その他の気になる建物

2017年5月11日 (木)

2017年3月で閉校した末広中学校を見に行ってきました

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先日、桜を見に手宮公園へ行った際、閉校したばかりの末広中学校の様子を見に行ってきました。

(写真は5月4日撮影)
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2017年3月で閉校し、69年の歴史に幕を下ろした末広中学校は、同じくこの3月で69年の歴史に幕を下ろした北山中学と統合して、4月から新たに北陵中学校として、場所は旧手宮西小学校を改修して開校しています。

この日は車でしたが、末広中学校は手宮公園の高台のさらに奥にあるので、登校はなかなか大変だったでしょうね。

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まだ閉校したばかりということで、なんだか校舎にはまだ生徒たちがいるような雰囲気でした。

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近年、小樽では学校再編が続いていて、母校がなくなるのは寂しいものですよね。

この校舎が、今後どうなるのかは私は知らないのですが、何か再活用されるといいですね。

※参考ニュース:統合新設校 北陵中学校開校 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

【関連記事】
この3月末で閉校する小樽市立末広中学校で3月15日に花火が上がりました
ニュースより/北山中と末広中の統合中学校の校名は北陵(ほくりょう)
末広中学校は励ましの坂を上った先


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2017年5月10日 (水)

入船陸橋の入船通りから南樽駅側の鉄橋下が綺麗になって古い橋脚も出現してます

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入船通りを海方面に降りていくと、途中にJRの短い陸橋が見えてきます。

入船陸橋と呼ばれるこの陸橋ですが、その橋脚を見ると、とても歴史を感じさせる古いレンガ造りなんですよね。

(写真は2017年4月29日撮影)
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もともとここは入船川が流れていて、川沿いは低地で幅の広い谷になっていたため陸橋がかけられたそうですが、明治13年(1880年)に手宮からの幌内鉄道が開通した当初は、丸太を組み上げた木製だったとのことで、その5年後の明治18年(1885年)に、鉄橋に架け替えられたそうです。

その後、明治38年(1905年)、現在の小樽駅と南小樽駅間の線路が開通した時に山側の橋脚が新設され、明治43年(1910年)には、すでにあった海側の手宮線の鉄橋が複線化のために改築されたとのことです。

※参照:小樽市 :おたる坂まち散歩 第30話 十一坂(後編)小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)

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で、現在のこのレンガを積み上げた橋脚は、その当時に造られたもので、なんと100年以上も線路を支えてきたことになるんですね。何気にすごいですね。

そう知ると、なんだかまじまじと見つめてしまいます。

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(海側から入船陸橋を見たところ)
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ところで、今回の話題は実はここからなんですが(前置きが長い…)、この入船陸橋は、実は入船通りと平行する、もう一本南樽駅側の道路まで続いてるんですよね(あっ、ほとんどの小樽市民は、JR南小樽駅を南樽(なんたる)駅と呼びます)。

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橋の長さは90mくらいあるそうですが、以前は、入船通りと南樽駅側の道路の間は、鉄橋の下が何やら倉庫のような資材置き場のようになっていて、ちょっと近寄りがたい雰囲気で、鉄橋下の様子もよく見えなかったんです。

ところが、最近、そこがすっかり綺麗になっているんです。

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そのため、これまで隠れていた途中の橋脚も姿を現してます。

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これも同じく100年以上前のものでしょうか、やっぱり渋いですね。

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工事の看板があったのですが、それによると、倉庫解体撤去工事が平成29年2月15日〜5月31日の期間で行われているようなので、まだ終わってはいないようですね。

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この跡に何ができるのかという情報は、まだ未確認で知らないのですが、綺麗に整地されて、う〜ん、やっぱり駐車場なのかな…

で、入船通りと平行する道路まで、陸橋が続いているというわけで、こちらの道路脇のレンガも、なんとも歴史を感じさせてくれます。

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ちなみに、ここから先は線路は地上を走って南樽駅に到着するのですが、この南樽駅側のレンガは橋脚ではなくて、このまま地上へと繋がる壁になってます。

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ということで、この入船陸橋の風景は、その歴史の割にどちらかというと注目度は低いみたいですが、なんとも歴史を感じさせる興味深いもので、さらに今回の工事で、そのほぼ全体を見ることができました。

