雑貨・食料品店

2024年12月 7日 (土)

住ノ江の古民家にできた「群青」という雑貨などを扱う素敵なお店

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住ノ江2丁目の静かな住宅街に「群青」という、古民家を活用したとても素敵な雑貨のお店ができています。

※訪れたのは2024年10月26日のことです。

場所は住吉神社の近くで、旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂(2024年4月に閉鎖)の隣になります。

建物の正面には立派な石垣があって、そこから建物に続く階段があるのですが、実は入口は山側(建物の裏側)のみからとなっていて、現在のところは正面からは入れないようです。

(こちらが建物山側の入り口)
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(海側の建物正面からは現在は入れませんが、将来的にはこちらからも入れるようになるそうです)
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いずれは建物の表と裏2ヶ所の玄関となるようです。

営業時間は11:00〜18:00で、金・土・日・月で営業しています。

オープンにあたって2020年から準備を進めていたそうで、この古民家は築100年を超えるとか。

この「群青」というお店は3つのスペースを時期をずらしてオープンしていて、第一弾として2024年8月8日にオープンしたのが、群青「藍 -ran-」です。

※撮影許可をいただきました。
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「藍 -ran-」について、以下はサイトからの引用です。

国内外を問わず集めた素晴らしい手仕事の品。
世界と日本の工芸と民芸。
全国から見つけた美味しいもの。
毎日使いたい日用品。
慈しんで使えるものを。
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なんだか素敵なもの、興味深いもの、気になるもの、美味しそうなものが色々あります。

隣の通路には「月草」という花屋さんが入っています。
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そして、第二弾として10月11日にオープンしたのが石蔵スペースの群青「蒼 -sou-」で、こちらはインテリアのコーナーとなっていて、家具、作家作品、コレクションが展示されています。

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石蔵倉庫内の雰囲気がいいですよね。

現在はここまでで、今後は第三弾として飲食店がオープン予定だそうで、ちなみにこれに合わせて、現在入店は山側(建物の裏側)のみからですが、建物正面(海側)玄関からも入店できるようになるようです。

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ということで、古民家をリノベーションした雑貨のお店「群青」が住ノ江にできてます(場所は旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂の隣です)。

とにかく建物がまずは趣あって、その古民家を内装をとっても素敵に復活させて活用していて、もう、店内を見て回っているだけで楽しかったです(あっ、買い物しなかったです。ごめんなさい…)。

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【店舗情報】(お店情報は2024年10月時点でのものです)
営業時間:金・土・日・月の11:00〜18:00
定休日:火・水・木
※駐車場は裏(山側)にあります(5台可)。

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※Instagram:群青 - 藍 ran(@gunjo_ran)
※Instagram:群青_花屋月草(@gunjo_tsukikusa)
※Facebook:群青 藍ran

※札幌に「FAbULOUS」という姉妹店があるんですね。
FAbULOUS | TOP
FAbULOUS | 小樽 群青

【関連記事】
「秋のもったいない市」が旧カトリック小樽教会住ノ江聖堂にて10月26日・27日の2日間で開催されています
ニュースより/歴史ある建物も素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂が2024年4月28日で閉鎖

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2024年12月 5日 (木)

ヨーロッパの木製玩具のお店「キンダーリープ」が都通り商店街に実店舗復活オープンしています

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ヨーロッパの木製玩具を中心に取り扱うおもちゃ屋さんの「ハンズ オン トーイ キンダーリープ」が2024年12月1日(日)、都通り商店街に復活オープンしています。

キンダーリープはメルヘン交差点のすぐ近くにあった住吉町の石蔵の店舗を2023年10月22日に閉店し、その後は移動販売車キンダーリープ号と通信販売を中心に営業していて、実店舗の営業はしていなかったんですよね。

このオープンの話題は、2024年11月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていたのですが、もともと根強い人気のあるお店だったので、実店舗の再開を望む声が多かったことから、今回の復活オープンとなったようです。

