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2024年4月

2024年4月30日 (火)

【小樽桜巡り2024】中央小公園・花園銀座商店街・花園橋・水天宮(あれ?全体的に桜の元気がない!?〜4月29日の様子)

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小樽の桜もすっかり各所で見頃になっていて、ゴールデンウィーク前半は天気も良く、多くの方が小樽の桜を楽しんだのではないでしょうかね。

桜の季節は短いので、私もあちこち見に行ってますが、4月29日(月・祝)に中央小公園→花園銀座商店街→花園橋→水天宮と、市の中心部の桜スポットを巡ったきたので、今回はその様子をお伝えしますね。

ただ、ちょっとその前に触れておきたいんですが、今年の小樽の桜は、特にソメイヨシノが全般的になんだか元気がなくて、もちろん場所や木によっては見事に咲いているところもあるんですが、場所によっては花の数が極端に少なかったりして…

この日巡った市中心部のスポットも全体的にそういった傾向で、ちょっと寂しい感じで心配になるくらいでした。

中央小公園

まず向かったのは、寿司屋通りを上って国道5号線とぶつかるところにある中央小公園で、ここは毎年ソメイヨシノが見事に咲くのですが…

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う〜ん、例年であれば、国道沿いは歩道側にはみ出るように、小さの公園内は公園を囲むように桜が咲き誇るのですが、今年は花の少なさが衝撃的ともいえる様子でした。

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散っているわけでも、ツボミがあるわけでもないんですよね。

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あっ、鯉のぼり!!
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ここはこの後、八重桜が咲くのですが、そちらはどうなるでしょうかね。

花園銀座商店街

中央小公園から寿寿司屋通りを下って花園銀座商店街に入ると、ここは通りが桜並木になっているんですよね。

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だいぶ剪定されていますが、ここの桜並木は第19回小樽市都市景観賞(平成23年)にも選ばれてます。

こちらは中央小公園に比べると、綺麗に咲いてました!!

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ただ、花と一緒に早くも緑の葉が目立ち出してますね。

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花園橋

花園銀座商店街を抜けて左折し水天宮方面に向かうと、線路の上に架かる橋を渡るのですが、この橋が花園橋で、ここから見る右の土手からこぼれるように咲く桜がとても人気なのですが…

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う〜ん、咲いてはいますが、ここもいつもと比べるとボリュームに欠けますね。

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水天宮

花園橋を渡って水天宮へと向かいますが、水天宮も桜の人気スポットなんですよね。

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ただ、う〜ん、ここ水天宮も花が少なくて、ボリュームがないですね。

水天宮の桜に関しては、もともと年によって花の付き方に結構差がある感じで、近年は元気がないことが多い印象なんですよね。

(がんばれ〜!!)
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とはいえ、水天宮といえば境内からの小樽の街と港を一望する眺めが良いことでも知られていますが、この日は天気も良くて、その眺めをたっぷり楽しむことができました。

(海側の外人坂の上からの眺め)
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いい眺め!!

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やはり、ここ水天宮は落ち着いた雰囲気でいいですね。

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5月1日(水)〜5日(日)までの夜7時〜9時頃まで、神社境内をライトアップするそうですよ(雨天時中止)。

おまけ:東雲町の坂

おまけなんですが、水天宮の近くの小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の向かいに、階段に続く細い坂道があって、個人的にその雰囲気が気に入って“東雲町の坂”と勝手に呼んでいるんですが、ここにも桜がちょっと咲いてこの時期に風情のある風景を見せてくれます。

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ここの桜もやはり花が少なかったのですが、ここは何より坂の雰囲気がいいですね。

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そうそう、小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」は、今年も4月29日(月・祝)から土・日・祝の一般公開が始まっています。10月6日(日)までで、時間は10:30〜16:00です。
※参考:旧寿原邸…2024年度一般公開(4/29~10/6 土・日・祝日開館) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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おわりに

ということで、中央小公園・花園銀座商店街・花園橋・水天宮、おまけで東雲町の坂の桜の様子でした。

今年は全体的に桜の花の付きが悪い場所が多いようで、ボリュームに欠けてちょっと寂しいですが、それでも短い桜の季節ですので、周囲の風景と共に楽しんでいます。

【関連記事】
※昨年の上記スポットの桜記事。
【小樽桜巡り2023】中央小公園・花園銀座商店街・花園橋・水天宮・東雲町の坂の桜(4月25日の様子)
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月29日 (月)

【小樽桜巡り2024】龍宮神社、二段公園(良い子の遊び場)、運河公園、手宮緑化植物園(手宮公園)(4月27日の様子)

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小樽もすっかり桜の季節で、あちこちで見頃を迎えていて、場所によっては満開になっていますね。

桜は咲き始めると本当に早いので、天気が良く今シーズン初の夏日となった4月27日(土)に、ちょっと慌ててあちこちの桜を見て回ってきました。

ここで紹介するのは、そのうち龍宮神社二段公園(良い子の遊び場)運河公園手宮緑化植物園(手宮公園)の様子です。

龍宮神社はほぼ見頃

龍宮神社では、境内に数本の桜があるのですが、社殿横の桜が見事に咲くんですよね。

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龍宮神社は、幕末・明治に活躍し、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもと たけあき)が明治9年(1876年)に建立したことで知られる神社です。

現在の社殿は昭和16年に改築したもので、とても立派で威厳のある佇まいですが、桜ととても似合いますね。

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(横には線路が走っています)
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龍宮神社公式ウェブサイト

二段公園(良い子の遊び場)と運河公園はもうちょっと

色内大通り沿いにある“良い子の遊び場”と呼ばれる二段公園の桜です。

ここには、とても大きくてボリュームのある桜の木が1本あって、これが毎年見事に咲いて人気があるのですが、この日の時点では見頃までもうちょっとという感じでした。が、ちょっと花の付きが少なく見えたのが気になりました。

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公園の上の桜(エゾヤマザクラかな)の方は、満開に近くてこちらは見頃ですね。

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その上にあるジャズ喫茶フリーランス前の桜も綺麗に咲いていました。

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色内大通りをずっと手宮方面に向かうと、北運河の端近くに位置する運河公園があるのですが、ここも周囲に桜がたくさんあるんですよね。

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この日はここも見頃まであとちょっとという感じでしたが、ここは小さかった桜の木が年々育ってきているようで、これからが楽しみですね。

運河公園 | 小樽市

手宮緑化植物園(手宮公園)は…あれ!?

さて、この日は桜の人気スポットでもある手宮公園と、その奥の手宮緑化植物園にも行ってきました。

高台の斜面にある手宮公園は、小樽港を背景に桜を見ることができるんですよね。

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って、ん!?桜の花がほとんどない!?ではなくて、咲いている花が少ないんですね。

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手宮公園はもともと自然にあふれ、たくさんの木々の中に桜が咲いているという公園なのですが、それにしても桜が目立ちませんね。どうやら花のボリュームが少ないようですね。

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あれ〜?っと思いながら、奥の手宮緑化植物園へと向かいました。

手宮緑化植物園も斜面にあって、向こうに小樽港を眺めることができる眺望は抜群で、小樽市の重要眺望地点にも指定されていて、その案内板もあります。

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この日も相変わらずいい眺めでしたが、う〜む、こちらも桜は同じですね。

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整備された園内に咲く桜は見事で、とても人気があるのですが、今年は何だか全体的に元気がないのかな?

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やはり花そのものが少なくてボリュームがないようですね。なんででしょうかね。これから咲いてくるのかな。

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(奥の下へ降りていく桜並木もちょっと寂しい)
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園の下に並ぶ大きな桜も、いつもに比べてボリュームが少ないですね。
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とはえいえ、良い天気に加えて、この日はゴールデンウィーク初日ということもあって、手宮緑化植物園には本当にたくさんの方が訪れていて、手入れされた園内でみなさんのんびりと景色と桜を楽しんでいました。

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おわりに

ということで、龍宮神社、二段公園(良い子の遊び場)、運河公園、そして手宮緑化植物園(手宮公園)の桜の様子でした。

今年は場所によっては、ちょっと桜が寂しい感じになっているようですが、それでも待ちに待った春、そして桜の季節ですので、短いこの桜の風景を楽しみたいと思います。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月28日 (日)

【小樽桜巡り2024】天上寺・小樽公園・小樽市総合福祉センター・小樽警察署(小樽の桜は一気に見頃〜4月27日の様子)

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桜は咲き始めると本当に早いですね。

小樽も気温が上がって4月26日(金)に最高気温24.2℃、27日(土)には27.3℃で今シーズン初の夏日となり、市内の桜も開花が進んで各所で一気に見頃を迎えてます。ということで、ちょっと慌てて27日(土)にあちこち桜の様子を見に行ってきました。

ここで紹介するのは、そのうち天上寺小樽公園、そして小樽市総合福祉センター小樽警察署の様子です。

天上寺は一気に見頃に

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入船町の天上寺はとても人気のある桜スポットで、門の周囲に咲く大きな桜と、門から続く短い参道なのですがそこを覆うように咲く桜がとても綺麗なんですよね。

で、実は前日26日に様子を見に行っていて、思った以上には咲いてはいたものの、見頃にはあと少しの状態だったのですが、念のため翌27日にも立ち寄ったとこと、なんとさらに開花が進んでもうすっかり見頃になってました。

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たった1日なんですが、ほんと桜は早いです。

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それにしても、この日はたくさんの方が桜を見にきていました。

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確かに天上寺の桜はとても人気がありますが、ここまで混雑しているは初めて、というくらいでしたよ。

やっぱり、ゴールデンウィーク初日でいい天気というのが効いてますかね。

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※関連記事:【小樽桜巡り2024】小樽の桜も咲いてきました〜見頃のメルヘン交差点・これからのJR南小樽駅と天上寺など(4月26日の様子)

小樽公園はあちこちで咲いてます

小樽公園も桜スポットそして知られていますが、小樽公園の桜はどちらかというと園内のあちこちに咲いている感じて、公園内をのんびり散歩しながら、桜を楽しむという感じでしょうか。

今回は花園グラウンドの山側(かつて緑小学校があった側)の道路沿いのエゾヤマザクラを見てきました。

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そして、こちらは公園南側(入船町側)の端の道路沿いの桜で、ここは24日に様子を見に行っていて、結構咲き始めていたのですが、さらに開花が進んでました。

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今回は見てきてませんが、小樽公園はこの他に市民会館の裏にあたる丘や公園海側斜面下、公園南端(入船町側)のさらに裏側など、本当に園内あちこちに咲いているので、また行けたらそちらも見てきたいと思っています。

小樽市総合福祉センターと小樽警察署はほぼ満開

小樽でも早くに咲くことで知られ、このブログでも咲き始めの様子をお伝えした、保健所横の小樽市総合福祉センターと小樽警察署の桜ですが、もうどちらもすっかり見頃で、ほぼ満開でした。

こちらが小樽市総合福祉センター前の桜。
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こちらが小樽警察署の桜。
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警察署奥の小さな桜(エゾヤマザクラ)がもう散ってました。早いですね(写真左の木)。Otaru_20240427-145824

※関連記事:【小樽桜巡り2024】小樽も桜が咲き始めてます(まだまだこれから)〜小樽市総合福祉センター・シオン教会・小樽警察署など(4月24日の様子)

おわりに

ということで、天上寺、小樽公園、小樽市総合福祉センター、そして小樽警察署の桜の様子でしたが、小樽の桜が各所で一気に見頃を迎えてます。

小樽の街が桜の花に彩られて、やっぱりいい季節ですね。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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【小樽桜巡り2024】奥沢記念公園、住吉神社(小樽の桜は一気に見頃〜4月27日の様子)

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小樽もすっかり桜の季節となって、市内のあちこちで綺麗に咲く桜を見られるようになっています。

4月27日(土)の小樽は、天気も良く日中の最高気温が27.3℃(13:11)まで上がって、今シーズン初の25℃以上となる夏日となりました。

前日の26日(金)も最高気温は24.2℃と、この連日の暖かい気温のせいか、小樽の桜は一気に開花が進んだようで、あちこちで見頃を迎えてます。ということで、ちょっと慌て気味に4月27日(土)にあちこち桜の様子を見に行ってました。

ここで紹介するのは、そのうち奥沢記念公園住吉神社の様子です。

奥沢記念公園は見頃

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奥沢十字街から奥沢・天神方面に向かって途中右手にある奥沢記念公園は、桜スポットとして紹介されることはあまりないのですが、個人的には毎年見にいっているお気に入りの場所なんですよね。

例年は公園内のエゾヤマザクラが先に咲いて、それに続いて公園入口道路沿いに大きなソメイヨシノが咲くんですが、なんと今年はいっぺんに両方咲いてました!!

