映画「ゴールデンカムイ」が全国で公開〜小樽はウイングベイ小樽のイオンシネマで上映〜物語の舞台は明治末期の小樽
映画「ゴールデンカムイ」が2024年1月19日(金)から、全国で公開されています。
野田サトル先生による漫画で、アニメにもなっている大人気の作品の実写映画化で、漫画やアニメを見ている方はご存知と思いますが、序盤の舞台となっているのが、明治末期の北海道、それも小樽なんですよね。
日露戦争の帰還兵とアイヌの少女を主人公とした物語なんですが、主演の杉元佐一役が山﨑賢人さんで、アイヌの少女のアシㇼパ役が山田杏奈さんです。
※映画『ゴールデンカムイ』公式サイト
ということで、ゴールデンカムイは私も好きな作品なので、早速見に行ってきました。小樽では、ウイングベイ小樽内のイオンシネマで上映しています。
※小樽|イオンシネマ
物語の舞台が小樽といっても、時代が明治末期なので、小樽でロケをしているわけではないのですが、当時の小樽を思わせる市街地が各所で出てきます。
内容については、もちろんここでは詳しくは触れませんが、漫画やアニメで出てきた、あの建物やあの名物も出てきましたよ。
それに、アイヌの食生活や生活様式などのアイヌ文化についても、原作同様に丁寧に説明してくれています。
ちなみに、小樽市総合博物館運河館では、アシㇼパの衣装のモデルになっていると思われるテタラペ(草皮衣)という衣服がもともと展示されていて、映画公開に合わせて、この文様が克明に描かれているコミック版第一巻裏表紙と、野田サトル先生のサイン(イラスト)入り色紙を展示しています。
展示は第一展示室に入ってすぐ右です(展示スペースに入るには入館料が必要です。一般300円)。
映画撮影中には、明治後期の小樽の光景について、製作スタッフからたびたび博物館に質問があって協力したそうで、映画のエンドロールで特別協力として「小樽市総合博物館」の文字を見ることができます。
こちらが小樽市総合博物館のFacebookページの関連投稿です。
【追記】映画公開にあわせて展示していた野田サトル先生の色紙は2024年5月12日までで、いったん公開を休止しています。彩色の色紙のため褪色を防ぐための措置とのことで、機会を見てまた公開を計画するとのことです(参照:小樽市総合博物館 | Facebook)。
ということで、映画「ゴールデンカムイ」が公開中です。気になっている方は、お見逃しなく。
※映画『ゴールデンカムイ』公式サイト
※TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト
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