閉店した店・閉館した施設

2024年11月 8日 (金)

高島の人気のラーメン・焼きそばの店「かたの」が9月20日をもって閉店しています【情報提供】

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少し前のことなんですが、高島のラーメン・焼きそばの店「かたの」が2024年9月20日をもって閉店しています。

閉店情報はSNSでの投稿を目にした他、複数の読者さんからも情報が寄せられていたのですが、ブログへの掲載が遅れてしまいました。

かたのは高島漁港の端のほうにポツンと立つ小さな食堂なのですが、地元の方をはじめ、もう穴場ともいえないくらい人気の食堂だったんですよね。

店頭の閉店のお知らせの張り紙をみると、28年間地元に愛されたお店だったのですね。

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2017年公開の映画「探偵はBARにいる3」のロケ地にもなっていましたね。
※関連記事:「探偵はBARにいる3」の小樽ロケ地マップが作成されてます

ただ、残念ながら私は行ったことがなくて、過去に何度か出向いたことがあるのですが、休みだったりで全て空振りに終わってしまい、今となっては後悔してます。

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(のれんがかかっていたこの時に行っていれば…。2021年11月撮影)Otaru_20211110-125734r

ということで、高島の「かたの」は閉店しています。地元に根付いた人気のお店の閉店というのは寂しいですね。

※情報提供をどうもありがとうございました。

※参考:書籍「小樽さんぽ」(田口智子/北海道新聞社発行)

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2024年10月18日 (金)

居酒屋・イタリアン「てっら」が9月30日をもって閉店してます

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都通りと第一大通りをつなぐ小路あった居酒屋・イタリアン 「てっら」が閉店していますね。

2024年9月30日をもって閉店とのことです。

すいません、私は行ったことがなったのですが、お店の前を通った際に張り紙を目にしたので、閉店情報を掲載しておきます。

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お店は2016年10月にオープンしていて、人気のお店だったと思うので閉店は残念ですね。

いつものことながら、食べに行っておけばよかったです。

※参考:2018/3/10放送 ー 居酒屋・イタリアン てっら(terra) ー|&.LOVE <小樽さんぽ>|AIR-G' FM北海道 80.4

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2024年8月14日 (水)

堺町通りの歴史的建造物「旧北海雑穀株式会社」に入っていた「小樽硝子の灯・彩や」はいつ閉まったの!?〜看板ももうありません

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いつからでしょうか、堺町通りにあった小樽市指定歴史的建造物の旧北海雑穀株式会社に入っていた「小樽硝子の灯・彩や」が閉まっていたのは。

先日、前を通ったら、看板も外されていました。

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そういえば、ずっと扉が閉まったままだったような…

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この建物、旧北海雑穀株式会社は明治42年以前に建てられたものということで、平成29年(2017年)に小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

建物概要について、小樽市HPから引用させてもらいます。

この建物は、木材の骨組みの外側に軟石を積んだ木骨石造と呼ばれる構造で、瓦葺の切妻屋根、開口部には鉄扉が納められています。また、正面両脇には、小屋根付きの袖壁が設けられています。2階には竿縁天井や床の間があり、和室の面影が残っているほか、彫刻模様付きのカーテンボックスや上げ下げ窓が取り付けられており、和洋折衷の意匠になっています。堺町通りに建つ明治時代の貴重な建物のひとつです。
小樽市指定歴史的建造物第85号【旧北海雑穀株式会社】 | 小樽市

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そして、この建物を活用していたのが、とんぼ玉の製作体験が人気だった「小樽硝子の灯・彩や」だったのですが、残念ながら閉店してしまったんですね。

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↓こちらの写真は、営業時の2016年10月撮影です。
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小樽市指定歴史的建造物ということもあって、今後も気になるところです。

※ちなみに、ここを運営していた小樽ADVANCE倶楽部は、色内大通り沿いの2024年4月6日をもって閉店した「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」も運営していたので、どちらも閉店してしまったということなんですね。
あれ!?色内大通り沿いの「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」が閉店している!?(建物は旧梅屋商店)

