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2024年9月 3日 (火)

ニュースより/保存修理工事中の旧日本郵船(株)小樽支店の維持管理に指定管理者制度を導入

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少し前のニュースからですが、現在、大規模な保存修理工事を行っている小樽市が所有する国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店の維持管理について、市教委が2025年度から指定管理者制度を導入するというニュースがありました。

2024年6月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

現行の業務委託から切り替えるとのことですが、これによって、施設の利活用やイベントの開催などで指定管理事業者の自由度が高くなるとのことです。

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(写真は2024年8月24日撮影)

これまでの業務委託では、事前に取り決めた契約通りの業務を行うことが原則で、活用において柔軟な対応は制度上難しかったそうで(観光施設としての活用は見学中心)、それがイベントや講演会などの開催ができるようになるんですね。

指定管理者制度の導入において、国指定文化財などの管理実績のある事業者の選定が可能になる点もメリットのひとつになるそうです。

ニュースによると、指定管理者いついては、10月に有識者らによる選考委員会を開くなどして、年内に事業者を決める方針とのことで、その説明会も8月8日に開催されています(非公開で3社・団体が出席)。

説明会開催のニュースは2024年8月9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて、それによると指定期間は2025年4月1日から3年間。公募の受付は9月2日〜18日になっています。

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国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。1955年に市に譲渡された後、1969年に重文に指定されています。

一般公開していた旧日本郵船(株)小樽支店は、工事のために2018年11月から長期休館となっているんですよね(実際の工事は2020年(令和2年)7月から)。

春のニュースでは、保存修理工事の完了は当初の計画より1年半遅れて、2025年(令和7年)1月となる見通しで、一般への再公開は2025年5月頃になるとのことでしたが、今回のニュースで一般公開は2025年4月にも再開できる見通しと報道されています。
※工事の遅れなどについては、こちらの記事でどうぞ。
ニュースより/旧日本郵船(株)小樽支店の大規模保存修理工事の完了がさらに遅れて、一般への公開は早くても2025年5月頃に

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この旧日本郵船小樽支店を近年力を入れている北運河地区の観光拠点として、さらにアピールしていきたい考えということで、この重厚でとても素敵な建物が有効に活用してもらえるようになるといいですね。

重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店の指定管理者を募集します | 小樽市

※参照ニュース:2024年6月22日・8月9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※参考:指定管理者による管理を行っている公の施設 | 小樽市

【関連記事】
ニュースより/旧日本郵船(株)小樽支店の大規模保存修理工事の完了がさらに遅れて、一般への公開は早くても2025年5月頃に(2024年)
保存修理工事中の旧日本郵船(株)小樽支店の覆いが外れて久しぶりに歴史ある重厚な姿を見せてくれています(2023年)
旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事の現場見学会に参加してきました」(2022年)

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2024年8月13日 (火)

ニュースより/ニトリが小樽芸術村の5館目となる新しい美術館の開業を計画中!?

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少し前ですが、家具・インテリア製造小売り大手のニトリホールディングスが、小樽の歴史的建造物を活用した複合的な芸術空間「小樽芸術村」の新しい美術館の開業を計画している、というニュースがありました。

2024年7月5日付北海道新聞朝刊経済欄に掲載されていました。

ニトリによる小樽芸術村(運営は系列の似鳥文化財団)は現在4館あり、5館目となる新施設では浮世絵やクラシックカーを展示する構想とのことです。

ニュースによると、新たに取得した建物は小樽運河の浅草橋のそばで、小樽芸術村「⻄洋美術館」の向かいの回転寿司店の入っていた建物ということなので、以前、回転寿司チェーンの函太郎小樽店(2022年9月3日閉店)やラオックス小樽運河店(2020年8月閉店)が入っていた石造倉庫の建物(浅草橋小樽運河倉庫ビル)と思われます。

(右が西洋美術館。その向かいの建物と思われます)
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(こちら)
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この報道の時点では、開業時期などの詳細は明らかにしてないのですが、建物は取り壊して再建する案もあるとか。

