小樽の通り

2024年10月28日 (月)

赤岩のバス通りのちょっと気になる交差点〜山側には並んで2本の上り坂

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おたる水族館へと向かう祝津線やかもめヶ丘団地へと向かう赤岩線のバス通りは、梅ヶ枝町から赤岩町内に入って、山側に向かってまっすぐ上っていきます。

そして、バス通りは信号のある大きめの交差点を右に曲がっていくのですが、ここの交差点がちょっと気になる交差点でした。

赤岩この交差点、ぱっと見は十字路なんですが、交差点に近づいてそのまままっすぐの交差点山側を見ると、上り道が2本あるんですよね。

(まっすぐ続くバス通りの先には交差点。普通の十字路と思いきや…)
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(上り道が2本)
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山側に向かって左がやや緩やかな上り坂で、右がより急な上り坂になっています。

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右の急な上り坂は、さらに山側の赤岩の住宅街へと入っていく道になるのですが、実はここを上っていった先には平成29年(2017年)3月末で閉校した北山中学校があったんですよね。

(右の急な上り坂)
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まだ、案内看板も残ってました(右側に「北山中学校方面」の表記)。
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北山中学校は同じ年に閉校した末広中学校と統合して、その年の4月に新たに北陵中学校が開校しています。

北山中学校は、ここからさらに坂道を上っていったところにあるのですが、ずいぶんと坂の上にあったのですね(末広中学校も相当な坂の上ですけどね)。

そして、交差点山側のもう一つの左のやや緩やかな上り坂のほうは、その先で左に曲がっているのが見えます。

(左の緩やかな上り坂)
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この道路はここから民家の途切れる山間の道路を通って、その先で幸町に出てオタモイ方面に通じています。

この道路で赤岩・高島・祝津地区と幸・オタモイ地区が繋がっているんですね。

ちなみに、先ほどの北山中学校方面を示す看板には、こちらの道路名が書かれているのがうっすらと見えるのですが、こちらの左の道路は市道「上赤岩道線」になります。

で、山側からこの交差点に入ってくると、それぞれの道路用の信号があるんですよね。

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まあ、山側2つの道路は並んでいるとはいえ別の道路なので、5叉路と考えれば当然といえば当然なんですが、ちょっと面白いですね。

ちなみに、それぞれの道路用の信号には看板があって、旧北山中学校方面から下りてくる道路用の信号には「中学校側用」、幸・オタモイ方面からの道路には「オタモイ側用」と表記されています。

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(中学校側用)
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(オタモイ側用)
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ということで、赤岩のバス通りが大きく右に曲がる、ちょっと気になる交差点の様子でした。

※交差点の位置はここ。

(バス通りは交差点を右折。こちらは右折した先の道路)
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(交差点を右折後に振り返って見た交差点の様子)
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※参考:小樽市道の認定路線マップについて | 小樽市

【関連記事】
赤岩の小さな美味しいパン屋「赤岩ぱん工房 こんがりや」に久しぶりに行ってきました
赤岩公園(児童公園No.15)〜赤岩のバス通り途中の住宅街にある公園

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2022年1月29日 (土)

塩谷街道を歩く〜旧色内小学校下を通って長橋・幸、そしてオタモイまで

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小樽では、珍しく街道名で呼ばれる「塩谷街道」。

塩谷街道といえば、市中心部から長橋方面に向かう、高台の途中を走る道路で、長橋から先は長橋大通り(旧国道)と並行してオタモイまで続く、市民にはお馴染みの道路ですよね。

ただ、たぶん車で利用することが多い道路で、なかなか歩く機会はないと思います。

実は、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2021年10月号(Vol.71)で、「塩谷街道を歩く」という記事を書かせてもらったんです。

つまり、その際に塩谷街道を歩いてきたということなんですが、まだ、塩谷街道については、このブログではきちんと書いてなかったので、ここで改めて街道全体について書き留めておこうと思います。

※とても長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

続きを読む "塩谷街道を歩く〜旧色内小学校下を通って長橋・幸、そしてオタモイまで"

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2022年1月17日 (月)

未完の道路!?市道「聖ヶ丘線」〜入船の聖ヶ丘を南北にまたぐ通行できない区間のある市道

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入船4丁目に一帯が「聖ヶ丘」(ひじりがおか)と呼ばれる高台(丘)があります。

最近時々話題にしている、小樽の丘のつく地名についてなんですが、先日はその「聖ヶ丘」について投稿しました。
※聖ヶ丘についてはこちらの記事:聖ヶ丘〜入船4丁目のFMおたるの建物のある高台(丘)一帯【小樽の丘のつく地名】

