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2024年3月

2024年3月31日 (日)

シーズンはもう終わってますが「小樽ツララコレクション2024【第2弾】」【冬のちょっとした風景】

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気温も上がって雪解けも進み、もう春はすぐそこですね。

で、ツララのシーズンはもう終わっているんですが、まだ未掲載写真があるので、ツララコレクションの第2弾です。

※第1弾はこちら:街で見かけた「小樽ツララコレクション2024」【冬のちょっとした風景】

このブログで毎年お届けしているツララコレクションですが、こちらではよくある光景のツララも、雪のない地域の方から見れば、ツララって雪国ならではの珍しい光景ですよね。なんてったって、屋根からギザギザに氷の柱がぶら下がっているんですからね。

では、小樽ツララコレクション2024【第2弾】ということで、残りの写真を掲載します。

小樽ツララコレクション2024【第2弾】

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こちらは大きなツララができることで知る人ぞ知る、⼩樽芸術村「⻄洋美術館」(旧浪華倉庫)の港側の通り沿いにできるツララです。ここは危険なので軒下は通行止めになります。
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こちらは第1弾でも掲載した、運河の一本港側の道路(小樽港縦貫線)沿いの店舗にできたツララです。ツララも少しずつ形が変わっているんですよね。あっ、もちろん時に折れちゃいますしね。
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おわりに

ということで、小樽ツララコレクション2024【第2弾】でした。

現在の小樽は、中心街の雪はもうすっかりなくなって、道路脇や住宅街の建物周辺、空き地などに雪が残るだけとなっています(まあ、記録上の積雪深は3月30日23時現在でまだ42cmもあるんですけどね)。

長い冬も終わって、もうすぐ春です。ツララコレクションはまた来年ですね。

【関連記事】
街で見かけた「小樽ツララコレクション2024」【冬のちょっとした風景】

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2024年3月30日 (土)

中央バス手宮ターミナル跡地に建設中のサービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク手宮」の建物ができてます【追記あり】

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中央バスの手宮ターミナル跡地で建設中の中央バスのグループ会社による、サービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク手宮」の建物ができています。

2024年6月オープンということで、現在、入居者募集中の案内がでていますね。

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ちなみに、もともとここにあった手宮ターミナルは、この周辺の目印になるような、待合室を併設していた建物だったんですが、施設の老朽化に伴い2022年3月31日をもって廃止になりました。

その後、建物が解体されて、その建物とバスが停車していたスペースに、このマイラシーク手宮が建設されたんですよね。

工事は昨年(2023年)6月頃から始まっていたのですが、それももう終了したということですね。

建物は4階建てで、大きな建物ができて周辺の風景もだいぶ変わりましたね。

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ちなみに、こちらが以前あった手宮ターミナルです。
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《追記》 
マイラシーク手宮は6月21日にオープンしました(写真は2024年8月21日撮影です)。Otaru_20240821-161050

中央バスのグループ会社の運営によるサービス付き高齢者向け住宅の“マイラシーク”は、市内ではマイラシーク塩谷に続いて2箇所目になります。

竣工式のニュースが2024年6月13日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

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(記事の追記は2024.9.4)

【関連記事】
中央バスの手宮ターミナル跡地で建設中のサービス付き高齢者向け住宅「マイラシーク手宮」の工事が進んでます
【注意】中央バスの手宮ターミナル跡地のバス停「手宮」は2023年4月1日より手宮交番近くに移設
中央バスの手宮ターミナル跡地に建築計画のお知らせ看板が立っています【情報提供】【追記あり】
中央バスの手宮ターミナルの建物は解体されてすっかりなくなってます【情報提供】

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2024年3月29日 (金)

雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年(2024年)も小樽市総合博物館本館近くの崖に出現してます

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3月の雪解け時期限定で、この時期の風物詩ともいえる「御膳水の滝」が、今年も小樽市総合博物館本館近くの手宮公園下の崖に出現しています(写真は2024年3月24日撮影)。

気温が上がって雪解けが進むと出現するこの御膳水の滝は、手宮公園下の崖から高島・祝津方面に抜ける道道454号小樽海岸公園線の道路脇に流れ落ちます。

この日は水量が少なめでした。
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御膳水の滝の出現についは、例年、小樽市総合博物館がTwitterやFacebookで知らせてくれるので、毎年3月に入ると、そろそろかな〜ってチェックさせてもらっています。

で、今年はものすごく早い2月14日に確認されていたんですよね。ただ、その後出水が止まり、この時に滝の出現は2月中の異例の暖かさによる一時的なものとの判断になったようです。

※小樽市総合博物館のFacebookページより。

御膳水の滝は、水が流れ落ちてくるその上流部に“御膳水”と呼ばれる泉があり、そこから雪解け時にあふれた水が流れ落ちているそうで、その名称は明治14(1881)年に明治天皇が小樽を訪れた際にこの水を献上したため、と伝えられています(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。

例年3月中旬頃に出現して、4月上旬にかけて見ることができ、雪解けが終わると滝はなくなります。

※ちょっとですが動画も撮ってきました。

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ということで、今年も御膳水の滝が現れています。

気がつけば市街地の道路の雪はすっかりなくなっていて、道路脇や建物周辺に雪が残っている状況で、小樽にももうすぐ春がやってきますね。

【関連記事】
※昨年の記事です。
雪解け時期限定「御膳水の滝」が小樽市総合博物館本館近くの崖に今年(2023年)も出現してます

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2024年3月28日 (木)

小樽都通り商店街で恒例の「春のみやこ市」開催中!!(3月22日〜31日(日))〜春のレシートチャンス!!

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小樽都通り商店街で恒例の「春のみやこ市」が開催されています。

開催期間は2024年3月22日(金)〜31日(日)です。

春のみやこ市では、特に大きなイベントが開催されているわけではないのですが、こちらもお馴染みの「春のレシート・チャンス!!」が実施されています。

期間中に都通り商店街加盟店でお買い上げのレシート2,000円(税込)分を応募用紙に貼って、必要事項を記入の上、商店街内の応募箱へ投函すると、抽選で素敵な賞品が当たるそうですよ。

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賞品はトラベル賞(日本旅行の20,000円分の旅行券を5名)とショッピング賞(都通り商店街の2,000円分の商品券を100名)の2つのコースから選べるそうです。

せっかくですから、街中に買い物に出た際に、都通りで買い物を楽しむのもいいかもしれませんね。

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小樽都通り商店街HP 【公式】

【関連記事】
小樽都通り商店街で「秋のみやこ市 バルーンアート&ハロウィン」が開催してます(10月5日~9日)小樽都通り商店街で2022年「春のみやこ市」開催!!(4/1〜4/17)〜春のレシートチャンス!!

