富岡歩道橋が撤去工事のために9月1日から通行できなくなります
富岡歩道橋が撤去されるとのことです。
現地に看板が設置されていて、その撤去工事のため、2021年9月1日から富岡歩道橋は通行できなくなります。
上って渡るのは大変なので、できれば避けたい気もする歩道橋。ただ、歩道橋の上から見る風景というのは、遠くまで見渡せたりと、日常とは違った風景を見ることができたりするので、このブログでも街歩きの一つとして注目していて、その様子をカテゴリー「歩道橋から」にまとめています。
富岡歩道橋についても、以前掲載したことがあるのですが、富岡歩道橋は、産業会館のある交差点から山側に上っていき、小樽警察署前を過ぎて次の交差点に架かっています。
ということで、改めて、見納めではないですが、歩道橋を渡って、上からも眺めてきました。
片方(小樽年金事務所側)の上りが螺旋階段になっているのが、富岡歩道橋の特徴ですね。
階段がかなりボロボロになってます。
いつからか、歩道橋を上った通路にコーンが並んでいて、渡るのにちょっと不安になったりして…。老朽化がかなり進んでいたのでしょうね(市内の他の歩道橋もそうなんですが…)。
歩道橋の上から坂の下を見ると(浅草通り/日銀通り)、先に海が見えるんですよね。
いい眺めです。
左に見える趣ある建物は小樽市指定歴史的建造物の旧遠藤又兵衛邸ですが、地上からとはまた違った眺めが新鮮ですね。
こちらは山側の眺めで、バス通りでもある通りは左に曲がっていきます。
まっすぐ先の突き当たりには、浅草寺(あさくさでら/浅草観音寺)があって、左手には天狗山も眺めることができます。
こちらはコープさっぽろみどり店の立派な石垣の様子で、この角度も眺めもいいですよね。
という感じで、いつもと違った眺めを見られるのも歩道橋ならではですが、富岡歩道橋からのこれらの眺めは見納めですね。
撤去工事は令和4年1月17日までの予定とのことですが、撤去後には横断歩道ができるのかな!?
※歩道橋の上で、風景に夢中になって身を乗り出したり、通行人の邪魔にならないように注意です。
※西陵中学校のホームページに「富岡歩道橋撤去工事のお知らせ」が掲載されていました。これによると、やはり老朽化による撤去とのことです(→富岡歩道橋撤去工事のご協力のお願い(PDF))。
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