で、一般にはあまり聞き慣れない、この「聖ヶ丘」という地名ですが、その名前がついた「聖ヶ丘線」という市道もあるんですよね。

その聖ヶ丘線について、ちょっと興味深いのが、この市道、未完の道路とのことなんです。

ということで、今回は、その市道・聖ヶ丘線について、書き留めておこうと思います。

市道・聖ヶ丘線について

聖ヶ丘の場所は、小樽看護専門学校とFMおたるが入っている旧小樽短期大学(旧小樽女子短期大学)の建物なんかのある、入船4丁目の高台(丘)一帯です。

市道・聖ヶ丘線について知ったのは、聖ヶ丘について何か情報がないかと市立小樽図書館で調べていた際に目にした、「小樽みち案内」(小樽建設事業協会青年部)という冊子ででした。

そこで、未完の「みち」として紹介されていたのが、聖ヶ丘を南北にまたぐ「聖ヶ丘線」なんですね。

その道路は、入船のバス通り(市道・入船南線)と小樽公園の南側の道路(市道・公園南線)を結ぶ道路、のはずだったのですが、実際に行ってみると分かるのですが、つながっていないんです。

市道ということで、それならばと小樽市建設部用地管理課にも確認させていただいたところ、市道・聖ヶ丘線は確かにあるものの、やはり通行ができない区間もある状況とのことなんですね。

その際にいただいた情報をもとに作成したマップがこちらです(Googleマップにて)。グレーのラインが通行できない区間です。

途切れ途切れで通行できない区間もあるということで、先ほどの冊子でいう、未完の道路ということなんですね。

市道・聖ヶ丘線を歩いてみる

では、上のマップを参考に、実際の市道・聖ヶ丘線の様子です(写真は2021年、2022年撮影のものが混在しているのでご了承を)。

まず、入船のバス通り(市道・入船南線)から聖ヶ丘線に入ります。場所的には、入船のバス通り沿いの聖教寺の下から入っていく道です。

(入船のバス通りの聖教寺の下から矢印の道に入っていく)
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(市道・聖ヶ丘線)
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通りに入ると、すぐに坂道になっています。聖ヶ丘の正確な範囲は分かりませんが、すでに聖ヶ丘を上っているということでしょうか。

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坂道はまっすぐでとても雰囲気があり、途中に石垣も見られます。ここはまだちゃんとした車道です。

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(振り返って見たところ)
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坂を上り切ると分かれ道になっていて、そこに小樽看護専門学校の標柱が建っています。

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ここを右にぐるっと曲がっていくと、FMおたるも入っている小樽看護専門学校の建物に着きます。

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この分かれ道の標柱の右の道を、小樽看護専門学校方面の道に曲がらず、そのままもうちょっと先に行くと、またすぐにまっすぐと右への道に分かれています。

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余談ですが、ここには碑が建っていて、これはかつてこの高台の下にあった小樽聾学校(2014年3月閉校)の記念碑なんですね(→入船町の高台に建つ小樽聾学校の記念碑「私立小樽盲啞学校発祥ノ地」)。

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さて、先ほどのまっすぐの道の方は舗装がされていないのですが…

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なんと、こちらのまっすぐの道が市道・聖ヶ丘線になるんですね。

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舗装されてない道を先に進んでいくと、道は左に曲がっていて、聖ヶ丘線が続くはずのまっすぐ先にはコーンが置かれて行き止まりのようになっていて、通行できないようです(無理には進みませんでした)。

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つまり、ここで聖ヶ丘線は途切れることになるんですね。

ふと、右後方を見ると、この辺りが高台になっているのがよく分かりますが、ここが聖ヶ丘ということですね。

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(今きた道を振り返って見たところ)
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さて、通行できなかったここから先ですが、ここを無理に進んでも、そもそもその先は崖になっているんです。

ということで、一旦ここを離れて、ぐるっと迂回して、その先の続くはずの道路に向かいます。

地図を見ると分かるのですが、聖ヶ丘線はその先で入船公園南側入口前を天上寺に向かって下っていく道路(市道・園柳線)と交差するんですよね。

(入船公園南側入口前を天上寺に向かって下っていく道路)
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で、その入船公園前の道路を下っていき、だいたいこのあたりでしょうか、この崖の上が、先ほどのコーンが置かれて通行できなかった道の先になるんですよね。

