
第3回小樽水産加工グランプリが、平成30年8月22日(水)にグランドパーク小樽を会場に開催されました。
実は一般公募の審査員として、その第3回小樽水産加工グランプリに参加してきました!!
ところで、この小樽水産加工グランプリってご存知ですか?
まだ3回目ということで、あまり知られていないかもしれませんね。
ということで、今回は、審査員として参加してきた小樽水産加工グランプリの当日の様子に加えて、せっかく水産加工業も盛んで美味しい水産加工品もたくさんある小樽ですから、“小樽水産加工グランプリ”という取り組みについてもちょっと紹介してみようと思います。

小樽水産加工グランプリとは?
海の幸が豊富な小樽には、ニシンの加工など、古くから水産加工業が盛んで、今でも老舗があるカマボコをはじめ、飯寿司、数の子、たらこ、甘露煮などの水産加工品が、市民に親しまれているほか、全国にも流通しています。
そして、今回の小樽水産加工グランプリについてですが、小樽市HP内から引用させていただきます。
「小樽水産加工グランプリ」とは、小樽で製造されている水産加工品の魅力を広くアピールするとともに、ブランド化及び消費拡大を図ることを目的に、優れた水産加工品に表彰を行う取組です。
小樽市や市内水産加工業者などで構成する「小樽水産加工品ブランド推進委員会」が開催し、ここで高い評価を得た商品については、小樽を代表する水産加工品として、ホームページ上で情報発信するとともに、販路拡大の取組に対し支援を行います。
小樽市 :小樽市の水産加工
ということで、主催は小樽水産加工品ブランド推進委員会です。
以前、後志管内において「後志水産加工品ブランド品評会」というのがあって(平成22年度と平成24年度に開催)、これが前身となっているようで、その後、平成26年度に対象を小樽市内の水産加工業者に限定し、第1回小樽水産加工グランプリが開催されています。
第2回が平成28年度に開催され、そして今回、第3回が平成30年度に開催されたというわけですね。
※参照:小樽市 :小樽市の水産加工
小樽水産加工グランプリはどうように実施されるの?
小樽水産加工グランプリがどうように実施されているかというと、まずは、出品商品の応募を市内水産加工業者から6月25日〜7月20日の期間で募集していました。
そして、応募のあった出品商品に対して、市民や専門家、販売業者等による審査員たちの試食などによる審査を行って、「金賞」「銀賞」「銅賞」を各1品ずつ決定するのですが、その審査が、8月22日(水)にグランドパーク小樽で行われた、というわけです。

ところで、どうやって私が審査員に選ばれたかというと、一般審査員を募集していたんです(確か、小樽市のFacebookページ「Otaru City,Hokkaido - ホーム」で目にしたんです)。
募集は抽選ではなくて選考で、応募のための申込書には、応募理由と自己PR欄がありました。そして、もちろん、そこに色々と書かせていただいて、幸運にも審査員に選んでいただいたというわけです。
※上記の出品募集と審査員募集については、小樽市HP上に記載されていました。
・小樽市 :第3回水産加工グランプリ
(グランドパーク小樽はウイングベイ小樽直結です)

第3回小樽水産加工グランプリの様子
それでは、8月22日(水)にグランドパーク小樽で開催された、第3回小樽水産加工グランプリの様子です。
この日は、午前中に専門家や販売業者さんら12名による審査が行われて、午後に私が参加した消費者視点の一般審査員10名による審査が行われました。ちなみに、そのうち、公募による審査員は私を含めて3名だけだったので、狭き門に選んでいただいたのですね。よかった。
会場はホテルの一室です。あっ、テレビ局も来てましたよ。

今回の出品は9社12品。

これらの商品全てを実際に見て、試食した上で、味や外観、ネーミング、さらには価格などの市場性について審査していきます。一般審査員としては、やはり消費者視点から買ってみたい商品、という点が大事とのことでした。
審査にあたっては、商品情報か詳しく書かれた審査シートが商品ごとに用意され、そこに項目ごとの採点と商品に対するコメントを記入していきます。
市の関わる公式の審査会というのもあって、審査はとても厳粛な雰囲気で進み、私も最初はちょっと緊張気味でしたが、よく考えたら12品を試食して審査しないといけないので、気持ちを入れ替え、気合を入れて審査に臨みました!
出品商品は、パッケージ見本があって、その横に試食用に小皿に取り分けた商品が並び、それらをとって食べて審査を進めていきます。
審査会は午後1時30分からで、説明の後に実際の試食審査が始まり、全審査が終了したのが15時頃でした。
第3回小樽水産加工グランプリ出品商品
それではここで、第3回小樽水産加工グランプリ出品商品リスト(9社12品)を掲載しますね。
1.春告巻(株式会社大八栗原蒲鉾店)


2.北海道いわしのハーブマリネ(株式会社NSニッセイ)


3.小樽産たこのやわらか煮(八丸堀内水産食品株式会社)


4.さくら鱒とば(株式会社飯坂冨士商店)


5.小樽の小鍋(3種)(株式会社小樽海洋水産)


6.王様のうに(佃煮)(有限会社入久三浦水産)


7.小樽産帆立稚貝の小樽焼帆立貝(有限会社ツクナカ)


8.丸干し赤がれい(株式会社飯坂冨士商店)


9.わらずか焼き(ニコー食品株式会社)


10.北海道産帆立バター焼き(株式会社小樽海洋水産)


11.海鮮ぶっかけ丼(6種)(株式会社小樽海洋水産)

(ご飯は主催者側が準備)

12.やわらかホタテ燻製(有限会社丸藤水産)


おわりに
いや〜、なかなか面白く貴重な経験をさせていただきました。
さて、どの商品が金賞を受賞するでしょうかね。審査結果は、8月末になるそうなので、発表されたら、また当ブログでも紹介しようと思います。
ちなみに、第1回小樽水産加工グランプリの金賞は「復古版宗八入角焼」(株式会社大八栗原蒲鉾店)(※参照:小樽市 :小樽水産加工グランプリ)、第2回小樽水産加工グランプリの金賞は「小樽産蟹おこわプレミアム」(株式会社カネダ海洋食品)(※参照:小樽市 :第2回水産加工グランプリ結果)でした。
ということで、第3回小樽水産加工グランプリについてでしたが、小樽は水産加工品も美味しいものがたくさんあります!!
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