場所は都通り商店街内の旧モード洋装店の店舗跡なんですが、そういえば、8月から期間限定でここで何度か出店していたんですよね。

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今回のオープンに伴い、2024年12月1日(日)~8日(日)の期間はオープニングセールとして、2000円以上お買い上げで5%引きとなっているそうですよ。

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キンダーリープは、ウイングベイ小樽で2003年に開業し、2007年にメルヘン交差点近くの住吉町の店舗に移転し、その後、2023年10月にコロナ禍の影響もあって閉店していたのですが、やはり店舗の再開を望む声は多かったのですね。

道内外にとてもファンが多いお店なので、都通りの店舗はきやすいかもしれませんね。それに、中心街の活性化にも一役買いそうですね。

ということで、キンダーリープの新店舗が12月1日(日)に都通り商店街にオープンしています。

【店舗情報】(お店情報は2024年12月時点でのものです)
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週水曜日・木曜日(年末年始休業あり)
小樽・ヨーロッパ玩具のお店|Hands on Toy's キンダーリープ
※Facebook:キンダーリープ
※Instagram:キンダーリープ(@kinderlieb_insta)

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【関連記事】
ニュースより/ヨーロッパの木製玩具のお店「キンダーリープ」が10月22日で閉店して実店舗営業を終了
ヨーロッパ玩具のお店「キンダーリープ」が都通り商店街内で期間限定で出店しています(第1弾は8月15日まで)

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2024年7月22日 (月)

メルヘン交差点の歴史的建造物の旧戸出物産小樽支店(旧スーベニールオタルカン)にツルハドラッグが7月25日オープン

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観光客で賑わう堺町通り商店街のメルヘン交差点の一角に建つ、小樽市指定歴史的建造物の旧戸出(といで)物産小樽支店の建物に、新しく「ツルハドラッグ小樽堺町店」が7月25日(木)にオープンします。

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ここには以前、土産店の「スーベニールオタルカン」が入っていたのですが、2020年4月15日をもって閉店しています。

スーベニールオタルカン(1999年6月開業)は、世界各国のカレイドスコープ(万華鏡)ギャラリーがあって、小樽をはじめ北海道各地から集めた人気の銘菓や民芸品、雑貨等を扱うお土産店でした。

閉店直後は別の土産店が入る予定という報道もあったのですが、結局、そのままどこも入らないまま空き家の状態だったんですよね。

歴史的建造物ということもあって、活用されないのかと気になっていたんですが、ツルハが入るんですね。

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さらに、店頭の看板をよく見ると、2階には「鮮」という寿司屋が入るようですね。

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すいません、この「小樽寿司 鮮」というお店については、詳細は未確認なのですが、どうやら同じくメルヘン交差点のすぐ近くにあるお店が移転してくるようです。求人情報のサイトで募集がされていました。
※こちら:鮮 小樽本店のアルバイト・バイト求人情報|【タウンワーク】でバイトやパートのお仕事探し

団体予約の海鮮ランチ食堂といった形のお店のようです。

(現在の「鮮」)
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ちなみに、小樽市指定歴史的建造物の旧戸出物産小樽支店の建物は、大正15年(1926年)建築の木造一部レンガ造3階建で、左右非対称で、窓を含めた外観が可愛くて印象的な建物です。
※参照:小樽市指定歴史的建造物 第41号 旧戸出物産小樽支店 | 小樽市

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正面の建物に続いて、裏には大きなレンガ造3階建の倉庫が続いてます。

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ということで、小樽市指定歴史的建造物の旧戸出物産小樽支店(旧スーベニールオタルカン)の建物に、新しく「ツルハドラッグ小樽堺町店」がオープンします。

