歴史的建造物 教会・神社・寺

2015年10月 6日 (火)

塩谷の徳源寺は本堂が歴史的建造物〜境内には保存樹木の巨木〜お寺の前の坂は「停車場の坂」

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国道5号線沿いのバス停「塩谷」の近くの交差点の横に、曹洞宗「徳源寺」というお寺への案内板があります。

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この徳源寺は、本堂が小樽市指定歴史的建造物でもあるとても古く歴史のあるお寺で、以前から気にはなっていたのですが、ようやく行くことができました。

行ったのが、ちょっと前の8月なので、今の時期と木々の様子が変わっていると思いますので、ご了承を。

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(写真は8月25日撮影)


塩谷の徳源寺は本堂が小樽市指定歴史的建造物

先ほどの国道5号線の交差点から、山側に入ると、道路は坂道になっていて、上ってすぐにお寺の門柱があります。

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その横に、お馴染みの小樽市指定歴史的建造物の案内板があります。

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徳源寺の創立は文久2年(1862年)と古く、小樽市指定歴史的建造物に指定されているのは現存する本堂で、明治30年(1897年) 建立ととても歴史があります。

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小樽市のHP内に徳源寺本堂の建物概要が掲載されているので、引用させていただきます。

このお寺は、文久2年(1862)年塩谷村吉原に創立され、その後、現在の場所にこの本堂が建てられました。
棟梁は、水天宮と同じ伊久治三郎です。本堂の屋根は入母屋造りで正面中央に唐破風をつけています。
本堂の平面は奥から内陣、外陣、廊下からなり、内陣の左右に脇陣があります。
本堂と左手の龍神堂が並ぶ形式は、小樽市真栄の龍徳寺と共通しています。
境内には、小樽市の保存樹木に指定されているクロマツとイチョウがあります。
小樽市 : 徳源寺本堂

趣というか風格がありますよね。

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こちらが龍神堂かな?

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装飾が細かくて凄いですね。

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こちらの建物は何だろう…
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行ったのが8月ということで、周囲は濃い緑に囲まれていたのですが、とても静かで落ち着いた雰囲気でした。

それにしても、ここ徳源寺の境内はとても大きな木々に覆われています。

先ほどの建物概要にも記載されていますが、境内の木々には、小樽市の保存樹木に指定されているクロマツとイチョウがあるそうです。


小樽市保存樹木のクロマツとイチョウ

境内には、大きなクロマツとイチョウの木がどうやら3本ずつあって、小樽市の保存樹木に指定されています。

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境内には案内板もありました。

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小樽市HP内の保存樹木等の指定一覧のページに、説明があるので引用させていただきます。

龍神堂横の黒松は明治30年塩谷村吉原より移転し、本堂が建築された以前からあったものと思われ、大変立派な樹木である。また、本堂左の公孫樹(イチョウ)は、2本が合体しており珍しい。黒松は、樹高約18m、平均幹周2m、推定樹齢250年以上。公孫樹は、樹高15m、平均幹周1.4m、推定樹齢150年以上。
小樽市 : 保存樹木等の指定 一覧

ということですが、推定でクロマツの樹齢が250年以上、イチョウが150年以上なんですね。

ただ、すいません、境内のどの木も立派で、どれがどれだかよくわからないのですが、本堂前の左にある、二本の木の枝が繋がっている珍しいイチョウというのがこちらですね。

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繋がってますね。
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そして、クロマツはこれかな?巨木です。
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徳源寺の前の坂は「停車場の坂」

帰ってから知ったのですが、この徳源寺の前の坂は「停車場の坂」というそうです。

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今はそのように呼ぶ人も少ないそうですが、坂を上っていった先に、塩谷駅があることから、そう呼ばれるようになったとのことです。

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塩谷に住んでいた、小樽ゆかりの文学者・伊藤整も、この坂を歩いて塩谷駅から庁立小樽中学校(小樽潮陵高校の前身)、小樽高等商業学校(小樽商科大学の前身)に汽車通学していたそうですよ。

