その他の気になる古い建物

2017年11月 8日 (水)

先日、壁が剥がれ落ちた色内の建物は旧丸本水産株式会社(旧日本通運小樽支店)

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ちょっと前の10月30日ことなんですが、この日の小樽は風が強くて大荒れの天気で、そのために運河近くの建物の壁が剥がれたというニュースがあったのを覚えてますか?

テレビのニュースでも壁が剥がれ落ちた映像が流れ、翌日2017年10月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていました(※参考ニュース:北海道ニュース UHB | UHB:北海道文化放送)。

実は今回は、その建物についてなんですが、場所は色内大通り沿いの重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店のすぐ近くで、以前からこの建物については、見た感じ歴史がありそうな佇まいで、どういう建物か気になっていたんです。

(これは被害の後の写真。2017年11月4日撮影)
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すると、なんと月刊フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン Vol.22(2017年9月号)」(編集発行:株式会社K2)内の「小樽れっけん」という連載コーナーで、この建物が紹介されているではないですか!

建物は「旧丸本(まるほん)水産株式会社」として紹介されていて、読んでみると、やっぱりなかなか歴史のある建物でした。

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ちなみにこの「小樽れっけん」というコーナーは小樽商科大学によるもので、建物の歴史的背景や関わった人物などについて、丁寧な取材に基づいて興味深く紹介されていて、とても面白くて私もいつも楽しみに、そして、参考にさせていただいているんです。


で、建物についての背景が分かったところで、当ブログでも紹介しようと、建物の写真も撮影してきて、早く記事にしなければと思っていたところの、先日の荒天による壁がはがれる被害だったわけです。

前置きが長くなりましたが、この「旧丸本水産株式会社」の建物について、小樽チャンネルマガジンの小樽れっけんの記事を参照させていただき、紹介しようと思います。

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(すぐ横が旧日本郵船(株)小樽支店)
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旧丸本水産株式会社の建物について

※小樽チャンネルマガジンVol.22(2017年9月号)小樽れっけんの記事から、建物についての部分を要約させていただいてます。

(写真は9月26日撮影)
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旧丸本水産株式会社の建つ場所は、前述の通り、旧日本郵船(株)小樽支店のすぐ近くで、クリーム色(かな?)のタイル貼りの外壁が目に留まります。

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この建物は、もとは昭和3年(1928年)に日本通運小樽支店として建てられたもので、その前は「一寸屋」という料亭があったそうで、裏に建つ石蔵は、そのころから使用されていたものとのことです。

(旧手宮線の散策路側から石蔵が見えます。左が石蔵)
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その後、昭和34年(1959年)に日本通運小樽支店が港町に移転後、建物を購入した「丸本水産」が、翌昭和35年(1960年)から平成24年(2012年)までの約半世紀の間、使用していました(丸本水産は平成23年に事業停止)。

ちなみに、この建物は社屋兼住宅として使用されていて、右横の建物がその住宅部分で、社屋とは渡り廊下でつながっているんですね。

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住宅部分は住みやすくするために、改装・増改築を行なっているそうで、丸本水産の後は、cafe RAMAT(カフェ ラマット)、シェアハウス、あんかけ焼そば親衛隊の事務所などにも使用されたそうですが、今はどうしているのかな?

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ということで、今回は丸本水産の社屋兼住宅として使用されてきた、旧丸本水産株式会社の建物についてでした。

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おわりに

今回、この建物を見に行った後で、荒天で壁が一部剥がれ落ちる被害があったわけですが、その後にもう一度見に行った時にはシートで覆われていて、どのような工事を行なっているのか、そして、今後この建物がどうなるのかも気になります。

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※この建物名は、旧日本通運小樽支店とも言える建物ですが、今回参照した小樽チャンネルマガジンの小樽れっけんの記事の注意書きで、“(前略)本稿は丸本水産を紹介する内容のため同社名とした。”と書かれていたので、当ブログでもそれにならって旧丸本水産としています。

※丸本水産は機船底曳網漁の先駆けとなった水産会社ということで、会社についての詳細は、今回参照した小樽れっけんの記事にさらに詳しく書かれているので、そちらも読んでください。「小樽チャンネルマガジン Vol.22(2017年9月号)」です。

