小樽の坂

2024年10月 2日 (水)

かもめヶ丘団地へと向かうバス通りの坂道の様子〜上り勾配11%、下り勾配8%の標識

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かもめヶ丘団地行きのバス路線・赤岩線は、赤岩の町内を通ってかもめが丘公園横の交差点を過ぎ、高島小学校のグラウンドと校門前を過ぎたところで左へと大きく曲がります(最後に地図を掲載しますね)。

左に曲がったバス通りは、今度は右に曲がりながら上り坂となります(写真は2024年7月21日撮影)。

(高島小学校のグラウンドと校門前)
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(バス通りは左折)
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ここには勾配11%の標識があります。
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ということで、今回はかもめヶ丘団地へと向かうバス通りの坂道の様子です。

しばしまっすぐと続く上り坂ですが、この区間では民家はぱたりと見当たらなくなります。

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少しずつ高台へと上っているので、右手の下には高島の住宅が木々の間から見えます。Otaru_20240721-155154

まっすぐの坂道は、その先で左に曲がっていきます。

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(振り返ってみたところ)
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(左に曲がって、またしばしまっすぐ上ります)
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更に上っていくと、前方の視界が開けて、住宅がまた立ち並び始めます。

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(ここの下りにも勾配11%の標識がありました)
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坂を上ったところにバス停「団地中央」があります。

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この右手に奥にかもめヶ丘団地(市営住宅祝津住宅)が見えてきます。

上ってきた坂道は、右に曲がりながら今度は下り坂になります。

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あっ、バスが来た。
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右手に何棟もあるかもめヶ丘団地を見ながら、まっすぐな下り坂が続きます。

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バス通りとしてはこの先が終点のバス停「かもめヶ丘団地」になります。Otaru_20240721-160237

ここには勾配8%の標識がありました。
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ということで、かもめヶ丘団地へと向かうバス通りの、上り勾配11%と下り勾配8%の坂道の様子でした。

【補足】
ところで、かもめヶ丘団地という名称は市による公式の名称ではないんですね。市での名称は市営住宅祝津住宅になるんですね。
市営住宅祝津住宅 | 小樽市

かもめヶ丘団地という名称がいつ、どうやってついたのかは分からないのですが、昭和55年度から計画されたここの団地計画を「かもめが丘タウン(祝津団地)」と呼んでいたようです(※参照:「小樽市史」第9巻第39章住宅 第二節公営住宅)。

“かもめヶ丘”という愛称がどうやってついたのか、ちょっと気になりますね。

※市営住宅祝津住宅については、小樽市建設部建築住宅課にて確認させていただきました。どうもありがとうございました。

【関連記事】
「かもめが丘公園」(児童公園No.24)〜高島小学校のグラウンド沿いの細長い公園:

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2024年8月22日 (木)

最上橋〜からまつ公園〜バス路線・最上線の終点「最上町」までの坂道の様子

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最上町内の坂道を上っていくバス路線「最上線」のバス通りは、そのまま山を越えて塩谷方面まで通じている道道956号小樽環状線でもあります。

少し前の6月に、その最上町内を上っていくバス通りを終点のバス停「最上町」まで歩いてきたんですが、ここでそのうちの最上橋からからまつ公園、そして終点のバス停「最上町」までの坂道の様子をお伝えしようと思います。

最上橋の手前の交差点からトンネル工事現場

最上町内の最上線のバス通りを上っていき、小樽市葬斎場と中央墓地への入り口を過ぎると信号のある交差点があります。

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道道でもあるバス通りは交差点を右斜め前方に進むのですが、この交差点を過ぎてすぐある赤い欄干の小さな橋が最上橋です。

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最上橋の下を流れているのは於古発川(おこばちがわ)ですね。

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ちなみに、交差点の手前には「最上橋」というバス停もあります。

(こちらは交差点手前)
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坂道を歩く前に、この交差点からの眺めがいいので、せっかくなので掲載しますね。

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遠くに海が見えて、いい眺めです。

さて、ここからバス通りの坂道を上っていきますが、最上橋を過ぎて道路は左に右にと曲がりながら上っていくのですが、その右手に何やら周辺一帯の土地を切り開いたような工事現場が見えてきます。

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ここはトンネル工事現場で、現在、最上と塩谷間を繋ぐ小樽環状線に新しいルートを作っていて、そのためのトンネル工事なんですね。名称は「最上トンネル」とのことです。
※詳しくはこちらの記事で:最上〜塩谷間の小樽環状線の新しいルートとなる「最上トンネル」が工事中

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ちょうどこの先で振り返ると、視界が少し開けました。
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北照高校への分かれ道

トンネル工事現場を過ぎて坂道を上っていくと、左前方にまっすぐ続く分かれ道があります。

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そこには「北照高等学校」の看板が立っていて、この左の道を上った先に北照高校があるんですよね。

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北照高校は最上町のかなり上の方にあるんですが、以前は校舎は緑町にあって、1980年(昭和55年)に現在地に移転したんですよね。

坂道を上っていくと、下り側に勾配11%の看板がありました。

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街並みも少し見えますね。

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ここの坂道は、住宅街の中をカーブしながら上っていくので、遠くまで一望することはできないのですが、振り返るたびにちらりちらりと坂道の先に見える街と海の風景というのもなんだかいいものです。

