小樽の川・橋(その他)

2021年11月 4日 (木)

桃内川の様子/桃内川橋〜国道5号線〜桃内橋から

先日、桃内町に行く機会があったのですが、国道5号線近くで、町内を流れる川がありました。

桃内川です(写真は2021年10月23日撮影)。

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国道5号線の少し上流部分に橋があって、そこからよく見ることができました。

この橋は「桃内川橋」という名称ですね。

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昭和63年8月竣工と表記されています。

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(この先が桃内の町内)

横の青い管は水道管ですね。

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下流側のすぐ先が国道5号線です。

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では、国道を渡って、その先の桃内川の流れを見に行きます。

何やら川は工事中のようでした。

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桃内川が海に注ぐ手前に、もう一つ、とても渋い橋が架かってました。

こちらは「桃内橋」ですね。

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う〜ん、竣工年月は見えにくいですが、昭和39年11月かな?

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すぐ先で海に注いでます。
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(上流側。先に国道5号線)
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それにしても、なんとも味わいのある橋ですね。

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この桃内橋を渡った先で、桃内の海岸に出られて、既に見えてるのですが桃岩を眺めることができます。

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そうそう、先ほどの国道5号線から忍路・蘭島方面を見るとトンネルが見えますが、このトンネルは2018年3月に海岸沿いから山側へと切り替わった、新しい忍路トンネルですね。
※関連記事:国道5号線の桃内〜忍路間の新しい忍路トンネルを抜けて忍路の町中へ向かう

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右の海側には、旧桃内トンネルの入り口が見えます。

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ということで、国道5号線周辺の桃内川橋と桃内橋、そして桃内川の様子でしたが、塩谷のさらに西に位置する桃内には、なかなか行く機会がなかったのですが、今回、ようやく少しですが、行くことができました。

八区八景 桃内・塩谷地区 | 小樽市

【関連記事】
日本遺産「北前船」構成文化財追加認定記念「第2回塩谷桃内のまちづくり講演会」に参加してきました(10月23日開催)
国道5号線の桃内〜塩谷間に新しい「塩谷トンネル」が2021年3月20日に開通してます(旧塩谷トンネルと旧笠岩トンネルは閉鎖)

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2021年7月13日 (火)

塩谷川の様子〜塩谷駅下と国道5号線の蔓生橋から

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塩谷にある小樽市指定歴史的建造物の徳源寺前から、丘を越えて塩谷駅へと続く「停車場の坂」と呼ばれる坂道があります。

※今回は4月に塩谷方面を歩いてきた際の様子なのでご了承を。

この停車場の坂を上って丘を越えて坂道を下っていくと、坂を下りきったところに川が流れています。ちなみに、ここから道はまた上りになって、その先に塩谷駅があります。

(下ったところに橋があり、先に塩谷駅が見える)
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で、この川なんですが、これは塩谷川です。

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結構、流れも早く、小樽にしては大きな川ですが、塩谷川は二級河川になるんですよね。

二級河川の管理は北海道が行っていて、小樽では勝納川、朝里川、蘭島川などが二級河川です(※参照:河川に関することについて | 小樽市)。

ここに架かる橋には名前はあるのかな?(分かりませんでした)
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こちらが橋から見た下流方面。
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こちらが上流方面。
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ここから塩谷駅はもうすぐですが、塩谷に住んでいた小樽ゆかりの文学者・伊藤整も、かつてはこの停車場の坂を歩いて、塩谷駅から汽車通学していたそうですよ。

ちなみに、塩谷川の上流側は、この先で線路(函館本線)や最上町からの道道956号小樽環状線と交差しているのですが、その先では伍助沢川と合流しています。

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そして、塩谷川の下流側はというと、最終的には国道5号線の下を通って(塩谷トンネルの手前)、塩谷の海へと注いでいます。

ここからは、国道5号線からの様子ですが、まず、こちらが国道の山側の歩道です。

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この国道5号線の橋は「蔓生(つるおい)橋」というんですね。

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国道の蔓生橋から上流を見たところ。
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平成17年3月竣工ですね。
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国道を少し戻って横断歩道を渡って海側へ。