この坂を上ると、切り割りになった峠に出て、その先が塩谷駅になるそうで、機会があったら、この停車場の坂を上り、塩谷駅まで歩いてみたいですね。

※参考:小樽市 : おたる坂まち散歩 第47話 停車場の坂(前編) (ていしゃばのさか)


おわりに

なかなか塩谷方面には行く機会がなかったのですが、ようやく歴史ある「徳源寺」を見に行くことができました。

小樽市指定歴史的建造物の本堂に、境内の保存樹木、さらにはお寺の前は伊藤整も歩いた坂道と、何だかとても歴史が詰まったスポットでした。

行ったのが8月で、掲載時期が随分と遅れてしまったのですが、これから秋が深まってくると、境内の様子も一層趣があるものになるのではと、ちょっと気になります。


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2015年5月19日 (火)

白い壁が素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂(旧名称:カトリック住ノ江教会)

住吉神社の近くに、とても趣のある素敵な教会があります。

カトリック小樽教会住ノ江聖堂

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名前を聞いて、あれ?っと思った方もいるかと思いますが、この教会は、以前は「カトリック住ノ江教会」という名称だったんですよね。

教会の運営については全く分からないのですが、2015年4月1日より、小樽市内にあるカトリック住ノ江教会とカトリック富岡教会が統合して、「カトリック小樽教会」となったそうです。

で、ぞれぞれ、カトリック小樽教会住ノ江聖堂とカトリック小樽教会富岡聖堂と名前が変わったそうです。

小樽ジャーナルのこちらの記事に詳細が掲載されていました。
住ノ江教会と富岡教会が統合!"カトリック小樽教会"誕生 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

とはいっても、やっぱり「カトリック住ノ江教会」が馴染み深いですかね。


さて、この住ノ江教会(今回はこのように表記します)の場所ですが、住吉神社の横の坂を上り、途中右折すると、左手のちょっと奥まって高くなった場所に建っています。

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この建物は、共成株式会社の社長を務めた佐々木精二氏の邸宅として、1897年(明治30年)頃に建てられたもので、木造平屋ですが真っ白な壁と八角形の部屋の部分がとても印象的な、趣きある建物です。

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ちなみに、共成といえば、北海道有数の精米、米穀商で、メルヘン交差点の小樽オルゴール堂本館の建物が、その共成の建物ですね。

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その後、1949年(昭和24年)にカトリック富岡教会の分教会として、この建物を譲り受け、そして教会として増改築していったそうです(参考:あゆみ - 詳細表示 - カトリック小樽教会・住ノ江(旧カトリック住ノ江教会) - Yahoo!ブログ)。

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裏の通りから、建物の後ろを見ると、また違った趣なんですよね。

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この建物が元々個人の邸宅だったとは思えないくらい、とても素敵な教会ですが、現在もこの建物が現役で教会として利用されているというのが、何より素敵ですよね。

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※カトリック住ノ江教会のサイト(ブログ)はこちら。
カトリック小樽教会・住ノ江(旧カトリック住ノ江教会) - Yahoo!ブログ

※カトリック富岡教会のホームページはこちら。
カトリック富岡教会ホームページ - catholic-tomioka-otaru Jimdoページ

こちらが富岡教会ですね。
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【関連記事】
カトリック住ノ江教会
歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です


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2015年4月13日 (月)

ちょっとした風景〜春先の住吉神社を歩いてきました

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先日、久しぶりに住吉神社の境内を歩いてきました。

小樽総鎮守の住吉神社は、お祭りや初詣で、小樽市民にはお馴染みの神社ですが、普段は人影もまばらでとても静かです。

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この日も、国道5号線沿いの鳥居をくぐり、境内に入ると、鎮守の森はひっそりしてました。

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横を見ると、まだ結構な雪が残ってましたよ。

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最初の階段を上って、2つ目の鳥居です。
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ここから振り返ったところです。
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2つ目の鳥居の先に建つ、とても趣のある社務所は、昭和9年(1934年)建築で、小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

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木造の社務所としては道内で最大の規模だそうです。

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次の階段を上り、3つ目の鳥居の先に、手水舎があります。
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さらに階段を上ると社殿ですが、あいにくこの時間は逆光でした。
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振り返ると、こんな感じです。
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お参りもしてきました。
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社殿の前は石畳になってるんですよね(振り返ったところ)。

