小樽市総合博物館

2024年6月 6日 (木)

ニュースより/小樽市総合博物館が「第5回日本博物館協会賞」受賞

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少し前のニュースからですが、小樽市総合博物館(石川直章館長)が「第5回日本博物館協会賞」を受賞することになったと、小樽市から5月27日に発表がありました。

この賞は2020年(令和2年)に創設された、“日本の博物館の振興に大きく貢献し、他の博物館の模範となる顕著な成果を挙げていると認められる国内施設”を顕彰するものだそうで、道内施設の受賞は初とのことです。すごいですね。

2024年11月27日に長野県松本市で開催の第72回全国博物館大会において、授賞式があるそうです。

※関連ニュース
・2024年5月28日付北海道新聞朝刊第3社会欄
観光入込客数と博物館協会賞受賞 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

ニュースによると、日本博物館協会には博物館や美術館など全国1200施設、うち道内約40施設が加盟しているそうで、第5回を迎えた日本博物館協会賞ではこれまで、ちひろ美術館(東京・安曇野)、大原美術館(岡山県)、明石市立天文科学館(兵庫県)などが受賞しているそうです。

小樽市総合博物館のFacebookページに掲載されていたのですが、受賞理由としては「地域のネットワークを強化し、地域経済の好循環が生まれる構造を創るべく、積極的に取り組んでいる。小規模な地方博物館でありながらも、地域のアイデンティティを確立した都市再生が博物館活動とともに進んでいる好事例」ということだそうです。

なんだか自分の街の博物館が、こういった賞をもらうのは、とっても誇らしいですね。

小樽市総合博物館は、2007年に市内にばらばらにあった市博物館と青少年科学技術館、小樽交通記念館の3施設を再編して発足し、旧小樽交通記念館を本館に、旧小樽倉庫の旧市博物館を運河館として、社会教育機関としての役割に加えて、観光振興にも力をいれているんですよね。

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私も普段博物館が投稿されているSNSでの情報はいつもチェックさせてもらってますし、毎回工夫を凝らして開催されている様々な企画展はとても楽しく、色々と勉強もさせてもらってます。

小樽のことについて、直接問い合わせさせていただくともあり、いつもとても丁寧な回答をいただいていて助かってるんですよね。そうそう、ブログ用にと写真をお借りすることもあります。

小樽市総合博物館には本当にお世話になっていて、小樽のことならまずは博物館にと、とっても頼りにしています。

第5回日本博物館協会賞受賞、おめでとうございます!!

顕彰|公益財団法人日本博物館協会

※小樽市総合博物館Facebookページより。

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2024年5月28日 (火)

小樽市総合博物館運河館でトピック展「咲き誇れ、空と海のあいだにー小樽海岸の希少植物たち」が8月8日まで開催中

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小樽市総合博物館運河館トピック展咲き誇れ、空と海のあいだにー小樽海岸の希少植物たち」が開催中です。

開催期間は2024年5月18日(土)~8月8日(木)までと長期に渡っての開催となっています。運河館は無休です。

運河館の開館時間は9:30〜17:00で、展示は運河館の第一展示室の途中にあるウインドウ内で行われています。

運河館のトピック展は、小規模ながら毎回とても興味深い企画展を開催しているのですが、今回は普段はほとんど注目されることのない、小樽の海岸に生育する希少な植物について紹介する展示となっています。

ほとんどが険しい絶壁や岩上に生育している、普通の散策ではまず見ることのできない「高嶺の花」たちだそうですよ(※小樽市総合博物館 - 5月18日から運河館でトピック展「咲き誇れ、空と海のあいだに~小樽海岸の希少植物たち」が始まりました。... | Facebookより)。

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中には絶滅が懸念される希少種もあるとか。実は私は先日ざっと見てきてしまったので、もう一度ちゃんと見に行ってこようかと思っています。