坂道を上る左手に時々天狗山が見えるのですが、だんだんと目線に近づいてくるのは、それだけ上ってきたということですね。

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からまつ公園を通過

さらに上っていくと、右手に綺麗に整備された広いグラウンドが見えてきます。からまつ公園です。

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からまつ公園については、先行して記事を書きましたので、詳しくはこちらで。
最上町の「からまつ公園」〜ラグビー場とサッカー場のある地区公園

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公園前の坂道には、勾配9%の看板がありましたよ(さきほどは11%)。

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振り返ると、ここも坂の先に小さくですが海も見えて、小樽らしい眺めですね。

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さて、からまつ公園を通過しますが、ここで坂の勾配が少し緩くなります。

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あっ、左に北照高校の生徒通学路入口という看板がありました。

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こちらからも学校に行けるんですね。知りませんでした。

終点のバス停「最上町」まで

坂道は右に左にと曲がりながら上っていくのですが、徐々に民家が少なくなってきて、代わって周囲には鬱蒼と木々が生い茂ってきました。

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山に入ってきたという感じです。

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そして、民家が途切れて道路が木々に覆われた山の中に入っていこうとする、その直前左にバス路線「最上線」の終点のバス停「最上町」があります。

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終点のバス停「最上町」について詳しくはこちらで。
バス路線「最上線」の終点のバス停「最上町」

ちなみに、この道道956号小樽環状線は、この先途中には天狗山山頂へ向かう天狗山観光線への入り口もあり、そのまま山を越えると塩谷方面に通じているということで、車で通ったことのある方は多いのではないでしょうか。

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おわりに

ということで、今回は最上町内を上っていくバス通りの坂道について、最上橋からからまつ公園、そして終点のバス停「最上町」までの様子をお伝えしました。

ちなみに当記事は、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっているフリーペーパー・小樽チャンネルマガジン2024年7月号(Vol.104)「最上のバス通り(最上線)を終点まで歩く」の補足記事にもなっていますので、よければそちらも合わせて読んでみてください。
小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

【関連記事】
バス路線「最上線」の終点のバス停「最上町」
最上町の「からまつ公園」〜ラグビー場とサッカー場のある地区公園
最上〜塩谷間の小樽環状線の新しいルートとなる「最上トンネル」が工事中
北照高校へ続く最上町のまっすぐで急な坂道
於古発川にかかる最上橋とその周辺の様子【於古発川を下る】
小樽チャンネルマガジン2024年7月号(Vol.104)〜今号は「最上のバス通り(最上線)を終点まで歩く」

小樽の於古発川散歩〜【於古発川を下る】シリーズ【まとめ記事】

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2023年9月12日 (火)

朝里駅東側の踏切から柾里川沿いに国道5号線(「柾里」交差点)までゆっくりと上る坂道

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JR朝里駅の東側(銭函側)すぐに川が流れています。これは柾里川(まさりがわ)で、柾里川は上流で新光の住宅街の中を流れ、国道5号線をくぐってさらに朝里の住宅街の合間を流れて朝里の海へと注いでいます。
※関連記事:朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子

朝里駅東側に向かうとすぐに、この柾里川に架かる小さな柾里沢橋(まさりさわばし)渡り、その先に踏切「朝里東部踏切」があります。

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その踏切を渡ると、そこから緩やかな上り坂があるのですが、この坂道は部分的に柾里川沿いを上っていき、国道5号線(「柾里」交差点)へと出ます。

今回は、その朝里東部踏切から国道5号線の交差点「柾里」へと、柾里川沿いを上っていく坂道の様子です。

この坂道に特に名前はないと思うのですが、川沿いの様子などが何気に印象的なんですよね。

※写真は主に昨年2022年10月撮影なのでご了承を。

朝里東部踏切から柾里川沿いの坂道を国道5号線まで上る

まず朝里東部踏切を渡ります。
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道は右に左にと曲がって緩やかに上る坂道となります。

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この時、短い区間ですが、右側に柾里川の様子を見ることができます。

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坂道は、一旦住宅の合間を流れてくる川と離れて上っていきます。

それほど急ではない坂道をゆっくり進みます。

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振り返るとこんな眺めです。

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するとまた柾里川が坂道横に現れて、ここからしばらく、坂道は川に沿って上っていきます。

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(振り返ってみたところ)
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こういう住宅街を流れる川によく見られる風景として、坂道と住宅を繋ぐ生活用の橋が印象的ですよね。

(振り返ってみたところ)
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ここで坂道は二つに分かれていたのですが、今回は左に曲がりながらやや急になる大きい方の道を進みました。

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川とは、ここからまた離れます。

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(振り返ってみたところ)
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坂道を上っていくと、途中右手に住宅の合間を流れる川が見えました。
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少し前方が開けて、まっすぐ続く坂道の先に国道5号線が見えてきました。

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国道の手前で振り返ると、今来た道との分かれ道があります。

(振り返って見たところ。分かれ道は写真右手の道です)
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この分かれ道の先には朝里墓地があって、さらに奥には2022年に新聞などで話題になった柾里神社があります。
※柾里神社につては、こちらの記事をどうぞ:朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます

