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2024年7月 9日 (火)

小樽港第3号ふ頭周辺の再開発で34号上屋が解体〜ここには新しい観光船ターミナルができる予定

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現在、小樽港第3号ふ頭周辺の再開発計画が進んでいます。

昨年(2023年)3月に第3号ふ頭の左側に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができ、今年(2024年)3月25日(月)には小樽国際インフォメーションセンターが以前のおたるマリン広場にできました。

かねてから行われていた第3号ふ頭の岸壁改修工事も終了し、今年度4月から14万トンクラスまでのより大型のクルーズ船の受け入れが可能となり、今年は全てのクルーズ船が第3号ふ頭に停泊予定となっています。

そして現在は、観光船乗り場の横にあった市の34号上屋が解体されています(すでに解体済み)。

(こちらが解体前の34号上屋)
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これが。
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こうなりました。
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ここには、多目的ホールを有する新しい観光船ターミナルが計画されているんですよね。小型観光船を集約する係留施設もできるようです。

新しい観光船ターミナルは、今のところ2025年7月の完成を目指しているとのことです。

現在の観光船乗り場の跡は緑地(公園)になるそうです(すでに一部が綺麗に整備されていますね)。

(現在の観光船乗り場)
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小樽港第3号ふ頭周辺の再開発事業が進んでいて、残す大きな計画でもある新しい観光船ターミナルの整備に向けて34号上屋が解体されました。

今後の小樽の新しい観光拠点として期待されている第3号ふ頭周辺の整備が進んできて、周辺の景観もだいぶ変わってきました。

(小樽国際インフォメーションセンター)
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観光の中心は小樽運河と堺町通りですので、そこからどう人の流れを作るかというのが、課題としてありそうですね。

ここ第3号ふ頭周辺中心に賑わいを見せてくれるようになるといいですね。それは楽しみでもあります。

※解体前の34号上屋の写真があったので掲載しますね。
(2021年10月撮影)
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(2024年4月10日撮影)
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 ※こちらは解体工事中の様子(2024年6月14日撮影)。
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(2024年6月21日撮影)
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(2024年6月28日撮影)
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※参照サイト
第3号ふ頭及び周辺再開発について | 小樽市
延べ1100m²規模で新築 小樽市が観光船ターミナル設計へ - 北海道建設新聞社 - e-kensin

※参考
・2024年3月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
第3号ふ頭及び周辺開発の動き(会報 特集) | 小樽商工会議所
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

【関連記事】
ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン
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ニュースより/2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定(2024年3月現在)〜岸壁改修工事によって今年は第3号ふ頭に集中

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小樽のなくなった建物」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
小樽港の景色も変わってゆくのですね。
私の中では、港と言えば小樽港で、第3埠頭なんですね。
よくこの景色を見て、気持ちの整理をしたりしました。
いろんなことがどんどん変わっていって、良い意味では新しいことに触れる機会が増えて、様々な視点で物事を見直すことで新たな見解が見えたりするのですが、慣れ親しんだ習慣や景色を手放したくないほうが強いのは、年令のせいばかりではなく、自分が歩んできた時間の中で積み上げてきた努力や頑張りがあったからなのでしょうかね。

投稿: ムサママ | 2024年7月 9日 (火) 20時16分

ムサママさん、こんばんは。
小樽港の風景、特にここ第3号ふ頭周辺はいままさに変わってきています。
ここの景色をよく眺めてらしたのですね。
私も積極的に新しいものを見て、触れるようにして、色々と新たな経験、発見があったりしますが、いや〜、やっぱり慣れ親しんだ風景や形あるものが失われていくのは、なんとも寂しく感じてしまいます。
なるほど、年齢のせいはもちろん、自分の頑張って歩んできた時間の中にあった風景や経験だから、というのもあるのでしょうね。

投稿: 小梅太郎 | 2024年7月11日 (木) 00時41分

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