朝里地区

2023年10月 2日 (月)

朝里十字街から朝里駅へまっすぐ続く道から坂道を下って〜駅周辺も歩いてきました

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ちょっと前の7月のことなんですが、朝里十字街からJR朝里駅、そして、駅周辺を歩いてきました。

これは、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2023年8月号(Vol.93)で「朝里十字街から朝里駅へ歩く」という記事を書くにあたって歩いてきたんですよね。

で、その際に撮影した写真が結構あるので、小樽チャンネルマガジンとタイアップする形で、当ブログでも「朝里十字街から朝里駅へ」歩いてきた様子を書き留めておこうと思います。

加えて、小樽チャンネルマガジンに掲載したスポットについて、過去に個別記事で書いているところもあるので、それらのリンクも記載しておきますね。

※写真は2023年7月20日撮影です。
※小樽チャンネル公式サイトの電子版:小樽チャンネルマガジン2023年8月号

※長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

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2023年9月12日 (火)

朝里の国道5号線沿いのパーキングエリアに建つ札樽国道開通記念碑

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国道5号線で朝里市街地を過ぎて、交差点「柾里」からもうちょっと銭函・札幌方面に向かった左手にパーキングエリアがあるのですが、そこに石碑が建っています。

札樽国道開通記念碑」です。

たまたまここに、この札樽国道開通記念碑があるのを知って見に行ってきました。※写真は昨年(2022年)10月撮影なのでご了承を。

(道5号線沿いの朝里のパーキングエリア)
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碑文によると、なかなかここに道路を通すのは大変だったようで、昭和6年から9年にかけて、すでにあった小樽・銭函間の改修工事を進め、昭和8年には難関の張碓トンネルも完成して、翌9年に小樽・札幌間が全線開通します。

昭和26年に北海道開発局が設置され、昭和30年には砂利道から舗装道路となります。

この碑は昭和9年(1934年)に小樽・札幌間の工事完成を記念して、張碓トンネル小樽側坑口に建立されたものの、その後交通量の増大に対応するため、平成10年から着手した四車拡幅事業を機に、先人の苦労をしのび交通安全を祈念して、この地に移設されたとのことなんですね。

碑文の最後は“平成十二年九月吉日 北海道開発局小樽開発建設部”と記されています。

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なかなか、このパーキングエリアを利用することがなかったのですが、ここにこのような石碑が建っていたんですね。

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※参考:開拓期の人流・物流を支え続けて-札幌本道と札樽国道|北海道開発のあゆみ|北海道開発局開局70年

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朝里駅東側の踏切から柾里川沿いに国道5号線(「柾里」交差点)までゆっくりと上る坂道

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JR朝里駅の東側(銭函側)すぐに川が流れています。これは柾里川(まさりがわ)で、柾里川は上流で新光の住宅街の中を流れ、国道5号線をくぐってさらに朝里の住宅街の合間を流れて朝里の海へと注いでいます。
※関連記事:朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子

朝里駅東側に向かうとすぐに、この柾里川に架かる小さな柾里沢橋(まさりさわばし)渡り、その先に踏切「朝里東部踏切」があります。

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その踏切を渡ると、そこから緩やかな上り坂があるのですが、この坂道は部分的に柾里川沿いを上っていき、国道5号線(「柾里」交差点)へと出ます。

今回は、その朝里東部踏切から国道5号線の交差点「柾里」へと、柾里川沿いを上っていく坂道の様子です。

この坂道に特に名前はないと思うのですが、川沿いの様子などが何気に印象的なんですよね。

※写真は主に昨年2022年10月撮影なのでご了承を。

朝里東部踏切から柾里川沿いの坂道を国道5号線まで上る

まず朝里東部踏切を渡ります。
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道は右に左にと曲がって緩やかに上る坂道となります。

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この時、短い区間ですが、右側に柾里川の様子を見ることができます。