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2024年3月27日 (水)

TSUTAYA跡に「サンドラッグ小樽稲穂店」が3月29日にオープン

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2024年1月31日をもって閉店したTSUTAYA(ツタヤ)小樽店跡に、「サンドラッグ小樽稲穂店」が3月29日(金)にオープンします。

場所は国道5号線の稲北十字街の近くにある、業務スーパーや100円ショップの「Seria(セリア)」が入るビル(いなきたビル)で、建物には現在、オープンを知らせる看板が大きく掲げられています。

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TSUTAYA小樽店閉店後、サンドラッグが入るという情報は各所からいただき、ニュースにもなって、ブログのTSUTAYAの閉店記事にもその旨を追記させていただいていたのですが、その後が早くに決まってよかったですね。
TSUTAYA(ツタヤ)小樽店が2024年1月31日(水)をもって閉店【追記:店舗跡はサンドラッグ】

営業時間は9時〜21時とのことです。
※参照:小樽稲穂店(サンドラッグ)

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これで、ここいなきたビルにはスーパーと100円ショップに加えてドラッグストアが入る、とても便利なビルになりましたね。

ちなみに、サンドラッグは市内では「小樽南店」(コープさっぽろ小樽南店内)があります。

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2024年3月26日 (火)

小樽国際インフォメーションセンターが小樽港第3号ふ頭基部(旧おたるマリン広場)に2024年3月25日オープン

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小樽港第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場で建設していた小樽国際インフォメーションセンターが、2024年3月25日(月)にいよいよオープンしました。

オープン日の3月25日は午前中に落成式があって、その後に一般向けにオープンとなったということで、私も午後の遅めでしたが、行ってきました。

小樽国際インフォメーションセンターには、現在の運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)から案内所と売店が移転という形になっています。売店名はポートマルシェotarue(オタルエ)です。

営業時間は9:00~20:00(年中無休)と、現在の運河プラザよりも遅くまで営業しています。

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売店はこれまでの約1.8倍の広さとなり、小樽後志地域の特産物中心の品揃えのほが、コンビニ的な飲み物や食べ物、日配品も扱っていて、取り扱い商品はこれまでの約1.5倍となる1500点以上になっているそうです。

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案内所は入って左手すぐにありました。
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外貨両替機も設置されてました。
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もちろんトイレもあります。
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新施設は2階建てで、2階には事務所のほかに、外に出られるようになっていて、屋上デッキになっています。

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ここからは港も見えますね。いい眺めです。
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ここでも休憩できるようですが、ここでは夏にビアガーデンなども行う計画があるとのことで、それもまた楽しみですね。

建物の横が有料駐車場になっています。
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駐車場の基本料金は60分300円で、ポートマルシェで2000円以上の買い物で1時間無料になります。

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駐車場内で目に止まるのが、コンテナが組み合わさったこちら。
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これはコンテナ3台を使った、飲食物の販売所と休憩所になっているんですね。

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ここでは、ソフトクリームやフロマージュアップルパイ、おたるスライダーバーガー(ミニハンバーガー)やドリンク類などを販売していて、残りのコンテナで休憩できるようになっているんですね。

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そういえば休憩所といえば、メインの建物内には屋上デッキはありますが、1階に気軽に休憩できるスペースはないんですよね。運河プラザでは、ちょっと立ち寄って休憩できるスペースがあってよかったのですが、そこはちょっと気になりました。

ところで、工事中だった第3号ふ頭の岸壁改修工事がまもなく終了するそうで、これによってこれまで勝納ふ頭にしか停泊できなかったより大型のクルーズ船も、この春から第3号ふ頭に接岸できるようになるそうです。

これって、クルーズ船の多くの乗船客がここ第3号ふ頭に降り立つことになるので、その方たちがふ頭から街中に出かける際に、ここ小樽国際インフォメーションセンターも大きな役割を果たしそうですね。

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ということで、新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が、2024年3月25日(月)にオープンしました。

観光客で賑わう小樽運河からさらに港側に位置するこの新施設ですが、そうなるとここまでいかに足を伸ばしてもらうか、というのが今後の課題になりそうですね。ここが小樽の観光拠点となるような賑わいを見せてくれるといいですね。

※運河プラザは3月31日(日)まで通常営業し、その後に閉鎖となります。

※関連ニュース
小樽国際インフォメーションセンターオープン(小樽ジャーナル)
「ここを観光客の拠点にしたい」小樽港に新観光施設“小樽国際インフォメーションセンター”オープン クルーズ船と運河などへの観光船集約へ 北海道小樽市(北海道ニュースUHB)
・2024年3月26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄・経済欄

※参照
新たな施設が(3/25)オープンします!!「小樽国際インフォメーションセンター」・「ポートマルシェotarue」 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【月刊小樽自身2024年3月号】港の新スポット「小樽国際インフォメーションセンター」その全容に迫る⁉ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2024年3月20日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽国際インフォメーションセンター)
・2024年3月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽港第3号ふ頭再整備)

【関連記事】
新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が小樽港第3号ふ頭基部に3月25日にオープン予定

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2024年3月25日 (月)

【注意】小樽天狗山ロープウエイの2024年の冬期営業は3月24日(日)で終了。夏期営業は4月13日(土)から

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小樽天狗山ロープウエイの今シーズンの冬期営業は2024年3月24日(日)で終了しています。

夏期営業は4月13日(土)からになります。

その間の3月25日(月)〜4月12日(金)までは整備点検のために、ロープウェイや山頂施設は休業となります。

実は、“天狗山に行ったらロープウエイが運休していた…”、という話を例年この期間に耳にすることがあるので、天狗山観光を考えている方は注意ですね。

(2024年1月撮影の天狗山)
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※参照:整備点検と夏期営業のご案内 - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場

TOP・Winter - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景
※Facebookページ:小樽天狗山ロープウエイ・スキー場

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ニュースより/旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)の金庫室の鍵がかかって開かない!?【追記:金庫室が開きました】

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色内大通りと日銀通りの交差点の一角に建つ小樽運河ターミナルには、現在、ぱんじゅうの桑田屋や北海道ワインセンターなどが入っていて、観光客の休憩スポットにもなってますが、この建物は大正11年(1922年)建築の小樽市指定歴史的建造物「旧三菱銀行小樽支店」の建物なんですよね。

で、その建物1階奥には金庫室があるのですが、なんとその金庫室の扉が閉まって鍵がかかり、開かなくなってしまったそうです。

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最初はX(旧Twitter)でその話を目にしたのですが、その後メディアのニュースにもなりました。
・2024年3月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
菓子店で100年モノの旧銀行大型金庫開かず…店長「お手上げ」 : 読売新聞

ニュースによると、この金庫はぱんじゅうの桑田屋が倉庫として使用しているそうですが、開け方がわからないために、普段は閉めずに少しだけ開けていたそうですが、3月20日の朝に扉が完全に閉まって鍵がかかっていたそうです。原因は不明とのことです。

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桑田屋が札幌の業者に見てもらったものの開けられる保証はないとのことで、金庫室内に緊急性のあるものは入っていないそうですが、もちろん使えなくなると困るということですし、このままというわけにもいきませんよね。

さて、この金庫、どうなりますでしょうかね(そういえば、開かずの金庫を開ける、といったテレビ番組がありましたよね。きてくれないかな…)。

《追記 2024.3.29》
金庫室の扉が開いたそうです。
2024年3月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、作業員が金庫室上部の点検口から中に入って、扉の内側をはがして鍵を壊して開けたそうです。

金庫室を倉庫として使用していたぱんじゅうの桑田屋の担当者も、短期間で扉が開くとは思わなかったと喜んでいるとのことです。
本当に、早くに開いてよかったですね。

【関連記事】
小樽運河ターミナルで「小樽運河ターミナル100年の歩み」パネル展開催中(9月30日まで)〜2022小樽市制100周年記念協賛事業
旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)

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2024年3月24日 (日)

3月31日で閉鎖される運河プラザに感謝を伝えるためのメッセージボードが設置されてます〜 #ありがとう運河プラザ

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2024年3月31日(日)で閉鎖される運河プラザに、感謝を伝えるためのメッセージボードが設置されています。