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ちなみに、この住吉神社の木々は小樽市より保全樹林に指定されているんですよね。

春先で、境内の木々はまだ枯れた状態でしたが、もう少し経つと、境内の木々も鬱蒼と茂ってきて、いっそう、鎮守の森といった趣になりますね。

【関連記事】
住吉神社 前編:大鳥居から参道
住吉神社 中編:社務所
住吉神社 後編:社殿


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2014年10月25日 (土)

水天宮へ行く際に小樽聖公会と旧寿原邸の様子を見てきました

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先日、水天宮に行って、境内からの景色を眺めて、その後、外人坂を下ってきました。
※その様子は既に掲載済みのこちらの記事でどうぞ。
水天宮から外人坂を下る

で、その際、水天宮近くの小樽聖公会旧寿原邸も見てきたので、その様子を掲載したいと思います。


まず、花園公園通り側から来ると、通りを覆うように鳥居が建ってます。

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ここを過ぎると、水天宮へと登る石段があるんですよね。

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この石段がかなり急だったりするのですが、その石段の途中に、白い壁が綺麗な可愛い教会が建っています。

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この教会が明治40年(1907年)建築の「小樽聖公会」で、小樽市指定歴史的建造物でもあります。

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シンプルでこじんまりとしてますが、素敵な教会ですよね。


石段を上りきり、振り返るとこんな眺めです・
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で、石段を上り右に曲がって緩やかな坂を上っていくと水天宮の境内に出るのですが、反対側の左に向かうと通りのすぐ右手に、とても趣のある邸宅が建ってます。

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ここが大正元年(1912年)建築の、小樽市指定歴史的建造物の旧寿原(すはら)邸です。

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旧寿原邸は現在、建物内部の老朽化が激しいということで、一般開放を休止してるんですよね。

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確か、昨年から一般開放を休止していて、もう2シーズンに渡るので、修理のめどがたってないのでしょうかね。

ちょっと気になります。


ということで、歴史的建造物の小樽聖公会と旧寿原邸の様子でした。
この辺りは水天宮もありますし、歴史のある地区ですね。

【関連記事】
※小樽聖公会については、こんな記事も書いてます。
小樽聖公会の外壁が綺麗になりました
小樽聖公会

※旧寿原邸については、こんな記事も書いてます。
小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の一般開放をしばらく休止するそうです
竣工100周年記念「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
旧寿原邸の邸内と庭園
冬の旧寿原邸


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2014年10月13日 (月)

趣きある小樽稲荷神社の林は小樽市指定保全樹林〜紅葉にはもうちょっとでした

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最近、テレビでも取り上げられて、話題になっている、手宮公園へと上る「励ましの坂」。
このブログでも何度が取り上げてますが、この坂は本当に急なんですよね。

で、今回はその坂の話ではなくて、この坂を上りきったところに建っている、木々に囲まれたとても趣のあるこちらの神社です。

小樽稲荷神社

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訪れたのはちょっと前で、まだ紅葉には早かったのですが、ここ小樽稲荷神社は、境内は広くはないものの、鳥居から周囲の木々、そして社殿とその様子がとてもいい雰囲気なんですよね。

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この“小樽”の名前を付けている稲荷神社ですが、創建は元禄3(1690年)と古く、社殿は何度か場所を移した後、明治42年(1909年)の大火災を機に、現在地に移転改築したそうで、翌明治43年7月(1910年)に竣工したそうです。

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現在の「小樽稲荷神社」という名称は、大正元年10月についたそうです。

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参考:
手宮の夏祭り! 小樽稲荷神社例大祭始まる (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
北海道神社庁のホームページ内「小樽稲荷神社

(更に右奥には小さな祠があります)
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(社殿の右手にも鳥居がありました)
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ところで、とても趣のあるこの神社の林は、小樽市から保全樹林として指定されているんですよね。
(保全樹林の看板)
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明治43年神社の新築移転当時よりあった樹林で、手宮公園に隣接した貴重な自然林である。
小樽市 : 保存樹木等の指定 一覧

