旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂がテナントの入る施設として生まれ変わってオープン〜4月12日にオープニングイベント
旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂が2025年4月12日(土)、テナントの入る施設「旧カトリック住ノ江教会」として生まれ変わってオープンしました。
オープン日の4月12日には、オープニングイベントが10:30〜17:30で開催されました。運営はNPO法人小樽民家再生プロジェクです。
歴史ある建物がとても素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂は、人口減や信者の高齢化で維持費の負担が大きくなったために、2024年4月28日のミサ後に教会は閉鎖され、その後建物はNPO法人小樽民家再生プロジェクトが維持管理をしているんですよね。
ちなみに、NPO法人小樽民家再生プロジェクトは小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の管理・運営を行っています。
この住ノ江聖堂の建物は、もとは共成株式会社の社長を務めた佐々木精二氏の邸宅として1897年(明治30年)頃に建てられたものとのことで、木造平屋ですが真っ白な壁と八角形の洋間が印象的なとても趣きある建物です。その後、1949年(昭和24年)に教会として活用され、増改築されてきたそうです。
今回のオープンに際して、テナントとしては「ウスキ呉服店」(呉服店)と「住架(すみか)」(白樺細工と手作り雑貨)の2店舗が入っています。
加えて12日のオープニングイベントでは、聖堂ではジャズ演奏が行われたほか、ミニマルシェとして様々なお店が出店し、外ではモルック体験会が行われていて、キッチンカーも出てました。
小樽民家再生プロジェクトによる古民家相談会も行われていたようです。
旧カトリック住ノ江教会のテナントとして入った2店舗についてちょっと触れておきますね。
【ウスキ呉服店】
八角形の洋間にオープンしたのがウスキ呉服店で、この日は着物姿の方をはじめたくさんの方が訪れていました。
【店舗情報】(お店情報は2025年4月時点でのものです)
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水・木曜日(不定休・季節変動あり)
※ Instagram:ウスキミキ ウスキ呉服店2025.4.12OPEN(@usukimiki)
【住架(すみか)】
聖堂の正面に位置する場所にオープンしたのこちらのお店は、白樺細工と手作り雑貨のお店ということで、こちらもたくさんのお客さんが興味深そうに商品を見ていました。
【店舗情報】(お店情報は2025年4月時点でのものです)
営業時間:11:00〜17:00
営業日:土・日曜日
※ Instagram:住架+(@_sumica_otaru_)
旧カトリック住ノ江教会では、引き続き各テナント場集中で、旧聖堂はレンタルスペースとして今後は活用していくそうです。
建物すぐ横に駐車場(24台)があるので、車での訪問も大丈夫ですが、オープニングイベントでは満車が続いたようですね。
そうそう、旧住ノ江聖堂の隣には「群青」という古民家をリノベーションしたとっても素敵な雑貨店が2024年8月にオープンしてるので、雑貨好きの方は一緒に訪れるといいかもしれませんね。
ということで、旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂が4月12日(土)に、呉服店と雑貨店がテナントとして入る施設に生まれ変わってオープンしました。今後がさらにどんなお店が入るのか楽しみですね。
※旧カトリック住ノ江教会 2025.4.12 1st OPEN – NPO法人 小樽民家再生プロジェクト
※旧カトリック住ノ江教会 – NPO法人 小樽民家再生プロジェクト
※X(旧Twitter):NPO法人小樽民家再生プロジェクト(@MinkaNpo)
※関連ニュース
・旧カトリック住ノ江教会オープン 交流拠点に(小樽ジャーナル)
・旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂オープニングイベント(4/12) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2025年4月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
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・ニュースより/歴史ある建物も素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂が2024年4月28日で閉鎖
・白い壁が素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂(旧名称:カトリック住ノ江教会)
・住ノ江の古民家にできた「群青」という雑貨などを扱う素敵なお店
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