運河プラザには観光案内所に休憩スペース、それに喫茶店(すでに3月20日に閉店)、土産物店に多目的ギャラリーがあって、これまで小樽観光の拠点として、またイベント会場としてたくさんの方に利用されてきました。

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そこで、運河プラザへの感謝の思いを残そうと、小樽情報をX(旧Twitter)を中心に個人で発信する小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)が、このボード企画「ありがとう運河プラザ」を開催してくれたんですね。

小樽アオバト情報局さんといえば、昨年(2023年)12月27日にも小樽運河誕生100周年のお祝いとして、メッセージボードを設置したり、SNSでのお祝いを企画してくれたのですが、今回も素敵な企画を開催してくれました。

メッセージボードは3月23日(日)に設置され、私も初日早々に行ってさっそくメッセージを書いて貼ってきました。

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(このメッセージボードがいっぱいになるといいですね)

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運河プラザが閉鎖される3月31日(日)まで設置されているので、運河プラザに立ち寄った際に、メッセージを書き残してみてはいかがでしょうか。

※関連ニュース:2024年3月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※運河プラザの案内所と売店の機能は、小樽港第3号ふ頭基部に3月25日(月)にオープンする小樽国際インフォメーションセンターに移転します。
新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が小樽港第3号ふ頭基部に3月25日にオープン予定

【関連記事】
※運河プラザ閉鎖関連
ニュースより/歴史的建造物の旧小樽倉庫に入る「運河プラザ」が3月末で閉鎖〜建物の利用再開は未定
3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】
※2023年12月27日の小樽運河100周年お祝い関連
小樽運河100周年となる2023年12月27日に運河プラザでメッセージを書いてもらうお祝いイベント開催
小樽運河100周年を迎えた12月27日、SNS上ではハッシュタグ #小樽運河100周年おめでとう の付いた小樽運河の写真がいっぱい

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2024年3月23日 (土)

運河保存運動の資料を集めた「小樽運河保存運動まちづくりセンター デジタル資料館」がネット上に公開されています

小樽運河の埋め立てをめぐり、1970年代から80年代にかけて繰り広げられた小樽運河保存運動の資料を集めた「小樽運河保存運動まちづくりセンター デジタル資料館」が、サイト「小樽文化遺産ポータル」内で公開されています。

※こちらです:小樽運河保存運動データベース | 小樽文化遺産ポータル小樽運河保存運動まちづくりセンター デジタル資料館

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※サイト「小樽運河保存運動データベース | 小樽文化遺産ポータル」のスクリーンショットより。

このデジタル資料館開設のニュースは、2024年3月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄で紹介されていました。

公開されているのは、小樽運河保存運動の中核を担った市民団体「小樽運河を守る会」のものを中心に、当時の運動の象徴的なイベントの「ポートフェスティバル実行委員会」や小樽運河百人委員会など、運動に携わった各団体の広報誌や写真などです。

約550点にも及ぶ当時の貴重な資料が閲覧できるようになっていて、「小樽運河保存運動の歩み」として年表も作成されています。

ニュースによると、これは文化庁の日本遺産候補「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の正式登録を目指す官民組織、小樽市日本遺産推進協議会が、そのストーリーの根幹を成している小樽運河保存運動への関心を高めようと開設したものとのことです。

公開している資料の多くは、「守る会」の元会長で2010年に96歳で亡くなった峯山冨美さんの没後10年となる2021年に開催された企画展の際に集められたものとのことなんですね。

ちなみにその企画展は私も見に行ったのですが、本当に膨大な資料が展示されていて、とても貴重なものだったので、もっとじっくり読みたいと思ったものでした。
※その時の記事がこちら:私は運河を守れなかった〜峯山冨美没後10年企画展 小樽運河保存運動の母が遺したモノ、伝えたかったコト(運河プラザ三番庫にて8月22日まで)

なので、まだ今回の資料館をきちんと見てはいないのですが、こうやってネット上でいつでもじっくり閲覧できるようになったのは、とてもよかったのではないでしょうかね。私も改めて運河保存運動について勉強しようと思います。

※こちらはサイトからの引用です。

昭和後期の小樽運河保存運動により、小樽の歴史や文化が見直され、小樽は観光都市として変貌を遂げました。この運動を後世まで語り継ぎ、小樽の歴史や文化が大切に育まれるよう運河保存運動資料の一部をデジタルアーカイブとして整理しています。
小樽運河保存運動データベース | 小樽文化遺産ポータル

※サイト上の公開データの二次使用は一切禁止となっています。

※参考
・2024年3月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
「小樽運河保存運動まちづくりセンター デジタル資料館」を公開いたしました! | 株式会社オー・プラン

【関連記事】
私は運河を守れなかった〜峯山冨美没後10年企画展 小樽運河保存運動の母が遺したモノ、伝えたかったコト(運河プラザ三番庫にて8月22日まで)
運河保存運動の象徴・峯山冨美さん〜訃報

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2024年3月21日 (木)

小樽チャンネルマガジン2024年3月号(Vol.100)〜【冬企画】小樽の冬の坂道を歩く/定番の「船見坂」をあらためて歩く

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小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2024年3月号が発行されています。

ということで、いつもの宣伝なのですが、今号はVol.100ということで、記念すべき100号になるんですね。

小樽チャンネルマガジンさん、100号おめでとうございます!!(なんだか今回は表紙も写真が使用されていて、ちょっと違いますね)

とはいっても、私の連載はいつもと変わらずで、今回も冬企画としていて、歩いてきたのは坂の街・小樽の中でも特に知名度が高い急坂・船見坂です。タイトルはこうなってます。

【冬企画】小樽の冬の坂道を歩く
定番の「船見坂」をあらためて歩く

小樽市内のあちこちを歩いてその様子を紹介しているこの連載ですが、そういえば、まだ船見坂は掲載してなかったので、今回はこの定番の坂道をあらためて歩いてきました。

興味のある方は、小樽チャンネルマガジン2024年3月号(Vol.100)を読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所や市立小樽文学館・図書館・博物館などで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

100号を迎えた小樽チャンネルマガジンですが、創刊は2015年12月のことで、私も創刊号からの読者だったんですよね。

(こちらが創刊号)
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そんな私がご縁があって連載を始めさせてもらったのが、2018年11月号(Vol.36)のことでした。お話をいただいた時はびっくりしたものです。

(こちらが私の初連載号)
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100号となる今号では、小樽チャンネルマガジン編集長の中山仁史さんが「百の風景、百の物語〜小樽チャンネルマガジンの軌跡〜」のタイトルで執筆されています。

ということで、記念の100号となった小樽チャンネルマガジン2024年3月号(Vol.100)が発行されています。読者のみなさんあってのものですので、よかったら読んでみてください。そして、これからもよろしくお願いします。

【関連記事】
※前号の記事です。
小樽チャンネルマガジン2024年2月号(Vol.99)〜【冬企画】小樽の冬の坂道を歩く/天狗山へ向かう千秋通りの坂
※過去の創刊時と連載決定時の記事です。
小樽の情報を発信する「小樽チャンネル」のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」が創刊
【お知らせ】小樽チャンネルマガジンの連載が決定しました!!次号より始まります
小梅太郎の連載が始まった「小樽チャンネルマガジン2018年11月号(Vol.36)」の配布が始まってます

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2024年3月19日 (火)