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途切れた聖ヶ丘線は、地図上では、ここで入船公園前の天上寺に下る道路と交差してるんですよね。

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実際に交差する道はありませんが、地図上でこの道路と交差して、その先はというと、う〜ん、ここかな…

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って、ここから入っていく道もなにもないんですよね。聖ヶ丘線は完全に途切れてしまいました…

では、地図を見て、またここから離れて、迂回してその先に行ってみます。小樽公園の南側の道路(市道・公園南線)です。

市道・公園南線から、聖ヶ丘線に入る道にきました。ここが聖ヶ丘線の反対側の端っこになります。

(すいません、いきなり写真の季節が冬になります)
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ここは、ゆうちょ銀行小樽貯金事務センターの脇の道路になりますが、まっすぐな下りになっていますね。

ここを下っていくと、その先は谷(沢!?)になっていて、やっぱり行き止まりです。

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なるほど、本来であれば、ここと先ほどまでの道が繋がるはずなんですね。

(こちらは雪のない季節、2021年5月の撮影)
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おわりに

いや〜、なかなか興味深いですね、市道・聖ヶ丘線。

確かに、入船のバス通り側から小樽公園側にくるには、かなりぐるっと迂回するしかないですが、この道が完成することはあるのでしょうかね。通すのは結構大変そうです。

ということで、今回は未完の道路、市道・聖ヶ丘線についてでした。

※参照:「小樽みち案内」(小樽建設事業協会青年部 2005.4/三ツ江 匡弘 小樽建設事業協会青年部/著・監修)
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(最後にもう一度マップを掲載しますね)

※市道範囲詳細については、小樽市建設部用地管理課にて教えていただきました。この場を借りてお礼させていただきます。

【関連記事】
聖ヶ丘〜入船4丁目のFMおたるの建物のある高台(丘)一帯【小樽の丘のつく地名】

※「丘」についてはこんな記事を書いてます:【雑記】前から「丘」がつく地名が気になってるんです
※丘についての記事は、カテゴリー「小樽の丘のつく地名」にまとめています。

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2021年12月28日 (火)

2021年に創立100周年を迎えた小樽都通り商店街の歴史について

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今年(2021年)、小樽市民には買い物でお馴染みのアーケードの都通り商店街創立100周年だったんですよね。もちろん、創立100周年記念として色々とイベントも開催されました。

せっかくなので、この機会にこのブログでも、都通りの歴史について書き留めておこうと思います。

都通りといえば、全長約300mのアーケードのある、小樽の中心部の商店街で、小樽市民が口にする“街に出る”といえば、主にこの辺りのことを指しているのではないでしょうか。

小樽都通り商店街の歴史

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明治28年(1895年)に、今の都通り商店街にあたる通りに電灯が初めて点ったそうです。
※通りに映画館の「電気館」(大正3年開業)ができ、通りは「電気館通り」と呼ばれるようになります。

大正10年(1921年)稲穂電気館通り町内会(稲電会)創立。ここから100年ということですね。

昭和6年(1931年)懸賞金付き公募にて通りの名前が「都通り」となります。

昭和39年(1964年)都通り商店街振興組合が発足。

昭和41年(1966年)札幌の狸小路に次いで、道内2番目の古さとなるアーケードが完成します。

平成5年(1993年)アーケード・リニューアル

平成14年(2002年)新アーケード・オープン


昭和の賑わいを経て、最盛期には80以上の店舗が軒を連ねたそうですが、現在は空き店舗も目立ち、やや寂しい印象は拭えません。とはいえ、今もなお、小樽の中心街であることは間違いないですよね。

※参照
・小冊子「歴史の街 小樽 都通り百年物語」
・小冊子「小樽中心商店街の歴史逸話
・2021年1月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・梁川商店街振興組合公式ガイドブック

小樽都通り商店街と榎本武揚

都通りを歩いていて目にするのが、垂れ幕にもなっている「榎本武揚」の名前です。

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榎本武揚は、まだ未開の地だった今の稲穂と富岡地区一帯を購入し、北辰社という会社を設立して市街地開発を進めていったそうです(都通りの先の梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)に由来してます)。

そのこともあって、都通りではゆかりの地として、2002年の新アーケード完成以来、榎本武揚をシンボルとして商店街の活性化を進めているとのことです。

※参考
・2021年1月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
【月刊小樽自身2021年12月号】 クローズアップ地域 都通り商店街 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※関連記事:小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん

