奥沢水源地(水すだれ)

2024年5月14日 (火)

奥沢水源地の水管橋への道から上の広場に通じる階段とその広場の様子

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奥沢水源地では、今年も階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれを正面に見ることのできる水管橋が一般開放されていて、例年のことながらその様子は今年もこちらの記事でお伝えしました。
奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2024年も一般開放中です(11月3日まで)【動画もあります】

ところで、その水管橋に向かう道の途中右手に、細い上り階段があるんですよね。

坂に加えて階段も多い小樽では、その階段もこのブログにおいては街歩きの注目ポイントの一つなんですが、階段があるとその先が気になります(笑)

(水管橋への道の途中右手にその階段があります)
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(奥から見たところ。左手に階段)
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(こちらがその階段です)
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ということで、何はともあれ上ります。

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で、ここの階段はどこに通じているのかというと、上ると綺麗に整備された広場に出るんですね。

実はこの階段は何度か歩いているのですが、この水管橋へ向かう道の上は、結構なスペースの広場になっているんですよね。

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結構広いです。
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(上ってきた階段を上から見たところ)
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階段を上って左側は、木々の間から水すだれがチラチラ見えます。

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特にここの広場を示す表示などは見当たらず、名前がついている公園などではないと思うのですが、この広場でその昔、小学生の頃とかに炊事遠足などで訪れた、という思い出のある方も多いのではないでしょうかね。

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蛇口を捻ってみなかったのですが、水道は使えるのかな?
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ただここ数年、私がここに訪れる際に、この広場を利用しているのを見たことがないんですよね。何かで使われているのかな。

(道路側から見た広場の様子)
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(水管橋へ向かう細い道路に入らず、そのまま進めば左がこの広場)
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とうことで、今回は奥沢水源地の水管橋への道から上の広場に通じる階段と、その広場の様子でした。

※令和6年度(2024年度)の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:令和6年4月27日(土)〜11月3日(日・祝)
開放時間:午前10時〜午後4時
※現地の天候状況などにより一般開放を中止する場合があるとのことです。
※参照:令和6年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

【関連記事】
奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2024年も一般開放中です(11月3日まで)【動画もあります】
※過去にもこの階段について掲載したことがありました。こちらの記事内に出てきます。
紅葉深まる奥沢水源地の水すだれを見に行ってきました(10月28日の様子)【小樽の紅葉2022】【追記:動画】

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2024年5月12日 (日)

奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2024年も一般開放中です(11月3日まで)【動画もあります】

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奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2024年も一般開放されています。

令和6年度(2024年度)の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:令和6年4月27日(土)〜11月3日(日・祝)
開放時間:午前10時〜午後4時

※現地の天候状況などにより一般開放を中止する場合があるとのことです。
※参照:令和6年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

ということで、毎年同じような投稿になってしまっているのですが、一般開放のお知らせを兼ねて今年も奥沢水源地の水すだれの様子を投稿しますね。見に行ったのは、天気の良かった5月9日です。

奥沢水源地の水すだれを水管橋から眺める

では、毎年ほぼ同じ投稿になってしまっているのですが、まずは奥沢水源地の場所についてですね。

国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入ってずっと進み、天神十字街も超えてさらにその道(道道697号天神南小樽停車場線)を民家がなくなる先まで進んだところで、道路は右折しながらやや細い上り道になります。

ここを右折したところのすぐ左に「←水すだれ」の看板があって、その指示の細い道を入っていった先に目的の水管橋(すいかんばし)があります。

ちなみに、右折した曲がり角の正面が、水管橋の一般開放中に利用できる駐車場になっています。

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「←水すだれ」の看板。
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ここは車でないと、なかなか行きにくいんですよね。バスだと中央バス「天神町」(終点)のバス停を降りてから結構歩くので(徒歩10〜15分ほど)、ちょっと気軽にはいけませんね。

この道の先が水管橋になります。
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そして、水管橋です。

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この水管橋から見る、おなじみの水すだれの風景がこちらですね。

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何度見ても、木々に囲まれて曲がりながら階段を流れ落ちてくるその光景は美しいんですよね。

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ただ、実際に近くで見ると、水の流れは急で早く、水の流れ落ちる音も大きくて、かなりの迫力です。