3月の晴れた日の住吉神社の風景【冬のちょっとした風景】

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3月入って季節は一歩一歩春に近づいてはいるのですが、3月19日(火)の小樽は深夜から午前中にかけて雪がそこそこ降り、春へは一歩後退といった感じです。

さて、天気の良かった先日3月14日(木)に久しぶりに住吉神社に行ってきました。

もちろん、雪はもうだいぶ少なくなっていますが、まだまだ雪景色の境内は、清々しくて素敵な風景を見せてくれていたので、シリーズ“冬のちょっとした風景”として、その様子をお伝えしますね。

まずは、国道5号線沿いの大鳥居。
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すぐの参道は綺麗に除雪されて地面が見えてました。

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(最初の階段を上って振り返って見たところ)
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雪景色の中だと、また違った趣を見せる、小樽市指定歴史的建造物でもある社務所。Otaru_20240314-140316

そういえば、灯籠の上に積もっていた雪もずいぶんと解けてますね。

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手水舎には水は流れていません。
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そして、社殿前へ。ここの階段部分にまだだいぶ雪が残ってました。Otaru_20240314-135851

社殿です。
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そして、いつもの風景です。社殿前から振り返ってみた風景ですね。Otaru_20240314-135934

この日は天気が良かったので、なおさらいい眺めです。

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手前の階段は雪がすごい積もっていたんですね。除雪作業の途中かな。

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ということで、シリーズ“冬のちょっとした風景”として、まだまだ雪の残る、3月の晴れた日の住吉神社の様子でした。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

【関連記事】
小樽にまとまった雪が降ったので雪の住吉神社へ(12月22日の様子)【冬のちょっとした風景】

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2024年3月18日 (月)

南樽市場で店舗の閉店が続くようです〜深澤精肉店・雑貨のコーキ/塩乾物の斉藤商店と鮮魚の佐藤商店はすでに閉店

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ちょっと気になる話題なんですが、いつも買い物客で賑わっている南樽市場で、店舗の閉店が続くようです。

先日、このブログでもお伝えした、深澤精肉店南樽市場店が2024年3月23日(土)をもって閉店するほか(※記事はこちら:深澤精肉店南樽市場店が2024年3月23日をもって閉店〜新南樽市場店は元気に営業中です)、その隣にお店を構える食器と雑貨の店「コーキ」が、3月30日(土)をもって閉店するとのことです。

(写真は許可をもらって撮影しました)
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コーキは市場では珍しい家庭用品雑貨のお店でしたが閉店してしまうんですね。20年間営業していたそうです。

そういえば、コーキでは夏になると、カブトムシやクワガタが売ってましたね。

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その他にも、山側入り口から入って左手通路にあった、塩乾物などを扱っていた斉藤商店が閉店していて、すでに店舗跡はがらんと空きスペースとなっています(写真は3月14日の様子)。

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すいません、閉店した正確な日については知らないのですが、数の子松前漬やニシン漬が人気のお店でしたよね。

また、鮮魚店でも、山側入り口から左手通路に入って4店舗目にあった佐藤商店が閉店していて、そのスペースは現在は隣の斎藤鮮魚店が売り場を広げて使用しています。

時々きホッキとか買って、ご年配でしたが店主が手際よく殻から外してくれたりしたんですよね。

そういえば、南樽市場前の豆腐の土門商店も閉店していましたね(※記事はこちら:豆腐の土門商店が閉店しています〜南樽市場前の手作り豆腐の店)。

閉店というのは、やっぱり寂しいですよね。

今回はたまたま閉店が重なったようですが、市場内で店舗の空きスペースができると、市場の雰囲気的にも寂しくなるので、今後のことも気になります。

チラシなどでもテナントを募集しているようですが、新しいお店が早くに決まるといいですね。

南樽市場(南小樽協同組合)トップページ/小樽市民の台所

【関連記事】
深澤精肉店南樽市場店が2024年3月23日をもって閉店〜新南樽市場店は元気に営業中です
豆腐の土門商店が閉店しています〜南樽市場前の手作り豆腐の店

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2024年3月17日 (日)

3月の雪の勝納川を高砂橋と真砂橋から【冬のちょっとした風景】

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今シーズンの冬は、大雪が降ったと思ったら暖気が入って急激に気温が上がって雨も降ったりと、不安定が天気続きでしたが、その冬ももう3月ということで、街中の道路にはもう雪はすっかりなく、季節は一歩一歩春に向かっていますね。

さて、先日3月14日(木)、南樽市場に買い物にいってきたのですが、その日は天気も良く、その横を流れる勝納川がとても清々しくて綺麗だったので、シリーズ“冬のちょっとした風景”として、その様子をお伝えしますね。

こちらが、国道5号線の高砂橋からの風景ですね。
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当ブログで時々登場する風景なのですが、右手には南樽市場が見えるこの風景は結構お気に入りです。

街中を流れる勝納川は、川沿いに散策路が整備されていてるのですが、冬の時期はその散策路のある川の両岸に雪がこんもりと積もって、それがなんともいい眺めなんですよね。

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よく見ると、川の縁の雪が解けて下から地面が見えてきてますね。春が近いかな。

こちらは南樽市場の海側にある真砂橋から山側の眺め。
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真砂橋から海側の眺め。
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勝納川は奥沢水源地を通って天神・奥沢方面から市街地を流れる二級河川で、大きな川のない小樽では“川らしい川”ともいえて、比較的自然の姿を残しているので、四季を通じて素敵な風景を見せてくれます。

これからの時期は、天気の良い日は雪解けも進み、川の水量も勢いも増してくるでしょうね。そして、春はもうすぐそこです。

【関連記事】
※過去の勝納川の冬のちょっとした風景から。
雪に覆われた勝納川【冬のちょっとした風景】
冬のちょっとした風景〜ようやく雪化粧した勝納川
冬のちょっとした風景〜両岸に綿のような真っ白な雪が積もる勝納川の風景

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2024年3月16日 (土)

深澤精肉店南樽市場店が2024年3月23日をもって閉店〜新南樽市場店は元気に営業中です

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南樽市場内の深澤精肉店が、2024年3月23日(土)をもって閉店するとのことです。

深澤精肉店は南樽市場のほか、新南樽市場店(築港店)にも店舗があって、そちらは今後も変わらず営業していくので、深澤精肉店のお肉の買い物はそちらの店舗を利用できます。

お知らせによると、新南樽市場店との店舗統合に伴う閉店、という形とのことなんですね。

(閉店のお知らせ)
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(写真は許可をもらって撮影しました)
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ちなみに、深澤精肉店は南樽市場店が本店扱いだったようですが、今回の閉店に伴って、信香町にある信香工場(ハム・くんせい工房)が4月から本店となるそうです。

いつも多くの買い物客で賑わう南樽市場において、深澤精肉店もたくさんのお客さんがお肉を買い求めているのを目にしていたのですが、閉店ということで残念ですね。

南樽市場の肉屋さんというと、現在、亀山精肉店が入ってますが、深澤精肉店の閉店跡はどうなるのかも気になるところです。

深澤ハム・くんせい(燻製)工房 -有限会社深澤精肉店-
※Facebookページ:有限会社 深澤精肉店

※深澤精肉店のFacebookページより。

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南樽市場(南小樽協同組合)トップページ/小樽市民の台所
南樽市場(南小樽協同組合)深澤精肉店/食肉・焼肉・ジンギスカン・手作りハム・手作り肉お惣菜

