切があって、その踏切には「御膳水踏切」という名前がついてるんです。

ということで、当ブログおなじみの“踏切のある風景”シリーズです。
踏切って名前が付いているんですよね。

銭函の御膳水踏切

御膳水という名称については後述するとして、まずは踏切のある風景を。

この周辺には、包装資材の総合メーカーの極東高分子の工場などの建物群があって、車の通りは多いようです。

こちらは、国道5号線から入ってきて目にする踏切の風景。

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このずっと先は銭函の海になります。

一旦踏切を渡って、振り返ってみたところ。

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まだ周囲の山には雪が残ってました(写真は全て4月20日撮影)。

「御膳水踏切」の名前がついてます。

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小樽駅方面です。
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こちらは札幌方面。
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ということで、今回の“踏切のある風景”は、銭函の御膳水踏切の風景でした。

※踏切のある風景の記事は、カテゴリー「踏切・線路のある風景」にまとめています。

銭函の御膳水について

ところで、この周辺の色々な名称になっている“御膳水”についてですが、これは、近くの国道5号線沿い(小樽市街地方面)の歩道脇に、御膳水宮(ごぜんすいぐう)という、御膳水の石碑や小さな井戸のような祠があるんですよね。

(御膳水交差点)
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案内板もあります。
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このブログでも、以前にこちらの記事「銭函の国道5号線沿いにひっそりとある「御膳水宮」」で詳しく書いてますが、ここでもちょっと説明しますね。

御膳水といえば、雪解け後の手宮公園下の崖に現れる、季節限定の「御膳水の滝」というのが知られていますが、こちらの御膳水も同様の由来で、明治14年8月に明治天皇が小樽に上陸したことに関わります。

明治天皇は小樽上陸後、手宮駅から御召列車で札幌に向かう途中、この地の「煤田開採係出張所」に立ち寄り、当地の沢水を飲んだ、といわれているのですが…

実は、実際は天皇の小樽への上陸が遅れたため、列車で手宮から札幌に向かう際に、銭函には立ち寄ってないそうで、実は明治天皇はここの水は飲んでなくて、後日、有栖川左大臣が天皇に代わって視察を行い、有栖川宮がここ銭函で水を飲んだとか(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。

ちなみに、現在はここから水は湧いてないようです。

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ここは目につくような場所ではないの、あまり知られてないかもしれませんが、こんなスポットもあるんですよね。

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※御膳水宮の右横には、別の昭和26年(1951年)5月に建てられた、長谷部虎杖子の句碑が建っています。参照:19 長谷部虎杖子句碑小樽商工会議所ホームページ内)

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※参考:御膳水宮 - Wikipedia

【関連記事】
銭函の国道合流地点の歩道橋【銭函特集】
※今年の手宮の御膳水の滝の様子はこちら
雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年も手宮公園下の崖に現れてます


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銭函の国道5号線と337号線が交差する高架下に階段があったので上ってみた【銭函特集】

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先日、銭函に行く機会があって、以前から気になっていた国道5号線に合流する国道337号線に架かる歩道橋を渡ってきました(その時の記事はこちら:銭函の国道合流地点の歩道橋【銭函特集】)。

で、その歩道橋を渡って、少し歩道を歩いて国道337号線の高架下に入ったところ、右手になんとも怪しい階段が…

(国道5号線に架かる高架)
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(高架下に入って右を見ると…)
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(ん?階段がある!?)
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囲いがあって、上った先が見えない階段ですが、これは上らずにいられない。

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ということで、上に何があるのかも分からず、とりあえず上ってみました。

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これが結構長い。

(振り返ってみたところ)
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右に曲がって上に出ると。

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ん?歩道が整備されてない道路に出ました。

ここは? 

下には「銭函山手線」(かな?)の看板が落ちてる…

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思わず道路に出てしまいそうですが、ここは車道です。車がきます。危険です。要注意です!!

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よく見たら、ちゃんと歩道があったものの、この日は他にも行くところがあり、この先には歩かなかったのですが、地図を見ると、この道路はその先で、高速(札樽自動車道)の銭函インターチェンジにつながっているんですね。国道337号からのつなぎの道路だったんですね。

Otaru_20190410-120611

ということで、特に何があったわけではないですが、銭函の国道5号線と337号線が交差する高架下に階段があったので上ってみた、という話でした(笑)

※参考:銭函インターチェンジ - Wikipedia


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2019年4月27日 (土)

銭函の国道合流地点の歩道橋【銭函特集】

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久しぶりの歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

先日(4月10日)、ちょっと銭函方面に出かけて、あちこち巡ってきて、その際、以前から気になっていた歩道橋を渡ってきたんです。

その歩道橋は、国道5号線で銭函に入って、銭函市街地を過ぎた札樽病院のすぐ先で、その国道5号線に国道337号線が合流するところにある歩道橋です。

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前からここに歩道橋があるのは、車でここを通った時に目にして知ってはいたのですが、なかなか渡りには行けなくて、ようやく先日、行ってきというわけです。

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が、行ってみると、ちょっと予想と違っていて、国道5号線を渡るものではなくて、合流する国道337号線からの道路に架かっています。
※歩道橋の名前はないようなので、ここでは「銭函の国道合流地点の歩道橋」と呼んでます。


もう歩道からその幅そのままに、もう歩道全体がそのまま歩道橋になってますね。

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(振り返って見たところ)
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で、もちろん、実際に渡ってきて、いつものように歩道橋の上からも眺めてきました。

こちらが小樽市街地方面で、道路は国道5号線ですね。
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こちらが札幌方面。
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周囲の眺めは…、まあ道路ですね(笑)

で、渡った先は、また国道5号線沿いになるわけですが、その先しばらく何もなく、信号もなく…

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う~ん、この歩道橋を利用する人はいるのかな?

まあ、これがないと、合流地点に信号などの歩行者が道路を渡る何らかの手段が必要になってしまうので、人が歩くことができる以上は、やっぱり必要なんですよね。

ということで、今回は銭函にあった、国道合流地点の歩道橋の様子でした。

 

【関連記事】
※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。


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