堀内水産食品(塩谷)のハタハタの飯寿司〜正月の食卓に欠かせません
正月(年末年始)の話題なのですが、こちらで正月を挟んで寒い時期によく食卓にのぼる食べ物として「飯寿司」(いずし)があります。
私も正月になると食べたくなって、食卓に並ばないとなんだか寂しいんですよね(もちろん、正月以外でも時々食べるんですけどね)。独特の発酵臭や酸味が苦手な方もいるようですが、それがまた美味しいんですよね。
飯寿司は、魚(鮭、ハタハタ、ホッケ、ニシンなど)と野菜、ご飯、米麹を漬け込んで乳酸発酵させた、北国ならではの保存食で、家庭で漬ける方もいますが、自家製するのはハードルが高い食べ物ですよね。
で、我が家ではここ数年、飯寿司は小樽の堀内水産食品の飯寿司(冷凍)を買っているんです。
例年、年末になると、堀内水産の飯寿司の特売(飯寿し祭り)チラシが入って、市内の市場などで売り出しがあるんですよね。
いろいろ種類がある中で、個人的にはハタハタの飯寿司が好きで、今年もそちらを買いました。
冷凍品なので、購入後に冷凍庫に入れておいて、食べたい時(正月に食べるのであれば大晦日)に冷蔵庫にあげておけばいいんですよね。
ちなみに堀内水産食品株式会社は、塩谷にある水産物加工品会社で、飯寿司をはじめ昆布巻、海鮮珍味、甘露煮などが人気の会社です。
サイトによると、堀内水産は安政の頃より150余年続くという歴史を持つ老舗なんですね(以下はサイトより引用)。
堀内水産の歴史
堀内家は安政の頃に近江から松前(江差)に渡り、鰊漁の網元として八丸の屋号を用い、 鰊建網および廻船問屋を営んでおりました。
鰊漁の北上に従って当地(小樽市塩谷)に移り、以来約百年間に渡り鰊建網を業として参りました。
八丸の名は「鰊御殿」「忍路郡郷土誌」など、北海道鰊漁業の歴史に関する書籍にも記載されております。
小樽いずし屋 八丸堀内水産
ということで、今年の正月も堀内水産の飯寿司を美味しくいただきました(というお話でした。まあ、正月に限らず食べていいんですけどね)。
※参考
・八丸堀内水産食品株式会社 | 小樽水産加工業協同組合
・Facebookページ:八丸 堀内水産食品株式会社
・飯寿司 北海道 | うちの郷土料理:農林水産省
【関連記事】
・ある小樽の家庭の正月の食卓から/くじら汁と飯寿司
・正月の料理から〜飯寿司
※関連ブログの関連記事
・北海道にいながらキンキの飯寿司を初めて食べた!〜こんなに上品な脂・旨味が凝縮した美味しさだったのか! | ローカルブロガーのメモ帳
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コメント
小梅様。鰰の飯寿司は、先年、亡くなった母の好物で、年末年始の食膳に限らず、普段の時の食膳にもしばしば供されていました。私は全くダメで、特に鰰は一口食べてティッシュに戻したくらいです。
食の好き嫌いはどうにもならないものですが、他にもウニ、いくら、鮑、トロ、鶏肉、ジンギスカンなど、小樽の生まれ育ちなのになぜか北海道の代表的な料理や食材が苦手で、救いようがないですね(汗)。
投稿: 小樽望郷 | 2025年1月14日 (火) 11時39分
小樽望郷さん、こんばんは。
鰰の飯寿司、お母さまの好物だったのですね。
そうですよね、お好きな方は、正月に限らず、普段から食べますよね。
小樽望郷さんは、ダメでしたか。
なるほど、他にも北海道の代表的な料理や食材が苦手でしたか(以前、うかがったかもしれませんね)。
いえいえ、食の好みばかりはしょうがないですよね。
投稿: 小梅太郎 | 2025年1月15日 (水) 01時41分