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明治43年から既にあったとは、古くからですね。
種類はクリ(栗)ミズナラ(水楢)等だそうです。

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訪れた日から数日経っていて、日に日に木々は色づいてきているでしょうから、しばらくはこの趣のある神社の林の素敵な紅葉を見ることができそうですね。


【関連記事】
手宮公園に向かう励ましの坂のナナカマドと紅葉には早かった小樽稲荷神社
手宮公園周辺の紅葉〜その後
小樽稲荷神社と保全樹林の紅葉
手宮公園に向かう「励ましの坂」
(それにしても「励ましの坂」は急ですね。今回は車でしたが…)
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2014年10月 4日 (土)

久しぶりに静かな住吉神社の様子〜紅葉はまだです

先日、久しぶりに住吉神社に寄ってきました。

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とても静かでいい雰囲気。

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特に用事があるわけではなかったのですが、境内の紅葉の様子もちょっと気になったので、少しだけ境内を歩いてきました。

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紅葉はまだでしたが、よく見ると、少しずつですが、木々が色づいてきてましたよ。

それにしても、静かでひっそりしてますね、鎮守の森は。

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参道の途中に建つ社務所は、小樽市指定歴史的建造物に指定されていて、木造の社務所としては道内で最大の規模だそうです。

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せっかくですから、いつものように小樽市HPより、住吉神社社務所についての説明を引用させていただきます。

住吉神社社務所は整った和風建築であり、木造の社務所としては道内で最大の規模です。
平面は、中央に中庭を設ける「ロ」の字形で、本館、客殿、社務所の関係諸室からなっています。
中央車寄せと社務所車寄せは、唐破風の屋根をかけ、母屋の千鳥破風と対になっています。
設計は、旧小樽区公会堂の設計者としても知られる地元の加藤忠五郎で、大虎が施工しています。
境内には、ハルニレなどの樹木が植えられ、住吉神社の森として市民に親しまれています。
小樽市 : 住吉神社社務所

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この時は、なにやら入り口で刈り取った草を干してました。何だろう?

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もうすぐ、この社務所から本殿あたりの木々が綺麗に紅葉で色づきます。

イチョウの黄葉も見事ですからね。

その頃に、また見に来たいと思います。

※住吉神社の公式サイトはこちら。
小樽住吉神社:小樽総鎮守「住吉神社」公式サイト

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【関連記事】
住吉神社 前編:大鳥居から参道
住吉神社 中編:社務所
住吉神社 後編:社殿


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2014年9月29日 (月)

潮見台の宗円寺には北海道指定有形文化財の「木造五百羅漢像」が安置〜撮影禁止のため写真はありません

潮見台のかなり急な坂の途中に、お寺が建っています。

宗円寺(そうえんじ)」(宗圓寺とも表記されてます)

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このお寺に行くには、国道5号線の龍徳寺のところから、潮見台方面の小樽潮陵高校前の坂に入り、そのまま真っすぐ急な坂をしばらく上っていき、2つ角を曲がると、坂の途中に立派な石垣が見えてきます。

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この上にその宗円寺が建っているんですね。

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そして、ここ宗円寺には、北海道指定有形文化財(平成6年2月9日指定)の「木造五百羅漢像」が安置されてるんです。

境内には、北海道指定有形文化財の案内板もありました。
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(この写真のみクリックすると拡大します)

実は、以前ここに足を運んだ時は、参拝の期間外で実物を見ることができず、今回はそれ以来なので、初めて五百羅漢像をこの目で見ることになりました。

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右側に階段のある入り口があるのですが、

(参拝入り口の看板)
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その横には参拝の案内が書かれていて、
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参拝期間は4月1日〜10月31日までで、時間は朝9時〜夕方5時までです。