ドラッグストアではありますが、建物外観がそのままのようなので、ちょっと面白いドラッグストアですね。

ツルハドラッグ- For Your Smile ~ 健康で豊かな暮らしづくりのお手伝い -

【関連記事】
メルヘン交差点の一角に建つ小樽市指定歴史的建造物の旧戸出物産小樽支店
ニュースより/メルヘン交差点の歴史的建造物に入っていた土産店「スーベニールオタルカン」が4月15日をもって閉店
スーベニールオタルカン【閉店】/旧戸出物産小樽支店【追記あり】

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2024年3月27日 (水)

TSUTAYA跡に「サンドラッグ小樽稲穂店」が3月29日にオープン

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2024年1月31日をもって閉店したTSUTAYA(ツタヤ)小樽店跡に、「サンドラッグ小樽稲穂店」が3月29日(金)にオープンします。

場所は国道5号線の稲北十字街の近くにある、業務スーパーや100円ショップの「Seria(セリア)」が入るビル(いなきたビル)で、建物には現在、オープンを知らせる看板が大きく掲げられています。

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TSUTAYA小樽店閉店後、サンドラッグが入るという情報は各所からいただき、ニュースにもなって、ブログのTSUTAYAの閉店記事にもその旨を追記させていただいていたのですが、その後が早くに決まってよかったですね。
TSUTAYA(ツタヤ)小樽店が2024年1月31日(水)をもって閉店【追記:店舗跡はサンドラッグ】

営業時間は9時〜21時とのことです。
※参照:小樽稲穂店(サンドラッグ)

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これで、ここいなきたビルにはスーパーと100円ショップに加えてドラッグストアが入る、とても便利なビルになりましたね。

ちなみに、サンドラッグは市内では「小樽南店」(コープさっぽろ小樽南店内)があります。

サンドラッグ

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2023年12月16日 (土)

中央市場で可愛いお店「まんなか雑貨店」が12月14日〜16日の3日間限定でプレオープン

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小樽中央市場で「まんなか雑貨店」が2023年12月14日(木)〜16日(土)の3日間限定でプレオープン中です。

場所は中央市場第2棟で、営業時間は11:00~16:00です。

ちょっとだけのぞいてきたのですが、可愛い小さな店内にはアクセサリーなどの小物、雑貨類、お菓子、ドライフラワーなどが並んでいました。

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このまんなか雑貨店は、10月に3回目の開催があった「OTARU PRODUCT vol.3〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜」の参加メンバー中心に始動したそうです。

お菓子とかアクセサリー、飾り物など、衣食住の脇役にされがちなものを暮らしのまんなかにしていこう”がモットーのお店とのことで、いろんな作家さんたちの作品が集まっているんですね。

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今回はプレオープンで、“小樽の中央市場のまんなか日に開く雑貨屋”ということで、今後の予定として、次回は来年(2024年)3月に中央市場で、やっぱり月のまんなかの3月14日(木)・15日(金)・16日(土)に開催するそうです。

その後も中央市場で、月一で定期的に開店する予定とのことですよ。

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今回の開催期間は、ちょうど中央市場の歳末感謝祭第1弾の売り出し期間とも重なっていて(12月11日~16日)、市場内はとっても賑わっていて、活気がありました。

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ということで、中央市場で「まんなか雑貨店」がオープンしています。今回の期間はこの投稿をしている時点で、残すところ最終日の12月16日(土)のみですので、気になっている方はお忘れなく。

※Instagram:まんなか雑貨店(@mannakazakkaten)
※X(旧Twitter):まんなか雑貨店(@mannakazakkaten)

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小樽中央市場 公式HP

※中央市場の第2棟とは、隣り合う薄い緑色の建物の海側の棟です。

【関連記事】
OTARU PRODUCT vol.3〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜ギャラリー「スペースアルト」で10月19日~21日の3日間で開催

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2023年9月23日 (土)

大八栗原蒲鉾小樽都通店が9月2日にオープンしてます(すいません、まだ買いに行ってません…)

