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2024年6月

2024年6月30日 (日)

奥沢のアイスクリーム製造「さくら食品」の工場直営店「HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY」が6月28日にオープン

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奥沢のアイスクリーム製造・販売「さくら食品」の工場直営店「HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY(アイス クリーマリー)」が、2024年6月28日(金)に本社建物内にオープンしてます。

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ちなみにこの建物はかつての北の誉酒造で、正面の印象的な建物は北の誉酒造の展示施設「酒泉館」でした(酒泉館は2015年10月31日をもって閉館、小樽の北の誉酒造は2015年12月で閉鎖しました)。

その後、さくら食品が2017年9月に工場とともに移転してきたんですよね。

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あっ、建物の看板が「HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY」になってますね。

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ここは車でないとちょっときにくい場所ですが、建物前に広い駐車場があるのでいいんですよね。

店舗入り口は右側になります(左は事務所やバスツアーのお客様用入り口)。Otaru_20240629-160146

(こちらが店舗入り口)
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入って右側に券売機があります(タッチパネル式ですね)。
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ラインナップは次のようになってます(価格は税込。2024年6月現在)。

さくらのとろなまソフト(コーン、カップ) 400円
さくらのミルク(カップ生アイス)380円
さくらのバニラ(カップアイス)380円
コーヒー(ホット、アイス)250円
余市産リンゴジュース400円
※保冷材・保冷バッグセット100円

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今回はさくらのとろなまソフトのコーンを。
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カウンターでチケットを渡すと、整理券をくれました。

そして、その横の商品受渡しカウンターで商品を受け取ります。

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待ち時間はものの数分だったので、カウンター近くで待ってました。

こちらが今回いただいた、さくらのとろなまソフト(コーン)ですね。

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コクがあるけどさっぱり感もあって、なめらかで美味しい〜!!

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建物内に休憩スペースはないのですが、建物の前のスペースにベンチなどが設置されていて、そこで食べることができます。

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この日の小樽は今シーズン初の真夏日を記録した暑い日で、アイス日和でしたね。お客さんも次々ときてました

いや〜、これはいいですね。

今後は旬の果物を使ったアイスなども展開予定だそうですよ。

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そうそう、さくら食品は1961年(昭和36年)創業で、アイスクリームの専門工場としてアイスを作り続けている小樽の会社ですが、現在はコープさっぽろの関連会社なんですね。

実は、ここには2020年にさくら食品のアイスクリームショップとして「北からの贈り物」というアイスクリーム専門店が入ったんですよね。

お店の経営については分からないのですが、2020年4月にオープンしてフルーツやクッキーなどを特殊な機械でブレンドする「ブレンダーアイス」をメインにメディアなどでも紹介されて、とても人気が出たのですが、同年中にいつの間にか閉店してしまいました。

ただ、さくら食品の直営店としては今回の出店が初とのことなので、その時のお店は直営ではなかったのですね。

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ということで、奥沢のアイスクリーム製造・販売の「さくら食品」の工場直営店「HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY」がオープンしてます。

車で行きやすいですし、これからの暑くなる季節になんだかとっても人気が出そうですね。何より美味しかったです!!ごちそうさまでした。

待望の工場直営店「HOKKAIDO さくらICE CREAMERY」がオープン!|さくら食品株式会社

※参照:さくら食品初となるアイス工場直営店
「HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY」を6/28開店|インフォメーション|生活協同組合コープさっぽろ

※関連ニュース:2024年6月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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【店舗情報】(お店情報は2024年6月時点でのものです)
通常営業時間:10:30~17:30(ラストオーダー17:00)
※なくなり次第終了
定休日:月・火・祝日は営業して翌日休み
※食べログ情報:HOKKAIDOさくらICE CREAMERY

※店舗のオープンに合わせ、同日にECサイトもオープンしてます。
HOKKAIDO さくら ICE CREAMERY

さくら食品株式会社|北海道小樽のアイスクリーム

【関連記事】
あれ?奥沢のアイスクリーム専門店「北からの贈り物」って閉店したの!?
奥沢のアイスクリーム専門店「北からの贈り物」でクッキーミルクと超いちごを食べてきた
奥沢の北の誉酒造跡地のさくら食品がアイスクリーム専門店「北からの贈り物」を4月10日にオープン(まだ入ってませんが…)
ニュースより/旧北の誉の施設がアイスクリーム製造のさくら食品の工場に!!

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2024年6月29日 (土)

小樽チャンネルマガジン2024年6月号(Vol.103)〜今号は「小樽築港駅前から坂を上って平磯公園まで歩く」

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いつもの宣伝です!!
小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2024年6月号(Vol.103)が発行されています。

今回は、小樽築港駅前からの坂道を上って平磯公園まで歩いてきました。

小樽築港駅前には国道5号線が走ってますが、駅前やや右寄りに国道からまっすぐと上っていく坂道があって、この坂道は小樽水産高校前を通って、さらに左方面に上っていくと、眺めのよいことでも知られる高台の平磯公園まで続いているんですよね。

ということで、今号のタイトルは「小樽築港駅前から坂を上って平磯公園まで歩く」です。ちなみに今回の道のりの住所は、全て若竹町になります。

興味のある方は、小樽チャンネルマガジン2024年6月号(Vol.103)を読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所や市立小樽文学館・図書館・博物館などで配布されています。

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル
※6月29日現在、リンクが5月号になっているので、しばしお待ちください。

以上、小樽チャンネルマガジン2024年6月号(Vol.103)の宣伝でした。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2024年5月号(Vol.102)〜今号は「旧色内小学校前の坂から浄応寺の坂を歩く」

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6月終盤になって小樽も連日夏日で暑くなってきました【追記:6月29日は今シーズン初の真夏日】

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6月に入って小樽の気温は、夏日も数日は記録しているのですが、なんだかあまり気温は上がらず、暑いと感じる日がそれほどなくて、どちらかというと朝晩に肌寒いという日が多かった印象だったんです。

そんな6月の終盤、6月28日(金)の小樽は最高気温が27.2℃(12:57)の夏日となって青空も広がり、なんとも暑い1日でした。

正直、体感温度はもっとあるな〜と思っていたのですが、街中の温度計を見ると…

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あちゃ〜、こちらはサンモール一番街の入口横の温度計ですが、30℃ですね。

そして、こちらは小樽運河の浅草橋街園の温度計ですが、やっぱり 30℃を超えてます。Otaru_20240628-144059

見えにくいですが、30.1℃なんです。
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運河を歩く観光客の皆さんも、さすがに暑そうでした。
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アメダスの記録としては27.2℃でしたが、実際の街中は真夏日でしたね。

そして、6月29日(土)もさらに暑くなりそうだという予報が出ていたのですが、その予報通りにお昼頃に30℃近くまで上っているそうです。暑いです。

まあ、もう6月下旬ですからね。少しずつ小樽にも夏が近づいていきましたね。

【追記】6月29日(土)は予報通りに気温が上がり、昼には30.9℃(12:38)を記録して、今シーズン初の真夏日となりました。いや、ほんと暑かっったです。

小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2024年6月)
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

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小樽市の2024年度夏の海水浴場の開設は5か所(小樽市HPより)

6月下旬になってもあまり気温の上がらない小樽でしたが、6月28日(金)は最高気温が27.2℃(12:57)の夏日となって青空も広がり、翌29日(土)も暑くなりそうです。

もうすぐ夏です。そして、北海道の短い夏にも海水浴シーズンがやってきます。

小樽には海水浴場がいくつかあるんですが、小樽市の海水浴場情報は、小樽市HP内の「海水浴場オープン情報(令和6年度) | 小樽市」に掲載されています。

(写真は2020年の東小樽海水浴場)
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今年度開設される市内の海水浴場は5か所で、実は昨年から朝里海水浴場が開設されずに、それまでの6か所から5か所に減ったんですよね。

で、昨年の5か所が今年もそのまま開設されるとのことで、2024年度開設期間は下記の通りになっています。
おたるドリームビーチ(銭函):6月28日(金)~9月1日(日)
銭函海水浴場:7月6日(土)~8月24日(土)
東小樽海水浴場:7月13日(土)~8月25日(日)
塩谷海水浴場:7月13日(土)~8月12日(月)
蘭島海水浴場:7月12日(金)~8月25日(日)

ということで、ひと足先におたるドリームビーチが6月28日に海開きになっていますね。

※おたるドリームビーチ、銭函海水浴場、蘭島海水浴場は、水上バイク等のプレジャーボート等の進入を規制する「水域利用調整区域」に指定されています。詳しくはこちら:海水浴場オープン情報(令和6年度) | 小樽市

朝里の他、上記に書かれていない豊井浜、張碓などの海岸は海水浴場ではないので注意です。

小樽市HPにも書かれているのですが、小樽には海岸があちこちにあるものの、海水浴場として開設していない海岸では、監視・救護の設備が整っていないため、万が一の事故の場合も対応ができないので、海水浴は海水浴場で安全に楽しみましょう。

小樽市HP内には海水浴場利用者の心得などの注意事項や、おたるドリームビーチ海水浴場ルールなども掲載されているので参考までに。
海水浴場オープン情報(令和6年度) | 小樽市

ということで、小樽にももうすぐ夏がやってきます。

【関連記事】
※昨年の記事です。
小樽市の2023年夏の海水浴場の開設は5か所(小樽市HPより)〜朝里海水浴場が開設見送り

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2024年6月28日 (金)

潮まつりの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターも〜第58回おたる潮まつりの潮ねりこみと神輿パレードは熱中症対策でコース短縮

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6月下旬になると、そろそろ気になってきますね。おたる潮まつりが近づいてきました。

今年の第58回おたる潮まつりは、2024年7月26日(金)〜28日(日)の3日間の日程で開催されます。

街にはお馴染みのピンクの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターもあちこちに貼られるようになりました。

こちらはサンモール一番街の提灯。
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こちらは 稲穂大通り(第一大通り)。
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こちらが今年のポスターです。
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今年のキャッチコピーは“よし今だ!鼓動高鳴る新たな夏”です!!