※小樽チャンネルマガジンは、サイトで電子版を読むこともできます。こちらに各号へのリンクがあります。丸本水産はVol.22(2017年9月号)です。
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2017年8月 7日 (月)

桜町の高台に建つ量徳寺東小樽支院の建物

坂の街・小樽の中で、桜町も坂の多い地域で、桜町本通りから平磯公園方面に向かっては、結構急な坂が続いてますよね。

その途中の高台に建っている、とても立派なこちらの寺院建築ですが、この建物は量徳寺東小樽支院です。

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この量徳寺東小樽支院は、小樽をディープに案内する書籍「小樽散歩案内」(発行:有限会社ウィルダネス)で紹介されていて、気になっていたのですが、ようやく見に行くことができました。

※量徳寺東小樽支院については、月刊フリーペーパー「小樽チャンネルMagazine Vol.18」(編集発行:株式会社K2)連載「小樽れっけん」でも詳しく紹介されています(2017.8.9追記)。

場所は、桜町本通りのバス停「東小樽」横から坂道に入ると、その先に東小樽会館が正面にあり、ここを左に曲がると、その先右手に上っていく坂道があって、その途中にこの大きな寺院建築が建っています(その前は墓地になってます)。

(「東小樽」のバス停)
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(バス停横の坂道を上ってた先に東小樽会館)
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(東小樽会館前を左折)
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(右手の上っていく坂道の途中に寺院建築の建物が見えます)
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(この左に草木に覆われてますが建っています)
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(やっと見えました)
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量徳寺といえば、入船町に建つお寺ですが(入船通りのコープさっぽろ小樽南店の隣)、「小樽散歩案内」によると、昭和初期の桜町一帯の開発が進んでいた頃に入船町の本堂が新築されることになり、古い本堂を桜町に移築して「支院」としたそうです。

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もともとのこの建物の竣工年は不明ですが、明治時代のものだそうです。

現在は、“私有地に付き立ち入り禁止「危険」”の立て看板があって、ロープが張られてますね。

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周囲には草木が茂っていて、建物全容がよく見えないのですが、建物への出入りはないようなので、だいぶ建物が傷んでいるようですね。

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このまま荒廃していってしまうのか、これだけ立派な寺院建築ですから、今後どうなるのかは気になるところです。


参考:小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)

そうそう、このあたりからの振り返って見た眺めも、なかなかいいですよね。

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※参考サイト:桜町の高台 〜量徳寺東小樽支院のあたり〜 : ときどきの記 by 小樽の出版社“ウィルダネス”


《追記 2017.8.9》
量徳寺東小樽支院については、私も愛読している月刊フリーペーパー「小樽チャンネルMagazine Vol.18」(編集発行:株式会社K2)の連載「小樽れっけん」で、かなり詳しく紹介されてました。

そこで紹介されているのですが、入船町の量徳寺は、晩年を小樽で過ごした新撰組の永倉新八の菩提寺としても知られていますが、永倉新八の菩提寺となった頃は、まだこの量徳寺東小樽支院の建物が本堂だったということで、そんなゆかりのある建物でもあったんですね。

移築して量徳寺東小樽支院となったのは、現在の桜町一帯の開発が進められていた、昭和12年のことだそうです。

※参考:小樽チャンネルMagazine Vol.18「小樽れっけん」
※関連記事:新撰組の永倉新八の菩提寺である量徳寺の碑と資料室、そして国道沿いの対面の地の立て看板


【関連記事】
※先日桜町方面に行った時の桜町関連の記事。
桜町にある近隣公園「さくら公園」〜ん?隣接するグラウンドは…
桜町の「ぱんじゅう処 あんあん」でぱんじゅうを買ってきた
桜町にあった気になる建造物は水道施設「桜低区配水池」でした
桜ロータリーから熊碓神社までの坂道から横に入る通りに名前が付いてた
桜ロータリーからまっすぐ続く坂道の先の高台に建つ熊碓神社へ
放射状に5本の道路が伸びる桜ロータリー


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2017年7月12日 (水)

蘭島海岸のすぐ近くにある「蘭島神社」の様子

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先日、忍路・蘭島方面に行く機会があったのですが、その際、蘭島神社に行ってみました。