そして、残念ながら、堂内と五百羅漢像は撮影禁止なんですよね。
なので、写真がないのでご勘弁を。

小樽市のホームページ内の小樽市内の文化財についての説明に、この木造五百羅漢像の説明があるので、引用させていただきます。

五百羅漢像を安置している宗圓寺は、寛永7(1630)年に松前藩主7代公廣の追善供養のため福山に建立されましたが、明治42(1909)年に羅漢像や建物の部材とともに小樽に移設されたものです。
 この五百羅漢像は、14代章廣が供養のため南部藩主に依頼し、文政8(1825)年盛岡より勧請し宗圓寺に納めたといわれていますが、室町〜桃山時代の作と思われるもの11体、江戸中期のもの236体、江戸末期のもの268体という調査結果が報告されています。このうち江戸中期のものの製作者名「暉常(うんじょう)」は最近の調査で松前に居住した能面師であったことが判りました。以上のように羅漢像の大半が江戸中期から末期のものであり、製作者についても一様ではありませんが、北海道での仏教信仰や彫刻の歴史を考えるうえで重要な資料となっています。
小樽市 : 小樽市内の文化財

室町〜桃山時代、そして江戸時代の作とは何とも古いものなんですね。

ただ、やはり一時期までは傷みが激しかったそうで、十数年にわたり修復に取り組んだとのことです。
(参考:しりべし旅日記-北海道新聞[観光]

現在は整然と、堂内のご本尊の左右に像が並んでおり、その数は全部で515体だそうですよ(引用文中の数を足してもそうなりますね)。

いや〜、なんでもっと早く見に来なかったのだろうと思うくらい、その様子は圧巻で見事でした。

一体一体が豊かな表情や体勢をしていて、その様子をずっと見入ってしまいます。

私が行った時は、お寺の方はどなたもいなくて、勝手に電気をつけて見学、そしてお参りしてきました。
ただ、貼り紙があったのですが、付けた電気は帰りに必ず消しましょう。

ちなみに、ここ宗円寺の元の本堂は解体され、新しく建て替えられたようです。

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境内にはお稲荷さんのお堂もありました。
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そうそう、ここ宗円寺は潮見台のかなり高い位置に建っているので、ここからのな眺めもなかなかなもので、小樽の街並や海まで見渡すことができます。

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そして、ここに来るための急な坂道には、「五百羅漢の坂」という名前が付いてるんですよね。

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ということで、今回は見事な宗円寺の木造五百羅漢像を見学してきましたが、これは一見の価値ありですね。

【関連記事】
宗円寺〜五百羅漢像は見られませんでした
五百羅漢の坂


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2014年8月15日 (金)

公園通りの小樽公園通教会(旧小樽組合基督教会)〜工事の囲いがとれました

小樽公園から下りてきた、花園公園通りの途中の交差点の一角に建つ、シンプルながら威厳のある、いかにも教会といった感じの建物が建ってます。

小樽公園通教会(旧小樽組合基督教会)

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この教会は、小樽市指定歴史的建造物でもあるんですが、先日までは工事中で、覆いがされていたんですよね。

6月26日の時点で、こんな感じでした。

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これが、先日(8月13日)前を通ったら、周囲の囲いがすっかり取り外されていました。

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壁の塗装工事か何かだったのでしょうかね。
何だかとても綺麗になったような感じなんですが。

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この教会の創立は、明治35年(1902年)ということで、歴史が古いんですよね。

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現在の教会の建物は、大正15年(1926年)建築ということで、小樽市HP内にある建物の説明を引用させていただくと、

この建物は、公園通りの景観に魅力を添える教会で、2階礼拝堂への階段塔が角地を強調しています。
尖頭アーチや装飾アーチ帯などでゴジック風にデザインされています。
玄関アーチは昭和47年の改修で形態を変え、3連アーチとなっています。
設計者は成田幸一郎、施工者は高橋権次で、いずれも地元の手によるものです。
小樽市 : 旧小樽組合基督教会

ということで、設計者の成田幸一郎氏は小樽市役所の設計も手がけている方ですね。

この歴史的建造物は、現在もきちんと維持・管理されて、現役の教会として活躍してるんですね。

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中に入ったことはないので、機会があったら入ってみたいです。

※教会のサイトはこちら。
小樽公園通教会ホームページ

【関連記事】
※以前の記事はこちらです。
旧小樽組合基督教会(現小樽公園通教会)

