春の訪れを告げる雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年(2025年)も小樽市総合博物館本館近くの崖に出現してます
春の訪れを告げる雪解け時期限定の「御膳水の滝」が、今年も小樽市総合博物館本館近くのいつもの手宮公園下の崖に出現しています(写真は2025年3月25日撮影)。
春に向かって気温が上昇してきて雪解けが始まると、この「御膳水の滝」が出現するので、この時期の風物詩ともいえますね。
この小さな滝は、手宮公園下の崖から高島・祝津方面に抜ける道道454号小樽海岸公園線の道路脇に流れ落ちています。
小樽も3月下旬に入って、ここ数日は気温もぐっと上がって、雪解けが一気に進んでいるんですよね。そのせいか、この日の御膳水の滝の流れ落ちる水量も多いようでした。
御膳水の滝の出現については、小樽市総合博物館がSNSで報告してくれているので、毎年この時期、そろそろかな〜と小樽市総合博物館のSNSをチェックさせてもらっているんですよね。
※ Facebook:小樽市総合博物館
で、先日、3月22日に御膳水の滝の流れを確認したという投稿があったので、早速私も見に行ってきたというわけで、本当にいつも小樽市総合博物館にはお世話になっております(それ以外も色々と)。
小樽市総合博物館の投稿によると、実はこの日以前にも流れを確認できていたものの、その後雪解けが進まずに流れが途絶えてしまったそうですが、今回はこのまま雪解けが終わるまで滝は流れ続けそうですね。
この御膳水の滝についてですが、水が流れ落ちてくるその上流部に“御膳水”と呼ばれる泉があり、そこから雪解け時にあふれた水が流れ落ちているそうで、その名称は明治14年(1881年)に明治天皇が小樽を訪れた際にこの水を献上したため、と伝えられています(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。
この御膳水の滝は、例年ですと雪解けが始まるこの3月中旬から4月上旬にかけて見ることができますが、雪解けが終わると滝はなくなります。
※動画も少し撮ってきました。
ということで、今年も期間限定の御膳水の滝が現れています。
雪解けが進んで小樽ももうすぐ春なんですね。
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※昨年の記事です。
・雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年(2024年)も小樽市総合博物館本館近くの崖に出現してます
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