夏はとても涼やかでいいんですよね。

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こちらは水管橋から見た下流側の眺めです。
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この水すだれについては、小樽市HPに詳細説明が記載されているので、毎回のことですが、いつものように引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21メートル、距離約100メートルの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ませてみませんか。
令和6年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

現地には、その土木学会選奨土木遺産のプレートが案内板とともに設置されています。

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奥沢ダムは1914年(大正3年)完成のとても歴史のあるダムだったのですが、ダム堤体に陥没が見つかって2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

奥にはかつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が今も見ることができます。

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先ほどの道路の向かい側には、奥沢浄水場の施設跡もまだ残っているんですよね(敷地内は立ち入り禁止です)。

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ここ奥沢水源地は、水道施設としての役目は終えていますが、今も奥沢水源地という名称と水すだれは残されていて、以前から一帯の観光資源としての活用方法を模索中のようですが、ここ数年は大きな動きはないようです。

この美しい景観と歴史的価値を後世に伝えていけるような、何かいい活用方法が見つかるといいですね。

ということで、今年も例年とほぼ同じ内容の投稿でしたが、奥沢水源地の一般開放中の水管橋についてと、そこから見ることのできる水すだれの様子をお伝えしました。

※この日にちょっとだけ動画も撮影してきたので掲載しますね。

※毎年同じような記事ばかりが並んでますが、奥沢水源地関連の記事はカテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

【関連記事】
※昨年の記事です。
奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2023年も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】
紅葉の中流れ落ちてくる奥沢水源地の水すだれ(10月31日の様子)【小樽の紅葉2023】〜水管橋の一般開放は11月3日まで

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2023年11月 1日 (水)

紅葉の中流れ落ちてくる奥沢水源地の水すだれ(10月31日の様子)【小樽の紅葉2023】〜水管橋の一般開放は11月3日まで

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小樽の紅葉も気がつけば、落ち葉が目立つようになってきましたね。

さて、先日10月31日(火)に、奥沢水源地水すだれを見に行ってきました。

奥沢水源地の階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれは、周囲を木々に囲まれているので、この時期は紅葉の中を流れ落ちてきて、これがまたいい雰囲気なんですよね。

この水すだれを正面に見ることのできる水管橋の一般開放は、令和5年(2023年)度は11月3日(金・祝)までとなっているので、もうすぐ開放期間が終了になります。

開放時間は午前10時から午後4時までで、現地の天候状況などによっては、一般開放を中止する場合があります。
令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

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奥沢水源地へは、奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入ってずっと進み、天神十字街も超えてその道(道道697号天神南小樽停車場線)を民家がなくなる先まで進むと、道路が右に曲がりながらやや細くなって上りになります。

そこを右折するとすぐ左に「←水すだれ」の看板があるので、その指示の細い道を入っていくと、水すだれと水管橋があります。ちなみに、この曲がり角の正面が、一般開放中に利用できる駐車場になっています。

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(この先に水管橋)
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これが水管橋です。
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そして、こちらが水管橋から見た水すだれのおなじみの風景です。

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紅葉が深まる中、曲がりながら階段を流れ落ちてくる光景は、なんとも美しいです。

ただ、いつも書いているのですが、実際に水すだれを目の前で見ると、水の流れはなかなか勢いがあって、音も大きく、迫力ある光景でもあるんですよね。

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こちらは水管橋から見た下流側の眺めです。
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うっ、こんな注意書きが…
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夏は涼やかに、秋は紅葉の中味わい深いこの水すだれについては、小樽市HPに詳しい説明が記載されているので、いつものことですが引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21メートル、距離約100メートルの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ませてみませんか。
令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

現地には、その土木学会選奨土木遺産のプレートが、案内板とともに設置されています。Otaru_20231031-150213

奥沢ダムは1914年(大正3年)完成と、とても歴史のあるダムでしたが、ダム堤体に陥没が見つかって2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

奥にはかつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます。

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ここ奥沢水源地は、水道施設としての役目はすでに終えていますが、今も奥沢水源地という名称とこの水すだれは残っていて、ちなみに、先ほどの道路を挟んだ向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