ちなみに、現在の小樽芸術村の4館は、ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫と旧荒田商会)、旧三井銀行小樽支店(重要文化財)、似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)、西洋美術館(旧浪華倉庫)となっています。

また、何か報道があれば、ブログでも取り上げようと思っています。

小樽芸術村公式サイト 似鳥美術館

【関連記事】
⼩樽芸術村「⻄洋美術館」に行ってきました〜歴史的建造物の旧浪華倉庫を活用した⼩樽芸術村4館目の施設
運河近くの回転寿司の函太郎小樽店が9月30日で閉店してます

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2024年7月19日 (金)

ニュースより/旧運河プラザは「ルタオ」に賃貸〜小樽市が公募型プロポーザルで選定

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少し前のニュースからですが、小樽市は公募型プロポーザル方式(提案内容により貸付先を決定する手法)で募集していた旧運河プラザの優先候補者として、洋菓子店ルタオを展開する(株)ケイシイシイを選定したとの発表がありました。

旧小樽倉庫南側(旧運河プラザ)の貸付け公募型プロポーザルの審査結果について | 小樽市
※参照ニュース:2024年7月9日・10日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

ニュースによると、カフェ&レストランや午後10時まで営業するバーなどを設けて、夜の賑わいの創出を含めて小樽観光の拠点を目指すとのことです。

運河方面の小樽観光の拠点となっていた運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)は、2024年3月31日をもって閉鎖し、観光案内所と物販の機能は第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場に3月25日に新しくオープンした「小樽国際インフォメーションセンター」に移りました。

その後、建物を所有する小樽市は、市民や観光客が休憩などできるようなフリーなスペースを一定程度確保する条件をつける前提で公募を行っていたんですよね。

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市では、以下の項目を貸付条件の柱としました。

・市民や観光客の憩いの場の確保:自由に出入りでき、トイレの機能も兼ねたフリースペース
・観光振興に寄与:運河プラザだけでなく、広く当市の観光振興に寄与する内容であること。
・北運河や第3ふ頭への回遊性:北運河や第3ふ頭への回遊性がある仕掛けづくり。
・夜の賑わい創出:宿泊客が夜の時間を過ごせるコンテンツの提供
令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

で、今回、事業者としてルタオのケイシイシイが選定されたわけですが、運河プラザの時は、観光案内所と休憩スペース、そして喫茶店が入っていた「1番庫」、土産物店の「2番庫」、イベントでよく使われていた多目的ギャラリーの「3番庫」、そして中庭と前庭がありました。

(運河プラザの時の1番庫)
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(2番庫の土産物店)
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ケイシイシイの企画では、1番庫でバーとテイクアウト商品を販売し、もともと1番庫の3分の2は公共スペースとして利用するという条件があったので、ここで観光案内や小樽の歴史を紹介するコーナーを設けるそうです。

そして、2番庫でスイーツや工芸品販売、3番庫はカフェ&レストラン、イベントスペースを設ける予定とのことです。

8月1日付けで賃貸借契約を締結し、賃貸借期間は2029年3月末まで。8月にも施設改修に着手し、1番庫は9月、2番庫は10月のオープンを予定していて、3番庫は来春開業を目指すそうです。

改修費は全額ケイシイシイが負担で、そうそう、エアコンを導入するそうですよ(←これ大事かも)。

家賃としては、市が設定していた最低価格月62万円に対して、月約100万円を提示していて、これも決定に大きな影響があったようです。

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旧運河プラザの建物は 明治23年(1890年)〜27年(1894年)建築の旧小樽倉庫で、小樽市指定歴史的建造物です(1983年に市所有)。なので歴史的にもとても貴重な建物でもあるんですよね。

同じ建物内には、旧運河プラザの他に建物北側に小樽市総合博物館運河館、中央レンガ造の部分には「小樽百貨 UNGA↑」が入っていて、そちらはこれまで通りに営業しています。