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坂道は、一旦住宅の合間を流れてくる川と離れて上っていきます。

それほど急ではない坂道をゆっくり進みます。

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振り返るとこんな眺めです。

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するとまた柾里川が坂道横に現れて、ここからしばらく、坂道は川に沿って上っていきます。

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(振り返ってみたところ)
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こういう住宅街を流れる川によく見られる風景として、坂道と住宅を繋ぐ生活用の橋が印象的ですよね。

(振り返ってみたところ)
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ここで坂道は二つに分かれていたのですが、今回は左に曲がりながらやや急になる大きい方の道を進みました。

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川とは、ここからまた離れます。

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(振り返ってみたところ)
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坂道を上っていくと、途中右手に住宅の合間を流れる川が見えました。
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少し前方が開けて、まっすぐ続く坂道の先に国道5号線が見えてきました。

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国道の手前で振り返ると、今来た道との分かれ道があります。

(振り返って見たところ。分かれ道は写真右手の道です)
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この分かれ道の先には朝里墓地があって、さらに奥には2022年に新聞などで話題になった柾里神社があります。
※柾里神社につては、こちらの記事をどうぞ:朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます

そして、国道5号線に出ました。

右手が朝里十字街がある小樽駅方面。
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こちらは札幌方面です。
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交差点名は「柾里」です。
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ということで、今回、朝里東部踏切から柾里川沿いを上ってきた坂道の紹介は、ここをゴールとしたいと思います。

ちなみに、ここから少し朝里十字街側に戻ったところの国道5号線からも、柾里川の下流側の流れを見ることができます。

(この写真のみ2023年7月撮影)
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おわりに

朝里駅は海岸沿いにありますが、海と反対側はすぐに高台になっていて、朝里・新光地区の市街地はその高台の先に広がっているので、海から国道までは結構な高低差があります。

そこに流れる柾里川は、その高台の谷になっている部分を流れていて、今回の坂道はその高低差をゆっくりと、谷部の柾里川に沿って下っているんですね。

ということで、朝里駅東側の朝里東部踏切から柾里川沿いに国道5号線(「柾里」交差点)まで上る坂道の様子でした。

いや〜、なんだか川沿いの坂道の風景っていいですよね。

※この坂道です。

【関連記事】
朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子
朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます
朝里駅東側から朝里墓地方面の高台に上る海が見える階段(今回は下りました)

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2023年9月 9日 (土)

朝里駅東側から朝里墓地方面の高台に上る海が見える階段(今回は下りました)

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JR朝里駅の東側(銭函側)の踏切(朝里東部踏切)を渡ってすぐに、住宅の脇から上っていく階段があります。

今回はこの階段を上から下りてきたのですが、場所は朝里墓地から住宅の中を海方向に向かうと、道の端でふと下り階段が現れます。

※写真は2023年7月20日撮影です。

(朝里墓地から海側に向かうとその先に海が)
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朝里駅は海岸沿いにありますが、海と反対側はすぐに高台になっていて、朝里・新光地区の市街地はその高台の先に広がっています。

なので、朝里駅から市街地にへは坂道になるのですが、こういった階段もあったんですね。

正面には朝里の海が見えて、いい眺めですね。

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左手を見ると柾里川が流れる低地(谷)になっていて、その向こうがまた高台になっている眺めもちょっと面白いですね。

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海を見ながらやや曲がって下っていく階段はなんともいい感じです。

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結構長い階段ですね。

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階段を下りたすぐ先は線路で、すぐに朝里駅です。

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(こちらは2022年10月7日撮影。電車が通っていく様子)
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下りてきた階段は、振り返るとこんな感じです。

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(階段を下り切るとすぐに線路と朝里駅)
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ここで階段は終了で、住宅の脇を通って、線路の踏切を渡ってくる道路に出ますが、振り返るとそこに階段があるというのは、一見分かりにくいかも。