第58回おたる潮まつりの内容については、少し前に実行委員会の発表についてのニュースがありましたが、主な日程の予定はこうなっています。
7月26日(金)18:00〜19:30 潮ふれこみ
7月27日(土)13:00〜21:00 潮ねりこみ
7月28日(日)14:00〜16:30 神輿パレード/20:00〜20:30 大花火大会

初日の潮まつりの始まりを市内に知らせる潮ふれこみは、例年通り梁川通り奥の都会館前を出発して、小樽港第3号ふ頭基部の中央ステージまで練り歩きます。

で、今年は祭りのメインとなる2日目の「潮ねりこみ」と、3日目の「神輿パレード」が熱中症対策のためにコースを短縮するそうです。

例年は潮ねりこみは花園グリーンロードを出発地点としていましたが、今年はサンモール一番街からの出発。神輿パレードは昨年は花園銀座商店街からだったのをこちらもサンモール一番街からの出発となるそうです。

サンモール一番街はアーケードになので、待機中にも直射日光を避けることができますからね。

最終日の大花火大会は、約3千発が打ち上がる予定とのこです。

ということで、おたる潮まつりが近づいてきました。そのうち「ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪」の潮音頭も街中に流れてきて、気分もどんどん盛り上がってきますね。

おたる潮まつり公式サイト

※参照ニュース:2024年6月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
※おたる潮まつり関連の記事は、カテゴリー「おたる潮まつり」にまとめてます。

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2024年6月26日 (水)

霧が立ち込めたオタモイ海岸が幻想的だった(オタモイの駐車場から)

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先日6月22日(土)に、久しぶりにオタモイの海岸近くにある駐車場に行って、オタモイ海岸を眺めてきました。

現在、オタモイ海岸への遊歩道は立ち入り禁止で、海岸には下りることはできないので、駐車場から眺めることになります。

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実はこの日、オタモイの駐車場広場で令和6年度(2024年度)オタモイ地蔵尊例祭が13時から行われるということで、参加してきたんです。
※その様子についてはこちらの記事でどうぞ:令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題

(例祭の様子です)
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この日の天気は曇り空で、ぎりぎり雨は降らなかったものの、霧が立ち込めるあいにくの天気でったのですが、なんだかそのおかげといいますか、幻想的な風景になっていました。

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もちろん、天気の良い日は絶景となるのですが、これはこれで味わい深い眺めですね。

オタモイ地蔵尊が安置される海岸沿いの地蔵堂へ向かう遊歩道は落石が相次ぎ、2006年(平成18年)の土砂崩れによって閉鎖されて、以来現在も立ち入り禁止で通行止めになっています。

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オタモイ海岸といえば、昭和初期に道内有数の観光施設として人気があったという「オタモイ遊園地」があったことでも知られていますが、その代表的な施設で、断崖絶壁に建つ姿がとても印象的な料亭「龍宮閣」が昭和27年に焼失し、その後、遊園地は閉鎖しました。

(駐車場にはオタモイ遊園地の説明パネルがあります)
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この地にそのような遊園地や建物ががあったというのは、今となってはまるで幻だったかのようにさえ思えるのですが、近年、ここオタモイ海岸の観光スポットとしての再開発の話が進んでいますね。

どのような形で話が進んでいくのか気になっているのですが、先日の例祭の記事にも書いたのですが、個人的にはこの素晴らしい景観のオタモイが、オタモイらしいままで整備されていくといいのにな、と簡単ことではないないでしょうがそんなふうに思っています。

こちらはオタモイ海岸の駐車場に設置されている、写真撮影用の「フォトフレーム(Otaru Photo Frame)」です。Otaru_r20240622-135300

このフォトフレームは、ここオタモイ海岸の駐車場など、市内の眺望地点5か所にそれぞれ違うデザインで設置されています。
SNS映えスポット「Otaru Photo Frame」が誕生しました。 | 小樽市

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ということで、霧が立ち込めた幻想的だった、オタモイ海岸の様子でした。

オタモイ海岸オタモイ地蔵尊までの遊歩道の立入禁止について | 小樽市

【関連記事】
令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題
夕日に染まるオタモイ海岸を眺めてきました
ニュースより/「オタモイ遊園地」跡の再開発の可能性を検討する小樽商工会議所が初の現地視察

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2024年6月25日 (火)

あれ!?色内大通り沿いの「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」が閉店している!?(建物は旧梅屋商店)

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色内大通りを中央通りから日銀通り方面に入っていくと通り沿い右手にあった、木骨石造の建物を活用していた「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」が閉店していました。

閉店は全然気づかなかったのですが、店頭に張り紙があって2024年4月6日をもって閉店したとのことです。

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すいません、店舗の詳細についてはあまり知らないのですが、和雑貨や硝子のお店で、ガラスの制作体験を行っていたんですよね。

ちなみに、通りを挟んで向かいに立つタイル張りが印象的な建物「旧川田商店」に以前入っていた、ガラス工芸品を扱うお店「小樽アドバンス倶楽部」は系列店で、その小樽アドバンス倶楽部はここ和蔵内に移転という形になっていたんですが…あれ?それも含めての閉店なのかな?(詳細未確認ですいません)

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そして、気になるのが「小樽硝子屋本舗〜和蔵〜」の入っていた古い石造倉庫の建物ですが、この建物は「旧梅屋商店」の建物とのことなんですね。

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店先に看板があって、実は建物情報は今のところその看板のみがたよりなんですが、それによると、建築は明治39年(1906年)で木骨石造2階建。西洋の構造を取り入れた、明治期商家建築の代表とのことで、以前は「アリババコレクション」というお店だったようです。

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小樽市指定歴史的建造物ではないのですが、歴史ある建物ということで、それも含めて今後のことが気になりますね。

【関連記事】
旧梅屋商店(現 小樽硝子屋本舗〜和蔵〜)
旧川田商店に入る小樽アドバンス倶楽部(吹き硝子体験工房)が斜め向かいに移転していた
旧北海雑穀株式会社(現 小樽硝子の灯・彩や)が新たに小樽市指定歴史的建造物に【平成29年度】

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2024年6月24日 (月)

閉鎖した旧小樽中央卸市場の建物が解体中(※中央卸市場は中央市場とは別の市場です)

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2024年3月末をもって閉鎖した小樽中央卸市場の建物が、閉鎖後すぐに解体作業のために建物が覆われ、その様子についてはこのブログでも4月の記事でお伝えしました。
※こちら:閉鎖した小樽中央卸市場の建物が覆われ解体作業が始まっているようです

で、先日6月21日(金)にその後の様子を見に行ってきたのですが、国道5号線のこちらの角度から見ると、中の様子は分からないのですが、囲いの高さが低くなってますね。

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で、ぐるっとここから反対側の様子を見に行ってみると…

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うわ〜、もう結構解体が進んでますね。

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瓦礫を含めて完全になくなるのもそんなに遠くないようですね。

(解体中の現在はこんな状況で…)
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(解体前はこんな状況でした)
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小樽中央卸市場は、樺太などからの引き揚げ者が戦後間もない1947年に開設した歴史ある市場で、老朽化の進んでいた解体前の建物は、1957年(昭和32年)に完成した鉄筋コンクリート造りの4階建てでした。

気になるのは、この後に何ができるかですよね。何より建物の高さが気になります。

というのも、旧中央卸市場前から山側に続く坂道は、小樽でもよく知られる急坂の船見坂ですが、船見坂の上からの風景は、坂道の先に小樽の港が続く、多くの方にお馴染みのこれぞ小樽という眺めなんですよね。

その坂の上からの風景において、ちょうど坂の下のところに旧中央卸市場の建物が位置していたのですが、眺めを遮らないちょうどいい高さだったんですよね。

なので、もし今後旧中央卸市場より高い建物が建つと、そのこれぞ小樽という船見坂からの風景を遮ってしまい、それは避けてもらいたいので、何ができるかはとても気になっています。

※ここが旧中央卸市場の位置です(2024年4月10日撮影)。
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そういえば先日、小樽市内の戦後建築について文化財としての評価のための調査が進められているというニュースがあって、ブログでも取り上げたのですが、その対象建物の中にこの旧小樽中央卸市場の建物も含まれていました。
※記事はこちら:ニュースより/小樽市内の戦後建築について文化財としての評価のための調査が進められています〜公共的な建物8件対象

ただ、このように中央卸市場の建物はすでに解体中なんですが、そのニュースによると、調査時に解体を控えていたために現地調査や関係者の聞き取りを行ったそうです。

残念ながら中央卸市場の建物については、文化財としての評価はされるものの保存は叶わないものになってしまいましたね。

※ちなみに、こちらが解体前の旧中央卸市場の建物です。
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ということで、旧小樽中央卸市場の建物が解体中です。囲いがとられた頃に、また様子を見に行って報告できればと思っています。

※注意:中央卸市場と中央市場は別の市場です…国道5号線から同じような建物が並んでいたので混同されがちなのですが、国道沿いにあった現在解体中の建物が中央卸市場で(中央卸市場はその1棟のみ)、その先に続く3棟が中央市場です。中央市場は元気に営業しています。

【関連記事】
閉鎖した小樽中央卸市場の建物が覆われ解体作業が始まっているようです(※中央卸市場は中央市場とは別の市場です)

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2024年6月23日 (日)

