小樽市都市景観賞関連

2018年1月14日 (日)

第22回小樽市都市景観賞に小樽芸術村と旧岡川薬局、奨励賞にNPO法人小樽民家再生プロジェクトが受賞(平成29年度)

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1月11日(木)に、第22回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞の表彰式が市役所であったそうです。

今回、受賞したのは、小樽市都市景観賞が、小樽芸術村(旧)岡川薬局の2件で、小樽市都市景観奨励賞がNPO法人小樽民家再生プロジェクトの1件でした。

昨年中に選定されて受賞が決定していたので、平成29年度の受賞ということになります。

小樽では、歴史ある貴重な建物を「小樽市指定歴史的建造物」として指定する他に、景観に主眼を置いた「小樽市都市景観賞」と、それに準じる「小樽市都市景観奨励賞」があります。

1988年(昭和63年)に設けられた都市景観賞は、2001年(平成13年)から隔年で選定されています。候補を募集して、その中から選考されるんですよね。

以下は小樽市HP内の小樽市都市景観賞概要からです。

小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。  都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、小樽市都市景観賞に準じるもので、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には都市景観奨励賞を贈呈しています。
小樽市 :小樽市都市景観賞トップ

では、受賞内容について、個別にちょっとだけ見ていきたいと思います。

※小樽市HP内の受賞物件詳細はこちら。
小樽市 :第22回小樽市都市景観賞受賞物件


小樽芸術村

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小樽芸術村は、家具・インテリア製造小売り最大手のニトリによる、小樽の歴史的建造物を改装して開設した複合的な芸術空間です。

平成28年に先行オープンした臨港線沿いのステンドグラス美術館(旧高橋倉庫)と小樽芸術村ミュージアムショップ(旧荒田商会)に加えて、平成29年8月に旧三井銀行小樽支店(名称はそのまま)、9月に似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店/旧ホテルヴィブラントオタル)がオープンしてグランドオープンとなりました。

隣接する歴史的建造物4棟に中庭を配置する小樽芸術村は、新しい観光スポットにもなっていますね。

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歴史に芸術という新たな要素を加えた複数棟の歴史的建造物と中庭とが一帯的に活用されることにより、個々の歴史的建造物の価値が高められるとともに、新たな景観空間が創出されたことが評価された。
小樽市 :第22回小樽市都市景観賞受賞物件

※サイトはこちら:小樽芸術村公式サイト 似鳥美術館

※関連記事
小樽芸術村がグランドオープン!!似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)が9月1日にオープンします
ニトリ小樽芸術村の施設のひとつ「旧三井銀行小樽支店」が8月1日より先行オープンしてます(まだ行ってません)


(旧)岡川薬局

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1930年(昭和5年)に建築された旧岡川薬局は、小樽市指定歴史的建造物にも指定されていて、2010年(平成22年)からは、建築家で空間・映像デザイナーの福島慶介さんによって、カフェにゲストハウス、レンタルスペースとして活用されていて、様々なイベントも開催されています。

2011年(平成23年度)には、奨励賞を受賞してるんですよね。

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歴史的建造物の新たな活用モデルとして建物の価値を高めたことが評価され、平成23年度に小樽市都市景観奨励賞を受賞した。
受賞後も、出店者が入れ替わる形式のカフェやレンタルスペースでのイベント、宿泊費と労働の等価交換を行うワーキングステイ制の導入など、歴史的建造物を活用した独自の運営方法を取り入れるとともに、地域交流の拠点となるイベント等を開催するなど、創意工夫の努力が認められ、継続して活用されている点が評価された。
小樽市 :第22回小樽市都市景観賞受賞物件

※サイトはこちら:(旧)岡川薬局

※関連記事
(旧)岡川薬局でオリジナルポークカレーと岡川ラーメン


NPO法人小樽民家再生プロジェクト(奨励賞)

奨励賞を受賞したのは建物ではなくて、小樽の民家、古民家の保護、再生に向けて様々な活動を行なっている、NPO法人小樽民家再生プロジェクトで、これまでに多くの実績を残されています。

平成24年に設立し、小樽の民家、古民家の保護に向けた「物件所有者と入居希望者とのマッチング」や「移住・起業支援ハンドブックの作成」、小樽伝統の石蔵の保護を目的とした「小樽石蔵シンポジウムの開催」など、民家の再生に関して多角的な活動を行っており、良好な景観保全活動への積極的な取り組みが評価された。
小樽市 :第22回小樽市都市景観賞受賞物件