国道5号線で蘭島地区に入って、最初の信号を蘭島の海岸方面に入って行くと、通りの右手にあります。

鳥居です。社殿は奥にありますね。
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(海側から見たところ)
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隣にあるのは蘭島保育園ですね。
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鳥居をくぐると手水舎があって。
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狛犬の先に社殿が建っています。

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ん?この狛犬、ちょっと表情が変わってる!?
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目と牙に色が付いてるからかな。

こじんまりとした神社ですが、その小さな社殿に近づいてみると、とても綺麗な彫刻の装飾が施されていますね。

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神社も木々に囲まれてますが、背後は森ですね。

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こちらの蘭島神社について、由緒などを調べようと思ったのですが…

実は、ネットやら所有している書籍を見ても、ここ蘭島神社については、詳しい記載を見つけることができませんでした(う〜ん、なんでだろう。もうちょっと調べてみようかな)。

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例大祭については、2017年は6月17日(土)・18日(日)に行われています。


ところで、蘭島といえば、やっぱり海。海水浴場ですよね。

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今年の蘭島海水浴場は、7月14日(金)にオープンして、8月27日(日)まで開設される予定です。

※参照:小樽市 :海水浴場オープン情報


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2017年7月 1日 (土)

有幌町の細い道路に石造倉庫が続く風景〜入口の大きな建物は旧中村倉庫!?

観光客で賑わうメルヘン交差点を抜けて臨港線まで行くと、交差点の右奥に大きな倉庫が見えます。

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実は、ここからさらに右に細い道路が続いているんですよね。

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臨港線の一本海側になるんですが、ここは住所でいうと有幌町になります。

先ほどの大きな倉庫の横まで行くと、細い道路が曲がりながら先に続いているのが見えます。

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ここ有幌町には、かつてたくさんの石造倉庫が建ち並んでいたそうです(う〜ん、すいません、私はほとんど記憶にないんです…)。

昭和40年代後半に、当時の道路整備計画による、小樽運河の埋め立てを含む道路の建設事業によって、まずここ有幌町にあったそれらの石造倉庫が次々と解体されていったそうです。

これを目にして危機感を持った一部の市民が立ち上がって、運河の埋立反対、保存運動が起こることになるんですね。

先ほどの細い通りを歩いてみると、両側には今も残る石造倉庫が静かに建っています。

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観光施設はなくて、普通に倉庫として使われているようで、同じく石造倉庫が多く残っているすぐ近くの観光客で賑わう堺町通りとは、全く違う雰囲気ですね。

ちなみに、通りは短いんですが、そこを抜けると西松屋やオートバックスがあります。

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(振り返って見たところ)
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通りの入り口の大きな倉庫は旧中村倉庫!?

ところで、この通りの入り口にあった、こちらのかなり大きな倉庫。

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駐車場側の壁面は、綺麗に補修されてますが、これは「旧中村倉庫」ですかね?

旧中村倉庫については、たまに記述を目にするのですが、あまり詳しくは紹介されてないんですよね。

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ちょっと調べたところによると、この旧中村倉庫は、福井県出身の北前船主・中村三之丞によって、明治28年(1895年)に建てられた石造倉庫ということで、一部は近年(平成19年)に火災のために焼失したそうです。

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いくつかの資料を見ると、これがその旧中村倉庫のようですね。

(海側から見た風景)
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ということで、今回は旧中村倉庫とそこから続く通り沿いの石造倉庫が建つ風景でしたが、通り自体は短いものの、今となっては当時を偲ぶ風景として、ここは貴重かもしれませんね。

※参考
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編(「運河」の章より)
・小樽チャンネルMagazine Vol.17(「二、北前船主がつくった石造倉庫」より)

※小樽チャンネルMagazineは、小樽チャンネルのサイト内でも紹介されてます。
小樽チャンネルマガジン | 小樽チャンネル


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2016年8月23日 (火)

気になる建物/色内大通沿いの三箇株式会社の建物

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小樽の街には、市に指定されているような歴史的建造物はもちろん、そうでなくても趣きある古いビルや古民家、倉庫など、何とも気になる古い建物が、今もあちこちに残っているのが目に止まります。

そのいくつかは現在も事務所や店舗などに利用されていたりもするのですが、その建物についての概要となると、分からないことが多いんですよね。

小樽市指定歴史的建造物のように公になっている建物は、市のサイトなどに建物詳細が記載されていますが、その他となると、公的なサイトや、書籍などを参考にすることになります。