令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました〜地蔵堂の維持管理が今後の課題

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令和6年度(2024年度)オタモイ地蔵尊例祭が、6月22日(土)にオタモイの駐車場の広場で行われました。

時間は13時からで、主催はオタモイ地蔵尊例祭実行委員会です。

駐車場に祭壇を設けての例祭は昨年に続いての開催で、今年は三十数名が参加されていました。

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ご存知の通り、オタモイ地蔵尊が安置される海岸沿いの地蔵堂へ向かう遊歩道は落石が相次ぎ、2006年(平成18年)の土砂崩れによって遊歩道は閉鎖されて、以来現在も立ち入り禁止で通行止めになっています。

それで、オタモイの駐車場の広場で臨時祭壇を設けての開催となっています。

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もともと明治から昭和にかけて子宝地蔵として全国から信仰を集めていたオタモイ地蔵尊は、堂守の村上洋一さんが現地に住んで維持管理を行っていたのですが、その村上さんが2022年に亡くなり、以来管理者が不在となり、その維持管理が課題となっています。

ここオタモイ地蔵尊については、小樽商科大学客員研究員の高野宏康先生が周辺の地蔵尊と合わせ研究対象としていて、各新聞紙上などでその状況について語られているのをいつも興味深く拝見しているのですが、管理者がいなくなり、冬の雪の影響などで老朽化した地蔵堂があと何年もつか、といった状況だそうです。

その高野先生やオタモイ地区の住民、塩谷桃内まちづくり推進委員会などが、昨年(2023年)6月にコロナ禍で中断していた例祭を駐車場で開いたんですね。

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コロナ禍前の2019年までは、6月と9月の2回、堂守によって例祭が開かれていたそうです。なので昨年の例祭は4年ぶりだったんですね。

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オタモイといえば、昭和初期に龍宮閣などで知られるオタモイ遊園地が道内有数の観光施設として賑わったことはよく知られていますが、遊園地をこの場に作った理由の一つが、オタモイ地蔵尊だったといわれているんですね。

現在、ここオタモイ海岸の観光スポットとしての再開発の話が進んでいますが、地蔵堂の維持管理についてはそれとはまた別で、というかより急を要する課題でもあるかもしれません。

今後あと何年もつかといった状況の堂守のいなくなったオタモイの地蔵堂については、移転を含めた今後の対応を考えていかないといけないようです。

この日は例祭の後、高野先生による講演会、そして情報交換会が14時半〜16時で塩谷サービスセンターを会場に行われたのですが、すいません、残念ながらそちらは参加できませんでした。

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ということで、令和6年度オタモイ地蔵尊例祭が6月22日にオタモイの駐車場の広場で開催されました。

個人的にはこの素晴らしい景観の中にオタモイ地蔵尊がその地に残され、その上でオタモイがオタモイらしいままで整備されていくといいのにな、と思っているのですが、それはなかなか簡単ことではないですよね。

※この日は天気が曇りでガスってましたが、なんだかオタモイ海岸がより神秘的な景観を見せてくれていました。Otaru_20240622-130107

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令和5年度オタモイ地蔵尊例祭公式FB | Facebook

※関連ニュース
全国から信仰を集めた小樽の「子宝地蔵」、存亡の危機…断崖中腹で堂守も不在 : 読売新聞
・2024年5月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(傷みが進むオタモイ地蔵尊)
・2024年1月30日・31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(どうなるオタモイ地蔵尊 上・下)
※昨年の例祭のニュース
小樽・オタモイ地蔵尊で堂守なき例祭 4年ぶり参加者募り、全道から40人 管理者の村上さん22年死去:北海道新聞デジタル

オタモイ海岸オタモイ地蔵尊までの遊歩道の立入禁止について | 小樽市

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2024年6月22日 (土)

龍宮神社のお祭り(例大祭)が今年も6月20日〜22日の3日間で開催(2024年度)

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小樽はお祭りの季節を迎えてますが、令和6年度の龍宮神社の例大祭が今年も6月20日(木)〜22日(土)の3日間の日程で開催されています。

この時期の小樽は、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われているんですよね。

で、梁川通りにずらりと露店が並ぶ龍宮神社のお祭りは、中心街でのお祭りということもあって、市民にもお馴染みでいつもとっても賑わいます。

2日目21日(金)の夕方から夜にかけて行ってきたのですが、やっぱりたくさんの人出でした。

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商店街がお祭り会場ということで、梁川通りにあるお店も参加してたりして、それもまた龍宮神社のお祭りならではで、夜がまた楽しいんですよね。

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梁川通りの途中から曲がって、龍宮神社に向かう竜宮通り沿いにも露店が少し並びます。

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竜宮通りを上って、国道5号線を渡って鳥居をくぐり、坂道の先にある階段を上ると境内になります。

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階段の下からは見えないのですが、上ると右手に堂々とした社殿が立っているのですが、この時はちょうど境内で祭りの行事の一環のダンス・イベント中で、観客でいっぱいでした。

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龍宮神社は、幕末・明治に活躍し、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもと たけあき)が建立したことでも知られる神社で、先ほど露店が並んでいた梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)を訓読みにしたのが、名前の由来となってます。

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そうそう、最終日22日(土)午前10時〜午後3時まで、龍宮神社社殿内で隕石から造られた神秘の霊剣「流星刀」の一般公開があるそうですよ。

境内からの帰り際、境内へ上ってきた階段の上から見た風景も、まっすぐ続く竜宮通りの先に海が見えていいんですよね。Otaru_20240621-185304

こちらは日が暮れてからの梁川通りの様子です。
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現在、梁川通りに続く都通りでは6月18日(火)~22日(土)の期間で「夏まつり みやこサマーフェスティバル2024」が開催されていて、福引抽選会やキッチンカーの出店など、様々なイベントが行われていますので、一緒に楽しむのもいいかもしれませんね。

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そうそう、お神輿が商店街を練り歩くのを見ることがきでました。
こちらが都通り。
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こちらはなんと梁川通りで、露店が並び人出で賑わう中をお神輿が通っていきました。Otaru_20240621-191444

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そして、せっかくなので、お祭りを美味しく楽しんできました。
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中心街で開催されていつも賑わいを見せる龍宮神社のお祭りは、小樽のお祭りの中でも水天宮、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽三大祭りと呼ばれたりもします。

先日、まずは水天宮の例大祭が開催され、今回の龍宮神社が続き、最後に住吉神社の例大祭が7月14日(日)〜16日(火)に行われます。

ということで、龍宮神社のお祭りの様子でした。小樽はお祭りの季節真っ只中ですね。

龍宮神社

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2024年6月21日 (金)

ニュースより/小樽市内の戦後建築について文化財としての評価のための調査が進められています〜公共的な建物8件対象

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先日、小樽市内の戦後建築について、日本建築学会北海道支部が調査を進めているというニュースがありました。2024年6月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、対象は1950〜60年代に建築された建物で、調査は本年度末までの2年間で、文化財としての価値を評価するそうです。

今回調査の対象施設は次の8件で、図面などの資料が集めやすく、現存が確認できる公共的な建物に限定しているとのことです。

1951年(昭和26年)建築/旧市消防本部庁舎
1952年(昭和27年)建築/旧小樽地方貯金局(現市立小樽美術館・文学館)
1953〜57年(昭和28〜32年)建築/小樽中央市場、旧小樽中央卸市場
1956年(昭和31年)建築/旧小樽電話局、市産業会館
1957年(昭和32年)建築/旧市立石山中
1961年(昭和36年)建築/旧小樽拘置支所
1962年(昭和37年)建築/市役所本庁舎別館
1963年(昭和38年)建築/市民会館

旧市消防本部庁舎って現在の和食の庄坊番屋の建物かな(違っていたらごめんなさい)。あれ?旧小樽中央卸市場って解体中では?

(旧小樽地方貯金局/現市立小樽美術館・文学館)
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(旧小樽中央卸市場。現在は解体作業中)
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(産業会館)
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(旧小樽拘置支所)
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(市役所本庁舎別館)
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ちなみに、日本建築学会北海道支部は1992年に市教委の委託を受け、市内の戦前・戦中建築について調査を行っていて、把握した2357棟のうち主要な508棟を詳しく調べてリストを作成し、ここから指定されたのが、現在79件ある小樽市指定歴史的建造物です。

ニュースによると、戦前・戦中建築に関する調査や、文化庁が建築から原則50年を経過した建物を登録有形文化財の対象としていることを踏まえて、戦後建築に関する調査実施を決定したそうです。戦後建築で増えた鉄筋コンクリート造りの耐用年数が一般的に50〜60年とされていることからも早期の調査着手が必要とのことなんですね。

小樽には明治後期から大正、昭和初期の歴史的建造物が多く残っていて、小樽市指定歴史的建造物の他に国の重要文化財に指定されているものもありますが、考えてみたら上記の市民会館ですでに築61年になるんですからね。もう立派な歴史的建造物ですね。

(市民会館)
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ニュースによると、具体的には建物の規模や構造、設計者のほか、地域性や時代背景の影響を受けた建築なのかどうかを調査・分析し、歴史的価値があると判断された場合には、保全と活用に向けた課題や方策を検討するそうです。

この調査は、今後を見据えた試験的な調査とのことで、来年度以降は、調査対象施設を増やすほか、道内の他自治体でも調査を進める考えとのことです。

今回の調査結果、そして今後の保全に向けての動向がとても気になりますが、これからは戦後建築についても注目されていきそうですね。

※参照ニュース:2024年6月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

小樽市指定歴史的建造物 | 小樽市
小樽市の文化財 | 小樽市

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2024年6月19日 (水)