【関連記事】
入船陸橋
入船通りから十一坂へ
南小樽駅周辺の踏切のある風景〜相生町踏切〜曙町通り踏切〜開運町踏切〜新地町踏切


《追記 2017.5.18》 
以前の、入船通りと南樽駅側の道路までの鉄橋下の様子です。

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こんな感じで雑然としていました。

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(以上2点は2015年7月15日撮影)

(こちらは2011年12月14日撮影)
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2017年4月20日 (木)

閉店した海猫屋(旧磯野支店倉庫)の建物のその後の様子を見てきました

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昨年(2016年)10月末で、惜しまれながら閉店した人気のレストラン「海猫屋」ですが、先日、その後に建物がどうなっているのか、ちょっと見てきました。

すでに海猫屋の看板はなくなってますね。

まあ、当然といえば当然ですが、なんだか見慣れた看板がなくなって、なんだか寂しいですね。

それに、やっぱり建物って使われてないと、早くもなんだかガランとした印象ですね。

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この旧海猫屋の建物は、小樽市指定歴史的建造物の旧磯野支店倉庫で、明治39年(1906年)建築のレンガ造りが印象的な建物です。

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なので、建物は維持・管理されているでしょうが、気になるのは今後の活用ですよね。

今のところ、海猫屋の後のこの旧磯野支店倉庫の活用についてのニュースなどは、私は目にしてないのですが、何か有効に活用されるといいですね。

ちなみに、こちらが営業していて看板があった時の写真です。
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【関連記事】
10月で閉店する小樽の人気のレストラン「海猫屋」に行ってきました〜レンガ造りが印象的な建物は歴史的建造物の旧磯野支店倉庫
小樽の人気のレストラン「海猫屋」が10月末で閉店〜建物は歴史的建造物の旧磯野支店倉庫


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2017年3月26日 (日)

気になる建物/花園公園通りの渋いお茶屋さん「栃原製茶」

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花園公園通りを小樽公園から下りていくと、信号のある交差点に元々消防署だった建物を使用している、和食居酒屋の「庄坊番屋」がありますが、その隣にとても渋いお茶屋さんの建物があります。

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この前を通るたびに、気になっていたこの建物は「栃原製茶」というお茶屋さんです。

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すいません、実は栃原製茶のお店のことも、建物のことも全く何も情報を持ってないのですが、褪せた看板や年季を感じる建物のその佇まいは、何とも渋くて趣さえも感じられます。

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気になりつつも、詳しいことが分からないということもあって、これまでブログに掲載することもなかったのですが、先日、この前を通ったら、店頭に貼り紙が…

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“しばらく休業します”と書かれていて、状況は全く知らないのですが、ちょっと気になりますね。

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きっと古くからのお店で、馴染みのお客さんも多いのでしょうね。

こちらは営業中の店舗(2015年5月撮影)
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ということで、建物共々貼り紙が気になった花園公園通りの渋いお茶屋さん「栃原製茶」の建物について、ブログに掲載してみました。

【関連記事】
気になる建物/寿司・和食のお店「庄坊番屋」の建物は元消防署
花園公園通り


《追記 2017.5.18》 
この建物がすでに解体され始めたというコメントをいただき、私も見に行ってきました。

(2017年5月9日撮影)
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このまま閉店ということでしょうか。残念ですね。


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2017年3月23日 (木)

営業終了したホテルヴィブラントオタル(旧北海道拓殖銀行小樽支店)は2月19日に一般公開されたんです(遅ればせながら写真掲載)

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だいぶ前のことで、掲載するタイミングを逃してしまっていたのですが、2017年2月15日で営業を終了したホテルヴィブラントオタルは、そのすぐ後の2月19日に、ホテル館内を一般公開したんですよね。

日銀通りと色内大通りとの交差点の一角に建つ、正面の曲線が特徴的なこの建物は、元々は小樽市指定歴史的建造物の旧北海道拓殖銀行小樽支店で、大正12年(1923年)建築の鉄筋コンクリート造4階建地下1階のとても素敵な建物です。