今回、旧運河プラザに市内外に知名度もあるルタオが選定されたということで、一定の安堵感が漂っている感はあります。

ただ、旧運河プラザのように気軽に休憩などにも立ち寄れて、交流の場として機能するのか、歴史を感じさせてくれていた建物内部の様子はどうなるのかなどなど、一般市民としても気になるところはまだありますが、まずは決まりましたね。

今後、いい方向に進むことを願って、秋のオープンを楽しみに待ちたいと思います。

※参考:令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

小樽洋菓子舗ルタオ -

【関連記事】
運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について
3月31日で閉鎖される運河プラザに感謝を伝えるためのメッセージボードが設置されてます〜 #ありがとう運河プラザ
3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】

※小樽国際インフォメーションセンター関連
小樽国際インフォメーションセンター2階に展望テラス「ハイボールテラス」が6月28日にオープンしてます(まだ飲み食いしに行ってませんが…)
小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン

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2024年7月 5日 (金)

ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸にホテル「Tabist 海宝楼 小樽」が7月1日にオープンしてます

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東雲町にある小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸に、ホテル「Tabist 海宝楼 小樽」が2024年7月1日(月)にオープンしてます。

旧板谷邸に装いも新たにホテルがオープンするとは全然知らなかったのですが、2024年6月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて知りました。

ニュースによると、ホテルを開業したのはホテル運営や宿泊予約システムなどを手掛けるタビスト(東京)で、ホテルは不動産会社のイーダブルジーとの共同経営とのことです。

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訪日外国人客の利用を考え、比較的広めの客室を用意して、長く滞在してもらう戦略とのことです。

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Tabist 海宝樓 小樽 | Tabist(タビスト)宿泊予約サイト【公式】

小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸について

観光客で賑わう堺町通りから、見晴らし坂と呼ばれる坂道を上ったところの高台にある、小樽市指定歴史的建造物は旧板谷邸は、海運業などで財をなした小樽の海運王・板谷宮吉の邸宅として、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)にかけて建てられた邸宅です。

現在は、和風の母屋と隣の洋館、それに奥に建つ石蔵が残されているのですが、数年前に別の運営会社によって隣接する敷地にホテル部分が新しく建てられて、その建物によって旧板谷邸自体は外からはよく見えなくなっています。

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見晴らし坂を上ってきて右手に見えるホテル部分の建物。
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かつての正面の門の部分も、現在は機能してなくて、老朽化も進んでいるように見えますね。Otaru_20240701-142023

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※参照:小樽市指定歴史的建造物 第71号 旧板谷邸 | 小樽市

旧板谷邸の活用の推移(知っている範囲で)

ここ旧板谷邸の活用がなかなか落ち着かないんですよね。ホテルになったと思ったら、レストランになって、またそれがなくなって…

一般市民としては、ここの建物の活用状況がいったいどうなっているのか、というのがさっぱり分からない、というのが正直なところですが、私がブログを書く上で、把握してきた範囲で書き留めておきますね。

旧板谷邸の建物は、かつては温泉と食事を楽しめる商業施設「海宝楼」として2005年4月から営業していたものの、2007年12月に休業となってました。

その後、建物の周囲にはマンションが建ち、2011年からのマンション2号棟建設の際には建物の半分が取り壊されて、正面部分が残るだけになりました。

しばらく建物は使われなかったのですが、2015年秋に再び旧板谷邸にて料理店「海宝楼」として営業を始めていました。

当初はカジュアルフレンチ&イタリアンだったのですが、途中でリニューアルして高級なレストランへと路線も変わったようです。

2017年10月14日には旧板谷邸に隣接する敷地に高級ホテルが新しく建てられリゾートホテル「海宝楼倶楽部」が開業したのですが、料理店「海宝楼」とともに2018年3月26日で閉鎖しました。

その後の状況については、何かで活用されていたのか、使われていなかったのか、残念ながら私の方では把握していません。

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それにしても、当初の海宝楼の名称がずっと引き継がれているというのもちょっと面白いですね。おかげで、こここの建物・施設に関しては、旧板谷邸もさることながら、海宝楼という名称にすっかり馴染みがあります。