※参考
小樽硝子の灯彩や・小樽硝子本舗和蔵(ADVANCE倶楽部) | 小樽・積丹の観光&遊び・体験・レジャー専門予約サイト VELTRA(ベルトラ)
ガラス工芸広場|全国ガラス工房案内|北海道

【関連記事】
旧北海雑穀株式会社(現 小樽硝子の灯・彩や)が新たに小樽市指定歴史的建造物に【平成29年度】
旧北海雑穀株式会社(現 彩や)

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2024年7月26日 (金)

色内大通り沿いの「手打ちそば いろない」が閉店してます

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色内大通り沿いの蕎麦屋「手打ちそば いろない」が閉店しています。

店頭に2024年7月5日付で店主からのお知らせが張り出されていて知りましたが、急なことだったようですね。

私は行ってみたいと思いつつ、行きそびれてしまっていて、結局行かないまま閉店になってしまいました…(ありがちです…)

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「手打ちそば いろない」は、ミシュランガイド北海道2012・2017特別版でビブグルマンに選ばれているんですよね。

それもありますし、人気のあるお店だったと思うのですが、閉店は残念ですね(閉店の事情は把握しおりません)。

※閉店後の写真追加(2024.9.2追加)
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※参考
・2017年5月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
手打ちそば いろない - ミシュランガイド・ビブグルマン掲載の小さなお蕎麦屋さん | 運河クルーズキャプテンの小樽グルメレポート

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稲穂大通り(第一大通り)沿いの「クシダ薬局」が2024年6月30日をもって閉店してます

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稲穂大通り(第一大通り)沿いの「クシダ薬局」が、2024年(令和6年)6月30日をもって閉店しています。

場所は北海道新聞社小樽支社の隣になりますね。

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クシダ薬局については、私は特に利用していたわけではないのですが、シャッターが閉まっていたのが目に止まり、そこに張り出されていた閉店のお知らせをたまたま目にして知りました。

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もちろん、小樽市内の閉店情報を全て取り上げることは不可能なのですが、たまたまでも知ることができた街の変化となる情報、特に閉店情報は、記録としてもできるだけ書き留めておこうと思っています。

ちなみに、このクシダ薬局についてですが、2019年発行の稲穂大通商店会の冊子に創業65周年と記載記載されているので(2019年4月時点の情報)、今年(2024年)で創業70周年といったところでしょうか。

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なかなか古くからある薬局だったんですね。となると、利用されていた方も多かったのではないでしょうかね。

小樽稲穂大通商店会

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2024年7月 3日 (水)

中央市場内の「小樽海鮮丼 ガンガン亭」が6月30日をもって閉店しています

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中央市場の第2棟内の梁川通り側から入ってすぐにあった「小樽海鮮丼 ガンガン亭」が、2024年6月30日(日)をもって閉店しています。

閉店のお知らせはガンガン亭のSNSで知ったのですが、店頭にも閉店のお知らせの張り紙が貼ってありました。

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事前の告知があったのかは分からないのですが、急に知ったのでちょっと驚いています。

ガンガン亭がオープンしたのは2020年2月で、歴史ある市民の台所でもある中央市場内という小樽ならではとも言える場所で、海鮮丼などが手頃な値段で食べられ、評判はよかったと思うのですが…

詳しい事情は分かりませんが、やはり閉店は残念ですね。

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※ガンガン亭のサイトやSNSは現在のところまだ閲覧できます(2024年7月3日現在)。
小樽海鮮丼 ガンガン亭|小樽中央市場 – 創業七十周年を迎える小樽中央市場の中にある海鮮丼屋
・Instagram:小樽海鮮丼ガンガン亭(@gangantei)
・X(旧Twitter):小樽海鮮丼ガンガン亭(@gangantei)

小樽中央市場 公式HP

【関連記事】
中央市場に「小樽海鮮丼 ガンガン亭」が2月29日オープン〜【PR】開店記念でまかない丼が1日限定20食で3月8日まで特別価格に

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2024年6月25日 (火)

あれ!?色内大通り沿いの「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」が閉店している!?(建物は旧梅屋商店)

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色内大通りを中央通りから日銀通り方面に入っていくと通り沿い右手にあった、木骨石造の建物を活用していた「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」が閉店していました。