そして、国道5号線に出ました。

右手が朝里十字街がある小樽駅方面。
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こちらは札幌方面です。
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交差点名は「柾里」です。
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ということで、今回、朝里東部踏切から柾里川沿いを上ってきた坂道の紹介は、ここをゴールとしたいと思います。

ちなみに、ここから少し朝里十字街側に戻ったところの国道5号線からも、柾里川の下流側の流れを見ることができます。

(この写真のみ2023年7月撮影)
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おわりに

朝里駅は海岸沿いにありますが、海と反対側はすぐに高台になっていて、朝里・新光地区の市街地はその高台の先に広がっているので、海から国道までは結構な高低差があります。

そこに流れる柾里川は、その高台の谷になっている部分を流れていて、今回の坂道はその高低差をゆっくりと、谷部の柾里川に沿って下っているんですね。

ということで、朝里駅東側の朝里東部踏切から柾里川沿いに国道5号線(「柾里」交差点)まで上る坂道の様子でした。

いや〜、なんだか川沿いの坂道の風景っていいですよね。

※この坂道です。

【関連記事】
朝里駅の近くの柾里沢橋とそこを流れる柾里川の様子
朝里の柾里神社に行ってきました ※柾里神社関連ニュースもまとめてます
朝里駅東側から朝里墓地方面の高台に上る海が見える階段(今回は下りました)

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2023年5月23日 (火)

うまやの坂の途中から手宮公園内へと通じる坂道〜この坂って「神田坂」って名前がついてるの!?

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前回、手宮にかつてあった「厩町」の名前をつけた「うまやの坂」について紹介したのですが、この坂道の途中から手宮公園内へと入っていく坂道があります。

途中に厩町の名を今に残す厩会館と厩稲荷神社があって、私も何度か歩いたことはあるのですが、この坂道には「神田坂」という名前がついているそうです。

坂の街・小樽には名前のついた坂道が結構あって、そんな坂の名前については、小樽市HP内の「広報おたる連載「おたる坂まち散歩」 | 小樽市」がとても参考になり、私もそれを元に街歩きをすることもあるのですが、そこにこの神田坂の記載があるんですね。

私は「おたる坂まち散歩」で目にするまで、その名は全然知りませんでした。地元の方は今もそう呼ぶのかな?

そんな神田坂ですが、これまでブログに掲載していなかったので、ここでちゃんと紹介しようと思います。
※写真は過去に撮影したものから掲載していて、冬の写真が多いのでご了承を。

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「おたる坂まち散歩」 の中には“こんな名前がついているんだ!?”と、その坂道の記載を読むまで名前の由来が想像できないような坂道があって、「神田坂」もそんな坂道のひとつですが、名前の由来などについてサイトから引用しますね。

この坂は、大正10年ごろまでは、人がすれ違うのもやっとの狭い小道でした。当時、厩町(うまやまち)から海岸沿いに行く道は、しけのために不通になることも多く、人々はまちに行くためにこの坂を歩いて通っていたのです。坂の一番上に、神田さんという船の機関長をしていた人が住んでおり、そのためこの坂は神田坂と呼ばれるようになりました。いまでは神田さんの家もなく、名前の由来を知る人は少なくなりました。
おたる坂まち散歩 神田坂 | 小樽市

ということなんですね。かつては多くの住民がこの坂道を通っていたのでしょうね。

神田坂の様子

では、実際の坂道の様子をお伝えしていきますね。なお。写真は過去写真からで、様々な撮影時期の写真が混在するのでご了承ください。

うまやの坂は、高島・祝津方面へと向かう道路(道道454号小樽海岸公園線)沿いのバス停「手宮1丁目」前にある、日帰り温泉の「湯の花手宮殿」の横から入っていくのですが、その坂道を少し上っていくと、左に入っていく上り坂があります。

(うまやの坂から神田坂の入り口)
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特に大きな目印はないようですが、この坂道が神田坂になります。

(雪のない時期の様子)
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うまやの坂は小樽の港が見える坂道ですが、神田坂に入ってからも港が見えます。いい眺めですね。

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坂道は住宅の間をほぼまっすぐ続いています。

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(振り返って見たところ)
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(坂はずっとまっすぐです)
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坂の長さはそれほどでもなくて、上っていくとほどなく、住宅がなくなる端の右手に厩会館があります。

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(雪のない時期の厩会館)
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(振り返って見たところ)
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(雪のない時期の様子)
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ここを過ぎてすぐ右手には厩稲荷神社があって、奥に鳥居があります。

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(雪のない時期の様子)
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厩稲荷神社は手宮緑化植物園の下に位置していて、鳥居をくぐって社殿までいくと、そのすぐ右手は手宮緑化植物園につながっています。

(すぐ右手は手宮緑化植物園)
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厩稲荷神社もお祭りが行われていますが、かつてはとても賑わっていたと聞きます。

もとの坂道に戻りますが、坂道はそのまま手宮公園内に入っていきます。

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(同じ場所の雪のない時期の様子)
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(手宮公園内へ)
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手宮公園内には道路が通っていて、手宮緑化植物園や公園上の駐車場などへと通じていますが、そのうちの一本が、この神田坂につながっているんですね。