【関連記事】
※抵しい記事から掲載しています(カッコ内は記事公開年月)。
ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸を使用した料理店「海宝楼」と隣接のホテル「海宝楼倶楽部」が閉鎖(2018年4月)
歴史的建造物の旧板谷邸(現レストラン「海宝樓」)の隣にホテル「海宝楼倶楽部」が2017年10月にオープンしてます(2017年11月)
歴史的建造物の旧板谷邸(現 レストラン「海宝樓」)の隣で旅館の建設工事中(2017年4月)
ニュースより/歴史的建造物の旧板谷邸(現在はレストランの海宝樓)横に高級旅館が来年(2017年)開業(2016年11月)
歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン〜カジュアルフレンチ&イタリアンのお店です(食べには行ってませんが…)(2015年12月)
ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸が再び海宝楼としてオープン(2015年9月)
見晴らし坂を上って旧板谷邸へ(2013年11月)
旧板谷邸(2011年6月)
見晴らし坂〜旧板谷邸(2010年12月)

おわりに

ということで、小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸を活用したホテル「Tabist 海宝楼 小樽」がオープンしています。

この歴史ある建物が再度活用されることになったのはよかったですね。

なかなか入った施設が長続きしなかったここ旧板谷邸ですが、今度こそ長くたくさんのお客さんに利用されるといいですね。

Tabist 海宝樓 小樽 | Tabist(タビスト)宿泊予約サイト【公式】
Tabist 海宝樓 小樽【楽天トラベル】

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※参照ニュース
・2024年6月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽市が歴史的建造物に指定する「大正時代の邸宅」がホテルとして再始動! 閑散期にはリーズナブルな価格で利用可能 | マイナビニュース

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2024年6月21日 (金)

ニュースより/小樽市内の戦後建築について文化財としての評価のための調査が進められています〜公共的な建物8件対象

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先日、小樽市内の戦後建築について、日本建築学会北海道支部が調査を進めているというニュースがありました。2024年6月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、対象は1950〜60年代に建築された建物で、調査は本年度末までの2年間で、文化財としての価値を評価するそうです。

今回調査の対象施設は次の8件で、図面などの資料が集めやすく、現存が確認できる公共的な建物に限定しているとのことです。

1951年(昭和26年)建築/旧市消防本部庁舎
1952年(昭和27年)建築/旧小樽地方貯金局(現市立小樽美術館・文学館)
1953〜57年(昭和28〜32年)建築/小樽中央市場、旧小樽中央卸市場
1956年(昭和31年)建築/旧小樽電話局、市産業会館
1957年(昭和32年)建築/旧市立石山中
1961年(昭和36年)建築/旧小樽拘置支所
1962年(昭和37年)建築/市役所本庁舎別館
1963年(昭和38年)建築/市民会館

旧市消防本部庁舎って現在の和食の庄坊番屋の建物かな(違っていたらごめんなさい)。あれ?旧小樽中央卸市場って解体中では?

(旧小樽地方貯金局/現市立小樽美術館・文学館)
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(旧小樽中央卸市場。現在は解体作業中)
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(産業会館)
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(旧小樽拘置支所)
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(市役所本庁舎別館)
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ちなみに、日本建築学会北海道支部は1992年に市教委の委託を受け、市内の戦前・戦中建築について調査を行っていて、把握した2357棟のうち主要な508棟を詳しく調べてリストを作成し、ここから指定されたのが、現在79件ある小樽市指定歴史的建造物です。

ニュースによると、戦前・戦中建築に関する調査や、文化庁が建築から原則50年を経過した建物を登録有形文化財の対象としていることを踏まえて、戦後建築に関する調査実施を決定したそうです。戦後建築で増えた鉄筋コンクリート造りの耐用年数が一般的に50〜60年とされていることからも早期の調査着手が必要とのことなんですね。