第19回おたる春祭りが市内中心部の7商店街が参加して6月14日〜23日の日程で開催しています

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第19回おたる春祭りが、市内中心部の7商店街が参加して、2024年(令和6年)6月14日(金)〜23日(日)の10日間の日程で開催しています。

参加商店街は、花園銀座商店街、サンモール一番街商店街、都通り商店街、梁川商店街、サンポート商店会、小樽駅前第一ビル商店会、稲穂大通り商店会で、この7商店街の合同イベントとなっています。

期間中に参加店舗の指定メニューをお得にいただける恒例の「おたべるトクトクきっぷ」やお買物スタンプラリーなどが開催されています。

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おたべるトクトクきっぷは1冊4枚綴りで3500円。小町屋化粧品店、バッグのアカイシ、花園銀座商店街と都通り商店街の商店街事務所の4箇所で販売されています。
※参加店とメニューはこちら:おたべる | おたる春祭り公式HP

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7商店街参加お買い物スタンプラリーは、専用の台紙に参加商店街で500円以上の買物でスタンプ一つ押してもらえ、スタンプを3商店街以上集めると応募できます。応募は期間中に応募箱に投函します。

スタンプ3個以上で500円分の商品券(200名)に抽選参加でき、スタンプ7個以上で5,000円分の商品券の春祭り賞(20名)に抽選参加できます。おたべるトクトクきっぷの半券もスタンプとして利用できるそうです。

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今年はおたる春祭りの公式ホームページも公開されてますので、イベント詳細はそちらを参考に。
おたる春祭り公式HP | オトクがいっぱい

ちなみに先日の水天宮の例大祭の際の花園銀座商店街の水天市も、関連イベントとして位置付けられていました。

その他、共催イベントも色々と開催されていて、例えば都通りでは6月18日(火)~22日(土)の期間で「夏まつり みやこサマーフェスティバル2024」が開催されていて、福引抽選会やキッチンカーの出店など、様々なイベントが行われています。

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そして、6月20日(木)〜22日(土)は龍宮神社の例大祭なので、こちらは梁川通りが露店で賑わいますね。

ということで、第19回おたる春祭りが、市内中心部の各商店街が参加して6月23日(日)まで開催しています。龍宮神社のお祭りもあってと、小樽の商店街が賑わってますね。

おたる春祭り公式HP | オトクがいっぱい
小樽都通り商店街HP 【公式】

※参考
おたる春祭り6/14スタート 7商店街スタンプラリー(小樽ジャーナル)
・2024年6月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
第19回おたる春祭り・おたべるトクトクきっぷ(6/14~6/23) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※過去記事から。
【お知らせ】この時期恒例「第15回おたる春祭り」が2019年も小樽市街地商店街で5月24日〜26日の3日間の日程で開催

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2024年6月18日 (火)

夜のみ営業している花園のラーメン屋「楽々亭」に行ってきました

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少し前のことなんですが、夜10時過ぎにどうにもラーメンが食べたくなって、そうだ!!と思い、以前から行ってみたかった花園の「楽々亭」に行ってきました。

小樽ってお店が閉まるのが全体的に早かったりするので、夜に、しかもラーメンとなると、なかなかお店がないんですが、こちら楽々亭は夜のみ営業しているラーメン屋さんなんですよね。

場所は花園のスパル通りにあるのですが、場所的にもやっぱり飲んだ後とか食べにくる方が多いのでしょうね。飲んだ後ってラーメン食べたくなるんですよね。

(初めて入るのにちょっと勇気がいりました)
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(写真は2024年5月11日撮影)

お店は入るとカウンター席があるこじんまりとした、けど、見るからに美味しいラーメンが食べられそうな店内です(奥に小上がりがあったのかな?)。

ラーメンのメニューは次のようになっていて、ずべて850円です。
とんこつ(豚スープ)/味噌・醤油・塩
あっさり(鳥スープ)/醤油・塩

で、今回は2人で行って、とんこつ味噌とあっさり醤油をたのみました。

こちらがとんこつ味噌。
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中太の黄色い縮れ麺が濃厚なスープによく絡みます。

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チャーシューも美味しい!!
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こちらがちょっと見た目の違いが分かりにくいですがあっさり醤油です。Otaru_20240511-224346

もちろんコクがあるのですが、なるほどあっさりなんですね。

遅い時間はこちらもいいかも!!
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やっぱり人気のお店なのでしょうね。食べている最中にも、お客さんが何組か訪れてきて入れない方もいました。

なので、さっと食べてさっと出てきましたが、やっと行くことができた楽々亭のラーメンは、もう大満足で旨かったです!!特に夜遅いラーメンは旨いかも(笑)

今回は夢中でラーメン食べちゃいましたが(笑)、おにぎりがあったので食べてみたかったし、焼き鳥なんかでいっぱい飲んで、そしてラーメンとかやってみたいですね。

ということで、夜だけ営業してる楽々亭のラーメンを堪能してきました。ごちそうさまでした。いや〜、また行きたいです。

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【店舗情報】(お店情報は2024年5月時点でのものです)
営業時間:21:00〜翌2:00
定休日:日曜
※喫煙可のお店です。
※営業時間と定休日はサイトによってまちまちでGoogleの店舗情報を参照してます。
※食べログ情報:楽々亭

※参考:【月刊小樽自身2023年7月号】飲んだ後に食べたくなる深夜ラーメンの沼にはまる | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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2024年6月17日 (月)

カフェバー「石と鉄」で100人パエリア祭開催!!(6月16日)〜今回は小樽産シャコを使ったパエリア

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色内大通り沿いのカフェバー「石と鉄」の店舗前で、今年も100人パエリア祭が2024年6月16日(日)に開催されました。

石と鉄の100人パエリア祭は、これまでにも何度か開催されているようで、私も昨年6月に開催された時に初めて行って、これが本当に美味しかったので、今回の開催を聞いてぜひまた行きたいと思っていたんです。

そして、今回はなんとエビの代わりに小樽産シャコを使ったパエリアとのことなんですね。

シャコは南樽市場の阿蘇鮮魚店の協力によって仕入れたそうで、それはもう間違いないですね。

そういえば、シャコのパエリアって食べたことないかも。そういうこともあって、とっても楽しみにしてたんです。

調理開始が10:00からで、パエリアの提供が11:30からの予定(15:00まで)。値段は1パック1000円です。

具材がパエリア鍋に見事に綺麗に並ばられているところを見たかったので、提供開始前に会場に向かいました。

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そうそう、この日は実は午前中に雨も降ったのですが、提供開始時間前後にはなんとか雨が上がっていました。

到着すると、アルミホイルを被せてあって、これは具材を並べ終わって蒸しているところでしょうかね。出来上がりまでもう少しとのことで、楽しみに待ちました。

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この出来上がりを待つ時間もいいですね。

石と鉄の店舗前にはテーブルと椅子が設置されて、パエリアの他にも飲み物やつまみが用意され、その場で飲食ができ、買ったパエリアをその場で食べられるようになっていました。もちろんテイクアウトOKです。

そして、アルミホイルが取られると、あたりにはとてつもなくいい匂いが漂いましたよ。

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うわ〜、これはほんとにいい匂い!!あっ、シャコの香りもします。

ここで、買い求めにきて並んでいたみなさんも記念撮影をと、鍋を前に出してくれました。

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見事ですね。美しいといってもいいくらい。ただ、シャコが苦手な方は、なかなかの絵面かも(笑)

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ひと通り記念撮影が終わると、一旦、上の具材を取ってかき混ぜます。

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どんどんかき混ぜますが、これがなかなか大変そう。なんたって100人パエリアですからね。

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そして、これを具材と合わせてパック詰めして、いよいよ提供となります。

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気がついたら、後ろにずらりとパエリアを買い求めるお客さんの行列ができてました。

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私も並んで買って、温かいうちにとその場でいただきましたが、「旨っ!!」ってついつい大きな声が出てしまいました。

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シャコは両端をすでにカットしていて、上下の殻をぺりぺりっと剥けばすぐに食べらるようにしてくれていました。

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魚介の味が、今回はシャコの旨みも染み込んで、いや〜もう抜群の美味しさでした。

SNSを見ると、今回はvol.1として今年1発目とのことなので、年に何回かやるのかな?機会があれば、何度でも食べたいです。

ということで、石と鉄の100人パエリア祭で、小樽産シャコを使ったパエリアを美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

※Instagram:石と鉄 STONE and IRON(@stoneandiron.otaru)
※Facebookページ:石と鉄 STONE and IRON
※X(旧Twitter):石と鉄STONEandIRON(@HNakagen40920)

石と鉄 小樽のカフェバー&一棟貸し石蔵の宿

【関連記事】
100人パエリア祭でできたてパエリアをいだたいてきました!!〜「石と鉄・マンジャーレTAKINAMI・喫茶一番庫・雪あかり」による開催

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2024年6月16日 (日)

チョコレート菓子のロイズの専門店「ムービングショップ小樽店」が石蔵にオープン〜2階はカフェ「石蔵カフェ小樽ヤード」(まだ行ってませんが)

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生チョコなどのチョコレート菓子で知られるロイズの専門店「ムービングショップ小樽店」が、2024年6月2日(日)にオープンしてます。

場所は色内大通りの日銀通りとの交差点からすぐ(堺町通りの入口手前)で、以前「おたる織物(株)染織アトリエKazu」が入っていた石造倉庫の建物です。

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オープンのお知らせはこのブログでもさせていただき、当初は5月末とのことしたが、ほんのちょっとだけ伸びたのかな。
ニュースより/小樽にチョコレート菓子のロイズの直営店が5月末オープン予定〜場所は染織アトリエKazuのあった石造倉庫の建物

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1階がロイズのチョコレート菓子のショップで、2階にはまだ入ったことはないのですが、コーヒーやソフトクリームなどを提供するカフェ「石蔵カフェ小樽ヤード」が併設されています。