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新南樽市場公式サイト | 北海道小樽
深澤精肉店 -小樽市- 新南樽市場

(新南樽市場。過去撮影写真から)
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(信香工場/ハム・くんせい工房)
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【関連記事】
香りも味もクセになる、深澤精肉店の自家製スモーク商品を再び
深澤精肉店のホルモン系自家製スモークが噛めば噛むほど味わい深くて美味

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2024年3月15日 (金)

豆腐の土門商店が閉店しています〜南樽市場前の手作り豆腐の店

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南樽市場の山側入口のすぐ目の前にあった、手造り豆腐の人気のお店「土門商店」が閉店しています。

私もここの豆腐が好きで、南樽市場に買い物に行った際には、一緒によく買っていました。

いつから閉店となったのかは分からないのですが、昨年末から店主の体調不良で休業が続いていたんですよね。

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店頭には張り紙が。
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店先には“製造直売店”と書かれていて、お店の中のすぐそこで豆腐を造っていて、それがパック詰されて、店頭にあった水を貯めたケースに入っていたんですよね。

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人気もあって、店頭で豆腐や大揚げなどを買い求めるお客さんがいつもいました。

※過去写真から(写真サイズが小さいものしかなかった…)
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豆腐屋さんって、今となっては貴重でしたよね。

閉店はとても残念ですが、これまでどうもありがとうございました。

※参考:2023/10/21 放送 ー 小樽のおとうふ屋さん「土門豆腐店」 ー|&.LOVE <小樽さんぽ>|AIR-G' FM北海道 80.4

(2023年12月の休業時撮影)
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【関連記事】
南樽市場前の手造り豆腐の店「土門商店」

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2024年3月13日 (水)

ニュースより/小樽公園の再整備案について〜「親子連れで遊べる小樽の特性を生かした公園」をコンセプトに4つのエリア

市街地にあって自然も豊かな小樽公園には、私も何かと立ち寄ることが多いのですが、その小樽公園の再整備計画のニュースがあったのが昨年(2023年)9月のことで、2026年8月の供用開始を目指して遊具などの再整備を行う方針とのことでした。
※その時の記事がこちら:ニュースより/小樽市は小樽公園の遊具などの再整備を行う方針

で、少し前ですが、小樽市がその小樽公園の再整備案をまとめたというニュースがありました。
※参照ニュース
・2024年2月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽公園再整備案 レイアウトイメージ図完成(小樽ジャーナル)

※写真は現在の公園内のこどもの国ゾーン。
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再整備案を作るにあたっては、昨年(2023年)11月に、小樽公園にはどんな遊具が必要か、子どもたちにはどんな公園が望まれているかなどについて、小学3年生以下の児童と保護者を対象にアンケートを募って、1,397件の回答があったそうです。

その結果から「親子連れで遊べる小樽の特性を生かした公園」をコンセプトに、6歳以下と小学校低学年と2つのゾーン分けを行い、遊び方に応じた下記の4つのエリアを設けるとのことです。ちなみに、アンケートでは「雨の日でも遊べる遊び場」が最多だったとのことです。
雨の日でも遊べるエリア
斜面で遊べるエリア
水遊びできるエリア
親子で遊べるエリア

各エリアについて、ニュースで主な特徴が掲載されていたので、その内容をここで引用させてもらいますね。

雨の日でも遊べるエリア…雨をしのげる屋根付きのトランポリンや3連ブランコを設置。主に小学校低学年向け。
斜面で遊べるエリア…高低差10メートルほどの坂を生かして夏は芝滑り、冬はソリ滑りができるようにし、アスレチックの遊具も置く。主に小学校低学年向け。
水遊びできるエリア…未就学児から小学校低学年までが対象で、水深2~3センチほどに水をためて遊べるようにする。
親子で遊べるエリア…6歳以下の未就学児向けで、乳幼児が寝転がったり、ハイハイしたりしながら親子で楽しめる遊具を置く。

ニュースには4つのエリアのレイアウトイメージ図が掲載されていて、その画像は入手できてないので、小樽後志情報局【公式】道新小樽報道部のX(旧Twitter)の投稿を掲載させてもらいます。

隣接地には50台分の駐車場を新設するほか、園内にはキッチンカーが営業できるようなスペースも確保するそうですよ。

小樽市ではさらに、3月4日(月)~17日(日)の期間でエリアごとの遊具案を選ぶアンケート調査を実施中です。
小樽公園リニューアルに伴う第2回アンケート調査について(令和6年3月4日~令和6年3月17日) | 小樽市

その結果を踏まえて、3月下旬に各エリアに設置する遊具を決めるそうで、2025年(令和7年)3月下旬に工事着手し、2026年(令和8年)8月に供用開始を予定しているとのことです。

小樽公園がどんな公園に生まれ変わるのかとても楽しみですが、なにより子供たちが安心して、そして楽しめる公園になるといいですね。

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小樽公園再整備基本計画 | 小樽市

※参照ニュース
・2024年2月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽公園再整備案 レイアウトイメージ図完成(小樽ジャーナル)

【関連記事】
ニュースより/小樽市は小樽公園の遊具などの再整備を行う方針

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2024年3月11日 (月)

ニュースより/小樽の魅力をPRする2024年度小樽コンシェルジュの2名が決定

小樽の魅力をPRする、2024年度小樽コンシェルジュの2名が決定したというニュースがありました。

3月1日(金) に審査会が運河プラザ三番庫ギャラリーで行われ、2024年度小樽コンシェルジュには、森田有咲(もりた ありさ)さん(26)と金子侑里香(かねこ ゆりか)さん(19)が選ばれました。おめでとうございます!!

ちなみに、2022年度から多くの方に広く応募・活動してもらおうと名称を「ミスおたる」から「小樽コンシェルジュ」に変更し、ミスおたるの時は応募要件が18歳以上の未婚女性を対象としていたのを、未婚・既婚を問わなくなり、さらに、今年度からは女性限定だった応募要件も撤廃して、男性もノンバイナリーも応募可能になったんですよね。

結果、今年度の2月22日までの募集締め切りまで、2人の男性を含む14人の方の応募があったそうで、以前は応募者が一桁と少ないことが続いたものですが、小樽コンシェルジュになってからは応募者も増えています。

ただ、ニュースでもあったのですが、男女の応募が可能になったものの、審査する上で同じ土俵で比較する難しさもあり、選考結果が女性だけ、男性だけとなっても反響があるだろうと、選考の苦労にも触れられていました。

で、今回は女性2人の選出となりました。お二人については、観光協会の記事(2024年度の小樽コンシェルジュが決まりました。 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」)や2024年3月9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄で詳しく紹介されています。

森田さんは小樽市出身で、現在は歯科衛生士として市内の歯科医院に勤務しているとのことで、小樽商大の学生の金子さんは滝川市出身で、進学を機に小樽に転居していて、母方の祖父母が小樽に住んでいるそうですよ。

※当ブログでは、お二人の写真はありませんので、小樽観光協会のFacebookページから。

2024年度の小樽コンシェルジュのお二人は、早速3月8日(金)に小樽市役所に表敬訪問され、3月28日(木)の11:00~12:00には新旧交代式、認定式が運河プラザ1番庫で行われるとのことです。正式な活動は4月からになります。

お二人はこの一年、全国の物産展や小樽市内の大きなイベントなど、市内外にむけて小樽の顔として、小樽のPRに活躍されるんですよね。頑張ってください。応援してます!!