小樽都通り商店街創立100周年記念ロゴマーク

チラシや垂れ幕などで目にする、こちらは小樽都通り商店街創立100周年の記念のロゴマークです。

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ツイッターと店舗での投票を経て、夏に決まって、あちこちで使用されていますね。

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※その時の 商店街のツイートがこちら。


おわりに

冬のこの時期、都通りはアーケードなのに、あちこちから雪が吹き込んで、道路が真っ白になるんですよね。けど、これもまた愛すべき地元の商店街です。

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ということで、今年(2021年)創立100周年を迎えた小樽都通り商店街の、その歴史について書き止めてみました。

今回は、個別のお店については書いてませんが、老舗のお店からアニメやサンドイッチの専門店などなど、楽しそうで面白そうで美味しそうなお店がたくさんあります。

改めて、アーケード内をゆっくりと歩いてみるのもいいかもしれませんね。

小樽都通り商店街HP 【公式】
※Twitter:小樽都通り商店街(@miyakodori2138)
※Instagram:小樽都通り商店街(@miyakodori2138)
小樽都通りチャンネル - YouTube

【関連記事】
※最近の都通り関連の記事
堺町通りのお店が都通り商店街の会場に大集合!!(11月12日~14日の3日間の開催)
都通り商店街でハロウィンイベント「Go Go ハロウィン 2021」開催中!!(10月31日まで)
小樽都通り商店街創立100周年記念「新春みやこ市」が開催中(1月6日まで)
※都通り自体に関する過去の記事
改めて、都通りを
都通りで顔を上げて建物の2階を見上げてみたら色んな窓が並んでた

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2021年12月 1日 (水)

小樽市ホームページ掲載の街路樹マップについて

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小樽の並木(街路樹)について、ちょっと調べる機会があったのですが、小樽市のHP内に「街路樹マップについて」といページがあったので、ここでも紹介しますね。

そこには、市内の主要な街路樹(市道)が植栽されている位置図(PDF)へのリンクが掲載されています。
「街路樹マップ1」(幸・長橋・手宮・中心市街地)[PDF:763KB]
「街路樹マップ2」(桜・望洋台・新光・桂岡・銭函)[PDF:617KB]

小樽市の街路樹マップですので、主な市道の街路樹マップで、国道や道道については掲載されてません。

マップには、市道名と、そこに植えられている街路樹の樹種が、分かりやすく色分けして記載されています。

例えば、紅葉の時期に目に止まるイチョウ並木は、ブログにも掲載した長橋旧国道線(長橋大通り)、公園通線(花園公園通り)、住吉線(住吉神社前から小樽市立病院前の道路)の3箇所が掲載されています。

長橋旧国道線(長橋大通り)
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公園通線(花園公園通り)
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住吉線(住吉神社前から小樽市立病院前の道路)
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また、実は読者さんから質問があったのですが、中央通り(市道・中央通線)の街路樹はメタセコイアという樹種が植えられています。

中央通り(市道・中央通線/冒頭の写真も中央通り)
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ちなみに、主要な街路樹の植栽本数としては、ナナカマドが一番多いとのことです。

樹木の名称については、分からないことが多いのですが、例えば紅葉の時期などで、ブログに街路樹の紅葉を掲載する際にきちんと樹種を明記できるので、助かります。

ということで、小樽市HP内に「街路樹マップについて」というページがあったので、紹介してみました。街路樹のある並木道は、四季折々の景観を楽しませてくれるので、いいですよね。

小樽市公式ホームページ|自然と人が紡ぐ笑顔あふれるまち | 小樽市
街路樹マップについて | 小樽市

【関連記事】
長橋大通り(旧国道)のイチョウ並木と上砂留踏切周辺の紅葉(10月25日の様子)【小樽の紅葉2021】
花園公園通りのイチョウ並木の黄葉(11月8日の様子)【小樽の紅葉2021】
住吉神社前から小樽市立病院前の通り(市道住吉線)のイチョウ並木の黄葉(10月30日の様子)【小樽の紅葉2021】

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2020年11月23日 (月)

梅ヶ枝町のバス通りと並行する高台の眺めの良い道を歩く

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10月に梅ヶ枝町方面に行ってきたのですが、その際、梅ヶ枝町のバス通りと並行する、高台の眺めの良い道を歩いてきました。

その日は梅ヶ枝町のギャラリー・あとりゑ・クレールに行ったのですが、そのあとりゑ・クレールは、バス通りから少し入った高台にあって、そこからバス通りと並行するように、高台を通る道があるんですよね(あとで地図を掲載しますね)。

