ニュースより/小樽港が「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」を受賞
小樽港が公益社団法人日本港湾協会の「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」を受賞したというニュースがありました。2025年1月22日に発表がありました。
「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」とは
日本港湾協会の情報誌「港湾」の読者の方々からの投票をもとに、港湾の利活用やみなとまちづくりなどの各種の港湾活動や、港に関する話題作りにその年で最も優れ、我が国の港湾・臨海部の活性化に寄与し、「みなとの元気」を高めた港湾を日本港湾協会が「ポート・オブ・ザ・イヤー」として選定し表彰されるものです。
同表彰は、2003年から開始され、道内では2018年の紋別港に次ぐ2港目の受賞となります。
「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」の受賞について | 小樽市
※参照ニュース
・小樽港が公益社団法人日本港湾協会の「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」を受賞いたしました | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」 ・2025年1月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
選定理由については、小樽港のこれまでの北海道日本海側の物流・交流拠点港としての役割のほか、近年の第3号ふ頭の再開発による大型クルーズ船対応岸壁や港湾緑地の整備、官民連携して「みなとオアシス小樽」など新たな観光の拠点形成に取り組み、来訪者や市民の賑わい・交流による「港の元気」を大きく向上させたことが高く評価されたとのことです。
2025年1月22日(水)には東京都内で表彰式が開催され、迫小樽市長が受賞プレゼンと受賞者挨拶を行ったそうです。
第3号ふ頭では2023年春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができ、大型バス専用駐車場が整備され、かねてから行われていた岸壁の改修工事によって、2024年4月からは14万トンクラスまでのより大型のクルーズ船の受け入れが可能となりました。
2024年3月25日には小樽国際インフォメーションセンターが旧おたるマリン広場にオープンして、小樽市は新しい観光拠点として、第3号ふ頭及び周辺区域において再開発事業を進めているんですよね。
選定理由の“北海道日本海側の物流・交流拠点港としての役割”については、新日本海フェリーの小樽〜新潟が2024年で航路就航50周年を迎えたんですよね。
ということで、小樽港の「ポート・オブ・ザ・イヤー2024」の受賞のニュースについてでしたが、本当にここ最近で第3号ふ頭周辺の整備が進んできました。
現在の小樽観光の中心は堺町通りと小樽運河ですので、そこから人の流れを第3号ふ頭までいかにもってくるかという課題もまだありそうですが、ここ第3号ふ頭周辺中心が新たな観光拠点としてより賑わいを見せてくれるようになるといいですね。
※みなとオアシス小樽について | 小樽市
※公益社団法人 日本港湾協会 メインページ
【関連記事】
・小樽港第3号ふ頭周辺の再開発で34号上屋が解体〜ここには新しい観光船ターミナルができる予定
・小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン
・ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
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