小樽のスポット(その他)

2023年8月17日 (木)

松ヶ枝の「天狗山 金毘羅大本院」の境内に建つ「小樽八名所」の石碑

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以前、小樽市総合博物館運河館で「魅力再発見!小樽八景・八名所」というトピック展が開催され、そこで昭和27年(1952年)9月の北海タイムスに掲載された、景勝地投票として一般からの投票によって選ばれた「小樽八名所」についての紹介があったんです。
※そのトピック展についての記事はこちら:小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!

で、興味深いのが、その小樽八名所選定記念の石碑が建てられているんですね。

ちなみに「小樽八名所」の順位は1位から、天狗山金毘羅、オタモイ、手宮観光地ライン、五百羅漢、銀鱗荘、豊楽荘、小樽公園、松山逍遥道路となっていて、実はこのうち手宮観光地ライン(手宮公園内)と小樽公園については、このブログでその石碑を紹介しました。

で、ちょっと前置きが長くなりましたが、1位の天狗山金毘羅は、天狗山の麓の松ヶ枝の「天狗山 金毘羅大本院」のことなのですが、先日、その「天狗山 金毘羅大本院」に行く機会があったんです(この時は紫陽花を見に行きました)。

(山門。写真は7月23日撮影)
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その際に、ふと、そういえば、ここには小樽八名所選定記念の石碑は残ってないのかな、と思い境内を歩いてみると、すぐ目の前にありました(他の場所の選定記念の石碑を見ていたので、形を見てすぐこれだと思いました)。

(写真右端がその石碑です)
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表に「小樽八名所 天狗山金毘羅」、裏には見えにくいですが、おそらく他の場所と同じく「昭和二十七年九月四日 選定 小樽市 北海タイムス社」と書かれているようです。

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(裏はちょっと見にくかったので、文字確認は予想を含みます)
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いや〜、残ってましたね、石碑。

今は境内は人気もなくひっそりしていますが、当時はここは行楽スポットとしてとても人気だったようですね。

ちなみに、こちらがお寺の建物ですね。天狗山金毘羅大本院は高野山真言宗の寺院です。

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手宮公園、小樽公園に続いて、金毘羅大本院でも小樽八名所の石碑を確認することができましたが、まだ他のところにもあるのかな。

ということで、天狗山金毘羅大本院にも建っていた、小樽八名所の石碑についてでした。

(トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」より)
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【関連記事】
小樽公園の見晴台に建つ「小樽八名所」の石碑
手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」
小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!

※天狗山金毘羅大本院関連の記事。
松ヶ枝の「天狗山 金毘羅大本院」の紫陽花が綺麗に咲いているということで見に行ってきました
天狗山の麓のこんぴらさんこと「天狗山 金毘羅大本院」のお堂に入ってみました
今年で最後、松ヶ枝町にある金毘羅さんの火渡りを見てきました
【動画】今年で最後となった小樽の「天狗山 金毘羅(こんぴら)大本院」の火渡りの様子
松ヶ枝町の山の中の金毘羅大本院と紫陽花(2013年)

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2023年7月28日 (金)

松ヶ枝の「天狗山 金毘羅大本院」の紫陽花が綺麗に咲いているということで見に行ってきました

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小樽も暑い日が続いていますが、そんな中、あちこちで紫陽花が涼しげに咲いています。

小樽で紫陽花といえば、祝津のにしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)の「あじさい園」が有名です、それと現在、住吉神社で開催中の今年6回目の花手水のメインが紫陽花ですね(開催期間は7月23日〜8月1日)。

さて、そんな市内に咲く紫陽花ですが、先日、小樽の総合人材サービス会社ホープワンの小樽の魅力を発信するTwitterアカウント「ホープ・ワン おたる」(@Otaru_Hope_One)で、松ヶ枝にある「天狗山 金毘羅大本院」の紫陽花の様子が投稿されていました。

そういえば、だいぶ前に金毘羅大本院の紫陽花を見に行ったことがあったのですが、その投稿を見て、久しぶりに見に行ってきました(写真は7月23日撮影)。

天狗山の麓ともいえる、松ヶ枝町の自然あふれる緑の中に、“こんぴらさん”と親しみを込めて呼ばれる、高野山真言宗の寺院「天狗山 金毘羅大本院」があります。

松ヶ枝町の住宅街を天狗山に向かって上っていくと(実際に天狗山までは行けません)、途中、金毘羅大本院への上り口となる石柱が建っていて、ここからしばらく自然あふれる坂道を上っていくと、山門が見えてきます。本当に山の中です。