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大八栗原蒲鉾小樽都通店が、2023年9月2日(土)にオープンしてます。

このブログでもオープンのお知らせを掲載しましたが、蒲鉾の栗原といえば、やはり小樽の老舗の人気蒲鉾店ということで、オープンを喜ぶ声も多いですね。

で、すいません、まだお店に買いに行ってないのですが、せっかくなのでオープンしたお店だけでも掲載しますね。

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のれんがかかっていて、シンプルな店舗です。

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大八栗原蒲鉾店は、入船の国道5号線沿いに本店を構える、大正3年創業の小樽の老舗の蒲鉾店で、小樽市民にはおなじみの人気の蒲鉾屋さんですよね。

新しくできたこちらの店舗は気軽に立ち寄れそうなので、今度買いにいってみようと思います。

※営業時間は9:30〜17:30となっています(お店情報は2023年9月時点でのものです)。
【小樽都通店】9月2日オープンのお知らせ | 店舗案内,ニュース | 大八栗原蒲鉾店

小樽名物 大八栗原蒲鉾店 | 小樽観光のお土産に | かまぼこ販売店

【関連記事】
大八栗原蒲鉾店が小樽都通り店(仮)を2023年9月上旬にオープン予定

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2023年6月 6日 (火)

歴史的建造物の旧小堀商店にテイクアウト専門の焼き菓子とドリンクの店「山ノ上の坂 STAND&BAKE」がオープンしてます(まだ買いにいってませんが…)

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住吉町の臨港線から上ってくる、山ノ上の坂とも呼ばれる坂道の途中に、とても重厚な外観の小樽市指定歴史的建造物でもある旧小堀商店が建っています。

この旧小堀商店の1階部分に、テイクアウト専門の焼き菓子とドリンクのお店「山ノ上の坂 STAND&BAKE」が新しくオープンしています。

(1階左に店舗)
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私はまだ買いにいってないのですが、山ノ上の坂 STAND&BAKEは「体に美味しいドリンクと量り売り焼き菓子のお店」ということで、2023年4月29日にプレオープン、5月24日にグランドオープンしたんですね。

このお店を運営するのは、若松町にある同じく小樽市指定歴史的建造物の旧岡川薬局を活用した「CafeWhite(カフェホワイト)」を運営するN合同会社で、この山ノ上の坂 STAND&BAKEはそのCafeWhiteの2号店(姉妹店)としてオープンしてます(「CafeWhite 住吉店」という表記もありました)。

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CafeWhiteもおしゃれで人気のお店ですので、こちらのお店もとても気になります。テイクアウトのお店ということなので、そのうち買いに行ってみようと思います。

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お店の情報は、Instagramで確認できるようです。
※Instagram:山ノ上の坂 STAND&BAKE(@yamanouenosaka.stb)

※お店のサイト:山ノ上の坂 STAND&BAKE/(旧)小堀商店

【店舗情報】(お店情報は2023年5月時点でのものです)
営業時間:11:30〜15:00
定休日:月・火曜日
※店舗前に駐車場はなくて、坂の少し上(お好焼き屋翌檜の2軒下)に専用駐車場(3台分)が確保されているので、路上駐車をしませんようにとのことです。
※食べログ情報:山ノ上の坂 STAND&BAKE
※こちらはFacebookページ:Facebook

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CafeWhite - (旧)岡川薬局
N合同会社| N-LLC. Ksuke FUKUSHIMA – 小樽を拠点に、空間演出やデザイン一般と不動産利活用を行う会社です。

【補足】山ノ上の坂と旧小堀商店について

ここで、山ノ上の坂と旧小堀商店についてちょっと補足しますね。

まず、今回オープンした山ノ上の坂 STAND&BAKEの店名にもなっている、お店の前の坂道「山ノ上の坂」についてです。

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臨港線のラーメン店初代のあるところから、住吉町の高台へと上るのが「山ノ上の坂」と呼ばれる坂道なのですが、かつてこの高台のあたり一帯は山ノ上町という町名だったんですよね。