ということで、小樽市総合博物館運河館でトピック展「咲き誇れ、空と海のあいだにー小樽海岸の希少植物たち」が開催されています。

期間は8月8日(木)までと、まだ先まで開催しているので、興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか。

運河館トピック展 | 小樽市
小樽市総合博物館 | Facebook

※参考:2024年5月20日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

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2024年5月23日 (木)

ニュースより/小樽市総合博物館本館の蒸気機関車アイアンホース号は修理中〜夏休み前の運行再開を目指す

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 ニュースは少し前にあったのですが、小樽市総合博物館本館で大人気の蒸気機関車アイアンホース号が、ブレーキシステムの故障のため修理中で、現在は運休中なんですよね。

先のゴールデンウィークに間に合うことができず、夏休み前の7月中の運行再開を目指しているとのことです。

(現在は乗り場には客車のみ)
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ブレーキシステム(ブレーキを作動させる空気圧縮機)の故障が見つかったのが昨年(2023年)9月で、その時点で昨年度の運行も終了したんですよね。
※その時の記事がこちら:小樽市総合博物館本館の蒸気機関車アイアンホース号がブレーキシステムの不具合で2023年度の運行を終了してます

アイアンホース号の修理が長引いている件については、2024年4月26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて、ニュースでは修理が長引いている要因として以下の3つをあげています。
・製造から100年以上たつ蒸気機関車を修理できるノウハウを持つ企業が道内になくて、大阪の専門業者の協力が必要。
・業者の調査で壊れた部品の既製品はなく、新たに作り直すのに3カ月はかかる。
・新たな部品が適切に動作するか安全性を確認できるのが、高知県内の専門業者だけで、そのテストにも時間がかかる。

ということで、なるほど、やはり修理といっても古く歴史ある蒸気機関車となると簡単にはいかないんですね。

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敷地内を走る蒸気機関車アイアンホース号は、1909年(明治42年)製造の北海道では最も古い動態保存の蒸気機関車で、無料で体験乗車ができるということでとても人気があって、過去に故障などの大きなトラブルがありながらも、修理を施しつつ頑張って走り続けているんですよね。

アイアンホース号の運行を楽しみにしている方も多いと思いますが、今回もしっかりと修理をしてもらって、運転再開を待ちたいですね。

※運行中のアイアンホース号(2022年4月30日撮影)。
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※小樽市総合博物館では展示鉄道車両の保全のため、小樽市のふるさと納税「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり」内にて寄付を募っています。
蒸気機関車アイアンホース号(PORTER4514)のブレーキが故障!寄付を募っています! | 小樽市

蒸気機関車アイアンホース号の運行予定 | 小樽市
蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市
蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市(記事一覧)

【関連記事】
小樽市総合博物館本館の敷地内を走る蒸気機関車アイアンホース号の客車がリニューアル!!〜歴史体感プログラム「明治の客車に乗ろう」
小樽市総合博物館本館で蒸気機関車アイアンホース号の新しい一等客車がお披露目されました
再開後の小樽市総合博物館本館で蒸気機関車アイアンホース号が元気に走ってました〜当面は乗客を乗せずに運行の様子を見学

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2024年4月22日 (月)

ニュースより/小樽市総合博物館所蔵の明治のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が市指定文化財に

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少し前からのニュースなのですが、小樽市総合博物館所蔵の明治時代のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が、2024年3月28日付で小樽市教育委員会により小樽市指定有形文化財に新たに指定されています。

このニュースは2024年4月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載され、小樽市のHP内でも紹介されています。
※こちら:小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」(かいがんのぎょばびょうぶ・にしんせいぎょうずびょうぶ)は、日本画家の久保田金僊(1875~1954)が明治36年(1903年)に制作した屏風とのことです。

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ニュースによると、小樽に居住した漁業家・花田傳七氏が当時経営していた、現在の留萌管内小平町のニシン漁場の風景を描いたもので、沖合で漁をする船やニシン粕を製造する様子などが精巧に表現されています。

