ニュースより/保存修理工事中の旧日本郵船小樽支店の指定管理者候補に日比谷花壇
小樽市が所有する国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は現在、大規模な保存修理工事を行っていて、2025年4月の一般公開再開を予定しています。
今年(2024年)6月に、その旧日本郵船小樽支店の維持管理について、市が指定管理者制度を導入するというニュースがありましたが、先日、指定管理候補者に装花サービス大手の日比谷花壇(東京)を選んだというニュースがありました。
※参照ニュース:2024年11月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※令和7年4月からの指定管理者候補者の選定について | 小樽市
※関連記事:ニュースより/保存修理工事中の旧日本郵船(株)小樽支店の維持管理に指定管理者制度を導入
小樽市が11月5日に発表したもので、ニュースによると指定期間は2025年4月から2028年3月末までで、12月に開かれる定例市議会を経て正式決定されるとのことです。
市によると、日比谷花壇は建物の管理や入館受付のほか、花ビジネスのノウハウを使い建物の雰囲気を生かしたフォトウエディングなどを行う予定だそうです。
国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。1955年に市に譲渡された後、1969年に重文に指定されています。
一般公開していた旧日本郵船(株)小樽支店は、工事のために2018年11月から長期休館となっていて(実際の工事は2020年(令和2年)7月から)、2025年4月にも一般公開再開の見通しと報道されています。
休館が随分と長かったので、しっかりと保存修理工事が行われて綺麗になった旧日本郵船(株)小樽支店の一般公開再開が楽しみですね。
【関連記事】
・ニュースより/保存修理工事中の旧日本郵船(株)小樽支店の維持管理に指定管理者制度を導入(2024年)
・ニュースより/旧日本郵船(株)小樽支店の大規模保存修理工事の完了がさらに遅れて、一般への公開は早くても2025年5月頃に(2024年)
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・旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事の現場見学会に参加してきました(2022年)
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