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2025年7月11日 (金)

重要文化財の旧日本郵船株式会社小樽支店に行ってきました〜保存修理工事が終了して4月25日から一般公開再開

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国指定重要文化財の旧日本郵船株式会社小樽支店が大規模な保存修理工事が終了して2025年4月25日から一般公開再開になっています。

休館は2018年11月から(工事自体は2020年から)なので、6年半ぶりの再開ということになったのですが、今回の保存修理工事では、耐震性の向上に加えて、外壁や内装の補修工事を行っています。

旧日本郵船小樽支店は1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。1955年(昭和30年)に市に譲渡された後、1969年(昭和44年)に重文に指定されています。

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1984年(昭和59年)〜1987年(昭和62年)にも保存修理工事が行われているのですが、以来30年以上が経過して、外観・内観ともに老朽化が進んでいたために、今回の耐震補強を含めた大規模な保存修理工事が実施されました。

一般公開していた旧日本郵船小樽支店は、この大規模な工事のために2018年(平成30年)11月から長期休館となり、実際の工事は2020年(令和2年)7月から行われ、途中コロナ禍もあり、壁紙や天井の改修方法の問題などもあって、工期の延長もあったんですが、ようやく工事も終わり公開再開となったんですよね。

建物の維持管理については市が指定管理者制度を導入して、日比谷花壇(東京)が運営を行っていて、新たにサイトもできています。
旧日本郵船株式会社小樽支店旧日本郵船株式会社小樽支店

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で、実は再開初日の4月25日に見学に行ってきたんですよね。ずいぶんと時間が経って投稿が遅れてしまいましたが、その様子を写真中心に掲載しますね(撮影OKとのことでした)。

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※写真は2025年4月25日撮影です。

※とても長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

旧日本郵船小樽支店1階の様子

建物に入ります。
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入ってすぐ、建物内の雰囲気がとても素敵で見回してしまいます。

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エントランス左に受付があります。開館時間は午前9時30分〜午後5時で、入館料は一般300円です。

館内は土足厳禁で、用意されたスリッパに履き替えます。

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受付のところにお土産の販売スペースがあります。

広々とした1階は営業室になるのですが、とても重厚な空間で、柱や天井の梁が目に止まります。

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こちらは入ってすぐにある白山丸の模型。
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金庫室です。
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奥には支店長室と第一応接室(非公開)があって、非公開の第一応接室はこの日は室外から見ることができたのですが、衣装が並んでいて、旧日本郵船小樽支店では貸衣裳体験も行っているんですね。

こちらが支店長室。
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支店長室には2階展示紹介映像が流れてました。
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こちらが第一応接室(非公開)。部屋には入れませんが見ることはできました。
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そして、奥に行くと2階への階段があるのですが、階段横をそのまままっすぐ行くと通路があって、左にトイレがあります。

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さて、それでは階段を上って2階へ行きますが、この階段の手すりの意匠がまた趣あるんですよね。

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天井に彫刻が。
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旧日本郵船小樽支店2階の様子

2階に上がってまずあるのが内装がとても豪華な貴賓室です。

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ここの壁は、隣の会議室とともに菊模様の金唐革紙(きんからかわかみ)という見事な壁紙が用いられているのですが、これが今回部分的に復元されたとのことなんですね。

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見事ですね。

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壁紙には手を触れないようにとのことです。
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見上げると、天井のシャンデリアを囲うように漆喰彫刻が施されてるんですよね。先ほどの階段や次の会議室などにもあるのですが、この天井中心飾りは各室で大きさや豪華さが異なるそうです。

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順路通りに進んで、隣の会議室へ。

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ここに金唐革紙の復元された金唐革紙に手で触れるコーナーがありました。

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会議室の天井中心飾りの漆喰彫刻も凝ってますね。

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日露戦争後の1906年(明治39年)に樺太境界画定委員会が開かれたのが、当時完成したばかりのこの建物のこの会議室だったんですよね。

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その奥は食堂として使われていた部屋で、現在は設計者の佐立七次郎の紹介パネルや棟札の資料が展示されていました。

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ここで一旦廊下に出て、向かいの部屋が書籍室です。ここでは小樽の名建築の資料が展示されてます。

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廊下を元の階段の方に戻ります。

廊下も美しいですね。
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そして、左にあるのが第二応接室で、ここでは石材や保存修理工事の資料が展示されていました。

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これで一通り回ってきましたので、階段を降りて1階の営業室に戻って、見学は終了です。いや〜、見応えあります。

おわりに

今回は詳しく紹介しませんでしたが、各部屋などには説明パネルが設置されていて、詳しい解説を読むことができるので、それらを読みながら見学するといいと思います。

館内ではイベントも企画されているようで、例えば現在は館内で七夕かざりが設置されているそうですよ(7月2日~8月7日)。

ということで、大規模な保存修理工事が終了して、一般公開再開になった国指定重要文化財の旧日本郵船株式会社小樽支店に行ってきましたが、いや〜、久しぶりの建物内はとっても綺麗になっていて、やっぱり素敵な建物ですね。また訪れようと思います。

【施設情報】(情報は2025年7月のものです)
開館時間:午前9時30分〜午後5時
休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
入館料:一般300円、高校生・市内在住70歳以上の方150円、中学生以下無料
※団体利用(20人以上)の方は2割引。
※身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方は無料。
※駐車場(無料)は建物横に10台 。
ご利用案内 - 旧日本郵船株式会社小樽支店旧日本郵船株式会社小樽支店

※小樽市総合博物館本館、運河館、そして旧日本郵船株式会社小樽支店の共通入館料や年間パスポートなどもあります。詳しくはこちら:開館時間・休館日・入館料 | 小樽市

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※見どころなどについては、パンフレットやサイトを参照しています。

重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店の保存修理工事について | 小樽市
旧日本郵船株式会社小樽支店 | 小樽市
国指定重要文化財 旧日本郵船株式会社小樽支店 | 小樽市

※関連ニュース(北海道新聞)
2025年4月17日付朝刊第4社会欄・18日付小樽・後志欄
2025年4月26日付朝刊小樽・後志欄(公開再開)/5月30日付朝刊小樽・後志欄(会議室を外部に貸し出し)
2025年6月5日付朝刊小樽・後志欄

※参考:【小樽通2025夏号】「飴色に染まる空間で悠久の時を」旧日本郵船株式会社 小樽支店を徹底解剖! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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