久しぶりに小樽市総合博物館本館で蒸気機関車アイアンホース号を見てきました〜修理を終えて7月から元気に運行再開してます
先日、久しぶりに小樽市総合博物館本館で大人気の蒸気機関車アイアンホース号を見てきました(乗ってはいません)。
そういえば、アイアンホース号は昨年(2023年)に故障が見つかり、その後に修理を終えて、今年7月25日から元気に運行を再開しているんですよね。
ちなみに、状況を書き留めておくと、まず、昨年(2023年)9月にブレーキシステム(ブレーキを作動させる空気圧縮機)の故障が見つかり、その時点で2023年度の運行を終了しました。
※関連記事:小樽市総合博物館本館の蒸気機関車アイアンホース号がブレーキシステムの不具合で2023年度の運行を終了してます
その後、次の理由で修理が長引いているとのニュースが今年の春にありました。
・製造から100年以上たつ蒸気機関車を修理できるノウハウを持つ企業が道内になくて、大阪の専門業者の協力が必要。
・業者の調査で壊れた部品の既製品はなく、新たに作り直すのに3カ月はかかる。
・新たな部品が適切に動作するか安全性を確認できるのが、高知県内の専門業者だけで、そのテストにも時間がかかる。
で、今年7月4日に修理した空気圧縮機を取り付けて動作確認をし、7月9日に客車を連結して走行の安全性を確認し、7月25日に運行を再開。約10ヶ月ぶりにみんなの前に戻ってきたということで、夏休みに間に合ったんですよね。
修理費は522万円で、全国から市に寄せられた寄付金でほぼ賄えたそうで、今後も維持管理のため、市はふるさと納税などを通じての寄付を呼びかけています。
蒸気機関車アイアンホース号は、1909年(明治42年)製造の北海道では最も古い動態保存の蒸気機関車で、無料で体験乗車ができるということでとても人気があり、何度か故障などの大きなトラブルがありながらも、修理を施しつつ頑張って走り続けいます。
そうそう、こちらはアイアンホース号の模型で機関士の手作りだそうです。
アイアンホース号の修理中、運行休止で残念がる子供たちに喜んでもらえればと、6月から展示されていて、先日行った際には、エントランスホール(入ってすぐのところ)に展示されていました。
運転席部分などは、かなりリアルさにこだわっているそうですよ。
ということで、修理後に7月から元気に運行再開しているアイアンホース号についてでした。
今年度は10月20日(日)までの運行を予定しているとのことです。
※蒸気機関車アイアンホース号の運行予定 | 小樽市
※蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市
※蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市(記事一覧)
※関連ニュース
・2024年4月26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(アイアンホース号修理長引く)
・2024年6月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(アイアンホース号模型を手作り)
・2024年7月20日・26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(アイアンホース号復活)
・2024年7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(アイアンホース号運行担う佐藤圭樹さん)
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