(左側に階段があります)
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(こちらは2022年10月7日撮影。踏切海側から)
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街歩きをしていて、小樽らしい坂と海と山のある風景や、歴史的建造物の並ぶ街並みを眺めながら、というのはもちろんですが、その他にも個人的にちょっと違ったポイントに注目することがあって、そのうちの一つが階段なんですよね。

階段の上から見た風景がどんな眺めなのか、そんなことがなんだか気になったりもします。

ということで、朝里駅の東側から高台へと上る、朝里の海を眺める階段の様子でした。

※マップのポイントから線路に向かう点線が今回の階段です。

【関連記事】
【踏切のある風景】朝里駅の前後にある踏切〜朝里東部踏切と朝里西部踏切
朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子
朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます

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2023年9月 8日 (金)

朝里3丁目の「はまなす公園」〜ここは児童公園No.4

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7月に朝里方面にいってきたのですが、朝里・新光地区の国道5号線の海側の朝里3丁目に、ちょっと広めの公園があったので、一休みさせてもらいました。

朝里のその公園は「はまなす公園」です。

(写真は2023年7月20日撮影です)
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ということで、久しぶりの小樽の公園シリーズですが、いつもの番号のついた看板もありました。公園番号は児童公園No.4です。

※児童公園(街区公園)については、小樽市HPに公園一覧表があります。
都市計画公園・緑地一覧 | 小樽市

結構広めの広場を備えた綺麗に整備された公園で、一角には遊具もあります。

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こちらはトイレですね。
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この日は天気が良かったのですが、公園内に大きな木があるので、木陰で休ませてもらいました。

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ということで、今回の児童公園シリーズは、朝里3丁目にある児童公園No.4の「はまなす公園」の様子でした。

※児童公園の記事はカテゴリー「児童公園(街区公園)」にまとめてます。

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2023年5月18日 (木)

「第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」が今年も朝里川沿いのながら公園と新光南会館で開催中(5月21日まで)

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第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」が、今年も朝里川沿いのながら公園と隣接する新光南会館を会場に開催されています。

開催期間は2023年5月13日(土)〜5月21日(日)まで。

開催時間は午前10時〜午後5時までで観覧は無料。主催は朝里川沿いの住民らでつくる「小樽・朝里のまちづくりの会」です。

朝里在住の現代美術作家・阿部典英氏をアートディレクターに、小樽市ゆかりの現代美術作家11名の作品を展示するアート展で、屋外展示がながら公園で、屋内展示が新光南会館で行われています。特にながら公園での屋外展示が興味深くて面白んですよね。

作家11名は、阿部典英さん、上嶋秀俊さん、江川光博さん、大谷美由起さん、Kit_Aさん、佐藤正行さん、末永正子さん、高野理栄子さん、福江悦子さん、森万喜子さん、渡辺行夫さん、となっています。

タイトルに“朝里川 桜咲く ”とあるように、ちょうどこの時期に朝里川遊歩道沿いに整備された、八重桜の桜並木が咲くんですよね。

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ということで、初日となる5月13日に見に行ってきたので、その様子をお伝えしますね。私は1回目は見に行けなかったのですが、昨年に続いての観覧でした。

まず、こちらが、ながら公園での屋外展示の様子です。

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目を引く公園中央の巨大な作品は、阿部典英さんの作品です。
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なんだかやっぱり興味が惹かれて面白いですね。

誰でも気軽に訪れて、屋外で現代アート作品に触れることができるというのがいいですよね。

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そして、屋内展示会場の新光南会館へ(撮影OKでした)。

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会館内の別室では、地域住民の作品展「巷の巨匠展」も同時開催されていました。

期間中は、関連イベントとしてアーティストトーク、ワークショップ、キャンドルナイトなどが開催されています(すでに終了しているイベントもあります)。
※スケジュール詳細はサイトに掲載されていますので参考までに:スケジュール|Schedule - 第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展

