歩道橋から

2021年8月28日 (土)

富岡歩道橋が撤去工事のために9月1日から通行できなくなります

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富岡歩道橋撤去されるとのことです。

現地に看板が設置されていて、その撤去工事のため、2021年9月1日から富岡歩道橋は通行できなくなります。

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上って渡るのは大変なので、できれば避けたい気もする歩道橋。ただ、歩道橋の上から見る風景というのは、遠くまで見渡せたりと、日常とは違った風景を見ることができたりするので、このブログでも街歩きの一つとして注目していて、その様子をカテゴリー「歩道橋から」にまとめています。

富岡歩道橋についても、以前掲載したことがあるのですが、富岡歩道橋は、産業会館のある交差点から山側に上っていき、小樽警察署前を過ぎて次の交差点に架かっています。

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ということで、改めて、見納めではないですが、歩道橋を渡って、上からも眺めてきました。

片方(小樽年金事務所側)の上りが螺旋階段になっているのが、富岡歩道橋の特徴ですね。

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階段がかなりボロボロになってます。

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いつからか、歩道橋を上った通路にコーンが並んでいて、渡るのにちょっと不安になったりして…。老朽化がかなり進んでいたのでしょうね(市内の他の歩道橋もそうなんですが…)。

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歩道橋の上から坂の下を見ると(浅草通り/日銀通り)、先に海が見えるんですよね。

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いい眺めです。

左に見える趣ある建物は小樽市指定歴史的建造物の旧遠藤又兵衛邸ですが、地上からとはまた違った眺めが新鮮ですね。

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こちらは山側の眺めで、バス通りでもある通りは左に曲がっていきます。

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まっすぐ先の突き当たりには、浅草寺(あさくさでら/浅草観音寺)があって、左手には天狗山も眺めることができます。

こちらはコープさっぽろみどり店の立派な石垣の様子で、この角度も眺めもいいですよね。

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という感じで、いつもと違った眺めを見られるのも歩道橋ならではですが、富岡歩道橋からのこれらの眺めは見納めですね。

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撤去工事は令和4年1月17日までの予定とのことですが、撤去後には横断歩道ができるのかな!?

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※歩道橋の上で、風景に夢中になって身を乗り出したり、通行人の邪魔にならないように注意です。

※西陵中学校のホームページに「富岡歩道橋撤去工事のお知らせ」が掲載されていました。これによると、やはり老朽化による撤去とのことです(→富岡歩道橋撤去工事のご協力のお願い(PDF))。

【関連記事】
富岡歩道橋から
冬のちょっとした風景〜富岡歩道橋から見る真っすぐ続く坂道
【石垣のある風景】コープさっぽろみどり店(富岡町)の立派な石垣の風景
もうひとつの地獄坂を眺める〜小樽警察署の前の坂がもうひとつの地獄坂

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2019年4月27日 (土)

銭函の国道合流地点の歩道橋【銭函特集】

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久しぶりの歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

先日(4月10日)、ちょっと銭函方面に出かけて、あちこち巡ってきて、その際、以前から気になっていた歩道橋を渡ってきたんです。

その歩道橋は、国道5号線で銭函に入って、銭函市街地を過ぎた札樽病院のすぐ先で、その国道5号線に国道337号線が合流するところにある歩道橋です。

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前からここに歩道橋があるのは、車でここを通った時に目にして知ってはいたのですが、なかなか渡りには行けなくて、ようやく先日、行ってきというわけです。

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が、行ってみると、ちょっと予想と違っていて、国道5号線を渡るものではなくて、合流する国道337号線からの道路に架かっています。
※歩道橋の名前はないようなので、ここでは「銭函の国道合流地点の歩道橋」と呼んでます。


もう歩道からその幅そのままに、もう歩道全体がそのまま歩道橋になってますね。

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(振り返って見たところ)
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で、もちろん、実際に渡ってきて、いつものように歩道橋の上からも眺めてきました。

こちらが小樽市街地方面で、道路は国道5号線ですね。
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こちらが札幌方面。
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周囲の眺めは…、まあ道路ですね(笑)

で、渡った先は、また国道5号線沿いになるわけですが、その先しばらく何もなく、信号もなく…

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う~ん、この歩道橋を利用する人はいるのかな?

