書籍・雑誌

2024年4月10日 (水)

《公式》小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行・配布されています〜今回はウェブ版(デジタル版)も

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小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行・配布されています。

小樽観光に来た皆さんが、まず最初に手にする機会が多いと思われる、この無料の小樽観光ガイドブックですが、2024年度版は完全リニューアルとなっていて、名称も昨年の「ようこそ小樽」から「つむぐおたる」に変わっています。

表紙も落ち着いた感じになってますね。

内容についても大きく変わっていて、まず前半は「海と運河がつむぐ7つの物語」と題して、小樽運河・北前船・鰊・港と鉄道・北の商都・語る街並み・碧の小樽、という7つの物語で小樽の紹介をしています。

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そしてマップのページを挟んで、後半はおすすめのグルメ・体験・お土産店・宿泊施設などの紹介となっています。

で、実はページ数は昨年の全28ページから16ページ(表紙含める)に減っているんですよね(目的別のおすすめの観光案内がなくなっています)。

ただ、今回はウェブ版(デジタル版)も同時に作られていて、PCやスマホでも見ることができ、冊子とも連動しています。
※ウェブサイト版:つむぐおたる

ウェブ版では冊子掲載の店舗やスポットの検索もできますし、個別の店舗情報などは誌面よりさらに詳しく掲載されているなど(地図も掲載)、デジタル版の内容を充実させています。

例えば、冊子のお店一覧で気になるお店をチェックして、スマホでさらにそのお店の詳しい情報を見る、といった使い方ができますね。スマホでの店舗検索は、冊子の店舗番号で簡単に検索できます。

冊子版は日本語のみです(マップ版は別冊として多言語版が出ています)。

ということで、《公式》小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行されています。たくさんの方にこの新しいガイドブックを手にとってもらって、小樽観光を楽しんでもらえるといいですね。

※ウェブサイト版:つむぐおたる

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※PDF版などのリンクはこちらから;[公式]小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参考:【月刊小樽自身2023年11月号】小樽観光の裏舞台 観光ガイドマップの製作現場にせまる! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が発行・配布されています
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2023年4月19日 (水)

銭函地区の情報満載イラストマップ付フリーマガジン「OTARU 銭函の秘密マップ vol.4」が発行されています

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小樽の銭函地区を紹介する、知る人ぞ知るイラストマップ付のフリーマガジン「OTARU 銭函の秘密マップ vol.4」が、2023年3月31日に発行されています。

2019年7月発行のvol.3改訂版以来、4年ぶりとなりますね。

小樽の東の端に位置する銭函地区は、海があって山があってと自然にあふれ、街には素敵なカフェや雑貨店なんかも色々あって、札幌の手稲区と隣接しているという立地のせいもあってか、小樽の中でも独自の文化が育っているように感じます。

この銭函の秘密マップはA5サイズで全24ページ。前半は銭函エリアのアートシーン、アクセス情報&マップの使い方、工業地域も持つ銭函の工場のものづくり、手仕事のものづくりなどの特集が組まれてます。

そして、銭函エリアとして、銭函・見晴・春香・張碓・星野・桂岡の6つの町について、イラストマップ2ページに加えてグルメやアクティビティや注目スポットなどの情報を写真付きで紹介しています。

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編集・制作・発行は「小樽人/OTARU秘密マッププロジェクト」で、サイト「小樽人」が連携ウェブサイトとなっています。

「小樽人」でおなじみ、自称小樽のマスコット“消防犬ぶん公”が、今回も登場してますね。

表紙の消防犬ぶん公。前回は「ヘェー」で今回は「オッ」。
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銭函の秘密マップの配布場所は銭函エリア中心に設置されてますが、銭函エリア以外の市中心部などでも設置場所が増えてきています。ちなみに、私は南樽市場で入手しました。
※設置場所についてはサイトのこちらで:2023『OTARU 銭函の秘密マップvol.4』設置場所情報 – 秘密マップ

また、冊子のイラストマップ部分は、サイトからダウンロードすることができるようになってます(ご利用は個人で楽しむ範囲で)。
2023 『OTARU 銭函の秘密マップ』PDF版,Google Map版 – 秘密マップ

ということで、「OTARU 銭函の秘密マップ vol.4」が発行されています。銭函方面に出かける際には、このマップで情報をチェックしておくといいかもしれませんね。

私も銭函地区はなかなか行く機会がないのですが、この銭函の秘密マップを手に、ゆっく銭函めぐりをしてみたいです。

小樽人 – 小樽らしさ、小樽人らしさを探しています。
※Instagram:小樽人(@otaru.jin.z)

