海上自衛隊余市防備隊のミサイル艇「くまたか」船内見学の様子〜小樽市制100周年記念・港湾関係機関船舶一般公開より(8月28日)
小樽港にて2022年8月28日(日)、港湾関係機関の船舶の一般公開が小樽市制100周年記念の行事として行われ、その様子はこちらの記事で紹介しました。
※小樽市制100周年記念で港湾関係船舶の一般公開があったので見に行ってきました(8月28日)
参加船舶は、水産庁の漁業取締船「白竜丸」、小樽海上保安部の巡視船「えさん」、海上自衛隊余市防備隊のミサイル艇「くまたか」、小樽市のひき船(タグボート)「たていわ丸」、小樽開建の港湾業務艇「みずなぎ」の5隻でした。
めったにない機会なので、私も見に行ったのですが、その様子は上記記事を参照していただくとして、その際に白竜丸とくまたかの船内を見学することができました(見学は10時〜15時までで、行ったのが遅かったために、船内見学をできたのはこの2隻のみでした)。
で、まだ掲載していない船内見学時の写真があるので、ここでは海上自衛隊余市防備隊のミサイル艇「くまたか」の写真を掲載したいと思います。
※白竜丸の船内見学の様子はこちら:水産庁の漁業取締船「白竜丸」船内見学の様子
海上自衛隊余市防備隊のミサイル艇「くまたか」船内見学
くまたかは、今回は第2号ふ頭に入ってすぐの場所に停泊していたのですが、第2号ふ頭は普段は立ち入ることができないので、ふ頭に入ること自体が貴重でした。
海上自衛隊余市防備隊 ミサイル艇「くまたか」
全長50m、総トン数200トン
ミサイル艇は、機動性、即応性及び打撃力に優れた小型高速艇とのことで、船内見学には行列ができていたのですが、数名のグループごとで、案内をしてもらいながらの見学となっていました。
それでは、以下に船内写真を掲載します。
※装備等についてはパンフレットより。
チャフロケットシステム
これを発射すると、アルミ箔のようなも出て、敵レーダーによる探知を妨害するそうです。
艦対艦ミサイル(SSM装置)。中にミサイルが入っているとか。
ウォータージェット推進装置
スクリューではなくて、船底から大量の海水を吸い込み、船尾のダクトから一挙に噴き出すことで推進力とする方法とのこと。
おわりに
いや〜、小型といえど、装備はすごいですね。そして、こういった船と乗組員の皆さんが、日本の海を守ってくれているのですね。貴重な体験でした。
ということで、2022年8月28日(日)に開催された、小樽市制100周年記念の港湾関係機関船舶一般公開時の、海上自衛隊余市防備隊のミサイル艇「くまたか」船内見学の様子でした。
※2022小樽市制100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開 | 小樽市
※参考
・2022小樽市制100周年記念 港湾関係機関船舶一般公開(8/28 小樽港第2号ふ頭岸壁・3号ふ頭岸壁)その2 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・小樽市制100周年記念 港湾関係船舶一般公開(小樽ジャーナル)
・2022年8月23日・29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
【関連記事】
※今回の港湾関係船舶一般公開の記事。
・小樽市制100周年記念で港湾関係船舶の一般公開があったので見に行ってきました(8月28日)
※過去の港湾関係船舶関連の記事。
・小樽港開港120周年記念で官公庁船舶5隻が一度に第3ふ頭で一般公開されたので見に行ってきました
・第1管区海上保安本部(小樽)の総合訓練を巡視船「そうや」に乗って見学してきました(平成30年度)
・【動画】第1管区海上保安本部(小樽)の総合訓練(平成30年度)の様子をちょっとだけ
・小樽港の第2号ふ頭に巡視船「えさん」が停泊していた
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