※サイトはこちら:NPO法人 小樽民家再生プロジェクト | 「小樽民家」を通して「観る・遊ぶ・住む」をサポートします


おわりに

ということで、以上、第22回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞の受賞内容についてでした。

こういった活動が、小樽の現在の街並み、景観を作っているんですね。

※関連ニュース
・2018年1月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
都市に魅力を!都市景観賞と奨励賞決定 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

※参考:小樽市 :小樽市都市景観賞トップ(小樽市HP内)

【関連記事】
※前回(第21回)の受賞発表時の記事がこちらです。
第21回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞が発表されました(平成27年): 小梅太郎の「小樽日記」

※都市景観賞関連の記事は、カテゴリー「小樽市都市景観賞関連」にまとめてます。


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2017年8月14日 (月)

たくさんのボートやヨットが係留されている築港の小樽港マリーナの風景

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小樽港の築港地区に、たくさんのボートやヨットが係留されている場所があります。

ここは小樽港マリーナです。

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小樽港マリーナは、ボート・ヨットの保管のほかレンタルもしていて、さらにここを拠点にクルーザーボートやクルーザーヨットでのクルージングなど気軽にマリンレジャーを楽しむことができるスポットです。運営はマリンウェーブ小樽。

(右手にはウイングベイ小樽)
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とはいえ、個人的にはなかなかマリンレジャーというのは接する機会がないので、縁がない場所でもあるんですよね。

ただ、港にボートやヨットがずらりと並ぶ風景は、なんだかとてもいい眺めななので、この風景を見るのは好きです。

ここ小樽港マリーナは、平成4年の第5回小樽市都市景観賞を受賞してるんですよね。

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今回は行かなかったのですが、ウイングベイ小樽の上のほうの階からもとても綺麗に眺めることができますよね。写真を撮る機会があったら掲載したいと思います。

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すぐ近くには、この8月末で閉館してしまう、石原裕次郎記念館がありますね(→間もなく閉館する石原裕次郎記念館に行ってきました。8月末で閉館です(展示室は撮影禁止))。

また、冬の小樽雪あかりの路に時には、あかりの路会場となって、ロウソクの灯りが綺麗に灯ります(→小樽雪あかりの路19/築港のマリーナ地区会場は穴場かも〜小樽港マリーナ&石原裕次郎記念館)。

ここ小樽港マリーナは、「海の駅」(おたる海の駅)に登録してるとのことですよ(道の駅に対して、マリンレジャー用に海の駅があるんですね)。

こちらのセンターハウスには、マリンショップやカフェが入ってます。

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(マリンショップSeacle(シークル))
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ということで、小樽港マリーナの風景でしたが、ここは海沿いを散歩するだけもで気持ちいい場所ですね(けど、やっぱり特に用事のない部外者は近づきにくいかな…)。

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※小樽港マリーナのサイトはこちら。
北海道の観光で小樽を楽しむなら小樽港マリーナ。クルーズ体験やヨット体験をお楽しみ頂けます。ボート・ヨットの係留も行えるマリンポートです。

※参考サイト
小樽港マリーナ マリンウェーブ小樽 | 小樽観光協会公式WEB | 小樽の観光情報は「おたるぽーたる」
小樽港マリーナ - Wikipedia

【関連記事】
マリーナ地区会場の小樽港マリーナのスノーキャンドルが並ぶ“あかりの路”が見事で綺麗/小樽雪あかりの路18
冬のちょっとした風景〜ウイングベイ小樽前の港の寒い眺め。ん?凍ってる!?
縁はないけど小樽港マリーナ
ウイングベイ小樽と繋がる「マリーナ歩道橋」から
ウイングベイ小樽から小樽港を眺める


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2015年12月 1日 (火)

第21回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞が発表されました(平成27年)

小樽には、歴史ある貴重な建物を「小樽市指定歴史的建造物」として指定する他に、景観を主眼にした「小樽市都市景観賞」と、それに準じる「小樽市都市景観奨励賞」があります。

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そして、第21回小樽市都市景観賞都市景観奨励賞の発表がありました。