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【関連記事】
銭函地区の情報満載「OTARU 銭函の秘密マップ vol.3」の改訂版が発行されています

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2023年4月 9日 (日)

小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が発行・配布されています

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小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が発行・配布されています。

小樽観光に来た皆さんが、まず最初に手にする機会が多いと思われるのが、この小樽観光協会による無料の小樽観光ガイドマップですが、2023年度版ができたんですね。

表紙は今年が小樽運河が完成してから100周年を迎える記念の年ということで、現在と過去の小樽運河の写真があしらわれています。

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内容については、昨年度の2022年度版「ようこそ小樽」の修正版で、紙面構成の大幅な変更はなく、細部の観光情報・施設情報等を最新のものに修正しているとのことです。

A4版フルカラー全28ページの内容をざっと紹介すると、新しくなった表紙をめくると「浪漫に魅せられて」のタイトルで運河〜北運河エリアを、続いて「街歩きに心躍らせて」で市内中心街全域を、さらに「夜を遊び尽くして」「自然に感動して」と、メインとなる観光案内が続いています。

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そして、小樽のグルメ・スイーツの紹介ページがあり、実際のガイドマップを挟んで、後半はおすすめのお店・施設・体験・宿泊施設などの紹介が盛りだくさんに掲載されています。

外国人観光客も増加していることから、3年ぶりに英語版冊子も製作をしたそうです。

小樽観光協会のサイトに日本語版、英語版のPDFデータが用意されています。
※データ版はこちら:もっともっとおたる | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

マップのみのデータであれば、中国語簡体字・繁体字、韓国語、タイ語についてもPDFデータが製作されていて、上記リンク先でダウンロードできます。

ということで、新しくなった小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が配布されています。たくさんの方にこの新しい観光ガイドマップを手にとってもらえるといいですね。

※参照:新小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が完成しました! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
2年ぶりに改訂された2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」が配布されています

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2023年1月26日 (木)

北海道情報誌 HO [ほ] 2023年1月25日発売Vol.184で、なんと小樽のツララについてエッセイ書いてます!!

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HO [ほ] という、北海道の旬な情報、おすすめスポットなどを、独自の視点で紹介する、北海道に特化した人気の総合情報誌があります。

小樽も特集などでよく取り上げられ、私も時々手にして興味深く読ませてもらっていて、グルメ情報なども丁寧な取材で、新しいお店や、ちょっと郊外のお店などの紹介もあって、参考にさせてもらっています。

そのHOの2023年1月25日発売最新号Vol.184(2023年3月号)では、「珍景もあるヨ 絶景ワンダ冬 北海道」という特集で、雪国北海道ならではの冬の絶景・珍景、アクティビティーなどを紹介しています。

で、なんと、私もそこでエッセイを書かせていただきました!!

扱ったのは、小樽のツララについてです。

実は、このブログでは「小樽ツララコレクション」というシリーズ記事を毎年書いていて、それを編集の方が目にしてくれたみたいで、今号のHOの特集内容と合うということで、お話をくださったんですね。

見開き2ページで写真多めで書かせていただきましたが、こんな人気の雑誌に、私のような地域の弱小個人ブロガーがエッセイを書くなんて、なんだか自分でも驚いています。

普段通りの語り口で書かせてもらったので、ブログを同じような感じで読んでもらえると思います。

いや〜、個人ブログでも、続けていると色んなことが起こるものだと、改めて実感しておりますが、何はともあれ、興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。記念として(笑) 660yen(税込)です。

そうそう、今シーズンはまだ小樽ツララコレクションの記事を書いてないのですが、写真は撮り溜めているので、HOも発行されましたし、そのうち書こうと思っていますので、それまはたお楽しみに!!

※HOの最新号の内容情報はこちらで
北海道情報誌 HO [ほ] オフィシャルサイト

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2022年12月21日 (水)

小樽商大生による「小樽あんかけ焼きそば事典2022」発売〜2013年、2017年に続いて3冊目

小樽のご当地グルメとして、すっかり定着した「小樽あんかけ焼そば」ですが、小樽商大生による小樽あんかけ焼そば紹介本「小樽あんかけ焼きそば事典2022」が、12月15日より発売されています(550円)。

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この本は、発行が小樽商科大学第22期江頭ゼミということで、小樽商科大学の江頭教授のゼミの学生たちによる本で、取材、執筆、撮影も学生たちによるものなんですね。