まあ、これがないと、合流地点に信号などの歩行者が道路を渡る何らかの手段が必要になってしまうので、人が歩くことができる以上は、やっぱり必要なんですよね。

ということで、今回は銭函にあった、国道合流地点の歩道橋の様子でした。

 

【関連記事】
※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。


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2018年6月14日 (木)

長橋の旧国道の長橋小学校前に架かる「長橋歩道橋」から

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久しぶりの歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」、今回は長橋の旧国道(長橋大通り)に架かるこちらの歩道橋を渡ってきました。

長橋歩道橋

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ここに歩道橋があるのは前から知ってはいたものの、なかなか写真を撮る機会がなかったのですが、先日、長橋方面に行った際に、ようやく歩道橋を渡って、写真も撮ってきました。

場所は、旧国道のちょうど長橋小学校前になります。

というか、歩道橋って、小学校の近くにあることが多いですよね。
子供たちの安全のためということなんでしょうね。

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今回は長橋十字街側(小樽市の中心街側)から道路右側を来て、歩道橋に上りました。

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すぐ横が長橋小学校です。

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いつものように、歩道橋の上からの眺めで、こちらが小樽中心街方面。
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こちらがオタモイ・塩谷方面。
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そして、歩道橋を下りると、長橋小学校の正門が目の前です。

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そういえば、ここの長橋歩道橋は、上る階段が一方向しかないですね。

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この日は日曜日だったのですが、平日はたくさんの子供たちが、この歩道橋を渡っているのかな。

(バス停「長橋小学校」から見たところ)
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ということで、今回は長橋の旧国道(長橋大通り)に架かる「長橋歩道橋」からでした。


【補足:長橋小学校の写真です】

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※参考:小樽市立長橋小学校Webページ

※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。


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2018年3月30日 (金)

稲北十字街の稲穂歩道橋と旧色内小学校制作の可愛い絵

小樽駅前の国道5号線を長橋・手宮方面に向かうと、稲北十字街と呼ばれる大きな交差点があります。

この交差点を左折すれば長橋方面、右折すると手宮方面に向かうのですが、まっすぐ先には急な坂道が続いています。

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この坂道の途中に、壁一面に青色を基調とした絵が描かれた建物が目に入ります。

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この建物は、平成28年3月末で閉校した、旧色内小学校の建物です。

現在もこの旧色内小学校の建物は未使用状態のままで残っているのですが、今後どうなるのかは気になるところです。

色内小学校が閉校してから、もう2年経つのですが、卒業生や関係者でないとその名称を耳にすることもなくなってきて、なんだかそれも寂しいのですが、その色内小学校の思い出とでもいえるものが、先ほどの稲北十字街に架かる歩道橋に見ることができます。

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歩道橋を上り始めると、側面には可愛い絵が描かれていて、“制作 2010年 色内小学校一同”と書かれています。

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卒業生や関係者にとっては、色内小学校の名前が記されている、懐かしい思い出ですね。

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この歩道橋は「稲穂歩道橋」という名称なんですが、ここから海側を見ると、道路の先は臨港線へと繋がっていて、車通りが結構多い道路で、以前は、色内小学校に通っていた子供たちも、この歩道橋を渡っていたのでしょうね。

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こちらは、長橋方面へ向かう山側に続く国道5号線です。
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ちなみに、先ほどの旧色内小学校前の坂道を上った先は、浄応寺の坂と呼ばれる急な下り坂があって、手宮地区へ抜けます。

坂の様子については、別の機会に投稿しようと思ってます。

【関連記事】
※旧色内小学校関連
市街地の稲穂町から手宮方面へ抜ける「色内小学校前の坂」
坂の途中の色内小学校も学校再編の対象で、2016年3月に閉校するんですね
3月で閉校する色内小学校で開催された能楽連続ゼアミナール 「能の楽器について」を見に行ってきました(写真はありません)