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塩谷の海へ注ぎます。
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ということで、今回は塩谷川の様子でしたが、機会があれば、もうちょっと途中の流れも追ってみたいです。

※参考:おたる坂まち散歩 停車場の坂 前編 徳源寺 | 小樽市

※塩谷川の伍助沢川との合流地点については、今回も小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。どうもありがとうございました。

【関連記事】
塩谷1丁目の住宅街の中を流れる浜中川
塩谷の徳源寺前を上って塩谷駅へと通じる「停車場の坂」
跨線橋も渋く小さな駅舎が可愛い無人駅の「塩谷駅」の様子(補足として塩谷地区について)
塩谷トンネル手前のバス停「塩谷文庫歌」の読み方は!?

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2021年6月15日 (火)

塩谷1丁目の住宅街の中を流れる浜中川

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塩谷海岸沿いの道路を歩いていると、小さな橋があって、その下を流れる川はその先で塩谷の海へと注いでいます(歩いてきたのは4月です)。

その小さな橋の名前は「浜中橋」で、川は「浜中川」です。

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この浜中川は、塩谷海岸と国道5号線の間に広がる塩谷1丁目の住宅街の中を流れています。

歩いたこの日は、静かに流れていました。

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大きい川ではないですが、穏やかでいい雰囲気で街中を流れてますね(冬はどんな感じだろう)。

右に見えるのは暁了寺です。
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このような川が塩谷に流れているんですね。

ところで、Googleマップ見てみると、この川が稲穂沢川と表記されていて、あれ!?と思い、現地では浜中川と表記されていたので、間違いないとは思ったのですが、正確を期するために小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。

で、この川は浜中川で間違いないそうです。

ちなみに浜中川の上流を辿っていくと、東側(市街地方面)を国道5号線沿いに流れていて、その先で山側から流れてくる川と合流しています。

この山側から流れてくる川が稲穂沢川とのことです。

ということで、塩谷の住宅街を流れる浜中川の様子についてでした。

※川については、今回も小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。どうもありがとうございました。

(浜中川が表記されていた、現地の避難場所地図)
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2020年12月14日 (月)

手宮川を探せ!!〜梅ヶ枝町のバス通りでは暗渠になっている手宮川の流れを見られるところ

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かつて小樽の市街地を流れていて、その川の名前を今も耳にするけど、現在は多くの場所で暗渠になっているなどして、その流れをほとんど見ることがない、といった川があります。

ということで、今回は前回の入舟川を探せ!!に続く、“〇〇川を探せ!!”シリーズ第2弾!!(っていつの間にかシリーズ化してますが)

手宮川を探せ!!」です。

その手宮川ですが、梅ヶ枝町のバス通りがありますよね(梅ヶ枝通りや祝津山手線と呼ばれてます。市道名は「手宮川通線」)、で、手宮公園側の高台に広がるの末広町と梅ケ枝町側の高台に挟まれるこのバス通りの下に、現在は暗渠の手宮川が流れているんですよね。

※写真撮影は2019年10月・11月、2020年10月・12月とまちまちなのでご勘弁を。
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梅ヶ枝町バス通りの上で通りから離れて流れていた

赤岩山方面から流れてくる手宮川ですが、暗渠になっている梅ヶ枝町のバス通りの上の方では通りから離れて流れてるんですよね。

(梅ヶ枝町のバス通り)
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で、そこで手宮川の流れを見ることができるんです。

場所は、まず緩やかな坂のバス通りを上っていくと、少し坂が急になったところに交差点があって、赤岩方面の正面左に巨大なコンクリートの擁壁があるのですが、その壁が終わったあたりに細い通りを含めると五叉路になっている交差点があります。
(ここです)

(交差点からのコンクリートの擁壁)
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(その先の五叉路)
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ここの右側で、川の流れを見ることができるのですが、これが手宮川なんですね。

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手宮川は、ここからしばらく、住宅街の間を流れていて、途中で本田沢通り横切って、バス通り(市道・手宮川通線)の下の暗渠へつながるというわけです。あっ、バス通りと並行に通っている、梅ヶ枝町と末広町の境となっている通りが本田沢通り(市道・赤岩線)になります。

