ニュースより/歴史的建造物の旧小樽倉庫に入る「運河プラザ」が3月末で閉鎖〜建物の利用再開は未定
すいません、ブログに掲載するのが年明けになってしまいましたが、年末、大晦日に大きなニュースがありました。
小樽運河のすぐ近くにあって、小樽観光の拠点でもある「運河プラザ」が、なんと今年(2024年)3月末で閉鎖されるとのことなんですね。
このニュースは、2023年12月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されました。
運河プラザの入る趣ある石造倉庫の建物は、明治26年(1893年)建築の「旧小樽倉庫」で、小樽市指定歴史的建造物なんですよね。1983年に市所有となっています。
運河プラザにはお馴染みの観光案内所があり、その横は喫茶店になっていますが、ここが「1番庫」で、入って右側が土産物店となっている「2番庫」、左奥がイベントがよく開催されている多目的ギャラリーの「3番庫」となっています。
さらに、この小樽を代表する歴史的建造物でもある「旧小樽倉庫」はかなり大きな倉庫で、運河プラザの他にも倉庫の建物の北側が小樽市総合博物館運河館で、中央のレンガ造の部分には「小樽百貨 UNGA↑」が入っています。
で、南側の現在の運河プラザの入っている箇所が、3月末で閉鎖になり、以降、利用の再開は未定で、しばらく閉鎖状態のままになりそうということなんですね。
というのも現在、小樽港第3号ふ頭近くの以前のおたるマリン広場で整備中の「小樽国際インフォメーションセンター」が、3月25日に開業予定だそうですが、ここに観光案内所などが移転するんですよね。
そうなんです。ニュースによると移転後は旧小樽倉庫の運河プラザは閉鎖となるので、ここを市は一括して市民に貸し出す方針なものの、事業募集はこれからで、しばらく閉鎖されたままになるようだ、ということなんですね。
あれ?これって小樽国際インフォメーションセンターの計画が出た時に、すでに分かっていたことなのでは…
ニュースによると、運河プラザ内の営業は、観光案内所が3月25日まで、物販は3月末まで、4月以降は施設を閉鎖して修繕を行うとのことで、その後に先ほどの民間に貸し出す方針とのことですが、利用再開は早くても秋以降の見通しとのことです。
う〜ん、結構大きなスペースを持つ建物なので、有効に活用してくれるところがうまいこと現れてくるといいのですが、ちょっと心配かつ気になるところですので、今後の推移を見守っていきたいと思います。
※実は、運河プラザのギャラリーが今後使えなくなるなどの情報は少しもらっていたのですが、今回北海道新聞で公式に報道されたので、ブログにも取り上げさせてもらいました。
※参照
・2023年12月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・小樽市指定歴史的建造物 第13号 旧小樽倉庫 | 小樽市
【関連記事】
・運河近くの旧小樽倉庫(運河プラザの隣)に「小樽百貨 UNGA↑」が2019年12月にオープンしてます
・小樽市総合博物館 運河館《建物等の基本情報》
・旧小樽倉庫(運河プラザ)は屋根瓦を全面ふき替え工事中
・ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
・ニュースより/小樽港第3号ふ頭近くに新しい観光拠点「国際インフォメーションセンター」を整備〜2024年3月の完成を目指す
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