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2025年3月21日 (金)

今さらですが「みなとオアシス小樽」ってなに!?〜代表施設は小樽港第3号ふ頭基部の小樽国際インフォメーションセンター

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ここ数年、小樽港第3号ふ頭及び周辺区域において再開発事業が進められていますね。

2023年春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができ大型バス専用駐車場が整備され、2024年3月には小樽国際インフォメーションセンターが旧おたるマリン広場にオープン、かねてから第3号ふ頭で行われていた岸壁の改修工事も完了して2024年4月からは14万トンクラスまでのより大型のクルーズ船が受入可能となり、現在は新しい小樽港観光船ターミナルが建設中です。

さて、この小樽港第3号ふ頭周辺の再開発についてのニュースや話題を取り上げる際、「みなとオアシス小樽」という名称が出てきます。

ん!?今さらですが「みなとオアシス小樽」ってなに!?

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ということで、今回はその「みなとオアシス小樽」について、実は登録されたのは2024年4月21日のことと、だいぶ前になるのですが、どういうものなのか書き留めておくことにしました。

まず、「みなとオアシス」についてです。

「みなとオアシス」とは、地域住民の交流や観光の振興を通じた地域の活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行われる施設として、国土交通省港湾局長が申請に基づき登録するものをいいます。
港湾:みなとオアシス - 国土交通省

ということで、国が登録するものなんですね。

みなとオアシスの担う役割としては、次に掲げる機能を有することとされています。
・地域住民、観光客、クルーズ旅客その他の港湾利用者等の交流及び休憩の機能
・地域の観光及び交通に関する情報の提供機能
・その他(災害時の支援、商業機能 など)
※参照(国土交通省HPより):「みなとオアシス」の概要(PDF)みなとオアシス運営要綱(PDF)

で、小樽市は2024年4月21日に登録されたんですね。

こちらがみなとオアシス標章です。
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みなとオアシス小樽の代表施設は、2024年3月にオープンした小樽国際インフォメーションセンター(ポートマルシェotarue)になります。Otaru_20241210-151521_20250321003501

その他、先ほど挙げた小樽港クルーズターミナルや観光船乗り場(現在は新しい小樽港観光船ターミナルを建設中)、小樽国際インフォメーションセンター奥の観光駐車場、あとは小樽国際インフォメーションセンター前の広場が第3号ふ頭基部緑地として構成施設となっています。

つまり、再開発している小樽港第3号ふ頭及び周辺区域の施設が、みなとオアシス小樽として登録されたのですね。

小樽港クルーズターミナル
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小樽港クルーズターミナルと第3号ふ頭に停泊中のクルーズ船
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観光船乗り場
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観光駐車場と第3号ふ頭
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ちなみに、周辺で現在整備中のイベント広場や親水空間となる緑地、さらに建設中の観光船ターミナルといった施設は、完成後にみなとオアシスの構成施設として追加登録予定とのことです。

建設中の観光船ターミナル(2025年2月撮影)
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「みなとオアシス小樽」のコンセプトについては、次のようになっています。

クルーズ交流やみなと観光を核とした賑わい空間を創出する「港を巷に」をコンセプトとして、クルーズ寄港時のおもてなし活動のほか、みなとを生かしたイベント活動などにより、小樽の新しい拠点づくりを進めます。
みなとオアシス小樽について | 小樽市

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ということで、「みなとオアシス小樽」についてでしたが、市民参加で地域振興の取り組みを継続的に行っていくということで、第3号ふ頭基部を中心としたみなとオアシス小樽の今後の取り組みにも注目ですね。

みなとオアシス小樽について | 小樽市
みなとオアシス小樽 |北海道開発局
報道発表資料:「みなとオアシス小樽」を登録します~北海道小樽市における小樽港を核とした地域振興に向けて~ - 国土交通省

※参考
・2024年4月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(クルーズ船岸壁供用記念式典、「みなとオアシス」登録証交付式)
・2024年3月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽港第3号ふ頭再整備で賑わい創出期待)
みなとオアシス登録など3件 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

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