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店舗前が駐車場になっています。
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石蔵は明治時代に建てられたもので、以前までは「おたる織物(株)染織アトリエKazu」が入っていて、現在はロイズ(会社はロイズコンフェクト(札幌)です)が所有しているとのことです。

「ムービングショップ小樽店」という店名ですが、ニュースによると、ロイズ商品の移動販売を全国で手がける「ムービングショップ」(銭函)がロイズ社と協議して、ムービング社の初の固定店として店舗運営を担うことになったそうです。

ショップにちょっと入ってみたのですが、店舗は大きくはないですが買い物客でとても賑わっていましたよ。

ロイズはもともと生チョコなどでとても人気ですし、場所的にも小樽運河から堺町通りにかけてのこのあたりは、いつもたくさんの観光客が歩いている通りなので、お店も賑わいそうですね。

ロイズ(ROYCE')公式サイト

※参照ニュース
北海道:ロイズ専門店 小樽にオープン 明治の石蔵を改装:地域ニュース : 読売新聞
・2024年6月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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【店舗情報】(お店情報は2024年6月時点でのものです)
ムービングショップ小樽店/営業時間:10:00〜18:00
石蔵カフェ小樽ヤード/営業時間:10:00〜17:00
年中無休
※食べログ情報:ムービングショップ 小樽店

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【関連記事】
ニュースより/小樽にチョコレート菓子のロイズの直営店が5月末オープン予定〜場所は染織アトリエKazuのあった石造倉庫の建物
染織アトリエKazuが店舗移転で石造倉庫の店舗は閉店してます

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2024年6月15日 (土)

水天宮のお祭り(例大祭)が今年も6月14日〜16日の3日間で開催(2024年度)

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お祭りの季節を迎えているこちら小樽ですが、市民にお馴染みの水天宮の令和6年度の例大祭が、今年も6月14日(金)〜16日(日)の3日間で開催されています。

この時期の小樽は、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われているんですよね。

水天宮のお祭りの露店は、花園公園通りの花園銀座商店街との交差点から、水天宮に向かって鳥居の先まで続いています。

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行ったのは初日14日の午後で、子供たちがそろそろ集まりだしてくるころだったでしょうかね。全体的にはまだ人出はこれからといった雰囲気でした。

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露店が並ぶの先のいつもの急な階段を上って境内へ向かいます。

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この急な階段を上ったら、まずは振り返らずにはいられない、いつもの風景です。

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水天宮のお祭りの時は、境内はビアガーデンのようになり、ステージではカラオケ大会が開催されたりするんですが、こちらもまだ準備中といった感じでした。これから夜にかけて盛り上がっていくのかな。

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水天宮の社殿は大正8年(1919年)建築で、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物となっていて、とても趣があるります。

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境内からの眺めの良いことでも知られている水天宮ですが、この時期は木々の葉が茂って視界をだいぶ遮ってます。木々の間から眺める感じでしょうか(こんなに茂っていたかな?)。

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いつもの外人坂からの風景も、ほとんど見えませんでした。
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そして、こちらも例年のことですが、お祭りの露店に続くように、近くの花園銀座商店街ではお祭り期間に合わせて、おなじみ水天市が開かれています。

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お祭り期間中は、花園銀座商店街では一部通行止めにしたりして、各店舗で様々な企画が用意されているようですよ。ただ、行った時はこちらもまだ準備中でした。ここは夜に来ると楽しそうですね。

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さらには、第19回おたる春祭りが6月14日(金)〜23日(日)の期間で花園銀座商店街を含む中心街の各商店街で開催されていて、参加店舗の指定メニューをお得にいただける「おたべるトクトクきっぷ」やお買物スタンプラリーが開催され、水天市も関連イベントと位置付けられています。

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ということで、水天宮のお祭りが6月14日(金)〜16日(日)の3日間で開催されています。

水天宮のお祭りは市民にとても馴染みがあって、小樽のお祭りの中でも龍宮神社、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽三大祭りと呼ばれたりもします。

その中で、この水天宮の例大祭が最初に行われて、龍宮神社が6月20日(木)〜22日(土)、住吉神社が7月14日(日)〜16日(火)と続きます。

小樽はお祭りの季節ですね。

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※昨年の様子です。
水天宮のお祭り(例大祭)が6月14日〜16日の3日間で開催(2023年度)

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住吉神社の今年3回目の花手水が始まってます〜メインは芍薬でとても華やか(2024年6月14日〜6月25日)

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今年3回目となる住吉神社花手水が、6月14日(金)から始まっています。

第3回の開催期間は2024年6月14日(金)〜6月25日(火)までとなっています。

2020年の初開催以来、いつも素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

今回飾られているのは、小樽フラワーのSNSによりますと、メインは芍薬ということですが、芍薬は初めてだそうです。

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その他、バラ、ハイビスカス、胡蝶蘭、トルコキキョウなどが飾られています(ハイビスカスも初めてだそうです)。

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ガラスボウルは、アイビー、シュガーバインのツルものとバラとのことです。Otaru_20240614-142027

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華やかであでやかで今回も素敵ですね。

そして、毎度おなじみの住吉神社の社殿前から振り返って見た風景です。Otaru_20240614-142257

この日は天気が良くて海まで眺めることができました。

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ということで、今年3回目となる住吉神社の花手水が6月14日(金)〜6月25日(火)の期間で開催していますので、住吉神社にちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか。今回もとっても綺麗ですよ。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※X(旧Twitter):小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※こちらは小樽フラワーのX(旧Twitter)より。

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2024年6月13日 (木)

緑町にコインランドリー「BOND LAUNDRY(ボンドランドリー)小樽緑店」がオープン〜市内4店舗目

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緑町のバス通り(緑第一大通り)沿いに、コインランドリー「BOND LAUNDRY(ボンドランドリー)」の新店舗が、2024年5月30日(木)にオープンしています。

BOND LAUNDRY 小樽緑店」となります。

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年中無休で24時間営業、駐車場は店舗横に3台分確保されています。

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サービス内容や利用方法、注意事項などについては、サイトに詳しく書かれているので、そちらを参照してください。
BOND LAUNDRY コインランドリー 札幌白石・小樽朝里・花園・入船 北海道で店舗展開 ボンドランドリー

私はコインランドリーを利用したことがないのですが、大物を洗う時などに便利そうですよね。

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このBOND LAUNDRY(ボンドランドリー)は札幌・小樽で店舗展開してるコインランドリーですが、小樽ではこれが4店舗目となるので、店舗を見かけた方も多いのではないでしょうかね。

2024年6月現在の店舗は、朝里店・花園店・入船店、そして今回の緑店となっています(札幌は白石店)。

朝里店は国道5号線沿いの小樽市街地方面寄りの朝里川近くで、入船店は入船十字街からバス通りを山側に入って行って右側。花園店は花園公園通りのミルク・プラントから少し降りていった右側にあります。

(入船店)
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(花園店)
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そして、今回の緑第一大通り沿いの緑店は、バス停「柏通」の近くで、以前、よもと鍼灸接骨院があったところなんですが、あれ?接骨院はどうしたのかな?

(緑店)
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BOND LAUNDRY コインランドリー 札幌白石・小樽朝里・花園・入船 北海道で店舗展開 ボンドランドリー

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緑町のバス通り沿いにあった備長炭やきとり「吉田屋」が2024年5月19日をもって閉店しています

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緑町のバス通り沿いにあった「備長炭やきとり 吉田屋」が、2024年(令和6年)5月19日をもって閉店しています。

吉田屋の場所はバス通りの緑第一大通りから「ラルズマートおたる山の手店」へと向かう交差点の角に、店舗となっていた建物があります。

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閉店情報はSNSで目にしたので、実際に店舗前に行ってみると、閉店をお知らせする張り紙がありました。

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そこには28年間大変お世話になりましたと書かれていて、単純に計算すると1996年頃からこの地で営業していたんですね。

吉田屋はきっと地域で人気の焼き鳥屋さんだったのでしょうね。

実は何度か買ったことがあって、リーズナブルで美味しかった記憶があります。

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テイクアウト専門店だと思っていたのですが、あれ?店内でも食べられたのかな?Otaru_20240612-155044

詳しい事情は分かりませんが、やはり閉店は残念ですね。

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2024年6月12日 (水)

森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館でモフモフ動物たちの写真展を最終日にギリギリ見に行ってきました(展示は終了してます)

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森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館」(緑1丁目)で、先日まで開催していた企画展『佐々木雅人 野生動物写真展 小樽にやってきた!「となりにいるよ」北海道のモフモフたち3』に最終日にギリギリ見に行ってきました(展示は終了してます)。

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森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館は、緑町のバス通り、緑第一大通り沿いにある美術館です。

この写真展の期間は2024年4月19日(金)~6月8日(土)ということで、展示はもう終了しているのですが、“モフモフたち”があまりにも可愛くて癒されてきたので、せっかくなので記事に書き留めておくことにしました。

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札幌在住でフリーの映像カメラマン、写真家の佐々木雅人さんによる写真展ということで、最終日ということでなのか、ちょうどご本人が会場にいらっしゃって、直接写真の説明を色々と聞くことがきました。

エゾフクロウ、エゾモモンガ、エゾリス、シマエナガ、エゾクロテンなどなど、北海道のモフモフたちということですが、撮影は札幌近郊が中心だそうで、身近にこんな野生動物たちがいるんですね。

けど、出会えるのは早朝だったり夕方だったりで、現れるまでじ〜っと待っていたりと、その出会うまでが大変なのでしょうね。そして、自然の中でその瞬間を見事にカメラに収めるのは、やっぱりプロのカメラマンですよね。

