「小樽ミニトマトフェス2024」というイベントが8月3日・4日の2日間、小樽国際インフォメーションセンター前で開催
「小樽ミニトマトフェス2024」というちょっと気になるイベントが、2024年8月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で開催されています。
場所は今年3月25日にオープンした小樽国際インフォメーションセンターのポートマルシェOTARUE前広場です。小樽港第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場のあったところですね。
開催時間は9:00〜15:00ということで、初日3日のちょっと遅れて終了30分前くらいにいってきました。
このイベントについては、2024年8月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄や小樽観光協会のサイトで紹介されていました。
※参照:「小樽ミニトマトフェス2024(8/3・4 小樽国際インフォメーションセンター・ポートマルシェotarue前広場) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
イベント名が“小樽ミニトマトフェス”というように、忍路の農業なまらファームの渡辺充康さんが、主要農産品ながら市民にあまり知られていない小樽産ミニトマトを広めようと企画されたイベントなんですね。
ニュースによると、渡辺さんは農協を通して出荷する品種に加えて高級品種「ほまれまる」の栽培に力を入れていて、その中でより糖度の高いものを選抜した「ほおばりっち」が昨年、日本野菜ソムリエ協会(東京)主催の品評会「野菜ソムリエサミット」で金賞に輝いたそうです。
そもそも市内の農家約30戸の売り上げのうち、7割をミニトマトが占めるという、ミニトマトは市の主要農産品なんですが、市民への浸透はいまひとつとのことで、すいません、私もそこまでミニトマトが主要農産品だという認識はありませんでした。
で、地元にも美味しい作物があるということを知ってもらいたい、ということで、今回のイベントなんですね。
イベントとしては、小樽の農家さんのミニトマトをはじめとした採れたて野菜の直売コーナ、小樽産ミニトマトを使ったメニューが並ぶ飲食コーナー、ミニトマトの収穫作業体験やトマトすくいなどができる体験コーナなどが用意されています。
4日(日)はNPO法人小樽民家再生プロジェクトによる、移住や起業、空き家の利活用や相続についてなどの相談コーナーも設けられるそうです。
私もせっかくなので、ミニトマトも100gだけ買わせていただきました。
行った時間が初日のイベント終了間際だったので、料理関係は少なくなっていたようですが、3日(土)のみの出店だったカフェバー「石と鉄」の「トマトの100人パエリア」がギリギリ残っていたので買いました。
色内大通り沿いの「石と鉄」は100人パエリア祭を年に何度か開催していて、今回は小樽産のミニトマトをふんだんに使ったパエリアとのことでした。もちろん、美味しくいただきました!!火を通したミニトマトは旨味と甘味が一層引き立ちますね。
今回のイベントについて、なまらファームのInstagramにその想いが書かれていました(一部引用させていただきます)。
小樽の方々に、農家の存在を知ってほしい!
小樽の農家の、野菜を食べて欲しい!
小樽の農家、頑張ってるよー!
小樽の農家の新鮮野菜たくさんあるよー!
小樽の農家は、ミニトマトをベースに作ってるよー!
それを第1目標に、今回!
ミニトマトフェスを開催することにしました。
小樽の農家の新鮮野菜の即売!
なまらファームも、ほおばりっちを即売!
そして!
「小樽産のミニトマトでお料理お願いします」
というオーダーのもと!!
飲食店のみなさまに御協力お願いいたしました。
なまらファーム(@namarafarmotaru) • Instagram写真と動画
ということで、「小樽ミニトマトフェス2024」が8月3日(土)・4日(日)の2日間、小樽国際インフォメーションセンターのポートマルシェOTARUE前広場で開催されています。
頑張っている小樽の農家さんの小樽のミニトマトを味わいに行ってみてはいかがでしょうか。
※Instagram:なまらファーム(@namarafarmotaru)
【関連記事】
・カフェバー「石と鉄」で100人パエリア祭開催!!(6月16日)〜今回は小樽産シャコを使ったパエリア
・小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン
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コメント
小梅太郎様、酷暑の中でも連日の精力的な取材、おつかれさまでございます。潮まつり、花手水、閉店・開店情報など、ありがたく拝読しました。
毎日このように取材をし、情報を集め、多くの写真から掲載するものを選び、記事にして公開すること、本当に大変なことと思います。私は小梅様よりおそらく年下ですが、それでも私であれば気力・体力が続かないと思います。小梅様の小樽愛の深さが伝わります。
小樽の農業ではミニトマトが主要産品であること、私も全く知りませんでした。思い返すと、私自身でも、ミニトマトを購入することが増えています。食べやすく、フルーツと野菜の中間のような位置で、お弁当やサラダに欠かせません。忍路の方のミニトマトは食べてみたいです! 小樽に行きました際に、青果店・スーパーを回って探します。貴重な情報をありがとうございました。
投稿: 伊藤調の夫 | 2024年8月 4日 (日) 08時00分
伊藤調の夫さん、こんばんは。
いつも読んでいただきありがとうございます!!
確かに、あちこち巡ってそれを記事にするというのは、正直なかなか大変な作業になるのですが、まだまだ私の小樽への興味が尽きないのと、伊藤調の夫さんのように、読んでくださる読者の皆さんがいればこそです。
こうやって、コメントをいただくのもとてもモチベーションアップに繋がってます。
私も今回、ミニトマトが小樽市の主要農産品というのを知ったので、これからは小樽産を意識して買い求めようと思います。
機会があったら、忍路のミニトマトを探してみてください。
投稿: 小梅太郎 | 2024年8月 5日 (月) 02時21分