歴史的建造物 邸宅

2020年6月 7日 (日)

小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の久しぶりの一般公開がいよいよ始まってます。6月6日~10月10日の土・日・祝日

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水天宮近くに建つ、小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸(すはらてい)の一般公開が、いよいよ始まりましたね。

一般公開に際して、色々と紹介することはあるのですが、この旧寿原邸が一般公開されるのは、老朽化の問題で2013年(平成25年)に非公開になって以来なので、7年ぶりのことなんですよね。

旧寿原邸の一般公開について

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旧寿原邸は、大正元年(1912年)に雑穀商で財をなした(小豆将軍といわれた)高橋直治が建て、その後、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅となった建物なのですが、あっ、まずは旧寿原邸の一般公開の案内が先ですね。

旧寿原邸の一般公開の期間は、6月6日(土)~10月10日(土)の土・日・祝日で、時間は10:00~16:00まで。入場料は無料で、予約不要です。

そうそう、写真撮影OKで、SNSの発信も歓迎のようですね(個人的には、市内の歴史的建造物はどしどしSNS発信を推進して、その素晴らしさをみんなに知ってもらえればと思っているので、この対応は嬉しいです)。

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現在はやはりコロナ状況を鑑みて、マスク着用をお願いしていて(館内にはマスクの用意はないとのことです)、団体(4人以上)見学には時差を設ける場合があるとのことです。

NPO法人小樽民家再生プロジェクトが推進

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個人的にも待ちに待った旧寿原邸の一般公開なんですが、先に少し触れましたが、歴史的建造物の旧寿原邸は、久しく非公開だったんですよね。

老朽化の問題で2013年(平成25年)に非公開になり、その後、2017年(平成29年)に改修工事が行われて、再活用のニュースが流れたんです。

現在、小樽市からNPO法人小樽民家再生プロジェクトが委託を受けて、事業としてここ旧寿原邸の利活用を推進しているんですね。

で、同プロジェクト中心に冬囲いの撤去や草取り、大掃除を経て、実は4月下旬には開館予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い開館予定を延期していて、いよいよ今回の一般公開となったわけです。

※こういう記事も書きました:あれ?小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸が一般公開の準備ができているの!?(公開日程は検討中)

期間中には、旧寿原邸内で様々なイベントも予定されています(有料あり)。

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旧寿原邸 一般開放&イベントのごあんない | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

旧寿原邸の建物について

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ここ旧寿原邸は大正元年(1912年)建築で、小樽市の歴史的建造物に指定されているのですが、小樽市HP内に建物概要が記載されているので、引用させていただきます。

この建物は、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅です。
創建者は、「小豆将軍」として著名な雑穀商高橋直治とされています。
水天宮の北側、急な傾斜地に建てられ、主屋から上手に2つの接客棟を連ねています。
庭園は、斜面を三段に地割りし、上段には和室に面して池を配した日本庭園があり、中段には洋間に六角雪見灯籠を配し、下段では小樽港を見下ろすことができます。
小樽市 :旧寿原邸

傾斜地に3つの建物(一番下が大きな母屋で、上2棟が接客棟)が階段で繋がれているのですが、これがまた本当に素敵な建物なんですよね。

以前公開されていた時にも何度か訪れて、このブログでもその様子を掲載したことがあるのですが、もちろん、今回も撮影OKということでたくさん写真を撮ってきたのですが、その様子は長くなるので、また別の機会ということで。

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旧寿原邸の見学の様子

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見学にあたっては、まず玄関を入って左に受付があります。

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先に書きましたが、入場は無料で、予約不要。期間は6月6日(土)~10月10日(土)の土・日・祝日で、時間は10:00~16:00までです。

受付のさらに先に石蔵があるのですが、そこは旧寿原邸ミュージアムとして、旧寿原邸についてのパネル展示があります。

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高橋直治についてや寿原一族について、さらにはNPO法人小樽民家再生プロジェクトについてなどの説明もされていて、とても勉強になるので、まずはその石蔵のパネル展示を見るのかいいかもしれませんね。

そして、ゆっくり邸内を見学します。写真を数枚掲載しますね。

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(一つ目の階段を上った洋間)
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(さらに階段を上った一番上の広い和室)
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最初の受付のところは、ギフトショップ「小豆」になっていて、小樽ゆかりの様々なグッズも販売されていて、これもなかなか興味深くて楽しい商品が並んでました。

