天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中の「もがみ公園」と奥の小さな滝の紅葉（10月23日の様子）【小樽の紅葉2025】

秋も深まり、すっかり紅葉の季節を迎えている小樽ですが、先日10月23日（木）に天狗山の紅葉を見に行った際に、途中にある「もがみ公園」にも立ち寄ってきました。

天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中、もうすぐ天狗山という坂の上の方の左側にある「もがみ公園」（公園名はひらがなで表記されてます）は、3段からなっていて、1番上の段にひらがな表記の門があります。

（1番下の段は広場で、真ん中の段には遊具があります）

1番上の段の門から公園内に入っていくと、奥の木々が綺麗に紅葉しています。

実は、紅葉の時期には、天狗山とセットでここもがみ公園にもよく訪れるのですが、門から奥に入っていくと奥右手が少し広くなっていて、そこに小さな滝があるんですよね。千秋通りや公園入口からは見えないんです。

毎年、その小さな滝周辺が、なんだかいい雰囲気に紅葉するんです。

それは特別なものではないのですが、人知れずひっそりあるのがなんだか気に入っていて、毎回紅葉の時期に紹介しているんです。

そして、その度にこちらも紹介しているのですが、ここもがみ公園はかつて「二楽園」と呼ばれていたんですよね。

二楽園についてをいつもの引用で紹介します。

この公園は、元々はこの付近一帯の大地主さんが個人的に造った公園とのことです。
で、この公園のすぐ上には神社があって、その神社で楽しみ、そしてこの公園で楽しむという、2つの楽しみがあるということで「二楽園」と称したそうです。
その後、昭和33年に小樽市に寄付され、この一帯の最上町民の希望により、最上公園と改称したそうです。
※参考：緑・最上両町史（続編）
もがみ公園と小さな滝〜ここはかつての二楽園: 小梅太郎の「小樽日記」

その昭和33年に公園はかなり改修されたそうで、滝についてはいつからあるのかは分からないのですが、その頃には既にあったようです。

もがみ公園前からの千秋通りの坂の眺めもよく、真っすぐ続く坂道の先には小樽公園の白樺林の黄葉が見え、さらにその先には小樽港が広がっているのを眺めることができます。

以前は、真っすぐ続く千秋通りの坂の両脇のナナカマドが、秋に坂道を縁取るように紅葉で赤く色づいたのですが、数年前に木が剪定されて以来、あまり目立たなくなりましたね。

ということで、天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中にあるもがみ公園と、公園奥に人知れずある小さな滝周辺の紅葉の様子でした。

【注意】最近、隣の松ヶ枝町でヒグマの目撃情報もあって、人気のない公園の奥に行くのは正直ちょっと怖いですね。当然、早朝や晩方の薄暗い時間帯は訪れないほうがいいですね。
※小樽市のHP内にヒグマについての注意が記載されています。
・ヒグマにご注意を！ | 小樽市

※紅葉の記事については、カテゴリー「小樽の紅葉」にまとめています。

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