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2026年2月 6日 (金)

ニュースより/小樽港防波堤施設(北防波堤、南防波堤、島防波堤)が国の重要文化財に指定されています

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少し前のニュースからなんですが、とても大きなニュースで、小樽港防波堤施設北防波堤南防波堤島防波堤)が国の重要文化財に指定されました(写真は過去に撮影したものから)。

昨年(2025年)10月24日に国の文化審議会において、小樽港防波堤施設を重要文化財に指定するよう、文部科学大臣へ答申があったんですよね。で、このたび2026年1月15日に官報告示により正式決定となりました。

北防波堤は「港湾工学の父」とも呼ばれた、初代小樽築港事務所長でもある廣井勇の設計、指導のもと整備され1908年(明治41年)に完成した、日本初の本格的外洋防波堤なんですね。

コンクリートに火山灰を混入して強度を増す方式を考案したり、造られたコンクリートブロックを斜めに積んで安定させる工法を採用したといった点が特筆されてます。

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続いて、廣井勇の弟子でもある、3代目所長の伊藤長右衛門により南防波堤(築港側)が大正前期に建築され、島防波堤と北防波堤延長部がそれぞれ1920・21年(大正9・10年)までに完成してます。

伊藤長右衛門はケーソンと呼ばれる大きなコンクリートの箱型の構造物を、所定の場所で水中に沈めて防波堤を作っていくという工法を採用をしています。

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小樽の防波堤、北防波堤(1559.9メートル)・南防波堤(914.8メートル)・島防波堤(915.5メートル)は当時の最高水準の日本人技術者による土木構造物で、小樽の発展を支え続けたのはもちろん、日本の港湾の発展を特徴づけ、重要で歴史的価値が高いということなんですね。

ちなみに、北海道開発局所有の土木構造物では初めての指定だそうです。

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これで小樽市の重要文化財(建造物)は、「旧日本郵船株式会社小樽支店」「旧手宮鉄道施設」「旧三井銀行小樽支店」と合わせて4件となっています。

ということで、小樽港防波堤施設(北防波堤、南防波堤、島防波堤)が国の重要文化財に指定されています。

小樽の防波堤は100年以上にわたって、そして今もなお小樽市の港を守っているんですね。すごいですね。

重要文化財(建造物)の指定が答申されました | 小樽市
小樽港防波堤施設(北防波堤、南防波堤、島防波堤)が国の重要文化財に新指定 (pdf)

※参照ニュース
・2026年1月16日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽港防波堤施設(北防波堤・島防波堤・南防波堤)重要文化財指定(小樽ジャーナル)
・2025年10月25日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄、第3社会欄(答申)

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コメント

小梅様。そのニュースは全く知りませんでしたので、とても驚いていると同時に喜んでいます。土木工学のことは素人なのですが、それでも百年前の土木工学の粋を結集させて、今も現役のこの三防波堤が造られた事には感慨深いものがありますよね。現在と違いコンピューターも海中探査機も電卓ない時代、海流の流れや水圧分布なども、計算尺や算盤などを駆使しての手作業での計算で数値を割り出し、方程式などを解いて行ったのでしょうね。小樽の防波堤はそのよ穴観点からも、明治〜大正期の物理工学、土木工学の数値計算の在り様をも示す貴重な工学遺産だと思います!バンザイデスネ!!

投稿: 小樽望郷 | 2026年2月 6日 (金) 21時32分

タップミスの誤植、訂正します。御免なさい。
①電卓ない→電卓もない
②そのよ穴→そのような

投稿: 小樽望郷 | 2026年2月 7日 (土) 08時26分

小樽望郷さん、こんばんは。
確かに、あまり大きなニュースにはなっていないようなのですが、とても大きな、そして、嬉しいニュースですよね。
私も工法などの詳しいことはよく分からないのですが、なにより、100年以上たって、今なお現役で小樽の港を守っているという事実がとにかくすごいですね。
当時のアナログでの設計作業は、とても大変でとてつもない作業量だったでしょうね。
そのような当時の技術力を今に見ることができる、歴史的な価値もあるのでしょうね。

投稿: 小梅太郎 | 2026年2月 8日 (日) 03時15分

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