※稲北十字街関連
稲穂歩道橋から
気になる建物/稲北十字街の鋭角なコンクリート打ちっぱなしの建物が気になります
小樽には「○○十字街」があちこちにありますよね、という話


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2017年9月22日 (金)

JR塩谷駅の小樽駅側すぐ近くの歩道橋(跨線橋)から【歩道橋シリーズ】

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久しぶりの歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

今回は、JR塩谷駅から小樽駅側のすぐ近くの線路の上に架かる歩道橋です。

線路を渡るので、跨線橋といった方がいいのかな。

いつものように、名前の表示がないか探したのですが、見つけられませんでした。

(塩谷駅ホームから見た歩道橋)
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JR塩谷駅の前には、最上町から山の間を通ってくる北海道道956号小樽環状線が走っています。

(道道956号小樽環状線。右側に塩谷駅から続く歩道)
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塩谷駅前から直接続く歩道部分は、その小樽環状線に沿うようにあるのですが、線路の上に差し掛かる手前で小樽環状線とは別れて歩道橋へと通じてます。

歩道橋に向かって歩いて行ったのですが、近くから歩道橋の様子はよく見えませんでした。

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(小樽環状線と離れて右に歩道橋があります)
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こちらが歩道橋から見た塩谷駅側。
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こちらが小樽駅側。目の前の橋は小樽環状線ですね。
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歩道橋を渡ります。
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ちなみに、この歩道橋を渡った先は…

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う〜ん、特に何も見えなかったので、ここから先に行くのはやめたのですが(右手はJR用地内で立ち入り禁止)、地図を見ると、ポツポツとある民家に通じる道のようで、どうやら小樽環状線のできる前からある道のようですね。

というわけで、歩道橋を戻りました。
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ところで、一番最初の写真を見ると、線路が2つあるんですが、もともとこの区間は単線で、左側にある線路は歩道橋の下あたりで終わってるんですよね。
(こちらの写真ですね)
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歩道橋から見ると、右側の線路が古いのが分かります。
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かつては何かに使っていた線路跡なんでしょうかね。


ということで、今回は歩道橋シリーズとして、JR塩谷駅から小樽駅側すぐ近くの線路の上に架かる歩道橋の様子でした。

【関連記事】
跨線橋も渋く小さな駅舎が可愛い無人駅の「塩谷駅」の様子(補足として塩谷地区について)

※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋からら」にまとめてますので、そちらもどうぞ。


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2016年9月18日 (日)

船見坂の途中の船見橋と平行して線路に架かる「船見線歩道橋」から

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ただただ歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」。
今回は、これまでも時々普通に歩いていた場所なんですが、そこが歩道橋だとは意識して歩いてませんでした。

場所は、坂の街・小樽でも特によく知られている急坂「船見坂」です。

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※写真撮影は2016年6月26日とちょっと前なのでご了承を。

この船見坂を国道5号線から上り始めると、車道はすぐにJRの線路の上に架かる「船見橋」を渡るんですよね。

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で、この船見橋の小樽駅側の歩道部分が、車道と分かれて独立した歩道として線路上に架かってるんです。

(この橋の左側が歩道になってるんです)
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で、そこにはちゃんとと名前が付いてました。

船見線歩道橋」(船見“線”なんですね)

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で、確かにここも歩道橋ということで、「歩道橋シリーズ」に掲載です!
(って、実は過去に“船見線歩道橋”という名称をブログ内でさらっと記載してました。こちらの記事内です→遠くから眺める春の小樽駅のホーム。)

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この歩道橋は小樽駅側だけで、車道となる船見橋には歩道スペースがないので、反対側は危なくて歩けません。船見坂は車通りも多いんですよね。

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で、こちらが船見線歩道橋からみた、小樽駅方面の線路の眺めです。
(橋の手前から見たところ)
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(橋の奥から見たところ)
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(橋を渡って、振り返って歩道橋を見たところ)
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ちなみに、こちらが反対側の塩谷・蘭島方面です。