群像で近代のニシン漁を描いた絵画は少ないそうで、とても価値があるそうです。

1993年(平成5年)に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示されています。

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この屏風には収納していた、作品の由来などが墨書きされている木製の箱があって、今回作品本体と合わせ、附(つけたり)指定されて、こちらは今後見られるように計画中とのことです。

ちなみに、小樽市指定文化財はこれで計11件となり、小樽市総合博物館所蔵はそのうちが5件(西川家文書・稲垣日誌・花園公園設計図・林家旧蔵アイヌ風俗画画稿・海岸ノ漁場屏風)となっていますが(さらに史跡が1件)、博物館によると、まだまだ市指定になるべき資料があるそうですよ。

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

※小樽市総合博物館のFacebookページより。

※小樽市HPからの一部引用です。

留萌郡小平町鬼鹿に実在したニシン漁場の風景を題材としており、画面には、ニシンの漁獲、ニシン粕への加工、出荷する陸上での作業の様子が、作業に従事する350人を超える人物や、民具、建物などとともに、克明に描き出されています。

明治37年には、アメリカで開催されたセントルイス万国博覧会に「海岸ノ漁場屏風」という作品名で出品され、「銀賞」を受賞しており、当時から高い評価を得ていたことがうかがえます。

屏風のモデルとなった漁場は、小樽に居住した漁業家である花田傳七氏が経営していたことから、小樽に残され、明治44年には当時の皇太子、のちの大正天皇が小樽行啓の際に台覧したことが記録されています。

平成5年に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示しています。

本作は北海道の主要な産業のひとつであった、近代のニシン漁を生き生きと描いた、ほとんど唯一の絵画作品であり、その点できわめて重要な歴史資料といえます。さらに、明治期に重要な役割を果たした画家のひとりである久保田金僊の代表作のひとつとしても位置付けられるべき作品です。

なお、本資料には屏風を収納していた木製の箱があり、この箱に作品の由来などが墨書きされていることから「箱墨書銘付(はこぼくしょめいつき)」として、作品本体と合わせ、附(つけたり)指定しています。
小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

小樽市の文化財 | 小樽市

※参考:附指定 - Wikipedia

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2024年3月 2日 (土)

小樽市総合博物館運河館では今年もひな人形を展示中(3月3日まで)

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3月3日(日)のひな祭りを前にして、今年も市内各所でひな人形が飾られているようですね。

小樽市総合博物館運河館では、今年も運河館・第一展示室にて、ひな人形を展示中です。

期間は2024年2月22日(木) ~ 3月3日(日)で、運河館の開館時間は9:30〜17:00です。

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明治末期、昭和初期、昭和30年代といった時代の段飾りのほか、豆びなや江戸時代の「古今びな」等を展示しています。

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やっぱりひな人形は華やかで綺麗ですね。それに、なんだか和みますね。

3月3日(日)の最終日には、「うんがかんのひなまつり」と題して、昨年から復活した着物の着付け(要予約・中学生以下)と、5年ぶりのお茶会も開催されるそうですよ。

※Facebookページ:小樽市総合博物館

ひな祭りに関しては、以前は「おたる雛めぐり」というイベントが開催されていましたが、2016年を最後に中止になってしまいました。それでも伝統行事ということで、その後も市内各所でひな人形が展示されているので、素敵なひな人形にふと出会えるかもしれませんね。

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

【関連記事】
※以前の記事です。
小樽市総合博物館運河館で開催している「運河館ひなかざり」を見に行ってきました(2019年)

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2023年10月23日 (月)

小樽市総合博物館運河館の「おたるBook Art Week 2023」(10月23日まで)〜マッチ箱から見る街のひとコマ

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秋恒例の「おたるBook Art Week(ブックアートウィーク)2023」は、実はイベント公式開催期間を終了したのですが、会場によって開催期間が若干違うので、まだ開催しているところもあります。