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しかもどちらもバッチリ見頃です!!

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気象条件によるのか、一緒に見頃になるのことがたまにあるんですが、ここまで見事に揃うのは珍しいかも。

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住吉神社はもうちょっと

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住吉神社の桜は、国道5号線沿いからだと大鳥居の横の桜がまず目に入りますが、それ以外は国道側からはよく見えないものの、参道に入っていくと境内のあちこちに桜が咲いているんですよね。

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その桜が神社の雰囲気を相まって、とてもいい感じなんです。ただ、この日は全体的には見頃にはもうちょっと、という咲き具合でした。

(社務所前)
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現在、住吉神社ではお馴染みの花手水が行われていて(4月27日〜5月6日)、桜と一緒に楽しむことができるんですよね。
※花手水はこちらの記事で:住吉神社の花手水が今年(2024年)も始まりました〜第1回目は桜との共演(4月27日〜5月6日)

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(社殿前から)
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なんだか、今年の住吉神社の桜は少し花のボリュームに欠けているように見えますがどうでしょうかね。

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おわりに

いや〜、先日ようやく咲き始めたと思った小樽の桜ですが、桜は咲き始めると本当に早いですね。

そして、この日はいい天気に加えてゴールデンウィーク初日ということもあって、奥沢記念公園はのんびり過ごす家族連れ、住吉神社は桜と花手水を楽しむのたくさんの方で賑わっていましたよ。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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住吉神社の花手水が今年(2024年)も始まりました〜第1回目は桜との共演(4月27日〜5月6日)

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今年第1回目となる、住吉神社の花手水が始まっています。毎年大人気で、すっかりお馴染みとなっている住吉神社の花手水ですが、今年も開催してくれるんですね。

今年の第1回目の開催期間は、2024年4月27日(土)〜5月6日(月)までとなっています。

住吉神社の花手水は2020年から始まっていて、今年(2024年)で5年目となるんですが、毎年毎回、素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

昨年同様、第1回目はゴールデンウィークに合わせての開催ということで、この時期は住吉神社の桜と一緒に花手水を楽しむことができるんですよね。

さっそく私も初日の27日に見に行ったのですが、いや〜、今年も素敵です!!

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この日は天気も良く(今シーズン初の夏日でした)、ゴールデンウィーク初日ということもあって花手水は大人気。たくさんの方が住吉神社に訪れていて、素敵な花手水を楽しんで写真撮影もしていました。

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ガーベラをメインに、とても爽やかにカラフルですね。

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あっ、桜もありますね。

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そして、住吉神社の桜です。

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見頃にはもうちょっとという感じでしたが、とても綺麗でした。

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ということで、今年も住吉神社の花手水が始まりましたね。

第1回は5月6日(月)までと、ゴールデンウィーク中の開催期間なので、たくさんの方が楽しんでくれそうですね。

そうそう、住吉神社の公式サイトではすでに第2回の日程も発表になっていて、第2回は5月16日(木)〜5月26日(日)の予定となっています。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※現在、社殿前石畳に電子ピアノが設置され、能登半島大震災の神社復興支援として「住吉神社ストリートピアノ~神様があなたの背中をそっと押していただけます~」が、4月27日から晴天の土曜・日曜日中心に執り行われ、復興支援資金を募っているとのことです。Otaru_20240427-142901

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【関連記事】
住吉神社の花手水が今年も開催されます!!〜第1回は2024年4月27日〜5月6日
※昨年(2023年)最初の4月の花手水の記事。
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)

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2024年4月27日 (土)

ウイングベイ小樽5番街1階に「若鶏時代なると築港店」が4月26日オープン(まだ行ってませんが…)

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ウイングベイ小樽の5番街1階に「若鶏時代なると築港店」が4月26日(金)にオープンしてます(まだ行ってませんが…)。

5番街1階の場所はというと、1階の‎イオン小樽店側(6番街)から入っていって、ココカラファインの横の以前、中華料理の台風厨房があったところになります(※台風厨房が2024年3月31日をもって正式に閉店しています)。

で、今回のお店は多店舗展開している「なると屋」の店舗ではなくて、稲穂町にあって本店とも呼ばれる「若鶏時代なると」の新店舗(2号店)ということなんですね。

実は、ウイングベイ小樽には1番街2階のフードコートに「なると屋ウイングベイ小樽店」がすでにあるんですが、そちらはそのまま営業しているんですね。ウイングベイ小樽内の同系列店舗が2店舗入るということになるんですね。

4月26日(金)にはオープンを知らせる新聞折込チラシが入ってましたが、若鶏半身揚げやざんぎはもちろん、こちらはなると屋と違って本店同様お寿司メニューもあり、各種セットメニューも充実しているようです。

さらに、オープン記念として4月26日(金)〜28日(日)までの3日間は、オープン記念セールとして会計より20%OFFとなっているそうですよ。

私もなるとの若鶏半身揚げは大好きですし、今度食べに行ってみようと思います。

【店舗情報】(お店情報は2024年4月時点でのものです)
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
定休日:水曜日・木曜日

若鶏時代なると / 回転寿司うずしお
若鶏時代なると - ウイングベイ小樽

小樽なると屋 ウイングベイ小樽店
小樽 なると屋 - ウイングベイ小樽

※Instagramのウイングベイ小樽公式アカウントより。


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【小樽桜巡り2024】小樽の桜も咲いてきました〜見頃のメルヘン交差点・これからのJR南小樽駅と天上寺など(4月26日の様子)

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小樽も桜の季節がやってきて、あちこちで開花が進んでいます。

このブログでも数箇所の咲き始めの様子をお伝えしてますが、4月26日(金)は最高気温が24.2℃(15:35)まで上がって、これで各所の開花も一気に進んだようですよ。

ということで、4月26日にまた何箇所かの様子を見てきました。

行ったのは、メルヘン交差点、JR南小樽駅、そしてJR南小樽駅のすぐ下の住吉公園、入船十字街の北海道信用金庫入船支店前、入船小公園、そして天上寺です。

見頃のメルヘン交差点

小樽市内の主な桜スポットの中で、実は一番早く咲くのではといわれているのがメルヘン交差点の桜で、4月19日に数本あるうちの1本が先行して咲いている様子を前にお伝えしたのですが、再び見に行ってみると…

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お〜、交差点周辺の桜がほぼ全部咲いてますね。これはもう見頃ですね。

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今年もやっぱりメルヘン交差点の桜は早かったですね。

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ここはいつもたくさんの観光客で賑わっているのですが、この日も観光客の皆さんが見頃を迎えた桜の写真を撮っている姿が見られました。

これからのJR南小樽駅

小樽の桜の人気スポットのJR南小樽駅の桜も、4月19日に見に行った時は、まだまだツボミの状態で数輪が咲いている状況だったのですが、この日はだいぶ咲いていましたよ。

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ホーム側の桜はまだまだこれからでしたが、駅舎側の桜がかなり咲いていました。

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JR南小樽駅のすぐ下の住吉公園の桜

JR南小樽駅からバス通りの入船通りに下りていく道沿いにある住吉公園に、小さな桜が3本あるのですが、その桜が綺麗に咲いていました。

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入船十字街の北海道信用金庫入船支店前の桜

入船十字街の北海道信用金庫入船支店前に1本、とても綺麗に咲いている桜がありました。

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これは綺麗ですね。

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入船小公園の桜

入船十字街からバス通りを山側に入っていくと、途中に小さな公園があります。ここが入船小公園で、ここに桜が咲いているんですね。

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(ここを入っていくと次に紹介する天上寺です)

濃いピンクの桜ですね。これもエゾヤマザクラですかね。

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思ったより開花が進んでいた天上寺

入船町の天上寺もとても人気のある桜スポットで、この日、今シーズン初めて見に行ったのですが、あれ!?思った以上に咲いてますね。

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というか、一気に開花が進んだのでしょうか。

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天上寺の桜は門の周囲に咲く大きな桜と、門から続く短い参道なのですがそこを覆うように咲く桜がとても綺麗で人気なんですよね。

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(境内にはまだ結構雪が残ってました)
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ここは見頃になると本当に綺麗なのです、また訪れようと思っています。 

おわりに

ということで、結構開花が進んでいる小樽の桜です。全体的にはまだ3分咲きといった感じですが、場所や木によっては、すでに満開の桜もあるようです。

桜は咲き始めると見頃を迎えるのが早いので、この週末あたりは各所で見頃を迎えるかもしれませんね。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月26日 (金)

小樽チャンネルマガジン2024年4月号(Vol.101)〜今号は「小樽を歩く【特別編】小樽の春を探して歩く」

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いつもの宣伝です。
小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2024年4月号(Vol.101)が発行されています。

小樽ではいよいよ桜があちこちで咲き始めています。季節は春ですね。

この時期に街歩きをしていると、春の訪れを告げる風景をふと目にすることがあります。中には小樽ならではの風景もあったりして。

ということで、今号ではいつもの街歩きとちょっと趣向を変え、特別編としてそんな春の訪れを告げる風景を小樽の街で探してみました。タイトルはこうなってます。

小樽を歩く【特別編】小樽の春を探して歩く

興味のある方は、小樽チャンネルマガジン2024年4月号(Vol.101)を読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所や市立小樽文学館・図書館・博物館などで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

以上、小樽チャンネルマガジン2024年4月号(Vol.101)の宣伝でした。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2024年3月号(Vol.100)〜【冬企画】小樽の冬の坂道を歩く/定番の「船見坂」をあらためて歩く

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2024年4月25日 (木)

【小樽桜巡り2024】小樽も桜が咲き始めてます(まだまだこれから)〜小樽市総合福祉センター・シオン教会・小樽警察署など(4月24日の様子)

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小樽の桜もあちこちでいよいよ咲き始めています。

実は、4月中旬になって小樽も気温が上がり、20℃を超えの日もあってついに小樽の桜も咲き始めたものの、4月18日(木)からしばらくは気温がぐっと下がって天気もどんより、最高気温も10℃を切りすっかり肌寒くなってしまい、桜も足踏みといった感じになっていたんですよね。

4月23日(火)にようやく晴天となって、24日(水)には最高気温16.8℃(13:39)と暖かさが戻ったものの、24日(水)夜、そして25日(木)は雨とまた天気が崩れてます。

それでも4月26日(金)からは天気も回復して気温も上がりそうなので、この週末で一気に開花が進みそうですね。

そんな小樽の桜について、まだまだ咲き始めたところですが、4月24日(水)に何箇所か様子を見てきました。

見に行ったのは、市内で早くに咲くことで知られている小樽市総合福祉センターとその下の小樽シオン教会、そして小樽警察署、その他に小樽公園と二段公園(良い子の遊び場)の様子も見に行ってきました。

結構咲いてきた小樽市総合福祉センター

小樽でも早くに咲く桜として知られている保健所横の小樽市総合福祉センター前の桜については、4月15日、4月19日と見に行って、その様子はブログにも掲載して、その時はまだま咲き始めでしたが、ここにきて結構咲いてきましたよ。

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今年はちょっと遅い!?小樽シオン教会

小樽市総合福祉センター前の商大通りを下って行って、稲穂小学校の交差点下にある、小樽シオン教会の桜も早くに咲くのですが、咲いてはいるものの、今年はちょっと遅いのかな。

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咲き始めてきた小樽警察署

市民の多くの方が小樽の桜の開花の目安にしているのが、小樽警察署横のソメイヨシノですが、前回の4月19日の段階では数輪咲いているだけでしたが、咲き始めてますね!!