11月24日に決定したとのことで、小樽市HP内に詳細が掲載されています。このことは、2015年11月28日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されてましたね(以下、新聞記事も参考にしています)。

※小樽市HP内の受賞物件詳細はこちら:小樽市 :第21回小樽市都市景観賞受賞物件

今回の受賞物件は、次の各2件でした。

小樽市都市景観賞
「日本基督教団小樽教会」
「旧岡崎家能舞台を生かす会の活動」

小樽市都市景観奨励賞
「都会館」
「港湾振興プロジェクト「港を巷に」の活動とコンテナカフェPHANTOM」

個別にちょっと紹介したいと思いますが、その前にこの賞についての説明を小樽市HPから引用させていただきます。

小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。
 都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、小樽市都市景観賞に準じるもので、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には都市景観奨励賞を贈呈しています。
小樽市 :小樽市都市景観賞トップ

ということで、2001年(平成13年)からは、隔年で選定されているようですね。


それでは、まずは小樽市都市景観賞の2件です。

日本基督教団小樽教会

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(2015年11月29日撮影)

日本基督教団小樽教会は、富岡町の商大通り沿い、小樽市総合福祉センター(小樽市保健所の横)の交差点の一角に建ってます。

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ここは、一昨年(2013年)に建物が新しくなったんですよね。

地元後志産のカラマツ材を外壁材、構造材に多く使用しており、建物正面の左角には昭和25年製造の鐘を3つ組み合せて設置し、教会のシンボルとしている。
小樽市 :第21回小樽市都市景観賞受賞物件

ということで、木の質感と色が落ち着いた雰囲気で、ともてモダンな外観ですね。

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旧岡崎家能舞台を生かす会の活動

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(2015年8月3日撮影)

旧岡崎家能舞台を生かす会(2007年に発足)は、小樽市公会堂の敷地内にある「旧岡崎家能舞台」(小樽市能楽堂)の再建を目的として、小樽の能楽文化を広めるために、様々な活動をしているんですよね。

その活動から地域コミュニティの再生と地域文化興隆の一翼を担い、能楽による「まちづくり」を目指し、能楽体験教室や市民能の上演など精力的に活動している。
小樽市 :第21回小樽市都市景観賞受賞物件

ということで、その活動が受賞対象となってますね。

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【関連記事】
夏季公開中の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)を見に行ってきました


続いて、小樽市都市景観奨励賞の2件です。

都会館

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(2015年2月5日撮影)

梁川通りの端の方に建つ都会館は、1923年(大正12年)建築で、「第21部火災予防組合番屋」として建てられたものだそうで、火の見櫓があるんですよね。

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現在も町内会館として使用されているというのが、素晴らしいですね。

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【関連記事】
梁川通りの都会館


港湾振興プロジェクト「港を巷に」の活動とコンテナカフェPHANTOM

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(2015年9月12日撮影)

小樽港の振興に向けて活動する、小樽商工会議所の港湾振興プロジェクトの取り組みが受賞してます。

港を人が憩い賑わうための場にするための提案の一環として、積極的な市民参加を促すためのプロモーション映像を製作し、この中で登場したコンテナカフェを実験的に設置、営業を行った。
小樽市 :第21回小樽市都市景観賞受賞物件

ということで、映像はとても素敵だけど考えさせられる内容で、その映像の中で出てきたコンテナカフェを、実際に港に出現させたんですよね。

こちらがそのプロモーション映像「港を巷に - for our Future -

で、コンテナカフェPHANTOMは、8月下旬から9月にかけての金・土・日・祝日の期間限定で営業してました(結局、私は行くことができませんでしたが…)。

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【関連記事】
みなとまち小樽映像プロモーションプロジェクトによる映像「港を巷に - For Our Future -」が公開されてます
小樽港第3ふ頭近くに「社会実験コンテナカフェ〜PHANTOM〜」がオープンしてます(まだ入ってませんが…):


おわりに

ということで、以上が第21回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞の受賞内容でしたが、こういう街づくりや活動が、小樽らしさを生んでいるんですね。

※参考
小樽市 :第21回小樽市都市景観賞受賞物件
小樽市 :小樽市都市景観賞トップ
・2015年11月28日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました


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2015年4月 2日 (木)