小樽には明治後期から大正、昭和初期の歴史的建造物が多く残っていて、小樽市指定歴史的建造物の他に国の重要文化財に指定されているものもありますが、考えてみたら上記の市民会館ですでに築61年になるんですからね。もう立派な歴史的建造物ですね。

(市民会館)
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ニュースによると、具体的には建物の規模や構造、設計者のほか、地域性や時代背景の影響を受けた建築なのかどうかを調査・分析し、歴史的価値があると判断された場合には、保全と活用に向けた課題や方策を検討するそうです。

この調査は、今後を見据えた試験的な調査とのことで、来年度以降は、調査対象施設を増やすほか、道内の他自治体でも調査を進める考えとのことです。

今回の調査結果、そして今後の保全に向けての動向がとても気になりますが、これからは戦後建築についても注目されていきそうですね。

※参照ニュース:2024年6月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

小樽市指定歴史的建造物 | 小樽市
小樽市の文化財 | 小樽市

【関連記事】
気になる建物/寿司・和食のお店「庄坊番屋」の建物は元消防署
市立小樽文学館・美術館の建物は旧郵政省小樽地方貯金局
小樽中央卸市場が2024年3月末で閉鎖となりました(現在は解体作業中
緑町の小樽拘置支所の建物の様子〜札幌拘置支所に統合されて業務は停止。建物の今後は未定

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2024年6月 8日 (土)

ニュースより/南小樽駅に新旧跨線橋と桜の写真を展示〜小樽在住のミュージシャン花男さんが計画

JR南小樽駅の駅舎とホームをつないでいた旧跨線橋の思い出を残そうと、小樽在住のミュージシャン花男さんら有志が、新旧跨線橋と満開の桜を捉えた写真を南樽駅内に展示する計画を進めているというニュースがありました。

このニュースは2024年5月21日付読売新聞道央版、6月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

※すいません、写真は展示とは関係ない、私が撮影したものです。
(2016年5月撮影)
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市民に親しみを込めて南樽駅と呼ばれているJR南小樽駅では、バリアフリー化工事の一環で跨線橋の架け替え工事が行われ、2021年(令和3年)7月より新しい跨線橋に変わっています。

かつての跨線橋は、その趣あるたたずまいから思い出に強く残っているなどファンも多かったんですよね。特に桜の季節には、その味わい深い跨線橋とともに満開に蔵がなんとも風情のある風景を見せてくれていました。

(2020年5月撮影)
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今も南樽駅は変わらず人気の桜スポットで、ニュースによると、今回の展示でこの新旧の跨線橋のドラマを広く知ってもらいたい、そして、春にまた駅に足を運んでもらいたい、といった思いがあるそうです。

(新跨線橋。2023年4月撮影)
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実は花男さんは、南樽駅の跨線橋の架け替えの際に、南樽駅のバリアフリー化には賛成だけど、なんとか南小樽駅の景色を残せないか、という思いで当時署名活動を行ったんですよね。

で、現状保存は難しいものの、デザイン案を変更して、現跨線橋と同じ雰囲気の色使いにする、などといた点が考慮されたという経緯があって、署名活動によって、跨線橋を大切に思う市民の声が少なからず届いたんですよね。

今回の写真展示について、具体的には市内のカメラマン浜田剛さんが2011年に撮影した旧跨線橋と、2022年に撮影した新跨線橋の写真計2枚を駅構内メモリアルコーナーとして6月末ころから2年間展示する予定とのことです。

私も南樽駅の桜は以前も今も大好きです。今回の展示写真をたくさんの方に見てもらって、昔の跨線橋を懐かしんでもらいつつ、新しい跨線橋についても知ってもらい、そして、春にまた足を運んでもらえるといいですね。

※花男さんのX(旧Twitter)より。

花男オフィシャルホームページ

【関連記事】
南小樽駅はバリアフリー化の工事中で跨線橋は撤去予定〜南小樽駅の景色を残すことができないかと市民有志が署名活動中
ニュースより/市民有志が南樽駅の跨線橋保存の署名を市長に提出〜保存は難しいが新しい跨線橋の外壁などの色が変更に
JR南小樽駅のバリアフリー化工事による新しい跨線橋工事の様子(2021年3月19日)

