祝津・高島地区

2017年8月22日 (火)

【動画】小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りの様子

Otaru_img_3248


先日、小樽市の無形民俗文化財に指定されている「高島越後盆踊り」を見に行ってきたのですが、その際、少しだけ動画を撮影してきました。

※当日の様子は、こちらの記事で紹介しています。
小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りを見に行ってきました

高島越後盆踊りは、明治時代に移住してきた方々、中でも多かった新潟県北蒲原群紫雲寺町からの移住者の方々が、お盆に先祖の眠る故郷に思いをはせながら踊ったのが始まりとされています。

踊りには歌に合わせたものと、歌のないお囃子だけの時のものと2種類あり、これらを交互に連続して行なうのが特徴とのことで、歌の時はゆったりと、お囃子の時は動きが激しくなるその独特の踊りは、しなやかでとても優雅です。

櫓の上で奏でられるお囃子は生演奏で、男性と女性が交代しながら歌っています。歌詞は様々な内容で190ほどあるとか。

正装の浴衣姿の踊り手に加えて、一般の方々も次第に輪に入り出して、踊りの輪はどんどん大きくなっていきます。

高島越後盆踊りは、毎年きまって8月18日・19日・20日の3日間に開催されます。今回は19日(土)に見に行ってきました。

ということで、前置きが長くなりましたが、こちらがその動画です(数本の動画を繋げてます。途中、ちょっと暗くなるところがあるのでご了承を)。

どうですか?高島越後盆踊りの雰囲気は伝わったでしょうか。


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月20日 (日)

小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りを見に行ってきました

Otaru_img_3257


小樽市の無形民俗文化財に指定されている「高島越後盆踊り」が、今年も8月18日(金)・19日(土)・20日(日)の日程で開催されているということで、2日目の19日(土)に見に行ってきました。

会場は高島稲荷神社に隣接する高島児童公園で、高島越後盆踊りはこれまで実際に見たことがなかったの、是非見てみたかったんですよね。

始まるのが20:00からとのことで、そのくらいの時間に会場に到着すると、高島児童公園の広場の中心に櫓を組んで、提灯と大漁旗が掲げられた会場では、ちょうど踊りが始まったところのようでした。

Otaru_20170819_194641

Otaru_20170819_194819


平成13年に小樽市指定無形民俗文化財にもなっているこの高島越後盆踊りについてですが、その名の通り越後にルーツをもつ盆踊りです。

高島といえば、古くから優れた漁場をもって栄えた地域で、明治時代には本州からの移住者が増え、中でも新潟県北蒲原群紫雲寺町(現在は新発田市に編入)の当時大火のあった藤塚浜地区からの移住者が多かったそうです。

その移住してきた方々が、お盆に先祖の眠る故郷に思いをはせながら踊ったのが始まりとされていて、そうやって伝えられてきたのがこの高島越後盆踊りなんですね。

このような歴史をもつ高島越後盆踊りですが、戦時中は一時中断され、その後復活するも次第に加者の高齢化などの問題も発生したため、1979年(昭和54年)に高島越後盆踊り保存会を発足して、この伝統の継承を支えているそうです。


さて、初めて実際に見に行った高島越後盆踊りですが、提灯が並んではいますが、あたりは結構暗く、会場となる公園の広場は特別な大きなわけではないのですが、それらがかえっって、地域に根付いた盆踊りといった雰囲気を醸し出してます。

Otaru_20170819_194951

櫓を中心に、初めは少人数の踊り手だったのが、徐々に増えていき、踊りの輪が次第に大きくなってきます。

Otaru_20170819_195726

櫓の上から流れるお囃子は生演奏なんですよね。そこに男性と女性の唄い手が交代しながら唄ってました。

Otaru_img_3233

踊りには、歌に合わせたものと、お囃子だけの時のものと2種類あるそうで、これらを交互に連続して行なうのが特徴とのことです。

揃いの浴衣に編笠をかぶった踊り手たちが、ややうつむき加減(のように見える)にしなやかに踊る姿は、なんとも優雅です。

ただ、うまく言い表せないのですが、それだけではない、もくもくと踊る姿が歴史と伝統も感じさせ、それがなんだかカッコよくて素敵でもあるんですよね。

Otaru_img_3235

Otaru_img_3238

Otaru_img_3244

Otaru_img_3248


見ていると、踊りの輪の外側で見物していた人たちが、おもむろに踊り出して輪の中に加わっていったりして、そうやって、正装の浴衣姿の踊り手に加えて、一般の方々も次々と輪に入り出して、踊りの輪はさらに広がり、そのうち二重になっていました。

