平磯岬の高台にある「平磯公園」〜市の重要眺望地点にも指定されている地区公園
JR小樽築港駅南側、平磯岬の高台にある平磯公園は、高台にあることから眺めもよく、小樽市重要眺望地点として市から指定されているほか、春には桜の見どころとしても知られていますね。
そんな平磯公園について、ちょっとまとめておこうと思います。
公園の種類としては地区公園となります(からまつ公園や入船公園と同じですね)。住所は若竹町です。
※写真は2024年5月22日撮影。一部2022年7月撮影が含まれてます。
平磯公園は小樽市重要眺望地点
若竹町側から平磯公園に向かうと、公園手前を右折して上る勾配13%の標識が立つ坂道があるのですが、ここを曲がらずにまっすぐ進むと、右に公園の駐車場へと入っていく分かれ道があります。
そして、ここに小樽市重要眺望地点の案内板が立っていて(ずいぶんと色褪せてました)、ここからの眺めがいいんですよね。
眼下には左側から小樽の街並み、正面にウイングベイ小樽、そして右に小樽港を望むことができ、さらにその向こうは手宮・高島・祝津方面まで眺めることができます。
ただ、手前の木々が育ってやや視界を遮ってきてるでしょうかね。
ちょっと公園内左側に移動すると、もうちょっと視界が開けるかもしれません。
※関連記事:小樽市重要眺望地点の平磯公園から小樽の街と港を眺める
グラウンドと遊具などの施設について
駐車場の後ろにグラウンド(小樽平磯公園運動場)への入り口があって、グラウンドにはバックネットが2つとサッカーゴールもありました。
グラウンドに隣接してちょっとした広場があって、そこに遊具なども設置されてます。
公園内には歩道があって、そこを歩いていくと、これは休憩施設かな。
その先には、こちらにも駐車スペースがあります。
そして、ここから道路に出られるのですが、この道は先ほどの勾配13%の坂道を上ってきたところで、この前の坂道を左に下っていくと、桜町の桜ロータリーへと通じています(平磯公園のこの駐車場入り口あたりが坂道のちょうど峠になっています)。
そうそう、平磯公園内のこの辺りには結構木々が植樹されているのですが、「ライオンズの森」という看板が設置されていて、ライオンズクラブによる記念植樹とのことです。
献眼顕彰碑と電子基準点
平磯公園内には、ちょっと変わったオブジェが2つあるのが目に止まります。
献眼とは、目の不自由な方に自分の死後に眼球を提供することなんですね。
そして、こちらは「電子基準点(GPS観測局)」で国土地理院の施設になるんですね。
電子基準点はGPS観測局ということで、国土地理院では全国に設置した各地の電子基準点から得られるデータを茨城県つくば市にある本院庁舎に転送し、コンピュータで計算処理して、各電子基準点の正確な位置を求めているそうです。
この献眼顕彰碑と電子基準点については、こちらの個別記事もどうぞ。
・平磯公園の献眼顕彰碑
・平磯公園の電子基準点(GPS観測局)
春は桜の人気スポット
平磯公園は小樽の桜の人気スポットでもあるんですよね。
ソメイヨシノやエゾヤマザクラ、ヤエザクラが約100本咲くそうで、時期には近隣の方々が集まり憩いの場になっているようですね。
※参考:おたるさくらまっぷ | 小樽市
※関連記事
・桜が綺麗な平磯公園は、眺めも抜群に綺麗です(2014年)
・小樽桜巡り2016〜平磯公園・おたる宏楽園・天上寺(5月8日の様子)
平磯公園の地区公園看板
平磯公園のこの看板は公園の海側(高級旅館「銀鱗荘」側)の道路沿いの広場に設置されています。
ここにもちょっとした公園広場があるんですよね。
そして、こちら側からもグランドに上ることができます。
おわりに
平磯公園は近隣の方以外は車でないと、なかなか行きにくいかもしれませんが、機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ということで、平磯岬の高台にあって、眺めのとても良い平磯公園についてでした。
【その他の関連記事】
・桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道
・平磯公園から若竹町側の短い下り坂(桜ロータリーから平磯公園への上り坂の続きの下り坂です)
・平磯公園に向かう道路沿いに気になるお店が並んでる(すいません、まだ入ってませんが…)〜古着屋STORAGE/Storage Cafe/花論珈琲茶房【情報提供】
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