ちなみに、この小樽あんかけ焼きそば事典は、2013年、2017年に続く3冊目になります。

今回は市内46店舗について、エリア別にお店の紹介と営業情報、あんかけ焼そばの特徴・価格などについて紹介しています。

まだ内容はざっと見た程度なのですが、掲載されているお店が以前の2冊からは、やっぱり変わっているんですよね。閉店してしまったお店や新しくできたお店が結構あるんですね。

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内容的には、その他、コラムとして「小樽あんかけ焼きそばとかた焼きそばの違い」や「あんの秘密」などを紹介するほか、「小樽あんかけ焼そばルーツ探し」といった特集も掲載されています。

また、今回は番外編として、上川町の上川ラーメンの6店舗が掲載されているのですが、これは上川町と小樽商科大学が包括連携協定を結んでいる縁で、地元の名物の上川ラーメンを紹介することになったそうで、すいません、私は上川ラーメンを知らなかったのですが、特集を見ていると食べてみたくなりますね。

ということで、今や小樽のソウルフードとまで言われるようになった小樽あんかけ焼そばは、私も大好きなんですが、この本を見ていると、ほんと食べたくなります。

この本を参考に、あちこち食べに行ってみたいですね。

※市内の書店・ローソン・セイコーマートで販売しているとのことです。
※Amazonでも販売しています。

ガオちゃん【江頭ゼミ】(@NpoEgao)/Twitter

【関連記事】
テレビで放送されて話題の小樽あんかけ焼そば〜小樽あんかけ焼そばガイドマップと小樽あんかけ焼きそば事典2017
小樽商大生が作った「小樽あんかけ焼きそば事典」発売中(2013年)

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2022年10月24日 (月)

小樽市市制施行100周年記念誌「小樽市100年の歩み」が発行・販売されています

小樽市の市制施行100周年にあわせて、記念誌が発行されてます。

小樽市市制施行100周年記念誌【小樽市史写真編】
「小樽市100年の歩み」
大正11(1922)年 →令和4(2022)年

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A4版72ページで、価格は700円(税込み)となっています。

「小樽市史写真編」をコンセプトに、これまでの小樽市の歩みを、写真を通して振り返るものとなっていて、小樽の歴史、人々の生活や街並みの変化を、視覚的に伝えるものとなっているとのことです。写真は約150枚掲載されているそうですよ。

で、私も買ってきました!!買ったのは紀伊国屋書店小樽店です。

実際に手にして中を見てみると、多くの貴重な写真が、解説文と共に掲載されていて、私もまだ全部読んではいないのですが、とても興味深い内容になっています。

ちなみに、目次は次のようになっています。
巻頭 地図に見る街の変遷
序章 <市制施行前史>明治の小樽
第1章 「小樽市」誕生、大発展の大正時代
第2章 昭和戦前、拓ける街とその賑わい
第3章 戦後、復興から昭和30年代まで
第4章 昭和40年代、“斜陽”といわれた時代
第5章 再生への道を探る昭和の末期
第6章 平成~令和、「観光都市」への変容

販売店は小樽市内の喜久屋書店(ウイングベイ小樽)、紀伊国屋書店小樽店・札幌本店、そして、小樽市総合博物館本館・運河館で10月22日(土)から販売を開始していて、さらに小樽市役所地階売店でも10月24日(月)から販売するそうです(10月19日現在の状況)。

販売店は今後順次拡大予定とのことで、また、記念誌は、郵便振替により事前に代金を支払って、送料負担することで、郵送販売も行っているとのことです。

販売店や郵送販売について詳細は、小樽市HP内のこちらに掲載されています。
小樽市市制施行100周年記念誌の販売について | 小樽市

ということで、小樽市市制施行100周年記念誌が発行、販売されています。気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。

そうそう、10月21日(金)に小樽市市制施行100周年記念式典が市民センターで開催されて、その様子がYouTubeで配信されています。長い動画ですが、気になる方はこちらもどうぞ。

小樽市市制施行100周年記念誌の販売について | 小樽市

※関連ニュース
・2022年10月20日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(記念誌について)
・2022年10月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(式典について)

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2022年10月 1日 (土)

ニュースより/「月刊おたる」が通巻700号〜道内最長の歴史を持つタウン誌

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月刊おたるは、小樽ゆかりの人たちによるエッセイや詩や小説、小樽で活躍する市民や企業の紹介を掲載する、地元に愛される小冊子のタウン誌です。