堺町通りの北菓楼と六花亭の店舗のある空間は小樽市都市景観賞を受賞してるんです

先日、久しぶりに観光客で賑わう堺町通りを歩いてきました。

その通りの途中の、大きな石造りの建物を店舗にした、人気のスイーツのお店が2つ並んでます。

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左がマルセイバターサンドでお馴染みの「六花亭」の小樽運河店で、右が「妖精の森」バウムクーヘンや開拓おかき、シュークリームが人気の「北菓楼小樽本館」ですね。

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で、今回の話題なんですが、この石造りの倉庫が印象的なこの一角は、2003年(平成15年)に建物周辺を含めて第15回小樽市都市景観賞を受賞してるんですよね。

そうそう、小樽では歴史を今に伝える貴重な建物を「小樽市指定歴史的建造物」として指定していますが、その他に景観を主眼にした「小樽市都市景観賞」とそれに準じる「都市景観奨励賞」というのがあるんです。

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近づいてみると、コンクリートの柱に、都市景観賞受賞のプレートは掲げられています。

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この空間は、日藤メモリアルガーデンという名称で、小樽市HP内に都市景観賞受賞作品として説明が記載されています。

日藤株式会社小樽営業所の倉庫として利用されていた木骨石造の建物が、平成14年、美術館と菓子店舗に再生された。
 通りの裏に隠れていた倉庫は原型の姿を極力生かした外観として現し、広い外部空間は、シンプルなコンクリート製の構造物、一部にまくら木を使用した石畳、植樹や植栽を施すなど、歩行者空間のふくらみとして憩いの場を提供している。
 七叉路に近い堺町通りにひとつの界隈が付加された。
小樽市 : 第15回 小樽市都市景観賞作品

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ここは元は日藤株式会社小樽営業所があった場所(旧本社跡地)で、それで「日藤メモリアルガーデン」として整備されたようで、平成14年4月にオープンしてます(参考:日藤株式会社 沿革)。

ちなみに、上記引用文中に、美術館という記載がありますが、現在の「六花亭 小樽運河店」は、以前は「六花亭 北の大地美術館店」だったんですね。

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ということで、日藤メモリアルガーデンという名称はあまり馴染みがなくて、今も使われているのかはよく分かりませんが、この日も観光客の皆さんが、ひっきりなしにお店に出入りしていましたし、この石造りの店舗前で記念撮影をしてました。


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2014年7月28日 (月)

歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です

小樽市指定歴史的建造物でもある「カトリック富岡教会」が一般公開中です。

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期間は平成26年5月1日〜10月31日までで、時間は10:00~15:00となっています。

小樽商大へ向かう「地獄坂」(商大通り)の途中、右手に入る通りの向こうにふと現れる、異国情緒漂うこの教会は、まるで絵に描いたような美しい教会ですよね。

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昭和4年(1929年) 建築の木造一部鉄筋コンクリート造3階建てで、建物については小樽市HP内に概要が掲載されているので、引用させていただくと、

小樽におけるカトリックの布教は明治15年に始まり、数度の聖堂建設を経て昭和3年現在地に起工し、翌年6月30日に献堂式を挙げました。
正面玄関部の尖塔アーチから十字架を掲げた八角小塔にいたる上昇感を強調した建物で、外観は主にゴシック様式を取り入れています。2階にある礼拝堂には、色ガラスを組み合わせたアーチ窓から柔らかな光が入り、神聖な空間となっています。
小樽市 : カトリック富岡教会

とのことです。

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教会正面左にはマリア像が立っています。

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さらにカトリック富岡教会は、「カトリック富岡教会と小樽フラワーマスター連絡協議会の連携による環境整備」として、平成25年度の第20回小樽市都市景観賞を受賞しています。

行き届いた建物の維持保全を行うだけではなく、ライトアップの実施や小樽雪あかりの路への参加、また、敷地内の花壇には小樽フラワーマスター連絡協議会と連携し、彩り豊かな花を植栽して環境整備を図るなど、歴史ある教会と調和した魅力的な空間を様々な形で演出し、地域の景観を創出している。
小樽市 : 第20回小樽市都市景観賞受賞作品

ということで、建物の周囲にはとても綺麗に花が植えられています。

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建物横から見ると、2階部分にステンドグラスが見え、ここが礼拝堂になるのですが、

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実は一般公開中ということは、建物内の2階にも入ることができるんですね。