(住宅街を流れる手宮川)
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(そしてバス通りの暗渠へ。これはバス通りから見たところ)
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(右の白い柵が川が流れ込むところ。上の写真はそこから撮影)
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古い地図を見たら、手宮川のそのあたりの流れを確認することができました。

こちらは市立小樽図書館所蔵の古地図「小樽市街図 小樽市役所(発行) 1936(昭和11)年6月20日印刷(No.95)」です。
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※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。

手宮川の部分を拡大してみると、今回、流れを見ることのできた、上流側の現在のバス通りから離れたところを流れる手宮川を確認することができます。

(拡大図。見にくいですが地図上でわずかに川の水色が見て取れます)
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このあたりでは普通に住宅地の間を川が流れているので、近隣の方々にとっては、今も手宮川は身近な川といえそうですね。

※ここからさらに上流部については未確認です。

もうすぐ港!鱗友朝市の前の交差点の先で

で、手宮川の流れを確認できる場所が、もう一箇所、今度は下流側にありました。

港に近い、鱗友朝市の前の交差点を渡ったところで、川の流れを見ることができます。

(鱗友朝市(写真右手)のある交差点。この先で手宮川を確認できる)
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ここが手宮川の下流部なんですね。
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(この先で小樽港に)
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(振り返って見たところ)
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これも、先ほどの古地図で確認できます。
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(こちらもコピー・転載等不可です)

手宮川は現在のバス通りと同じく梅ヶ枝町の通りから曲がって「常盤通り」を通り、現在の手宮のバスターミナルのところを曲がって、その先からまっすぐ港へと向かっています。

(常盤通り)
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最後の港へまっすぐと続いているのは、現在のマックスバリュ手宮店と鱗友朝市の通りですね。

(ここですね)
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ここで見ることのできた手宮川は、この先もまっすぐと流れが続いているようですが、敷地に入ることはできず、確認は先ほどの場所のみでした。

(この先の北浜岸壁からもギリギリ、川は確認できませんでした)
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おわりに

名前はよく聞く手宮川。市街地ではほとんど暗渠ですが、梅ヶ枝町のバス通りの上の方で通りを離れた住宅街で、その流れを見ることができ、下流側では鱗友朝市の前の交差点を渡ったところで、再び見ることができました。

手宮川は今もしっかりと流れているのですね。

ということで、以上“手宮川を探せ!!”でした。

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さて、シリーズ第3弾はあるでしょうか!?

※参考
小樽市 :おたる坂まち散歩 第44話 野藤坂(のとざか)
・北海道新聞折込紙「新ねっとわーく小樽2019年8月号(No.61)」(編集・制作/有限会社ウィルダネス・発行/どうしん小樽販売所会)

※市道と川については、小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。

【関連記事】
※梅ヶ枝町バス通り沿いの関連記事
梅ヶ枝のバス通りを赤岩方面に向かうと現れる巨大な擁壁
梅ヶ枝町のバス通り沿いの梅広会館と宮尾直治翁像
野藤坂(のとざか)〜梅ヶ枝町のバス通り(祝津山手線)から上る急で短い坂道
梅ヶ枝町のバス通りと並行する高台の眺めの良い道を歩く
梅ヶ枝町のギャラリー・あとりゑ・クレールは「おたるBook Art Week 2020」に参加しています(10月25日まで)

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2020年12月 2日 (水)

入舟川を探せ!!〜入舟川の流れを見られるところ

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小樽の市街地を流れている川といえば、勝納川や於古発(おこばち)川がありますが、かつて市街地を流れていて、その川の名前も耳にするけど、今は暗渠になっているなどして、その流れをほとんど見ることがない、といった川もあります。

そんな川のひとつに、バス通りでもある入船通りを流れていた川として知られている「入舟川」があります。

入舟川は、現在はほとんど暗渠になっていますが、実は一部でその流れを見られるところ(開渠)があるんですよね。

ということで、今回は題して「入舟川を探せ!!」です。

※入船川と表記することが多いですが、正式名称は入舟川と「舟」の字を使っているそうです(これまでブログ上で入船川と表記していたのですが、当記事では入舟川で表記します)。
※入舟川の開渠の場所については、小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。
※写真は2020年9月〜11月の撮影です。