その山ノ上町を上っていく坂道だから、山ノ上の坂という名前が付いたんですね。

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山ノ上町は明治3年(1870年)に開拓使により付けられた最初の8つの町名のうちのひとつで、昭和42年(1967年)の町名改正でなくなってます。

ちなみに、最初の8つの町名とは、山ノ上・信香・信香裡・勝納・金曇・芝居・土場・新地で、このうち勝納、信香は現在も残ってますね。

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そして、山ノ上の坂の途中に建つ小樽市指定歴史的建造物の旧小堀商店についてですが、建築年は昭和7年(1932年)とされてますが、それ以前から建っていた可能性もあるそうです。

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とても重厚な外観の建物ですが、小樽市HPから建物概要について引用させてもらいます。

この建物は、小堀商店の店舗として、市内では古くから市街地が形成された山ノ上町(現在の住吉町)に建てられました。
外壁は木造に鉄網を張り、モルタルを厚く塗った木骨鉄網コンクリート造と呼ばれる堅牢な造りで、黒壁が一層重厚さを感じさせます。
防火シャッターや二重窓、全館にスチーム暖房を備え、当時の優れた設備を整えていました。母屋の背面には漆喰塗りの蔵が付属しています。
なお創建は昭和7年以前の可能性もあります。
小樽市指定歴史的建造物 第72号 旧小堀商店 | 小樽市

小樽市指定歴史的建造物の案内板
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この建物は繊維卸業の小堀商店が営業していた後、朝日商事会社、そして、丸イ伊藤染舗(旗イトウ製作所)へと所有が移り変わり、一時期は「北海道職人義塾大學校」としても使われていました。その後、建物は今回の運営元の系列会社の福島工務店が取得しています。

※参照
・「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」(高橋悦郎/市立小樽図書館所蔵)
おたる坂まち散歩 山ノ上の坂 前編  安政の坂道 | 小樽市
おたる坂まち散歩 山ノ上の坂 後編 旧小堀商店 | 小樽市
FAQ:Q1.「ここは元々どんな建物だったのですか?」(Instagramより)
【月刊小樽自身2023年5月号】小樽に新オープン!おしゃれで美味しいアノお店 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
旧小堀商店〜住吉町の山ノ上の坂の途中に建つ、黒壁が重厚な小樽市指定歴史的建造物
あれ!?住吉町の歴史的建造物「旧小堀商店」の外壁が塗り直されてる!?
臨港線と住吉町の高台を結ぶ「山ノ上の坂」〜ここはかつて山ノ上町でした

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2022年10月 2日 (日)

都通りの「December3」(ディッセンバー3)が同じ都通り内に10月4日移転オープン〜旧店舗は歴史的建造物「旧丸ヨ白方支店」【追記あり】

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都通り内にある、エスニック輸入雑貨のセレクトショップ「December3」(ディッセンバー3 小樽本店)が移転するという話題はこのブログでも取り上げましが、移転先は、同じ都通り内のすぐ近くで、10月4日(火)オープンとのことです。

※移転についての記事:都通りの「December3」(ディッセンバー3 小樽本店)が9月末まで移転セール中〜建物は小樽市指定歴史的建造物「旧丸ヨ白方支店」

都通りの長崎屋の裏からの通り沿いで、靴のハッシュパピー小樽店の隣です。

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このブログで移転についての記事を書いた時点では、移転先はまだ決まってないようでしたが、都通り内での移転となったのですね。

移転セール中だった元の店舗には、「ディッセンバー3 小樽本店」は9月30日で移転、との張り紙があって、すでに閉まってます。

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ちなみに、元の店舗の張り紙には、10月4日オープンの都通り内の移転先は「Dec3 都通り店」という名称で、衣料(服飾雑貨中心)を扱うようで、それに加えて、11月に家具雑貨を扱う「Dec3 運河通り店」がオープンするようです。場所は色内大通りですね。

