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2025年6月11日 (水)

祝津の高台の日和山灯台が6月7日・8日限定で一般公開されました(2025年)【動画追記】

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先日、「おたる祝津にしん・おタテ祭り」が2025年6月7日(土)・8日(日)の2日間の日程で、祝津の前浜を会場開催されました。

その様子はブログでお伝えしましたが(こちら:「おたる祝津にしん・おタテ祭り」が今年も祝津の前浜で6月7日・8日の2日間で開催(2025年))、この2日間限定で、小樽海上保安部による日和山灯台の一般公開も開催されたんですよね。

時間は10:00〜15:00までで、見学は無料でした。

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日和山灯台内部の一般公開は、例年このイベント時に行われるのですが、これを含めて年に1、2回の貴重な機会なんですよね。

私も何度か見学に行っているのですが、せっかくなので今年も見に行ってきたので、その様子をお伝えしますね(毎年同じような内容の記事になっているのはご勘弁を)。

祝津の高島岬の高台に建つ日和山灯台へ行くには、前浜からぐるっと迂回するように道を上っていきます。

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祝津のシンボル的な建物でもある日和山灯台の初点灯は明治16年(1883年)10月15日と古く、北海道では納沙布岬灯台(根室市)に次いで2番目に点灯された灯台とのことなんですね。

最初は白色の木造六角形の灯台で、昭和28年(1953年)に木造から現在のコンクリート造に建替えられ、昭和43年(1968年)に白一色から現在の赤白の横帯線になったとのことです。令和元年(2019年)には33年ぶりの大改修及び敷地整備が行われています。

日和山灯台は現在、小樽海上保安部が管理しています。

灯台が建っている日和山は、小樽市が追加認定された日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つとなっています(※参照:ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市)。

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灯台内部に入ると、手前と奥の2室で機器等の展示や灯台のパネル写真の展示などがあります。

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階段を上って灯室へ行くと、さらにその上にある灯台の光を出す灯ろうへ、急な階段を上って行くことができます。

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先ほどの階段を上がってきたところから外にも出られます。

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祝津の海のいい眺めです。

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日和山灯台のすぐ下で、同じく高台の上に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)も、イベント期間中は入場無料でした。

ということで、2025年6月7日・8日の2日間で一般公開された日和山灯台の様子でした。

【追記】日和山灯台からの祝津の海の風景を動画でちょっとだけ撮ってきました。

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日和山灯台(小樽海上保安部)
日和山灯台 | おたる祝津たなげ会

【関連記事】
「おたる祝津にしん・おタテ祭り」が今年も祝津の前浜で6月7日・8日の2日間で開催(2025年)
※昨年の様子です。
祝津の高台に建つ日和山灯台の内部が6月1日・2日に一般公開されました(2024年度)【動画追記】

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祝津・高島地区」カテゴリの記事

コメント

小梅様。日和山灯台、私も小学生の自分に何回か入ったことがあります。往時は今と違って、内部に写真パネルも、模型ジオラマもありませんでした。随分、様変わりしたのですね!でも最上階のランプのある部屋からの、そして屋上からの祝津の海の美しさは、時代が移ろっても変わらないままで「普遍」なのですね。祝津にもここ20年以上、足を運べていなかったので、美しいお写真の数々に堪能しました!

投稿: 小樽望郷 | 2025年6月11日 (水) 09時18分

小樽望郷さん、こんにちは。
日和山灯台に何回か入ったことがあるのですね!!
なるほど、今は見学のための展示を充実させてますが、当時はそういうものはなかったのですね。
純粋に灯台内部の見学ということで、それはれで興味深いですね。
年月が経っても、ここから眺める祝津の海も美しさは変わらないのですね。
本当に今年も綺麗でした!!

投稿: 小梅太郎 | 2025年6月12日 (木) 11時42分

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