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前回に比べて、思った以上に開花が進んでますね。

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奥の小さな桜(エゾヤマザクラ)も咲いてきてました。
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咲き始めた小樽公園南側

桜の人気スポットでもある小樽公園にも行ってきました。小樽公園の桜は園内のあちこちに咲いているのですが、公園南側(入船町側)の端の道路沿いの桜が咲き始めてましたよ。

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二段公園の大きな桜はまだまだツボミ

色内大通り沿いにある桜スポットの二段公園(良い子の遊び場)は大きな桜がよく知られてますが、そちらはまだまだツボミで、公園の上の桜がちょっとだけ咲いてきてました。

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その上にあるジャズ喫茶フリーランス前の桜も少し咲き始めてますね。

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おわりに

ということで、小樽市内の桜が咲き始めてます。

見頃がまだ先ですが、場所や木によっては結構咲いている桜もあるようで、今週末には一気にあちこち開花が進みそうです。

桜は咲き始めると早いので、気になるスポットは要チェックですね。

※参考:小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
【小樽桜巡り2024】小樽の桜はまだまだこれから〜早く咲くことで知られるメルヘン交差点・小樽警察署・小樽市総合福祉センターなど(4月19日の様子)
小樽は気温が上がって小樽市総合福祉センターの桜の気の早い壁際の数輪が開花(4月15日の様子)

※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月24日 (水)

冬の間大活躍したロータリー除雪車大集合!!

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先日、小樽公園の裏手を通ったら、広い駐車場に冬の間大活躍してくれたロータリー除雪車が大集合してました。

なかなか壮観ですね。

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ここは管轄である小樽市建設部の駐車場になるんですね。

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ちなみに小樽市建設部庁舎は、この駐車場に隣接する2002年(平成14年)3月末で閉校した旧小樽市立東山中学の校舎を利用しています。

さらにいうと、建設部庁舎の前はここは小樽市教育委員会庁舎だったのですが、教育委員会庁舎は2021年(令和3年)5月から旧小樽商業高校に移転しています。

除雪車の紹介 | 小樽市
閉校記念室 | 小樽市

【関連記事】
小樽市教育委員会庁舎は旧小樽市立東山中学校(建物近景写真はありません)

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2024年4月23日 (火)

豪華で巨大なクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が小樽港第3号ふ頭に寄港しました(2024年4月21日)

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今年も4月から小樽港へのクルーズ船の寄港が始まってますが、4月21日(日)にはひときわ豪華で巨大なクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(イギリス船籍、115,906トン)が、小樽港第3号ふ頭に寄港しました。

ダイヤモンド・プリンセスは4月21日(日)の朝8時に入港して、夕方17時にすでに出港しています。

ダイヤモンド・プリンセスは、これまでは勝納ふ頭に寄港していたのですが、今年は第3号ふ頭に寄港しました。

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第3号ふ頭はかねてから行われていた岸壁の改修工事によって、今年度(2024年度)4月から14万トンクラスまでのより大型のクルーズ船の受け入れが可能となったんですよね。
クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市

昨年(2023年)までは、6万トンを境に第3号ふ頭(6万トン未満)か勝納ふ頭(主に6万トン以上)かに受け入れふ頭が分かれていたのですが、これでほとんど第3号ふ頭で受け入れ可能になり、ダイヤモンド・プリンセスも第3号ふ頭に停泊しているというわけです。

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第3号ふ頭では、昨年(2023年)春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができ、大型バス専用駐車場が整備され、乗客の利便性も高まり、小樽市街地へのアクセスもより便利になっています。

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今年はほとんどのクルーズ船が第3号ふ頭に停泊する予定になっていて、経済効果への好影響も期待されています。

さらに、先日3月25日には小樽国際インフォメーションセンターが旧おたるマリン広場にオープンしていて、小樽市は新しい観光拠点として、第3号ふ頭及び周辺区域において再開発事業を進めているんですよね。

こちらは、その小樽国際インフォメーションセンターの2階の屋上デッキからの眺めです。

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第3号ふ頭で見るダイヤモンド・プリンセスは、より巨大に見えて、まるでふ頭からはみ出しているような、遠近感が狂ってしまったように感じます。

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こちらは運河の一本海側の道路(小樽港縦貫線)の月見橋〜旭橋のあたりからの眺めです。

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さらにこちらは、第3号ふ頭の隣の色内埠頭公園からの眺めです。

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いや〜、大きい!長い!!

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岸壁の改修工事は第3号ふ頭左側で行われ、そちらにクルーズ船が停泊しているのですが、ここに停泊すると船見坂の上からよく見えるんですよね。

ということで、最近、よく行っているのですが、今回もまた船見坂にいってきました。

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今年度から、昨年までは見られなかった、より大型のクルーズ船が停泊している様子を、ここ船見坂から見られるようになったわけですが、ほんと巨大でやっぱり遠近感がおかしくなったような感覚になりますね。

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ちなみに、第3号ふ頭の海に向かって右側に停泊すると、JR小樽駅前からクルーズ船を見ることができるのですが、残念ながらその機会は今後は減りそうですね。

※船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとても多いので写真撮影の際は要注意です。もちろん道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。

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ということで、小樽港第3号ふ頭に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の様子でしたが、より大きなクルーズ船も市街地に近い第3号ふ頭に寄港するようになったので、その非日常の巨大で豪華な姿を間近で見に行ってみるのもいいかもしれませんね。ほんと想像以上に大きいですよ。

※2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定されていて、詳しい寄港予定は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

【関連記事】
ニュースより/2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定(2024年3月現在)〜岸壁改修工事によって今年は第3号ふ頭に集中
ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター(2023年5月の記事)
※過去のダイヤモンド・プリンセスの記事から。
小樽港の勝納ふ頭に寄港した豪華クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」を見に行ってきました〜寄港5周年の潮太鼓大打演も実施
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2024年4月22日 (月)

ニュースより/小樽市総合博物館所蔵の明治のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が市指定文化財に

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少し前からのニュースなのですが、小樽市総合博物館所蔵の明治時代のニシン漁場を描いた屏風「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」が、2024年3月28日付で小樽市教育委員会により小樽市指定有形文化財に新たに指定されています。

このニュースは2024年4月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載され、小樽市のHP内でも紹介されています。
※こちら:小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

「海岸ノ漁場屏風(鰊盛業図屏風)」(かいがんのぎょばびょうぶ・にしんせいぎょうずびょうぶ)は、日本画家の久保田金僊(1875~1954)が明治36年(1903年)に制作した屏風とのことです。

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ニュースによると、小樽に居住した漁業家・花田傳七氏が当時経営していた、現在の留萌管内小平町のニシン漁場の風景を描いたもので、沖合で漁をする船やニシン粕を製造する様子などが精巧に表現されています。

群像で近代のニシン漁を描いた絵画は少ないそうで、とても価値があるそうです。

1993年(平成5年)に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示されています。

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この屏風には収納していた、作品の由来などが墨書きされている木製の箱があって、今回作品本体と合わせ、附(つけたり)指定されて、こちらは今後見られるように計画中とのことです。

ちなみに、小樽市指定文化財はこれで計11件となり、小樽市総合博物館所蔵はそのうちが5件(西川家文書・稲垣日誌・花園公園設計図・林家旧蔵アイヌ風俗画画稿・海岸ノ漁場屏風)となっていますが(さらに史跡が1件)、博物館によると、まだまだ市指定になるべき資料があるそうですよ。

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

※小樽市総合博物館のFacebookページより。

※小樽市HPからの一部引用です。

留萌郡小平町鬼鹿に実在したニシン漁場の風景を題材としており、画面には、ニシンの漁獲、ニシン粕への加工、出荷する陸上での作業の様子が、作業に従事する350人を超える人物や、民具、建物などとともに、克明に描き出されています。

明治37年には、アメリカで開催されたセントルイス万国博覧会に「海岸ノ漁場屏風」という作品名で出品され、「銀賞」を受賞しており、当時から高い評価を得ていたことがうかがえます。

屏風のモデルとなった漁場は、小樽に居住した漁業家である花田傳七氏が経営していたことから、小樽に残され、明治44年には当時の皇太子、のちの大正天皇が小樽行啓の際に台覧したことが記録されています。

平成5年に花田家の親族から当時の小樽市博物館に寄贈を受け、現在は小樽市で所有し、小樽市総合博物館運河館で常設展示しています。

本作は北海道の主要な産業のひとつであった、近代のニシン漁を生き生きと描いた、ほとんど唯一の絵画作品であり、その点できわめて重要な歴史資料といえます。さらに、明治期に重要な役割を果たした画家のひとりである久保田金僊の代表作のひとつとしても位置付けられるべき作品です。

なお、本資料には屏風を収納していた木製の箱があり、この箱に作品の由来などが墨書きされていることから「箱墨書銘付(はこぼくしょめいつき)」として、作品本体と合わせ、附(つけたり)指定しています。
小樽市指定文化財が新しく指定されました | 小樽市

小樽市の文化財 | 小樽市

※参考:附指定 - Wikipedia

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2024年4月21日 (日)

【小樽桜巡り2024】小樽の桜はまだまだこれから〜早く咲くことで知られるメルヘン交差点・小樽警察署・小樽市総合福祉センターなど(4月19日の様子)

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4月も中旬を過ぎて、この時期気になるのは桜情報ですよね。

実は小樽でも先日から気の早い桜がポツポツと開き出して、このブログでも4月15日(月)の様子として、小樽でも早く咲く桜で知られている、小樽市総合福祉センターの気の早い数輪の開花の様子をお伝えしました。
※記事はこちらです;小樽は気温が上がって小樽市総合福祉センターの桜の気の早い壁際の数輪が開花(4月15日の様子)

小樽の天候は4月17日(水)までは気温が高く、このまま桜の開花が進むのかと思ったのですが、一転4月18日(木)から気温がぐっと下がっています。

4月19日(金)は昼にかけても気温が上がらなくて、日中でも7℃くらいしかならず、さらに20日(土)になっても気温が低いままほぼ1日6℃前後という肌寒い日が続きました。

この寒さで、あちこちでツボミを開き始めていた小樽の桜もちょっと足踏みといった感じでしょうか。

さて、そんな中、4月19日(金)に気の早そうな小樽の桜の様子を見に行ってきました。

見に行ったのは、市内で一番早く咲くのではといわれているメルヘン交差点、そして早く咲くことで知られている小樽警察署小樽市総合福祉センター、そしてその下の小樽シオン教会。加えて早く咲くとはいわれてないですが、桜スポットで人気のJR南小樽駅の様子もおまけで見てきました。

メルヘン交差点で一本咲いてた

メルヘン交差点のエゾヤマザクラは、おそらく市内の主な桜スポットの中で一番早く咲くのでは、といわれてるんですよね。

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お〜、一本咲いてますね。

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そうそう、他の木はまだ咲いてないですが、この一本がいつも早いんですよね。

観光客のみなさんも、一本だけ先に咲いている桜の下で記念撮影をしていましたよ。

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(別のもう一本では、数輪開花してました)
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小樽警察署は数輪開花

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市民に早く咲くことで知られているのが小樽警察署のソメイヨシノですが、今にも開きそうなツボミが…

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あっ、数輪咲いてますね。

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ここの奥に小さな桜(エゾヤマザクラ)があって、こちらもいつも先に咲くのですが、この日はまだ咲いてませんでした。

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小樽市総合福祉センターは咲き始めてる

保健所の横にある小樽市総合福祉センター前のソメイヨシノは、ここも早くに咲くことで知られていて、気の早い数輪の開花の様子(4月15日の様子)を先日お伝えしましたが、その後どんな状況かというと…

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こちら側の枝周辺のみですが、結構咲いてます。

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いや〜、先日は数輪の開花でしたが、だいぶ咲き始めてますね。

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もちろん、全体を見るとまだまだですが、やはりここは早いですね。

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ここからすぐ下の通り沿いにある小樽シオン教会の桜も早くに咲くのですが、この日はまだ開花は見られませんでした。

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JR南小樽駅前の桜も数輪開花してる!?