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店舗を扱う商品によって、2つに分けるんですね。

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ところで、気になるのは、都通りの元の店舗ですが、この建物は小樽市指定歴史的建造物の「旧丸ヨ白方支店」の建物なんですよね。

案内板が横に立っていて、この建物は明治末期〜昭和6年の建築で、積丹郡余別村(現積丹町)で創業した酒醸造店「丸ヨ白方」の支店として建てられたもので、洋風でモダンな木造の店舗兼住宅と、それに続いて奥には木骨石造の倉庫が建っています。
※参照:小樽市指定歴史的建造物 第81号 旧丸ヨ白方支店 | 小樽市

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ディッセンバー3は、すでに移転してしまったのですが、残ったこの建物はどうなるのかも、とても気になっています。

ということで、都通りの「December3」が都通り内で移転して、10月4日からオープンします。

※新店舗の画像追記します(追記 2022.11.14)。
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december3(@december3ot) • Instagram
ミセスファッション、アジアンファッションと輸入雑貨の【ディッセンバー3】

小樽都通り商店街HP 【公式】

【関連記事】
都通りの「December3」(ディッセンバー3 小樽本店)が9月末まで移転セール中〜建物は小樽市指定歴史的建造物「旧丸ヨ白方支店」
都通りの輸入雑貨店「December3」は、小樽市指定歴史的建造物の「旧丸ヨ白方支店」
平成26年度「小樽市指定歴史的建造物」に新たに2棟追加されました〜旧前堀商店・旧丸ヨ白方支店
旧 白方商店(現 December3)

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2022年9月26日 (月)

ミツウマグッズ専門店「ミツウマストア」がウイングベイ小樽にオープンしてます

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長靴などのゴム製品の小樽の老舗メーカー「ミツウマ」といえば、3頭の馬の顔が並ぶマークがおなじみですよね。

そのトレードマークを使った衣料品やグッズを販売する初の専門店「ミツウマストア」が、2022年9月23日にウイングベイ小樽内にオープンしてます。

新聞折込チラシが入っていましたが、オープンのニュースは2022年9月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていました。

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場所はウイングベイ小樽2番街2階、靴のABCマートの向かいになります。実は、私もお店を見たのですが、すいません、まだ店内に入って買い物はしてません。

ニュースによると、若鶏半身揚げでおなじみの「なると」を運営するエフビーシーホールディングスが、ミツウマとライセンス契約を結び、デザイン会社などを傘下に持つ同社が、商品の製造・販売を行うそうです。

3頭の馬を描いたTシャツやクリアファイル、シールなどを「ミツウマ」のブランドで販売し、今後は扱う商品を増やして行く予定とのこと。

それらの商品は、エフビーシーホールディングスがオンラインでも販売予定で、ミツウマは自社の長靴を扱う靴店などにも卸すそうですよ。

実はすでに、ミツウマのトレードマークを使った衣料品などのグッズは、ライセンス契約を結んだ札幌の企業が2019年から製作していて、小樽市内ではJeans Shop LOKKI​や小樽百貨UNGA↑​、小樽天狗山ロープウェイ、奥野商店(堺町通り)といった店舗で扱っています。
ミツウマ オーセンティック

ここに新たに、エフビーシーホールディングスが参入したということなんですね。

小樽市民には本当におなじみのメーカー、そしてマークで、この印象的なマークが衣料品やグッズについていると、特に小樽市民だと、“あっ!!”って目に止まりますよね。

そのマークのついたグッズって、私もちょっと欲しかったりして、気になってます。

株式会社ミツウマ
ウイングベイ小樽TOP
(株)FBC Holdings

【関連記事】
長靴でおなじみの小樽の老舗「ミツウマ」がガレージセールを開催したので行ってきました!!長靴はすでに完売してました
新南樽市場内にある小樽で唯一のミツウマ長靴専門店「ながぐつ屋」
花園公園通りのミツウマアーチ改修工事が終了して復活しています