Otaru_20170819_200941

Otaru_20170819_204955

笛や太鼓の音に誘われて、なんだか踊りたくなってはくるのですが、如何せん、この高島越後盆踊りは難しいですね。踊りの輪に加わる一般の方は、やっぱり踊りをよく知る地元・高島の皆さんでしょうか。

踊りの伝承のために、保存会では定期的に練習をされているということなので、そもそも、簡単には覚えられない踊りのようですね。

この日の踊りは21時頃に終わりましたが、最終日の20日(日)は、22時くらいまで踊り続けるとか(雨天の時は、高島会館で行う予定とのことです)。

高島越後盆踊りは、毎年きまって、8月18日・19日・20日の3日間に開催されるのですが、今年は金・土・日と週末にかかっているので、より多くの方が踊りに、見学にと集まっているかもしれませんね。

Otaru_20170819_202731


そうそう、、会場にはテントが1つあって、ビールや焼き鳥を売ってました。

Otaru_20170819_194725

Otaru_20170819_202536

せっかくなので、見学の途中でいただきました(笑)

Otaru_20170819_202751


会場へは、今回は中央バスで小樽駅前から高島3丁目行きのバスに乗って行きました。高島稲荷神社の裏手に位置する高島児童公園はバス停「高島2丁目」と「高島3丁目」の中間くらいにあるので、どちらで降りてもすぐ近くです(行きなら「高島2丁目」下車の方が早いですね)。

高島稲荷神社への坂道を上って、薄暗い神社横の小道を抜けれは公園に出ます。

ということで、小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りの様子でした。
こういう地域の伝統行事が、脈々と受け継がれているというのは、とても素敵なことですね。

Otaru_img_3253

最後に、小樽市HP内の「小樽市の文化財」に記載の「市指定無形民俗文化財高島越後盆踊りの行事」からの引用です。

高島地区は古くから漁業で栄えた地域であり、本州からの移住や往来が盛んに行なわれていました。本州からやってきた人々は、出身地からさまざまな風俗・習慣を持ち込みましたが、新潟県北蒲原郡地方出身者によって伝えられた盂蘭盆の行事(盆踊り)が越後盆踊りとして広まったといわれています。とくに明治以降、漁場の開発と漁業(特ににしん漁)の進展に伴い、新潟県北蒲原郡の各村から、高島地区へ多くの移住者がやってきたことにより、盆踊りの行事はますます盛んになりました。
 高島越後盆踊りは、元禄年間(1688〜1703)に新潟県地方で成立した踊り歌までその起源を遡ることができるといわれています。踊りと囃子は二つの形態があり、これらを交互に連続して行なうのが特徴です。歌は労働歌を中心に、およそ190の歌詞が採録されています。
 現在、他地域に伝えられていた盆踊りのほとんどは統合されたり消滅していますが、高島では近代以前にみられた盆踊りの形態が残されており、地域に密着した年中行事として今も地域の人々により保存されています。
小樽市 :小樽市の文化財

※関連ニュース
高島越後盆踊り | 小樽観光協会公式WEB | 小樽の観光情報は「おたるぽーたる」
艶やかに高島越後盆踊り!18日~20日 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

※参考
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
・新ねっとわーく小樽2017年8月号No.37【高島】
小樽市 :小樽市の文化財


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年6月10日 (土)

午後のひっそりとした祝津漁港の風景

先日、「おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきたのですが、その際にちょっとだけ祝津漁港にも立ち寄ってきました。