この月刊おたるですが、なんとタウン誌としては道内最長の歴史を持つということなんですね。

そして、創刊が昭和39年(1964年)というとこで、9月26日発行の10月号で、通巻700号を迎えたとのことです。

このことは2022年9月27日付北海道新聞朝刊第4社会欄にて紹介されていました。

ニュースによると、創刊したのは小樽出身で2011年に亡くなった詩人の米谷祐司さんとのことで、現在の編集長は5代目となる藤森五月さんです。

発行部数は創刊時は9,000部で、現在は2,760部とのことで、書店での販売はなく、協賛企業がまとまった部数を買い取って、顧客などに配布する形で支えてきているそうで、私なんかは文学館などで入手させてもらってます。感謝です。

記念の700号では、特集として現発行人の山本一博さんらによる対談や、祝700号の寄稿が掲載されています(700号は80ページ)。

ということで、創刊700号を迎えた地元・小樽の小樽ゆかりの人たちによるタウン誌月刊おたる、見かけたら手にとってみてはいかがでしょうか。

※1冊330円(税込)。協賛という形での購入や定期購読もできるようです。
※各号の情報はFacebookページで:月刊おたる | Facebook

※関連ニュース:いつも心の友で 月刊おたる700号達成!(小樽ジャーナル)

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2022年8月24日 (水)

写真家・土肥美帆さんのボス猫・ケンジ写真集「みんなケンジを好きになる」が我が家にもやってきた!!

いよいよ発売になりましたね!!

そして、我が家にもきました!!写真家・土肥美帆さんによる、小樽の漁師の猫で、今や大人気のボス猫・ケンジの写真集「みんなケンジを好きになる」です!!

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写真集「みんなケンジを好きになる」(河出書房新社)2022年8月18日発売
A4変形/96ページ・定価:1,595円(本体1,450円)

いや〜、それにしても、ケンジはなんだか爆発的な人気ですね。

写真家の土肥美帆さんは北海道生まれ(滋賀県在住)で、2014年より、なんとこちら小樽の港で生きる猫たちの姿を撮り続けていて、多くの賞も受賞しています。

2018年には小樽の漁港に生きる、雪の中の猫たちの姿を収めた写真集「北に生きる猫」を出版していて、私も購入してブログで紹介させていただきました。
小樽の漁港に生きる猫たち、それも雪の中の猫たちの姿を収めた写真集「北に生きる猫」(土肥美帆さん)

写真集「北に生きる猫」(河出書房新社)
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猫好きの私もすっかり土肥美帆さんのファンなんですが、その後、土肥さんによる小樽の漁師の猫、ボス猫・ケンジの写真がインスタグラムなどで大きな話題になり、ついに今回のケンジの写真集の発売となったんですね。すごい!!

大きい顔に優しそうな細い目。体重は8.4kgの大きな体で、見るものになんとも言えない幸福感と元気を与えてくれるのですが、ボス猫というだけあって、実際のケンジは堂々として、器が大きく、気持ちも大らかで、とても男気があるそうです。

写真集では、そんなケンジの日常のなんとも癒される写真の数々はもちろん、ケンジのプロフィールやケンジを中心にした浜の猫たちの相関図、ケンジにまつわる様々なエピソードも書かれていて、ボリュームたっぷりにケンジを満喫できる内容になっています。

猫たちはもちろん、地域の方々との信頼関係があってこそ、こういった素敵な写真が撮れるのでしょうね。

いや〜、私もついつい笑みがこぼれて、すっかり癒されてます。

※土肥美帆さんのSNSアカウント
・Instagram:どいみほ(Miho Doi)(@big_face_cat_kenji)
・Twitter:@miho885610
・Facebook:土肥 美帆 | Facebook

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写真集「みんなケンジを好きになる」
(河出書房新社)
2022年8月18日発売
A4変形/96ページ
定価:1,595円(本体1,450円)
みんなケンジを好きになる(河出書房新社)

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2022年4月 3日 (日)

2年ぶりに改訂された2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」が配布されています

小樽観光協会による、無料の小樽観光ガイドマップの2022年度版「ようこそ小樽」が発行・配布されています。

2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」
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小樽観光に来た皆さんが、まず最初に手にする機会が多いと思われるのが、この小樽観光協会による無料の小樽観光ガイドマップですが、2年ぶりの改訂となります。

実は昨年(2021年度版)は、コロナ禍で観光客が激減したこともあって、発行を見送り、2020年度版を続けて活用していたんですよね。

今回の2022年度版発行に際して、タイトルも「もっともっともっと小樽」から「ようこそ小樽」に変更になっています。

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コロナ禍の厳しい状況の中、改めて観光のお客様をお迎えするという意気込みや、旅行訪問先として小樽をご選択いただいた感謝の気持ちを込めて、タイトルを「ようこそ小樽」に変更したとのことです。
※参照:新小樽観光ガイドマップ2020「ようこそ小樽」が完成しました! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