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以前から、ここ一帯の観光資源としての活用方法について、模索中という話を聞きますが、この美しい景観の水すだれなどの歴史的価値を後世に伝えていけるといいですね。

※この日に動画も撮影してきたので掲載しますね。

ということで、紅葉の中流れ落ちてくる、奥沢水源地の水すだれの様子でした。

※紅葉の記事については、カテゴリー「小樽の紅葉」にまとめてます。

【関連記事】
※今年の春の記事です。
奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2023年も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】
※昨年の水すだれの紅葉の記事です。
紅葉深まる奥沢水源地の水すだれを見に行ってきました(10月28日の様子)【小樽の紅葉2022】【追記:動画】

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2023年5月10日 (水)

奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2023年も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】

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奥沢水源地のおなじみの風景、階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれを正面に見ることのできる水管橋が今年も一般開放されています。

令和5年度(2023年度)の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:令和5年4月29日(土・祝)〜11月3日(金・祝)まで
開放時間:午前10時から午後4時まで

※現地の天候状況などにより、一般開放を中止する場合があるとのことです。
※参照:令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

(5月9日(火)撮影)
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ということで、毎年同じような投稿になってしまうのですが、お知らせを兼ねて今年も投稿しますね。

奥沢水源地の水すだれを水管橋から眺める

奥沢水源地の場所は、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入ってずっと進み、天神十字街も超えて、さらにその道(道道697号天神南小樽停車場線)を民家がなくなる先までず〜っと進むと、道路が右に曲がりながらやや細くなって上りになるところがあります。

ここを右折するとすぐ左に「←水すだれ」の看板があるので、その指示の細い道を入っていった先に水管橋があります。ちなみに、この曲がり角の正面が駐車場になっています。

(一般開放中に利用できる駐車場)
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(案内の看板。すぐ先の矢印方向に細い道があります)
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(この先に水管橋)
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水管橋です。
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そして、こちらが水管橋から見た水すだれのおなじみの風景ですね。

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木々に囲まれた自然の中、曲がりながら階段を流れ落ちてくるその光景がとても綺麗で美しいんですよね。

ただ、実際に間近で見ると、水の流れが早くて勢いもあり、音もかなり大きくて、迫力ある光景でもあります。

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こちらは水管橋から見た下流側の眺め。
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この水すだれについては、小樽市HPに詳しい説明が記載されているので、いつものことですが引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21メートル、距離約100メートルの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ませてみませんか。

令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

現地には、その土木学会選奨土木遺産のプレートが、案内板とともに設置されています。

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奥沢ダムは1914年(大正3年)完成と、とても歴史のあるダムだったのですが、ダム堤体に陥没が見つかって2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

奥にかつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます。

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ここ奥沢水源地は、水道施設としての役目は終えていますが、今も奥沢水源地という名称とこの水すだれは残されています。ちなみに、先ほどの道路を挟んだ向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

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ここ一帯の観光資源としての活用方法を以前から模索中だったのですが、その後どうなりましたか。この美しい景観と歴史的価値を後世に伝えていけるような、何かいい活用方法が見つかるといいですね。

ということで、今年もやっぱり例年と同じような内容でしたが、一般開放中の水管橋についてと、そこから見ることのできる水すだれの様子をお伝えしました。

※この日にちょっとだけ動画も撮影してきたので掲載しますね(2023年5月11日追記)。

【関連記事】
※同じような記事が並んでいるのですが、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2022年10月31日 (月)

紅葉深まる奥沢水源地の水すだれを見に行ってきました(10月28日の様子)【小樽の紅葉2022】【追記:動画】

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秋もすっかり深まっていますが、今年の小樽の紅葉は深く色づく前に葉が散っている木々も目立ち、全体的に色づきはちょっと物足りないかもしれませんが、それでも各所で綺麗な紅葉を見ることができてます。

先日10月28日(金)には、紅葉深まる奥沢水源地水すだれを見に行ってきました

奥沢水源地の階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれですが、これを正面に見ることのできる水管橋の一般開放は、令和4年(2022年)度は11月3日(木・祝)までとなっています。