小樽の桜の人気スポットのJR南小樽駅の桜ですが、ここは特に早くに咲くというわけではないのですが、ちょっと立ち寄って様子を見てみると…

あれ?
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あれ?数輪咲いてますね。
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こっちも。
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ピンクに膨らんだツボミもたくさんで、今年も綺麗な桜が見られそうです。

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全体はまだまだツボミです。
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おわりに

ということで、いよいよ小樽にも桜の季節がきたようですが、寒い気候もあってちょっと桜も足踏み状態でしょうかね。

まだまだこれからの小樽の桜ですが、桜は咲き始めるとすぐなので、開花情報に注意しつつ、今年もあちこち見て回りたいなと思っています。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月20日 (土)

中央市場で4月の「まんなか雑貨店」が4月18日〜4月20日の3日間でオープンしてます

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小樽中央市場で月のまんなかあたりで開く「まんなか雑貨店」が、2024年4月18日(木)〜4月20日(土)の3日間の日程でオープンしてます。

場所は中央市場第2棟でのまんなかあたりで、営業時間は11:00~16:00です。

以下は、まんなか雑貨店のX(旧Twitter)(@mannakazakkaten)からです。

お菓子とかアクセサリー、飾り物など、衣食住の脇役にされがちなものを暮らしのまんなかにしていこうがモットーのお店です
まんなか雑貨店(@mannakazakkaten)

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ということで、なんとも名前もコンセプトも可愛いこの「まんなか雑貨店」。ちょっとだけのぞいてきましたが、小さな売り場ですが、そこに様々な可愛いアクセサリーや雑貨類、お菓子や小さな多肉植物なんかも並んでいて、とても楽しそう。

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このまんなか雑貨店は、昨年(2023年)12月のまんなか3日間でプレオープンして、今年(2024年)に入って2月に中央市場第1棟でプチ開催をし、3月そして今回の4月と中央市場第2棟でオープンしてるんですね。

今回は残すところ最終日の4月20日(土)のみですが、最終日は生菓子も並ぶとか。

中央市場での買い物と一緒に、まんなか雑貨店ものぞいてみるといいかもしれませんね。

【店舗情報】(お店情報は2024年4月時点でのものです)
営業日:月のまんなからへん(木・金・土)
営業時間:11:00〜16:00
場所は中央市場第2棟のまんなかあたり
※次回は5月16日(木)〜18日(土)の開催予定

※X(旧Twitter):まんなか雑貨店(@mannakazakkaten)
※Instagram:まんなか雑貨店(@mannakazakkaten)

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(海側が第2棟)
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【関連記事】
中央市場で可愛いお店「まんなか雑貨店」が12月14日〜16日の3日間限定でプレオープン

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2024年4月19日 (金)

ニュースより/旧日本郵船(株)小樽支店の大規模保存修理工事の完了がさらに遅れて、一般への公開は早くても2025年5月頃に

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少し前のニュースからなんですが、現在、大規模な保存修理工事を行っている国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店の工事完了が、当初計画より1年半遅れて2025年(令和7年)1月となる見通しというニュースがありました。

一般への再公開は、早くても2025年5月頃になるとの見込みだそうです。

このニュースは2024年4月10日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

(写真は2024年3月24日撮影)
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ニュースによると、壁紙や天井の改修方法をめぐり、文化庁との協議が長引き、予定通りに作業員を確保できなくなったことなどが理由とのことで、実は、工期の延長は2回目になるんですよね。

一般公開していた旧日本郵船(株)小樽支店は、工事のために2018年11月から長期休館に入り、実際の工事は2020年(令和2年)7月から始まったのですが、当初は2023年(令和5年)6月までの予定だったんですよね。

その後、コロナ禍での行動制限などの影響もあって、工事が遅れて完工予定が2024年(令和6年)6月に1年ずれ込んでいたのですが、さらにそこから今回伸びたということなんですね。

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ニュースによると、今回の遅れの原因については、大きく2点あって、まず建物内部の「金唐革紙(きんからかわかみ)」という特殊な高級壁紙の色合いの復元工程が複雑で、想定より工期が約4カ月延びることになったそうです。

また、天井のしっくいなどの工法を巡っても、文化庁の了承を得るための協議に時間がかかり、予定した作業員の確保も間に合わなかったということです。

外観の改修や耐震工事はほぼ終わっているそうですが、建物内の蒸気式ボイラーの故障も新たに判明するなどもあったそうで、加えて工事の長期化で事業費も増加していているとのことです。

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国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。1955年に市に譲渡された後、1969年に重文に指定されています。

1984年(昭和59年)から1987年(昭和62年)にも長期間の保存修理工事が行われているのですが、以来30年以上が経過して、外観・内観ともに老朽化が進んていたため、今回の耐震補強を含めた大規模な保存修理工事の実施となったんですよね。

2018年11月から長期休館に入り、今回の延期で公開は2025年5月頃になるということで、休館期間は6年半になります。

とても貴重で素敵な建物なので、改修された姿を見るのが待ち遠しいですね。

重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店の保存修理工事について | 小樽市
旧日本郵船株式会社小樽支店 | 小樽市

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旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が本格的に始まっています。工事は令和5年(2023年)6月までの予定
ニュースより/長期休館中の旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が落札。7月にも着工予定
国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が保存修理工事のため2018年11月4日(日)から長期休館になります
ニュースより/重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店を約30年ぶりに補修工事をすることに
旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》

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2024年4月18日 (木)

市立小樽図書館のホームページが2024年4月2日に新しくなっています〜URLも変更になっているので注意です

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市立小樽図書館のホームページが新しくなっています。

2024年(令和6年)4月2日午前9時30分より、新ホームページが公開されてますが、URL自体が変わっているので、ブックマーク登録している方などは注意です。
※こちらです:市立小樽図書館ホームぺージ
(URLはこちら:https://www.otaru-lib.jp/

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市立小樽図書館ホームぺージのスクリーンショットより。

親しみやすいデザインですよね。それに、スマホも閲覧しやすくなっているようですよ。

私も調べ物をするために図書館にいく前に、参考となる本をあらかじめ検索して調べたり、イベントなどのお知らせを確認したりと、何気にサイトは利用させてもらってます。

ということで、市立小樽図書館のホームページが新しくなっています。URLも変わっているので注意です。

※Facebookページ:市立小樽図書館(Otaru City Library)
市立小樽図書館の新しいホームページのURLについて | 小樽市

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2024年4月17日 (水)

小樽公園の花園グラウンドと天狗山の雪解けによる残雪の様子〜花園グラウンドはすっかり雪はなく、天狗山はまだまだあります

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4月中旬になって、小樽も気温が上がり、最高気温が4月15日(月)が21.1℃(12:03)、4月16日(火)は24.7℃ (12:11)を記録しています。

この気温で小樽の雪解けも一気に進んでいます。といっても、とっくに街中の雪はなくなっていて、建物周辺や日陰になっているところ、人の立ち入らない公園や空き地などに残っている程度だったのですが、その雪もどんどん解けています。

花園グラウンドの残雪の様子

この雪解け時期に、小樽公園に何度か足を運ぶ機会があったのですが、公園内の花園グラウンドに積もっていた雪もみるみる解けていって、先日4月15日(月)に行った際には、もうグラウンドの雪は解けてなくなってました。

4月に入ってからの花園グラウンドの雪解けによる残雪の変化はこんな感じでした。

※2024年4月2日。まだ一面雪景色。
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※2024年4月11日。グラウンドの土が見えてきてました。
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※2024年4月15日。グラウンドの雪はすっかりなくなりました。
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(少しだけ斜面に残ってました)
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こういう雪解けの変化によっても、春の訪れを感じますよね。

天狗山の残雪の様子

同じく、雪解けによる残雪の変化について、今度は天狗山の様子です。

天狗山って、市内のあちこちから見ることができるのですが、この時期、外出するたびについつい天狗山を見上げて、雪解けによる日々の残雪の変化を確認してしまうんです。それによって、春の訪れを実感したりするんですよね。

スキー場の天狗山では、結構遅くまでゲレンデに雪が残るんですが、その雪も徐々に解けていき、茶色の山肌の面積が広がっていきます。

※2024年3月30日
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※2024年4月2日
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※2024年4月6日
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※2024年4月11日。あっ、ダイナミックコースの雪が!!
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※2024年4月13日
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※2024年4月15日
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まだまだ天狗山の雪は残っていますね。

天狗山の残雪は例年であれば5月に入っても見ることができますが、天狗山の雪がなくなっていくのを見ていると、何だか名残惜しかったりもするんですよね。

周囲を山に囲まれている小樽では、そんな山々も同じく少しずつ残雪が少なくなっていくのですが、この時期のそんな風景は、雪国ならではの春の訪れを知らせる風景でもありますね。

【関連記事】
※花園グラウンドの残雪関連の過去記事。
いよいよ春に向かって雪解けの季節〜けど小樽公園の花園グラウンドはまだまだ真っ白でした
小樽公園の見晴台からの眺めと、花園グラウンドと入船公園の残雪の様子
まだ雪の残る、4月の小樽公園・花園グラウンド周辺の眺め
※天狗山の残雪関連の過去記事。
天狗山の雪がなくなっていく様子〜春の訪れ、そして新緑へ
日々解けていくのが何だか名残惜しい天狗山の残雪の様子

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小樽は気温が上がって小樽市総合福祉センターの桜の気の早い壁際の数輪が開花(4月15日の様子)

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小樽もここ数日ぐっと気温が上がってきて、すっかり春らしくなってきました。

というか、かなり気温が高くて、最高気温が4月15日(月)が21.1℃(12:03)で、4月16日(火)は24.7℃ (12:11)まで上がりました。

さて、こうなってくると、この時期気になるのが市内の桜の様子ですよね。

時期的には桜の季節はもうちょい先なのですが、数日前にSNSで、小樽でも早くに咲く桜として知られている保健所横の小樽市総合福祉センター前の桜で、気の早い壁際の数輪が咲いているという報告を目にしたんです。