ちなみに、この通りを歩いていくと、その先で豊川町に入り、旧手宮市場前の市道「手宮仲通線」に出ることができます。

って、実は以前、梅ヶ枝町のバス通り(梅ヶ枝通りや祝津山手線と呼ばれてますね。市道名は「手宮川通線」)の途中にある野藤坂の記事を書いたときに、この道を歩くと、手宮仲通に出ることができ、眺めもいいと教えていただき、機会を見つけて歩こうと思っていたんです。

では、さっそくあとりゑ・クレール前をスタート地点にして、その高台の通りを歩いていこうと思います。

(あっ、ちなみに、こちらがあとりゑ・クレールのある高台)
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(ここからの眺めもいいんですよね)
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梅ヶ枝町のバス通りと並行する高台の道を歩く

最初に、今回歩いた地図を掲載しますね。実際に歩いたのは手宮仲通線の手前までです。


歩きだしてすぐは、近隣の方々の通り道のような、細い坂道でした。

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で、眺めはすでにいいです。

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上ると住宅があって、道路は高台の際(というか崖の上!?)を通っていました。

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そして、ここから高台の道がしばらく続くのですが、本当に眺めがいいですね。

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(パノラマで撮ってみました)
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あっ、小樽港も見えてきましたよ。
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このような感じの道を進みます。
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ここまでの道を振り返ってみたところ。
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この先で道が舗装道路になり、少し下りになって(その先はすぐに上り)、そこから左に下りていく坂道があります。

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(左に下る坂道があります)
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ここが野藤坂で、下ったところで梅ヶ枝町のバス通りに出ることができます。Otaru_20201020-145811

そうそう、今回の道を高台の道といっていますが、この道を歩いていると、山側となる右手には、さらにこんな階段があったりして、もっと上にも住宅が続いているんですね。

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なんとも気になる階段で、上ってみたくなるのですが、この日は時間もなく断念。機会を見つけて、是非、上ってみたい階段でした。

(こんな階段も)

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さて、高台の道を進みます。

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眺めは変わらずいいです。

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振り返ってみたところ。
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手宮のバスターミナルからのバス通り(常盤通り)が見えます。
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さて、ここで通りが右に大きく曲がっていて、眺めを楽しみながら歩いていきた、高台の道は終了となりました。

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このあたりはすでに梅ヶ枝町から豊川町に入っています。

曲がって出たところは、いくつかの道が集まったところになっていました。

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(地図で見るとここです)

で、ここからの下り坂を下っていくと、旧手宮市場前の市道「手宮仲通線」に出るんですね(実は、この日はここから手宮仲通線に出ずに、別の道を歩きました)。

(下った先に手宮仲通線)
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ということで、今回は梅ヶ枝町のバス通りと並行する、高台の眺めの良い道の様子でした。

今回の道は、初めて歩いたのですが、小樽にはまだまだ、色々と眺めのいい場所、通りがありますね。

【関連記事】
野藤坂(のとざか)〜梅ヶ枝町のバス通り(祝津山手線)から上る急で短い坂道
梅ヶ枝のバス通りを赤岩方面に向かうと現れる巨大な擁壁
梅ヶ枝町のバス通り沿いの梅広会館と宮尾直治翁像
梅ヶ枝町のギャラリー・あとりゑ・クレールは「おたるBook Art Week 2020」に参加しています(10月25日まで)

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2020年9月 6日 (日)

幸町の花や木々が綺麗に整備された「りんご通り」

 

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幸町の中央バス「おたもい線」のバス通りを幸小学校側から下っていくと、その先で、通りを横切るように、花や木々が綺麗に整備された通りがあります。

ここは「りんご通り」と呼ばれている通りですね。

※写真は2020年7月20日撮影

りんご通りの様子

幸小学校からのバス通りも下ってくるのですが、りんご通りも左から右に向かって下り坂になっています。

(バス通りを振り返って見たところ)
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(りんご通り)
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幸町のこの辺りは、位置的には左方向は赤岩山で、その南側山麓に位置する町、ということになるんですよね。

りんご通りの山側に少し上って振り返ると、りんご通りを綺麗に眺めることができました。

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まっすぐ続く下っていく通りは、途中から上りになっていて、その先で左に曲がっていますね。

ちなみに、バス通りは市道「幸大通線」になるのですが、りんご通りも市道で、バス通りから下っていく道路が幸大通東線で、上ってくる道路が幸本通西線という市道名になります。

りんご通りを下っていきます。

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(下りの途中から振り返って見たところ)
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先ほどの上りに転じる谷の部分には、どうやら小さな川が流れているようですね(後で調べたら、幸町内を流れている三ツ目川という川とのことです)。