開放時間は午前10時から午後4時までです。
令和4年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

(この先に水管橋)
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(水管橋です)
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そして、水管橋から水すだれを。
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この水すだれは、周囲を木々に囲まれている中を流れ落ちてくるので、秋にはその木々が紅葉して、とってもいい雰囲気なんですよね。

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だいぶ葉は落ちてましたが、いい感じです。

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この日は天気が悪くてちょっと残念…(あ〜、雨も降ったきた…)

(こちらは下流側を見たところ)
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夏は涼やかに、秋は紅葉な中を味わい深く流れ落ちてくるこの水すだれですが、実際に近くで見ると、水の流れは急で早く、水の流れ落ちる音も大きくて、なかなかの迫力です。

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奥にかつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます。 Otaru_20221028-141033

そうそう、この水管橋へ向かう道の上は、ちょっとした広場になっているので、そちらにも立ち寄りました。

道の途中に細い階段があるので、そこを上りました
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落ち葉で広場が敷き詰められていますが、広場がとても綺麗に維持されている印象です。

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この広場は、小学生の頃とかに炊事遠足にきた方も多いのではないでしょうかね。

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ということで、紅葉の中を流れ落ちてくる、奥沢水源地の水すだれの様子と、その上の広場の様子でした。

令和4年(2022年)度の水管橋の一般開放は、11月3日(木・祝)までとなっていますので、ご注意を。

※奥沢水源地の水すだれについては、毎年一般開放が始まる春に書いている、こちらの記事に詳しく書いてますので、よければどうぞ。
奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が令和4年(2022年)も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】

※この日、紅葉の中を流れ落ちてくる、水すだれの動画も撮ってきました(2022.11.1追記)

【関連記事】
※同じような記事が多いのですが、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

※紅葉の記事については、カテゴリー「小樽の紅葉」にまとめてます。

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2022年5月 6日 (金)

奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が令和4年(2022年)も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】

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奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれを正面に見ることのできる水管橋が、今年も一般開放されています。

令和4年(2022年)度の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。

開放期間:令和4年4月29日(金・祝)〜11月3日(木・祝)まで
開放時間:午前10時〜午後4時まで

ただ、新型コロナウイルス感染症の影響や、現地の天候状況などによっては、一般開放を中止して、水管橋を閉鎖する場合があるとのことです。
※参照:令和4年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

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ということで、毎年同じような投稿をしているのですが、お知らせを兼ねて、やっぱり今年もほぼ例年と同内容で投稿しますね。見に行ったのは、天気の良かった5月5日です。

奥沢水源地の水すだれを一般開放中の水管橋から眺める

奥沢水源地の場所は、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入ってずっと進み、天神十字街も超えて、さらにその道(道道697号天神南小樽停車場線)をしばらく進んだ先にあります。

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すっと進んでいくと、道路が右折して細くなって上りになるのですが、そこの曲がり角の正面に駐車場にもなっている広場があって、右折してすぐ左に「←水すだれ」の看板があります。その指示の細い道を入っていった先に水管橋があります。

ここは車でないと、なかなか行きにくいのですが、一般開放中は駐車場は確保されています。バスだと中央バス「天神町」(終点)のバス停を降りてから結構歩くので(徒歩10〜15分ほど)、ちょっと不便なんですよね。

(一般開放中に利用できる駐車場)
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(案内の看板。この先に、矢印方向に細い道があります)
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(この細い道を入っていった先に水管橋があります)
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(あちこちに、桜が咲いてました)

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ここが水管橋です。
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そして、こちらが水管橋から見た、水すだれのお馴染みの風景です。Otaru_20220505-142748

木々に囲まれた自然の中、階段を流れ落ちてくるその様子が、美しいともいえる景観です。

なんというか、曲がりながら流れ落ちてくるのがいいですよね。
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夏の暑い季節とかは、水の流れはとても涼やかです。ただ、実際に近くで見ると、水の流れは急で早く、水の流れ落ちる音も大きく、かなりの迫力があるんですよね。

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こちらは水管橋から見た下流側の眺めです。
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この水すだれについて、小樽市HPに説明が記載されているので、いつものように引用させていただきます。

 階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

 放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21m、距離約100mの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

 この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

 また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

 この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。

令和4年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

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現地には、土木学会選奨土木遺産のプレートが、案内板とともに設置されています。