※参照ニュース
・2023年12月29日付北海道新聞朝刊第3社会欄(小樽コンシェルジュの女性限定撤廃)
2024小樽コンシェルジュ大募集(応募締切 2024.2/22 必着) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2024年3月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽コンシェルジュに男性2人を含む14人が申し込み)
・2024年3月6日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(女性限定撤廃の小樽コンシェルジュ 選考難しく)
・2024年3月9日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽コンシェルジュ決定)
2024小樽コンシェルジュ金子さんと森田さん 市長表敬訪問(小樽ジャーナル)

【関連記事】
小樽の魅力をPRする2023小樽コンシェルジュ任命式と新旧交代式が3月28日に運河プラザで行われたので行ってきました
ニュースより/小樽の魅力をPRする2023年度小樽コンシェルジュの2名が決定
「ミスおたる」の名称が「小樽コンシェルジュ」に変わって2022年度の募集中【追記:期間延長】
ニュースより/ミスおたるから小樽コンシェルジュへ名前も新たに、初代2022小樽コンシェルジュの2名が決定

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2024年3月10日 (日)

【記録】小樽駅前第1ビル地下の「いちびるプラザ」のできる前のがらんとした様子

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小樽駅前第1ビル地下に新しく「いちびるプラザ」が、2024年2月1日(木)にオープンしました。

市立小樽図書館による「おたるまちなか図書館」とキッズスペースも併設する、市民が集い、学び、子どもが遊べる憩いの場として開設されたこのいちびるプラザについては、このブログでも先日紹介させてもらいました。
※こちらの記事:小樽駅前第1ビル地下に勉強や休憩のできるスペース「いちびるプラザ」が2月1日にオープン〜おたるまちなか図書館併設

ところで、いちびるプラザの入る第1ビルの地下とえいば、かつてはレコードや楽器を取り扱う玉光堂小樽駅前店が入っていましたが、2015年4月3日をもって閉店してしまいました。

1976年(昭和51年)の開店以来、多くの市民に利用されていた玉光堂小樽駅前店でしたが、閉店後はイベントの控え室として使用されたこともあったようですが、未使用の状態がずっと続いていたんですよね。

もともと広い店舗スペースだったので、閉店後の地下はがらんとした寂しい状況だったのですが、それが今回のいちびるプラザができるまで9年ほど続いたことになります。

ちなみに、第1ビルの地下には理髪店と会社が一つ入っていて、玉光堂閉店後も地下に降りて、店舗跡のスペースを通り抜けることはできたんです(立ち入り禁止にもなってなかったです)。

で。その玉光堂閉店後のがらんとした寂しい状況の時に撮影した写真があったので、ここで比較というか、記録として掲載しますね。撮影は2019年7月・8月です。

こちらがその様子ですが、なんだか薄暗くて怪しい感じもしますね。
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地下では理髪店がずっと営業してました。
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(奥から見た様子)。
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(暗いですね)
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上の写真に対して、こちらがいちびるプラザができた現在の様子。明るいです。
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ちなみに、第1ビルの小樽駅側の小樽駅前交番の横には、「地下街入口」と書かれた地下へと降る階段があります。Otaru_r20190713-095304

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階段を降りて中に入ったところの通路。この先の右手が今回のスペース(この写真も玉光堂閉店後の撮影)。Otaru_r20190821-150848

で、これが当時の今回のスペース。
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あっ、営業中の玉光堂小樽駅前店がちらっと写った写真がありました(撮影は2012年3月13日)。
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その当時の店舗案内の看板。
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ということで、駅前ということあって、この広い空きスペースがどうなるのか気になっていたのですが、いちびるプラザという公共スペースとなり、すっかり居心地のいい綺麗な場所に生まれ変わりましたね。

私もすでに何度か利用させてもらってますが、ちょっとした待ち時間や空いた時間を過ごすのに都合のよい場所ですし、待ち合わせ場所にもいいですよとコメントもいただきました。

たくさんの方に利用してもらえるといいですね。

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外からのこちらの階段は、今も通れませんでした。
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※Facebooページ:小樽駅前第一ビル商店会

【関連記事】
小樽駅前第1ビル地下に勉強や休憩のできるスペース「いちびるプラザ」が2月1日にオープン〜おたるまちなか図書館併設
何だか懐かしさも感じる「小樽駅前第1ビル」には地下街もあるんですが…
なんと!玉光堂小樽駅前店が4月3日をもって閉店
小樽駅前の長崎屋2階に玉光堂小樽本店が 8月11日(火)にオープン(予定)
駅前の地下街入口って?

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2024年3月 8日 (金)

ニュースより/歴史的建造物の小樽市公会堂の屋根瓦を64年ぶりに全面改修

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小樽市が市の定歴史的建造物に指定されている小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)の屋根瓦を64年ぶりに全面改修するというニュースがありました。

2024年2月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、先日(2月21日)発表のあった、小樽市の2024年度予算案に計上されたということです。

小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)は、もとは明治44年(1911年)、当時の皇太子(後の大正天皇)の本道行啓に際して、宿泊のための施設として建てられたもで、その後に公会堂となって活用されてきました。

もともとはすぐ向かいにある現在の市民会館の場所に建っていて、昭和35年(1960年)に市民会館の建設に伴い、現在地に移築され、昭和36年の公会堂の移築拡張工事完成時には、旧岡崎家能舞台が公会堂隣接の現在地に移築されています(※参照:施設案内|小樽市公会堂)。

(2023年1月撮影)
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ニュースによると、外から見て分からなかったのですが、瓦の下にあって瓦を支える木製の板の腐食が進み、瓦の落下が複数見つかっていたそうで、瓦自体も古くなっていて新たに作り直す必要が出ていたそうです。

全面的な瓦のふき替えは、移築以来とのことで、それで64年ぶりとなるんですね。

(夏の様子。2023年7月撮影)
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公会堂は和室や茶室などを備えて、市民サークルや講習会などで市民に広く利用されていて、2022年度は約2万人の利用があったあそうです。

工事期間は4〜10月頃までで、瓦のふき替え工事は6月にも始めて、10月頃までは建物に立ち入ることができなくなるとのことなので、しばらく利用はできなくなります。

とても歴史ある、素敵な和風建築の建物なので、今回の屋根瓦の全面改修によって、市民に愛される建物として、今後も長く活用されていくといいですね。

【小樽市公会堂の主な関連記事】
小樽市公会堂に8月15日までの夏限定でオープンしているカフェ「能-cafe」にいってきました
歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中(2023年度は9月24日まで)
小樽市民会館の敷地内に銅像が建つ藤山要吉と公会堂小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)と紅葉

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2024年3月 6日 (水)

ニュースより/2026年4月に開校を目指していた正看護師養成学校の開校を断念

ちょっと気になるニュースがありました。

小樽市と医療法人社団「心優会」、小樽市医師会が、2026年4月に市内での開校を目指していた、4年制の正看護師養成学校の開設を断念したというニュースです。

3月1日に発表があったとのことで、2024年3月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に詳細が掲載されていたのですが、新設する学校施設の整備費が巨額に上ることが分かり、運営主体となる心優会が負担は困難と判断した結果とのことです。

実はこの件に関しては、状況がこれまで二転三転してきたのですが、なんだか最終的に、進学を目指してた学生さんたちや関係者にとっては、最悪の結果になってしまったような…