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(振り返って見たところ)
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今度は上りになった通りを進みます。

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(上りきったところから振り返って見たところ)
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上ったあたりから通りは左に曲がり、平坦になり。りんご通りの正式な範囲は分からないのですが、花や木々が植えられた中央分離帯がもう少し続いて、その先で終わっています(地図を最後に掲載しています)。

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りんご通りについて

さて、このりんご通りという名称ですが、実際に歩いてきて、りんごと思われる木があるんですよね。

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この通りで植樹が始まったのが昭和63年のことで、以後、5年間に計300本ほどが植えられたそうですが、その中で、かつてこの一帯で果樹栽培が盛んであったことにちなんで、リンゴの木も植えられたそうです。

それで、ここが「りんご通り」と名付けられたそうです。

平成2年からは通りの木に成ったリンゴを味わう、収穫祭となる“りんご祭り”も始まったそうですが、場所的なこともあって食用のリンゴが獲れたのは最初の5年ほどだったそうです。

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その後、りんご祭りは名前はそのままに趣旨を変え、、場所も幸中央公園に移して、現在も地域のお祭りとしては異例ともいえる、大掛かりなお祭りとして開催されています(ん?そういえば、やはり今年は開催されなかったのかな?私はまだ行ったことがないので、行ってみたいんです)。

※参考
・北海道新聞朝刊折り込み紙〈新ねっとわーく小樽〉No.39(2017年10月)「幸」
・オタモイ・幸地区の昔を中心とした郷土誌(小樽市立幸小学校1982/小樽市立幸小学校PTA文化部編)

おわりに

ということで、幸町の花や木々が綺麗に整備された「りんご通り」の様子と、そのいわれについてでした。

幸町が住宅地として開発されたのは、昭和40年代後半からという、住宅街としては比較的新しい地区ですが、やっぱりその歴史は興味深いですね。

※市道及び川の名称については、小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。いつもどうもありがとうございます。この場を借りてお礼させていただきます(参考:小樽市 :市道に関することについて)。

※今回歩いたりんご通りは、地図の幸中央公園の左手にある、中央分離帯のある道路です。


【関連記事】
幸小学校前を通って幸会館までのバス通り沿いの様子

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2020年8月25日 (火)

船浜町内と小樽港縦貫線を繋ぐ道路(勾配11%の短い坂道)

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東小樽海水浴場は住所は船浜町になるのですが、船浜町の住宅地はというと、海岸沿いを走る線路と山側を走る国道5号線との間に広がっています。

国道5号線を通ると分かるのですが、海側の船浜町とはかなりの高低差があって、海岸と船浜町の住宅街は低い位置で、それに対して国道は壁の上の高い位置を走っているんですよね(ちなみに、国道から山側は桜町になります)。

で、その高い位置の国道側と低い位置の船浜町内との往来は、階段や私が個人的に街歩きで注目している地下歩道「桜地下歩道」といった通路があるのですが(※関連記事:「桜地下歩道」を通って国道5号線を桜町から船浜町に渡る)、車で行くにはどうするの!?

と思ったら、平磯岬の海岸沿いをぐるっと回る道路「小樽港縦貫線」から、船浜町内へと行き来ができるんですね(小樽港縦貫線はその先で国道5号線と合流)。

もちろん、近隣の方にとっては当たり前のことで、地図を見ると分かるのですが、今回初めてその道路を歩いてきました。

その道路は短いのですが、勾配の標識がある坂道になってました。

小樽港縦貫線の国道5号線交差点に向かう車線から船浜町へ

小樽港縦貫線を小樽築港側から平磯岬の海岸沿いをぐるっと回って、その先の国道5号線交差点に向かうと、交差点手前で、船浜町内に降りていく道路がありますね。

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勾配11%の標識がありました。

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(振り返ってみたところ。下にも勾配11%の標識)
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下ると船浜町の住宅街になります。

ちなみに、ここの坂道を下ったところに、桜地下歩道があります。

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桜地下歩道は、船浜町側からはただのまっすぐな通路なのですが、その先で上り階段があって、国道の向こう側の桜町側に出るんですよね。なので、桜町側からは地下へ降りていくことになるわけです。