閉店は全然気づかなかったのですが、店頭に張り紙があって2024年4月6日をもって閉店したとのことです。

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すいません、店舗の詳細についてはあまり知らないのですが、和雑貨や硝子のお店で、ガラスの制作体験を行っていたんですよね。

ちなみに、通りを挟んで向かいに立つタイル張りが印象的な建物「旧川田商店」に以前入っていた、ガラス工芸品を扱うお店「小樽アドバンス倶楽部」は系列店で、その小樽アドバンス倶楽部はここ和蔵内に移転という形になっていたんですが…あれ?それも含めての閉店なのかな?(詳細未確認ですいません)

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そして、気になるのが「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」の入っていた古い石造倉庫の建物ですが、この建物は「旧梅屋商店」の建物とのことなんですね。

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店先に看板があって、実は建物情報は今のところその看板のみがたよりなんですが、それによると、建築は明治39年(1906年)で木骨石造2階建。西洋の構造を取り入れた、明治期商家建築の代表とのことで、以前は「アリババコレクション」というお店だったようです。

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小樽市指定歴史的建造物ではないのですが、歴史ある建物ということで、それも含めて今後のことが気になりますね。

【関連記事】
旧梅屋商店(現 小樽硝子屋本舗〜和蔵〜)
旧川田商店に入る小樽アドバンス倶楽部(吹き硝子体験工房)が斜め向かいに移転していた
旧北海雑穀株式会社(現 小樽硝子の灯・彩や)が新たに小樽市指定歴史的建造物に【平成29年度】

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2024年6月13日 (木)

緑町のバス通り沿いにあった備長炭やきとり「吉田屋」が2024年5月19日をもって閉店しています

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緑町のバス通り沿いにあった「備長炭やきとり 吉田屋」が、2024年(令和6年)5月19日をもって閉店しています。

吉田屋の場所はバス通りの緑第一大通りから「ラルズマートおたる山の手店」へと向かう交差点の角に、店舗となっていた建物があります。

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閉店情報はSNSで目にしたので、実際に店舗前に行ってみると、閉店をお知らせする張り紙がありました。

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そこには28年間大変お世話になりましたと書かれていて、単純に計算すると1996年頃からこの地で営業していたんですね。

吉田屋はきっと地域で人気の焼き鳥屋さんだったのでしょうね。

実は何度か買ったことがあって、リーズナブルで美味しかった記憶があります。

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テイクアウト専門店だと思っていたのですが、あれ?店内でも食べられたのかな?Otaru_20240612-155044

詳しい事情は分かりませんが、やはり閉店は残念ですね。

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2024年4月 5日 (金)

運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について

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運河方面の小樽観光の拠点となっていた運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)は、2024年3月31日(日)をもって閉鎖しています。

閉鎖を知らせるニュースはこのブログでも驚きと共にお伝えしましたが、閉鎖後の現在は扉がしまり、そこには閉店をお知らせする張り紙が貼られてます(写真は2024年4月2日撮影)。

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運河プラザには観光案内所と休憩スペース、そして喫茶店が入っていた「1番庫」、土産物店の「2番庫」、イベントでよく使われていた多目的ギャラリーの「3番庫」がありました。

このうち、喫茶店の「喫茶一番庫」は実はひと足先に3月20日で閉店していて、観光案内所と土産物店については、第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場に3月25日に新しくオープンした「小樽国際インフォメーションセンター」に移転という形になっています。

※記事はこちら:小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン

ただ、小樽国際インフォメーションセンターには気軽に休憩できるスペースがなくて、そこがやや気になってます。

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ちなみに、運河プラザの建物は 明治23年(1890年)〜27年(1894年)建築の「旧小樽倉庫」で、小樽市指定歴史的建造物です(1983年に市所有)。なので歴史的にもとても貴重な建物でもあるんですよね。

同じ建物内には、運河プラザの他に建物北側に小樽市総合博物館運河館、中央レンガ造の部分には「小樽百貨 UNGA↑」が入っていて、そちらはこれまで通りに営業しています。