先日は、今年も会場の一つになっている小樽市総合博物館運河館に行ってきたのですが、ここ運河館の開催期間は10月4日(水)~10月23日(月)となっています(この投稿をしている段階では最終日を残しています)。

小樽市総合博物館運河館では、参加企画としてミニ展示「マッチ箱から見る街のひとコマ」を、入り口入ってすぐ右手のエントランスホールで開催しています。

開館時間は9:30~17:00で、このミニ展示だけであれば、無料で見学できます(その先の展示スペースに入るには、入館料が必要です。一般300円です)。

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展示では、博物館所蔵のマッチ箱コレクションの中から、小樽駅周辺から花園地区にかけての飲食店などを中心に、広告マッチを展示しています。

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これがなんとも懐かしい店舗のマッチがあったり、中にはこんなマッチまであるの!?といったものや、知らないお店や施設のマッチもあったりして、見ているだけで楽しいです。

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さらに、当時の街の風景写真も、一緒に展示されているので、なおのこと展示を楽しむことができました。

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イベント公式開催期間は2023年10月9日(月・祝)〜10月22日(日)までということで、すでに終了しているのですが、小樽市総合博物館運河館は10月23日(月)まで開催など、会場によって開催日時が違い、まだ開催中の会場もあるので、フライヤーなどで確認してみるといいかもしれませんね。

ということで、小樽市総合博物館運河館の「おたるBook Art Week 2023〜マッチ箱から見る街のひとコマ」の様子でした。

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【小樽市総合博物館運河館】
展示:マッチ箱から見る街のひとコマ
開催期間:10月4日(水)~10月23日(月)
開館時間:9:30~17:00
※運河館は無休です。
※参照:開館時間・休館日・入館料 | 小樽市
小樽市総合博物館 | Facebook

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※小樽市総合博物館のFacebookページより。

おたるBookArtWeek
※Facebook:おたるBookArtWeek

【関連記事】
「おたるBook Art Week(ブックアートウィーク)2023」が市内13会場で開催中!!
※昨年の小樽市総合博物館運河館の記事です。
小樽市総合博物館運河館の「おたるBook Art Week 2022」(10月23日まで)〜ミニ展示「文字から広がる宇宙」

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2023年9月18日 (月)

ニュースより/PCB除去のため解体予定だった小樽市総合博物館の電気機関車2両が車両を残せる見通しがたち展示再開へ

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少し前のニュースですが、解体されて廃棄方針だった、小樽市総合博物館本館屋外展示されている電気機関車ED75 501」と「ED76 509」の2両が、一転して来年(2024年)4月以降に展示が再開できるというニュースがありましたね。

ニュースは、2023年8月30日付北海道新聞朝刊第3社会欄、及び8月31日付小樽・後志欄に掲載されていました。

まず最初6月に、その電気機関車「ED75 501」と「ED76 509」の2両の変圧器に、有害な高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれるため、この2両が解体される方針というニュースがあったんですよね。

で、7月には早くも解体が始まって、これはすぐになくなってしまうんだろうな、と思っていたんですが、作業を進めたところ、除去に伴う解体箇所が想定より少なく、車両を残せる見通しがたって、展示が再開できることになったんですね。

ちなみに、ブログでも取り上げましたが、変圧器などの有害なPCBが含まれることが判明した「ED75 501」と「ED76 509」の2両ですが、当初は処理するためのスペースの確保が難しく、また、屋外展示で金属の腐食が進み該当する部品だけを取り出す作業も難しいとのことで、解体することになったんですよね。

それが、ニュースによると、まずJR北海道の準鉄道記念物に指定されている貴重なED75は、天井部分から解体作業を進めて、側面の外観部分を残す手法を選択したところ、結果として天井や台車部分を除く車両外観の多くを残せることになったのだそうです。