Otaru_20170603_130319

もう午後だったので、漁港はひっそりとしてました。

Otaru_20170603_130135

祝津漁港は小さな漁港ですが、なんだか漁船のある風景っていですよね。

Otaru_20170603_130308

祝津漁港は、第1種漁港(その利用範囲が地元の漁業を主とするもの)に分類されるそうで、管理者は北海道なんですね。

祝津漁港といえば、個人的にはホタテ養殖の印象が強いのですが、もちろん、ニシンやカレイ、タコやウニにアワビといった様々な魚介類が獲れるんですよね。

(祝津漁港方面の風景。手前は祝津マリーナ)
Otaru_20170603_123508r


この日は曇り空のあいにくの天気だったのですが、そういえば、過去に撮って未掲載の晴れた日の祝津漁港の写真があったので、一緒に掲載したいと思います。

撮影は2015年6月6日と同年8月25日ですが、この時も行ったのは午後だったので、漁港はひっそりとしてました。

Otaru_20150606_125614

Otaru_20150606_125559

Otaru_20150606_125621

漁港には小樽港から来る観光船のりば(祝津航路・オタモイ航路)もあって、おたる水族館などを観光する方々も利用してるんですよね。

祝津には水族館のほか、鰊御殿等の歴史的建造物でもあるニシン漁場建築が数棟残っていますし、先日のおたる祝津にしん群来祭りや花火大会などのイベントも開催されていて、とても面白い地域なんですよね。

そして、なんといっても祝津の海は綺麗ですしね。

Otaru_20150825_142358

Otaru_20150825_142411

Otaru_20150825_142438

Otaru_20150606_125813

Otaru_dsc09927

今年もまた、天気の良い日を狙って祝津に行きたいです。

※参考
小樽市 :漁港
祝津港付近(祝津たなげ会)

【関連記事】
※以前の記事です。
祝津漁港: 小梅太郎の「小樽日記」


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 9日 (金)

祝津の小樽市鰊御殿のすぐ下に建つ碑は、劇作家として活躍した八田尚之文学碑

Otaru_20170603_123432


道道454号小樽海岸公園線で祝津に入り、道路の端の先に続く高島岬の高台に建つ「小樽市鰊御殿」は、祝津のシンボルのような建物ですよね。

旧田中家住宅とも呼ばれ、北海道指定有形文化財でもある小樽市鰊御殿には、この高台を上っていくのですが、その上る途中にちょっとしたスペースがあって、そこに碑が建っているんです。

(鰊御殿のすぐ下です)
Otaru_20170603_123242

(この碑です)
Otaru_20170603_123405

今回は、鰊御殿のすぐ下に建つその碑についてなのですが、これは劇作家・八田尚之(はった なおゆき)の文学碑です。

といいつつすいません、勉強不足で、八田尚之という方のことを知らないので、いつものようにちょっと調べました。

小樽生まれの八田尚之(1905年〜1964年)は、多数の映画のシナリオを書いて活躍し、1954(昭和29)年には劇団手織座を結成し、主宰者、演出家としても活躍して、劇団のために16本の戯曲を執筆したそうです。

この文学碑は、八田尚之の没後2年目の1966年(昭和41年)8月25日に建立されました。

Otaru_20170603_123432

碑は3面になっていて、右側が肖像のレリーフ。

Otaru_20170603_123412

中央の碑面には、1962年(昭和37年)に帰樽したおりに作られたという詩「がんぜ」が刻まれています。

Otaru_20170603_123411

そして、左側には劇作家としての悲願であった「胸底にしまひ忘れた、皆の素朴な魂をゆさぶる芝居をつくりたい」ということばが刻まれているとのことです。

Otaru_20170603_123442

ということで、祝津の小樽市鰊御殿のすぐ下に建つ、小樽ゆかりの八田尚之文学碑についてでしたが、今まで何気なく見ていた碑も、その人物について知ると、これからこの碑を見る時の気持ちも変わってきますね。

※参考
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編
小樽ジャーナル(八田尚之文学碑)
小樽市 :おたる文学散歩 第17話 文学の中の食べ物
八田尚之 - Wikipedia


【関連記事】
小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)
Otaru_20170603_123316

(高台から見た祝津の風景。この日はおたる祝津にしん群来祭りが開催してました)
Otaru_20170603_123420_2


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 8日 (木)

祝津の海に波が打ち寄せる風景と祝津の高台の建物があったと思われる空き地

Otaru_20170603_123846


先日、「おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきたのですが、その日はあいにくの天気で、曇り空で風もちょっと強かったんですよね。