ちなみに、冬のあまり人が訪れない時期に神田坂から公園内を歩いてみたのですが、道路は綺麗に除雪されていたものの、やはり人気(ひとけ)は皆無で、カラスが多くてちょっと怖かったです。

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(手宮公園内の別れ道)
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おわりに

今はこの坂を歩いて手宮公園やその向こうに行く人は少ないかもしれませんが、かつては人々が街に行くためにこの坂を歩いて通ったという話を聞くと、なんだかちょっと当時に思いを馳せてしまいますね。

ということで、あまりその名前を聞くことはないですが、神田坂の様子でした。

※参照:おたる坂まち散歩 神田坂 | 小樽市

【関連記事】
かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】〜うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社
手宮の「うまやの坂」〜かつてここにあった町名をその名前に付ける小樽港の見える坂道
手宮緑化植物園に隣接する「厩稲荷神社」

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2023年5月22日 (月)

手宮の「うまやの坂」〜かつてここにあった町名をその名前に付ける小樽港の見える坂道

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手宮にかつて「厩(うまや)町」という町名があって、その厩町についての記事を少し前に投稿しました(こちらの記事です:かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】

その中で、その町の名前をつけた「うまやの坂」という坂道について触れているのですが、実はうまやの坂については、これまでブログに掲載していなかったんですよね。

過去に何度か歩いていて、実は小樽チャンネルマガジン(編集発行:株式会社K2)2023年3月号(Vol.88)でも「小樽の冬の坂道を歩く〜うまやの坂〜」として掲載させてもらいました。

なので、ブログでもうまやの坂についてちゃんと紹介しようと思います。
※写真は過去に撮影したものから掲載していて、冬の写真が多いのでご了承を。

厩町とうまやの坂について

手宮にかつてあった厩町は、明治33年(1900年)に設置された町名で、昭和43年(1968年)の町名改正時に手宮1〜3丁目へ編入されて町名は廃止になっています。

古い地図を見てみると、港から末広中学校(平成29年(2017年)3月で閉校)に向かって厩町が形成されているのですが、その真ん中を通っている道があって、これがうまやの坂ですね。

※こちらの古地図は市立小樽図書館デジタルライブラリー内にある、1950年(昭和25年)〜1956年(昭和31年)の間に作成されたと思われる小樽市内図です。
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。No101_076_otaru_shinaizu_r
※市立小樽図書館デジタルライブラリー古地図No.101「小樽市内図」(市立小樽図書館所蔵)より(クリックすると拡大します)。

現在の場所でいうと、高島・祝津方面へと向かう道路(道道454号小樽海岸公園線)沿いのバス停「手宮1丁目」前に、日帰り温泉の「湯の花手宮殿」があるのですが、その横から山側に向かって上っていく坂道があって、これがうまやの坂になります。

坂道は手宮公園(手宮緑化植物園)の高島側を沿うように、旧末広中学校の裏手まで上っていきます。

うまやの坂の様子

では、うまやの坂の様子ですが、過去に何度か歩いているのですが、前述の小樽チャンネルマガジン2023年3月号で歩いた際の写真中心にその様子をお伝えしますね。なので内容も小樽チャンネルマガジンと重複しているのでご了承を。

ただ、この時はまだ雪のある季節だったので、雪のない季節の過去写真も挟みつつと、様々な撮影時期の写真が混在するのでご了承ください。

それではまずは、バス通りの道道454号小樽海岸公園線から坂道に入ります。右横は湯の花手宮殿ですね。

(バス通り。湯の花手宮殿の手前を左に入っていくとうまやの坂)
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最初はほぼ平坦な道が続き、その先で道は左に曲がりつつ、ここから本格的に坂道となり、ここに勾配11%の標識があります。

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坂は左に右にと蛇行しながら上っていきます。

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冬はロードヒーティングが効いていたので、車も徒歩も特に問題ありませんでした。

(こちらは雪のない時の様子)
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いつものように振り返りながら上っていきますが、すぐ先が港なので、海がすぐにちょっとだけですが見えてきます

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坂の先を進みます。
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途中で左に入っていく坂道があって、その先には厩会館や手宮緑化植物園の下に位置する厩稲荷神社があり、そのまま道は手宮公園内に続いています。

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この坂道も何度か歩いていて、「神田坂」という名前がついているとのことですが(小樽市ホームページ内「おたる坂まち散歩」HTML版参照)、こちらもまだブログで取り上げてないので、追って掲載しようと思ってます。

(雪のない時期の神田坂の様子)
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さて、坂を上るにつれ、振り返って見える小樽港の風景が徐々に広がってきて、そのうち港に伸びる防波堤も目に入ってきます。

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途中途中で坂道を振り返りながら上っていくと、ここうまやの坂は、住宅街の中を曲がりながら上っていくので、振り返って見える坂の向こうの風景がその都度変わってきて、これがまた楽しいですね。

(雪のない季節の眺め)
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港はワイドにど〜んとは見えないのですが、住宅の間の坂の向こうに港が見える風景というのは、なんとも小樽らしいですね。