ということで、見に行ってきました。

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あっ、ポツポツと咲いてますね〜

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これ、実は毎年のことなんですが、日当たりが良くて壁などで温まるせいか、先に数輪が咲いちゃうみたいなんですね。

その日当たりのせいか、市内でも毎年早くに咲くことで知られているここ小樽市総合福祉センター前のソメイヨシノですが、今年もここは早くに咲きそうですね。

本格的な桜の季節はもう少し先ですが、なんだか桜の話題はちょっと嬉しいですね。

※関連ニュース:小樽今シーズン2度目の20℃超え!桜数輪開花(小樽ジャーナル)

※参考:気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2024年4月)

【関連記事】
※昨年(2023年)の記事から。
【小樽桜巡り2023】ジャズ喫茶フリーランス前と二段公園の上(見頃)・JR南小樽駅(咲き始め)・総合福祉センター(見頃)など(4月22日の様子)
今年の桜は早くてすでにちらほら咲いている!?〜早く咲くことで知られるメルヘン交差点・小樽警察署・小樽市総合福祉センターなどの様子(4月14日)
【小樽桜巡り2023】早くも見頃のメルヘン交差点/小樽警察署と総合福祉センターはまだまだでシオン教会は見頃(4月20日の様子)

※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2024年4月16日 (火)

住吉神社の花手水が今年も開催されます!!〜第1回は2024年4月27日〜5月6日

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(写真は昨年(2023年)4月の住吉神社の花手水の様子です)

毎年大人気ですっかりお馴染みとなっている住吉神社の花手水ですが、今年も開催してくれるそうです!!嬉しいですね。

今年度の開催のお知らせは、住吉神社の公式サイトに掲載されていて、毎年素敵な花の飾り付けをしてくれている松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)のSNSでも報告がありました。
小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

昨年(2023年)は4月から計10回開催されたのですが、やはり大変好評で今年もという要望が多かったようです。

住吉神社の花手水は2020年から始まっているので、今年(2024年)で5年目となるんですね。

で、今年の第1回の開催期間は2024年4月27日(土)〜5月6日(月)までとなっています。

昨年同様、ゴールデンウィークに合わせて4月の終わりからの開始で、住吉神社の桜と一緒に花手水を楽しむことができそうですね。

すでに第2回の日程も発表になっていて、第2回は5月16日(木)〜5月26日(日)の予定となっています。

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ということで、今年も開催してくれることになった住吉神社の花手水、まずは第1回が桜との共演となりそうで、ゴールデンウィークとも重なるので、たくさんの方に楽しんでもらえそうですね。私も楽しみです。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※X(旧Twitter):小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Facebook:小樽フラワー

【関連記事】
※昨年(2023年)最初の4月の花手水の記事。
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)
※こちらは昨年(2023年)最後の10月の花手水の記事。
住吉神社の今年最後となる10回目の花手水が始まってます〜黄色のひまわりと赤色のダリアをメインに(10月16日まで)

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2024年4月15日 (月)

小樽に春の訪れを告げる勝納川の鯉のぼりが今年も気持ちよさそうに泳いでいます(2024年)【追記あり】

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小樽に春の訪れを告げる勝納川の鯉のぼりが、今年も飾られて元気に泳いでます。

すっかりこの時期の風物詩となっているこの勝納川の鯉のぼりですが、勝納川の国道5号線の高砂橋から南樽市場横の真砂橋、そして、そのちょっと先までの区間に大漁旗を含む大小様々な鯉のぼりが飾られるんですよね。

例年、地元の若松2丁目会の皆さんが中心になって、4月の第2日曜日に飾られることが多いのですが、今年もどうやら4月14日(日)に始まったようです(写真は4月14日撮影)。

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小樽ジャーナルの記事「小樽に春の到来!勝納川にたなびく大漁旗と鯉のぼり」によりますと、今年は若松2丁目会会員と消防団第7分団、小樽潮陵高校ラグビー部員とOBらの協力で、大漁旗55枚と鯉のぼり345枚の合計400枚を設置したそうで、今年は5月12日(日)まで見られるそうです。

みなさんのおかげで、この素敵な鯉のぼりを見ることができるんですね。感謝です。

この勝納川の鯉のぼりは2002年から始められているそうで、コロナ禍で2020年、2021年と連続して飾り付けを中止したのですが、2022年からまた再開してくれています。

(国道5号線の高砂橋から)
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(雪解けで川の水は増水して、流れもかなり強かったです)
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(あっ、尾びれが水についてる!)
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(小さな鯉のぼりが並んでる!!)
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(真砂橋から上流)
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(真砂橋から下流)
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ということで、今年も春の風物詩・勝納川の鯉のぼりが飾られてますので、南樽市場に買い物に行った際などに一緒に見学してみるのもいいかもしれませんね。

《追記》
この日、ちょっとですが動画も撮影していたので追記しますね。

【関連記事】
※昨年の様子です。
小樽に春の訪れを知らせる勝納川の鯉のぼりが今年も元気に泳いでます(2023年)【追記あり】

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2024年4月14日 (日)

ニュースより/歴史ある建物も素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂が2024年4月28日で閉鎖

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歴史ある建物がとても素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂が、2024年4月28日(日)のミサ後に閉鎖されるというニュースが、2024年4月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、人口減や信者の高齢化で維持費の負担が大きくなったためとのことです。

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小樽では1929年(昭和4年)に富岡教会(現 富岡聖堂)が建てられ、その後、信徒の増加により富岡教会の分教会として、この住ノ江教会(現 住ノ江聖堂)が1949年(昭和24年)に設けられました。

ちなみに、2015年4月1日より市内にあるカトリック富岡教会とカトリック住ノ江教会が統合してカトリック小樽教会となり、ぞれぞれカトリック小樽教会富岡聖堂、カトリック小樽教会住ノ江聖堂と名前が変わっています。

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住ノ江聖堂の建物については、もとは共成株式会社の社長を務めた佐々木精二氏の邸宅として、1897年(明治30年)頃に建てられたもので、木造平屋ですが真っ白な壁と八角形の部屋の部分がとても印象的で、とても趣きある建物なんですよね。

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その後、この邸宅を譲り受けて、教会として信者の手で改築され献堂されたとのことなんですが、先述の通り、住ノ江聖堂ができたのが1949年とのことなので、75年の歴史に幕を閉じることになるのですね。

こちらは裏の通りから見た建物の様子。
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気になる閉鎖後の建物のこともニュースに掲載されていたのですが、今後はNPO法人小樽民家再生プロジェクトを通じて、カフェレストランとして活用される予定ということで、教会の閉鎖は残念ですが、それはそれで楽しみでもありますね。

※参考
・書籍「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社
佐々木邸(現住ノ江カトリック教会)/小樽ジャーナル
第10章 米の沼田喜三郎と小豆の高橋直治 ~ その1 | 小樽商人の軌跡 | 小樽商工会議所

NPO法人 小樽民家再生プロジェクト – 「小樽民家」を通して「観る・遊ぶ・住む」をサポートします

※場所は住吉神社の近くですね。

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カトリック - 小樽教会
札幌地区 | 宗教法人カトリック札幌司教区

【関連記事】
白い壁が素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂(旧名称:カトリック住ノ江教会)
カトリック住ノ江教会(古い記事です)
冬のちょっとした風景〜異国情緒あふれる雪の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)

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ニュースより/小樽水産高校の生徒が漁業実習で獲ったマグロが4月13日・14日の2日間、市内コープさっぽろ2店舗で限定販売(2024年)

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今年も小樽水産高校の生徒が昨年(2023年)末にハワイ沖での実習で漁獲したマグロが、2024年4月13日(土)・14日(日)の2日間、コープさっぽろ小樽南店・みどり店の2店舗限定で販売されています。

このニュースは2024年4月13日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて、12日には生徒らが店舗の特設コーナーの飾り付けを行ったそうです。

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毎年、小樽水産高校の高海洋漁業科漁業コースの2年生が実習船「若竹丸」に乗って10月から約2ヶ月間、ハワイ沖などで航海技術とはえ縄漁を学んでいるそうですが、コロナ禍で生徒が水揚げしたマグロを販売するのは2年ぶりなんですね。

この小樽水産高校の生徒さんたちのマグロには「元気まぐろ」という名称がついていて、商標登録もしているそうです。

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小樽水産高生の「元気まぐろ」については、このブログでも何度か取り上げているのですが、以前は、静岡県の港に水揚げしていたのを2014年から小樽港に変更して、それに合わせて2015年からこうやって地元小樽で販売してくれてるんですよね。

私も4月13日(土)にお店に行ってみたのですが、校名入りの法被を着た生徒さんたちが接客を行っていましたよ。

で、さっそくメバチマグロと缶詰を買ってきました!!

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4月14日(日)も販売するということで、コープさっぽろの両店の営業時間は9:00からですので、気になっている方はお忘れなく(なくなり次第終了とのことです)。

【関連記事】
※2022年の記事から。
小樽水産高校の生徒が漁業実習で獲った「元気まぐろ」が今年も5月14日・15日の2日間で限定販売
※2015年の初の「元気まぐろ」販売時の記事。
小樽水産高生がハワイ航海実習で獲ったマグロが小樽で販売されています

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2024年4月13日 (土)

閉鎖した小樽中央卸市場の建物が覆われ解体作業が始まっているようです(※中央卸市場は中央市場とは別の市場です)

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2024年3月末をもって閉鎖となった小樽中央卸市場ですが、早くも建物は覆われて、どうやら解体作業が始まっているようです(写真は2024年4月8日撮影)。

※注意:中央卸市場と中央市場は別の市場です…国道5号線から同じような建物が並んでいるので混同されがちなのですが、国道沿いの1棟目の建物が中央卸市場で(中央卸市場はその1棟のみ)、その先に続く3棟が中央市場です。中央市場は元気に営業しています。

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※中央卸市場の閉鎖についてはこちらの記事をどうぞ。
小樽中央卸市場が2024年3月末で閉鎖となりました

閉鎖後、作業開始がすぐでしたね。そして、解体作業って作業が始まるとあっという間なんですよね。

中央卸市場は、樺太などからの引き揚げ者が戦後間もない1947年に開設した歴史ある市場で、老朽化の進んでいた現在の建物は、1957年に完成した鉄筋コンクリート造りの4階建てでした。

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で、気になるのが、この後ここに何ができるのか(または、できないのか)ですよね。

もし、ここに新しく建物ができる場合は、ぜひともこれまでの中央卸市場の建物より高い建物を建てないでもらいたいのです。

というのも、旧中央卸市場前から山側に続く坂道は、小樽でもよく知られる急坂の船見坂で、ご存知の通り船見坂の上からの風景は、坂道の先に小樽の港が続く、これぞ小樽といういい眺めなんですよね。

で、実はその坂の上からの風景において、ちょうど坂の下のところに、この旧中央卸市場の建物が位置しているんです。

(ここです。2024年4月10日撮影)
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旧中央卸市場の建物は、その眺めを遮らないちょうどいい高さだったのですが、もしそれより高い建物が建つと、そのこれぞ小樽という、皆に馴染みのある船見坂からの風景が遮られてしまうんです。

それは勘弁してもらいたいですね。

ということで、中央卸市場の建物が覆われ解体作業が始まっているようです。この後にここになにができるのか、しばらく気になる状況が続きますね。

※ちなみに、こちらが旧中央卸市場の建物です。
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【関連記事】
小樽中央卸市場が2024年3月末で閉鎖となりました