天気の良い日であれば、祝津の海は穏やかで、とてもゆったりとした海の風景を見せてくれるのですが、そこはやはり日本海、風が強いこの日は海も荒れてました。

祝津の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)の建つ高台は高島岬になるのですが、この高台の崖に打ち寄せる波が白いしぶきをあげて、ちょっと怖いくらいでした。

(小樽市鰊御殿の横から崖の下を見たところ)
Otaru_20170603_123527

(この日の祝津漁港方面を鰊御殿から。前浜ではおたる祝津にしん群来祭り)
Otaru_20170603_123420


鰊御殿のある高台はおたる水族館側にも道があって、そちらに行って上っていくとちょっと突き出たところがあったので、そこまで行ってみると…

Otaru_20170603_123834

お〜、怖っ!
Otaru_20170603_123843

足がすくんでしまいます。

こちらは左手を見たところ。
Otaru_20170603_123850

先の岩はトド岩ですね。
Otaru_20170603_123852

やっぱり、海は天候によって、がらりと表情を変えますね。


ちなみに、水族館側まで行くと、実は水族館の海獣公園の様子が丸見えだったりするんですよね(笑)

Otaru_20170603_123724

で、そちらには何かがあったと思われる空き地があるんです。

Otaru_20170603_123758

よく見ると、建物があったと思われるコンクリートの土台のようなものがあるんですが、ここにはかつて「江之島ホテル」というホテルがあったとか(さっきの突き出た場所にもコンクリートの人工物があったのですが、関係あるのかな)。

このことは、こちらのブログ記事で知りました。
※参照:祝津・江之島ホテル跡 : ときどきの記 by 小樽の出版社“ウィルダネス”

けど、う〜ん、記憶がないんですよね。

展望場所にしてもいいくらい、眺めのいい場所なので、ホテルからもいい眺めだったでしょうね。


ちなみに、以前、祝津パノラマ展望台からこの鰊御殿方面を見た写真があったのですが、今回の場所はこの辺りです(元の写真は2016年6月5日撮影)。

Otaru_img_1980r

【関連記事】
小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年6月20日 (月)

小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)

Otaru_img_1961

※先日、祝津に行った際の記事を投稿していて、その続きです。

観光地としても人気の祝津地区で、高台に建つ祝津のシンボルのような建物が「小樽市鰊御殿」です。

祝津への道道454号小樽海岸公園線は祝津を起点としているのですが、その端っこの先の高台にこの建物は建っています。

Otaru_img_1928

旧田中家住宅とも呼ばれるこの小樽市鰊御殿は、北海道指定有形文化財でもあるんですよね。

かつてニシン漁で栄えた小樽の祝津では、当時の繁栄を今に伝えるニシン漁場建築がいくつも見ることができ、祝津の三大網元の青山家、茨木家、白鳥家に関する建物などが知られていますが、こちらの小樽市鰊御殿がより有名ですよね。

ただ、なんでこんな高台に建っているんだろうと思う方もいるかもしれませんが、実はこの小樽市鰊御殿は、元々この場所にあったわけではないんです。

※昨年撮影してブログに未掲載の写真もあるので、今回の写真の補完という形で、混在して掲載してます。
※写真中心の長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

続きを読む "小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月19日 (日)

小樽・祝津の古い番屋の形を伝える「旧近江家番屋」

Otaru_20160605_135738

※先日、祝津に行った際の記事を投稿していて、その続きです。

小樽の祝津は、かつてニシン漁で栄えた地区で、現在も当時の繁栄を今に伝えるニシン漁場建築を見ることができます。

祝津でよく知られたニシン漁場建築といえば、御三家とも呼ばれる三大網元の青山家、茨木家、白鳥家に関する建物や、高台に建つ小樽市鰊御殿(旧田中家住宅。この建物は積丹から移築されたものです)がありますが、今回紹介するのはこちら。

旧近江家番屋

Otaru_20160605_135806

この建物は、先ほどの小樽市鰊御殿の建つ高台のちょうど手前に建っています。

Otaru_20160605_135113

他のニシン漁場建築に比べて、旧近江家番屋については、一般に紹介されることがほとんどなくて、内部も公開はされてないので詳細は分からないのですが、祝津地区の活性化をめざして活動する「祝津たなげ会」のサイトに説明がありました。

