北海製罐小樽工場第3倉庫の2階バルコニーからの眺め〜マルシェ「小樽DEPARTMENT」にて
北海製罐小樽工場第3倉庫で、先日2023年11月10日(金)〜12日(日)の3日間の日程で、アクセサリーや雑貨、焼き菓子などのお店が出店するマルシェ「小樽DEPARTMENT」が開催されました。
マルシェの正式名称は「OUR PLACES #1 "MARCHE" with 小樽DEPARTMENT」です。
私もイベントを楽しんできたのですが、その様子についてはこちらの記事で紹介しました。
※北海製罐小樽工場第3倉庫でマルシェ「小樽DEPARTMENT」が11月10日〜12日の3日間の日程で開催
で、このイベント期間中、2階のバルコニー部分も一部開放されていたんですが、もともと予約制だったところ、私が行った初日は天気が雨ということもあって人も少なく、予約なしでバルコニーに入らせてもらえたんです。
実は、最終日にもイベントに行ったのですが、その日はバルコニーは予約でいっぱいでした。なかなか建物側から運河方面を見ることはない貴重な体験なので、かなり人気があったようですね。
投稿済みの上記の記事でもその様子はちらっと紹介したのですが、写真を結構撮っていたので、改めて、バルコニーからの写真をここで掲載しようと思います。
では、写真中心に掲載していきすね。
1924年(大正13年)建築で小樽市指定歴史的建造物でもあるこの北海製罐小樽工場第3倉庫ですが、老朽化により一時は解体が検討されたものの、北海製罐から小樽市に土地・建物が無償譲渡されて解体を免れ、現在は今後の活用に向けて動いているところなんですよね。
今回は、改修工事を終えてイベント開催が可能となった、2階の一部が会場になりました。
まだ、自由に建物を使えるわけではなく、一部を使っている現状を第1フェーズと呼んで、この間に第3倉庫を使って行うイベントは、今回の小樽デパートメントも含めて全て「社会実験イベント」として、建物へのニーズを把握し、今後の利活用に繋げていくとのことです。
今回の主催はNPO法人 OTARU CREATIVE PLUS(OC+)と小樽DEPERTMEMT実行委員会との共催となっていますが、OC+は、中間支援組織として、第3倉庫の利活用や周辺エリアの活性化に向けて活動している団体なんですよね。
ちなみに、投稿済みの記事は初日の様子でしたが、その日は平日の金曜日で、天気も雨ということで、人出はそれほどでもなかったんです。しかし、再び行った最終日は、初日とは比べられないくらい、すごい人出の混雑ぶりで、大盛況でした。
こういった歴史ある建物に興味のある方も多かったようですね。
今後、さらにこの建物が有効に活用できるといいですね。
【補足】
実は2021年3月に「北海製罐第3倉庫見学会&オープン勉強会」というのがあって参加したのですが、その際には、第3倉庫内部に加えて、4階デッキに出ることができました。
今回の2階部分とは、また違った視点の眺めで、それもまた新鮮で貴重な体験でした。詳しくはこちらの記事でどうぞ。
※北海製罐小樽工場第3倉庫4階デッキからの風景(3月20日)【動画あり】
【関連記事】
・北海製罐小樽工場第3倉庫は小樽市に無償譲渡に〜ひとまず解体は回避(この1年の動きを書き留めておきます)
・北海製罐小樽工場第3倉庫の建物内部の様子〜第3倉庫見学会&オープン勉強会に参加してきました(3月20日)
・北海製罐小樽工場第3倉庫4階デッキからの風景(3月20日)【動画あり】
※小樽DEPARTMENTの過去記事。
・3日間限定開催の「2015小樽DEPARTMENT」に行ってきました。会場は歴史的建造物の旧小樽商工会議所
・小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所〜イベントで建物内にも入ることができました
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