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朝里川遊歩道沿いの八重桜はどうなっていたかというと、行った日はとっても綺麗に咲いていました。

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新光南会館の裏手には、「百想園」という庭園も整備されていて、桜やチューリップなどが綺麗に咲いていました(多品種の桜とアジサイの見本園となっているそうで、アジサイはこれからですね)。

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会場へのアクセスは、バスだとJR小樽駅やJR小樽築港駅などから、中央バスの朝里川温泉線(13系統)に乗って、バス停「木工団地」で下車し(料金240円)、そこから徒歩3分のところになります(最後に地図を掲載します)。

車の場合の駐車場は新光南会館前にありますが、あまり多く停められないようなので、混雑時は係員の指示に従ってくださいとチラシで案内されています。

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ということで、第3回朝里川桜咲く現代アート展は5月21日(日)までの開催です。朝里地区の方以外は、ふらっと訪れるにはちょっと遠いですが、興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか。なかなか興味深いですよ。

スケジュール|Schedule - 第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展

※Twitter:第3回朝里川桜咲く現代アート展(@w33rlg9QVRphUs8)
※Facebook:第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展 | Otaru-shi Hokkaido
※Instagram:朝里川桜咲く現代アート展(@art_asari)

小樽・朝里のまちづくりの会 | 地域住民による活動のご案内や報告を発信します。

※関連ニュース
・2023年5月14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽朝里川桜咲く現代アート展開幕 巨大アート出現!(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年の様子です。
第2回朝里川桜咲く現代アート展が朝里川沿いのながら公園と新光南会館で開催中(5月22日まで)

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2023年5月13日 (土)

朝里ダムと朝里ダム記念館に行ってきました(5月4日の様子)〜朝里ダムが放流中。桜は見られませんでした【追記:動画】

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少し前のGW中の5月4日(木・祝)、朝里ダム朝里ダム記念館に行ってきました。

紅葉の時期にはよく行くのですが、この時期は確か初めてで、桜とタイミングは合わなかったのですが、そろそろ新緑の季節ということもあって行ってきました。

天気は残念ながら曇りだったのですが、朝里ダムループ橋朝里ダム記念館周辺やオタルナイ湖周辺はなかなかいい景色だったので、その様子をお伝えしますね。ダムの放流も行われていましたよ。

朝里ダムから見たループ橋

まず、朝里ダムへは、朝里川温泉の奥へと道道1号小樽定山渓線を車で進んでいきます。すると目の前に巨大なループ橋(朝里大橋、通称“朝里スカイループ”)が見えてきて、その先に朝里ダムが見えてきます。

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途中、ダムの放流も見えました。
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で、ループ橋をぐるっと上るとダムの上部に着きます。

道路沿いに、ダムの小さな駐車場があり、紅葉の時期なんかはすぐにいっぱいになる小さな駐車場なんですが、この日は停められました(いっぱいの時は、後で掲載する駐車場の広い朝里ダム記念館に先に向かいます)。

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朝里ダムの上は、散歩できるようになっていて、今上ってきたループ橋を目の前に眺めることができるんですよね。

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これがなかなかスケールが大きくて、雄大な景色を楽しむことができます。

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秋はこのループ橋周辺の紅葉が見事で人気スポットでもあるんですが、新緑のこの時期もいいですね。

そして、下から見たダムの放流の様子を今度は上から見ることができるのですが、これがちょっと怖い…いや〜、高いところが苦手なんです^^;

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足がすくみますが、なんとかへっぴり腰で真上から写真を撮りました。

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迫力ありますね。

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ループ橋と反対側は、朝里ダムによってできた人造湖「オタルナイ湖」(市民公募により名付けられました)です。