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で、一般公開の日に、実は私も見学に行っていて、それから一ヶ月以上経ってしまいましたが、その時撮影した写真を遅ればせながら掲載したいと思います(撮影はOKとのことでした)。

※写真中心の長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

続きを読む "営業終了したホテルヴィブラントオタル(旧北海道拓殖銀行小樽支店)は2月19日に一般公開されたんです(遅ればせながら写真掲載)"

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2017年3月 5日 (日)

サンモール一番街の老舗・新海金物店の倉庫の印「○ス(丸ス)」は店名にもついてた

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サンモール一番街にある、店頭に並ぶでっかい鍋やフライパンが目に入る新海金物店

1905年(明治38年)創業という老舗の金物店なんですが、お店の脇道から裏に回ると石造倉庫が続いてるんですよね。

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これは新海金物店の倉庫ということですよね。石造倉庫を備えているというのも、老舗の歴史を感じます。

普段、あまりじっくり見たことがなかったのですが、先日、倉庫の上を見上げてみると、そこには○の中にスの文字が。

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これは、古い石造倉庫の壁面によく見られる“印(しるし)”と呼ばれるマークなのですが、新海金物店の印は丸スなんですね。

ちなみに、その横には、こんな看板もありました。

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古い看板のようですが、店名の前に丸スのマークが付いてますね。

で、あれ?っと思って、改めてお店の前に戻って、上に掲げられているお店の看板を見てみたら…

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あっ!先頭に丸スの文字が付いてる。

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さらに、領収書にも(株)丸ス新海金物店と書かれているんですね。

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この丸スにどのような意味があるのかは、勉強不足で分からないのですが、店名にもつけられていたんですね。

小樽市内の古い石造倉庫を見てみると、様々な印があるのですが、そういうのを見て回るのも面白そうですね。

それに加えて、意味が分かるともっと面白そうなんですが、こういう小樽の倉庫の印やその意味についてをまとめたものって、どこかで発表されてないのかな。

※参考サイト
小樽市 :印(しるし)
商人が使う"印"を探る! ミュージアムラウンジ (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

ちなみに、こちらが新海金物店の店頭に並ぶでっかい鍋やフライパン。

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【関連記事】
店頭の巨大金物が目を引く、サンモール一番街の「新海金物店」
新海金物店
サンモール一番街の新海金物店の右側に、おやきとアイスのお店「おやき屋 甘(かん)」がオープンしてる


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2017年1月12日 (木)

入船の高台にある中区配水池は工事中〜入船・松ヶ枝の配水池について

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入船小学校のグラウンドの裏手を上った高台にあるこの施設、水道施設の中区配水池という現役の施設です。

写真は昨年(2016年)12月撮影で、この広場には円柱状の変わった物体が立ち並んでいるのですが、この時すでに雪に埋まっていて、先端がちょっと見えてるだけですね。

実は、そのさらに前の10月にもここを見に行っていて、その時の写真がこちらです。

※以下の写真は2016年10月撮影です。
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円柱状の物体(これは通気口だそうです)が並ぶ光景は、何だか奇妙ではあるんですがとても印象的で、結構好きな風景です(笑)

で、ここが現在工事中なんですよね(本当は工事中ということを投稿したかったんです。もっと早くに…)。


入船の中区配水池は工事中

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(写真は2016年10月撮影)

横の看板には“配水池をつくっています”と書かれていて、中区配水池築造工事という名称で工事がされてます。期間が平成30年3月9日までということで、来年ですね。先は長いですね。

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そこで気になるのが、先ほどの円柱状の物体がどうなるのかなんですが、写真を撮っている時に警備の方が、このちょっとかわった形状の施設は貴重らしいのでそのままらしいよ、って教えてくれました。

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さて、この配水池という施設についてなんですが、以前、北海道新聞朝刊の折込紙の「新ねっとわーく小樽 No.16(2015年11月)」に、詳しく掲載されていたので、その内容を元に書き留めておきたいと思います。


入船・松ヶ枝の配水池について

まず、浄水場で作られた水を溜めておくのが配水池ですね。これで安定して水を供給できるわけです。

ここ入船の中区配水池は今なお現役ながら、昭和2年に完成したものとのことなんですよね(昭和37年に増設)。

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(写真は2016年10月撮影)