ということで、今回は建物内を見学してきました。

こちらが玄関ですね。

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カトリック富岡教会ホームページによりますと、

平成26年5月1日から10月31日(10:00~15:00)まで、2階聖堂を一般の方に参観いただけるよう「教会開放」を行っています。写真撮影は自由です。
カトリック富岡教会ホームページ - catholic-tomioka-otaru Jimdoページ

ということで、写真撮影も自由なんですね。

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ステンドグラスが上手く撮れませんでした。

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何度か入ったことがあるのですが、実際に入ってみると、教会内は厳かな雰囲気が漂っていて、私は信者ではありませんが、やはり厳粛な気持ちになります。

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比較的長い期間一般公開しているので、また見に行くチャンスはありそうですね。

【関連記事】
カトリック富岡教会(以前の記事です)
第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました


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2014年6月11日 (水)

「ハローワークおたる」の建物は小樽市都市景観賞受賞作品です

日銀通り沿いに建つ「ハローワークおたる」の建物は、小樽市都市景観賞を受賞してるんですよね。

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正面の曲線部分が特徴的ですよね。

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比較的新しいこの建物が、何年に建てられたのかは分からなかったのですが、ハローワーク小樽公共職業安定所として、平成9年の第10回小樽市都市景観賞を受賞しています。

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小樽市HP内の受賞作品の紹介によると、

運河側からの日銀の景観を保全するために建物を後退させ、内部に吹き抜けを設けて軒高を調整するなど周辺の歴史的な街並みへの配慮がなされている。また、クラシカルなデザインを取り入れ外装材をシックな色調に統−し、1階部分に自然石を用いるなど、特別景観形成地区の格調高い景観形成に寄与している。
小樽市 : 第10回 小樽市都市景観賞作品

とのことで、そうなんですよね、すぐ隣は小樽市指定有形文化財の「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」ですからね。

向かいには旧北海道銀行本店(現小樽バイン)が建ってますし、ちょっと海側に下りれば、色内大通りとの交差点があり、周囲には歴史的建造物が立ち並んでます。

ここは、かつての商都小樽の繁栄を支えた“北のウォール街”で、今も街並はその面影を残しているので、このハローワークおたるの建物にも配慮がなされてますね。

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【関連記事】
色内大通りと日銀通りの交差点を眺める


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2013年11月30日 (土)

第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました

小樽では歴史を今に伝える貴重な建物を「小樽市指定歴史的建造物」として指定していますが、その他に景観を主眼にした「小樽市都市景観賞」、そしてそれに準じる「都市景観奨励賞」というのがあります。

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第20回(平成25年度)を迎える、その小樽市都市景観賞、及び奨励賞が、11月29日に発表されました。

2013年11月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました(以下、新聞記事も参考にしています)。

都市景観賞
「カトリック富岡教会と小樽フラワーマスター連絡協議会の連携による環境整備」
「小樽運河クリーンプロジェクト」

都市景観奨励賞
「罐友倶楽部」
「小樽北運河かもめや」
「後藤商店の看板の修復」

個別の紹介の前に、小樽市都市景観賞について小樽市のHPから引用すると、

小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの皆様の関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。 
 都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、小樽市都市景観賞に準じるもので、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には都市景観奨励賞を贈呈しています。
小樽市 : 小樽市都市景観賞トップ

ということで建物だけではなくて、イベントなどを行う個人や団体も対象にしているのユニークですね。

1988年(昭和63年)に始まり、2001年(平成13年)の第14回からは隔年で選定されているとのことです。
過去の受賞作品一覧については、小樽市HP内のこちらのページで紹介されています。
小樽市 : 小樽市都市景観賞受賞作品一覧

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回の受賞作品について分かる範囲で紹介してみます。

※写真は過去の写真よりピックアップしてますのでご了承を。

都市景観賞

カトリック富岡教会と小樽フラワーマスター連絡協議会の連携による環境整備

富岡教会は1929年(昭和4年)に建てられた、ゴシック様式を取り入たとても素敵な教会で、小樽市指定歴史的建造物でもあるのですが、今回は市民有志の小樽フラワーマスター連絡協議会が行う、敷地内の花壇の整備などで魅力的な空間を演出する環境整備に対しての表彰ですね。