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小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「ウエステルダム」が寄港しました(2024年4月10日)〜前年まで勝納ふ頭に停泊していた大型クルーズ船

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小樽港第3号ふ頭に4月10日(水)、クルーズ船「ウエステルダム」(オランダ船籍、82,862トン)が寄港しました。

クルーズ船の小樽港への寄港として、2024年度2隻目となるウエステルダムは、4月10日(水)の朝7時に入港して、同日夕方4時にすでに出港しています。

それにしてもこのウエステルダムですが、とても大きくて、小樽港第3号ふ頭に停泊していると、なんだか遠近感というか、周囲の風景との距離感がおかしくなったように見えます。

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実は、このウエステルダムは昨年は勝納ふ頭に停泊したんですよね。

第3号ふ頭はかねてから行われていた岸壁の改修工事によって、今年度4月から大型クルーズ船対応岸壁の供用が開始しとなり、14万トンクラスまでのより大型のクルーズ船の受け入れが可能となったんです。
クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市

昨年までは、6万トンを境に第3号ふ頭(6万トン未満)か勝納ふ頭(主に6万トン以上)かに受け入れふ頭が分かれていたのですが、それがほとんど第3号ふ頭で受け入れ可能になったというわけです。なので、今年はほとんどのクルーズ船が第3号ふ頭に停泊する予定だそうです。

第3号ふ頭では、昨年(2023年)春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができて大型バス専用駐車場が整備され、乗客の利便性も高まり、小樽市街地へのアクセスもより便利になるので、経済効果への好影響も期待されています。

また、先日3月25日には小樽国際インフォメーションセンターが旧おたるマリン広場に新しくオープンしていて、小樽市は新しい観光拠点として、第3号ふ頭及び周辺区域において再開発事業を進めているんですよね。

で、岸壁の改修工事後、今回のウエステルダムが、これまで第3号ふ頭では停泊できなかったより大型のクルーズ船の、第3号ふ頭初停泊となったんですよね。

第3号ふ頭こんなに大きなクルーズ船が停泊するのは初めて、というわけなんですが、いや〜、それにしても大きい。

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新しくできた小樽国際インフォメーションセンターの2階の屋上デッキからも眺めてみました。

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いや〜、ふ頭からはみ出しそうです。

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こちらは運河の一本海側の道路(小樽港縦貫線)の月見橋〜旭橋のあたりからの眺めです。

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(あっ、運河クルーズの船だ!!)

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第3号ふ頭の海に向かって右側に停泊すると、JR小樽駅前からクルーズ船を見ることができるのですが、岸壁の改修工事は第3号ふ頭左側で行われ、より大型のクルーズ船はそちらに停泊するので、すると残念ながら小樽駅からはクルーズ船は見ることができないんですよね。

では、第3号ふ頭左側に停泊し場合はというと、今年最初に入港したル・ソレアルの時も見に行きましたが、船見坂の上からよく見えるんですよね。

ということで、今回も船見坂に行ってきました。

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この船見坂からの風景においても、岸壁の改修によって、これまでこの場所に停泊したことなない規模のクルーズ船が、今回初めて停泊したわけですが、いや〜、これまでとはやはり存在感が違いますね。

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なんだか、やっぱり周囲とのサイズ感が狂っている感じがしてしまいます。

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※船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとても多いので、写真撮影の際は要注意で、もちろん道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。

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ちなみに、船見坂への途中の道からも、ちらちらとその巨大な姿が見え隠れしてました。Otaru_20240410-144926

ということで、小樽港第3号ふ頭に寄港したクルーズ船「ウエステルダム」の様子でしたが、以前は勝納ふ頭に寄港していたより大きなクルーズ船が、より市街地に近い第3号ふ頭に寄港するようになり、その豪華で巨大な非日常の姿を間近に見に行きやすくなりましたね。

※2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定されていて、詳しい寄港予定は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

※参考:クルーズ船「ウエステルダム」…4/10小樽第3号ふ頭寄港(出港) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
ニュースより/2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定(2024年3月現在)〜岸壁改修工事によって今年は第3号ふ頭に集中
ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター(2023年5月の記事)

※昨年は勝納ふ頭に寄港したウエステルダムの記事。
小樽港勝納ふ頭にクルーズ船「ウエステルダム」が寄港したので見にいってきました(4月20日)

※今年最初に寄港した「ル・ソレアル」の記事。
2024年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が小樽港第3号ふ頭に寄港しました(4月8日〜4月9日)

※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2024年4月12日 (金)

OTARU PRODUCT vol.4〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜ギャラリー「スペースアルト」で4月11日~13日の3日間で開催(2024年)

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小樽の作家さんによる雑貨イベント「OTARU PRODUCT vol.4〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜」が、2024年4月11日(木)〜13日(土)の3日間の日程で開催しています。

場所はこれまでと同じ、都通りのあまとうの少し先から静屋通りへと抜ける小路沿いにあるギャラリー「スペースアルト」で、開催時間は11:00〜16:00までです。

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「OTARU PRODUCT」は、小樽でものづくりをしている作家さんたちと小さなお店が集う販売イベントなんですが、今回でもう4回目となる、毎回たくさんのお客さんが訪れる人気のイベントなんですよね。

会場のスペースアルトは小さいですが、とても素敵なギャラリーです。

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私も初日にちょっとだけ見に行ってきたのですが、今回もアクセサリーや雑貨、ドライフラワーや美味しそうなお菓子などなど、素敵で可愛い作品がたくさん並んでいましたよ。

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お目当ての作家さんの作品を見たり買い求めたり、新しい作家さんの作品との出会いを楽しんだり、小樽の色んな作家さんの様々な作品に一度に触れられる素敵なイベントです。

ということで、「OTARU PRODUCT vol.4」が4月11日(木)〜13日(土)の3日間の日程で開催していますので、気になる方はお忘れなく。

※X(旧Twitter):オタルプロダクト(@OTARUPRODUCT)
※Instagram:OTARU PRODUCT(@otaruproduct)

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※スペースアルトの場所はこちら。

【関連記事】
OTARU PRODUCT vol.3〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜ギャラリー「スペースアルト」で10月19日~21日の3日間で開催(2023年)
OTARU PRODUCT vol.2〜小樽で暮らす私たちの小さなBRAND展示会〜ギャラリー「スペースアルト」で4月20日~22日の3日間で開催(2023年)
OTARU PRODUCT vol.1 がギャラリー「スペースアルト」で12月8日~10日の3日間で開催〜“小樽で暮らす私たちの、小さなBRAND展示販売会”(2022年)

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2024年4月11日 (木)

ニュースより/小樽にチョコレート菓子のロイズの直営店が5月末オープン予定〜場所は染織アトリエKazuのあった石造倉庫の建物

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色内大通りの日銀通りとの交差点からすぐ(堺町通りの入口手前)に、以前「おたる織物(株)染織アトリエKazu」が入っていた石造倉庫の建物があります。

ここに生チョコなどのチョコレート菓子でよく知られているロイズの直営店が、2024年5月末にオープン予定というニュースがありました。

これは、地域経済ニュースサイトのリアルエコノミーの記事「カフェ併設チョコレートショップ「ロイズ小樽店」、築120年超の石蔵を利用 | 北海道リアルエコノミー | 地域経済ニュースサイト」に掲載されていました。

ニュースによると、店名は「 ロイズ小樽店」(仮称)で、ロイズが小樽市内に直営店を出店するのは初めてですね(会社はロイズコンフェクト(札幌)です)。

カフェを併設したチョコレートショップになる予定とのことで、これは楽しみな方が多いのではないでしょうか。

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ちなみに、この趣ある石造倉庫の建物で営業していた染織アトリエKazuは、2022年6月でここを閉店し、その後、新光へ移転しています。建物前のスペースは、その後駐車場として使用されていました。

ニュースによると、この石造倉庫の建物は、明治30年(1897)頃に寿原小間物店の倉庫として造られたものだそうです。

(現在、駐車場だった場所は立入禁止になってます)
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ということで、ロイズの直営店が2024年5月末にオープン予定です。場所である小樽運河から堺町通りにかけての辺りもいつもたくさんの観光客が通っているので、お店も賑わいそうですね。

ロイズ(ROYCE')公式サイト
染織アトリエ Kazu

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※隣は歴史的建造物の旧第一銀行小樽支店(ミユキソーイング小樽工場/旧トップジェントファッションコア)

【関連記事】
染織アトリエKazuが店舗移転で石造倉庫の店舗は閉店してます

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2024年4月10日 (水)

《公式》小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行・配布されています〜今回はウェブ版(デジタル版)も

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小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行・配布されています。

小樽観光に来た皆さんが、まず最初に手にする機会が多いと思われる、この無料の小樽観光ガイドブックですが、2024年度版は完全リニューアルとなっていて、名称も昨年の「ようこそ小樽」から「つむぐおたる」に変わっています。

表紙も落ち着いた感じになってますね。

内容についても大きく変わっていて、まず前半は「海と運河がつむぐ7つの物語」と題して、小樽運河・北前船・鰊・港と鉄道・北の商都・語る街並み・碧の小樽、という7つの物語で小樽の紹介をしています。

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そしてマップのページを挟んで、後半はおすすめのグルメ・体験・お土産店・宿泊施設などの紹介となっています。

で、実はページ数は昨年の全28ページから16ページ(表紙含める)に減っているんですよね(目的別のおすすめの観光案内がなくなっています)。

ただ、今回はウェブ版(デジタル版)も同時に作られていて、PCやスマホでも見ることができ、冊子とも連動しています。
※ウェブサイト版:つむぐおたる

ウェブ版では冊子掲載の店舗やスポットの検索もできますし、個別の店舗情報などは誌面よりさらに詳しく掲載されているなど(地図も掲載)、デジタル版の内容を充実させています。

例えば、冊子のお店一覧で気になるお店をチェックして、スマホでさらにそのお店の詳しい情報を見る、といった使い方ができますね。スマホでの店舗検索は、冊子の店舗番号で簡単に検索できます。

冊子版は日本語のみです(マップ版は別冊として多言語版が出ています)。

ということで、《公式》小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」が発行されています。たくさんの方にこの新しいガイドブックを手にとってもらって、小樽観光を楽しんでもらえるといいですね。

※ウェブサイト版:つむぐおたる

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※PDF版などのリンクはこちらから;[公式]小樽観光ガイドブック2024「つむぐおたる」 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参考:【月刊小樽自身2023年11月号】小樽観光の裏舞台 観光ガイドマップの製作現場にせまる! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽観光ガイドマップ2023「ようこそ小樽」が発行・配布されています
2年ぶりに改訂された2022年度版小樽観光ガイドマップ「ようこそ小樽」が配布されています

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2024年4月 9日 (火)

2024年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が小樽港第3号ふ頭に寄港しました(4月8日〜4月9日)

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2024年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」(フランス船籍、10,992トン)が、小樽港第3号ふ頭に寄港しました。

4月8日(月)の朝に入港したル・ソレアルは、4月9日(火)18時(予定)に出港します。

今回は小樽港第3号ふ頭の海に向かって左側の岸壁に停泊したということで、この位置に停泊すると船見坂の上からよく見えるんですよね。

ということで、船見坂に行ってきました。

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船見坂の上から、ちょうど坂道の向こうにクルーズ船が見えて、これまた小樽らしい眺めです。

船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとても多いので、写真撮影の際は要注意です。もちろん、道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。

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ちなみに、第3号ふ頭の海に向かって右側に停泊すると、JR小樽駅前からクルーズ船を見ることができ、小樽駅から中央通りの向こう側に非日常的な大きさのクルーズ船が見える風景は、これまた海と街の近い小樽ならではの風景なのですが、今回の停泊はふ頭左側でしたね。

