後志の地域雑誌「BYWAY後志」の23号で小川原格さんの追悼特集
ようやくこの雑誌を買いました。
後志の地域雑誌「BYWAY後志(バイウェイしりべし)」の23号です(発行BYWAY後志発行委員会)。
2019年12月に71歳で亡くなった、小川原格(おがわら ただし)さんの追悼特集「ありがとう小川原格さん」が掲載されているんですよね。
小樽の老舗の蕎麦屋「藪半」の店主として知られる小川原格さんですが、小樽運河の保存運動の中心的な役割を担い、その後も運河を中心としたまちづくりに取り組み、小樽の、さらには後志の観光振興に尽力し続けた方として、小樽・後志地域では、あまりにも有名な方です。
小川原格さんは、この雑誌、BYWAY後志の発行委員会の委員長でもあったんですね。
そして、今号の追悼特集ですが、31ページにわたり、人物「小川原格」を語る内容で、長女で藪半若女将による「いつもの会話」、同誌の現在の発行委員長で北海道職業能力開発大学校特別顧問の駒木定正さんによる「追憶 小樽蕎麦屋・藪半建築物語」などなど、関係者9人による記事が掲載されています。
さらには、過去の記事から、小川原格さんが「小樽運河を守る会」の元会長・峯山冨美さんについて語った記事も再掲されています(対談の聞き手はバックパッカーズホステル杜の樹の原田正樹さん)。
いや〜、これは一気に読んでしまいました。本当にすごい人ですね。私は、残念ながら面識はなくて、お話をさせていただいたこともなかったのですが、う〜ん、一度じっくりお話を聞いてみたかったです。
「BYWAY後志」は、後志管内と札幌の主な書店、道の駅で販売しています。私は小樽駅前の紀伊國屋書店で買いました。
紀伊國屋書店ではまだ数冊あったのですが、お店の方によると、小川原格さんの特集ということで、とても人気があるそうですので、気になる方は早く手にしたほうがいいかもしれませんね。
※参照:2020年6月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
【関連記事】
・【訃報】小樽運河保存、その後の小樽の観光振興に尽力した小川原格さん死去のニュース
・運河保存運動の象徴・峯山冨美さん〜訃報
最近のコメント