すいません、肝心の花壇の写真がありませんでした。

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【こんな記事も書いてます】
カトリック富岡教会

小樽運河クリーンプロジェクト

有志による清掃活動で、毎週土曜の早朝に運河や於古発川(おこばちがわ)を清掃する活動とのことで、現在は約20人が参加しているそうです。

この活動については、話には聞いているものの、申し訳ないことに詳しくは知りませんでしたが、とても素晴らしい活動ですよね。

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活動の写真はないので、運河の写真です。

都市景観奨励賞

罐友倶楽部

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罐友倶楽部(旧光亭)は本年度「小樽市指定歴史的建造物」に追加された、格調高い和風の建物が目を惹く建物です。

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【こんな記事も書いてます】
平成25年度「小樽市指定歴史的建造物」に新たに2棟追加〜旧水上歯科医院・旧光亭

小樽北運河かもめや

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平成19年から宿屋と喫茶店を営業している「かもめや」は、こじんまりとした素敵な雰囲気の建物で、一度泊まってみたいですが、まずは喫茶店に行ってみたいですね。

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【こんな記事も書いてます】
色内大通り/旧日本郵船〜道道820号小樽港稲穂線

後藤商店の看板の修復

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ここは平成23年から2年がかりで建物と看板を修復したということで、修復に対しての表彰ですね。

旧後藤商店の黒塗りの外壁が目を引く建物は大正9年(1920年)の建築で、小樽市歴史的建造物に指定されていて、さらには建物自体が第1回小樽市都市景観賞に選ばれているんですよね。
現在はレストランとして利用されています。

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ちなみに修復前にかかっていた看板がこちらでした。

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【こんな記事も書いてます】
後藤商店(旧塚本商店)に新しい看板
旧塚本商店


ということで、以上が今回の受賞内容ですが、こういうのってきっと維持していくのも大変なのでしょうね。
ただ、そのおかげで小樽らしい街並になっていると思うので、これからもよろしくお願いしたいですね。

参考:「小樽市都市景観賞 市内5物件を表彰 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)


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2013年5月22日 (水)

旧遠藤又兵衛邸が一般公開中です

小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が、今年も5月19日(日)〜26日(日)の期間、10:00から15:00まで一般公開中です。
入場は無料です。

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(以下、写真は全て昨年の一般公開時のものです)

場所は富岡町で、小樽警察署前の坂をちょっと上ったところに、立派な塀と門が見えてきます。

現在は立正佼成会小樽教会の所有となっていて、毎年この時期に一般公開してくれています。

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この建物は、明治35年(1902年)建築の木造平屋建て。
秋田出身で、海産物卸商で巨万の富を築いた、遠藤又兵衛の邸宅として建てられたもので、和洋折衷が特徴の建物です。

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現在保存されているのは、かつての邸宅の正面部分のみだそうですが、それでも豪邸と言われた建物の歴史と魅力を十分味わうことができます。

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昨年は見学に行ったのですが、今年は時間がとれないかも。
興味のある方はどうでしょうか。

平成7年に小樽市第8回都市景観賞を受賞しています。

【関連記事】こんな記事も書いています。
旧遠藤又兵衛邸の一般公開」(2012年)
旧遠藤又兵衛邸

※小樽ジャーナルの記事でも取り上げられています。
豪邸の旧遠藤邸一般公開!小樽の歴史を感じて••• (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)


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2013年5月 1日 (水)

気になる建物/都通りの一本海側の通り(第一大通り)に建つ「舎こんどう」と「和田時計店」

今はほとんど呼びませんが、アーケードのサンモール一番街へと続く、都通りの一本海側の大きな通りは、第一大通りといいます。

その第一大通りに気になる建物が並んで建っています。

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何とも気になるこの2つの建物ですが、まずは向かって右の建物。

舎こんどう

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とてもモダンな雰囲気のある建物ですね。

正面の「近藤商店」という看板と、左右の「板硝子」と「洋食器」という看板は以前からのものなのでしょうかね。

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元々、近藤商店は硝子を扱っていたそうです。

この建物は、第8回(平成7年)小樽市都市景観賞作品を受賞しているんですよね。

小樽市のHP内の受賞の説明によると、

大正時代に建築された商店を再活用するに当たり、レトロ感覚の似合う小樽の街並みを印象付ける建物として修景し、現在はレストランとして営業している。細長いガラス窓や柱の配置が当時のモダン建築を思わせる。
小樽市 : 第8回 小樽市都市景観賞作品