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山門から参道脇に、紫陽花が綺麗に咲いてますね。

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この日も暑かったのですが、涼しげで、癒されます。

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あまり人の手の入っていない感じがいいですね。

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紫陽花の参道を過ぎると、境内に出ます。

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(振り返って見たところ)
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お寺の建物ですね。
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少し離れた道にも紫陽花が。

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結構、あちこちに咲いていますね。

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松ヶ枝のかなり奥なので、なかなかいく機会はないかもしれませんが、静かでとてもいい雰囲気でした。

ということで、金毘羅大本院の紫陽花の様子でした。

※こちらが「ホープ・ワン おたる」の投稿です。

【関連記事】
天狗山の麓のこんぴらさんこと「天狗山 金毘羅大本院」のお堂に入ってみました
今年で最後、松ヶ枝町にある金毘羅さんの火渡りを見てきました
【動画】今年で最後となった小樽の「天狗山 金毘羅(こんぴら)大本院」の火渡りの様子
松ヶ枝町の山の中の金毘羅大本院と紫陽花

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2023年7月25日 (火)

天神の天満宮で紫陽花が咲いているというので見に行ってきました

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夏を迎えた小樽では、あちこちに紫陽花が綺麗に咲いていますね。

小樽で紫陽花といえば、祝津のにしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)の「あじさい園」が有名で、今年は見に行ってませんが、今が見頃のようです。それに住吉神社で現在開催している、第6回花手水のメインが紫陽花ですね(開催期間は7月23日〜8月1日)。

実際、紫陽花は本当にあちこちに咲いていますが、先日、小樽市公式Instagram「小樽暮らし」(@otaru_kurasi)で、天神にある天満宮の紫陽花の様子が投稿されていました。

天神十字街から松ヶ枝方面へ抜ける坂道を少し上った左にある天満宮は、春には坂になっている参道脇に桜が咲き、8月には例大祭があってまさに地域の神社のお祭りといった風情で賑わい、このブログでも紹介することがあります。

天満宮の花といえば、春の桜のすぐ後にはチューリップがたくさん咲いてと、境内にはいつも花が綺麗に咲いています。

こちらは今年5月4日の天満宮のチューリップです。
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ただ、天満宮に紫陽花が咲いているとは、知りませんでした。

ということで、行ってきました。

道路脇の鳥居から、坂になっている参道を上って、奥の社殿へと向かいます(以下、写真は7月23日撮影)。

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普段はとても静かな神社ですね。

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お〜、なるほど、社殿の周辺に紫陽花が咲いてますね。

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いいですね〜

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びっしりというわけではないのですが、結構広い範囲で咲いているんですね。

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なんといいますか、自然に自由に咲いている感じがしているのもいいですね。

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社殿は、詳細は未確認ですが、とても歴史が感じられて趣があります。

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紫陽花の他にも、参道手前のとても手入れされた花壇では、いろんな花が咲いていました。

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ここに先ほどのチューリップも咲いていたんですよね。

私は花は詳しくはないですが、やっぱり花は癒されますね。

ということで、天満宮の紫陽花の様子でした。

※参考:天満宮 - 北海道神社庁のホームページ

【関連記事】
【小樽桜巡り2023】JR南小樽駅・奥沢記念公園・天満宮の桜(4月29日の様子)
天神町にある天満宮の例大祭が開催されていたのでちょっとだけ(2022年度)

※参考
住吉神社の今年6回目の花手水が始まっています〜夏は連続開催で第3弾は紫陽花(7月23日〜8月1日)(ブログ記事)
にしん御殿 小樽貴賓館/旧青山別邸(ブログ記事)
小樽貴賓館|北海道小樽市の観光名所
※2023年7月19日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(にしん御殿小樽貴賓館・旧青山別邸あじさいが見頃)

※最後に「小樽暮らし」のInstagramの天満宮の投稿です。






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2023年4月13日 (木)

北海道ワイン本社・醸造所内の「おたるワインギャラリー」に行ってきました〜ナイヤガラソフトクリームとワインの試飲

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先日4月9日(日)に、北海道ワイン本社・醸造所内の「おたるワインギャラリー」に行ってきました。

場所は毛無山へと上る国道393号線の途中、山の中腹にあって、住所は小樽市朝里川温泉になります。

おたるワインギャラリーの入り口は山側にあります。

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北海道ワイン本社・醸造所には車でしかいくことはできないんですよね。そのためか、ワインギャラリー入口には「私は、運転手です。」のワッペン型シールがありました。