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1914年(大正3年)完成という歴史ある奥沢ダムは、ダム堤体に陥没が見つかって、2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

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奥には、かつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)も見えます。

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先ほどの道路の向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

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ここ奥沢水源地は、水道施設としての役目は終えていますが、今も奥沢水源地という名称とこの水すだれは残されていて、一帯の観光資源としての活用方法を以前から模索中のようですが、この美しい景観と歴史的価値を伝えていけるような、活用方法が見つかるといいですね。

といことで、毎年同じような投稿をしてるのですが、今年もやっぱり同じような内容で、一般開放中の水管橋とそこから見ることのできる水すだれの様子をお伝えしました。

※この日、動画も撮ってきました(2022.5.8追記)

※今や毎年の同じような記事ばかりが並んでますが、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2021年5月 8日 (土)

奥沢水源地の水すだれを正面から見られる水管橋が今年(2021年)も一般開放中です(11月3日まで)

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木々に囲まれた自然の中、階段を流れ落ちてくるその様子がお馴染みの奥沢水源地階段式溢流路(いつりゅうろ)、通称・水すだれ。その水すだれを正面から見ることのできる水管橋が、今年も一般開放中です。

令和3年(2021年)度の奥沢水源地水管橋の一般開放は、4月24日(土)から始まっていて、秋の11月3日(水・祝)までとなっています。

開放時間は午前10時から午後4時までで、現地の天候状況などによっては、一般開放を中止して、水管橋を閉鎖する場合があるとのことです。
※参照:令和3年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

その水すだれの様子は毎年見に行っていて、毎年、投稿しているのですが、今年も先日見に行ってきました。なので、今年も(ほぼ例年と同内容ですが)投稿しますね。

(こちらがその水管橋)
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奥沢水源地の場所ですが、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入って、ひたすら道なりに進んで、天神十字街も超えて、さらにその道(道道697号天神南小樽停車場線)をしばらく進んだ先にあります。

その道が細くなって、右に上っていくところがあるのですが、ここの正面に駐車場にもなっている広場があって、右に曲がってすぐ左に「←水すだれ」の看板があり、その先の細い道を入っていった先に水管橋があります。

※バスだと中央バス「天神町」(終点)のバス停を降りてから結構歩くので(徒歩10〜15分ほど)、ちょっと不便なんですよね。

(駐車場)
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(駐車場の奥には雪の山が残ってました)

(道路を右に曲がってすぐ左に「←水すだれ」の看板)
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(看板の先の横道は入って、まっすぐ先に水管橋がある)
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(行ったのは5月6日で、まだ桜が咲いてました)
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(遠くに奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます)Otaru_20210506-14-30-05

そして、この水管橋から見る、水すだれのお馴染みの眺めがこちらです。Otaru_20210506-14-30-16

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自然の中を階段状に流れてくる様子は、写真で見るとても涼やかですが、実は流れが急で音も大きく、かなりの迫力です。

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でも、やっぱり木々の間からカーブしながら流れ落ちてくるその様子は、とても美しい景観です。

Otaru_20210506-14-31-56

この水すだれについて、小樽市HPに説明が記載されているので、いつものように引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

 放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21m、距離約100mの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

 この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

 また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

 この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。

 先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ましてみませんか。

令和3年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

(現地の案内板と右が土木学会選奨土木遺産のプレート)
Otaru_20210506-14-29-58

1914年(大正3年)完成という歴史ある奥沢ダムは、ダム堤体に陥没が見つかって、2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

道路の向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

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市民の水がめとしての役割は終えているものの、今も奥沢水源地という名称とこの水すだれは残されていて、この一帯の観光資源としての活用方法も以前から模索中のようです。

この美しい景観と歴史的価値を伝えていけるような活用方法が見つかるといいですね。

と、毎年同じような投稿をしてるのですが、今年も見に行った、一般開放中の水管橋とそこから見ることのできる水すだれの様子でした。

※こちらはTwitterに投稿した短い動画です。

※奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。同じような記事ばかりですが…

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2020年6月 8日 (月)

奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が一般開放中(2020年は11月3日まで)