※小樽港縦貫線の国道5号線との交差点の手前を、船浜町に降りていく坂道。


船浜町から小樽港縦貫線の小樽築港方面の車線へ

船浜町内の住宅街の西端から、小樽港縦貫線の下をくぐって、ぐるりと小樽港縦貫線の小樽築港方面(ウイングベイ小樽の海側へ)の車線へ出る坂道もありました。

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こちらも勾配は11%ですね。

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(振り返ってみたところ。小樽港縦貫線の下をくぐってきてます)
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小樽築港方面の車線に出ます。

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通りの反対側は、先ほどの船浜町に降りる道路ですね。

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※船浜町から小樽港縦貫線の小樽築港方面に向かう車線に出る坂道。


おわりに

ということで、船浜町内と小樽港縦貫線を繋ぐ道路についてでしたが、船浜町は結構特殊な立地になってるんですね。

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※この時に海沿いの町・船浜町を歩いて、その様子を連載中の小樽チャンネルマガジン2020年8月号Vol.57に「船浜町を歩く」というタイトルで掲載させていただきました。今回はそのタイアップ記事といったところです。

※船浜町の位置。


※道路名「小樽港縦貫線」については、この道路の管轄が小樽市産業港湾部港湾室ということで、港湾室にて確認させていただきました。どうもありがとうございました。

【関連記事】
東小樽海水浴場とそのすぐ後ろに線路のある風景(2020年シーズンの東小樽海水浴場の開設は終了してます)
平磯岬をぐるっと回る道路からの海の見える風景

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2020年8月22日 (土)

平磯岬をぐるっと回る道路からの海の見える風景

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小樽築港駅から桜町や朝里方面に向かう際、国道5号線ではなくて、ウイングベイ小樽の海側から平磯岬の海岸沿いをぐるっと回っていく道路があります(写真は2020年7月撮影です)。

その先で国道5号線の交差点に至るこの道路の名称は「小樽港縦貫線」といいます。

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ちなみに、道路は平磯岬の高台を迂回するように通っていて、その高台の上には小樽市指定歴史的建造物で料亭・温泉旅館の鰊御殿・銀鱗荘が建っています。

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歩いてみると、比較的新しいこの道路は、平成16年7月に供用開始された道路だそうです。

で、あまりここを歩く人はいないかもしれませんが、ここが海も眺められて、なかなかいい眺めなんですよね。

ということで、今回は平磯岬をぐるっと回る道路からの風景です。

平磯岬をぐるっと回る道路からの風景

今回は、本当に平磯岬周辺の風景なんですが、まずは通りの左手の海に見えるのが、小樽港の南防波堤です。

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道路を先へ進むと、岬の突き出た部分からの眺めがなかなかいい感じなんですよね。

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すぐ下の海を見てみると、岩礁が見えますね。

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(振り返って小樽港・南防波堤方面)
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先に進みます。

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そして、平磯岬の先端も過ぎて進むと、東小樽海水浴場が見えてきます(東小樽海水浴場の開設は8月23日(日)まで)。

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途中で、海岸に降りる道があり、東小樽海水浴場へはここから行くことになります。

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そのまま小樽港縦貫線を進むと線路の上に架かる平磯橋を渡ります。

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この辺りが、海岸と線路と住宅が一度に眺められる、なんともいい風景で、これも小樽らしいですね。

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この角度はいい眺めですね〜

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その先で、今度は船浜町の町内へ降りていく道路があります(線路を挟んで海岸と反対側の船浜町の住宅街はここから降ります)。

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で、小樽港縦貫線は、その先で国道5号線に合流します。

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ということで、平磯岬をぐるっと回る道路からの海の見える風景でした。

※東小樽海水浴場は住所が船浜町になるのですが、実はこの時、海沿いの町・船浜町を歩いて、その様子を連載中の小樽チャンネルマガジン2020年8月号Vol.57に「船浜町を歩く」というタイトルで掲載させていただきました。今回はそのタイアップ記事といった感じでですね。

小樽市 :海水浴場オープン情報

※道路名「小樽港縦貫線」については、この道路の管轄が小樽市産業港湾部港湾室ということで、港湾室にて確認させていただきました。どうもありがとうございました。

※今回歩いたのは小樽港縦貫線のこの部分です。

【関連記事】
※以前もこの道路の記事を書いてました。
平磯岬の高台を迂回する道路を歩く〜この辺りが平磯岬の先端かな?