入船十字街近くの川の流れ

そもそも、私が最初に“あれ?これは入舟川!?”と思ったのが、入船十字街の近くの、国道5号線から現れる川の流れでした。
(赤いラインの箇所です)

(写真手前の柵のところ)
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距離は短いのですが、古い地図を見たりすると、この辺りを流れているようだったので、これを市の用地管理課に確認させていただいたんです。

(この流れです)
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で、ここは、確かに入舟川でした。

ここのわずかな区間で開渠になっていて流れを見ることができ、またすぐに暗渠になって、その先でバス通りの入船通り(市道入船線)の暗渠へとつながっていくんですね。

で、市に質問させていただいた際、この他にも開渠で流れを確認できるところがあると教えていただき、見に行ってきました。

松ヶ枝町のバス通りの間を流れる川

入船通りがら、バス通りの山手線をずっと山側に上っていくと、松ヶ枝町に入ったあたりで道路に中央分離帯が現れます。

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この中央に川が流れているのですが、これが入舟川とのことなんですね。

(天狗山に向かってまっすぐ続いています)
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中央に川の流れる道路を、さらにまっすぐ上っていくと、バス通りを超えて松ヶ枝町の喫茶店ルナパークの前から、川の流れが顔を出していました。

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(喫茶ルナパークの前から川が流れてます)
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(ルナパーク前から)
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なるほど、ここも入舟川だったんですね(ここから上流については、今回は未確認です)。

小樽港近くのここも!?

そして、川の流れを見られるところが、もう一か所あるとのことで、今度は反対に思いっきり下流で、入船通りからメルヘン交差点も臨港線も過ぎた、港のすぐ近くの横切る道路に沿って、短いですが川の流れがありました。

(赤いラインと、もともと地図にあったその横の川の印も入舟川)

(横切る道路に沿って、流れが見られます)
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確かに、ここに流れはありましたが、これが入舟川だったんですね。

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ここからすぐに小樽港に流れ込んでいるのですが、ここは港というか勝納大橋手前の第二期運河ですね。

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で、つまり、ここが入舟川の河口ということですかね!?

ここでは、上流から流れてきて、90度横向きになって港に流れてますが、実は、昔の埠頭ができる前の地図を見てみると、上流からそのまままっすぐ港に流れ込んでたので、ひょっとしたら後から埋め立てで流れが作られたのかもしれませんね(これは憶測です)。

おわりに

山側の松ヶ枝町で流れを見せていた入舟川はその後暗渠になり、入船十字街の近くで少しだけ顔を出し、再び暗渠となって入船通りの下を流れつつ、最後に海へと注ぐ直前で、ちょっとだけその流れを見せていました。

ということで、以上、入舟川を探せ!!でした。

※参考までに、こちらは小樽市総合博物館所蔵の入舟川と入船陸橋の写真です(明治から大正の頃の写真)。Otaru_hakubutukan_scn_0004
※この写真は、小樽市総合博物館の許可を得て掲載しいますので、コピー等による二次利用は禁止です。

※入舟川の正式名称、開渠部については、小樽市建設部用地管理課にて教えていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。

小樽市 :河川に関することについて

【関連記事】
勝納川から続くもうひとつの運河「第二期運河」
入船通りと市道「入船線」についての覚え書き
入船陸橋の入船通りから南樽駅側の鉄橋下が綺麗になって古い橋脚も出現してます
入船十字街近くの歩道から下る気になる階段

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2020年11月18日 (水)

豊川町と石山町の間の通り(手宮仲通線)に流れていた手宮仲川(現在は暗渠)

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最近、小樽の川について、ちょっと調べる機会があって、今回はその覚え書きといったところなのですが、手宮仲川という川についてです。

旧手宮市場前の通り・市道「手宮仲通線」は、途中の薬師神社のあたりから急な坂になるのですが、この坂道は「薬師神社の坂」と呼ばれていて、小樽市HP内掲載の広報おたる連載「おたる坂まち散歩」(HTML版)の「薬師神社の坂」の記事に、次のような一文があります(抜粋)。

谷間の地形から推測できるように、この手宮仲通には、昔、手宮仲川という川が流れていました。
小樽市 :おたる坂まち散歩 第49話 薬師神社の坂(やくしじんじゃのさか)