JR南小樽駅の新しい跨線橋が7月11日から使用開始になっています
南樽駅旧跨線橋の思い出【写真】〜新跨線橋に切り替わる前に渡ってきた旧跨線橋の様子

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2024年6月 6日 (木)

ニュースより/小樽市総合博物館が「第5回日本博物館協会賞」受賞

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少し前のニュースからですが、小樽市総合博物館(石川直章館長)が「第5回日本博物館協会賞」を受賞することになったと、小樽市から5月27日に発表がありました。

この賞は2020年(令和2年)に創設された、“日本の博物館の振興に大きく貢献し、他の博物館の模範となる顕著な成果を挙げていると認められる国内施設”を顕彰するものだそうで、道内施設の受賞は初とのことです。すごいですね。

2024年11月27日に長野県松本市で開催の第72回全国博物館大会において、授賞式があるそうです。

※関連ニュース
・2024年5月28日付北海道新聞朝刊第3社会欄
観光入込客数と博物館協会賞受賞 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

ニュースによると、日本博物館協会には博物館や美術館など全国1200施設、うち道内約40施設が加盟しているそうで、第5回を迎えた日本博物館協会賞ではこれまで、ちひろ美術館(東京・安曇野)、大原美術館(岡山県)、明石市立天文科学館(兵庫県)などが受賞しているそうです。

小樽市総合博物館のFacebookページに掲載されていたのですが、受賞理由としては「地域のネットワークを強化し、地域経済の好循環が生まれる構造を創るべく、積極的に取り組んでいる。小規模な地方博物館でありながらも、地域のアイデンティティを確立した都市再生が博物館活動とともに進んでいる好事例」ということだそうです。

なんだか自分の街の博物館が、こういった賞をもらうのは、とっても誇らしいですね。

小樽市総合博物館は、2007年に市内にばらばらにあった市博物館と青少年科学技術館、小樽交通記念館の3施設を再編して発足し、旧小樽交通記念館を本館に、旧小樽倉庫の旧市博物館を運河館として、社会教育機関としての役割に加えて、観光振興にも力をいれているんですよね。

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私も普段博物館が投稿されているSNSでの情報はいつもチェックさせてもらってますし、毎回工夫を凝らして開催されている様々な企画展はとても楽しく、色々と勉強もさせてもらってます。

小樽のことについて、直接問い合わせさせていただくともあり、いつもとても丁寧な回答をいただいていて助かってるんですよね。そうそう、ブログ用にと写真をお借りすることもあります。

小樽市総合博物館には本当にお世話になっていて、小樽のことならまずは博物館にと、とっても頼りにしています。

第5回日本博物館協会賞受賞、おめでとうございます!!

顕彰|公益財団法人日本博物館協会

※小樽市総合博物館Facebookページより。

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2024年6月 1日 (土)

ニュースより/小樽市の2023年度(令和5年度)の観光客数は761万2,100人でコロナ禍前の水準に回復

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小樽市から2023年度(令和5年度)の観光客数についての発表がありました。

2023年度(令和5年度)に小樽市に訪れた観光客は761万2,100人となって、対前年度比は354万7,100人増(187.3%)で、700万人台となるのは2018年度以来5年ぶりのということで、コロナ禍前の水準に回復しています。

令和5年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
※関連ニュース
・2024年5月28日付北海道新聞朝刊総合欄、小樽・後志欄
観光入込客数と博物館協会賞受賞 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

小樽市の発表とニュースを参照して、内容を少し見ていきたいと思います。

小樽市の2023年度(令和5年度)【全期】観光客数概要

2023年度(令和5年度)の小樽市の観光客数が761万2,100人で、対前年度比354万7,100人増の187.3%ということで大幅増加となっていますが、これはコロナ禍前の2019年(令和元年度)の699万1,800人と比較しても108.9%増となっているんですね。