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(小樽の変遷を双六風に描いた「小樽盛業史雙六擬記」)
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受付の前には休憩できる部屋があって、飲み物も買えるようですよ。

そうそう、駐車場が旧堺小学校校庭に確保されているので、車でも大丈夫です。駐車場から個人的にお気に入りの東雲町の坂を上って旧寿原邸へと向かうことになります。

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(個人的にお気に入りの東雲町の坂)
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おわりに

ということで、いよいよ再開した小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の一般公開です。

趣ある貴重な旧寿原邸の内部を見に訪れてみてはいかがでしょうか。

※参考
7年ぶり一般開放へ 旧寿原邸(小樽ジャーナル)
「旧寿原邸」一般公開&イベントのご案内(6/6~10/10) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参照サイト
旧寿原邸 一般開放&イベントのごあんない | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

※関連ニュース:2020年5月18日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(冬囲い撤去作業)

【関連記事】
竣工100周年記念「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の邸内と庭園

小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の一般開放をしばらく休止するそうです
ニュースより/歴史的建造物の旧寿原邸の老朽化に伴う修繕費用は約1億円超との報告
ニュースより/小樽市が歴史的建造物の旧寿原邸を拠点にした移住促進事業を計画〜旧寿原邸を「お試し移住」できる簡易宿泊施設に
歴史的建造物の旧寿原邸の屋根が改修工事中でした
趣きある東雲町の坂にも桜が咲いてました

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2018年10月 6日 (土)

ところで歴史的建造物の和光荘は今どうなってるの!?〜今回は入りませんでしたが一般公開してます

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潮見台の高台に建つ歴史的建造物の和光荘は、北の誉酒造の2代目である野口喜一郎氏の自宅として、大正11年(1922年)に建築された、小樽を代表する豪邸として知られています。

正面はモダンな洋館で、奥には和風の建物が続く、和洋折衷の豪邸で、1950年以降は約20年間にわたり宿泊施設としても使われ、1954年(昭和29年)には昭和天皇・皇后両陛下、1958年(昭和33年)には皇太子が来樽時に宿泊所としても使用されました(※参照:和光壮について – 小樽和光荘)。

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さて、この和光荘ですが、記憶に新しいところでは、今年の5月に、夕張市でホテルなどを運営する元大グループの子会社、元大夕張鹿鳴館がこの和光荘を買収したというニュースがありました(→ニュースより/小樽を代表する豪邸、歴史的建造物の「和光荘」が買収!?そして一般公開!?)。

実はそれまでの和光荘は、2015年から予約制で人数を限定して有料公開を始めていたものの(それ以前は一般公開もしていませんでした)、入館料が割高で見学時間などもにも制限があって、ちょっと行きにくかったのが正直なところでした(すいません、結局、見学はしませんでした)。

結局、和光荘の維持のための費用面でも厳しい状況になっていったようで、買収ということになったようですが、その時の報道によると、買収後は建物は現状を維持管理して、一般公開もするということだったんです。

買収というと、マイナスなイメージがつくこともありますが、このニュースに関しては、ちょっと楽しみでもあったんですよね。

ただ、その後あまり話題を目にすることがなくて、どうなっているのだろうと思い、先日、久しぶりに建物の様子を見に行ってみました。


和光荘の様子(今回は入りませんでした)

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相変わらず、素敵な建物です。

建物の案内板も綺麗になってますね。
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階段を上って行けそうだったので、入り口まで行ってみると、一般公開してました!!

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入館案内がありました。

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それによると、2018年度の開館期間は11月4日(日)まで(予定)で、10:00開館/17:00閉館(最終入館16:30)。予約は不要です。

【入館料】
一般:大人1,000円/シニア(60歳以上。要証明提示)800円/小中学生500円
さらに団体割引や、なんと小樽市民料金がありますね!!もちろん、要証明提示ですが、これは嬉しい。
小樽市民:大人600円/シニア(60歳以上。要証明提示)400円/小中学生300円
そのほか、有料でガイドツアー(要予約。開催条件あり)も行なっているようですね。

以上は、2018年10月現在の情報ですが、実は、和光荘のホームページも2018年8月14日付でリニューアルされていて、見学の案内なども詳しく掲載されています。
小樽和光荘