豊川町と石山町の谷間を通っている手宮仲通線ですが(通りの住所としては豊川町)、ここに、かつて手宮仲川という川が流れていたんですね。

上記の「おたる坂まち散歩」の記事内では、手宮仲川が道の中ほどを流れていて、ところどころに橋が架かっていたといった記述や、川は昭和30年代に埋められたという記述があります。

(薬師神社の坂)
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ここで、ちょっと昔の地図を見てみました。こちらは、市立小樽図書館所蔵の地図「小樽市街図 小樽市役所(発行) 1936(昭和11)年6月20日印刷(No.95)」です。

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※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。

現在の手宮仲通線のあたりを拡大してみると、川の名称の記載は見当たりませんでしたが、ちょうど手宮仲通線のところに薄く青色の川が表示されているのが見られます。

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川は通りの上側で、通りから離れていってますね。

ここでさらに、名称などについて、小樽市建設部用地管理課に確認させていただいたところ、手宮仲川は正式な名称で、現在も流れているとのことですが、やはり多くは暗渠になっているとのことでした。

さらに、川は先ほどの古い地図の通りに、上流側で(薬師神社の前の現在の北陵中学へ向かう道に沿って)、手宮仲通線を離れていくのですが、そこから先で部分的に開渠になっているところもあると教えていただき、実はちょっとだけ見に行ってみたんです。

川の開渠部分は住宅地や私有地の間を流れているとのことで、ほぼ見ることはできなかったのですが、清水町のバス停近くで、その流れを見ることができました。

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川のさらに上流方面は、ここから中野植物園方面に向かっているようですが、今回の確認はここまででした。

ちなみに下流側は、最終的に北運河の端に流れ込んでいるのが、この手宮仲川なんですね。

(北運河の端に流れ込む手宮仲川)
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(2020.12.23写真2枚追加。撮影は2020.12.2)
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ということで、今回は手宮仲川について、関連で調べた内容を覚え書きとして書き留めておきました。

今はほとんどが暗渠になっている手宮仲川ですが、かつてそこに川が流れていたのかと思うと、歩いていてもなんだか感慨深いですね。

ホーム - 市立小樽図書館
小樽市 :河川に関することについて

※市道と川については、小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。

【関連記事】
薬師神社の坂の上に続く気になる階段を上って、坂の上からの風景を眺めてきました
坂の向こうに小樽の港が見える「薬師神社の坂」
手宮仲通から薬師神社の坂へ

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2020年5月23日 (土)

緑1丁目を流れる小さな川は「商大の沢川」〜あれ?小樽商大への地獄坂の道路沿いに流れる川も!?

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ちょっと前の昨年12月のことなんですが、緑1丁目のあたりを散策する機会があったんです。

※歩いたのが2019年12月で、写真が雪の季節なのでご了承を。

その時、緑第一大通り沿いの小樽市勤労青少年ホームの脇道を入ったのですが、少し歩いてふと小さな川が流れているのが目に入りました。

(勤労青少年ホームの左横の道を入っていきました)
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(日赤保育所のある通りです)

(しばらく歩くと、小さな川が流れてました)
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これはやはり“”ですよね。

場所でいうと、この辺りです。

ここから、今歩いてきた緑第一大通り方面は川下になるわけですが、川はここからは暗渠になっているようですね。

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川は住宅の間を流れてきていて、途中、生活用と思われる橋も架かっていました。

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すぐ上流部は緑第二大通りになるのですが、川を遡ることはできなかったので、遠回りして緑第二大通りに出てみると、通りの下から顔を出した川を見ることができました。

(緑第二大通り。写真左の下から川が顔を出している)
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これが、先ほどの流れに続くんですね。

ちなみに、道路を渡ってみると、上流部の流れも見ることができました。

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緑第二大通りの場所は、最上線のバス停「商大通」の近くでした。

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こうやって、街中の住宅街の間を流れる小さな川というのは、実は小樽市内のあちこちにあったりするんですが、気になるのは、その川には名前があるのかどうかなんですよね。