この敷地の地中には、水を溜めるための施設が隠れているわけですが、地上の円柱状の通気口を含めて、歴史的建造物ともいえるものなんですね。

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円柱状の形が特徴的な通気口があるのは、この時期に作られた施設だけだそうですよ。

ちなみに、この場所から坂道を下りていったところに、低区配水池もあるんですが、なんとそちらは大正3年に小樽の水道が創設された際にできた、市内最古の配水池だそうです。

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低区配水池には、円柱状の施設はなくて、一見、ただの何もない広場に見えます。

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中と低があるなら高もあって、高区配水池は松ケ枝町の高台の旧松ヶ枝配水センターの近くにあり、そちらは中区配水池と同じ昭和2年完成で(昭和34年増設)、円柱状の通気口もあるのですが、周囲も立ち入り禁止のために見ることはできません。

市内には数多くの配水池があるそうですが、中でもこの3つの施設は大規模なものだそうで、ここから送られる水は、色内から築港周辺まで、小樽市街中心部の大部分をカバーするそうですよ。

そういえば、この配水池のある高台周辺は、地元の方々から水道山と呼ばれてるんですよね。

そうそう、先ほど出てきた旧松ヶ枝配水センターは、昭和46年開設ながら平成15年に天神浄水場に機能を移したことによって、現在は閉鎖しているのですが、建物下が配水池となっていて、それは今も使用されているそうです。

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参考:新ねっとわーく小樽 No.16(2015年11月)


おわりに

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ということで、入船の中区配水池に加えて、低区配水池と高区配水池についてでしたが、今回は中区配水池が工事なのをきっかけに記事を掲載したのですが、「新ねっとわーく小樽 No.16(2015年11月)」に掲載されていた内容を、いつか書き留めておこうと思っていたんですよね。

それが、ようやくできました。

【関連記事】
入船と奥沢の境の坂道を歩く〜松ヶ枝町から上って入船小学校裏の下り坂へ
入船町の上水道配水センター
松ヶ枝町の気になる変わった建物は高圧量水器室(?)
松ヶ枝町の気になる四角い建物は「小樽市水道松ヶ枝配水センター」


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2016年10月29日 (土)

小樽築港の斜路式ケーソン製作ヤードの歴史のある巨大なクレーン2基が解体撤去されてます

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小樽築港の南防波堤の近くに、巨大なクレーンが2基あります。

これは斜路式ケーソン製作ヤードクレーンで、昭和10年(1935年)製と古く歴史のあるものなんですが、老朽化で倒壊の危険があるということで、解体撤去することが決まり、既にその作業が進められています。

このことは、2016年10月19日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄や小樽ジャーナルの記事(小樽港のシンボル ! ケーソンクレーン解体撤去! (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com))などでも掲載されてましたが、10月21日から解体作業が始まり、11月中旬頃には撤去されてしまうようです。

そこで、近くまでは行かなかったのですが、ウイングベイ小樽に行った際に遠くからですが、その様子を見てきました。

(10月22日撮影)
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拡大してみました。
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すでに囲いがされていて、このクレーンが、間もなくなくなってしまうんですね。

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ちなみに、先ほどでてきた、ここにある斜路式ケーソン製作ヤードとは、ケーソンと呼ばれる大きなコンクリートの箱型の構造物を、所定の場所で水中に沈めて防波堤を作っていく工法において、製作したケーソンを滑り台のような斜路を使って、海上に進水させる施設です。

そして、高さ23メートル、アームの長さが30メートルの鉄製の、今回撤去されるクレーン2基は、コンクリート製ケーソン製造のための資材を運ぶために、昭和10年(1935年)に作られたものです。

ただ、ケーソンの大型化に伴って、ここで作れるようなケーソンの需要がなくなり、2005年に作られたのが最後とのことで、私はここが使われている様子を見たことがなかったんですよね。一度、見てみたかったです。

このブログでは、このクレーンについて過去に次の記事で紹介したことがあります。
小樽港の南防波堤周辺の様子と巨大なクレーン

その時の写真を掲載しますね。つまり、解体前の姿です。

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斜路式ケーソン製作ヤードに関しては、2009年に土木学会選奨の土木遺産に認定されていて、そちらは残されるようですが、これらの施設は、知る人にとってはかなり貴重な施設だそうで、斜路式ケーソン製作ヤードは残るとはいえ、その関連施設のクレーンの撤去には、残念がる声が多いようです。