※参照ニュース:2024年3月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

この正看護師養成学校の開設に関する経緯については、なかなか一般市民には分かりにくいのですが、ことの始まりは入船町の高台にある小樽看護専門学校(以前の運営は学校法人共育の森学園でした)が、2022年度末で閉校するという方針を出し、それを受けて留萌市の医療法人社団「心優会」が運営を引き継いだんですよね。

(入船の小樽看護専門学校)
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その小樽看護専門学校は2025年度末に閉校として、新たに正看護師養成学校を2026年4月に開校予定としていたんです。

利便性などを考えて新設校の開設場所はウイングベイ小樽が有力候補となっていて、小樽市も看護学校が入居できるように地区計画を変更するなどの準備を進めていたようですが、その後の協議が不調に終わってウイングベイ小樽への開設を断念。

(ウイングベイ小樽)
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その後、開校を目指す医療法人社団「心優会」が運営する野口病院を移転新築して(建設場所は未定)、その病院に看護学校を併設する方針を固めた、というニュースがあったのが昨年(2023年)12月のことでした。

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それから3ヶ月ほど経って、そもそもの開設を断念という、とても残念な結果を迎えることになってしまいました。

ちなみに、小樽では現在、看護師養成機関としては、小樽市医師会看護高等専修学校(富岡1)が2023年3月で閉校しているので(※参照:小樽市医師会看護高等専修学校)、小樽看護専門学校が2025年度末に閉校すると、市内で看護師を養成する学校は市立高等看護学院(緑3)のみになってしまうんですよね。

今回の正看護師養成学校の開設断念については、各方面の言い分は色々とあるようですが、小樽市内での看護師の育成、人材確保という問題もありますし、何はともあれ、進学を考えている学生たちのことを第一に考えて、今後の対応をしてもらいたいですね。

※関連ニュース:小樽市看護学校検討協議会検討終了!新たな開校断念(小樽ジャーナル)

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2024年3月 5日 (火)

新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が小樽港第3号ふ頭基部に3月25日にオープン予定

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小樽港第3号ふ頭基部の以前のおたるマリン広場で建設中の新施設「小樽国際インフォメーションセンター」が、まもなく2024年3月25日(月)にオープン予定とのことで、現地では建物がもうできてるんですよね。

※参照ニュース
3/25オープン!小樽国際インフォメーションセンター(小樽ジャーナル)
2024年3月、新たな観光施設の誕生です! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

この小樽国際インフォメーションセンターには、現在の運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)の案内所と売店が移転してくることになっていて、以前の報道通りであれば、新施設は2階建てで、1階に売店や案内所・トイレ、2階には事務所のほか展望テラスを設けて夏にビアガーデンなども行う計画ということでした。

売店はポートマルシェotarue(オタルエ)という名称で、営業時間は9:00~20:00(年中無休)。小樽後志地域の特産物中心に取り扱うようです。

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隣接地に90台駐車可能の有料駐車場を備え、目の前の合同庁舎横の駐車場と合わせると約300台が駐車可能となるとのことで、駐車場内にはコンテナ3台を設置して、飲食できるスペースもできるとのことですよ。

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ちなみに現在、小樽港第3号ふ頭周辺の再開発計画が実施されていて、これはその一環でもあるのですが、その他、14万トン級の大型客船が第3号ふ頭に入港できるようにと、第3号ふ頭の岸壁改修工事が行われています。

第3号ふ頭の左側には、2023年3月にすでに旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができているほか、多目的ホールを有する新しい観光船ターミナルの計画もあって、第3号ふ頭及び周辺再開発については、名称を「みなとオアシス小樽」として国土交通省の「みなとオアシス」の登録を目指しているそうです。

※参考:第3号ふ頭及び周辺再開発について | 小樽市

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ところで、この小樽国際インフォメーションセンターのオープンはとても楽しみではあるのですが、一方で、先日から周囲をざわつかせているのが、この小樽国際インフォメーションセンターに案内所及び物販拠点を移すことによって、2024年3月31日をもって閉鎖することが決まっている「運河プラザ」についてです。
※参考:観光物産プラザ(通称:運河プラザ)における一般社団法人小樽観光協会指定管理終了について(お知らせ) | 小樽市

(運河プラザ)
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先日、小樽市から運河プラザ(旧小樽倉庫南側)の再活用について、幅広く民間事業者のアイデアを募集して、貸付事業者の選定をするための、貸付方針や貸付概要(案)が発表されましたが、公募はこれからなので、事業者が見つかってからの再開は早くても秋以降になるんですよね。

※参照:令和6年度からの運河プラザ(旧小樽倉庫南側)再活用について | 小樽市

この状況を憂慮して、小樽情報をX(旧Twitter)を中心に個人で発信する小樽アオバト情報局さん(@otaru_aobato)による、運河プラザを今後もこれまでのように観光客や市民が利用できるようにとの署名活動も行われています。

署名活動は、運河プラザ閉鎖反対ということではなく、利活用方法の提案や要望・意見を募って市に届けるためのもので、現段階で集まっている署名と利活用案や意見については、小樽市に提出したとのことです。

運河プラザの再活用についての小樽市の発表については、あらためて別記事で書き留めておこうと思っていますが、いい方向に進んでくれるといいですね。

ということで、新施設の小樽国際インフォメーションセンターが3月25日(月)にオープン予定です。場所的に観光客のみなさんが運河の先となるこの場所まで足を伸ばしてくれるか不安はありますが、たくさんの観光客や市民の集まる施設になるといいですね。

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3月末で閉鎖する運河プラザを今後も利用したい!!〜署名活動中(2月18日まで)〜主催は小樽アオバト情報局さん【追記あり】
ニュースより/歴史的建造物の旧小樽倉庫に入る「運河プラザ」が3月末で閉鎖〜建物の利用再開は未定
ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
ニュースより/小樽港第3号ふ頭近くに新しい観光拠点「国際インフォメーションセンター」を整備〜2024年3月の完成を目指す

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2024年3月 4日 (月)

ニュースより/小樽ジャンプ少年団が2年続けて団員ゼロで廃部の危機

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(写真は2016年の大会時撮影)

ちょっと寂しいニュースがありました。

道内でも歴史のある小樽ジャンプ少年団が、なんとここ2年、団員ゼロが続いて廃部の危機にひんしているそうです。このニュースは2024年3月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、小樽ジャンプ少年団は札幌五輪翌年の1973年発足という歴史ある少年団で、潮見台シャンツェをホームに、一時は団員数が120人もいたそうです。

小樽といえば、スキーのメッカ。そして、ジャンプ競技でも著名な選手を輩出していますが、少年団OBにはレークプラシッド五輪(80年)銀メダリストの八木弘和さんや、前日本代表ヘッドコーチの宮平秀治さん所属していたということで、名門だったんですよね。

近年は慢性的に団員不足に悩まされていて、2022年からは団員不在となってしまったそうです。

習い事の多様化、サッカーなどの通年スポーツに取り組む子どもの増加など、冬期間メインのジャンプ競技をやりたがる子どもが減っているとのことで、加えてそもそも少子化という問題もありますよね。

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私もここ数年、潮見台シャンツェの様子を見に行ってなかったのですが、ニュースによると団員ゼロが続いているので、潮見台シャンツェは現在、雪に覆われたままだそうで、それはなんとも寂しい状況ですよね。