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奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称「水すだれ」を正面に見ることのできる水管橋が、今年も一般開放されています。

令和2年(2020年)の奥沢水源地の水管橋の一般開放日時は次の通りです。

開放期間:令和2年4月25日(土)〜11月3日(火・祝)まで
開放時間:午前10時から午後4時まで
※現地の天候状況などによって、一般開放を中止として、水管橋が閉鎖されている場合があるとのことです。
※参照:小樽市 :令和2年度奥沢水源地水管橋の一般開放について

ということで、今年も見に行ってきました(毎年行って毎年投稿しているので、毎年同じような内容なんですが、今年も書きますね)。

(こちらが奥沢水源地の水管橋)
Otaru_20200607-145141


まず、奥沢水源地の場所ですが、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入って、ひたすら道なりに進んで、天神十字街も超えた先にあります。

道道697号天神南小樽停車場線がそこまで続いているのですが、そこから道路は細くなって右に曲がりながら上り坂になっています。

その曲がり角正面の広場が駐車場にもなっていて、右に曲がってすぐ左に「←水すだれ」の看板があるので、そこに入っていくと、正面に水管橋が見えてきます。

(駐車場)
Otaru_20200607-144855

(右に曲がってすぐ左に「←水すだれ」の看板)
Otaru_20200607-145910

(まっすぐ先に水管橋)
Otaru_20200607-145006

水管橋の右手に、目的の水すだれがあって、下を勝納川が流れているわけです。

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※バスだと中央バス「天神町」(終点)のバス停を降りてから結構歩くので、ちょっと不便なんですよね(徒歩10〜15分ほど)。

そして、こちらが、おなじみの水すだれの眺めです。
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近くで見ると、思った以上に流れが急で、かなり音も大きく、“迫力がある”といってもいいかもしれません。

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ただ、木々の間から少しカーブしながら流れ落ちてくるその眺めは、とても美しい景観なんですよね。

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この水すだれは、正式には階段式溢流路(いつりゅうろ)というのですが、小樽市HPに説明が記載されているので、いつものように引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。
 放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21m、距離約100mの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。
 この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。
 また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。
 この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。
 先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ましてみませんか。
小樽市 :令和2年度奥沢水源地水管橋の一般開放について

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(現地の案内板と右が土木学会選奨土木遺産のプレート)

Otaru_20200607-145110

1914年(大正3年)完成という歴史ある奥沢ダムは、ダム堤体に陥没が見つかって、2011年(平成23年)8月に廃止になってしまい、ダム自体はもうありません。

現在は、かつて奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)を遠くに見ることができます。

Otaru_20200607-145128

市民の水がめとしての役割は終えていますが、今もここは奥沢水源地という名称で水すだれも残されていて、観光資源としての活用方法も模索中のようです。

先ほど入っていきた道路の向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っているんですよね(立ち入り禁止です)

Otaru_20200607-144950

今後もこの水すだれをこうやって見ることができて、さらには、その歴史的価値をも伝えていけるような活用方法が見つかるといいですね。

(ちなみに、こちらは下流側の眺めです)
Otaru_20200607-145223

と、毎年、同じような記事と締めの言葉を書いていますが、以上、今年も一般開放された水管橋に行って見てきた、水すだれの様子でした。


※Twitterに投稿した短い動画です。

※奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2019年9月19日 (木)

小樽市のHPに奥沢水源地の水すだれ(階段式溢流路)のドローン映像が掲載されいたので紹介しますね

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写真は2019年4月30日撮影

奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称「水すだれ」は、自然の中を流れるその景観も美しく、小樽市民にはお馴染みですよね。

その「水すだれ」を間近に見ることのできる水管橋は、毎年一般開放されていて、このブログでもその様子をよく取り上げています。
※今年の様子はこちらの記事で:奥沢水源地の水すだれを正面に眺める水管橋が一般開放中(令和元年は11月4日まで)

水管橋の一般開放のお知らせは、小樽市HP内の「小樽市 :平成31年度(令和元年度)奥沢水源地水管橋の一般開放について」に掲載されているのですが、そのページで水すだれをドローンで撮影した動画が公開されていました。

