
「ルタオ運河プラザ店」が2024年10月11日(金)10時にオープンしました。
ここは2024年3月31日をもって閉鎖した旧運河プラザ跡で、店名に観光客はもちろん、市民にもとても馴染みのある“運河プラザ”という以前の施設の名称を残してくれたんですよね。
店舗前にはハロウィン絡みの素敵なディスプレイがあって、みなさん記念写真を撮ってましたよ。


建物沿いにはずらりと開店祝いの花が。


入ってすぐの左右のスペースが1番庫と呼ばれているのですが、ここにテイクアウトコーナーとルタオ初となバースペースがオープンし、フリーの休憩スペースもできてます。
そして、以前の運河プラザの時も土産物店だった、入って右側の休憩スペースの奥にある2番庫は、ルタオ商品の物販スペースとなっています。
今回オープンしたのはこの1番庫と2番庫で、もう1箇所、かつて多目的ギャラリーとしてイベントなどが行われていた左手奥の3番庫は、新たにカフェ&レストランとなる予定で、そちらは来年の春にオープン予定とのことです。
私もオープン日の午後に行ってみたのですが、お店は大変な賑わいでしたよ。
(2番庫の物販スペース)

テイクアウトでは、運河プラザ店限定のオタルタ(外はシュー生地で中はバスクチーズケーキのアパレイユ/500円)、運河パルフェフロマージュ(ストロベリー・ハスカップ/各750円)といった商品は全て(とっくに?)完売となっていました。

(許可をいただいて撮影しました)
(中庭はどうなるのかな?)

運河プラザの時と同様に入って右側がフリーの休憩スペースとなっていますが、ソファがルタオのドゥーブルフロマージュの形になっているんですよね。
(こちらの写真はオープン前に先行して開放してくれた時のものです。オープン日は混雑すぎて写真が撮れませんでした)

ここは公共スペースとなるので。トイレと合わせて自由に利用できるそうです。
旧運河プラザ閉鎖後、小樽市が公募型プロポーザル方式(提案内容により貸付先を決定する手法)で事業者を募集し、洋菓子店ルタオを展開する(株)ケイシイシイに決定したんですが、その際、今後も市民や観光客が休憩などできるようなフリースペースを一定程度確保する条件をつけていたんですよね。
ちなみに、運河プラザの閉鎖が決まった際に、小樽情報をX(旧Twitter)を中心に発信する小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、その後も観光客や市民が利用できるようにと署名活動を行っていたので、その思いがかなり伝わったのではないでしょうかね。
この建物は 明治23年(1890年)〜27年(1894年)建築の旧小樽倉庫で、小樽市指定歴史的建造物でもあるので(1983年に市所有)、歴史的にもとても貴重なのですが、加えて、旧施設の運河プラザの時から名称も含めて、観光客はもちろん、市民にもとても馴染みのある施設・建物なんですよね。
その建物で今回、小樽ではとても大きな人気と知名度のあるルタオの新店がオープンしました。
店内はとても綺麗になっていますが、天井や壁面などは木骨石造の歴史的な様子をそのまま残してくれています。休憩スペースもあって気軽に立ち寄れますし、たくさんの方の利用されそうですね。
また、バースペースは22時までの営業とのことで、夜の賑わいの創出なども期待されているということで、私も今度夜に行ってみようかな。

ということで、旧運河プラザにルタオ運河プラザ店が10月11日(金)にオープンしました。これから人気スポットのひとつになりそうですね。
【店舗情報】(お店情報は2024年10月時点でのものです)
※営業時間
一番庫:10:00‐22:00(Lo.21:00)
二番庫(物販スペース):10:00‐18:00
※一番庫のバーはワンオーダー制。
※季節や混雑状況等により変更もあります。
※ルタオ運河プラザ店 - 小樽洋菓子舗ルタオ

※関連ニュース
・旧小樽倉庫に10/11ルタオ運河プラザ店オープン(小樽ジャーナル)
・「ルタオ運河プラザ店」が10月11日(金)グランドオープン!|poroco ポロコ|札幌がもっと好きになる。おいしく、楽しく、札幌女子のためのWEBサイト
・2024年10月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※新店「ルタオ運河プラザ店」が10月にオープン - 小樽洋菓子舗ルタオ

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・旧運河プラザに「ルタオ運河プラザ店」が10月11日に一部オープン〜先行して休憩スペースとトイレが利用できます
・ニュースより/旧運河プラザは「ルタオ」に賃貸〜小樽市が公募型プロポーザルで選定
・運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について
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