内容については、改訂版ということで、大幅な変更はないようですが、もちろん、観光情報・施設情報等は最新のものに修正されています。

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ざっと内容を紹介すると、新しくなった表紙をめくると「浪漫に魅せられて」のタイトルで運河〜北運河エリアの紹介、続いて「街歩きに心躍らせて」で市内中心街全域を、さらに「夜を遊び尽くして」「自然に感動して」とメインとなる観光案内ページが続いています。

そして、小樽のグルメ・スイーツの紹介ページがあり、後半は、実際のガイドマップを挟んで、おすすめのお店・施設・体験・宿泊施設の紹介が盛りだくさんで掲載されています。

現在は、昨今の状況を考慮して日本版冊子のみの印刷となっていて、英語版は現在のところはPDFデータのみの対応となっているとのことです。
※データ版はこちら:2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」

ということで、新しくなった2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」。早く観光客の皆さんが気兼ねなく小樽に来られるようになり、たくさんの方にこの新しい観光ガイドマップを手にとってもらえるといいですね。

【関連記事】
小樽観光ガイドマップ「もっともっともっと小樽2020」を引き続き2021年度も活用。最新情報が公式サイトに
小樽観光ガイドマップの2020年度版「もっともっと“もっと”小樽」が配布されてます

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2021年5月23日 (日)

小説「ミュゲ書房」〜小樽出身の著者・伊藤調のデビュー作〜“そこは、人も物語も再生する本屋さん”

本日は珍しく小説の紹介です。

ミュゲ書房」著者:伊藤調
発行:KADOKAWA(2021年3月17日発行)
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普段、このブログでは書籍関係を紹介することはほとんどないんですが(あまり読書をしないもので…)、この小説「ミュゲ書房」の著者・伊藤調(しらべ)さんは小樽出身の方なんですよね。

伊藤調さんとは、オレンジ11(伊藤調)さん (@iBYifqTblxozFLg)としてTwitterでフォローしていただいていて、小説デビューされたということを知って、今回読ませていただきました。

小説「ミュゲ書房」は、もともとウェブ小説サイト「カクヨム」に掲載したものを加筆修正して書籍化したものとのことです。

装丁も素敵です。

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〜そこは、人も物語も再生する本屋さん〜

大きな挫折を経験した元編集者の若い主人公が、祖父の書店『ミュゲ書房』を継ぐことになり、そこに関わる人々との出会いの中、編集者として再起していく物語で、終盤での思わぬ展開になってからは、面白くて一気に読み進んでしまいました。

本というものを作って売るための工程、過程、それに関わる人々の情熱も描かれ、本に携わっている人、本を愛する方々にとっては、一層引き込まれる内容なのではないでしょうか。

一方、物語はもちろんフィクションでありながらも、小樽出身の著者が描く、舞台となる架空の町「A市」は、小樽がモデルとのことで、作中で小樽とは書かれてないものの、その風景や自然、食べ物があちこちで出てきて、読む人が読めば、これは!!って分かるんですよね。

例えば、大正末期に建てられた洋館を改装したという、タイトルにもなっているミュゲ書房の建物の雰囲気は小樽にありそうな建物ですし、人口減に悩んでいるというA市、市内のどの場所にいてもたいていは海が見えるというその地形、他にも栗の自生林の北限っていわれるT公園と炊事遠足、廃線跡の遊歩道などなど…

作者の本来の意図とはズレてしまうかもしれませんが、個人的には、所々で描写される小樽を思い起こさせる情景に、ニヤッとしてしまって、なんとも興味を惹かれます。

ということで、小樽出身の伊藤調さんの小説「ミュゲ書房」。今は、コロナ禍でちょっと外出もままならないので、家でゆっくり読書をするのもいいですね(私は久しぶりでしたが…)。


※内容について、KADOKAWAのサイトからの引用です。

挫折を味わった編集者は書店主となり、そしてまた編集者として再起する。本に携わる人々と、彼らの想いを描いたお仕事エンターテインメント。
ミュゲ書房 伊藤 調:文芸書 | KADOKAWA

ミュゲ書房 伊藤 調:文芸書 | KADOKAWA
ミュゲ書房(オレンジ11) - カクヨム
オレンジ11(伊藤調)さん (@iBYifqTblxozFLg)(Twitter)

※Amazonで「ミュゲ書房/伊藤 調」をチェックする。

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