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本社があるここ北海道ワイン小樽醸造所内のワインギャラリーには、100種類を超えるワインが揃えられているそうです。

今回はちょっと観光気分で行ってきました!!入場は無料です。

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ここの名物というナイヤガラソフトクリーム(300円)の販売が3月24日から始まっていたので、さっそくいただきました(基本、4月~10月下旬までの期間限定販売だそうです)。

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これはノンアルコールなので、運転手も食べられます(あっ、私は運転手ではないです)。

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お〜!ぶどう!!ナイヤガラだ〜!!

せっかくなので、ワインの試飲も。

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3杯飲み比べ(500円)をお願いました。

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6種類から好きな3種類を選びます。

(1、2、3を選びました)
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で、色々と説明をしていただいたのですが、興味深い話だったのがグラスの話で、ちゃんとワインに合わせて、グラスを選ぶんですね。奥が深い。

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しかも、このグラスがすごいんだとか。

ワインはあまりよく分からないのですが、まずは美味し〜〜!!

今回は参加しませんでしたが、有料の工場見学プレミアムツアーなんかもあるので、機会があったら参加してみたいですね

ちなみに、北海道ワインの道路を挟んだ前の広場「ワインの丘」(SL広場)では、秋に「北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」が開催されていましたが、ここ数年はコロナ禍で中止となり、工場敷地内でドライブスルー形式での開催となっています。

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ということで、ワイン本社・醸造所内の「おたるワインギャラリー」には、ワインカーニバルの際に何度かふらりと立ち寄ったことはあったのですが、今回は観光気分でしっかり訪れてきました。

あ〜景色がよかったのに、写真を撮り忘れた…(大失敗)

北海道ワイン株式会社(公式)
※Twitter:おたるワイン〚北海道ワイン株式会社〛(@hokkaido_wine)

【関連記事】
今年もワインと秋の味覚の美味しいイベント「第33回 北の収穫祭 ワインカーニバル in おたる」が開催されました(9月8日)

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2023年4月 6日 (木)

「みっふぃーおやつ堂 小樽店」が堺町通りに4⽉6⽇オープンしてます(まだ店内に入ってませんが…)【情報提供】

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観光客で賑わう小樽堺町通りに2023年4⽉6⽇(木)、「みっふぃーおやつ堂 小樽店」がオープンしてます。

「みっふぃーおやつ堂 by みっふぃーきっちん」は、「ミッフィー×おやつ時間」をテーマにしたコンセプトショップとのことで、小樽店は、祇園店、飛騨高山店、太宰府店に続く、4号店となるそうです。運営はカフェや土産店を全国展開する寺子屋(京都)です。

その名の通り、いろんなおやつの他、雑貨なんかもあるようで、⼩樽店の限定アイテムもあるそうですよ。

実はオープン前に、複数の読者さんから情報をいただいてまして(みなさん、ありがとうございます!!)、オープン日に合わせて様子を見に行ってきました。

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やはり人気があるのですね、この日は雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、次から次へとお客さんが吸い込まれるようにお店に入っていってました。ちなみに、オープン日のこの日は、9:30分オープンに対して9:00から整理券が配布されたとか。

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本当は店内をちょっとのぞいてこようと思ったのですが、大混雑のようだったので、店内は日を改めて訪れてみようと思います。なので、今回はみっふぃーおやつ堂小樽店オープンのお知らせのみでした。

【店舗情報】(お店情報は2023年4月時点でのものです)
営業時間:9:30〜17:30
年中無休
みっふぃーきっちん(みっふぃーおやつ堂小樽店)

※Twitter:みっふぃーきっちん【公式】(@Miffy_kitchen)
※Instagram:みっふぃーきっちん【公式】(@miffy_kitchen)
※サイト:みっふぃーきっちん |

※オープンのお知らせ:4/6 小樽に「みっふぃーおやつ堂」オープン|トピックス|dickbruna.jp 日本のミッフィー情報サイト

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※情報提供をどうもありがとうございました。

※参考
「みっふぃーおやつ堂」四号店が小樽に4月6日(木)グランドオープン!|株式会社 寺子屋のプレスリリース
株式会社 寺子屋(てらこや)

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2023年3月13日 (月)