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2022年5月12日 (木)

小樽運河の海側の道路沿いに24時間営業の半額専門店「TOAmart(トーアマート)小樽運河店」がオープンしてます〜建物は歴史的建造物の旧篠田倉庫【追記:時短営業実施中】

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小樽運河の一本海側の道路(小樽港縦貫線)沿いに、半額専門店「TOAmart(トーアマート)小樽運河店」(港町)が2022年4月25日にオープンしてます。なんと24時間営業だそうです。

※時期は未確認ですが時短営業実施中です(追記:2023.4.29)。
営業時間:9:00〜22:00

場所は、小樽ビール小樽倉庫No.1の隣のレンガの建物になります。

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周辺の石造倉庫などの建物に対して、レンガの壁が目に留まるこの建物は、大正14年(1925年)建築の、小樽市指定歴史的建造物でもある旧篠田倉庫なんですよね。
※参照:小樽市指定歴史的建造物 第63号 旧篠田倉庫 | 小樽市

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以前は、外国人観光客向けの大型レストランが入っていたこともあったのですが、その後、ひっそりとなってしまい、どうなっているのか気になっていたんです。

TOAmart(トーアマート)は、東亜産業が展開する24時間営業の半額専門店ということで、問屋を介さず直接仕入れをすることで、低価格を実現しているそうです。現在、かなりの勢いで全国の店舗を拡大中のようですね。

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お店は現在は1階のみの営業のようで、店内には、食料品中心に商品が並んでいました。また、店内にはテイクアウトができるフードカウンターもありましたよ。

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店の道路と反対側は運河に面しているのですが、店内奥から運河沿いに出ることができ、お店の方に、外に出て写真撮影をしていいか尋ねたところ、OKとのことでした。

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普段とは違う運河の風景ですね。

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お店の駐車場は、店舗の隣にありました。
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ちょっと心配なのが、GWには小樽も観光客がだいぶ戻ってきたようですが、といってこの場所は観光のメイン通りではないですし、もともと市民もあまり通らないところなんですよね。

24時間営業というのも、なかなか思い切った出店と思ったのですが、せっかく歴史的建造物を活用した店舗ということで、賑わうといいですね。

 《追記》
2022年6月8日に、2階にカフェがオープンしてます。
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ソフトドリンクやケーキなどはもちろん、ビールやフードメニューもあるようで、私もちょっとだけ覗いてきたのですが(すいません、飲食はまだしてません)、もともと歴史的建造物ですから、とっても歴史を感じさせる空間の中、ゆったりとくつろげそうでしたので、今度行ってみようかな(追記2022.9.13)

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※食べログ情報:TOAmart 小樽運河店

TOAmart

※小樽市指定歴史的建造物の旧篠田倉庫について。

本倉庫は小樽運河の海側に建ち、連続した倉庫群を形成する主要な建造物です。
煉瓦の壁は、周辺の石やコンクリート壁に対して景観のポイントになっています。
構造は、内部の柱や梁を木で組み立て、外壁に煉瓦を積み立てる「木骨煉瓦造」で、小樽の同規模の倉庫では数少ない事例です。
運河沿いの壁は、平成8年の改修工事で新しい煉瓦に取り替えられていますが、古い色合いになるよう工夫が施されています。
小樽市指定歴史的建造物 第63号 旧篠田倉庫 | 小樽市

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《追記》
いつからかは未確認ですが時短営業実施中です。
営業時間:9:00〜22:00
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【関連記事】
※旧篠田倉庫の過去の店舗の記事です。
小樽運河海側に建つ歴史的建造物「旧篠田倉庫」に大型レストランがオープン〜小樽運河周辺に免税店が増えてきてます

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