こちらは運河の一本海側の道路(小樽港縦貫線)の月見橋〜旭橋のあたりからの眺めです。Otaru_20240408-151747

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第3号ふ頭はかねてから行われていた岸壁の改修工事によって、今年度4月から大型クルーズ船対応岸壁の供用が開始しとなり、14万トンクラスまでのクルーズ船の受け入れが可能となったんですよね。
クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市

今回のル・ソレアルはトン数的に昨年もここ第3号ふ頭に停泊していますが、今後はこれまで勝納ふ頭でしか停泊できなかったより大型のクルーズ船もこちらの第3号ふ頭に停泊できるようになり、今年はほとんどのクルーズ船が第3号ふ頭に停泊する予定だそうです。

ただ、岸壁の改修工事は第3号ふ頭左側で行われ、大型のクルーズ船はそちらに停泊するので、そうなると小樽駅前からは残念ながら見ることができず、それはちょっと残念ですね。

とはいえ、第3号ふ頭では昨年(2023年)春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができ、先日3月25日には小樽国際インフォメーションセンターが旧おたるマリン広場に新しくオープンしたので、第3号ふ頭周辺を中心として、より市内中心部への乗客の流れが期待されています。

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ということで、小樽港第3号ふ頭に寄港した2024年最初のクルーズ船ル・ソレアルの様子でしたが、今年はこのル・ソレアルから始まって、ダイヤモンド・プリンセスやクイーン・エリザベスといった、よく知られたより大型の豪華クルーズ船も小樽に寄港するようなので楽しみですね。

2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定されていて、詳しい寄港予定は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

※参考:クルーズ船「ル・ソレアル」…4/8.9小樽第3号ふ頭寄港予定 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
ニュースより/2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定(2024年3月現在)〜岸壁改修工事によって今年は第3号ふ頭に集中
※昨年も年度最初に寄港した「ル・ソレアル」の記事。
小樽港第3号ふ頭に2023年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が寄港しました(4月10日〜4月11日)
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン

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2024年4月 8日 (月)

あっ、小樽の積雪深が4月7日に0(ゼロ)cmになってる!!(2024年)

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4月に入り、ここ数日は小樽も気温がぐっと上がり、4月7日(日)の最高気温は19.0℃(13:19)、8日(月)には最高気温21.6℃(13:39)を記録しています。もうこうなると暑いくらいです。

この気温で雪解けも一気に進んでいます。

(4月8日の浅草橋街園。温度計は22℃)
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すでに、街中の雪や道路などには雪はとっくになくなっていて、住宅などの建物周辺や道路脇、公園や空き地などに雪が残っている状況だったのですが、その雪もこの気温で一気に解けてしまいそうです。

で、気づかなかったのですが、小樽のアメダスの記録も4月7日(日)のお昼に積雪深0(ゼロ)cmになってました。

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小樽(道央)の過去のアメダス(2024年04月07日) - 日本気象協会 tenki.jpのスクリーンショットより。

4月に入って積雪深はまだ40cmくらいあったのですが、やはりここ数日の高い気温で一気に解けたんですね。

もちろん、あちこちに雪がまだまだ残っているのを見ることができますし、見上げると天狗山や小樽を囲む周囲の山々は雪が積もっています。

(4月8日の天狗山)
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けど、それらも少しずつ解けてなくなっていき、小樽にもいよいよ春がやってきますね。

※参照:気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2024年4月)

【関連記事】
※昨年、一昨年の積雪深0(ゼロ)cmの記事です。
小樽の積雪深が3月26日についに0(ゼロ)cmに(2023年)
小樽の積雪深が4月5日についに0(ゼロ)cmに!!〜実は今シーズンの小樽の降雪量は特別に多くはなかった!?(2022年)

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人気のソフトクリーム屋「小樽ミルク・プラント」の2024年度の営業が4月6日よりスタートしてます

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花園公園通りの市民にも観光客にも大人気のソフトクリーム屋さん、小樽ミルク・プラントの2024年度の営業が4月6日(土)よりスタートしています。

ミルク・プラントは毎年、冬の間はお休みしているのですが、本当にここは人気のお店で、みなさんこの時期の営業開始を心待ちにしているんですよね。営業開始直後の週末から、すでにかなりの混雑だったようですよ。

4月にミルク・プラントが営業を開始すると、小樽にも春がやってきたな〜って感じで、もうほとんど春の風物詩のような感覚ですね。

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【営業時間】(お店情報は2024年4月時点でのものです)
・4月OPEN~9月末まで
平日11:00~18:00/土日祝10:30~18:00
・10月~11月初旬まで
平日11:00~17:30/土日祝10:30~17:30
※支払いは現金のみです。
※Instagram:小樽ミルク・プラント(@otaru_milkplant)

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ちなみに、可愛いくも趣あるこの小樽ミルク・プラントの建物(旧小樽保証牛乳)は、小樽市指定歴史的建造物なんですよね。
※参考:小樽市指定歴史的建造物第82号 旧小樽保証牛乳(株) | 小樽市

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【関連記事】
人気のソフトクリーム屋「小樽ミルク・プラント」の建物は小樽市指定歴史的建造物〜ちなみに今年の営業は11月3日まで

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2024年4月 7日 (日)

運河プラザに展示されていたサカナクション山口一郎さんに関するの資料は小樽文学館に移設されてます

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小樽観光の拠点となっていた運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)は、2024年3月31日(日)をもって惜しまれつつ閉鎖しました。

※関連記事:運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について

運河プラザ正面入口に入ってすぐは、観光案内所と休憩スペース、そして喫茶店が入っていた1番庫と呼ばれる場所になるのですが、入って左手には「サカナクション」のボーカルで、小樽出身の山口一郎さんに関する資料が展示されていたんですよね。

そこには山口一郎さんにまつわる貴重な品の数々が展示されていたので、ファンの皆さんがよく見学に訪れていたようです。

で、運河プラザの閉鎖に伴いその展示がどうなるのか、気になった方も多かったと思うのですが、それらの資料は市立小樽文学館に移設されています。

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文学館は美術館と一緒の建物に入っていて、文学館は2階になるのですが、現在は入って左手の一角の入場無料スペースに展示されています。

こちらが、移設された文学館での展示の様子です。
(ちょっと逆光でした)
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ちなみに、これらの資料は運河プラザで「喫茶一番庫」を運営していた、小樽運河保存運動に中心人物の一人として深く携わり、小樽の歴史の語り部でもある佐々木一夫さんが山口家から借り受けたものだったそうです。

山口さんの父、保さんと佐々木さんは、共に運河保存運動に取り組むなど深い繋がりのあり、山口家から資料の提供を受けて展示していたとのことです。

佐々木一夫さんは喫茶一番庫のスペースに、小樽関連の私物の様々な資料も展示していたんですよね。

ということで、運河プラザに展示していたサカナクションのボーカルで、小樽出身の山口一郎さんの資料展示は、運河プラザの閉鎖に伴い小樽文学館に移設されています。

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ファンの方は、引き続き展示を見ることができるので、一安心ですね。

※ちなみに、こちらが閉鎖した運河プラザでの展示の様子です。
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※参照ニュース:2024年3月9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
小樽文学館の企画展「サカナクション・山口一郎さんの本箱展」が大好評につき一時休館後に延長戦へ!!
「スッキリ」で小樽出身のサカナクション山口一郎さんとMCの加藤浩次さんが初共演(7月15日放送)
小樽青年会議所制作のサカナクション山口一郎さんも出演する小樽PR動画「忘れられないの小樽」がYouTubeで公開

運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について

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2024年4月 5日 (金)

運河プラザは2024年3月31日をもって閉鎖しています〜閉鎖間際の運河プラザの様子・運河プラザの再活用について

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運河方面の小樽観光の拠点となっていた運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)は、2024年3月31日(日)をもって閉鎖しています。

閉鎖を知らせるニュースはこのブログでも驚きと共にお伝えしましたが、閉鎖後の現在は扉がしまり、そこには閉店をお知らせする張り紙が貼られてます(写真は2024年4月2日撮影)。

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運河プラザには観光案内所と休憩スペース、そして喫茶店が入っていた「1番庫」、土産物店の「2番庫」、イベントでよく使われていた多目的ギャラリーの「3番庫」がありました。

このうち、喫茶店の「喫茶一番庫」は実はひと足先に3月20日で閉店していて、観光案内所と土産物店については、第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場に3月25日に新しくオープンした「小樽国際インフォメーションセンター」に移転という形になっています。

※記事はこちら:小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン

ただ、小樽国際インフォメーションセンターには気軽に休憩できるスペースがなくて、そこがやや気になってます。

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ちなみに、運河プラザの建物は 明治23年(1890年)〜27年(1894年)建築の「旧小樽倉庫」で、小樽市指定歴史的建造物です(1983年に市所有)。なので歴史的にもとても貴重な建物でもあるんですよね。

同じ建物内には、運河プラザの他に建物北側に小樽市総合博物館運河館、中央レンガ造の部分には「小樽百貨 UNGA↑」が入っていて、そちらはこれまで通りに営業しています。

(ぶん公像はどうなるのかな)
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閉鎖間際の運河プラザの様子

閉鎖間際の運河プラザの様子についてなんですが、運河プラザが閉鎖されるということで、運河プラザへの感謝の思いを残そうと、小樽情報をX(旧Twitter)を中心に個人で発信する小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、ボード企画「ありがとう運河プラザ」を開催してくれました。

3月23日(土)から31日(日)の最終営業日までメッセージボードが設置され、たくさんのメッセージが寄せられたようで、最終日には、私は参加しませんでしたが、ちょっとしたサヨナライベントも開催されたようですよ。

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で、私も最終日に最後の思い出にと、午後に運河プラザに行ってきたので、その様子を含めて、閉鎖間際の運河プラザの様子を写真で紹介しますね。

(3月25日の様子。喫茶一番庫はすでに閉店していて、展示物もほとんどが撤去されてました)
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(ここからは最終日31日の様子)
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これまでの展示物は撤去されてましたが、最終日には小樽倉庫についてや北海製罐、建物前に像の建つ消防犬ぶん公についてのパネルなどが展示されていました。

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(右奥が多目的ギャラリーの3番庫。これと次の写真のみ3月20日撮影)
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(見上げると歴史を感じさせる天井)
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(いっぱいになって別の場所に展示されていたメッセージボード)
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(土産物店の2番庫)
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(第一ゴムの巨大長靴はどこへいくのかな)
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(最終日に飾られていたぶん公)
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運河プラザの再活用について

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閉鎖後、この運河プラザは老朽化した施設の修繕を行うとともに、市民や観光客が休憩などできるようなフリーなスペースを一定程度確保する条件をつける前提で、民間業者に貸し出すための公募(公募型プロポーザル方式)をすると市から発表がありました。
※詳しくは市のサイト内のこちら:令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

発表は3月4日で、上記サイトによると次のような項目を貸付条件の柱としています。

・市民や観光客の憩いの場の確保:自由に出入りでき、トイレの機能も兼ねたフリースペース
・観光振興に寄与:運河プラザだけでなく、広く当市の観光振興に寄与する内容であること。
・北運河や第3ふ頭への回遊性:北運河や第3ふ頭への回遊性がある仕掛けづくり。
・夜の賑わい創出:宿泊客が夜の時間を過ごせるコンテンツの提供
令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