雪解け時期限定「御膳水の滝」が小樽市総合博物館本館近くの崖に今年(2023年)も出現してます

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3月のこの時期の風物詩ともいえる、雪解け時期限定の「御膳水の滝」が、今年も小樽市総合博物館本館近くの、手宮公園下の崖に出現したということで、3月12日(日)に見に行ってきました。

春に向かって気温が上昇してきて雪解けが始まると、この小さな滝「御膳水の滝」が出現するんですよね。

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滝の水は、高島・祝津方面に抜ける道道454号小樽海岸公園線の道路脇に流れ落ちています。

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御膳水の滝の出現についは、例年、小樽市総合博物館がTwitterやFacebookで知らせてくれるので、毎年3月に入ると、そろそろかな〜って、チェックさせてもらっています。

今年は、継続的な水の流れを確認したのが3月7日(火)とのことで、ここ数年の中では早い方とのことです。

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こちらが小樽市総合博物館のFacebookページのその投稿で、これを目にして私も見に行ってきた、というわけです。

この御膳水の滝は、例年3月中旬頃に出現して、しばらくは見ることができますが、雪解けが進む今が見頃のようですね。もちろん、雪解けが終わると滝はなくなります。

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この御膳水の滝については、勢いよく水が流れ落ちてくるその上流部には、“御膳水”と呼ばれる泉があって、そこからあふれた水が流れ落ちているそうで、御膳水という名は、明治14年(1881年)8月に明治天皇が小樽を訪れた際、この水を献上したことに由来する、と伝えられています(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。

少しだけ動画も撮ってきました。

ということで、今年も春が近づいてきたことを知らせる御膳水の滝が現れてます。

実際に小樽もどんどん雪解けが進んで、市内の主な道路の雪はすっかりありません。もうすぐ春なんですね。

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【関連記事】
※昨年の記事です。
雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年(2022年)も小樽市総合博物館本館近くの崖に出現してます

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2023年3月 9日 (木)

ガラス工房「glass art N+(グラスアートエヌプラス)」で吹きガラス制作体験をしてきました

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小樽ガラスの街としても知られていますよね。

北一硝子をはじめとする、観光客にも人気のガラス製品を取り扱うお店のほか、市内にはたくさんのガラス工房があります。

そして、多くの工房で吹きガラスやとんぼ玉、ステンドグラスなどの制作体験ができます(ほぼ予約制です)。

中でも、吹きガラスの制作体験は、細長いパイプ(吹き竿)に息を吹き入れる様子がテレビなどで紹介されることも多いですが、先日、その吹きガラスの制作体験に初めて行ってきました!!

お世話になったのは、色内町にあるglass art N+グラスアートエヌプラス)です。

※制作体験に行ったのは、1月下旬と少し前なのでご了承を。
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いや〜、これだけ小樽がガラスの街として、ガラス製品が人気があり、制作体験も小樽観光での体験イベントとしてすっかり定着しているので、一度はやってみたいと思っていたんですよね。

グラスアートエヌプラスの場所は、旧手宮線跡沿いで、中央市場の右横を降りていって、旧手宮線手前を左折すると工房があります。

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だいぶ前ですが、2022年7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄の「発見!コロナ下の元気企業」という特殊記事で、ここglass art N+(グラスアートエヌプラス)が紹介されていたのですが、工房はご夫婦でやられていて、元々ガラス工芸会社の職人として働いていて、2014年に独立したそうです。

グラスアートエヌプラスは、オンライン販売でシマエナガのガラス細工が大人気なので、ご存知の方も多いと思います。そのシマエナガを様々なシリーズで商品化していて、コロナ禍で厳しい状況が続いている中、工房を支える主力に定着しているそうですよ。

グラスアートエヌプラスで吹きガラス制作体験基本情報

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まず最初に、吹きガラス制作体験の基本情報を。
※以下、2023年2月時点での情報です。

基本料金は3,300円(税込)です。

予約制(当日予約可)で、体験受付時間は10:00~16:00です。※工房の営業時間は10:00~17:00です。

説明等があるので、予約時間の10分程前にお店に行きます(連絡がなく予約時間より10分過ぎた場合はキャンセルになります)。

所要時間は1人約20分程度で、2人まで同時進行が可能とのことです。
※制作体験の対象は小学3年生(9歳)から。ペット同伴はできません。
※特にこちらから持ち物、服装などで準備するものはありません。

