旧手宮線関連

2017年11月24日 (金)

北海道初の鉄道「旧手宮線」の開通は日本では3番目でなく4番目!?

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旧手宮線は、線路沿いに散策路が整備され、観光客が散歩したり線路上で記念撮影をしたりといった観光スポットになっている他、冬の小樽雪あかりの路や夏の小樽がらす市などの会場としても活用されています。

旧手宮線の散策路は、2016年10月末に中央通りから北側の手宮方面へ小樽市総合博物館までの整備工事が完了し、現在は寿司屋通りから総合博物館までの全長約1.6kmに渡って散策路が続いてるんですよね。


旧手宮線は日本で3番目でなく4番目の鉄道!?

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この旧手宮線は、1880年(明治13年)11月に官営幌内鉄道の一部として、手宮〜札幌間に北海道で初めて開通した鉄道で、手宮線と呼ばれるのは南小樽駅から旧手宮駅の区間で、1985年(昭和60年)に全線廃止になってます。

旧手宮線が北海道初の鉄道ということは、よく知られていますが、日本国内ではというと、文献やネットではよく、新橋〜横浜間、京都〜神戸間に次いで“日本で3番目”という記述を目にします。

私もそう思っていて、このブログ内の記事のどこかでは、そのような表現を使っていたと思います。

が、実は3番目でなくて、4番目なんだそうです。
※参照サイトなどは文末に記載しています。

というのは、幌内鉄道より前の同年9月、岩手県の工部省釜石鉄道が開通していたそうです。

釜石鉄道は製鉄所に鉱石を運ぶために敷かれた鉄道だったそうですが、開業3年後に製鉄所が操業停止したのに伴い、鉄道も運休になったそうで、操業期間が短かったからなのか、はたまた鉱山専用鉄道だったからなのか、理由は分かりませんが、こちらでは手宮線が日本で3番目と広く認識されてしまっているんですね。

けど、歴史的には4番目なんですね。

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後に参照元として記載してる小樽市総合博物館の方も言われてますが、順番云々はさておき、北海道で初めて開通して、小樽、そして北海道の発展の起点となった鉄道の歴史的な重要性には変わりはないんですよね。


ということで、旧手宮線は日本で3番目でなく4番目の鉄道だったという話でしたが、“日本で〜番目”という表記は、ネットや書籍など各所で扱いがバラバラの状況なので、今後このブログでは、“北海道初の鉄道”という表現の方を主に使っていこうと思います(他の記事の修正をしないと)。


※参照サイトなど。
北海道最初の鉄路「旧国鉄手宮線跡地」【コラムリレー第17回】 | 集まれ!北海道の学芸員
・書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス(Amazonで「小樽散歩案内」を探す)
・2017年4月22日付北海道新聞夕刊(旧手宮線の散策路)
手宮線 - Wikipedia
釜石鉱山鉄道 - Wikipedia

※小樽市総合博物館のFacebookページにも記載があります(埋め込み機能により表示してます)。

【関連記事】
このブログでは、結構、旧手宮線に関する記事を書くことがあるので、カテゴリー「旧手宮線関連」を作りました。


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2017年11月 4日 (土)

旧手宮線散策路の手宮側終点の様子

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旧手宮線の線路跡といえば、観光客が線路の上を散歩したり記念撮影をしたりといった観光スポットになっていて、夏の小樽がらす市や、冬の小樽雪あかりの路の会場としても活用されています。

ちょっと前までは寿司屋通り〜日銀通り〜中央通り間の散策路のみが整備されていたのですが、2013年に中央通りから北側の手宮方面へ向かっての整備工事が始まり、2016年10月末に手宮側の小樽市総合博物館までの整備が完了したんですよね。

なので現在は、寿司屋通りから小樽市総合博物館までの全長約1.6kmの散策路が整備されています。

私も最近は、手宮方面を巡る時には、この旧手宮線線の散策路をよく歩いてます。

で、そういえば、このブログで、整備完了した後の、手宮側終点の端っこの様子を掲載していなかったので、改めて紹介しておこうと思います。

ここが端っこですね。※写真は2017年9月26日撮影
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ちなみに、旧手宮線は単線(戦前は複線だったそう)で、この前までは線路にそって歩道が整備されているのですが、ここの終点付近にくると、現在は小樽市総合博物館の敷地となっている旧手宮駅に向かって線路が分岐していて、このあたりの幅は一気に広くなっています。

(小樽市総合博物館方面を見たところ)
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(振り返ってここまで続く散策路を見たところ)
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モニュメントがありますが、これは蒸気機関車の車輪かな。

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ここを横切る道路までが旧手宮線の散策路になるわけですが、この道路にも線路は続いていて、道路を渡った先の柵で仕切られた小樽市総合博物館まで、線路は今もつながっているわけですね。

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ちなみに、この右手にあるのがマックスバリュ手宮店とツルハドラッグ小樽手宮店で、道路を海側に行くと、すぐに鱗友朝市があります、

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ということで、旧手宮線散策路の手宮側終点の様子でした。

この散策路が、観光客が手宮方面へと足を延ばすきっかけになってもらいたいところですが、この散策路は歩くとやっぱり結構長くて、途中に立ち寄ったり休憩できるスポットがないのがちょっと寂しいんですよね(ベンチはあるんですけどね…)。

手宮側まで来ると、国の重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店があって、海側に行くと昔ながらの面影を残す北運河や倉庫群もあるので、個人的にはいい散策路だとは思うのですがね。

※旧手宮線は幌内鉄道の一部として、1880年(明治13年)に道内で初めて建設された鉄道で、手宮線と呼ばれるのは南小樽駅から旧手宮駅の区間で、全線廃止になったのは1985年(昭和60年)です。

※参考
吹雪の中開通祝う! 旧手宮線散策路完成 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
・2017年4月22日付北海道新聞夕刊

【関連記事】
旧手宮線の遊歩道整備はあと一区間を残すのみ〜最後の区間の工事の様子


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