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2024年8月17日 (土)

小樽築港駅の近くにあるレンガ造りの小さな倉庫は何!?

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JR小樽築港駅
の少し平磯トンネルより、国道5号線沿いにある駐車場の一角に、レンガ造りの小さな倉庫のような建物がポツンと建っています。

線路側の壁面には「危険物屋内貯蔵所」の表示と「火気厳禁」「少量危険物貯蔵取扱所」の看板があります。

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ちょっと歴史も感じさせるこの小さなレンガの倉庫について、以前発行されていた、ちょっと古いですが北海道新聞朝刊折り込み紙〈新ねっとわーく小樽〉2015年12月号(No.17)に記載がありました。
※以下〈新ねっとわーく小樽〉2015年12月号(No.17)「何これOtaru〜築港駅前、レンガの倉庫」を参照しています。

それによると、このレンガの倉庫は、かつての小樽築港の駅舎に付随していた「危険品庫」ということで、駅構内で使われる灯油や潤滑油などの可燃物を収納する倉庫で、耐火性を高めるためにレンガ造りなんですね。

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昔の地図を見ると確認できるのですが、この倉庫のすぐ近くの国道5号線にはつい最近まで築港駅前歩道橋が架かっていて(2024年7月撤去)、もともとその歩道橋の前に築港駅の小さな駅舎があったんですね(う〜ん、私は記憶はないんですよね)。

その駅舎と一緒に、この危険品庫があったということなんですね。建築は大正時代とみられているそうです。

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(駐車場の奥にポツンと建っている)
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かつて小樽築港駅周辺には機関区があって、海側には大規模な石炭積み出し施設もあったのですが、それらは時代と共に役目を終えて、後には広大な土地が残り、そこにできたのが現在のウイングベイ小樽(当時はマイカル小樽)などです。

それに伴い築港駅の駅舎も現在のものになっているので、このレンガ造りの小さな危険品庫は、かつての築港駅の名残ということになるんですね。

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ん!?となるとかなり貴重な建造物なんですね。あれ!?今も使われているのかな?

※危険品庫といえば、小樽市総合博物館本館の敷地内にある、国の重要文化財に指定されている旧手宮鉄道施設の一つに危険品庫がありますね(他は機関車庫(1号、3号)、転車台、貯水槽、擁壁)。
※参照:国指定重要文化財・旧手宮鉄道施設 | 小樽市

(旧手宮鉄道施設の危険品庫)
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※参照
・〈新ねっとわーく小樽〉2015年12月号(No.17)「何これOtaru〜築港駅前、レンガの倉庫」
小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)

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コメント

小梅様。築港駅および旧手宮鉄道の危険品庫のことは、全く知りませんでした。煉瓦を堅固に積み上げて作った、堅固な収納庫なんですね。そういうちょっとした、人目につきにくい物でも、小樽の歩みを今にしっかりと伝えてくれているのですね。歴史を大切に伝えて行くことの重要性を、改めて教えられました。

投稿: 小樽望郷 | 2024年8月17日 (土) 17時34分

昔、手宮鉄道が走っていた頃、おじいちゃんに聞いたのが、手宮鉄道の関係の建物だと聞いてました。けど、おじいちゃんは鉄道関係者でないですが。
(自分は、手宮鉄道が走っていたのを記憶してる年代です)

投稿: ナナシ | 2024年8月17日 (土) 20時57分

小樽望郷さん、こんにちは。
小さいけれども、とてもしっかりとしたレンガ造りの倉庫ですよね。
現在の駅から少し離れた、駐車場を利用しないと気づかないようなところにポツンとあるので、目に触れること自体がないかもしれません。
これも貴重な歴史を今に伝えるものですね。


ナナシさん、こんにちは。
なるほど、この倉庫はかつての築港駅に付随した建物とのことなので、鉄道関係は確かですね。
建築が大正時代とみられているそうで、その頃は手宮線もたくさん利用されていたでしょうね。

投稿: 小梅太郎 | 2024年8月18日 (日) 15時06分

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