制作したガラスは一晩かけてゆっくり冷まして完成させるので、当日の持ち帰りはできず、翌日11時以降の店頭お渡しか、郵送となります(送料別途)。

グラスアートエヌプラスで吹きガラス制作体験の様子

では、ざっと吹きガラス体験の様子について紹介しますね。ただ、自分が体験してきたので、作業中の写真がないのはご了承を(※店内撮影許可はいただきました)。

はじめに受付用紙に住所氏名などの他、制作希望のガラスの形(タンブラー・ロックグラス・ボウル・ぐいのみ・花器)、色(全14色)、オプション(ヒビ・泡・取っ手など。有料250円〜)の有無などを書きます。

見本が窓際にあって、私はロックグラスで色はスカイブルー、オプションで泡模様(大)を選び、一緒に行った奥さんは、タンブラー、色はオレンジ、オプションでヒビ模様を選びました。

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準備してもらったエプロン、軍手、袖カバーを装着して、いざ、作業開始です。

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って、すいません、作業中の写真はないのですが、基本、こちらは座ったままで、言われた通りに手などを動かしていれば問題なく作業が進んでいき、教えるのが本当に上手です。

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それでも、細長いパイプ(吹き竿)に息を吹き込むのは、最初、加減が分からずちょっと苦戦。それに、グラスの形状を回しながら形作っていく時の、左右の手の動きが、これまた悪戦苦闘(器用な方ならなんてことはないでしょうが…)。

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それでも、アドバイスをもらいながら、作業を進めていけば、ちゃ〜んとそれなりに形になっていくんですね。

本当に繊細で重要なところは、やってくれますが、自分の手で作業しているという実感もしっかりあって、グラスの形ができていく過程が、なんとも楽しく嬉しいですね。

そして、グラスが完成です!!先に書きましたが、当日は持ち帰れないので、私は後日受け取りに来ました。

で、どんなのができたかというと…

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お〜!!なんだかいい感じ〜!!

制作体験はとっても楽しかったし、こうやって作ったものが手元に残るのもいいですよね。グラスはしっかり使わせてもらいます。

おわりに

ガラスの街・小樽とはいえ、主に観光客向けとなるこういった制作体験なので、小樽市民は行く機会はあまりなく、あってもなかなか行きにくいかもしれず、私もそうだったのですが、ようやく体験することができました。

すごく面白かったですし、いい記念にもなりましたし、機会があれば他の形状も作ってみたいですね。

ということで、グラスアートエヌプラスでの吹きガラス制作体験の様子でした。

【店舗情報】(お店情報は2023年2月時点でのものです)
営業時間:10:00~17:00
(吹きガラス制作体験は10:00~16:00)
工房休業日:不定休
※駐車場はありません。

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glass art N+ ~グラスアート エヌプラス~ 吹きガラス体験、随時受付中!私たちがサポートしますのでオリジナルガラスを作ってみませんか?小樽駅から徒歩6分。お待ちしております!
glass art N+『グラスアートエヌプラス』(@glass_art_Nplus)/Twitter
グラスアートエヌプラス 〜glass art N+〜(@glass_art_nplus) • Instagram

※参照:2022年7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(発見!コロナ下の元気企業)

※参考
体験施設の紹介 | 小樽市
ガラス復活の浪漫 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
小樽はなぜガラス工芸が盛んなのか│北海道ファンマガジン

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2022年9月15日 (木)

若竹町散歩【まとめ記事】〜7月に歩いてきた坂の街・若竹町の記事のまとめ

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若竹町とえいば、景色のよい平磯公園や、お祭りでおなじみの潮見ヶ岡神社などが若竹町で、時々訪れることはあるのですが、じっくり歩いたことがなかったので、ちょっと前の7月(一部6月)に、ようやく少しですが歩いてきて、その様子を数記事投稿しました。