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今回の投稿に関しては、私もあまり詳しくないので、施設の説明などは先述の新聞記事などを参考にさせていただきましたが、気になるのは、こういう歴史のある貴重な施設が撤去されているということを、おそらく小樽市民のほとんどが知らないんだろうな〜、ということです。

このブログで、解体前の様子を残すことができてよかったです。

※参考
小樽港のシンボル ! ケーソンクレーン解体撤去! (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
・2016.10.19北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽港のシンボル解体へ 23mのクレーン2基が老朽化:朝日新聞デジタル

【関連記事】
小樽港の南防波堤周辺の様子と巨大なクレーン


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2016年9月27日 (火)

こんなところに神社が〜錦町の小樽地守稲荷神社/すぐ近くのこの渋い建物は〜松田鐵工所

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小樽には神社がたくさんありますが、知らない小さな神社がまだまだあるんですよね。

実は、今回の手宮地区の錦町にある「小樽地守稲荷神社」も、最近知りました。

場所は、まずは手宮へ向かう錦町のバス通り(道道454号小樽海岸公園線)沿いの、スーパーチェーンシガ手宮店の脇の道路を入っていきます。

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すると、左手の小路の奥に、まず、赤い鳥居が見えてきます。

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この鳥居に向かい、急な階段を上ってみると、目の前は斜面になっていて、社殿はありません。

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右奥に、草むらが続いているのですが、人が通った形跡は見られませんね(道にはなってませんでした)。

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実は、その先に社殿があるのですが(って、後で知ったんですけどね)、ここから行くのではなくて、一旦、先ほどのシガから入ってきた道に戻ります。

(ここの階段は、短いですが急です)
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そして、元の道をもうちょっとだけ進むと、木造のかなり渋い建物の建つ、もう1本の小路があります。

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ここを入っていくのですが、それにしても、この木造の建物は何とも味がありますし、それに大きいですね。

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で、この建物の建つ小路を入っていくと、また階段があるのですが、それを上ると、今度は右手に小さな社殿が建っていました。

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この社殿自体は新しいのかな。

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左の建物は社務所と書かれてます。

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この社務所の裏から、先ほどの鳥居に繋がっているであろう、草むらが続いてるんですね。

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ところで、この小樽地守稲荷神社についてですが、地守は“ジマモリ”と読むそうで、普段は無人の神社とのことです。

北海道神社庁のホームページの神社データベース内の小樽稲荷神社の項目を見ると、境内外末社として、ここ小樽地守稲荷神社が記載されてます。

では、境内外末社とは何ぞや、となるんですが、境内の外にある本社(小樽稲荷神社)に付属する小さい神社(末社)ということなのかな(参考:末社(まっしゃ)とは - コトバンク)。

また、書籍「小樽散歩案内」を発行する小樽の出版社ウィルダネスさんのブログに、この小樽地守稲荷神社について言及されている記事があり、それによると、社殿の建立は大正9年7月のことだそうですが、最初は地辷(じすべり)稲荷神社という名前だったとか(参照:錦町 小樽地守稲荷のあたり : ときどきの記 小樽の出版社“ウィルダネス”のブログ)。

(社殿から、上ってきた階段を振り返って見たところ)
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小樽地守稲荷神社の御神輿

実は、先月のことなんですが、手宮いか電広場(十間通り)で開催された手宮ビアガーデンの様子を見に行った際、十間坂を御神輿が下りてきたんです。

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その御神輿は、途中で曲がったんですが、向かった先が、ここ小樽地守稲荷神社でした。

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それで、小樽地守稲荷神社のことを知ったんですよね。

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この日は、小樽地守稲荷神社例大祭とのことです。

手宮ビアガーデンの開催している2日間は、普段無人の小樽地守稲荷神社に、小樽稲荷神社の方が常駐するそうですよ。

※参考:2016手宮ビアガーデン…小樽地守稲荷神社例大祭 | 小樽観光案内所スタッフブログ


建物がとにかく味わい深い松田鐵工所

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先ほど登場した、何とも渋い木造の、しかもかなり大きなこちらの建物。