前置きが長くなりましたが、今回の建物も、以前から気になっていたのですが、その詳細が分からない建物でした。

色内大通り沿いに建つ、三箇(さんが)株式会社の建物です。

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青色のタイル貼り(かな?)の外観が目につきますが、場所は色内大通りを日銀通りのと交差点から北側(中央通り方面)に向かうと左手に建っています。

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すぐ横(手前)には、小樽市指定歴史的建造物の旧越中屋ホテルが建っていますが、こちらも色は違えど壁面のタイルが特徴的ですね。

(こちらが旧越中屋ホテル)
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で、この三箇株式会社の建物については、持っている資料には記載が見当たらなかったのですが、先日、小樽市総合博物館のFacebookページで、この建物について触れられている投稿があったんです(参照:小樽市総合博物館)。

それによるとこの建物は、大正7年(1918年)に「函館製網船具」として小樽で最初の鉄筋コンクリートで作られたといわれる建物だそうです(外観は今とちょっと違ったようです)。

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思った以上に古い建物ですが、ちょっと興味深い話がその投稿に書かれていて、この三箇株式会社の建物のすぐ向かいに建つ旧三井銀行小樽支店が“小樽で最初の鉄筋コンクリート”と紹介されるとこがあるそうですが、こちらは昭和2年(1927年)年竣工なので三箇の建物の後だそうです。

(こちらが旧三井銀行小樽支店)
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ただ、旧三井銀行小樽支店には鉄骨が使用されていて、「鉄骨鉄筋コンクリート」と分類すると、話は変わってくるそうです(ややこしい…)。

ということで、いつも読ませていただいている、小樽市総合博物館のFacebookページで、思いがけずこの三箇株式会社の建物について、少しですが知ることができました。感謝です。

最後に、その小樽市総合博物館のFacebookページの投稿を埋め込みで掲載しておきます。

【関連記事】
ニュースより/現在未使用の歴史的建造物「旧越中屋ホテル」がホテルとして再開の予定
旧三井銀行小樽支店


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2016年4月 8日 (金)

気になる建物/入船町の窓枠や煙突が趣きある建物

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入船通りから小路を入ってすぐのとある場所に、以前から気になっていた建物があります。

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実はこの建物は、以前にもちょっとだけ掲載したことがあって、建物詳細は全く分からず、元々は個人宅だと思うのですが、窓枠や煙突なんかが、とても趣があるんですよね。

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ただ、以前は、建物はしっかりしていたのですが、今回、久しぶりに見ると、玄関に板が打ち付けてあって、建物全体もダメージを受けていました(玄関の上にあった庇がなくなってるんですね)。

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ちなみに、こちらが2013年の撮影です。
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現在、こちらの建物が、どういう状況なのかは知らないのですが、建物の状態も含めて、ちょっと気になりますね。

小樽には古い建物がたくさんありますが、歴史的建造物として注目されている建物の他、今も住まわれている趣きある建物もまだまだ残っているんですよね。

ただ、そのような住宅(古民家)は、人が住まなくなると、いつの間にか取り壊されてしまったりしているので、やむを得ないとはいえ、ちょっと残念です。

【関連記事】
ちょっと気になる建物


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2016年3月29日 (火)

気になる建物/栗原恒次郎商店〜ここはかつては銀行の建物

小樽の街を歩いていると、ふと気になる古い建物が残っていたりするんですが、建物詳細については、なかなか分からないことが多いんですよね。

今回はそんな建物なんですが、竜宮通り沿いに建つこちらの建物です。

栗原恒次郎商店

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※写真撮影が2015年11月〜2016年1月の期間でバラバラなのでご了承を。

場所は、龍宮神社から海へと真っすぐに続く竜宮通り沿いで、稲穂大通り(第一大通り)からの通りとの交差点の一角に建っています。

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ここは現在、飯寿しの製造や珍味の販売・卸しなどを行っている栗原恒次郎商店の建物ですね。

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なかなかしっかりとして重厚な外観の建物だな〜と思っていたのですが、やはりかつては銀行の建物だったそうです。