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(雪のない季節の眺め)
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さて、坂道は左手に手宮緑化植物園のある高台を見ながら上っていきます。

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左手の手宮緑化植物園のある高台に対して、右側も高台になっているので、ここうまやの坂は谷間沿いにできた坂道になるんですね。

途中、右手にお寺がありました。南龍寺です。
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(振り返ってみた風景)
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(坂を進みます)
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(途中のここは、手宮緑化植物園の裏側に通じる道)
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後半の坂を上っていくとその先でまた坂は左に右にと曲がり、民家がポツンポツンとなったところに、勾配20%の標識が立っていました。

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坂の上まではもうすぐなのですが、つまりここからさらに急になるということですね。

坂の左手の木々の向こうに大きな建物が見えるのですが、これは旧末広中学校の校舎です。末広中も随分と高台にありましたね。

そして、右に曲がると勾配20%の最後の急坂がまっすぐ続き、これを上れば坂の上でゴールです。

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最後の急坂の途中からも、振り返ると小樽の海の素敵な風景を見ることができ、ここまで上ってきた疲れもちょっとだけ癒されますね。

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(同じ場所からの雪のない季節の眺め)
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そして、坂の上に到着ですが、最後の急坂はやはり疲れました。

ちなみに坂の上は、今きた坂道を含めて4つの分かれ道になっていて、右手2つが高島方面に向かう道で、左手が旧末広中学校前を通って、手宮公園の上の小樽稲荷神社に通じています。小樽稲荷神社から下っていく急坂は、励ましの坂とも呼ばれてますね。

(写真右手から上ってきた坂の終点。4つの分かれ道になっている)Otaru_20230227-120701

(小樽稲荷神社方面)
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(小樽稲荷神社方面に行くとすぐに、旧末広中学校の校舎があります)Otaru_20230227-120827

おわりに

坂の街・小樽で手宮も坂の多い街ですが、中でもここうまやの坂は小樽の港を眺めることができ、その見え方もなんとも趣のある坂道ですね。

ちなみに、坂の上から歩いて下りてくると、小樽の港が見え隠れするなど、風景の移り変わりを正面に見ながら歩くことができるので、下りはさらに楽しく歩くことができまました。

ということで、今回はようやく掲載することができた、手宮の「うまやの坂」の様子でした。

※参照:おたる坂まち散歩 うまやの坂 | 小樽市

【関連記事】
かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】〜うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社

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2022年11月14日 (月)

夏に草が茂っていて通れなかった「団子坂」へ秋に再び

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菁園中学校の横から小樽公園に向かって上る、細く急な坂道「団子坂」。

夏に久しぶりに小樽公園側から行ってみたのですが、土の道に木で階段が作られている細いその坂道は、途中、夏で生い茂った周囲の草木が坂道を覆い、道が見えなくなっていて、その時は坂道を下るのを断念したんですよね。

※その時の記事がこちら:団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道

で、秋なら周囲の草木もだいぶ枯れて、通れるようになっているのではと思い、再び行ってきました(行ったのは10月31日のことです)。

今回も小樽公園側から下っていったのですが、先に言っておきますと、なんとか通れました!!

ちなみに団子坂の上は、小樽公園の桜ヶ丘球場裏手の道路から入ったところなのですが、小樽公園はかつて行楽地としてとても賑わっていて、大正〜昭和初めには坂の上に茶店があって、そこには名物の団子が売っていたそうなんです。で、坂の上に団子屋があったので、団子坂なんですね。
※参照:おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市

団子坂については、通れなかった夏の記事にも詳しく書いているので、よければそちらもどうぞ(→団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道)。

では、団子坂の様子です。

秋の団子坂を下る

小樽公園の花園グラウンド脇の道路を上っていき、桜ケ丘球場横を通るとその先で道路は下りになり、左手のこどもの国ゾーン(旧こどもの国)を過ぎたところに左に入っていく脇道があります。

(この左の道です)
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その道を入っていくと、さらに左にわずかに道が続いていると思われる場所があって、そこが団子坂の上です。こんなところに坂道があるの!?といった場所です。

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では下っていきますが、秋とはいえ、まだ草木が茂っているものの、夏に比べたら、だいぶいいでしょうか。道がちゃんと確認できます。

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少し下ってから振り返ったところ。
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木々の間からは、遠くの風景も見えました。
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で、もう少し下ったところで、夏の時に周囲の草木が坂道を隠してしまい、道がなくなっていた場所なんですが、今回はなんとか道も確認でき、通れました。

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それでも、足元に注意しながら下っていきます。

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夏に草木に覆われて通れなかった場所も過ぎ、その先に続く、かろうじてある道を下っていきます。

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(振り返って見たところ)
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周囲に草木が生える中、下っていくと、坂道はその先で舗装された道路に出ます。

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(振り返ってみたところ)
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この辺りも坂はかなりの急勾配で、舗装道路でも、砂利がのっていたりすると、滑って転びそうになるくらいです。