この映像は、小樽市水道局総務課のYouTubeチャンネルで公開(2019年6月19日付)されているもので、ここでも紹介させてもらいますね。

その映像がこちらです。

 

短い映像ですが、普段は水管橋からしか見ることのできない水すだれを上空から、しかも、川が水すだれに流れ込む上流部分まで見せてくれていて、これは、なかなか見ることのできない、貴重で、しかも美しい映像ですね。

※ちなみに、今年度の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:平成31年4月27日(土)~令和元年11月4日(月)まで
開放時間:午前10時~午後4時まで
現地の天候状況などによって、一般開放を中止として、水管橋が閉鎖されている場合があるとのことです。
すぐ近くに駐車場もあります。

※毎年、水すだれを見に行って同じような記事を書いているのですが、お気に入りのスポットで、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2019年5月 1日 (水)

奥沢水源地の水すだれを正面に眺める水管橋が一般開放中(令和元年は11月4日まで)

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今年も奥沢水源地階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称「水すだれ」を間近に見ることのできる水管橋が一般開放されています。

毎年のことですが、4月30日(火)に行ってきたので、今年もお知らせを兼ねて紹介しますね。

令和元年度の奥沢水源地水管橋の一般開放期間について

水すだれを正面から見たおなじみの写真は、水管橋の上から撮ったものなんですよね。なので、この水管橋の一般開放時に見に行くと、この光景を眺めることができるというわけです。

令和元年度(平成31年度)の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
(お〜“令和”って始めて打った!! 笑)
開放期間:平成31年4月27日(土)~令和元年11月4日(月)まで
開放時間:午前10時~午後4時まで
現地の天候状況などによって、一般開放を中止として、水管橋が閉鎖されている場合があるとのことです。

※小樽市のHP内に一般開放のお知らせが掲載されています。
小樽市 :平成31年度(令和元年度)奥沢水源地水管橋の一般開放について

ちなみに、奥沢水源地は、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入り、ひたすら道なりに天神十字街も超えて進んだ先にあります。

道路はそこから右に曲がりながら上り坂になっているのですが、その曲がり角正面が駐車場になっています。

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駐車場の奥は、今年は雪投げ場になっていたようですね。

道路を右に曲がってすぐ左に「←奥沢水源地」の看板があるので、そこに入っていくと、正面に水管橋が見えてきます。

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水管橋の右手に水すだれがあります。

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そうそう、バスだと中央バス「天神町」(終点)のバス停を降りてから結構歩くので、ちょっと不便なんですよね(徒歩10〜15分ほど)。

奥沢水源地の水管橋から水すだれの眺める

で、こちらが水管橋からの水すだれの眺めです。

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近くで見ると、結構幅が広くて音も大きく、この時期は雪解けで水量も多くて迫力あります。

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それでも。上から木々の間を階段状に落ちてくるその様子は、美しいともいえる景観です。

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(こちらは下流側の眺めです)
Otaru_20190430-151853

水すだれ(階段式溢流路)と奥沢ダムについて

この水すだれは正式には階段式溢流路(いつりゅうろ)というのですが、小樽市HPに説明が記載されています。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。
 放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21m、距離約100mの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。
 この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。
 また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。
 この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。
 先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ましてみませんか。
小樽市 :平成31年度(令和元年度)奥沢水源地水管橋の一般開放について

(現地には案内板もあります。右は土木学会選奨土木遺産のプレート)
Otaru_20190430-151757

奥沢ダムは、1914年(大正3年)完成という、とても歴史のあるダムでしたが、ダム堤体に陥没が見つかって、2011年(平成23年)8月に廃止になってしまい、ダム自体はもうないんですよね。

奥にはかつて奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます。ただ、近づくことはできません。

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おわりに

ということで、今もここは奥沢水源地という名称ですが、市民の水がめとしての役割は終えていて、現在は水すだれを中心とした奥沢水源地の観光資源としての活用方法を模索中とのことで、先ほど入っていきた道路の向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

(奥沢浄水場の施設)
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今後もこの水すだれを見学できて、さらには、その歴史的価値を伝えていけるような活用方法が見つかるといいですね。

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※毎年、水すだれを見に行き、毎年同じような記事を書いているのですが、結構お気に入りのスポットなんですよね。奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。


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