だからこそ、その作品は可愛いというだけでなく、感動も覚えるのでしょうね。

でも、きっとそのモフモフたちは小樽にもいるんでしょうから、会いたいな〜

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その他、会場では撮影時の動画なども放映されていて、これもとっても癒されました。

実は、どうやら来年もこの写真展を実施する計画があるとかで(この日決まったそうです)、今から楽しみです。

ということで、開始当初からずっと気になっていたこちらの写真展に、なんとか最終日に行くことができてよかったです。

※参考:2024年5月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館

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1993年3月に開館した「森ヒロコ・スタシス美術館」は、小樽の銅版画作家・森ヒロコさんの作品を中心に展示した美術館でしたが、夫で館長の長谷川洋行(なだゆき)さん(2016年没)と森ヒロコさん(2017年没)の死後、しばらく休館となってました。

その後、お二人の遺志を引き継ぐ形で、千葉のギャラリーオアシスと合併し、2021年4月に「森ヒロコ・スタシス記念小樽バザールヴィタ美術館」と装いも新たにリニューアル・オープンしました。

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入ってすぐが企画展フロアスペースとなっていて、通路の先に販売ブースがあり、その奥に“蔵の美術館”ということで、石蔵を改装した森ヒロコやその師・一原有徳、東欧の作家らの常設展示スペースとなっています。

中庭に出ると、本格珈琲と天然酵母パンを楽しめ、自由に閲覧できる美術書が並ぶ「Cafe&Library」があります。Cafe&Libraryには外から直接も入れます。

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【美術館情報】(2024年6月時点でのものです)
営業時間:12:00〜16:30(入館16時まで)
定休日:日・月・火曜
入場料(企画展、常設展の共通券)
・大人(高校生以上)500円
・小人(中学生以下)無料

森ヒロコ・スタシス記念 小樽バザールヴィタ美術館 - 小樽バザールヴィタ美術館

【関連記事】
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2024年6月10日 (月)

桜町の小樽あんかけ処「とろり庵」で小樽あんかけ焼そばを食べてきました

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先日、桜町の「小樽あんかけ処 とろり庵」に行ってきました。

とろり庵といえば、あんかけ専門店ということで、中でも今では小樽のご当地グルメとしてすっかりおなじみになった、小樽あんかけ焼そばの人気店として知られていますよね。

場所は、桜町にあるちょっと珍しいロータリー交差点「桜ロータリー」から、山側にある熊碓神社に向かってまっすぐと続く坂道を上るとすぐ左にあります。

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同じ通り沿いのすぐ近くにある、小樽の老舗製麺所(昭和24年創業)「兼正阿部製麺」の直営店なんですよね。

お店の前が駐車場(13台)になっています。

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とろり庵には何度が行っているのですが、いつもとても混んでいるんですよね。今回は行ったのは平日でしたが、少し時間を後ろにずらしていったので、席はほぼ埋まってましたが、待つことなく入れました。

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(満席の場合、呼び出しブザーで呼んでもらえるんですね)
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入ってすぐに券売機があるので、まずそちらで食券を買ってから、案内してもらって席につきます。

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メニューが色々あるので、初めていくと券売機前でちょっととまどうかも(お客さんが後から来ると、さらに焦ってしまいますね)。

あんかけ焼そば目当てならいいですが、とろり庵のサイトにメニューが掲載されているので、ちょっと見ておくといいかもしれませんね。
メニュー – 小樽あんかけ処とろり庵

(こちらはお店のメニュー)
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今回は久しぶりだったので、お目当てはやっぱりあんかけ焼そばでした。

2人で行ったので、あんかけ焼きそばの醤油と塩をたのみました(各980円)。

こちらが醤油。
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こちらが塩。
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どちらも具材も餡もたっぷりで、ボリュームがあります。

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紅生姜やからしをつけたり、途中でお酢を足すのも好きですね。
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ちょっと焦げ目のついた麺も美味しいんですよね。
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いや〜、ボリュームがありますが、ぺろっと食べられちゃいます。

最後まで餡もしっかりで、美味しくいただきました!!ごちそうさまでした。

そうそう、とろり庵につきましては、実は以前から美味しいな〜って思っていたこともあって、そこでおそれながら…Otaru_20240527-165804

縁があって取材を受けた、この春に発売された「じゃらんで旅する♪北海道2024年度版最新ガイド」にて、勝手ながらおすすめさせていただきました。だって美味しいんですもん!!

ということで、小樽あんかけ処とろり庵であんかけ焼そばを堪能してきました。

あんかけ専門店ということで、あんかけ焼そばの他にも、あんかけラーメン、あんかけチャーハン等がメニューに並んでいるのて、他のメニューも食べてみたいですね(って、ついついあんかけ焼そばになってしまうんですけどね)。

(以前いただいた、あんかけチャーハン。これまた美味しかったです)Otaru_20181101-121016

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【店舗情報】(お店情報は2024年5月時点でのものです)
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜19:30(ラストオーダー)
定休日:火曜日
※食べログ情報:とろり庵

小樽あんかけ処とろり庵 – ANKAKE

株式会社 兼正阿部製麺

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桜ロータリーからまっすぐ続く坂道の先の高台に建つ熊碓神社へ

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2024年6月 9日 (日)

小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)が6月7日〜9日の3日間で開催(2024年度)

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6月に入って、小樽も本格的なお祭りの季節を迎えてますが、2024年の小樽稲荷神社例大祭手宮まつり)が6月7日(金)〜9日(日)の3日間の日程で開催されています。

小樽稲荷神社は手宮公園への急な坂道(励ましの坂とも呼ばれますね)を上り切ったところにある神社で、例大祭の神事はそちらで執り行われるのですが、祭りの露店は坂を下りてきた能島通りから十間通りにかけて並ぶんですよね。

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私も8日(土)の午後2時過ぎにちょっとだけ行ってきたのですが、まだ少し時間が早かったのか、これからといった感じだったかな。

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規模は以前より縮小しているようですが、それでも地域のお祭りっていう雰囲気でいいですよね。

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それにしても、この日は暑かったんですよね。ちょうど午後のこのくらいの時間で25.2℃(14:12)を記録しました。夏日ですね。

小樽稲荷神社のお祭りでは、坂の下に「お旅所」が設けられているんですが、以前は十間坂の下にあったのが、昨年から能島通り沿いに設けられています。

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ここで6月7日(金)夜におたる潮太鼓の打演、6月8日(土)19:30からは奉祝餅まきが行われたようですね。

坂の上の小樽稲荷神社には、すいません、行きませんでした。

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ちなみに、この週末の6月8日(土)・9日(日)には張碓稲荷神社の例大祭も開催されています。この時期の小樽はお祭りの季節で、7月中旬まで毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるのんですよね。

ということで、小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)の様子でしたが、最終日の9日(日)の天気が雨が降りそうでちょっと心配です。なんとかもってくれるといいですね。

※市内お祭り情報は小樽観光協会で告知されています:令和6年小樽市内お祭り情報 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参考:御旅所 - Wikipedia

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手宮の十間坂を上る
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手宮緑化植物園・手宮公園・小樽稲荷神社の紅葉(10月30日の様子)【小樽の紅葉2022】
※昨年の小樽稲荷神社のお祭りの様子です。
小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)が6月9日〜11日の3日間で開催(2023年度)

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2024年6月 8日 (土)

ニュースより/南小樽駅に新旧跨線橋と桜の写真を展示〜小樽在住のミュージシャン花男さんが計画

JR南小樽駅の駅舎とホームをつないでいた旧跨線橋の思い出を残そうと、小樽在住のミュージシャン花男さんら有志が、新旧跨線橋と満開の桜を捉えた写真を南樽駅内に展示する計画を進めているというニュースがありました。

このニュースは2024年5月21日付読売新聞道央版、6月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

※すいません、写真は展示とは関係ない、私が撮影したものです。
(2016年5月撮影)
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市民に親しみを込めて南樽駅と呼ばれているJR南小樽駅では、バリアフリー化工事の一環で跨線橋の架け替え工事が行われ、2021年(令和3年)7月より新しい跨線橋に変わっています。

かつての跨線橋は、その趣あるたたずまいから思い出に強く残っているなどファンも多かったんですよね。特に桜の季節には、その味わい深い跨線橋とともに満開に蔵がなんとも風情のある風景を見せてくれていました。

(2020年5月撮影)
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今も南樽駅は変わらず人気の桜スポットで、ニュースによると、今回の展示でこの新旧の跨線橋のドラマを広く知ってもらいたい、そして、春にまた駅に足を運んでもらいたい、といった思いがあるそうです。

(新跨線橋。2023年4月撮影)
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実は花男さんは、南樽駅の跨線橋の架け替えの際に、南樽駅のバリアフリー化には賛成だけど、なんとか南小樽駅の景色を残せないか、という思いで当時署名活動を行ったんですよね。

で、現状保存は難しいものの、デザイン案を変更して、現跨線橋と同じ雰囲気の色使いにする、などといた点が考慮されたという経緯があって、署名活動によって、跨線橋を大切に思う市民の声が少なからず届いたんですよね。

今回の写真展示について、具体的には市内のカメラマン浜田剛さんが2011年に撮影した旧跨線橋と、2022年に撮影した新跨線橋の写真計2枚を駅構内メモリアルコーナーとして6月末ころから2年間展示する予定とのことです。

私も南樽駅の桜は以前も今も大好きです。今回の展示写真をたくさんの方に見てもらって、昔の跨線橋を懐かしんでもらいつつ、新しい跨線橋についても知ってもらい、そして、春にまた足を運んでもらえるといいですね。

