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2024年3月 4日 (月)

ニュースより/小樽ジャンプ少年団が2年続けて団員ゼロで廃部の危機

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(写真は2016年の大会時撮影)

ちょっと寂しいニュースがありました。

道内でも歴史のある小樽ジャンプ少年団が、なんとここ2年、団員ゼロが続いて廃部の危機にひんしているそうです。このニュースは2024年3月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、小樽ジャンプ少年団は札幌五輪翌年の1973年発足という歴史ある少年団で、潮見台シャンツェをホームに、一時は団員数が120人もいたそうです。

小樽といえば、スキーのメッカ。そして、ジャンプ競技でも著名な選手を輩出していますが、少年団OBにはレークプラシッド五輪(80年)銀メダリストの八木弘和さんや、前日本代表ヘッドコーチの宮平秀治さん所属していたということで、名門だったんですよね。

近年は慢性的に団員不足に悩まされていて、2022年からは団員不在となってしまったそうです。

習い事の多様化、サッカーなどの通年スポーツに取り組む子どもの増加など、冬期間メインのジャンプ競技をやりたがる子どもが減っているとのことで、加えてそもそも少子化という問題もありますよね。

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私もここ数年、潮見台シャンツェの様子を見に行ってなかったのですが、ニュースによると団員ゼロが続いているので、潮見台シャンツェは現在、雪に覆われたままだそうで、それはなんとも寂しい状況ですよね。

潮見台シャンツェでは毎冬、小中学生に向けた大会が3つ開催されていたのですが、今季は圧雪も行っていないために全て中止になっています。団員がいた頃は、指導者や団員総出で、まずはジャンプ台に積もった雪を踏み固める作業をしていたそうです。
※参考:※小樽スキー連盟

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ということで、かつてはジャンプ王国・小樽、なんて呼ばれたこともあったようですが、それを支えてきた小樽ジャンプ少年団が廃部の危機というこの状況は、なんとも寂しいですね。

※潮見台シャンツェは、市の施設案内によると、現在はスモールヒルジャンプ台2基(K=24m・44m)とミディアムヒルジャンプ台(K=56m)があります。参照:小樽市の体育施設 | 小樽市

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コメント

私が、小学生の時は毎年2月の日曜日にスキー大会がありました。
冬休み明けてスキー授業の成果を保護者に観てもらい小学生はゼッケンを付けて鼻高々でした。
大回転、ジャンプ等楽しかったわ。
今の時代と違いノドカだったんですね。
少年団、残念です。

投稿: 桃 | 2024年3月 5日 (火) 10時56分

何とも衝撃的な! 団員ゼロ続きで廃部とは、確かに天神町の生んだジャンプヒーロー八木さんも居たし団員ではなかったにせよ札幌五輪銅メダリスト青地さんは緑町。そして我が松中には15m級ジャンプ台があり最上小生徒含め賑わってましたが。余市の笠谷幸生氏含め小樽は本当に一時期ジャンプ王国でしたね。花園Gや招魂碑上から東中側へのお手製ジャンプ台も冬に欠かせぬ風景であり小中生を中心に子供達であふれていましたが。時代ですね。潮見台シャンツェは多分使用不可になって行く可能性高いですね。

投稿: 夢の彼方へ | 2024年3月 5日 (火) 19時51分

桃さん、こんばんは。
なるほど、そのようなスキー大会があったのですか!?
保護者にも観てもらうんですね!!ジャンプもあったんですか!?
なんだか楽しそうです。
やはり今に比べると、昔はのどかでしたよね。
少年団、残念ですね。このまま廃部になってしまうのはもったいないですね。


夢の彼方へさん、こんばんは。
私も現状を全然知らなくて、団員ゼロが続いて廃部の危機にひんしているというのも知りませんでした。
八木さん、青地さんはそうだったのですね。
本当に、小樽はジャンプ王国といった感じでしたね。
確かに、お手製のジャンプ台は、あちこちにありました。
潮見台シャンツェ、このまま使用されなくなるのは、あまりに寂しいですね。

投稿: 小梅太郎 | 2024年3月 6日 (水) 02時40分

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