(ぶん公像はどうなるのかな)
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閉鎖間際の運河プラザの様子

閉鎖間際の運河プラザの様子についてなんですが、運河プラザが閉鎖されるということで、運河プラザへの感謝の思いを残そうと、小樽情報をX(旧Twitter)を中心に個人で発信する小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、ボード企画「ありがとう運河プラザ」を開催してくれました。

3月23日(土)から31日(日)の最終営業日までメッセージボードが設置され、たくさんのメッセージが寄せられたようで、最終日には、私は参加しませんでしたが、ちょっとしたサヨナライベントも開催されたようですよ。

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で、私も最終日に最後の思い出にと、午後に運河プラザに行ってきたので、その様子を含めて、閉鎖間際の運河プラザの様子を写真で紹介しますね。

(3月25日の様子。喫茶一番庫はすでに閉店していて、展示物もほとんどが撤去されてました)
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(ここからは最終日31日の様子)
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これまでの展示物は撤去されてましたが、最終日には小樽倉庫についてや北海製罐、建物前に像の建つ消防犬ぶん公についてのパネルなどが展示されていました。

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(右奥が多目的ギャラリーの3番庫。これと次の写真のみ3月20日撮影)
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(見上げると歴史を感じさせる天井)
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(いっぱいになって別の場所に展示されていたメッセージボード)
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(土産物店の2番庫)
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(第一ゴムの巨大長靴はどこへいくのかな)
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(最終日に飾られていたぶん公)
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運河プラザの再活用について

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閉鎖後、この運河プラザは老朽化した施設の修繕を行うとともに、市民や観光客が休憩などできるようなフリーなスペースを一定程度確保する条件をつける前提で、民間業者に貸し出すための公募(公募型プロポーザル方式)をすると市から発表がありました。
※詳しくは市のサイト内のこちら:令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

発表は3月4日で、上記サイトによると次のような項目を貸付条件の柱としています。

・市民や観光客の憩いの場の確保:自由に出入りでき、トイレの機能も兼ねたフリースペース
・観光振興に寄与:運河プラザだけでなく、広く当市の観光振興に寄与する内容であること。
・北運河や第3ふ頭への回遊性:北運河や第3ふ頭への回遊性がある仕掛けづくり。
・夜の賑わい創出:宿泊客が夜の時間を過ごせるコンテンツの提供
令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

フリースペースは概ね一番庫の3分の2以上とのことですが、供用開始は早くても2024年10月からになるとのことです。

つまり、それまでの期間、小樽観光にはこれ以上ないという立地にありながら、ここが利用できない状況がしばらく続くということなんですね。

実はこの市の再活用についての発表に先立って、小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、今後も観光客や市民が利用できるようにと、昨年末の閉鎖の報道を受けて1月から2月にかけて署名活動を行ってくださったんですよね。
※その紹介記事がこちら:3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】

署名活動の目的は、運河プラザ閉鎖反対ということではなく、今後もこれまでのように観光客や市民が利用できるようにしてもらいたいということのほか、建物の改修中にも工夫してトイレや休憩スペースなどを使用できないかということが柱となっていました。

結果的に、当初はなかった貸付条件に上記のような内容が明記されることになり、この署名活動が小樽市の再活用についての貸付条件に、少なからず影響を与えたようで、本当に素晴らしい活動だったのではないでしょうか。

※4月5日付で公募型プロポーザルの参加募集についてのお知らせが出ました。
旧運河プラザ(旧小樽倉庫南側)の貸付け公募型プロポーザルの参加募集について | 小樽市

おわりに

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ということで、運河プラザが惜しまれつつ閉鎖になっています。観光の際にちょっとした休憩で立ち寄っていた方も多いと思うので、今後は注意ですね。

ところで、今回の運河プラザの閉鎖については、民間に貸し出された後、本当に観光客や市民が気軽に訪れることができた運河プラザのように機能するのか、また、歴史を感じさせる建物内部の様子はどうなるのかなど、なおも色々と心配されています。

現在も取り上げられている運河プラザについてのニュースなどを見ると、小樽国際インフォメーションセンターと両立させて、このまま残すという手もあるのでは、という意見も多々見られます。

