« ウイングベイ小樽の新店「若鶏時代なると築港店」で若鶏半身揚げをテイクアウト | トップページ | 住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜春らしいとってもカラフルな色合いで(2024年5月16日〜5月26日) »

2024年5月16日 (木)

第79回招魂祭が今年も5月15日に小樽公園の顕誠塔前広場で開催されました

Otaru_20240515-110238

第79回招魂祭が今年(2024年)も5月15日(水)11時から、小樽公園顕誠塔前広場で開催されました。

小樽で一番早くに開催されるお祭りとして知られている招魂祭ですが、以前は5月14日・15日の2日間の日程でしたが、2016年から15日の本祭1日のみの開催となっています。

そして、かつては広場から下っていった花園グラウンド沿いに、お祭りならではの露店がずらりと並んでいたのですが、今はその露店は出てなくて、いわゆるお祭り色はほとんどなくなり、広場で式典がしめやかに執り行われています。

Otaru_20240515-105522

(この先が会場の顕誠塔前広場。以前はここに露店が)
Otaru_20240515-105846

(顕誠塔前広場に向かう坂道)
Otaru_20240515-110013

Otaru_20240515-110050

招魂祭は郷土の発展に尽くして亡くなった合祀者・郷土功労者を慰霊するお祭りということですが、現在は会場には関係者以外の一般の来場者はわずかです。

(顕誠塔前広場)
Otaru_20240515-110430

Otaru_20240515-110625

Otaru_20240515-110327

Otaru_20240515-110439

会場となっている広場に建つ「顕誠塔」については、広場前に案内板があるのですが、当ブログの過去記事でそれをまとめた内容を毎年のことですが引用しますね。

1923年(大正12年)5月に建立されたもので、戦前は「昭忠碑」と呼ばれて戦没者を慰霊していたのが、戦後は軍事色を取り除き、郷土小樽市に貢献のあった人々を合祀することとしたそうです。招魂祭は、顕誠塔のできた翌1924年から始まっているそうです。

Otaru_20240515-110057

そういえば昨年(2023年)完成100年を迎えた顕誠塔は大規模な改修工事が行われ、外壁補修や頂上部に飾られている金鵄(きんし)の再塗装などが行われたんですよね。
※その時のニュースはこちら:ニュースより/小樽公園内の顕誠塔の大規模な改修工事が終了してます

Otaru_20240515-111206

招魂祭の日は雨が降る、なんてよく言われているのですが、この日は晴天でした。

ちなみに、昨年は朝方に少し降った後に止んで、また開始の11時頃にぱらぱらとちょっと降り、やっぱり招魂祭だからかな、なんて思ったりもしたんですけどね。

Otaru_20240515-110623

例年、招魂祭の時期には小樽公園では八重桜が咲いていて、先ほどの写真にも映ってましたが、顕誠塔前広場に向かう坂道はその八重桜の並木道になっていてとても綺麗なんですよね。

Otaru_20240515-105737

Otaru_20240515-105814

Otaru_20240515-105954

Otaru_20240515-110127

先日10日に見にきた時は見頃までもうすぐといった感じでしたが、この日はちょっとピークは過ぎているようでしたが、まだまだ綺麗に咲いていましたよ。
※10日の様子はこちらの記事で:【小樽桜巡り2024】八重桜がもうすぐ見頃に〜天上寺・小樽公園・中央小公園・旧手宮線ほか(5月10日の様子)

小樽公園の八重桜は公園内のあちこちに咲いているので、別記事であらためて紹介しようかと思っています。

ということで、小樽で一番早くに開催されるお祭り、第79回招魂祭が5月15日(水)に開催されました。

小樽はこの後、6月〜7月中旬にかけてお祭りの季節を迎え、毎週のようにどこかの神社で例大祭が行われるんですよね。今年も楽しみですね。

【関連記事】
ニュースより/小樽公園内の顕誠塔の大規模な改修工事が終了してます
※昨年の記事です。
第78回招魂祭が5月15日に今年も小樽公園の顕誠塔前広場で開催されました

スポンサーリンク

|

« ウイングベイ小樽の新店「若鶏時代なると築港店」で若鶏半身揚げをテイクアウト | トップページ | 住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜春らしいとってもカラフルな色合いで(2024年5月16日〜5月26日) »

小樽のお祭り」カテゴリの記事

コメント

罰当たりにも子供時代から青年期含め招魂祭は希望ある夏へ向かう小樽で1番早く始まるお祭りだと思ってました。昔を恥入るばかりです。幼少期までは白装飾の様な身体的不自由な方々も座り並びそれが傷痍軍人さんらと知るのも随分後でした。しかし直感的に単なる祭りではないある種異様な感覚も間違いなく有りました。小中学生時代までの目当てはズラリ並ぶ露店であり招魂碑ではありませんでした。本来あるべき形になったのだと思いますが私達同様お祭り気分に浮かれ小中高生で賑わった時代も懐かしく思い出されます。いつから露店が消えたのかは知りませんが勉強になりました。有難うございました。

投稿: 夢の彼方へ | 2024年5月16日 (木) 00時58分

夢の彼方へさん、こんばんは。
いえいえ、子供の頃は私もいわゆる普通のお祭りの一つとして、それも最初に始まるお祭りとして、楽しんでました。
確かに、傷痍軍人さんもいらっしゃって、他のお祭りとは違うと感じていたかもしれません。
大人になってから、この招魂祭の意味を知りましたが、ただ、子供たちが元気に楽しんでいた“お祭り”という側面は、それはそれでよかったのかもしれませんね。

投稿: 小梅太郎 | 2024年5月17日 (金) 01時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ウイングベイ小樽の新店「若鶏時代なると築港店」で若鶏半身揚げをテイクアウト | トップページ | 住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜春らしいとってもカラフルな色合いで(2024年5月16日〜5月26日) »