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朝里ダム記念館周辺とオタルナイ湖

朝里ダムから車でもう少し先に進むと、右手に朝里ダム記念館があり、こちらは駐車場も広く、ここも秋は紅葉の人気スポットです。

朝里ダム記念館周辺は敷地が整備されていて、散策路もあるので、オタルナイ湖を眺めながらのんびり湖畔を散歩できるんですよね。

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オタルナイ湖周辺の新緑も綺麗です。

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まだ、ちょっと桜が残っていました。
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あれ?これは八重桜かな!?この時は開花前でしたが、ひょっとして、今は八重桜が咲いているのかな!?ここで桜も見てみたいですね。
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朝里ダム記念館は入場無料の小さな施設で、中に朝里ダムや水道施設に関する紹介パネルが展示されいて、トイレもあります。

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令和5年度の開館期間は4月22日(土)~11月3日(金・祝)までで、開館時間は午前10時~午後4時です。
朝里ダム記念館 | 小樽市

おわりに

ということで、新緑の季節の朝里ダムと朝里ダム記念館に行き、ループ橋とオタルナイ湖周辺の眺めを楽しんできました。

紅葉で人気のスポットですが、この時期もいいですね。

朝里ダム記念館周辺には桜の木も結構あったので、桜の咲く時期に合わせて行ってみたいですね。

《追記》朝里ダムからちょっとだけ動画も撮影してきたので掲載しますね(2023年5月14日追記)。

【関連記事】
※昨年の紅葉の時の記事です。
朝里ダムと朝里ダム記念館に行ってきました〜ループ橋とオタルナイ湖周辺の紅葉【小樽の紅葉2022】

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2022年11月24日 (木)

朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子

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JR朝里駅の海側にある無人の駅舎を出ると、線路沿いに道路があります(そのすぐ先は朝里の海です)。

この道路を銭函方面(東側)に向かうと、すぐに小さな橋があります。

この橋は「柾里沢橋」(まさりさわばし)という名称です(写真は2022年10月7日及び11月11日撮影です)。

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見にくいですが、昭和55年9月竣功と書かれています。
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そして、下を流れているのが、柾里川(まさりがわ)です。

こちらが柾里沢橋から見た下流側で、すぐ先で朝里の海へと注いでいます。Otaru_20221007-142358

こちらが上流側で、この時はよく見えませんでした。
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(橋を渡って振り返ったところ)
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で、ここを流れている柾里川は、上流では新光の住宅街を流れていて、国道5号線をくぐって、ここまで流れてきています。

ちなみに、朝里駅から柾里沢橋を過ぎると、線路を渡る「朝里東部踏切」があり、その踏切を渡ると、そこから国道5号線(柾里交差点)へと向かう最初は緩やかな上り坂があります。

朝里東部踏切
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柾里川は、一部でこの坂道沿いを流れているので、その様子を道路から見ることができます。

(線路を渡って、柾里川が線路下に入るのを眺めたとろ)
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(道路沿いを流れる柾里川)
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(坂道を振り返ったところ)
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地図を見ると、国道5号線から上流側では、新光の住宅街を流れている柾里川ですが、以前、その周辺の街歩きをした際に目にした小さな川が柾里川だったんですね。

こちらは国道5号線を超えたところ。新光の住宅街に続いている。
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こちらが新光の街中を流れる柾里川(2022年5月19日撮影)。
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そうそう、“柾里”というのは、昔からあるこの辺りの地名で(私も詳しく知らず、今後の課題ですね)、今回の川や橋、交差点、バス停、そしてこの地域にある神社(柾里神社)などに名前が残っています。

ということで、柾里沢橋と柾里川の様子でした。

※柾里沢橋の場所

※参照:津波ハザードマップ | 小樽市

【関連記事】
秋の朝里の海を眺めてきました【短い動画あり】
【踏切のある風景】朝里駅の前後にある踏切〜朝里東部踏切と朝里西部踏切
すぐ目の前が海でのどかな雰囲気が漂う無人駅「朝里駅」の様子
朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます
新光5丁目の「しらかば公園」〜ここは児童公園No.6