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(この写真は2016年8月27日撮影)

ということで、今回は船見線歩道橋からでしたが、せっかくですから、船見坂の様子も。


ここは本当に急で、先ほどの国道5号線からの上り口の標識には、勾配15%と表示されてましたが、この船見橋のすぐ下の標識には、勾配16%の表示がされてます。

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橋を渡るとまとぐっと急になり、上の方に行くと、また勾配15%の標識があります。

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で、この風景ですね。船見坂はメディアにもよく取り上げられるので、ご存知の方も多いと思いますが、坂の上から振り返ってみた風景は、特にお馴染みではないでしょうかね。

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急な坂の向こうに小樽港が続く眺めは、小樽らしくて本当にいい眺めです。
先に見えるふ頭は、第3号ふ頭ですね。

この船見坂は、実はとても車通りが多くて、船見坂を上っていくと、ほとんどの車が右に曲がって行き、またそちらからも車がたくさんやってくるのですが、その先は長橋方面に抜けるんですよね。

(坂の上、写真左に曲がると長橋方面)
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駅前などの街中を通らず、長橋方面への抜け道として、よく使われる道なので、車通りも多いんですよね。なので、船見坂を歩く時は、車に注意しましょう。カメラを構えてる時なども危ないですね(私のことです…)。

ということで、お馴染み船見坂の様子でしたが、それにしても、船見坂は眺めはいいのですが、長く急なので、この時も歩いて行ったのですが、ヘトヘトでした…

※参考:小樽市 :おたる坂まち散歩 第10話 船見坂(前編) (ふなみざか)

【関連記事】
※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「 歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。

※船見坂関連の記事です。
船見坂
小樽駅前から真っすぐ港までの眺めと、晴れた船見坂
小樽駅の後方に見える坂の上の寺を目指してみた〜日光院
第3号ふ頭に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」を船見坂から眺める


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2016年4月22日 (金)

長橋へ向かう国道5号線に架かる「砂留横断歩道橋」を渡る

久しぶりの歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」、今回は長橋へ向かう国道5号線に架かるこちらの歩道橋を渡ってきました。

砂留横断歩道橋

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国道5号線を長橋方面に向かうと、長橋パイパスに続く砂留トンネルがあるのですが、その手前で道路は旧国道へ向かう道路と分岐しています。

その手前に、この砂留横断歩道橋が架かっています。

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他の一般的な歩道橋とは外観が違いますね。

こちら側は階段ですが、ぐるっと反対側はスロープになっています。

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階段の横に「砂留横断歩道橋」のプレートが。
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平成元年11月完成のプレートがあるので、結構新しい歩道橋ですね。
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ちなみに、この先の新しい国道5号線の長橋パイパスが全線開通したのが、1994年(平成6年)とのことで、それからこの砂留横断歩道橋ができたということかな。

階段を上ると、その先にもスロープが続いてました。
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歩道橋の上から周囲を見ると、すぐ横には線路が走っていて、カーブの向こうから列車が走ってくるといい眺めでしょうね。

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では、歩道橋を渡ります。
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そして、いつものように、歩道橋の上からの眺めです。

こちらが砂留トンネルのある長橋側で、両端のトンネルの上に上っていく道路は旧国道へと続く道路ですね。

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そうそう、この歩道橋からは、トンネルへ入る道路脇にも下りることができますね。

こちらが海側の稲穂町方面ですね。

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そういえば、ここにはその昔、色内川が流れていたんですよね。今は確か暗渠ですね。

歩道橋の反対側は、下りるのに螺旋階段になってました。

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こちら側は、螺旋階段とスロープが覆われてるんですよね。

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で、この時、歩道橋を渡り終えて道路の反対側を見たら、ああ〜〜〜、列車が〜

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(小樽から余市方面は架線がなく気動車)

歩道橋の上から見たかった…
時刻表を確認しておけばよかったです。ツメが甘い。

気をとり直して、下りた所からの歩道橋の外観です。

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ところで、砂留トンネルの名前はよく知られていると思いますが、今回の砂留横断歩道橋にもついている“砂留”という名称について、ちょっと調べました。