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所有している書籍などでは確認できなかったのですが、ネットで調べてみると、ここは北陸銀行の前身の一つ、第十二銀行稲穂出張所の建物だったそうで、大正15年(1926年)建築という記述も目にしました(参考サイトは最後に記載してます)。

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こういう情報も、どこかで公的に紹介してくれると嬉しいのですが…

ちなみに、栗原恒次郎商店については、小樽市HP内の「小樽ものづくりの原動」というページ内で紹介されてました。
小樽市 :ものづくりの原動 株式会社栗原恒次郎商店

それによると、飯寿しの製造や海産物の珍味の販売・卸しなどで知られる栗原恒次郎商店は、大正8年に栗原恒次郎氏が富山県新湊(現射水市)より小樽市に移住して海産物卸売業として創業し、昭和32年に株式会社栗原恒次郎商店を設立。現在の稲穂町の建物に移転したのが昭和42年とのことです。

そうそう、ちょっと前に、こんな商品をいただきました。

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美味しかったですよ!
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ということで、今回は、元は銀行だった栗原恒次郎商店の建物の様子でした。

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※参考サイト
歴史小ばなし|ほくぎん歴史ミュージアム|北陸銀行のご案内|北陸銀行
旧北陸銀行稲穂町支店 | ここかしこが慕わしいまち
現存する全国の主な銀行建築
小樽市①(色内・稲穂・花園) - 東日本 近代建築万華鏡

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竜宮通りの気になる建物


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2016年3月26日 (土)

気になる建物/北進製器株式会社のなんだか可愛くて味わい深い建物

小樽の街を歩いていると、あちこちに気になる古い建物が残っていたりするんですよね。

中には、小樽市指定歴史的建造物であったり、書籍やサイトで建物概要について紹介されている建物もあるのですが、一個人ではその背景が全く分からない建物も結構あるんですよね。

今回はそんな建物で、竜宮通りに建つこちらの建物です。

北進製器株式会社

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※写真撮影が2015年12月と2016年1月のものなのでご了承を。


場所は竜宮通り沿いで、色内大通りとの交差点を運河方向に進んですぐ左手に建ってます。

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前回投稿した気になる建物、中一商会(旧戸羽商店)のモダンな建物の通りを挟んだ向かい側に建ってます。

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看板が掲げられているので会社名は分かるのですが、建物詳細については全く分かりません。

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木造の古い建物ですが、何だか窓枠が可愛いですし、とても印象的な外観ですよね。

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ネット上を色々調べていると、以前は旧同和器工の建物で明治期に建てられた、という記述を目にしますが、残念ながら所有している書籍等では確認できませんでした。

ただ、こういう建物が普通に建っていて、今も現役で使われているのっていいですよね。


以前撮影した、2012年4月25日撮影の写真がありました。

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ということで、詳しいことは分からないのですが、とっても気になる北進製器株式会社の建物でした。

【関連記事】
竜宮通りの気になる建物
色内大通り/道道820号小樽港稲穂線〜竜宮通り


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2016年3月25日 (金)

気になる建物/中一商会(旧戸羽商店)のモダンな建物

小樽の街を歩いていると、あちこちに古い建物が残っていて、時々妙に気になる建物があったりします。

いつ建てられて、どのように使われていて、現在はどうなているのか、ということは一個人では分からないことが多いのですが、時折、その建物が書籍などで紹介されていたりすることもあるんですよね。

今回はそんな建物で、竜宮通りに建つこちらの建物です。

(有)中一商会(旧戸羽商店)

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※写真撮影が2015年12月と2016年1月のものなのでご了承を。


場所は竜宮通り沿いなんですが、色内大通りとの交差点を運河方向に進んですぐ右手に建ってます。

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とても趣がありつつ上品な、洋風の建物ですよね。

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この建物は以前から気になっていて、このブログでも前にちょっとだけ掲載したことがあったのですが、実はこの建物については、私が小樽の建物について参考にさせてもらってる書籍「小樽の建築探訪」(小樽再生フォーラム編/北海道新聞社)に掲載されていたんですよね。

それによると、建築は大正9年(1920年)で木造3階建。建材は本州から運び、建物の四隅の柱は3階部分まで一本柱だそうです。

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かつては海産商の戸羽商店の建物だったそうで、その後、所有者は戸羽から北海道共栄会へ、そして昭和45年より中一商会となっているそうです(以上、書籍「小樽の建築探訪」参照)。