フリースペースは概ね一番庫の3分の2以上とのことですが、供用開始は早くても2024年10月からになるとのことです。

つまり、それまでの期間、小樽観光にはこれ以上ないという立地にありながら、ここが利用できない状況がしばらく続くということなんですね。

実はこの市の再活用についての発表に先立って、小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、今後も観光客や市民が利用できるようにと、昨年末の閉鎖の報道を受けて1月から2月にかけて署名活動を行ってくださったんですよね。
※その紹介記事がこちら:3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】

署名活動の目的は、運河プラザ閉鎖反対ということではなく、今後もこれまでのように観光客や市民が利用できるようにしてもらいたいということのほか、建物の改修中にも工夫してトイレや休憩スペースなどを使用できないかということが柱となっていました。

結果的に、当初はなかった貸付条件に上記のような内容が明記されることになり、この署名活動が小樽市の再活用についての貸付条件に、少なからず影響を与えたようで、本当に素晴らしい活動だったのではないでしょうか。

※4月5日付で公募型プロポーザルの参加募集についてのお知らせが出ました。
旧運河プラザ(旧小樽倉庫南側)の貸付け公募型プロポーザルの参加募集について | 小樽市

おわりに

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ということで、運河プラザが惜しまれつつ閉鎖になっています。観光の際にちょっとした休憩で立ち寄っていた方も多いと思うので、今後は注意ですね。

ところで、今回の運河プラザの閉鎖については、民間に貸し出された後、本当に観光客や市民が気軽に訪れることができた運河プラザのように機能するのか、また、歴史を感じさせる建物内部の様子はどうなるのかなど、なおも色々と心配されています。

現在も取り上げられている運河プラザについてのニュースなどを見ると、小樽国際インフォメーションセンターと両立させて、このまま残すという手もあるのでは、という意見も多々見られます。

それほど運河プラザが、観光客はもちろん、小樽市民にとっても大切な存在だったということで、今後の推移をもうしばらくは見守っていきたいと思っています。

※関連ニュース
運河プラザ閉館 小樽市民とこれまでに感謝(小樽ジャーナル)
小樽運河プラザ閉館まで1週間 思い出・感謝メッセージ募る(小樽ジャーナル)
・2024年4月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2024年3月17日付北海道新聞朝刊社説欄
・2024年3月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
3月31日で閉鎖される運河プラザに感謝を伝えるためのメッセージボードが設置されてます〜 #ありがとう運河プラザ
3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】
ニュースより/歴史的建造物の旧小樽倉庫に入る「運河プラザ」が3月末で閉鎖〜建物の利用再開は未定

※小樽国際インフォメーションセンター関連
小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン
新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が小樽港第3号ふ頭基部に3月25日にオープン予定

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2024年4月 4日 (木)

中央バスは2024年4月1日から夏ダイヤに改正してます〜運行便数・時刻などの変更に注意

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毎期のことですが、中央バスは夏と冬にダイヤ改正をしていて、今期も2024年4月1日(月)から夏ダイヤに改正しています。

夏ダイヤ改正内容については、中央バスのサイトのこちらに詳しく掲載されています。
北海道中央バス(2024年4月1日夏ダイヤ改正!)

小樽関連を見てみると、下記の路線で運行便数・時刻の変更が発表されています。

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小樽市内本線(桜町~高島3丁目)(系統番号2)…平日・土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便
望洋台線(系統番号6)…土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便
祝津線(系統番号11)…平日ダイヤで運行便数を増便
朝里川温泉線(系統番号13)…平日・土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便
奥沢線(系統番号16)…土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便
塩谷線(系統番号17)…土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便
余市線(系統番号18)…平日・土曜・日祝ダイヤで運行便数を減便

※祝津線だけは、おたる水族館に向かう観光客の増加に伴い市民が乗車できない状況が生まれているため、1便増便しています。

その他の小樽関連では、高速おたる号(円山経由)で平日・土曜・日祝ダイヤで運行便数を1便減便しています。

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最近は中央バスは減便が続いているのですが、深刻な運転手不足や残業規制強化に対応するため、今回も上記のように路線によって減便されているので、該当路線を利用している方は注意ですね。

※参考ニュース
中央バス…2024年4月1日より夏ダイヤ改正のお知らせ(小樽管内) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2024年3月20日付北海道新聞朝刊第2社会欄
・2024年3月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2024年3月31日付北海道新聞朝刊1面

【関連記事】
中央バスは2023年4月1日から夏ダイヤに改正〜減便・時刻変更などに注意〜バス停「手宮」が移設
中央バスは2023年12月1日から冬ダイヤに改正してるので、運行便数・運行時刻などの変更に注意です

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2024年4月 3日 (水)

ニュースより/祝津の小樽市鰊御殿は2024年度は休館

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(写真は過去に撮影した通常営業時のものです)

祝津の高台に建つ小樽市鰊御殿は、昨年(2023年)9月12日に発生した大雨により建物前の法面の一部で土砂崩れ起こり、それ以来、安全を確保するために臨時休館が続いていました。

小樽市や観光協会などからのお知らせによると、その後、営業再開に向けて崩壊した法面やその周辺の地質調査を行い、改修方法を検討したところ、施工期間が最も短い方法でも工事完了まで半年以上要する見込みとなったそうです。

そのため、令和6年度(2024年度)の営業再開を断念し、小樽市鰊御殿は引き続き休館することになったとのことです。

建物周辺の通路は、安全対策上、通行止めになっています。

旧田中家住宅とも呼ばれるこの小樽市鰊御殿は、高台に建つ祝津のシンボルのような建物で、北海道指定有形文化財でもあるんですよね。

1897年(明治30年)積丹の泊村に建てられ1958年(昭和33年)に現在地へ移築復元したもので、現在、建物を管理しているのは、おたる水族館の(株)小樽水族館公社です。

この小樽市鰊御殿には、祝津観光で立ち寄る方も多いと思うのですが、今年度は休館となりますので、要注意ですね。

小樽市鰊(にしん)御殿(北海道有形文化財) 令和6年度の営業のお知らせ | 小樽市

※現状を伝える小樽観光協会のFacebookページより。

小樽市 鰊御殿(にしん ごてん) | おたる水族館

※関連ニュース
・2024年3月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
令和6年度小樽市鰊御殿の休館の知らせ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
9月12日の小樽は朝から雷と大雨に見舞われ冠水・浸水被害などが発生(おとなしくしていたので写真はありません…)
小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)
祝津のニシン漁場建築を巡ってきました〜小樽市鰊御殿・旧近江家番屋・旧白鳥家番屋・旧茨木家中出張番屋・恵美須神社

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2024年4月 2日 (火)

ニュースより/2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港は30回予定(2024年3月現在)〜岸壁改修工事によって今年は第3号ふ頭に集中

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少し前なのですが、2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港が30回になるというニュースがありました。

ニュースは2024年3月14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて、今後、変更があるかもしれませんが、現在のところ小樽港に初寄港する5隻を含む外国船籍が22回、日本船籍が8回を予定しているとのことで、30回というのは2014年の41回に次ぐ多さなんですね。

2024年小樽港へのクルーズ船寄港については、小樽市HP内に予定詳細が掲載されています。
※こちら:小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

実は、第3号ふ頭はかねてから行われていた岸壁の改修工事によって、2024年度となる4月から大型クルーズ船対応岸壁の供用が開始しとなり、14万トンクラスまでのクルーズ船の受け入れが可能となったんですね。
※参照:クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市

つまり、これによってこれまで勝納ふ頭でしか停泊できなかった、より大型のクルーズ船も第3号ふ頭に停泊できるようになったんですね。今年はほとんどのクルーズ船は第3号ふ頭に停泊する予定だそうですよ。

第3号ふ頭では昨年(2023年)春に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)もできているので、乗船客の利便性も高まっていますし、市街地へのアクセスもより便利になるので、経済効果への好影響も期待されています。

(2023年4月に第3号ふ頭に寄港した「ル・ソレアル」)
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ちなみに2024年最初のクルーズ船は、4月8日(月)入港(9日出港)予定のル・ソレアル(フランス船籍)です。

その他、ダイヤモンド・プリンセスやクイーン・エリザベスといった、よく知られたより大型の豪華クルーズ船も今年は第3号ふ頭に停泊予定なので、その姿を間近で見るのが楽しみですね。

ということで、2024年の小樽港へのクルーズ船の寄港についてでした。

※寄港予定は、天候、運行スケジュールなどの事情によって、急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前に小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

【関連記事】
ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2024年4月 1日 (月)

小樽中央卸市場が2024年3月末で閉鎖となりました

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昨年(2023年)秋にそのニュースがあった際にはとても驚いたのですが、JR小樽駅の近くの国道5号線沿いにある「小樽中央卸市場」が、予定通りに3月30日(土)までに営業を終了して閉鎖となっています。

※閉鎖を知らせる昨年の記事がこちら:ニュースより/小樽中央卸市場が来年(2024年)3月末で閉鎖

※注意:中央卸市場と中央市場は別の市場です…国道5号線から同じような建物が並んでいるので混同されがちなのですが、国道沿いの1棟目の建物が中央卸市場で(中央卸市場はその1棟のみ)、その先に続く3棟が中央市場です。中央市場は元気に営業しています。

※閉鎖している中央卸市場。3月31日(日)撮影。
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(中央卸市場の後ろに続くのが中央市場)
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※営業終了のニュースは2024年3月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていました。

中央卸市場は、近年は来店客が減少して、店舗も経営難や高齢化による後継者不足などにより減っていて、加えて建物の老朽化がかなり進んでいたそうで、改修や改築などの費用の負担は難しいとの判断で、組合は存続を断念して売却を決めたそうです。

ニュースによると、市場の土地と建物は不動産開発のアルファコート(札幌)が2023年10月31日付で取得していて、建物を管理していた小樽中央卸商業協同組合は同年9月末で解散してます。

老朽化の進んでいた現在の建物は、1957年に完成した鉄筋コンクリート造りの4階建てで、3、4階は賃貸住宅となっていました(入居していた世帯は移転)。

中央卸市場は、樺太などからの引き揚げ者が戦後間もない1947年に開設した歴史ある市場で、昔は名前のとおり卸売りがメインだったようですが、その後、普通に小売もする一般の市民が利用するなじみの市場となっていたのですが、77年に渡るその歴史に幕を下ろすことになりました。

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実は閉鎖前の3月23日(土)にも行ってきて、その際にはもう2店舗しか営業していなかったのですが、ニュースによると、その2店舗も3月25日(月)で営業を終えていたそうで、30日(土)は市場内の備品を運び出す作業が行われたそうです。

こちらは、3月23日の様子です(お店は許可をもらって撮影しました)。

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ということで、中央卸市場が閉鎖しました。

近年、入船市場(2017春閉店)、手宮市場(2018年3月閉店)、妙見市場(2020年3月閉店)、そして今回の中央卸市場と、小樽市場連合会の市場の閉店が続いているんですよね。

市場がたくさんあるのも小樽の昔からの特徴でもあったのですが、残るのは新南樽市場・南樽市場・中央市場・三角市場・鱗友朝市の5市場となってしまい、ちょっと寂しく、そして心配な状況でもありますね。

※参考
小樽市場MAP 小樽市場連合会(PDF)
ICHIBA - 小樽市(PDF)
【ICHIBA SANPO vol.7】小樽で唯一の卸売り市場 中央卸市場:小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)
アルファコート株式会社
※中央卸市場のサイトはないようです。

【関連記事】
ニュースより/小樽中央卸市場が来年(2024年)3月末で閉鎖
中央卸市場〜中央市場

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