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左に建っているのが菁園中学校ですね。

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振り返ったところ。
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舗装道路が広くなります。
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ちなみに、この坂道の菁園中学校と反対側の斜面一帯の住宅街を「青葉ヶ丘」と呼ぶんですよね(※関連記事:青葉ヶ丘〜小樽公園の高台に向かう斜面一帯の花園5丁目の静かな住宅街【小樽の丘のつく地名】)。

(振り返って見たところ。菁園中学校の向かい、左手が青葉ヶ丘)
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そして、坂の下を横切る道路に出ました。

(横切る道路から下ってきた坂道を見ところ)
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ここは、近くに和菓子処「つくし牧田」があって、そこから菁園中学校や花園小学校の前を通る道路ですね。

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おわりに

ということで、夏に通れなかった団子坂に秋に再び訪れて、今回はなんとか下ってくることができました。

ただ、やっぱりもう通る人が少ないのでしょうかね。道はあるものの人が頻繁に行き来している感じではなかったです。

あと、気になるのは冬ですね。どうなっているのか、行ってみようかな(笑)

【関連記事】
団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道
小樽公園の脇から菁園中学校横へと続く「団子坂」
菁園中学校の横から小樽公園へ抜ける急な坂道「団子坂」

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2022年9月 9日 (金)

桜ロータリーから桜町中学校方面へと続く坂道〜今回は上から下ってきました

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桜町にあるちょっと珍しいロータリー交差点「桜ロータリー」からは、放射状に5本の道路が伸びてます。

そのうちの一本に、小樽市立桜町中学校方面へと上っていく坂道があります。

実はちょっと前の7月に、若竹町方面から坂道を上ってきて、若竹公園から桜町中学校へと歩いてきて、そのままこの桜ロータリーからの坂道に出ました。
※その様子はこちら:若竹公園から桜町中学校前の道は若竹町と桜町との町境で尾根になっている

今回は、その記事の続きということにもなるのですが、その坂道を桜ロータリーへと下ってきたので、その様子をお伝えしますね。

ちなみに、桜町中学校から今回の坂道に出ると、左が桜ロータリーへと通じる桜町側の長い下りで、右は若竹町側ですぐに坂の頂上となって、その向こうは下りになっています(写真は7月20日撮影)。

(桜ロータリーへと通じる桜町側の下り)
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(若竹町側の上りはすぐ先で坂の上)
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(坂の上を越えると向こう側は下り)
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なので、この辺りがほぼ峠の位置になっていて、今回はここから桜町側の桜ロータリーへと坂道を下っていきます。

桜ロータリーへと坂道を下る

では、下っていきますが、すぐに勾配16%の標識がありました。

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下っていくと、右手に道営住宅桜団地があり、その先で坂道は左に曲がっていきます。

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振り返って、今きた坂道を見上げるとこんな感じ。
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曲がると坂道はそこからまっすぐと続いていて、なかなかいい眺め。Otaru_20220720-152731

この先に桜ロータリーがあるんですね。札樽自動車道の高架も見えます。

ここにも勾配16%の標識がありました。
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また、振り返って坂道を見上げたところです。
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まっすぐの坂道をどんどん下っていきますが、坂道を歩く際はいつものことですが、時々振り返ります。
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(ん!?焼肉屋さんが気になります 笑)

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左の建物は、東小樽町会ふれあい桜という会館ですね。
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ここを過ぎると、坂がぐっとゆるくなり、桜ロータリーはすぐ先です。Otaru_20220720-160242

ここで、熊碓川を渡ります。
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下を流れているのが熊碓川ですね。
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そして、桜ロータリーに出ました。
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振り返ると、まっすぐと続く坂道が見えます。
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(まっすぐな坂が続く風景はいいですね)
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桜ロータリーを桜本通りから見上げて見たところです。
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右手のセブンイレブンのところから入っていく道が、今回歩いてきた道で、横にバス停「桜町」があります。

今回歩いてきたのは、住所でいうと桜1丁目と桜5丁目の境になるんですが、桜町も斜面にできた住宅街で、桜ロータリー周辺も坂が多いんですよね。当記事最後に掲載している桜ロータリー関連記事もよければどうぞ。

ということで、桜ロータリーから桜町中学校方面へと続く坂道を今回は上から下ってきて、その様子をお伝えしました。

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【関連記事】
若竹公園から桜町中学校前の道は若竹町と桜町との町境で尾根になっている
若竹町の坂を上っていった先にある「若竹公園」〜ここは児童公園No.1
旧若竹小学校前の勾配17%の坂道を上る

※桜ロータリー関連記事
放射状に5本の道路が伸びる桜ロータリー
桜ロータリーからまっすぐ続く坂道の先の高台に建つ熊碓神社へ
桜ロータリーから熊碓神社までの坂道から横に入る通りに名前が付いてた
桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道
平磯公園から若竹町側の短い下り坂(桜ロータリーから平磯公園への上り坂の続きの下り坂です)
桜町と熊碓村〜今回の桜町の記事のまとめ

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2022年8月12日 (金)