案内板を見ていて目に留まったのが、館内での写真撮影が可能という一文です。

一部禁止の場所や、もちろん、他のお客様への迷惑や施設の負担になる行為はNGですが、撮影できるのは嬉しいですね。

で、実は見に行ったこの日の段階ではホームページは確認してなく、こうやって一般公開しているというのも知らなかったんです。しかも行ったのが夕方だったので、この日は見学はしませんでした。

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和光荘の駐車場

もうひとつ嬉しいのが、今回の買収によってだと思うのですが、無料駐車場が完備されてます。これまでは駐車場がなかったんですよね。

下に掲載した地図上で潮陵高校の裏の和光荘に向かう道路に入ると、案内看板が立ってます。

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駐車場は左折ですね(徒歩は直進。バイクもまっすぐ先に駐車スペースがあります)。

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案内通りに左に進むと右手に大きな広場があって、ここが駐車場になります。

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駐車場の奥にも看板があって、ここからも徒歩で和光荘に向かうことができるんですね。

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実際にここも歩いたのですが、和光荘の庭の中を通っていけます。これも嬉しいですね。

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(庭の中の階段を下りて行き、和光荘の建物前に)
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もちろん、駐車場は和光荘の利用客のみで夜間駐車不可ですね。


おわりに

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ということで、生まれ変わって一般公開されていた和光荘についてでしたが、もうすぐ小樽は紅葉の季節で、和光荘は紅葉も綺麗なんですよね。

なので、近いうちに改めて行って、今度はしっかり建物内を見学してこようと思うので、その際にまた詳しく報告しますね。

和光荘は、一度だけイベントで建物内を見学したことがあるのですが、また見学できるのが楽しみです。

【関連記事】
ニュースより/小樽を代表する豪邸、歴史的建造物の「和光荘」が買収!?そして一般公開!?
小樽を代表する歴史的建造物の豪邸「和光荘」が見学できるようになります(予約制で有料です)
小樽を代表する豪華な邸宅「和光荘」(旧野口邸)
「第4回小樽アートプロジェクト2013」で和光荘の見学に行ってきました(館内撮影禁止のため写真なしです)

ニュースより/小樽の老舗「北の誉酒造」が創業の地・小樽での生産を終了。展示施設「酒泉館」は10月31日をもって閉館
惜しまれながらも間もなく閉館の小樽の老舗・北の誉酒造の「酒泉館」を見学してきました


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2017年5月26日 (金)

今年も小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が一般公開中です(5月28日まで)

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富岡町にある小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が、今年も一般公開されています。

公開期間は2017年5月21日(日)〜28日(日)まで。
公開時間は10:00~15:00までで、無料開放です。

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旧遠藤又兵衛邸は、現在は立正佼成会小樽教会の所有で、毎年、この時期に一般公開してくれているんですよね。

※写真中心の長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

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2017年3月24日 (金)

緑町の高台に建つ小樽市指定歴史的建造物の旧杉森喜一郎邸(現 小樽ゲストハウス/パスタクラブ)

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小樽には古い建物が数多く残ってますが、歴史的にも貴重な建物は小樽市指定歴史的建造物として指定されています。

平成28年度(2016年度)は3棟が追加されたのですが、そのうちのひとつが今回紹介する、緑町の高台に建つ「旧杉森喜一郎邸(現 小樽ゲストハウス/パスタクラブ)」です。

まず、その場所ですが、小樽商科大学へ向かう 地獄坂(商大通り)を結構上っていき、小樽商業高校を過ぎると、坂道の左にイタリアンカラーの看板が見えてきます。

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(お店のイタリアンカラーの看板)
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旧杉森喜一郎邸は、現在は小樽ゲストハウス/パスタクラブ(Pasta Club)として営業しているのですが、その看板ですね。

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ここを左に曲がると、まだまだ長く、そして狭い坂道が続いているのですが、そこを上っていくと、右手に石垣の上に立つ、こじんまりとした素敵な洋風の建物が見えてきます。

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ここが旧杉森喜一郎邸です。

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現在は小樽ゲストハウス/パスタクラブということで、今回はお店には入らなかったのですが1階がレストランで、2階がゲストハウスになっています。

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この建物は、小樽区議会議員を務めた杉森喜一郎の邸宅として建てられた鉄筋コンクリート造2階建ての建物で、建築年については昭和初期ということで、正確には分からないようですね。