要因としては、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられるなど、国内旅行需要が順調に推移したのと、令和4年10月に新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が大幅緩和され、 海外から日本への直行便が増加し、円安傾向も相まって訪日外国人旅行が回復しているとのことです。

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具体的な内容を見ると、道外客数は対前年度比143.0%の298万4,400人で、対令和元年度比では99.4%、道内客数は対前年度比234.0%の462万7,700人で、対令和元年度比は116.0%と増加してます。

日帰り客数は対前年度比201.8%の670万9,100人で、対令和元年度比108.2%と増加、そして宿泊客数は対前年度比121.9%の90万3,000人で、対令和元年度比も114.1%と増加していて、これは宿泊客数の統計を開始した昭和38年度以降最高記録とのことなんですね。

外国人宿泊客に限ってみても、対前年度比302.8%の21万3,241人で、対令和元年度比でも106.2%と増加。これは外国人宿泊客数の統計を開始した平成9年度以降、平成30年度の23万2,553人に次いで2番目に多い結果とのとこです。

外国人宿泊客の国別ではトップが韓国、続いて台湾、香港、中国の順となっていて、中国人観光客については、まだコロナ禍前の5割を下回る水準なのでで、さらなる伸びも期待されているとのことです。

市内の宿泊施設については、例えば「OMO(オモ)5小樽」(2022年1月オープン)、「グリッズプレミアムホテル小樽」(2022年9月オープン)と大型ホテルも開業していて、さらに市内では建設中のホテルもあります。

ニュースによると、宿泊施設の2023年度の客室稼働率は約6〜8割で推移していて、時期によっては満室で市内では泊まれなかったケースもあったとか。

宿泊客数の増加は、宿泊滞在型観光誘致を課題としている小樽としては嬉しい結果ですが、より小樽の夜を楽しんでもらったり、滞在しながら楽しんでもらえるような、さらなるコンテンツの充実も必要になってきますね。

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おわりに

ということで、小樽市の2023年度(令和5年度)の観光客数についてでしたが、ようやくコロナ禍前の水準まで回復したようで、よかったですよね。

小樽港へのクルーズ船の寄港数の増加も追い風になっているようですし、今後さらなる観光客の増加にも期待が持たれているとのことです。

各項目の詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
令和5年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市

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歴史的建造物の旧小樽商工会議所と隣の新築からなる星野リゾートのホテル「OMO(オモ)5小樽」が1月7日オープン!!
日銀通り沿いに「グリッズプレミアムホテル小樽」が9月1日にオープンしてます

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2024年4月22日 (月)

ニュースより/小樽市総合博物館所蔵の明治のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が市指定文化財に

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少し前からのニュースなのですが、小樽市総合博物館所蔵の明治時代のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が、2024年3月28日付で小樽市教育委員会により小樽市指定有形文化財に新たに指定されています。

このニュースは2024年4月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載され、小樽市のHP内でも紹介されています。
※こちら:小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」(かいがんのぎょばびょうぶ・にしんせいぎょうずびょうぶ)は、日本画家の久保田金僊(1875~1954)が明治36年(1903年)に制作した屏風とのことです。

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ニュースによると、小樽に居住した漁業家・花田傳七氏が当時経営していた、現在の留萌管内小平町のニシン漁場の風景を描いたもので、沖合で漁をする船やニシン粕を製造する様子などが精巧に表現されています。

群像で近代のニシン漁を描いた絵画は少ないそうで、とても価値があるそうです。

1993年(平成5年)に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示されています。

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この屏風には収納していた、作品の由来などが墨書きされている木製の箱があって、今回作品本体と合わせ、附(つけたり)指定されて、こちらは今後見られるように計画中とのことです。

ちなみに、小樽市指定文化財はこれで計11件となり、小樽市総合博物館所蔵はそのうちが5件(西川家文書・稲垣日誌・花園公園設計図・林家旧蔵アイヌ風俗画画稿・海岸ノ漁場屏風)となっていますが(さらに史跡が1件)、博物館によると、まだまだ市指定になるべき資料があるそうですよ。