まだまだ歩きたいところはあるのですが、一旦、それらの記事を関連記事と合わせてまとめておこうと思います。

ということで、この投稿は若竹町のまとめ記事です。

※若竹町の範囲はこちら。若竹町は○丁目というのはないのですが、とても範囲が広く、そして、斜面に住宅街が形成されている坂の街でもあります。


今回の若竹町関連の記事のまとめ

Otaru_20220720-150022rs 旧若竹小学校前の坂道を上ってきました。
旧若竹小学校前の勾配17%の坂道を上る
Otaru_20220720151442_150px_20220915231801 旧若竹小学校前の坂道からさらに上って若竹公園まで行きました。
若竹町の坂を上っていった先にある「若竹公園」〜ここは児童公園No.1
Otaru_20220720151935_150px 若竹公園から桜町中学校前の道です。
若竹公園から桜町中学校前の道は若竹町と桜町との町境で尾根になっている
Otaru_20220720152613_150px 歩いた住所は桜町ですが、上記の桜町中前の道からの続きで歩きました。
桜ロータリーから桜町中学校方面へと続く坂道〜今回は上から下ってきました
Otaru_20220605143822_150px 平磯公園に向かう道路沿いの気になるお店について(6月に歩いてきました)。
平磯公園に向かう道路沿いに気になるお店が並んでる(すいません、まだ入ってませんが…)〜古着屋STORAGE/Storage Cafe/花論珈琲茶房【情報提供】
Otaru_20220720145145_150px 平磯公園前にある短い下り坂の様子です。
平磯公園から若竹町側の短い下り坂(桜ロータリーから平磯公園への上り坂の続きの下り坂です)
Otaru_20200820150231_150px 過去記事ですが、上の記事の坂道に続く桜町側の坂道の様子です。
桜ロータリーから平磯公園へと上る坂道
Otaru_20190410141158_150px こちらは、水産高校前の坂道です(6月に歩いてきました)。
小樽築港駅前の国道5号線から水産高校前へとまっすぐと上る若竹町の勾配12%の坂道

※その他、過去の若竹町関連の主な記事
若竹郵便局が冬に移転していた
潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月4日・5日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節が戻ってきました
若竹地下歩道〜札樽自動車道からの道路を渡る地下歩道
若竹地下歩道〜国道5号線を渡る地下歩道
若竹小学校と祝津小学校が平成25年(2013年)3月末をもって閉校

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2022年7月 7日 (木)

⼩樽芸術村「⻄洋美術館」に行ってきました〜歴史的建造物の旧浪華倉庫を活用した⼩樽芸術村4館目の施設

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小樽の歴史的建造物を活用した、ニトリによる複合的な芸術空間「小樽芸術村」の4館目の施設として、今年(2022年)4月28日にオープンした「⻄洋美術館」に、先日ようやく行ってきました。

⻄洋美術館の場所は、小樽運河の浅草橋の先のすぐ右手に建つ、とても大きな石造倉庫がそれで、この建物は大正14年(1925年)建築の小樽市指定歴史的建造物にも指定されている、旧浪華(なにわ)倉庫です。

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家具・インテリア製造小売り最大手のニトリは、小樽芸術村を2016年に開設し、これまでの旧高橋倉庫と旧荒田商会のステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店の似鳥美術館に加えて、この西洋美術館をオープンしたんですよね。

西洋美術館(4月28日オープン) | 小樽芸術村

※写真が多く、とても長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

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2022年6月16日 (木)

小樽公園の見晴台に建つ「小樽八名所」の石碑

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小樽公園の見晴台に「小樽八名所 小樽公園」と書かれた石碑が建っています。

場所は見晴台のベンチの向こう側で、眺めのいいところです。

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この小樽八名所の石碑については、先日の記事手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」で紹介したんですよね。

小樽八名所については、以前、小樽市総合博物館運河館で開催された、1950年代の小樽の名所について紹介するトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」で紹介されていて、初めて知りました(その記事はこちら:小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!)。

で、小樽八名所は、昭和27年9月の北海タイムスに掲載された、景勝地投票として一般からの投票によって選ばれた小樽の名所なんですね。

その中で7位だったのが小樽公園で、どうやらその選定記念の石碑のようです。

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石碑の裏には「昭和二十七年九月四日 選定 小樽市 北海タイムス社」と、手宮公園の石碑と同じ文言が書かれています。

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実はこの小樽公園の石碑については、以前からなんなのかな!?と思っていたんですよね。

今回、手宮公園に建つ石碑の記事を書いていて、“あれ!?そうえいば小樽公園にも同じような石碑があったな!!”と、この石碑がなんなのかが繋がったわけです(建った年月日は表記されてませんね。そもそも昔からここにあったのかな?)。

ちなみに、小樽八名所は手宮観光地ラインと小樽公園の他、天狗山金比羅、オタモイ、五百羅漢、銀鱗荘、豊楽荘、松山逍遥道路が選ばれているのですが、古い石碑ですが、他にもまだ残っているところがあるのかな!?

(トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」より)
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(石碑は一部欠けてます)
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ということで、小樽公園の見晴台にも建っていた、小樽八名所の石碑についてでした。

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手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」

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