小樽市指定歴史的建造物の目印でもある、いつもの案内板も設置されてます。

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ここにも書かれているのですが、建物概要については、小樽市HP内に記載されているので、引用させていただきます。

この建物は、小樽区議会議員を務めた杉森喜一郎の邸宅として、市街地を一望できる緑町の高台に建てられました。昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート造の住宅は、市内では例が少なく、歴史的に貴重な建物です。外観は、タイル張りの柱の間に上げ下げ窓を連続して設けた洋風デザインになっています。外観とは異なり室内の1階には、床の間、違い棚、書院を備えた和室があります。また、部屋の入口には防火戸を設けており、防火の意識が伺えます。
小樽市 :旧杉森喜一郎邸

ということで、もちろん素敵な外観ですが、 なるほど、昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート造の住宅というのが珍しかったのですね。

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裏手には、石蔵もあるようです。

ちなみに、ここまでかなり坂道を上ってきたので、ここからの眺めは、もちろん素晴らしかったです。

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きっと建物の中からの眺めは、さらに素晴らしいのでしょうね。

実は、だいぶ前に一度だけパスタを食べに行ったことがあって、とても美味しかったんですよね。

以来、なかなかいく機会がなかったのですが、歴史的建造物に指定されましたし、改めて食べにいきたいです。

ということで、平成28年度に小樽市指定歴史的建造物に指定された、旧杉森喜一郎邸(現 小樽ゲストハウス/パスタクラブ)についてでした。

ちなみにこの年に指定された3棟のうちの残る2棟は、現小樽ミルク・プラントの旧小樽保証牛乳(株)(昭和11年(1936年)建築)と、昨年惜しまれつつ閉店した海猫屋の旧磯野支店倉庫(明治39年(1906年)建築)です。

※小樽ゲストハウス/パスタクラブのサイト
小樽ゲストハウス
小樽ゲストハウス~パスタクラブ~ - livedoor Blog(ブログ)

【関連記事】
小樽市指定歴史的建造物に新たに4件が指定されそうです

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2016年7月 6日 (水)

富岡町の気になる坂道を上ってみたら、その先に歴史的建造物の旧島谷汽船社長宅が建っていた

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先日、ちょっと富岡町のあたりを歩いてきました。

小樽警察署前の坂の途中、コープさっぽろ(みどり店)の下から入って富岡町内を横断して、長橋方面へと抜ける道は、車で抜け道として使っている方も多いと思いますが、この日はまずここを歩いてたんです。

(長橋方面への抜け道)
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すると、ふと山側にちょっと細めの何とも気になる坂道が真っすぐ伸びていました。

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富岡町のこの辺りは、あまり歩いたことがないので、この坂がどこに繋がっているのかも分からず、しかも結構、急坂だったのですが、何だか気になったので、とりあえず上ってみました(笑)

途中の石畳のように、色が変わっているのが目に止まったのでしょうね。

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細くて車は通れない道ですが、ほぼ真っすぐ続いてます。

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振り返ると…、う〜ん、ちょっと海までは見渡せませんでした。

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結構、上ってきましたが、ちなみに、ここで交差する道路は、右側はすぐ先で行き止まりになってました。

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左側は下っていくのですが、その先は、小樽警察署前の坂を上った先に建つ浅草寺前に繋がってますね。

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(上ってきた坂道を振り返ったところ)
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さて、元の坂道に戻って、さらに続く細い舗装された坂道を上って行くと、どうやらようやく坂道の終点のようです。

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しかし、終点に近づいてくると、右手に見慣れた案内板が。

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これは小樽市指定歴史的建造物の案内板で、ここの右手の石垣の上の建つのは、なんと旧谷汽船社長宅の建物でした。

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いや〜、この邸宅が富岡町にあるというのは知っていたのですが、場所がよく分かっていなかったんですよね。

まさか、たまたま気になって上ってきた坂道の上に建っていたとは。

(振り返ったところ)
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では、ここで、その建物についてです。


歴史的建造物の旧島谷汽船(株)社長宅

小樽市指定歴史的建造物の旧島谷汽船(株)社長宅は、昭和2年(1927年)建築の木造2階建の邸宅です(昭和15年建築という記述も見られます)。

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富岡地区は、丘陵地になっているため、明治から大正期の小樽が大きく繁栄した時期に、眺めの良いこの地に大邸宅が多く建てられたそうです。