正面は南を向き、中央の曲面のある屋根がかかっている玄関を入ると土間がつながり、その左を親方家族のための座敷を配置し、右側を漁夫の寝床に区分しています。漁夫用の室内は天井が無く、小屋組みが露出した吹抜けで、その構造は梁が対角に架かる珍しい作りになっています
歴史的建造物(祝津たなげ会のサイトより引用)

ということで、祝津で最も古い番屋の形を伝える建物だそうですよ。

ちなみに番屋とは、網元の住居と、ヤン衆と呼ばれた出稼ぎ漁夫たちの宿泊所が一体となった建物のことで、作業場も兼ねていたそうです。

ところでこの旧近江家番屋、屋根が塗り替えられてますね。

Otaru_20160605_142033

昨年見にきた時は、何色かよく分からない褪せた色だったのですが、真っ青に塗り直されています。

昨年撮影してブログに未開催の写真があるので、比較も兼ねて掲載しますが、こんな色でした。

(2015年6月6日撮影)
Otaru_20150606_120228

天気がくもりなのもありますが、屋根の色はかなりくすんでましたね。

Otaru_20150606_120105

その他にも、昨年撮影の写真があるので、掲載しておきますね。

Otaru_20150606_120144

Otaru_20150606_122832

そうそう、昨年、祝津のイベントで見たパネルによると、建築は明治初期のようですね。

ちなみに、こちらがそのパネルの写真です。
Otaru_20150606_124552
(パネル内の写真を見ると、屋根はやっぱり青色だったのかな)

近江家についてはちょっと分かりませんでしたが、旧近江家番屋は、小樽市指定の歴史的建造物ではないですが、登録歴史的建造物ではあるようですね。


ということで、祝津の古い番屋の形を伝える旧近江家番屋の様子でした。

【関連記事】
※この日の祝津に関しては、次のような記事も書いてます。
小樽・祝津を代表するニシン漁場建築の「旧白鳥家番屋」は小樽市指定歴史的建造物
小樽・祝津の三大網元のひとつ茨木家の住宅〜茨木宅(旧茨木輿八郎番屋)
小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」
祝津パノラマ展望台から眺める祝津の海はやっぱり青くて綺麗でした
「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきました

※その他の関連記事
祝津のニシン漁場の建築物「番屋」と恵美須神社
小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月18日 (土)

小樽・祝津を代表するニシン漁場建築の「旧白鳥家番屋」は小樽市指定歴史的建造物

Otaru_20160605_134901

※先日まで、祝津に行った際の記事を投稿していたのですが、その続きです。

小樽の祝津は、かつてニシン漁で栄えた地区で、現在も当時の繁栄を今に伝えるニシン漁場建築を見ることができます。

祝津のニシン漁の網元の中でも青山家、茨木家、白鳥家が祝津の「御三家」と呼ばれていて、今回はその三大網元のひとつ、白鳥家の小樽市の歴史的建造物にも指定されている「旧白鳥家番屋」の様子です。

Otaru_img_1927

実は、この日はそもそも祝津で開催されたイベント「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ったのですが、そのイベント期間中は、祝津に残る代表的なニシン漁場建築の旧白鳥家番屋、茨木家中出張番屋、小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)が無料で一般公開されるので、毎年楽しみにしてるんです。

Otaru_20160605_134847

※昨年撮影してブログに未開催の写真があり、今回はあまり撮影できなかったので、補完として以下は昨年撮影の写真です。


小樽市指定歴史的建造物の旧白鳥家番屋

こちらが祝津を代表するニシン漁場建築の旧白鳥家番屋

Otaru_20150606_123203

場所は、おたる水族館の駐車場の前、道道454号小樽海岸公園線の道路沿いです。

Otaru_20150606_123228

旧白鳥家番屋は、白鳥家が明治10年代(1877年)に建てた番屋で、小樽市指定歴史的建造物です。白鳥永作番屋とも呼ばれますね。

数年前に壁の色を塗り直したようで、黒々としてます。

小樽市HP内に建物概要についての記載があるので、引用させていただきます。

祝津は、北海道の初期漁村集落の様子を伝える貴重な地区です。
海岸沿いに鰊漁家の住宅、番屋、倉庫などが建ち並び、丘には神社があります。
旧白鳥家番屋は主人と漁夫の住居部分が大屋根で一体になっています。主人のすまいには、床の間や欄間を設け和風住宅の特徴を示します。漁夫の寝床は、吹き抜けに巡らされていました。
大工は、大棟梁が小林秀作、脇棟梁が土門倉次です。
平成7年に建物の補修工事が行われ、翌年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
小樽市 :旧白鳥家番屋

