« ニュースより/「第1回北海道豊かな海づくり大会」が6月1日にウイングベイ小樽などを会場に開催されました | トップページ | 小樽芸術村5館目「浮世絵美術館」の工事が進んで建物の表示も見えています〜2025年7月24日13:00開館予定 »

2025年6月 4日 (水)

小樽文学館で企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催中(6月22日まで)

Otaru_20250408-154032

市立小樽文学館で現在、企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催されています。

会期は2025年4月5日(土)~6月22日(日)までで、文学館の開館時間は9:30〜17:00(最終入館は16:30)となっています。基本月曜が休館日です。

Otaru_20250408-153217_20250604011701

現在、文学館では同日程で「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」という企画展が同時開催されていて、企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」は、展示室の奥のほうで展示されています。

Otaru_20250408-154037

今年で没後20年となる小樽出身の詩人で小樽文学館設立期成会のメンバーでもあった木ノ内洋ニさん(2005年に死去)のことは、私は詳しくは存じ上げないのですが、膨大な知識と広い交友関係で小樽の文化を支え、小樽のカルチャーシーンに助言者、評論者として積極的に関わった方だったそうです。

小樽市HP内に展示趣旨について記載されているので、一部引用しますね。

稲垣足穂や澁澤龍彦に師事し、詩画集などをのこした詩人としての側面、一原有徳や萩原貢らと交友し、話好きで酒の席に現れては語り明かした側面、膨大な知識と広い交友関係から北方舞踏派やジャズ愛好家たちの相談役となった側面、そして文学館創立準備時期から調査研究・展示の基礎作りをした側面など、小樽の地に根を張り、小樽の文化を支えた一人の詩人の足跡を没後20年の節目に辿ります。

あわせて、若者を中心とした前衛的な舞踏や美術が活発に行われた1980年前後の小樽のカルチャーシーンについて、助言者、評論社として積極的に関わった木ノ内氏の言葉を通して考察します。

【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽 | 小樽市

Otaru_20250412-110843

木ノ内さんが所蔵していたブルースなどのレコードや当時の新聞記事などの資料が展示されています。

Otaru_20250408-154016

Otaru_20250408-154152

ということで、市立小樽文学館で企画展「没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」が開催されていますので、興味のある方がお忘れなく。6月22日までです。

※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:【企画展】没後20年詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽 | 小樽市

Otaru_20250521-145631_20250604011801

市立小樽文学館トップ | 小樽市

※参考
・2025年5月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
企画展 没後20年「詩人・木ノ内洋二と1980年前後の小樽」(4/5~6/22)[市立小樽文学館] | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※小樽文学館で現在同時開催中
小樽文学館で企画展「小樽文学館と模型クリエーター 展示をつくる仕事の舞台裏」が開催中(6月22日まで)
※小樽文学館で現在開催中(6月15日まで)
小樽文学館無料展示スペースでミニ企画展「レトロスペース・坂会館30年史展」が開催中(6月15日まで)

スポンサーリンク

|

« ニュースより/「第1回北海道豊かな海づくり大会」が6月1日にウイングベイ小樽などを会場に開催されました | トップページ | 小樽芸術村5館目「浮世絵美術館」の工事が進んで建物の表示も見えています〜2025年7月24日13:00開館予定 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ニュースより/「第1回北海道豊かな海づくり大会」が6月1日にウイングベイ小樽などを会場に開催されました | トップページ | 小樽芸術村5館目「浮世絵美術館」の工事が進んで建物の表示も見えています〜2025年7月24日13:00開館予定 »