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2022年11月23日 (水)

秋の朝里の海を眺めてきました【短い動画あり】

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少し前に朝里方面に行ってきたのですが、せっかくなので、朝里の海を眺めてきました(撮影は2022年11月11日です)。

JR朝里駅周辺は、線路から道路一本挟んで、すぐそこが海なんですよね。

(こちらが朝里駅)
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で、ほんと目の前が海です。

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時間は午後3時過ぎで、朝里駅周辺は背後が高台なので、すでに海は日が陰っていて、結構風があって、白波が立っていました。

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JRで小樽駅から札幌方面に向かうと、小樽築港駅を出てトンネルを抜けてからは、電車は海沿いを走るんですよね。

朝里駅周辺はでは、朝里駅からの海側の線路沿いに道路があって、そのすぐ先に海があります。朝里の海は、夏場に朝里海水浴場が開設されていますね。

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短いですが、動画も撮ってきました。

ということで、秋の朝里の海の様子でした。

【関連記事】
※過去にこんな記事も書いています。
すぐ目の前が海でのどかな雰囲気が漂う無人駅「朝里駅」の様子
秋の朝里の海を眺めてきました

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2022年10月15日 (土)

朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます

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朝里駅の東側(札幌方面)、朝里4丁目の朝里墓地の奥の木々が生い茂る林の中に、柾里(まさり)神社という小さな神社があります。

先日、その柾里神社に初めて行ってきました。

場所は、地図上で見ると、位置的には国道5号線から海側に入っていったところですが、行くには朝里墓地から向かうと、たどり着くことができます。今のところ、案内板などは見当たりませんでした(最後に地図を掲載してます)。

実はこの柾里神社について、最近、北海道新聞小樽・後志欄で続けて紹介されていて、私もとても興味をひかれて、それで今回見に行ってきたんです。なので、まずはそれらのニュースについて、書き留めておこうと思います。

柾里神社は朝里地区の歴史ある神社で、最初に掲載されたのが、2022年9月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄の神社が倒壊の危機にあるというニュースでした。

ニュースより/小樽・朝里の柾里神社倒壊の危機

小樽に現存する最古の社殿といえば、1849年(嘉永2年)に建てられた忍路の津古丹稲荷神社本殿といわれてますが(建造物として最古)、ニュースによると、渡島管内福島町の町史に、柾里神社は1798年(寛政10年)に福島町の神主がニシン漁で朝里地区に訪れた際に建立した、と書かれているそうです(移転は複数回しているそうです)。

そうなると、柾里神社は現存する市内最古の社殿、ということになり、まだこれは公式としては明らかにはなっていないようですが、なかなか興味深い話ですよね。

神社内からは、今年5月に「寛政元年」(1789年)と記された木製のキツネ像も見つかっているそうです。

(こちらが柾里神社)
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(神社からは海が見えます)
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柾里神社は、建立以来、主に漁業者が氏子として運営を支えてきたそうですが、朝里地区の漁業の衰退とともに氏子も減少し、5年前をもって神社を運営する人がいなくなり、神社自体の存在も忘れ去られていったそうです。

この状況に、地域住民による「朝里遺産の会」が、今春から参道の草刈りや倒木の撤去などの整備活動を進めてきたそうです。

(整備された参道)
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ただ、ニュースでは神社の柱の真上に落ちた、裏山からの直径50cmほどの大きな倒木だけが撤去できず、費用の捻出もできずに、神社の倒壊の危機になっている、ということでした。

が、もちろん、これには続報がありました。

※参照
・2022年9月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
<デジタル発>「小樽最古の神社」は再興できるか 1700年代から存在?柾里神社 動き始めた地域住民:北海道新聞 どうしん電子版

ニュースより/柾里神社で5年ぶりに例大祭

続報は、柾里神社で5年ぶりに例大祭が開かれるという、2022年10月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄掲載のニュースでした。例大祭は10月4日(火)の開催でした。