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2020年8月10日 (月)

幸会館の交差点から旧国道に出るバス停「幸入口」までのバス通り沿いの様子

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7月に中央バス「おたもい線」のバス停「おたもい入口」から「幸入口」まで、バス通りを歩いてきました。

前回投稿では、おたもい線のバス通りの幸小学校前の坂道を下っていき、外観が素敵な「幸会館」の建つ交差点まで歩いたので、今回はその交差点からです。

では、さっそく歩きますが、まず、バス通りはこの幸会館の交差点を右折します。

(バス通りは、写真先の幸会館の交差点を右折)
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で、道路はここからも下り坂になっているんですよね。

(まずは坂道がまっすぐ続いていて、なかなかいい眺め)
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ん?勾配の標識がありますね。勾配は9%です。

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少し下っていくと、次の「幸3丁目」のバス停があります。

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その先の交差点に、なんとも気になるお持ち帰り焼き鳥のお店がありますね。「焼太郎商店」というんですね。

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いや〜、食べてみたいです。

この交差点の一角には、旧まるせんストア跡に7月15日にオープンした「さいわいまるしぇ」の新しい建物が建っています。

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※「さいわいまるしぇ」については、こちらの記事をどうぞ:幸地区に「さいわいまるしぇ」が7月15日にオープン!!場所は旧まるせんストア跡

(交差点から下ってきた道を振り返って見たところ)
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さて、バス通りを下っていきますが、次の交差点まで、まっすぐな坂道が続きます。

(その交差点から振り返って見たところ)
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ところで、このバス通りは市道なのですが、市道名はというと、前回歩いた幸会館の交差点までは市道「幸大通線」で、今回の出発点となった交差点からここまでの下り坂は市道「幸10号線」というそうです。

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ただ、「幸10号線」はここまでで、次は「幸環状3号線」、その先で「常春園通線」、さらに「三ツ目川沿線」という市道が短い区間で連続して、そして、旧国道に出るのですが、う〜ん、思った以上に細かく分かれていました。

市道の名称については気になるところもあるのですが、ひとまず参考までに書き留めておきます。

さて、再び歩きますが、ここからバス通りは少し曲がりながら下っていきます。

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次のバス停が「幸2丁目」がありました。

(振り返って見たところ)
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(そういえば、道路表示には「幸線」とあるんですよね。これはどこの管轄による名称なのかな?)Otaru_20200720-153931

次のバス停が「幸2丁目中央」。

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下っていくと長橋なえぼ公園を案内する看板があって、その先に交差点があります。

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(振り返って見たところ)
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そして、その交差点の先で今回の終点となる「幸入口」のバス停があって、旧国道(長橋大通り)に出ました。

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(旧国道(長橋大通り)に出ました)
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(旧国道から。右に入ると今回歩いてきた通り)
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ということで、以上、幸会館の交差点から、旧国道に出るバス停「幸入口」までのバス通り沿いの様子でした。

結局、4回の投稿に渡った、今回の中央バス「おたもい線」のバス停「おたもい入口」から「幸入口」までのバス通り沿いの様子は、ひとまずこれで終了です。

※今回のおたもい線バス通り沿いの他の記事はこちら。
幸小学校前を通って幸会館までのバス通り沿いの様子
オタモイ入口から町内へと入っていくバス通り沿いの様子〜市道「オタモイ通線」を歩く
オタモイ1丁目から幸4丁目へと上る勾配13%の坂道


【補足】
そうそう、文中で出てきた「常春園通線」と「三ツ目川沿線」という市道名がどうにも気になるのですが、まず、かつてこの幸地区が住宅街として整備される前、今回歩いた通りの周辺には農地が広がり、果樹園や植林、鯉の養殖などが行われていたそうです。

で、その果樹園一帯を常春園と呼んでいたそうなんですね。

また、市道名「三ツ目川沿線」の三ツ目川についてですが、今回の「おたもい線」のバス通り近くの幸町内には、小さな川が流れているのですが、それが三ツ目川なんですね。

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市道名もちょっと興味深い名前がついてますね。

※市道と川の名称と位置については、小樽市建設部用地管理課にて確認させていただきました。毎回、個人のために対応していただき、どうもありがとうございます。この場を借りてお礼させていただきます(参考:小樽市 :市道に関することについて)。

※参考
・北海道新聞朝刊折り込み紙〈新ねっとわーく小樽〉No.39(2017年10月)「幸」
・オタモイ・幸地区の昔を中心とした郷土誌(小樽市立幸小学校1982/小樽市立幸小学校PTA文化部編)

※この記事で歩いたルートはこちら。

【関連記事】
幸地区に「さいわいまるしぇ」が7月15日にオープン!!場所は旧まるせんストア跡
長橋の旧国道(長橋大通)を歩く〜長橋さんぽ【まとめ記事】

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