ということで、平成8年(1996年)に小樽市都市景観賞も受賞してるんですね。

ただ、その小樽市都市景観賞は、以前、「群来陣(くきじん)」という郷土料理店として再活用された際に受賞したのですが、群来陣は残念ながら2010年で閉店してます(私は入ったことがありませんでした。残念)。

Otaru_20150606_130502


旧白鳥家番屋の建物内

おたる祝津にしん群来祭りのイベント期間中は、一般公開していたので、建物内に入ることができました。

番屋とは主人となる網元の住居と、ヤン衆と呼ばれた出稼ぎ漁夫たちの宿泊所が一体となった建物で、作業場も兼ねていたようです。

で、この旧白鳥家番屋は主人(親方)と漁夫の住居部分が大屋根で一体になっているということで、建物に入って右側が漁夫、左側が主人の住居部分になってます。

右側の漁夫の居住部分は、今年はそばを食べるスペースになっていたので、入らなかったのですが、昨年撮った写真があるので、掲載しますね。

Otaru_20150606_130415

Otaru_20150606_130420

周囲が寝床になっていて、上が吹き抜けになっています。

Otaru_20150606_130440

入って左側の主人の住居部分は座敷になっていて、以前の料理店の名残りもあるのか、とても落ち着いた雰囲気の内装で綺麗です。

Otaru_20150606_130134

Otaru_20150606_130203

奥は大広間になってす。
Otaru_20150606_130236

Otaru_20150606_130231

梁とか天井部は、やはり立派ですね。
Otaru_20150606_130344


おわりに

ということで、小樽市指定歴史的建造物の旧白鳥家番屋の様子でしたが、この時は建物内も一般開放してくれてましたが、その他の時期はどうしているのかな?

Otaru_20150606_130052

このような歴史的にも貴重なニシン漁場建築ですから、何か、有効に活用されるといいですね。

そうそう、建物周囲に石造倉庫が建ってたのですが、関連あるのかな。

Otaru_20150606_131156

Otaru_20150606_131159


【関連記事】
※この日の祝津に関しては、次のような記事も書いてます。
小樽・祝津の三大網元のひとつ茨木家の住宅〜茨木宅(旧茨木輿八郎番屋)
小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」
祝津パノラマ展望台から眺める祝津の海はやっぱり青くて綺麗でした
「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきました

※以前の旧白鳥家番屋関連の記事ですが、この時の写真は壁を黒く塗る前です。
旧白鳥家番屋の建物内を見学
旧白鳥家番屋


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月15日 (水)

小樽・祝津の三大網元のひとつ茨木家の住宅〜茨木宅(旧茨木輿八郎番屋)

Otaru_20160605_134014


かつてニシン漁で栄えた小樽の祝津地区には、現在も当時の繁栄を今に伝える、立派なニシン漁場建築を見ることができます。

その祝津のニシン漁の網元の中でも青山家、茨木家、白鳥家が祝津の「御三家」と呼ばれていて、この三大網元に関連する建物が残ってるんですね。

で、海沿いの道道454号小樽海岸公園線で祝津に入ってしばらく進むと、道路沿い左側にひときわ立派な歴史を感じさせる建物が建っています。

Otaru_20150606_123808

Otaru_20150606_123934

この建物は、その三大網元のひとつ、茨木家の住宅なんですね。

今回は、その茨木家の住宅についてです。

※昨年撮影してブログに未開催の写真もあるので、今回撮影の写真の補完という形で、混在して掲載してます。


祝津三大網元・茨木家の住宅

Otaru_20160605_133941

堂々とした佇まいと趣があり、道路と敷地を隔てて並ぶ花崗岩も印象的な茨木家の住宅ですが、祝津にある他のニシン漁場建築が歴史的建造物として公開されたりしているのに対して、こちらは表札もある一般住宅なので、もちろん公開などはされていません。