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ただ、書籍に載っている写真と比べると、現在の建物には中一商会の看板はなくなっていて、現在がどういう状況なのかは、ちょっと分かりません。

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さらによく見ると、書籍の写真と比べて、何だか壁が綺麗になってるんですよね。これは塗り直してるのかな。
ということは、維持・管理されているということですね。


以前撮影した、2012年4月25日撮影の写真がありました。それがこちら。

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これからも壁などが綺麗になっているような気がするのですが、どうでしょうか。

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ということで、中一商会の建物でしたが、こうなると、今後がどうなるのか、ちょっと気になりますね。


※参考:書籍「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社(Amazonで「小樽の建築探訪」を探す)


※ちなみに、竜宮通りは龍宮通りとの表記もありますね(この通りを上っていくと龍宮神社があります)。
すいません、どちらが正しいのかは分からないので、文中は実際の通りにある案内表示にあわせてます。

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【関連記事】
竜宮通りの気になる建物
色内大通り/道道820号小樽港稲穂線〜竜宮通り


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2016年3月19日 (土)

小樽ゆかりの文学者・伊藤整と関わりのある建物「旧衣斐質店」【追記あり】

静屋通りとアーケードの都通りに間の細い静かな通りに、とっても気になる木造の建物があります。

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これは「旧衣斐(いび)質店」の建物で、ここは小樽ゆかりの文学者・伊藤整ととても関わりのある建物とのことなんです。

※写真は3月5日撮影で、まだ結構雪が残っていました。

場所は、電気館ビルの裏手、人気のホルモン焼き屋「春香園」のある通りと言えば、分かる方も多いでしょうか。

Otaru_20160305_151249

実は、旧衣斐質店の建物自体はその味わい深さから、随分前から気にはなっていたのですが、伊藤整ゆかりの建物とは、昨年まで全く知りませんでした。

Otaru_20160305_151211

それを知るきっかけになったのが、その伊藤整の詩集「雪明りの路」にちなんで名前がつけられた、小樽の冬の風物詩ともいえるイベント「小樽雪あかりの路」なんです。

昨年、この旧衣斐質店の前で、小樽雪あかりの路の開催に合わせて、ロウソクが灯されたのですが、その際に、ここには伊藤整の親友、川崎昇という人が下宿していて、伊藤整が頻繁にここに来ていたということを知りました。

Otaru_20160305_151222

ちなみに今年もここでロウソクが灯され、その様子はこちらの記事で紹介してます。
伊藤整ゆかりの旧衣斐質店前の雪あかりの路/「小樽雪あかりの路18」番外編:

今回、明るい時間に改めて見に行くと、玄関横に、いつの間にか伊藤整と建物についての解説文が貼ってありました。

Otaru_20160305_151017

以下、写真の解説文の書き起こしです。

大正15年 伊藤整は初めての詩集を出すにあたり「生涯の親友」川崎昇にその書名を相談し、川崎の意見を入れて「雪明りの路」としました。
その3年前の大正12年初夏、伊藤整が川崎昇と雑誌「青空」の復刊費用を捻出するため花園公園通りで「花と高商石鹸」を売る夜店を出した時に拠点としたのがこの「衣斐質店」です。二階の四畳半で金勘定する場面が自伝的小説「若い詩人の肖像」に描かれています。

Otaru_20160305_151232

ということで、この建物にそんな歴史的背景があったんですね。

それにしても、街中に今も何気にそういう建物が存在しているというのは、何だか小樽らしいかもしれませんね。

Otaru_20160305_150958

ただ、建物はだいぶ古くなってきてるみたいなので、今後がちょっと心配ですね。

※参考:北海道新聞朝刊折込紙「新ねっとわーく小樽」No.19「何これOtaru」〜「伊藤整ゆかりの家、旧衣斐質店」より


《追記 2016.5.6》

建物の後ろには、石造倉庫が建ってるんですよね。

(写真は2016年3月29日撮影)
Otaru_20160329_132122

横から見ると、建物と繋がってました。
Otaru_20160329_132140

こちらは静屋通り側から見たところで、以前はこちら側に建物が建っていたのでしょうね。

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【関連記事】
塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑


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