そういえば、小樽市指定歴史的建造物の旧遠藤又兵衛邸も富岡ですね。

小樽市HP内に旧島谷汽船(株)社長宅の建物概要の記述があるので、引用させていただきます。

この建物は、港を見下ろす富岡の高台にあり、玄関と2階入母屋瓦葺き屋根の重なりが重厚な印象を与えています。
全体を和風にまとめながら、一部応接間に洋風を取り入れています。
戦後は、一時進駐軍の情報部として使用されていたと伝えられています。
昭和初期の小樽を代表する住宅建築です。
小樽市 :旧島谷汽船(株) 社長宅

ということで、現在は個人宅なので、建物詳細の写真は撮れません。

それでも、本当に今回、たまたまなんですが、場所が確認できてよかったです。


おわりに

今回上ってきた坂道の終点には、正面に門が建っていたのですが、どうやらその奥は空き地だったようです。

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ぐるっとその先に回ってみて、反対側から見てみたら、建物はありませんでした。

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先ほどの旧島谷汽船社長宅の裏手が見えますね。

さて、富岡町といえば、船見坂周辺、または、地獄坂の商大通り周辺や小樽警察署前のバス通りあたりはよく歩くのですが、そこから住宅街ある内側は、なかなか歩く機会がありませんでした。

というのも、富岡町も住宅街ながら、坂ばかりなんですよね。

とはいえ今回、歩いてみて、その坂道がつくる街並は、傾斜地に作る住宅地特有の、石垣なんかがあちこちに見られ、古い建物も残っていたりして、何とも面白かったです。

初めて歩くには、結構、行き止まりがあちこちにあって、分かりにくかったりもしたのですが、それもまた楽しかったです。

また、機会があったら、富岡町をあちこち歩いてみようと思います(ただ、坂は坂は疲れますね…)。


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2016年5月21日 (土)

歴史的建造物「旧遠藤又兵衛邸」が一般公開中なので見に行ってきました(5月22日まで)

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小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が、今年も一般公開されているということで、見に行ってきました。

公開期間は5月15日(日)〜22日(日)まで。
公開時間は10:00~15:00で、無料開放です。

現在は、立正佼成会小樽教会の所有で、毎年この時期に一般公開してくれていて、私も毎年見に行ってるんですよね。

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※以下、長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

続きを読む "歴史的建造物「旧遠藤又兵衛邸」が一般公開中なので見に行ってきました(5月22日まで)"

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2016年3月17日 (木)

2016年1月いっぱいで休業した小樽洋食処「夢二亭」の建物「旧塩田別邸」の様子を見に行ってきました

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入船2丁目にある、小樽市指定歴史的建造物の「旧塩田別邸」を活用した小樽洋食処「夢二亭」が、2016年1月31日をもって長期休業になってしまったのは、このブログでも取り上げました

※その時の記事はこちら。
歴史的建造物の「旧塩田別邸」を活用した小樽洋食処「夢二亭」が休業するとのことです

その後、建物の様子がちょっと気になったので、先日、見に行ってきました(写真は3月11日撮影)。

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建物や看板類はそのままでしたが、玄関には休業のお知らせが貼ってました(玄関前は、そんなに雪が積もってなかったので、雪かきされてるのかな)。

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また、元々あったサイトにアクセスしてみると、現在は、このような文章が掲載されてます。

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(サイト:夢二亭より)

今回の長期休業は、店内暖房設備、厨房機器等の老朽化に伴ってということですが、再開の目途は立ってないということなんですよね。残念です。


小樽市指定歴史的建造物の旧塩田別邸

歴史的建造物の「旧塩田別邸」を活用した洋食処「夢二亭」は、それまで営業していた料亭「小樽夢二亭」の閉店後(平成23年7月28日をもって営業終了)、その名前をそのまま引き継いで、平成23年12月20日にレストランとしてオープンしたんですよね。最初は確か「ハンバーグ&ステーキ 夢二亭」と言ってましたね。

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この小樽市指定歴史的建造物の旧塩田別邸についてですが、大正元年(1912年)頃の建築とのことで、木造1階一部2階建で、横には木骨石造が建ってます。