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詳細は分からないのですが、入口に近づくと、松田鐵工所の看板が掲げられています。

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現在、どのような状況かは全く分からないのですが、いや〜、何とも味わい深くて、歴史も感じさせてくれる建物です。


ということで、今回は初めて訪れた、錦町にある小樽地守稲荷神社についてと、すぐ近くにあった、松田鐵工所の渋い建物についてでした。

【関連記事】
手宮ビアガーデンの賑わいに圧倒されてそそくさと帰ってきた話


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2016年6月14日 (火)

小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」

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祝津は昔からニシン漁で栄えた地区で、今も当時の様子を今に伝える番屋などのニシン漁場建築をいくつか見ることができるんですよね。

祝津に行くと、綺麗な海とともに、それらのニシン漁場建築を見学するのが、いつも楽しみなんです。

で、先日、祝津で開催されたイベント「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ったのですが、そのイベント期間中は、祝津に残る代表的なニシン漁場建築の旧白鳥家番屋、茨木家中出張番屋、小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)が無料で一般公開されるんですよね。

前置きとして、明治さらには江戸時代後半からニシン漁で栄えた祝津の網元の中でも、青山家、茨木家、白鳥家が祝津の「御三家」と呼ばれていて、その御三家と呼ばれる三大網元に関する番屋等のニシン漁場建築が、今も祝津に残っているということですね。

もちろん、当日は各建物を見てきたので、その中から今回は、茨木家中出張番屋(いばらぎけなかでばりばんや)の様子です。

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※昨年撮影してブログに未開催の写真もあるので、今回撮影の写真の補完という形で、混在して掲載してます。


小樽市都市景観賞受賞の茨木家中出張番屋

茨木家中出張番屋の場所は、海沿いの道道454号小樽海岸公園線で祝津に入ると、間もなくその道路沿いに建っています。

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明治後期に建てられたというこの木造平屋建ての建物は、茨木家が漁夫の住宅として建てた建物です。

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長い間閉鎖されて取り壊しも検討されていたそうですが、地元の祝津たなげ会などの関係各所の努力によって、2010年(平成22年)6月に修復工事を完了し、現在はイベントなどにも積極的に活用されています。

その建物としての景観と祝津たなげ会による様々な活動が認められて、「茨木家中出張番屋と特定非営利活動法人おたる祝津たなげ会の活動」として、第19回(平成23年度)小樽市都市景観賞を受賞しています(参考:小樽市 :第19回小樽市都市景観賞受賞作品)。

小樽市の歴史的建造物には指定されていません。

この日は無料で一般公開されていたのですが、中に入ると、左手には広い部屋の壁際に添って、漁夫が寝泊りする"ネダイ(寝台)"というのが設けられてます。

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室内に上がることができるので、ネダイを間近で見て、当時の様子を伺うことができますね。

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ちなみに、こちらが玄関から入って正面。
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建物入って右手は、座敷になってます。
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そうそう、建物の右横には、恵美須神社の鳥居があります。

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そこをくぐって細い道を上って小高い山の上までいくと、恵美須神社の小さな社殿が建っているのですが、本殿は文久3年(1863年)建立とのことで、小樽市の歴史的建造物に指定されているんですよね。

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ただ、今回はそこまで行かなかったので、詳しく紹介したこちらの記事をどうぞ。
恵美須神社


ということで、祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」の様子でしたが、祝津といえばおたる水族館が人気ですが、このような昔ながらの歴史ある建物は、やっぱり興味深いですね。

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※参考サイト:祝津の見所|祝津たなげ会

※今年度の 茨木家中出張番屋の公開について(茨木家中出張番屋の一般公開は4月29日からより)。
4月29日~10月10日の金・土・日と祝日(4月29日~5月8日、7月29日~9月22日は連日開館)。
時間は午前11:00~午後3:00まで。
入館料…見学寄付金(番屋維持管理費として):200円(中学生以下無料)

【関連記事】
茨木家中出張番屋
祝津のニシン漁場の建築物「番屋」と恵美須神社
第19回(平成23年度)小樽市都市景観賞受賞作品


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