Otaru_20160605_133955

Otaru_20160605_134043

現在、この建物がどういう状況なのかまでは分からないのですが、歴史的にとても貴重なので、書籍「小樽の建築探訪」や、祝津地区の活性化をめざして活動する祝津たなげ会のサイトなどで、この茨木家住宅について紹介されています。

ここでは、祝津たなげ会のサイトから、建物概要について引用させていただきます(サイトでは、茨木宅(旧茨木輿八郎番屋)という名称で紹介されています)。

住宅は、道路に面して立つ平屋の主家とその裏側にある2階建てのはなれからなっています。前庭の周囲には四角形の花崗岩を立てて道路との仕切りとし、また、建物の正面右には庭を取り囲む板塀と門を設けています。玄関は来客用と家族用に区別され、それぞれ異なった屋根を持っています。建物細部には草花をモチーフとした彫刻が見られ、当時の大工らの細やかな装飾が見所でもあります。
祝津の見所|祝津たなげ会

ということで、玄関が来客用と家族用に区別されてるんですね。

Otaru_20160605_134051

どっちが来客用?

Otaru_20160605_134101

確かに、建物の横にも塀が続いて門があるんですよね。凄いですね。

Otaru_20150606_123631

Otaru_20150606_124025

で、正面からは分からないのですが、主屋の裏側には、2階建てのはなれがあるんですね。

Otaru_20150606_123855

このはなれが、とてつもなく威厳があって驚きます。

建物の横には、石造倉庫も2棟建っています。
Otaru_20150606_123832

茨木家の住宅について、建築年度の詳細は分からないのですが、祝津のイベントで見たパネルによると、昭和初期のようですね。

ということで、個人所有の住宅ということなんですが、書籍や地元祝津のサイトでも紹介されている建物だったので、当ブログでも掲載しました。
可能であれば、他の歴史的建造物と同じように、一般公開されると嬉しいのですが、さすがに住宅は無理かな…

ちなみに、もうちょっと先には、この茨木家が漁夫の住宅として建てた「茨木家中出張番屋」があります。
茨木家中出張番屋については、こちらの記事をどうぞ。
小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」

※参考サイト:祝津の見所|祝津たなげ会

※参考書籍「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社(Amazonで「小樽の建築探訪」を探す)

【関連記事】
小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」

※以前の茨木家住宅の記事です。
祝津三大網元のひとつ茨木家の住宅


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月14日 (火)

小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」

Otaru_20160605_133831


祝津は昔からニシン漁で栄えた地区で、今も当時の様子を今に伝える番屋などのニシン漁場建築をいくつか見ることができるんですよね。

祝津に行くと、綺麗な海とともに、それらのニシン漁場建築を見学するのが、いつも楽しみなんです。

で、先日、祝津で開催されたイベント「第8回おたる祝津にしん群来祭り」に行ったのですが、そのイベント期間中は、祝津に残る代表的なニシン漁場建築の旧白鳥家番屋、茨木家中出張番屋、小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)が無料で一般公開されるんですよね。

前置きとして、明治さらには江戸時代後半からニシン漁で栄えた祝津の網元の中でも、青山家、茨木家、白鳥家が祝津の「御三家」と呼ばれていて、その御三家と呼ばれる三大網元に関する番屋等のニシン漁場建築が、今も祝津に残っているということですね。

もちろん、当日は各建物を見てきたので、その中から今回は、茨木家中出張番屋(いばらぎけなかでばりばんや)の様子です。

Otaru_20160605_133902

Otaru_20160605_134207

※昨年撮影してブログに未開催の写真もあるので、今回撮影の写真の補完という形で、混在して掲載してます。


小樽市都市景観賞受賞の茨木家中出張番屋

茨木家中出張番屋の場所は、海沿いの道道454号小樽海岸公園線で祝津に入ると、間もなくその道路沿いに建っています。

Otaru_20150606_124143

Otaru_20150606_123517

明治後期に建てられたというこの木造平屋建ての建物は、茨木家が漁夫の住宅として建てた建物です。

Otaru_20150606_123501

長い間閉鎖されて取り壊しも検討されていたそうですが、地元の祝津たなげ会などの関係各所の努力によって、2010年(平成22年)6月に修復工事を完了し、現在はイベントなどにも積極的に活用されています。