※花男さんのX(旧Twitter)より。

花男オフィシャルホームページ

【関連記事】
南小樽駅はバリアフリー化の工事中で跨線橋は撤去予定〜南小樽駅の景色を残すことができないかと市民有志が署名活動中
ニュースより/市民有志が南樽駅の跨線橋保存の署名を市長に提出〜保存は難しいが新しい跨線橋の外壁などの色が変更に
JR南小樽駅のバリアフリー化工事による新しい跨線橋工事の様子(2021年3月19日)

JR南小樽駅の新しい跨線橋が7月11日から使用開始になっています
南樽駅旧跨線橋の思い出【写真】〜新跨線橋に切り替わる前に渡ってきた旧跨線橋の様子

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2024年6月 6日 (木)

ニュースより/小樽市総合博物館が「第5回日本博物館協会賞」受賞

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少し前のニュースからですが、小樽市総合博物館(石川直章館長)が「第5回日本博物館協会賞」を受賞することになったと、小樽市から5月27日に発表がありました。

この賞は2020年(令和2年)に創設された、“日本の博物館の振興に大きく貢献し、他の博物館の模範となる顕著な成果を挙げていると認められる国内施設”を顕彰するものだそうで、道内施設の受賞は初とのことです。すごいですね。

2024年11月27日に長野県松本市で開催の第72回全国博物館大会において、授賞式があるそうです。

※関連ニュース
・2024年5月28日付北海道新聞朝刊第3社会欄
観光入込客数と博物館協会賞受賞 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

ニュースによると、日本博物館協会には博物館や美術館など全国1200施設、うち道内約40施設が加盟しているそうで、第5回を迎えた日本博物館協会賞ではこれまで、ちひろ美術館(東京・安曇野)、大原美術館(岡山県)、明石市立天文科学館(兵庫県)などが受賞しているそうです。

小樽市総合博物館のFacebookページに掲載されていたのですが、受賞理由としては「地域のネットワークを強化し、地域経済の好循環が生まれる構造を創るべく、積極的に取り組んでいる。小規模な地方博物館でありながらも、地域のアイデンティティを確立した都市再生が博物館活動とともに進んでいる好事例」ということだそうです。

なんだか自分の街の博物館が、こういった賞をもらうのは、とっても誇らしいですね。

小樽市総合博物館は、2007年に市内にばらばらにあった市博物館と青少年科学技術館、小樽交通記念館の3施設を再編して発足し、旧小樽交通記念館を本館に、旧小樽倉庫の旧市博物館を運河館として、社会教育機関としての役割に加えて、観光振興にも力をいれているんですよね。

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私も普段博物館が投稿されているSNSでの情報はいつもチェックさせてもらってますし、毎回工夫を凝らして開催されている様々な企画展はとても楽しく、色々と勉強もさせてもらってます。

小樽のことについて、直接問い合わせさせていただくともあり、いつもとても丁寧な回答をいただいていて助かってるんですよね。そうそう、ブログ用にと写真をお借りすることもあります。

小樽市総合博物館には本当にお世話になっていて、小樽のことならまずは博物館にと、とっても頼りにしています。

第5回日本博物館協会賞受賞、おめでとうございます!!

顕彰|公益財団法人日本博物館協会

※小樽市総合博物館Facebookページより。

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2024年6月 5日 (水)

築港駅前歩道橋が撤去されます(現在のところ工事日程は未定)〜小樽築港駅前の鉄道とバスの乗り継ぎ環境改善のため

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小樽築港駅前の国道5号線に架かる「築港駅前歩道橋」が撤去されるようです。

工事の日程等は未定ですが、撤去は決定しているとのことで、小樽市のホームページなどでも告知されています。
※参照
小樽築港駅前の交通環境の変更案について | 小樽市
小樽築港駅前の交通環境の変更案が決定しました。(pdf)

(小樽築港駅前の国道5号線のちょっとトンネルより)
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そもそもは、小樽築港駅前の小樽方面行きのバス停が遠くて不便で、鉄道とバスの乗り継ぎ環境改善を目的として以前から改善案が検討されていて、市からもお知らせがあり、市民の意見を募集したりもしていたんですよね。

そして、変更案として、現在の築港駅前歩道橋を撤去して、撤去跡付近に信号機付き横断歩道、バス停(小樽駅方面行きのみ)を新しく設置するということが決定されたんですね。

実は変更案の決定は、ちょっと前の広報おたる令和6年3月号で告知されていたんですが見逃していました。

新バス停の名称は「小樽築港駅」となり、現バス停は名称を変更予定とのことです(小樽駅方面行きのみ)。

現在の小樽築港駅バス停(小樽駅方面行き、札幌方面行きとも)の位置 、築港交番前の信号機付き横断歩道の位置は、そのまま変わりないそうなので、変わるのは現在の歩道橋のところのみになるんですね。

現地には工事をお知らせする看板も立ったのですが、撮影した6月1日現在は、工事の日程はまだ決まってないとのことです。

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歩道橋は日常とは違った、ちょっと高い視点から道路やその周辺を見渡すことができて、その眺めは新鮮で個人的に街歩きの注目ポイントのひとつでもあり、このブログでもその様子を投稿したりしてます。

ただ、市内の歩道橋の多くは老朽化が進んでいるのが目につきますし、今回は老朽化の問題より鉄道とバスの乗り継ぎ環境改善が目的でしたが、そもそも高齢化社会にあって、歩道橋の階段を上って渡るというのもなかなか大変ですから、市内の歩道橋も今後は撤去されていくケースが増えるでしょうね。

築港駅前歩道橋の上からの風景を掲載しますね。
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ちなみに、記憶に新しいところでは、産業会館前の国道5号線に架かる「浅草横断歩道橋」が、2023年10月13日未明に完全に撤去されました。
産業会館前の浅草横断歩道橋が完全に撤去されました
浅草横断歩道橋の撤去前の様子【動画】

その前には小樽警察署の少し上の富岡歩道橋が2021年秋に撤去されています。
富岡歩道橋は完全撤去されて横断歩道ができてます
富岡歩道橋が撤去工事のために9月1日から通行できなくなります

ということで、次は築港駅前歩道橋が撤去されるんですね。

また、日程等の新しい情報が入手できたら、ブログでお知らせしようと思っています。

※この築港駅前歩道橋の撤去に関して、今回、小樽市総合政策部官民連携室と国土交通省北海道開発局小樽開発建設部小樽道路事務所にて問い合わせさせていただきました。どうもありがとうございました。

国土交通省北海道開発局 小樽開発建設部 -Otaru Development and Construction Department,Hokkaido Regional Development Bureau, MLIT-

※現在の築港駅前歩道橋とバス停「小樽築港駅」の位置。

【関連記事】
築港駅前歩道橋から
※小樽の歩道橋関連の記事については、カテゴリー「 歩道橋から」にまとめてますので、そちらもどうぞ。

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2024年6月 4日 (火)

祝津の高台に建つ日和山灯台の内部が6月1日・2日に一般公開されました(2024年度)【動画追記】

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6月1日(土)・2日(日)の2日間限定で、祝津の高台に建つ日和山灯台の内部が一般公開されました。公開時間は10時〜午後3時までで、見学は無料でした。

これは同じ日程で、祝津の前浜で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が開催されていたのですが、例年、このイベントに合わせて日和山灯台も一般公開を行っているんですよね。
※おたる祝津にしん・おタテ祭りの様子はこちら:「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が今年も祝津の前浜で6月1日・2日の2日間で開催

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日和山灯台内部の一般公開は、例年このイベントの時を含めて年に1、2回の貴重な機会で、私も見に行ったので、その様子をちょっとだけですが紹介しますね(昨年も見に行って記事にしているので、同じ様な内容になっているはご勘弁を)。

祝津の高島岬の高台に建つ日和山灯台へは、前浜からぐるっと迂回するように上っていきます。

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祝津のシンボル的な建物でもある日和山灯台の初点灯は明治16年(1883年)10月15日と古く、北海道では納沙布岬灯台(根室市)に次いで2番目に点灯された灯台だそうです。

最初は白色の木造六角形の灯台だったそうで、昭和28年(1953年)に木造から現在のコンクリート造に建替えられ、昭和43年(1968年)に白一色から現在の赤白の横帯線になったとのことです。

令和元年(2019年)には33年ぶりの大改修及び敷地整備が行われたんですね。ちなにに、日和山灯台は現在、小樽海上保安部が管理しています。

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灯台が建っている日和山は、小樽市が追加認定された日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つとなっています。
※参照:ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市

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灯台内部に入ると、手前と奥の2室で機器等の展示や灯台のパネル写真の展示などがあります。

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階段を上って灯室へ行くと、外に出られます。

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ここからの眺めがとってもいいんですよね。

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そして、さらにその上にある灯台の光を出す灯ろうへ、急な階段を上って行くことができます。

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ここから光を照らして、海の安全を守っているのですね(普段は昼間は点灯してないそうです)。

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この一般公開に合わせて、飛行機(初日)とヘリコプター(2日目)の飛行展示があったのですが、残念ながらそちらは見ることができませんでした。

そうそう、例年、同じく高台の上に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)もイベント期間中は入場無料となるのですが、今年は昨年の建物前の一部で起きた土砂崩れのために当面の間休館となっています。

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ということで、6月1日(土)・2日(日)の2日間で一般公開されていた、日和山灯台の様子でした。

【追記】灯ろう内の灯器と祝津の海の風景の動画も少しだけ撮ってきました。

※参考
2024年度日和山灯台一般公開にいってきました(6/1.2) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
ヘリコプターがやってくる!!  日和山灯台 に | おたる祝津たなげ会
祝津のうまいもん大集合!! おたる祝津にしん・おタテ祭り(小樽ジャーナル)
日和山灯台 | おたる祝津たなげ会

日和山灯台(小樽海上保安部)