砂留という名称について

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知っている方も多いと思うのですが、砂留ってかつて小樽のこの辺り(長橋2丁目)についていた町名なんですよね。

昔は国道沿いに色内川が流れていて、川によって運ばれた土砂が港に流れ込むのを防ぐために、この辺りに砂防池があったそうで、それが“砂留”という町名の由来となったそうです。

その後、砂留町は町名改正で長橋に組み込まれて、砂留の名前はなくなることになります(はっきりとは分からなかったのですが、昭和42年か43年のこと)。

ちなみに、ここを流れていた色内川についてですが、旧国道5号線は元々この色内川沿いにできた道路で、長橋十字街付近から臨港線まで、川の両側に道路があったそうです。

つまり、今はその部分は暗渠になっているということでなんですね。

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って、以上のことは私は全然知らなかったので、こちらの文献を参考にさせていただきました。
・書籍「小樽散歩案内」(発行:有限会社ウィルダネス)
・新ねっとわーく小樽No.2「旧砂留町」(2014年9月)
・小樽なつかし写真帖第98号「街づくりが進むころ」(2012年9月)


ということで、今回は長橋へ向かう国道5号線に架かる「砂留横断歩道橋」からでした。

これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。

参考:長橋バイパス - Wikipedia


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2015年10月 5日 (月)

塩谷の「ゴロダの丘歩道橋」から

ただただ歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」、今回の歩道橋は塩谷です。

国道5号線から山側の塩谷駅方面に入ると(最上町に抜ける道道956号小樽環状線です)、すぐに赤茶色の歩道橋があります。

ゴロダの丘歩道橋」です。

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このゴロダの丘歩道橋は、忍路方面に行った時など、よく目にしていたんですよね。

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行ったのはちょっと前の8月なんですが、車を近くに止めて、歩道橋を渡って写真を撮ってきました。

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まず、この“ゴロダの丘”という変わった名前なんですが、このすぐ近く、歩道橋を山側から海側に向かって見て右手の小高い場所が、どうやらゴロダの丘というようで、ちなみに、そこには伊藤整文学碑があります。

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(この右から上っていった先に伊藤整文学碑)

というか、伊藤整文学碑のある場所の案内で、ゴロダの丘という名称が出てくるのですが、その由来とかの詳細はよく分かりませんでした(“ゴロダ”とは、ごろごろと石が転がる様子を表した言葉だとか…。参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。

歩道橋は、その高台になっているゴロダの丘方面にも、直接渡れるようにもなってますね。

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それにしても、周囲に建物もあまり見られないこの場所に、何で歩道橋があるのかな?って印象をまずは受けます。

実は、このゴロダの丘歩道橋のすぐ近くには、塩谷中学校があるんですよね。
やっぱり、生徒たちが利用するのかな。

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それではいつものように、歩道橋の上からの眺めです。

こちらが山側で、見えませんが、右手奥に塩谷中学校があります。
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そして、こちらが塩谷の海側ですね。
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そのまま進むと、国道5号線に出ます(海も見えます)。
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そうそう、塩谷中学校は今年度(平成27年度)で閉校なんですよね。平成28年度に長橋中と統合とのことです(参考:小樽市 : 学校再編の動き(塩谷・長橋地区))。

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塩谷中学校では、平成27年11月7日(土)に閉校式があるそうです(小樽市の学校再編ニュース第14号(news_saihen14.pdf)より)。

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あ〜、塩谷中学校にも寄ってくるんだった…

ということで、今回は塩谷のゴロダの丘歩道橋からでした。

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2015年10月 2日 (金)

国道5号線の張碓小前に架かる「張碓横断歩道橋」から

久しぶりに、ただただ歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

今回の歩道橋は、国道5号線の張碓地区のちょうど張碓小学校前に架かる、こちらの歩道橋です。

張碓横断歩道橋

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実は、ここに歩道橋があるのは以前から知っていたのですが、この周辺に来ることがなくて、なかなか渡る機会がなかったんですよね。