一方、ED76については、暖房機器に含まれるアスベストの除去が難しく、全体の保存は断念して、運転台を含む車両前部を展示することになるそうです。

なお、現在小樽市総合博物館本館の当該車両の周囲は、それぞれ作業のために柵が設けられて立ち入り禁止になっているので、見学はできません(他にもホーム縁石崩壊、テラス床面の崩壊、歩行者用通路面の陥没などが発生して、立入規制が設けられているようです)。
※参照:屋外展示場における立入制限について | 小樽市

「ED75 501」の展示場所は、屋外に出て右側ずっと奥です。
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ED75は1963年から製造された電気機関車で、その中で「ED75 501」は道内鉄道の電化に伴い試験用に1966年に1両だけ製造された特別仕様車とのことです。1986年に引退していて、2010年にはJR北海道の準鉄道記念物に指定されているんですよね。

こちらが展示中の「ED75 501」(2023年7月撮影)。
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「ED76 509」は屋外に出てすぐ左に展示されています。
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ED75の改良型となるED76は、道内電化後の主力電気機関車として、1994年まで現役で使われたそうです。

こちらが展示中の「ED76 509」(2023年7月撮影)。
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ということで、当初のニュースで解体が決まってからも、鉄道ファンから解体反対の声が上がっていたようですので、まずは車両が残せて、展示が再開できるようになってよかったですね。

ただ、ニュースにもあったのですが、ここ本館では多くの車両を屋外展示していて、金属の腐食が進んでいるため、市としても今後の車両の展示方法のあり方に課題を残すことになっています。

※関連ニュース
2023年8月30日付北海道新聞朝刊第3社会欄
2023年8月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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【本館の入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です(本館は現在、夏期料金)。
一般400円、高校生・市在住の70歳以上の方200円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※開館時間:9:30〜17:00
※本館の休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)

【関連記事】
ニュースより【続報】/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両に有害なPCB〜早くも解体着手
ニュースより/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両「ED75 501」と「ED76 509」に有害なPCB〜8月にも解体方針

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2023年9月17日 (日)

小樽市総合博物館本館の蒸気機関車アイアンホース号がブレーキシステムの不具合で2023年度の運行を終了してます

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小樽市総合博物館本館の敷地内で実際にお客さんを乗せて運行する、大人気の蒸気機関車アイアンホース号ですが、2023年9月3日、ブレーキシステムに不具合が発生し、安全な運行に支障があるとのことで、今年度の運行を終了しています。

当初は4月から10月15日までの運行予定だったのですが、残念ながら終了が早まってしまったんですね。

アイアンホース号は、2017年10月にはボイラー部分の重大な故障が発生して、大規模な修理が行われたりもしましたが、1909年製の古い蒸気機関車のため、どうしても度々トラブルが発生してしまうようで、これはしょうがないですよね。

なかなか大変なようですが、しっかり修理をして、来春に運行再開できるといいですね。

※アイアンホース号乗り場(中央駅)
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※こちらが運行中のアイアンホース号(2022年4月30日撮影)。
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※小樽市総合博物館本館のFacebookページより。

蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市

※参考:2023年9月8日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
小樽市総合博物館本館の敷地内を走る蒸気機関車アイアンホース号の客車がリニューアル!!〜歴史体感プログラム「明治の客車に乗ろう」
蒸気機関車アイアンホース号は故障で大阪で修理中〜クラウドファンディング制度を利用して修理費の寄付を募っています

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2023年9月16日 (土)

「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展が小樽市総合博物館本館エントランスホールで開催してます(9月11日〜25日)

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小樽市総合博物館本館エントランスホール(入ってすぐのところ)で、第一管区海上保安本部(小樽)主催による「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展が開催されています。

開催期間は9月11日(月)〜25日(月)までで、火曜が定休日になります。開館時間は9:30〜17:00となっています(エントランスホールのみは無料で見学できます) 。