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

※小樽市総合博物館のFacebookページより。

※小樽市HPからの一部引用です。

留萌郡小平町鬼鹿に実在したニシン漁場の風景を題材としており、画面には、ニシンの漁獲、ニシン粕への加工、出荷する陸上での作業の様子が、作業に従事する350人を超える人物や、民具、建物などとともに、克明に描き出されています。

明治37年には、アメリカで開催されたセントルイス万国博覧会に「海岸ノ漁場屏風」という作品名で出品され、「銀賞」を受賞しており、当時から高い評価を得ていたことがうかがえます。

屏風のモデルとなった漁場は、小樽に居住した漁業家である花田傳七氏が経営していたことから、小樽に残され、明治44年には当時の皇太子、のちの大正天皇が小樽行啓の際に台覧したことが記録されています。

平成5年に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示しています。

本作は北海道の主要な産業のひとつであった、近代のニシン漁を生き生きと描いた、ほとんど唯一の絵画作品であり、その点できわめて重要な歴史資料といえます。さらに、明治期に重要な役割を果たした画家のひとりである久保田金僊の代表作のひとつとしても位置付けられるべき作品です。

なお、本資料には屏風を収納していた木製の箱があり、この箱に作品の由来などが墨書きされていることから「箱墨書銘付(はこぼくしょめいつき)」として、作品本体と合わせ、附(つけたり)指定しています。
小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

小樽市の文化財 | 小樽市

※参考:附指定 - Wikipedia

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2024年4月19日 (金)

ニュースより/旧日本郵船(株)小樽支店の大規模保存修理工事の完了がさらに遅れて、一般への公開は早くても2025年5月頃に

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少し前のニュースからなんですが、現在、大規模な保存修理工事を行っている国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店の工事完了が、当初計画より1年半遅れて2025年(令和7年)1月となる見通しというニュースがありました。

一般への再公開は、早くても2025年5月頃になるとの見込みだそうです。

このニュースは2024年4月10日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

(写真は2024年3月24日撮影)
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ニュースによると、壁紙や天井の改修方法をめぐり、文化庁との協議が長引き、予定通りに作業員を確保できなくなったことなどが理由とのことで、実は、工期の延長は2回目になるんですよね。

一般公開していた旧日本郵船(株)小樽支店は、工事のために2018年11月から長期休館に入り、実際の工事は2020年(令和2年)7月から始まったのですが、当初は2023年(令和5年)6月までの予定だったんですよね。

その後、コロナ禍での行動制限などの影響もあって、工事が遅れて完工予定が2024年(令和6年)6月に1年ずれ込んでいたのですが、さらにそこから今回伸びたということなんですね。

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ニュースによると、今回の遅れの原因については、大きく2点あって、まず建物内部の「金唐革紙(きんからかわかみ)」という特殊な高級壁紙の色合いの復元工程が複雑で、想定より工期が約4カ月延びることになったそうです。

また、天井のしっくいなどの工法を巡っても、文化庁の了承を得るための協議に時間がかかり、予定した作業員の確保も間に合わなかったということです。

外観の改修や耐震工事はほぼ終わっているそうですが、建物内の蒸気式ボイラーの故障も新たに判明するなどもあったそうで、加えて工事の長期化で事業費も増加していているとのことです。

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国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。1955年に市に譲渡された後、1969年に重文に指定されています。

1984年(昭和59年)から1987年(昭和62年)にも長期間の保存修理工事が行われているのですが、以来30年以上が経過して、外観・内観ともに老朽化が進んていたため、今回の耐震補強を含めた大規模な保存修理工事の実施となったんですよね。

2018年11月から長期休館に入り、今回の延期で公開は2025年5月頃になるということで、休館期間は6年半になります。

とても貴重で素敵な建物なので、改修された姿を見るのが待ち遠しいですね。

重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店の保存修理工事について | 小樽市
旧日本郵船株式会社小樽支店 | 小樽市

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