で、後日、小樽の河川について管理する小樽市建設部用地管理課にて、この緑1丁目を流れる小さな川について尋ねたところ、この川は、正式名称ではないのですが「商大の沢川」という名前が付いているそうです。

正式名称ではない、というのは、小樽市が管理する普通河川の台帳には載ってない川で(いわゆる無名川というのでしょうか?)、小樽市が通称(?)でつけているということです。

また、この商大の沢川の流れる先は、確認はしてませんが、於古発(おこばち)川に注いでいるようです。

なるほど、こういう小さな川にも名前が付けられているのですね。

で、この話には続きがありまして、この商大の沢川という名称を確認した際、名前にもある通り、上流部は小樽商大方面から流れている、ということも教えていただき、その時は、“へ〜、そうなんだ〜”くらいにしか思っていなかったのですが、そういえば、商大前の地獄坂の道路沿いには、川が流れているんですよね。

その後に商大方面に行く機会があったので、改めて、その流れを確認してきました。

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地獄坂の道路沿いを川が流れてますね(右の坂道が地獄坂)。

その川の上流は、さらに商大の正門の上から流れてきてました。

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ひょっとして、この川も商大の沢川で、先ほどの緑1丁目の住宅街につながっているということ?

そこで、再び小樽市建設部用地管理課に尋ねたところ、これは同じ商大の沢川で、つながっているとのことでした。

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いや〜、なんだか色々と分かってすっきりしました。

ということで、今回は地獄坂から緑1丁目の住宅街を流れる小さな「商大の沢川」の様子でした。

※今回は小樽市役所の建設部用地管理課に色々と教えていただきました。個人のために対応していただき、どうもありがとうございました。この場を借りてお礼させていただきます(参考:小樽市 :河川に関することについて)。

【関連記事】
最上線のバスが通る「緑第二大通り」
地獄坂で知られる商大通りを小樽商大までヘトヘトになりながら歩いてきた

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2019年7月 3日 (水)

新富町の住宅の間を流れる小さな川「潮見台川」の様子

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5月下旬に新富町をあちこち巡ってきたのですが、その際、今まで気づかなかったのですが、国道5号線から海方面に向かう数本の道路を横切るように、住宅の間を小さな川が流れていました。

※地図は文末に掲載したので、参考にしてください。

ちなみに、新富町というと、南樽市場の住所が新富町になりますね。で、実は、連載中のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)で、2019年6月号(Vol.43)は“新富町を歩く”だったのですが、それであちこち歩いてきたんです。

で、小樽チャンネルマガジンの記事でも、今回のこの小さな川について少し触れているのですが、この小さくて水路のような川は、どうやら潮見台の高台方面から流れてくる潮見台川になるようです。

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高台から流れてきた潮見台川は、国道5号線の下を横切って新富町に入り、住宅街の間を流れて、その先で南樽市場の下に入って、勝納川に合流しているんですね。

(こちらは、国道5号線の潮見台側を流れる潮見台川)
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私もこの小さな川がこんな住宅街の中を流れているというのは知らなかったので、とても興味深くて、ついつい川沿いを歩いてしまいました。

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もともと、このあたりの勝納川流域は、町が作られたのも古くて、ちょっと懐かしい感じのする住宅街なのですが、そこを流れるこの小さな川が、なんだかこの辺りの静かでちょっと懐かしいような下町感を一層漂わせていました。

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ということで、新富町の住宅の間を流れる小さな潮見台川の様子でした。

そうそう、この潮見台川について、最初はここが何川なのか、なんとなくは思い当たっていたのですが、ちゃんとは分からなかったんですよね。

で、その後、市立小樽図書館に行って、その旨説明して協力してもらい、ゼンリン住宅地図(201806)や小樽市津波ハザードマップ(港湾地区)などで、潮見台川と確認することができました。

市立小樽図書館の担当者様、どうもありがとうございました。

【関連記事】
フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2019年6月号(Vol.43)が発行・配布されています。連載中の町を歩くシリーズ、今回歩いてきたの新富町
潮見台の急な坂道「五百羅漢の坂」を上る


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2019年6月 9日 (日)

蘭島駅の横を流れる蘭島川とモチヤ沢橋

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5月に列車で蘭島に行ったのですが、蘭島駅のすぐ横には川が流れてます。