海上保安庁では、日本における海図を作成する機関(兵部省海軍部水路局)が設立された「9月12日」を「水路記念日」としているとのことなんですね。

そして、9月12日の水路記念日にあわせた企画展示を例年開催しているとのことで、今年は1923年(大正12年)に小樽運河が完成してから100年となることから、これを記念して小樽運河100年プロジェクトの一環として、このパネル展「海図で見る小樽港と運河の変遷」を開催することになったそうです。

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展示では、明治から現在までの8枚海図から、小樽運河や小樽港の変遷をパネルでたどっていますが、まだなかった防波堤や運河、埠頭が順にできてきて、これはなかなか興味深いですね。

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ちなみに“「海図」とは、船を進めるときに使う、海の深さをあらわす「水深」や位置確認の目印となる灯台等を記した地図”とのことです(展示パネルより)。

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その他、展示では海図作成の関わる業務の紹介もパネルでしています。

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ということで、小樽市総合博物館本館エントランスホールで開催されている、「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展についてでした。

なお、博物館本館では、9月16日(土)より2階企画展示室で、企画展「収蔵資料展ーコレクターが遺した鉄道史」が開催されるので、一緒に見学するのもいいかもしれませんね。

本館企画展 | 小樽市

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※なお、企画展を見学するには入館料が必要です。
一般400円、高校生・市在住の70歳以上の方200円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※本館の休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)

※参考
・2023年9月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽市総合博物館本館…水路記念日パネル展『海図で見る小樽港と運河の変遷』(9/11~25) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
終了してしまったのですが「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」が小樽市総合博物館本館で開催してたんです~2022小樽市制100周年記念協賛事業~

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2023年7月18日 (火)

小樽市総合博物館運河館ミニ展示『写真で見る「運河100年」』開催〜12月までテーマ別に月替わりで展示〜7月は『「運河」前夜の小樽港』

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今年で完成100年を迎える小樽運河ですが、小樽市総合博物館運河館ではその小樽運河の移り変わりを博物館所蔵の写真などで伝えるミニ展示『写真で見る「運河100年」~誕生・栄光そして衰亡を経て~』を開催しています。

これ、ちょっと気になる展示だったので、先日、見に行ってきました。運河館の開館時間は9:30~17:00で、運河館は基本無休です。

展示場所は運河館の入り口ロビーにあるポスター掲示用のボードに展示していて、ちなみにこのミニ展示だけであれば、無料で見学できます(その先の展示スペースに入るには、入館料が必要です。一般300円です)。

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このミニ展示『写真で見る「運河100年」』ですが、7月から9月を除いて運河完成日の12月27日まで、テーマ別に月替わりで展示を入れ替えていくんだそうです(9月は例年開催されているブックアート企画になります)。

この展示については、2023年7月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄でも紹介されていたのですが、記事によると、展示では運河100年の歩みを、建設前、完成前後、はしけが活躍した最盛期、貨物量が減った衰退期、観光地としての再生、の5つに区分するそうです。

毎月テーマに合わせて12枚の写真で展示・紹介していくとのことで、12月27日まで5回、計60枚の写真で小樽運河の誕生前から現在の姿までを紹介していくことになるんですね。

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で、第1回目となる7月は運河建設前ということで、『「運河」前夜の小樽港』と題して、明治以降の小樽港とその海岸線の変化を中心に紹介しています。展示は7月31日(月)までの予定です。

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小樽運河のできる前の様子ということですが、すでに当時の小樽の繁栄を伺うことのできる写真を見ていると、今とは全然違う地形や、反対に今でも分かる地形や建物などが見られ、ついつい見入ってしまいました。

大正12年(1923年)に完成した小樽運河は、今年で完成100年を迎えますが、その歴史の変遷を写真で辿ることができる、ミニ展示ではあるのですが興味深い展示ですね。

興味のある方は、せっかくですから今月7月から連続して見に行ってみてはいかがでしょうか。

Facebook(小樽市総合博物館)
開館時間・休館日・入館料 | 小樽市

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