潮見台シャンツェでは毎冬、小中学生に向けた大会が3つ開催されていたのですが、今季は圧雪も行っていないために全て中止になっています。団員がいた頃は、指導者や団員総出で、まずはジャンプ台に積もった雪を踏み固める作業をしていたそうです。
※参考:※小樽スキー連盟

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ということで、かつてはジャンプ王国・小樽、なんて呼ばれたこともあったようですが、それを支えてきた小樽ジャンプ少年団が廃部の危機というこの状況は、なんとも寂しいですね。

※潮見台シャンツェは、市の施設案内によると、現在はスモールヒルジャンプ台2基(K=24m・44m)とミディアムヒルジャンプ台(K=56m)があります。参照:小樽市の体育施設 | 小樽市

【関連記事】
潮見台シャンツェにジャンプ大会を見に行ってきました
緑の小樽潮見台シャンツェ
シーズン前の潮見台シャンツェ
ニュースより/小樽市望洋シャンツェが利用がなくて廃止に

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2024年3月 3日 (日)

UNGA↑2階ギャラリーで「山田祐嗣氏所蔵 小樽ゆかりのお雛さま展」が開催中(3月5日まで)

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3月3日(日)、ひな祭りですね。旧小樽倉庫の小樽百貨UNGA↑(うんがぷらす)2階のギャラリー「unga plus gallery」では、好評だった昨年に続いて「山田祐嗣氏所蔵 小樽ゆかりのお雛さま展」が開催されています。

開催期間は2024年3月1日(金)~5日(火)で、開催時間は11:00~18:00まで。観覧無料です。

このイベントは札幌の雛人形司・山田祐嗣氏が所蔵する、江戸時代から昭和初期にかけて作られた、小樽ゆかりの雛人形を展示しているんですね。小樽の財閥・寿原家ゆかりの名品のほか、貴重なお雛様が展示されているとのことですよ(チラシより)。

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※撮影OKでした。
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こちらが寿原家の稚児雛とのことです。
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素敵で華やかな雛人形が色々と展示されていましたよ。

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奥の一室では小物などの販売がありました。

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ということで、UNGA↑2階ギャラリーでとっても素敵な雛人形たちが展示されている「山田祐嗣氏所蔵 小樽ゆかりのお雛さま展」が開催されています。

ひな祭りを過ぎた3月5日(火)までの開催となっているので、気になる方はお忘れなく。

※参考:UNGA↑うんがぷらすギャラリー…『山田祐嗣氏所蔵 小樽ゆかりのお雛さま展』(3/1~3/5) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※昨年の記事です。
UNGA↑2階ギャラリーで「山田祐嗣氏所蔵 小樽ゆかりのお雛さま展」が開催されました(3/2〜4)※展示は終了しています

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2024年3月 2日 (土)

小樽美術館で企画展「暗黒舞踏ポスター展」が開催中(3月3日まで)

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市立小樽美術館では現在、かつて小樽を拠点に活動していた前衛舞踏集団「北方舞踏派」の公演ポスターを集めた企画展「暗黒舞踏ポスター展」が開催されています。

場所は小樽美術館の1階奥の市民ギャラリーで、期間は2024年2月29日(木)〜3月3日(日)と短いので注意です。

開館時間は9:30〜17:00(最終日は15時まで)で、入場は無料です。

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※この企画展は撮影OKでした。
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2024年3月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄でも紹介されていましたが、ニュースによると、北方舞踏派は山形県鶴岡市で発足し。その後拠点を小樽に移して1970年代から80年代にかけて活動したそうです。

歴史的建造物でもあるレストランの海猫屋(当時)の2階で稽古し、近くの旧前堀商店の建物だった万象館(旧魚藍館)で舞踏公演を行うとともにそこを観光客宿泊施設ともしていました。当時に路上パフォーマンスを見たという方も多いかもしれませんね。

今回は、北方舞踏派で学んだ小樽在住の舞踏家・田仲ハル氏や元海猫屋店主・増山誠氏が所蔵していたポスター約20点を展示していて、色鮮やかで怪しげで迫力あるポスターに目を奪われます。

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今回の企画展では、同時に舞踏の目撃者であり、彼らの刊行する印刷物に俳句や版画作品を提供した、版画家の一原有徳氏と現代美術作家の大畠裕氏の作品(美術館収蔵品)もあわせて展示しています。

3月3日(日)15:00〜16:00には舞踏パフォーマンス(投げ銭歓迎!)も実施されるそうですよ。

企画展の展示期間が短いので、気になっている方はお見逃しなく。

※以下は小樽市HPからの一部引用です。

 小樽市色内に、「暗黒舞踏」の拠点で、村松友視の小説『海猫屋の客』の舞台背景となった二つの建物があり、色内通りを挟んでそれぞれ「海猫屋」と「万象館(旧魚藍館)」と呼ばれました。暗黒舞踏は、土方巽が創作したコンテンポラリーダンスで、剃髪、裸体、全身白塗の怪しい風貌で肉体を駆使した情念的な踊りを差します。土方の流れを汲んだビショップ山田の一派は、「北方舞踏派」を名乗り山形県鶴岡市で旗揚げし、さらに北を目指して小樽に辿り着きました。

 小樽で彼らは、NDA画廊の長谷川洋行から現代版画家・一原有徳を紹介され、一原は彼らの活動場所として、旧磯野商店が相応しいと提案しました。1976年旧磯野商店を改装して「海猫屋」が開店、1階喫茶店、2階を稽古場にして、小樽に舞踏の拠点が誕生しました。さらに翌年旧前堀商店をシアター「魚藍館」として営業を開始し、舞踏公演を行うとともに観光客宿泊施設にしています。(以下略)

市民ギャラリー Collectionストーリー5 暗黒舞踏ポスター展 目撃者・一原有徳 | 小樽市

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市民ギャラリー Collectionストーリー5 暗黒舞踏ポスター展 目撃者・一原有徳 | 小樽市

※参考
暗黒舞踏ポスター展…(2/29~3/3)市立小樽美術館 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2024年3月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
初公開続々!小樽市民ギャラリーで暗黒舞踏ポスター展(小樽ジャーナル)

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小樽市総合博物館運河館では今年もひな人形を展示中(3月3日まで)

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3月3日(日)のひな祭りを前にして、今年も市内各所でひな人形が飾られているようですね。

小樽市総合博物館運河館では、今年も運河館・第一展示室にて、ひな人形を展示中です。

期間は2024年2月22日(木) ~ 3月3日(日)で、運河館の開館時間は9:30〜17:00です。

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明治末期、昭和初期、昭和30年代といった時代の段飾りのほか、豆びなや江戸時代の「古今びな」等を展示しています。

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やっぱりひな人形は華やかで綺麗ですね。それに、なんだか和みますね。

3月3日(日)の最終日には、「うんがかんのひなまつり」と題して、昨年から復活した着物の着付け(要予約・中学生以下)と、5年ぶりのお茶会も開催されるそうですよ。

※Facebookページ:小樽市総合博物館

ひな祭りに関しては、以前は「おたる雛めぐり」というイベントが開催されていましたが、2016年を最後に中止になってしまいました。それでも伝統行事ということで、その後も市内各所でひな人形が展示されているので、素敵なひな人形にふと出会えるかもしれませんね。

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【小樽市総合博物館運河館の入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

【関連記事】
※以前の記事です。
小樽市総合博物館運河館で開催している「運河館ひなかざり」を見に行ってきました(2019年)

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