旧若竹小学校前の勾配17%の坂道を上る

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先日、少し若竹町方面を歩いてきました。

若竹町も本当に坂の多い地域で(というか坂にできた街で)、しかも結構通りが入り組んでいる印象で、歩いていてとても面白い地域なんですよね。

で、今回紹介するのは、旧若竹小学校前の勾配17%の坂道です。

地元の方でないと、ちょっと場所が説明しにくいので、先に今回歩いた坂の位置の地図を掲載しておきますね。

まず、坂を上る前に、地図のスタート地点(海側の道路がY字になっている箇所)から、ウイングベイ小樽のある海側の眺めがこちらです。

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ここから坂を上り始めることにします。

で、こちらが振り返って、これから上る坂道です。
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すぐに信号のある交差点があって、ここを左折すると平磯公園へと上っていく坂道で、右折するとその先に小樽水産高校があります。

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(左折すると、平磯公園へと上っていく坂道)
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(右折すると、この先に小樽水産高校)
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交差点から振り返って見ると、こんな感じで、まだ上り始めてちょっとですね。
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坂道に戻りますが、交差点の信号を渡ったところに、勾配17%の標識がありました。

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さて、坂道を上っていきますが、すると、ここまで真っ直ぐだった坂は、途中から少しだけ左に曲がっています。

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曲がった先は、またまっすぐと坂道が続いています。

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道が曲がるということは、曲がってから上った先で振り返っても、これまで真っ直ぐと上ってきた坂道は見えなくなるので、このカーブのところで上ってきた坂道を振り返って見ます。これ、坂道を上る時に風景を楽しむポイントですね。

(曲がったところで振り返って見た風景)
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上ってきた坂道と、その先にはウイングベイ小樽(ビバホームの看板)と海が見えました。

いい眺めですね。
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さて、坂道を先に進みます。

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そうそう、この坂の左手が旧若竹小学校の敷地なんですよね。

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坂の上の方に「小樽市立若竹小学校」の表札がありました。

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小樽市立若竹小学校は、2013年(平成25年)3月末で閉校になっています(学校の跡利用はどうなったのだろう…)。

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この前にも勾配17%の標識がありました。振り返って見た風景です。

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このすぐ先で、坂道は二手に分かれているのですが、ここから振り返って見ると、左側に札樽自動車道が走っているのが見えました。

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これもちょっと面白い眺めですね(下は若竹トンネルか!!)。

さて、ここから二手に分かれいる坂道ですが、右側がこちら。
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そして、左側がこちらです。
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で、実はここから先も左側の坂道を上っていったのですが、住宅街の中でもあったので、今回の坂道の紹介ここまでにしますね。

(今回の紹介はここまで)
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(まだ坂道は続く)
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ということで、今回は、旧若竹小学校前の勾配17%の坂道の様子を紹介しました。

いや〜、それにしても若竹町の坂道は、色々と見どころもあって興味深いですが、なかなかにハードですね。

【関連記事】
平磯公園から若竹町側の短い下り坂(桜ロータリーから平磯公園への上り坂の続きの下り坂です)
平磯公園に向かう道路沿いに気になるお店が並んでる(すいません、まだ入ってませんが…)〜古着屋STORAGE/Storage Cafe/花論珈琲茶房【情報提供】
若竹小学校と祝津小学校が平成25年(2013年)3月末をもって閉校

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2022年8月11日 (木)

平磯公園から若竹町側の短い下り坂(桜ロータリーから平磯公園への上り坂の続きの下り坂です)

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高台にある平磯公園の横を通って、若竹町と桜町を繋げる、上って下る坂道があります。

平磯公園の位置を頂上にして、桜町側は桜ロータリーへと下っていく坂道になっていて、反対の若竹町側は短い下り坂のあと左折して、若竹町の住宅街を通って小樽水産高校方面へと下っていきます。

実は桜町側は、以前「桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道」の記事で紹介していて、今回はその続きということで、反対側の平磯公園からの100mほどの短い下り坂の様子を紹介します。

先に坂の位置の地図を掲載しておきますね。ちなみに、平磯公園と今回の下り坂の住所は若竹町になります。

歩いてきたのは7月20日です。

まず、坂の上にすぐに勾配14%の標識があります(右が平磯公園)。
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あっ、下る前に反対側を見てみますね。

こちらが桜町側の下り坂で、ここを下っていくと桜ロータリーがあるわけです。Otaru_20220720-144924

ちなみに、こちらが平磯公園内。
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では、あらためて、坂を下ります。

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正面にウイングベイ小樽が見えてます。

左に建つのは浄秀寺です。
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坂はとても短いので、すぐに下り終わって、下の道路に出ます。

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坂を下りてくると、ウイングベイ小樽と小樽港も眺めることができます。

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坂道を振り返るとこんな感じです(左が平磯公園)。
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あっ、下にも勾配の標識がありましたが、こちらは13%でした。

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ちなみに、下っていってぶつかる道路は、ぶつかって右手はその先に平磯岬の高台に建つ高級旅館・銀鱗荘(小樽市指定歴史的建造物の旧猪俣邸ですね)があり、反対に左折して下っていくと若竹町の住宅街を通って小樽水産高校方面へと通じます。

(この先を少し行くと銀鱗荘)
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(若竹町の住宅街)
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ということで、短い坂道なんですが、以前投稿した桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道に続く下り坂として、投稿しておきたかったので、今回、あらためて歩いてきて紹介してみました。