蘭島駅のすぐ先には、その川にかかる橋があったので、そこまで行ってみました。

駅の横を流れるこの川は蘭島川

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そして、ここに架かっている橋にはモチヤ沢橋という名前が付いてます。

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(橋を渡って振り返ったところ)
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蘭島川は、この先で右に曲がって蘭島海岸へと流れているんですが、地図を見ると、途中でモチヤ沢川(餅屋沢川)と合流していて、その“餅屋沢”という名称がついた橋なんですね。

こちらがモチヤ沢橋から見た下流方面。

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水の流れがよく分からないくらい、ゆったりでした。

こちらがモチヤ沢橋の上流側で、左手に蘭島駅があります。

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駅の近くということは、すぐ横を線路が走っているので、このモチヤ沢橋を渡る道路にむかうには線路を渡ることになり、そこには「餅谷沢踏切」という名前の踏切があります。

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その踏切については、当ブログでおなじみの“踏切のある風景”シリーズとして、こちらの記事で投稿してます(字が餅屋沢ではなくて、餅谷沢なんですよね)。
【踏切のある風景】蘭島駅のすぐ先にある「餅谷沢踏切」(あれ?字が餅屋沢でない!?)

ところで、この蘭島駅の横を流れる蘭島川ですが、地図を見ると駅の手前途中で分かれて蘭島の街中を流れる流れもあって、そちらにも蘭島川という名前がついてるんですよね(旧蘭島川という表記もありました)。

今回は資料を調べきれなかったのですが、蘭島川 - Wikipediaによると、街中を流れる方が、もともとの本流で、洪水防止の観点から河川改修が行われて、駅の横を流れる新河道が作られた、ということのようです(蘭島の方、間違っていたらご指摘ください!!)。

ちなみに、こちらが街中を流れるほうの蘭島川で、橋は旭涛橋からです。

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こちらの橋は、名前は確認できませんでした。

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ということで、以上、蘭島駅の横を流れる蘭島川とモチヤ沢橋の様子、そして、街中を流れるほうの蘭島川の様子でした。

※参考:蘭島川 - Wikipedia

小樽市 :小樽市津波ハザードマップ


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2019年5月17日 (金)

旧星置川河口付近と東橋の様子【銭函特集】

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4月に銭函方面に行ってきたのですが、銭函駅から東側(札幌方面)に少し歩くと道路はYの字に分かれ、それを海沿いに左手に進むと川が流れていて、小さいな橋が架かっていました、

今回は、その橋と川の様子なんですが、川の名前が、え〜と、旧星置川

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ん?旧ということは、あれ?現在は…

この時は分からなかったのですが、ここは現在は谷地川になるようですね(銭函出身の方、あってますか!?)。ちなみに、駅を挟んで反対側には銭函川流れてますね。

で、ここに架かっている橋の名前は東(あずま)橋です。

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川下は、すぐに銭函の海ですね。銭函駅は海のすぐ近くにあるので、この川も橋からすぐ先は海に注いでいます。

こちらが川上。
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現在の橋は昭和36年竣工。

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ところで、ちょっと話はそれるんですが、銭函にも運河があったそうですね。

その「銭函運河」は、明治30年という古い時代の完成で、先ほどの東橋の川上に見える橋が伍生橋という名で、そのあたりが運河の船入場だったそうです。そこから札幌方面に繋がる、かなり長い運河だったそうですね。

ただし、実質的に利用されたのは7年ほどという短い期間だったとのこと。

銭函運河の名残として、この近くに銭函運河線という名前のついた道路が札幌方面に伸びています。また、その銭函運河線の道路に並行して、かつての運河の一部がコンクリートで固められた排水路となって残っているそうです。

今回は銭函運河線は歩かなかったのですが、機会があったら、その銭函運河の名残も見てみたいですね。

もうひとつ余談ですが、途中の写真でちらっと写っていた石蔵は、「ストアハウス大坂屋」というカフェですが、時々メディアで目にする人気のお店ですよね。

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渋い!!

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まだ入ったことがないので、こちらも機会があったら入ってみたいです。

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ということで、以上、旧星置川河口付近と東橋の様子でした。


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