とのことです。

Otaru_dsc05409

現在は“Dining Cafe 舎(やまきち)こんどう”となってます。

Otaru_dsc05408

店内には入ったことはないので、今回は建物についてのみです。


そして、「舎こんどう」の隣の建物も何だか気になります。

正面に大きな時計を掲げている、

和田時計店

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この正面の大きな時計を含めた、建物全体の佇まいが何とも目を惹くんですよね。

Otaru_dsc05402

この和田時計店については、こちらのサイトに紹介されていました。
小樽・第一大通りの「大時計」存在感じわり-老舗時計店と共に時刻む - 小樽経済新聞

そこから引用させていただくと、

同店は、創業90年以上の老舗時計店。時計や貴金属の販売と時計修理を主な業務としている。

ということで、老舗の時計店なんですね。

Otaru_dsc05411

更に、

店の正面に設置された大時計はセイコーのクオーツ時計。1990年、戦中から同店に掛けられていた機械式大時計に代わって設置された。クオーツ時計は、交流電圧のもとで水晶が規則的に振動する性質を利用した時計で水晶時計とも呼ばれる。現在、大時計は電気式が多く、クオーツ式は珍しいという。

とのことで、今も時計は正確に動いているそうです。

Otaru_dsc05412


そうそう、通りについてですが、ここの第一大通りに対して、第二大通りは現在の国道5号線になります。
ただ、私は第一とも、第二とも呼んだことがないです(汗)

Otaru_dsc05407

通りについては色々とありそうなので、また別の機会にということで。


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2013年4月24日 (水)

小樽郵便局〜周辺の歴史的建造物が立ち並ぶ街並と調和する建物

色内大通りの様子について紹介する記事を1年ぶりに再開しています。

再開にあたりまず、色内大通りと日銀通りの交差点に建つ建物について紹介していますが、今回は皆が「本局」と呼ぶ、

小樽郵便局

Otaru_dsc05443
(写真は主に2012年4月25日の撮影なのでご勘弁を)

昨年(2012年)10月1日で開局140周年を迎えたこの小樽郵便局については、その時に当ブログにて一度掲載していて、今回は写真や文章等を一部流用して再掲載しているので、ご了承を。
※その時の記事はこちら:「小樽郵便局が開局140周年

Otaru_dsc05440

さて、この交差点の角にはそれぞれ、

旧北海道拓殖銀行小樽支店(現 ホテルヴィブラントオタル)
旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)
旧第一銀行小樽支店(現 (株)トップジェント・ファッション・コア)

という小樽市指定歴史的建造物が建っていて、かつての「北のウォール街」を象徴するような佇まいを見せているのですが、この「小樽郵便局」は小樽市指定歴史的建造物ではありません。

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(この写真は2012年9月30日撮影)

ただし、これら周辺の歴史的な建物や街並と調和した建物となっているということで、小樽市都市景観賞を受賞してます。

Otaru_dsc05444

小樽市のホームページに受賞の解説が載っているので、引用させてもらいます。

周辺の歴史的な街並と調和させるために、交差点に面する部分は他の角地の建物と合わせて曲面にしたり、最上階をセットバックさせて視覚的に高さを押さえるなどの工夫がされている。また、外装材や色彩などにも配慮することによってクラシカルなデザインの庁舎となり、特別景観形成地区内の交差点としての格調高い街角景観の形成に寄与している。
小樽市 : 第7回 小樽市都市景観賞作品

ということで、確かに周囲の建物同様に、正面の角が曲面になっていますね。

Otaru_dsc09877r
(この写真は2012年9月25日撮影)

小樽郵便局は、北海道で郵便事業が始まった1872年(明治5年)、信香町に郵便取扱所として設置されたのが始まりとのこと。
現在の場所に竣工したのは1956年(昭和31年)のようです。

更に現在の建物は1994年(平成6年)完成と、建物自体は比較的新しいのですが、この年に、先ほどの小樽市都市景観賞(第7回)を受賞しました。

確かに、周囲の歴史的建造物が立ち並ぶ建物に調和した、なかなか堂々とした風貌ですよね。

冒頭に触れましたが、この小樽郵便局を市民は「本局」と呼んでいて、ここのバス停も「本局前」となってるんです。

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(2012年9月25日撮影)


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