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先日、銭函方面に車で行く機会があったのですが、その際、思い切って近くに車を止めて、この張碓横断歩道橋を渡ってきましたよ。

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すぐ山側が張碓小学校ですが、国道5号線沿いの周囲には、特に何もありません。

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歩道橋を反対側に渡り、海側に行くと張碓町の町中になるんですね。

矢印とともに「張碓町 入口 町民会館・郵便局」という看板も掲げられています。

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それではいつものように歩道橋を上って、上から眺めてみたいと思います。

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こちらが、銭函方面。
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こちらが、小樽・朝里方面ですね。
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正面に見える橋は、札樽自動車道の張碓大橋かな。

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歩道橋の上の海側に立つと、曇りだったのがちょっと残念でしたが、張碓の町並とその先の海が見渡せました。

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晴れればきっといい眺めでしょうね。

基本的に、この歩道橋は、張碓小学校の子供たちが、張碓の町中から通うための歩道橋なんでしょうね。

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ということで、今回は張碓横断歩道橋からでした。

※これまで渡った小樽の歩道橋については、カテゴリー「歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。


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2015年3月12日 (木)

線路を渡る歩行者専用の「稲穂橋」〜小樽初のロードヒーティングが設置された橋

JR小樽駅から札幌側方面に進んですぐ、線路が小樽警察署近くに架かる富岡跨線橋の下を過ぎた先に、とても古くてちょっと渋い橋が架かってます。

この橋は「稲穂橋」です。

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実は、以前も当ブログで紹介したことがあるのですが、稲穂小学校の前から、国道5号線方面へ抜けることのできる、線路を渡る歩行者専用の小さな橋です。

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今は雪に埋もれてますが、橋の横には門のようなものが建っていて、そこに「稲穂橋」の表示があります。


さて、今回改めて掲載したのは、この稲穂橋について、ちょっと興味深い話が、小樽市限定の北海道新聞朝刊折込紙「新ねっとわーく小樽」に掲載されていたからなんです。

ちなみに、この「新ねっとわーく小樽」は、小樽市限定で、北海道新聞の朝刊に月1回(毎月15日)折り込まれるんですが、毎号、小樽の各地域の知られざる魅力について紹介したり、昔の写真を紹介したりと、小樽再発見のとても興味深い話題が掲載されているんですよね。

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で、先月号(2月15日発行 No.7)に掲載されていた、この稲穂橋についてですが、それによると、小樽初のロードヒーティングは、この稲穂橋に設けられたそうです。

記事によると、この橋の両端は階段になっているのですが、これはこの区間の鉄道の高架化と、その後の電化によって橋をかさ上げしたためだそうで、その結果、階段が急傾斜となったため、ここにロードヒーティングが設けられてそうです。

ここが稲穂小学校の近くで、通学路というのにも配慮されたとのことです。

(これは稲穂小学校で、この前の小路の先に橋があります)
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当時は雪が積もれば辺りの道路は真っ白になるわけで、勝手に雪が融けるのは不思議だったでしょうね。

ただ、現在はもっぱら人力で除雪されているとか…

以上、2月15日発行の「新ねっとわーく小樽」(No.7)から、興味深い内容を紹介してみました。

そうそう、この橋は鉄道の古レールを再利用してしているそうですよ。

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この時、ちょうど電車が来たのですが、なかなか近くていい眺めでした。

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【関連記事】
※以前の記事です。
こんなところに線路に架かる「稲穂橋」


※おまけの話〜告知です

Otaru_20150312_230255

小樽市限定の北海道新聞朝刊折込紙「新ねっとわーく小樽」(毎月15日発行)には、なんと私の料理コラムも連載されているんです。

その名も「ローカルブロガー小梅太郎のおいしい小樽」です。

毎回、小樽らしい料理を意識して、簡単で美味しくて、ちょっと珍しい家庭料理を紹介しています。
もうすぐ15日の折込日なので、小樽で道新をとっている方は、是非読んでみてください。

今月の料理は…それは出てからのお楽しみ!


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