小樽市のホームページ内に建物概要の記載があるので、引用させていただきます。

この建物は、小樽有数の回漕店を営む塩田安蔵の邸宅でした。
初代安蔵は、明治20年代に堺町と南浜町(現色内)に店を構え、二代安蔵は、昭和初期に小樽・樺太間に豪華な貨客船を就航させました。
本邸は和風の主屋に石造りの蔵を組み合わせています。
かつて「大玄関」の左側に応接間と茶室、縁側の奥に「大広間」がありました。平成3年、原形を活かして料亭に改め、小樽市都市景観賞を受賞しています。
小樽市 :旧塩田別邸

ということで、引用文中の平成3年の料亭というのが、先の料亭「小樽夢二亭」のことですね。

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この旧塩田別邸は、とても歴史のある素敵な建物なので、何とか再開できるといいですね。
現在は、まだ店舗が営業していたころの外観を保っていますが、この建物が使われずに廃れていくのを見るのは辛いですから。

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【関連記事】
歴史的建造物の「旧塩田別邸」を活用した小樽洋食処「夢二亭」が休業するとのことです
ハンバーグ&ステーキ 夢二亭/旧塩田別邸
小樽夢二亭が営業終了/旧塩田別邸


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2016年1月25日 (月)

雪の坂牛邸〜あれ?田上義也記念室のプレートがない?

先日(23日)、久しぶりに晴れ間が出たので、小樽公園の南側(入船町側)の道路沿いに建っている、小樽市指定歴史的建造物でもある「坂牛邸」の様子を見に行ってきました。

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とても趣のあるこの建物は、季節ごとに素敵な佇まいを見せてくれるのですが、冬のこの時期は周囲や屋根に積もった雪が、またいい雰囲気をだしているんですよね。

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窓には雪囲いの板が貼られてますね。

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この坂牛邸は、昭和2年(1927年) 建築で田上義也氏の設計によるものです。

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見に行ったのは土曜日で、いつもなら週末は、ここ坂牛邸は田上義也記念室として公開されているのですが、この日は閉館してました。

なんでかな?とは思ったものの、その時は建物を見るだけで、記念室に入る予定はなかったので、特に気には止めなかったんですよね。

実は、その時は気付かなかったのですが、帰ってから撮った写真をよく見てみると、あれ?

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ここにあったはずの、田上義也記念室のプレートがなくなってますね。

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ん?どういうこと?
他に特にお知らせのような案内はなかったと思うのですが、ちょっと気になります。

※坂牛邸を維持管理している、NPO 小樽ワークスのサイトも繋がりませんでした(2016年1月24日現在)


《追記 2016.9.23》

田上義也記念室は、結局、閉館してます。
再公開に向けては、今のところ動きはないですが、外壁の塗り替え作業が行われてました。

※参考記事
「おたる雛めぐり2016」参加の歴史的建造物「坂牛邸」〜田上義也記念室は閉館してます
歴史的建造物の坂牛邸が工事中?〜壁を塗り直してました

尚、NPO小樽ワークスのサイトは、リニューアルされてました。
こちらです;NPO 小樽ワークス | 歴史的建造物保存再生活用


【関連記事】
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再び坂牛邸へ
冬の坂牛邸
小樽公園の白樺林の紅葉と坂牛邸


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2015年12月12日 (土)

歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン〜カジュアルフレンチ&イタリアンのお店です(食べには行ってませんが…)

堺町通りから、一カ所だけある高台に向かう「見晴らし坂」と呼ばれる坂道を上ると、右手にとても立派な、そして趣のある門が見えてきます。

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※建物を見に行き撮影したのが、先月(11月16日)なのでご了承を(なので、雪はないです)。

門から奥に進むと、これまた趣のある和風の建物と、その右側には洋館が建ってますが、ここは海運業などで財をなした、小樽の海運王・板谷宮吉の邸宅で、「旧板谷邸」として小樽市の歴史的建造物にも指定されています。

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この旧板谷邸は、かつては温泉と食事を楽しめる商業施設「海宝楼」として2005年4月から営業していたものの、2007年12月に休業となり、その後使われないままだったのですが、ちょっと前に、再び料理店「海宝楼」としてオープンするというニュースがあったんですよね。
※それについての記事はこちら
ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン

で、旧板谷邸については、このブログでも何度か取り上げてますが、改めて、お店の様子を見に行ってきたというわけです。

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う〜ん、一見、お店が営業しているのかは、全然分かりませんでした。

が、建物や横の池が綺麗になってますし、地面にはライトが設置されてますね。

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で、玄関まで近寄ってみると、あっ!貼り紙に案内が書いてある!