※小樽市役所についての記事はこちら。
小樽市役所の市庁舎本館は、2013年10月15日で完成から80周年
小樽市役所は歴史的建造物〜本館正面から入ると時代は昭和に逆戻り


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2014年7月28日 (月)

歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です

小樽市指定歴史的建造物でもある「カトリック富岡教会」が一般公開中です。

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期間は平成26年5月1日〜10月31日までで、時間は10:00~15:00となっています。

小樽商大へ向かう「地獄坂」(商大通り)の途中、右手に入る通りの向こうにふと現れる、異国情緒漂うこの教会は、まるで絵に描いたような美しい教会ですよね。

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昭和4年(1929年) 建築の木造一部鉄筋コンクリート造3階建てで、建物については小樽市HP内に概要が掲載されているので、引用させていただくと、

小樽におけるカトリックの布教は明治15年に始まり、数度の聖堂建設を経て昭和3年現在地に起工し、翌年6月30日に献堂式を挙げました。
正面玄関部の尖塔アーチから十字架を掲げた八角小塔にいたる上昇感を強調した建物で、外観は主にゴシック様式を取り入れています。2階にある礼拝堂には、色ガラスを組み合わせたアーチ窓から柔らかな光が入り、神聖な空間となっています。
小樽市 : カトリック富岡教会

とのことです。

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教会正面左にはマリア像が立っています。

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さらにカトリック富岡教会は、「カトリック富岡教会と小樽フラワーマスター連絡協議会の連携による環境整備」として、平成25年度の第20回小樽市都市景観賞を受賞しています。

行き届いた建物の維持保全を行うだけではなく、ライトアップの実施や小樽雪あかりの路への参加、また、敷地内の花壇には小樽フラワーマスター連絡協議会と連携し、彩り豊かな花を植栽して環境整備を図るなど、歴史ある教会と調和した魅力的な空間を様々な形で演出し、地域の景観を創出している。
小樽市 : 第20回小樽市都市景観賞受賞作品

ということで、建物の周囲にはとても綺麗に花が植えられています。

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建物横から見ると、2階部分にステンドグラスが見え、ここが礼拝堂になるのですが、

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実は一般公開中ということは、建物内の2階にも入ることができるんですね。

ということで、今回は建物内を見学してきました。

こちらが玄関ですね。

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カトリック富岡教会ホームページによりますと、

平成26年5月1日から10月31日(10:00~15:00)まで、2階聖堂を一般の方に参観いただけるよう「教会開放」を行っています。写真撮影は自由です。
カトリック富岡教会ホームページ - catholic-tomioka-otaru Jimdoページ

ということで、写真撮影も自由なんですね。

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ステンドグラスが上手く撮れませんでした。

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何度か入ったことがあるのですが、実際に入ってみると、教会内は厳かな雰囲気が漂っていて、私は信者ではありませんが、やはり厳粛な気持ちになります。

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比較的長い期間一般公開しているので、また見に行くチャンスはありそうですね。

【関連記事】
カトリック富岡教会(以前の記事です)
第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました


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2013年6月22日 (土)

龍宮神社のしめ縄は、先日新調されたものでした

龍宮神社では、今日までの3日間(6月20日〜22日)例大祭が行われていましたが、そういえば龍宮神社の社殿正面のしめ縄が新調されていたんですよね。

先日6月14日付けの北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、このお祭りに行った際に見てきました。

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※今年のお祭りの様子はこちら。
→「龍宮神社のお祭りです

社殿の正面に大きな、そしてまだ新しい立派なしめ縄が設置されてます。

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新聞記事によりますと、長さ7m、太さは最大で1m、重さは500キロもあるそうです。

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これは巨大ですね。
6月9日に行われた取り付け作業では、設置に5時間かかったそうです。

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この重厚な社殿に、堂々たるしめ縄ですね。

ちなみにこの龍宮神社、創建は明治9年(1876年)とのことで、現本殿は昭和16年に竣工したとのことです。
幕末・明治に活躍した榎本武揚(えのもと たけあき)が建立したとのことでも知られています。
(参考:「龍宮神社 (小樽市) - Wikipedia」)

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(境内の榎本武揚の像)

【関連記事】
冬の龍宮神社

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