【関連記事】
「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が今年も祝津の前浜で6月1日・2日の2日間で開催
※昨年の一般公開の記事です。
祝津の高台に建つ日和山灯台が6月3日・4日に一般公開されたので見に行ってきました

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2024年6月 3日 (月)

潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月1日・2日の2日間で開催〜小樽も本格的なお祭りの季節(2024年度)

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潮見ヶ岡神社(若竹町)の令和6年(2024年)の例大祭が、6月1日(土)・2日(日)の2日間の日程で開催されました。

潮見ヶ岡神社は、国道5号線に架かる札樽自動車道の高架を小樽築港駅方面に向かって過ぎると右手に入っていく道があるって、ここに入ってすぐ右に鳥居があります。

お祭りの時は、神社前の通り沿いに露店が並びます。

こちらが境内と社殿の様子です。

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境内のステージでは音楽ライブにアニソンカバーライブなどが行われ、若い人たち中心に盛り上がったようです。

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2日午後にはお神輿も出たようですね。

通り沿いの露店は約50店舗出店していたようで、美味しそうな匂いが漂ってましたよ。

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ということで、潮見ヶ岡神社のお祭りの様子でしたが、いや〜、6月に入って、小樽も本格的なお祭りの季節を迎えましたね。

5月15日に小樽公園で招魂祭、5月の下旬には奥沢の寺院・不動院で例大祭が開催されましたが、神社の例大祭が6月に入ってここ潮見ヶ岡神社を皮切りに、7月中旬まで、毎週のように市内のどこかの神社で行われるんですよね。

今年もあちこちのお祭り、楽しみですね。

※潮見ヶ岡神社の例大祭の様子は神社のSNSでも報告されています。
・X(旧Twitter):潮見ヶ岡神社(@siomigaokajinja)
・Instagram:潮見ヶ岡神社【公式】(@siomigaokajinja)
・Facebookページ:潮見ヶ岡神社

潮見ヶ岡神社【公式】ー小樽市鎮座 | 松前神楽ー国の重要無形文化財を伝承しています | カラフル御朱印人気 | 厄払い | 小樽市 | 神葬祭 | 神社 | ホーム | 北海道

※市内お祭り情報は小樽観光協会で告知されています:令和6年小樽市内お祭り情報 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽の若竹町にある「潮見ヶ岡神社」
※昨年の潮見ヶ岡神社のお祭りの様子です。
潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月3日・4日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節がやってきました!!

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2024年6月 2日 (日)

「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が今年も祝津の前浜で6月1日・2日の2日間で開催

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今年も祝津の前浜をメイン会場に、6月1日(土)・2日(日)の2日間の日程で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が開催されています。

例年この時期開催されていた「おたる祝津にしん群来祭り」が、2022年9月に初開催した「おタテ祭り」と統合して、昨年(2023年)から「おたる祝津にしん・おタテ祭り」となったんですよね(祝津産ホタテを“おタテ”とネーミングしてブランド化を目指してます)。

イベントは両日10:00〜16:00までの開催で、今回もおたる水族館の駐車場が無料開放されています(これがありがたいんですよね)。

初日の午後の遅い時間にちょっとだけ様子を見に行ってきたのですが、とっても賑わっていました。

そうそう、以前、おタテ祭りの際に祝津への道が大渋滞になったことがあったのですが、この日は午後の遅い時間ということもあってか道は混んでなく、無料の駐車場も問題なく停められました。

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にしん群来祭りもおタテ祭りもとても人気のイベントで、統合されたこのおたる祝津にしん・おタテ祭りも楽しみにしている方が多いのでしょうね。

そして、天気が良かったのが何よりです。実は、昨年は天候に恵まれず、初日は雨風で午後1時で終了したんですよね。

イベント内容については、おたる祝津たなげ会のサイトで紹介されてますので参考まで。
「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」の詳細です | おたる祝津たなげ会

イベントの目玉といえるニシン焼き1000尾(各日500尾)は、以前は無料でしたが、昨年から1尾300円での提供となっています(炭代がかなり負担だそうです)。提供時間は11:30/12:30/13:30/14:30となってます。

(用意された焼台で自分で焼きます)
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時間関係なしの「鰊有料コーナー」もあります(大サイズ オス500円、メス600円)。

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そして、炭火で焼いたおタテを提供する炭火焼きおタテは、なんと4000個(各日2000個)を用意していて、1個300円(2個500円)となっています(一人2個限り)。

初日はオープニングセレモニーやニシン放流式があった他、会場では祝津海産市場即売会、ホタテ釣り体験、小樽産塩かずの子つかみ取り、にしんの揚げ物を使ったおなじみのプチ小樽群来太郎丼やホテルノイシュロス小樽によるしりべしコトリアード祝津スタイルの販売などなど、美味しいイベントが目白押しでした。

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キッチンカーも並んでました。
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例年、イベント期間中は高台の上に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)が入場無料となるのですが、今年は昨年の建物前の一部で起きた土砂崩れのために当面の間休館となっています。

小樽市都市景観賞受賞建築物の茨木家中出張番屋は無料公開となっています。

また、小樽市鰊御殿のさらに上の高台に建つ日和山灯台が、今年もイベントの2日間限定で無料で一般公開されています(時間は10:00〜15:00)。

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(会場向かいの青塚食堂で焼いてたニシン)
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このイベントは、祝津の歴史や文化を知って、楽しんでもらおうというイベントでもあるんですよね。

ということで、実は今年はちょっと時間がなくて、残念ながら会場でゆっくりできなかったのですが、青空の下でみなさんニシンをはじめとした美味しいイベントを楽しんでいました。

最終日の明日6月2日(日)も天気が良いといいですね。

以上、祝津の前浜で6月1日・2日の2日間で開催している「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」の様子でした。

おたる祝津たなげ会

【関連記事】
祝津の前浜で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が6月3日・4日の2日間で悪天候の中開催されました
祝津の高台に建つ日和山灯台が6月3日・4日に一般公開されたので見に行ってきました

ニュースより/祝津の小樽市鰊御殿は2024年度は休館

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2024年6月 1日 (土)

ニュースより/小樽市の2023年度(令和5年度)の観光客数は761万2,100人でコロナ禍前の水準に回復

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小樽市から2023年度(令和5年度)の観光客数についての発表がありました。

2023年度(令和5年度)に小樽市に訪れた観光客は761万2,100人となって、対前年度比は354万7,100人増(187.3%)で、700万人台となるのは2018年度以来5年ぶりのということで、コロナ禍前の水準に回復しています。

令和5年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
※関連ニュース
・2024年5月28日付北海道新聞朝刊総合欄、小樽・後志欄
観光入込客数と博物館協会賞受賞 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)

小樽市の発表とニュースを参照して、内容を少し見ていきたいと思います。

小樽市の2023年度(令和5年度)【全期】観光客数概要

2023年度(令和5年度)の小樽市の観光客数が761万2,100人で、対前年度比354万7,100人増の187.3%ということで大幅増加となっていますが、これはコロナ禍前の2019年(令和元年度)の699万1,800人と比較しても108.9%増となっているんですね。

要因としては、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられるなど、国内旅行需要が順調に推移したのと、令和4年10月に新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が大幅緩和され、 海外から日本への直行便が増加し、円安傾向も相まって訪日外国人旅行が回復しているとのことです。

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具体的な内容を見ると、道外客数は対前年度比143.0%の298万4,400人で、対令和元年度比では99.4%、道内客数は対前年度比234.0%の462万7,700人で、対令和元年度比は116.0%と増加してます。

日帰り客数は対前年度比201.8%の670万9,100人で、対令和元年度比108.2%と増加、そして宿泊客数は対前年度比121.9%の90万3,000人で、対令和元年度比も114.1%と増加していて、これは宿泊客数の統計を開始した昭和38年度以降最高記録とのことなんですね。

外国人宿泊客に限ってみても、対前年度比302.8%の21万3,241人で、対令和元年度比でも106.2%と増加。これは外国人宿泊客数の統計を開始した平成9年度以降、平成30年度の23万2,553人に次いで2番目に多い結果とのとこです。

外国人宿泊客の国別ではトップが韓国、続いて台湾、香港、中国の順となっていて、中国人観光客については、まだコロナ禍前の5割を下回る水準なのでで、さらなる伸びも期待されているとのことです。

市内の宿泊施設については、例えば「OMO(オモ)5小樽」(2022年1月オープン)、「グリッズプレミアムホテル小樽」(2022年9月オープン)と大型ホテルも開業していて、さらに市内では建設中のホテルもあります。

ニュースによると、宿泊施設の2023年度の客室稼働率は約6〜8割で推移していて、時期によっては満室で市内では泊まれなかったケースもあったとか。

宿泊客数の増加は、宿泊滞在型観光誘致を課題としている小樽としては嬉しい結果ですが、より小樽の夜を楽しんでもらったり、滞在しながら楽しんでもらえるような、さらなるコンテンツの充実も必要になってきますね。

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おわりに

ということで、小樽市の2023年度(令和5年度)の観光客数についてでしたが、ようやくコロナ禍前の水準まで回復したようで、よかったですよね。

小樽港へのクルーズ船の寄港数の増加も追い風になっているようですし、今後さらなる観光客の増加にも期待が持たれているとのことです。

各項目の詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
令和5年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市

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ニュースより/小樽市の2023年度(令和5年度)上期の観光客数は364万9,400人で対前年度比176%。コロナ禍前の9割ほどに回復
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歴史的建造物の旧小樽商工会議所と隣の新築からなる星野リゾートのホテル「OMO(オモ)5小樽」が1月7日オープン!!
日銀通り沿いに「グリッズプレミアムホテル小樽」が9月1日にオープンしてます

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