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カジュアルフレンチ&イタリアン「海宝楼」(海宝樓)と書かれてますね。
どうやら、お店はオープンしてました。

しかし、その他には全然、お店の案内や宣伝するものがないので、正直、ちょっと近寄りがたい雰囲気でした(汗)

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(地下は何かな?)

※見に行ったのが11月で、その後、どうなっているかは未確認なのでご了承を。

案内に書かれていた公式ホームページはこちらです。
【公式】海宝樓-小樽 旧板谷邸 和食-

メニューとかを見ると、とても美味しそうですが、なかなか高級で、これはちょっと気軽には行けそうにないですが、ようやくこの歴史的建造物の「旧板谷邸」が再活用となったので、お店が賑わうといいですね。

(お店情報は2015年11月時点でのものです)


おまけと補足

ところで、実はこの建物、2015年11月14日に放送された「ブラタモリ」にて、タモリさん一行が訪れた建物でもあるんですが、覚えてますか?
※こちらの記事をどうぞ。
ブラタモリ小樽〜タモリさんの足跡を辿る【前編】《オープニングの小樽運河〜メルヘン交差点〜石造倉庫〜坂の上の高級住宅街》

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建築は大正15年(1926年)〜昭和2年(1927年)で、小樽HP内に概要説明が掲載されているので、引用させていただきます。

この建物は、海運業などで財をなした板谷宮吉の邸宅でした。
東雲町の高台にあり、現在は、和風の母屋とその北側に続く洋館、それに背面の石蔵が残されています。木造モルタル塗りの洋館には、銅板で葺いたマンサード屋根をのせ、堂々とした雰囲気を醸し出しています。
小樽市 :旧板谷邸

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ちなみに、この歴史的な建物自体は、周囲にマンションが建ち、2011年からのマンション2号棟建設の際には半分が取り壊され、現在は、正面部分と横の洋館が残るだけになってます(奥の石造倉庫もそうですね)。

(建物の裏手)
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(奥の石造倉庫)
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(門)
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※当時の小樽ジャーナルの記事がこちら。
旧板谷邸の半分を取り壊し、マンション2号棟建設へ (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

【関連記事】
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2015年9月 9日 (水)

ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン

かつて、温泉と食事を楽しめる商業施設「海宝楼」として営業していた、小樽市指定歴史的建造物の「旧板谷邸」が、再び料理店「海宝楼」として、9月下旬にオープンするそうです。

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(写真は全て2013年10月撮影です)

2015年9月4日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸は、海運業などで財をなした、小樽の海運王・板谷宮吉の邸宅として、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)にかけて建てられた、母屋が木造1階、蔵が石造2階建の大邸宅です(参考:小樽市 : 旧板谷邸)。

場所は、観光客で賑わう堺町通りの、以前は「おたる寿し処 多喜二」で、現在は「小樽たけの寿司」の趣のある建物の横からの坂道「見晴らし坂」を上っていった先の右手に建っています。

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通り沿いに趣きある門があるのですが、2005年4月から「海宝樓」という温泉と食事を楽しめる商業施設に利用されていたものの、2007年12月から休業となってしまったんですよね。

その後、建物の周囲にはマンションが建って、2011年からのマンション2号棟建設の際に半分が取り壊されて、現在は、正面部分が残るだけになってます(参考:旧板谷邸の半分を取り壊し、マンション2号棟建設へ (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com))。

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その後、しばらく使われてなくて、どうなったのかな〜と思っていたところの今回のニュースです。

新聞記事によると、現在、建物を所有する不動産会社から、飲食・ホテル業の会社が建物を貸借し、店名は「海宝楼」を引き継ぎ、4室で和洋食、地下室で鉄板焼きなどを提供するお店を9月下旬にオープンすることになったとのことです。

地下室があるのは知りませんでした。
離れの石造倉庫には、中国の富裕層をターゲットにした。絵画などを販売する免税店も開設するとか。

こういう店舗ができるという話は、全然知らなかったのですが、9月下旬ということは、もうすぐですよね。

ニュースを見る限り、ちょっと高級そうで気軽に行けるお店ではないようですが(汗)、せっかく歴史的建造物の立派で趣きある旧板谷邸の再活用が決まったので、今度は長く愛されるお店になるといいですね。

【関連記事】
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旧板谷邸
見晴らし坂〜旧板谷邸


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