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2024年6月 8日 (土)

ニュースより/南小樽駅に新旧跨線橋と桜の写真を展示〜小樽在住のミュージシャン花男さんが計画

JR南小樽駅の駅舎とホームをつないでいた旧跨線橋の思い出を残そうと、小樽在住のミュージシャン花男さんら有志が、新旧跨線橋と満開の桜を捉えた写真を南樽駅内に展示する計画を進めているというニュースがありました。

このニュースは2024年5月21日付読売新聞道央版、6月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

※すいません、写真は展示とは関係ない、私が撮影したものです。
(2016年5月撮影)
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市民に親しみを込めて南樽駅と呼ばれているJR南小樽駅では、バリアフリー化工事の一環で跨線橋の架け替え工事が行われ、2021年(令和3年)7月より新しい跨線橋に変わっています。

かつての跨線橋は、その趣あるたたずまいから思い出に強く残っているなどファンも多かったんですよね。特に桜の季節には、その味わい深い跨線橋とともに満開に蔵がなんとも風情のある風景を見せてくれていました。

(2020年5月撮影)
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今も南樽駅は変わらず人気の桜スポットで、ニュースによると、今回の展示でこの新旧の跨線橋のドラマを広く知ってもらいたい、そして、春にまた駅に足を運んでもらいたい、といった思いがあるそうです。

(新跨線橋。2023年4月撮影)
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実は花男さんは、南樽駅の跨線橋の架け替えの際に、南樽駅のバリアフリー化には賛成だけど、なんとか南小樽駅の景色を残せないか、という思いで当時署名活動を行ったんですよね。

で、現状保存は難しいものの、デザイン案を変更して、現跨線橋と同じ雰囲気の色使いにする、などといた点が考慮されたという経緯があって、署名活動によって、跨線橋を大切に思う市民の声が少なからず届いたんですよね。

今回の写真展示について、具体的には市内のカメラマン浜田剛さんが2011年に撮影した旧跨線橋と、2022年に撮影した新跨線橋の写真計2枚を駅構内メモリアルコーナーとして6月末ころから2年間展示する予定とのことです。

私も南樽駅の桜は以前も今も大好きです。今回の展示写真をたくさんの方に見てもらって、昔の跨線橋を懐かしんでもらいつつ、新しい跨線橋についても知ってもらい、そして、春にまた足を運んでもらえるといいですね。

※花男さんのX(旧Twitter)より。

花男オフィシャルホームページ

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コメント

小梅様。南樽駅舎にしっくり馴染んでいた旧跨線橋と新しいそれとの、桜を介したコラボ、とても嬉しい限りです。ここに集う皆さんの中にも、旧跨線橋の思い出をお持ちでいらっしゃる方も多いことでしょうから、メモリアルホールでの2年間の展示は有難く、私も帰省した折には足を運びます!

話題は変わりますが、築港駅前の歩道橋が撤去されるのですね。富岡町の社会福祉事務所前、そして産業会館と高雄ビルを結んでいた歩道橋も夙に撤去され、小樽市内と市街の風景も少しずつ、目に見える形で変わっていますね。

小樽ではありませんが、先月末には札幌のセンチュリーロイヤルホテルも営業を終え、今月中には解体が始まるとのこと。エスタもいずれ解体ですので、札幌駅前も今後数年のうちに大きく変貌を遂げることでしょう。

投稿: 小樽望郷 | 2024年6月 8日 (土) 07時24分

小樽望郷さん、こんにちは。
そうですね。旧跨線橋の思い出を持っている方って多いですよね。
展示自体は小規模のものとのことですが、こういう企画を実行に移してくださるのが、本当に嬉しいです。
富岡、産業会館前に続いて、築港駅前の歩道橋の撤去が決定しました。歩道橋の撤去って、結構風景が変わるんですよね。けど、それが月日と共に当たり前のいつもの風景になるんですよね。
札幌も大きく変わりそうですね。

投稿: 小梅太郎 | 2024年6月 9日 (日) 17時02分

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