それにしても、ここは海側の国道を通らず若竹町側と桜町側繋げる道路ということで、車の通りが結構多いですね。

【関連記事】
桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道
平磯公園に向かう道路沿いに気になるお店が並んでる(すいません、まだ入ってませんが…)〜古着屋STORAGE/Storage Cafe/花論珈琲茶房【情報提供】
桜町と熊碓村〜今回の桜町の記事のまとめ
小樽市重要眺望地点の平磯公園から小樽の街と港を眺める

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2022年7月21日 (木)

団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道

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花園5丁目にある菁園中学校の横から小樽公園に向かって上る、細く急な坂道があります。

団子坂です。

この団子坂を上っていくと、小樽公園の桜ヶ丘球場裏手の道路に出るんですが、先日、小樽公園にはよく行くものの団子坂には久しく行ってないと思い、久しぶりに行ってみたんです。

その日は、まず坂の上に向かったのですが、小樽公園内の花園グラウンド脇の道路を上っていくと、桜ケ丘球場横を通って道路は下りになり、左手のこどもの国ゾーン(旧こどもの国)を過ぎたところに左に脇道があります。

(写真は2022年6月26日撮影)
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そこを入っていくと、団子坂の下り口となる、坂の上に出るのですが、夏のこの時期は、かなり雑草が生い茂っていて、こんなところに坂道があるの!?といった場所です。

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で、かろうじてある道を進み、坂の上に行くと、そこから急な坂道が鬱蒼と茂っている木々の間に現れます。

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が、あれ!?坂道は現れましたが、少し下ると、その先に坂道がない…

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というか、途中から周囲の草が生い茂って坂道を覆ってしまい、道がなくなってしまってるんですね。

坂の下の様子も見えません。

いや〜、もともと急なこの坂道は、舗装された道ではなく、土の坂道に木で階段が作られている細い坂道で、人もほとんど通ってない感じでしたが、まさかこんな状態とは…

(戻るのに振り返ったところ。木の階段はこんな感じ)
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これではしょうがないと、坂道を下るのは断念して、そうだと思い、後日、団子坂の下から上って様子を見てみることにしました。

で、後日7月13日(水)、すぐ近くに和菓子処「つくし牧田」のある通りから、菁園中学校の横の坂道に入っていき、坂道を上ってきました。

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ちなみに、団子坂は途中から下は舗装道路になっていますが、ここもすでに団子坂になるのかな。

菁園中学校を右手に坂道を上っていくと、道幅が狭くなり、勾配もかなり急になります。

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そして、その先で舗装道路が終わって、細い土の坂道になるのですが…

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う〜ん、下はこの辺りから、草ボーボーですね。

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団子坂は、ここから先ほどの坂の上からの道に通じていて、そこまでそんなに距離はないと思うのですが、この日は強行突破するのはやめておきました。

それにしても、この辺りはかなりの急勾配で、引き返すのに下っていく際に、舗装道路に砂利がのっていて、滑って転びそうになるくらいです。

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ということで、久しぶりの団子坂は草が茂っていて通れませんでしたが、せっかくなので、ここで団子坂についてもう少し詳しく説明を。

団子坂

団子坂については、小樽市HP内の「おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市」に掲載されているんですよね。

その由来については、小樽公園はかつて行楽地としてとても賑わっていたようで、大正〜昭和初めには坂の上に茶店があって、そこには名物の団子が売っていたそうです。

坂の上に団子屋があったので、団子坂なんですね。

その団子を買い求めてこの坂を上ったかどうかは分かりませんが、現在の菁園中学校の場所は、かつては庁立小樽高等女学校(明治39年創立。小樽桜陽高校の前身)で、坂の下には女学校の寄宿舎があったそうですよ。

以下は、小樽市HPからの引用です。

(前略)小樽公園は昔から、春はお花見、夏は運動会や野球、秋は会社・団体の観楓会、そして冬はスキーと市民の憩いの場所でした。茶店も数軒あって、どこもにぎわっていたのです。「東山」にも、大正〜昭和初めには茶店があって、そこの名物に「桃太郎団子」がありました。2センチほどの団子にみつをつけ、きな粉をまぶしたその味を今も知っている方はいるでしょうか。
 この団子をお目当てにした人々にとってのひどく急な近道は、いつの頃からか「団子坂」と呼ばれるようになったのでした。
おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市

そうそう、団子坂を上った小樽公園の高台を「東山」というんですね。すぐ近くにはかつて東山中学校(2002年に閉校)がありましたが、関連あるのでしょうね。

以前、団子坂を歩いた時の写真を掲載しますね。

(2013年5月14日撮影。坂の上から)
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(坂の下から)
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(こちらは2014年6月30日撮影)
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ということで、久しぶりに行ってみたものの、草ボーボーで歩けなかった団子坂ですが、ひょっとして草が枯れた晩秋とかなら歩けるかもしれませんね。

ん?冬はどうなっているかって!?行ってみようかな(笑)

※参考:小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)

北海道小樽桜陽高等学校

【関連記事】
小樽公園の脇から菁園中学校横へと続く「団子坂」
菁園中学校の横から小樽公園へ抜ける急な坂道「団子坂」

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