主に漁業者らの地域住民が運営を支えていた柾里神社では、かつては、船の安全などを願う春の祈願祭、豊漁に感謝する秋の例大祭を毎年開催していたそうで、30〜40年前の最盛期には50人ほどが参加していたそうです。

それも神社を運営する人がいなくなり、5年前(2017年)の例大祭を最後に祭事は途絶えていたのが、今回、朝里遺産の会がこの春から神社の管理を始め、参道の整備や社殿の床、屋根板の張り替えなども進め、例大祭が復活することになったんですね。

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で、前回のニュースで神社倒壊の危機をもたらしていた大きな倒木は、地元の大忠安藤建設がボランティアで撤去してくれたそうです。

また、柾里神社では、国の重要無形民俗文化財「松前神楽」が、市内で初期に伝わった可能性が高いとのことで、例大祭では、松前神楽小樽保存会のメンバーが舞を披露することになりました。

その後の2022年10月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄には、無事5年ぶりに復活開催された、例大祭のニュースが掲載されました。

例大祭が行われた10月4日の小樽は、あいにくの大雨でしたが(実は、私も例大祭当日に行ってみようと思ったのですが断念)、それでも30人近い地域住民らが社殿で玉串を奉納し、松前神楽の舞を鑑賞したそうです。

※参照:2022年10月1日・5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

柾里神社の様子

さて、10月4日の例大祭には行けなかったのですが、その後の10月7日(金)に、柾里神社に行ってきました。

私は柾里神社に行くのは初めてて、場所がよく分からなくて、実は結構うろうろしたのですが、朝里墓地に向かうと、その奥に道が続いているのが目に入ってきます。

(この先に柾里神社があります。写真右が朝里墓地)
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(この先です)
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案内板などはなく、以前は、結構草むらが続いていて、たどり着くのも大変だったようですが、今は関係者の尽力により、神社までの参道はすっかり綺麗になっています。

(綺麗に整備された参道)
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道を進んでいくと、小さな建物が見えてきます。
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これが柾里神社ですが、見えているのは後ろ側で、ぐるっと奥に回ると、正面になります。

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柾里神社です。
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壁の朱色がかなりはげ落ちてますが、それがかえって長い歴史を感じさせますね。

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周囲は本当に綺麗に整備されています。

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神社は結構な高台にあり、目の前は崖で、木々の間から朝里の海が見え、眼下には線路があって、時折電車が走っていくのも見えました。

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地域の漁業者が支えてきた神社ですものね、海がすぐそこです。

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反対の山側は、さらに高台になっていて、この向こうに国道5号線があるのですね。
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横に石碑がありますね。八大龍王神、川裾大明神と書かれます。
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ということで、周囲も綺麗に整備された、柾里神社の様子でした。

【追記】
朝里駅前の海岸沿いの通りを少し東側(銭函側)に進んだところから見上げると、わずかに柾里神社を見ることができました(撮影:2022年11月11日)。
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(追記:2023.9.14)

おわりに

歴史ある柾里神社が、地域住民の手で復活しましたね。

これから、その歴史についても、より注目されるかもしれませんね。

そうそう、柾里という名称は、この近くには柾里川という川が流れていて、国道5号線の交差点名やバス停の名称にもなっている地名で、もうちょっと色々と調べてみたい気もしますが、それはまた別の機会に。

ということで、今回は新聞でも取り上げられていた柾里神社について、私も初めて訪れてきたので、色々と書き留めておきました。

※関連ニュース
・2022年10月1日・5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(例大祭復活について)
・2022年9月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(倒壊の危機)

※参考:【柾里神社】海岸線近くの林の中の神社 | 小樽観光・旅行情報 オタルナ

【関連記事】
忍路神社と津古丹稲荷神社本殿、そして神社にそびえる小樽市指定の保存樹木

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