それほど運河プラザが、観光客はもちろん、小樽市民にとっても大切な存在だったということで、今後の推移をもうしばらくは見守っていきたいと思っています。

※関連ニュース
運河プラザ閉館 小樽市民とこれまでに感謝(小樽ジャーナル)
小樽運河プラザ閉館まで1週間 思い出・感謝メッセージ募る(小樽ジャーナル)
・2024年4月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2024年3月17日付北海道新聞朝刊社説欄
・2024年3月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
3月31日で閉鎖される運河プラザに感謝を伝えるためのメッセージボードが設置されてます〜 #ありがとう運河プラザ
3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】
ニュースより/歴史的建造物の旧小樽倉庫に入る「運河プラザ」が3月末で閉鎖〜建物の利用再開は未定

※小樽国際インフォメーションセンター関連
小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン
新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が小樽港第3号ふ頭基部に3月25日にオープン予定

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2024年4月 1日 (月)

小樽中央卸市場が2024年3月末で閉鎖となりました

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昨年(2023年)秋にそのニュースがあった際にはとても驚いたのですが、JR小樽駅の近くの国道5号線沿いにある「小樽中央卸市場」が、予定通りに3月30日(土)までに営業を終了して閉鎖となっています。

※閉鎖を知らせる昨年の記事がこちら:ニュースより/小樽中央卸市場が来年(2024年)3月末で閉鎖

※注意:中央卸市場と中央市場は別の市場です…国道5号線から同じような建物が並んでいるので混同されがちなのですが、国道沿いの1棟目の建物が中央卸市場で(中央卸市場はその1棟のみ)、その先に続く3棟が中央市場です。中央市場は元気に営業しています。

※閉鎖している中央卸市場。3月31日(日)撮影。
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(中央卸市場の後ろに続くのが中央市場)
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※営業終了のニュースは2024年3月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていました。

中央卸市場は、近年は来店客が減少して、店舗も経営難や高齢化による後継者不足などにより減っていて、加えて建物の老朽化がかなり進んでいたそうで、改修や改築などの費用の負担は難しいとの判断で、組合は存続を断念して売却を決めたそうです。

ニュースによると、市場の土地と建物は不動産開発のアルファコート(札幌)が2023年10月31日付で取得していて、建物を管理していた小樽中央卸商業協同組合は同年9月末で解散してます。

老朽化の進んでいた現在の建物は、1957年に完成した鉄筋コンクリート造りの4階建てで、3、4階は賃貸住宅となっていました(入居していた世帯は移転)。

中央卸市場は、樺太などからの引き揚げ者が戦後間もない1947年に開設した歴史ある市場で、昔は名前のとおり卸売りがメインだったようですが、その後、普通に小売もする一般の市民が利用するなじみの市場となっていたのですが、77年に渡るその歴史に幕を下ろすことになりました。

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実は閉鎖前の3月23日(土)にも行ってきて、その際にはもう2店舗しか営業していなかったのですが、ニュースによると、その2店舗も3月25日(月)で営業を終えていたそうで、30日(土)は市場内の備品を運び出す作業が行われたそうです。

こちらは、3月23日の様子です(お店は許可をもらって撮影しました)。

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ということで、中央卸市場が閉鎖しました。

近年、入船市場(2017春閉店)、手宮市場(2018年3月閉店)、妙見市場(2020年3月閉店)、そして今回の中央卸市場と、小樽市場連合会の市場の閉店が続いているんですよね。

市場がたくさんあるのも小樽の昔からの特徴でもあったのですが、残るのは新南樽市場・南樽市場・中央市場・三角市場・鱗友朝市の5市場となってしまい、ちょっと寂しく、そして心配な状況でもありますね。

※参考
小樽市場MAP 小樽市場連合会(PDF)
ICHIBA - 小樽市(PDF)
【ICHIBA SANPO vol.7】小樽で唯一の卸売り市場 中央卸市場:小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)
アルファコート株式会社
※中央卸市場のサイトはないようです。

【関連記事】
ニュースより/小樽中央卸市場が来年(2024年)3月末で閉鎖
中央卸市場〜中央市場

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