その建物としての景観と祝津たなげ会による様々な活動が認められて、「茨木家中出張番屋と特定非営利活動法人おたる祝津たなげ会の活動」として、第19回(平成23年度)小樽市都市景観賞を受賞しています(参考:小樽市 :第19回小樽市都市景観賞受賞作品)。

小樽市の歴史的建造物には指定されていません。

この日は無料で一般公開されていたのですが、中に入ると、左手には広い部屋の壁際に添って、漁夫が寝泊りする"ネダイ(寝台)"というのが設けられてます。

Otaru_20150606_124225

Otaru_20150606_124250

室内に上がることができるので、ネダイを間近で見て、当時の様子を伺うことができますね。

Otaru_20160605_134300

Otaru_20160605_134416

ちなみに、こちらが玄関から入って正面。
Otaru_20160605_134450

建物入って右手は、座敷になってます。
Otaru_20160605_134423


そうそう、建物の右横には、恵美須神社の鳥居があります。

Otaru_20160605_134520

そこをくぐって細い道を上って小高い山の上までいくと、恵美須神社の小さな社殿が建っているのですが、本殿は文久3年(1863年)建立とのことで、小樽市の歴史的建造物に指定されているんですよね。

Otaru_20160605_134539

ただ、今回はそこまで行かなかったので、詳しく紹介したこちらの記事をどうぞ。
恵美須神社


ということで、祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」の様子でしたが、祝津といえばおたる水族館が人気ですが、このような昔ながらの歴史ある建物は、やっぱり興味深いですね。

Otaru_20160605_134508

※参考サイト:祝津の見所|祝津たなげ会

※今年度の 茨木家中出張番屋の公開について(茨木家中出張番屋の一般公開は4月29日からより)。
4月29日~10月10日の金・土・日と祝日(4月29日~5月8日、7月29日~9月22日は連日開館)。
時間は午前11:00~午後3:00まで。
入館料…見学寄付金(番屋維持管理費として):200円(中学生以下無料)

【関連記事】
茨木家中出張番屋
祝津のニシン漁場の建築物「番屋」と恵美須神社
第19回(平成23年度)小樽市都市景観賞受賞作品


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

イベント | 小樽のお祭り | おたる潮まつり | 小樽ゆき物語 | 小樽雪あかりの路 | スポット | 歴史的建造物 銀行 | 歴史的建造物 倉庫 | 歴史的建造物 店舗 | 歴史的建造物 教会・神社・寺 | 歴史的建造物 邸宅 | 歴史的建造物 事務所 | 歴史的建造物 その他 | その他の気になる古い建物 | その他の気になる建物 | 小樽のなくなった建物 | 小樽市総合博物館 | 小樽市都市景観賞関連 | 小樽の公園 | 小樽公園の白樺林 | 小樽の駅 | 小樽の坂 | 小樽の階段のある風景 | 小樽の通り | 小樽の地下歩道 | 小樽の川・橋 | 海・港・運河・海岸 | 踏切・線路のある風景 | 天狗山 | 奥沢水源地(水すだれ) | 歩道橋から | 水天宮 | 市場 | 雑貨店 | 飲食店 | グルメ | 小樽のお餅屋 | 小樽のパン屋 | 小樽洋菓子舗ルタオ | 小樽あんかけ焼そば | 海の幸 | 家庭料理 | 学校関連情報 | 生活密着情報 | 閉店した店・閉館した施設 | サンモール一番街新築移転工事関連 | 忍路地区 | 祝津・高島地区 | 道内巡り(小樽以外) | ちょっとした風景 | 冬のちょっとした風景 | 小樽の桜 | 小樽の紅葉 | 小樽でスキー | 小樽の猫 | 小樽ゆかりの人物 | 妙見小僧 | 北海道限定商品 | アンケートのお願い | スポーツ | ニュース | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