小樽市公会堂が屋根瓦の全面改修工事のため臨時休館に(6月23日~12月15日予定)〜これに伴い能楽堂の夏季一般公開も中止に
小樽市指定歴史的建造物でもある、小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)の屋根瓦を全面改修するというニュースが冬にありましたが、その改修工事のため公会堂全館が臨時休館となるとのことです。
期間は2024年(令和6年)6月23日(日)~12月15日(日)となっています。
※参照:【公会堂臨時休館のご案内】|お知らせ|小樽市民会館
公会堂には同じく小樽市指定歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が隣接して建っていて、毎年夏季に一般公開しているのですが、公会堂の臨時休館に伴い、能楽堂の一般公開も中止となっているので注意ですね。
小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)は、もとは明治44年(1911年)、当時の皇太子(後の大正天皇)の本道行啓に際して、宿泊のための施設として建てられたもで、その後に公会堂となって活用されてきました。
もともとはすぐ向かいにある現在の市民会館の場所に建っていて、昭和35年(1960年)に市民会館の建設に伴い現在地に移築され、昭和36年の公会堂の移築拡張工事完成時には、旧岡崎家能舞台が公会堂隣接の現在地に移築されています(※参照:施設案内|小樽市公会堂)。
冬のニュースによると、瓦の下にあって瓦を支える木製の板の腐食が進み、瓦の落下が複数見つかっていて、瓦自体も古くなっていて新たに作り直す必要が出ていたそうで、全面的な瓦のふき替えは、移築以来の64年ぶりとなるそうです。
公会堂臨時休館に加えて、能楽堂の一般公開の中止はちょっと残念ですが、ここはしっかりと改修工事をしてもらい、万全を期して再開してもらえるといいですね。
※参考:令和6年度小樽市公会堂臨時休館(6/23~12/15)のお知らせ:能楽堂今年度非公開 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【関連記事】
・ニュースより/歴史的建造物の小樽市公会堂の屋根瓦を64年ぶりに全面改修
※昨年の記事です。
・歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中(2023年度は9月24日まで)
・小樽市公会堂に8月15日までの夏限定でオープンしているカフェ「能-cafe」にいってきました
スポンサーリンク
| 固定リンク
« 小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が今年(2024年)も一般公開中です(5月26日まで) | トップページ | ニュースより/小樽市総合博物館本館の蒸気機関車アイアンホース号は修理中〜夏休み前の運行再開を目指す »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 道新文化センター『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』やってます!!2019年春の受講生募集広告が新聞掲載されたので宣伝します(2019.03.16)
- 都通りのちょっと前まで空き地になっていたところに建物ができつつあります。ここには確かあのお店が!?(2019.03.14)
- 小樽にも大寒波がやってきた。積雪も一気に増えてます(2019.02.09)
- 撮影スポットとしてすっかり人気の「船見坂」に車道に出て撮影しないように注意書きが貼られてます(2019.03.12)
- 3月9日の最高気温は10.3℃!!穏やかな天気が続いて3月なのに雪解けがどんどん進んでます(2019.03.10)
コメント